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【赤】 教会の冒険者 ジェニー[かわいい、と言うと喜んでみせるアナトラに微笑みを返す。 三人が身動きする度にぱしゃぱしゃと泉は鳴る。 そんな事ないよ、という言葉が嬉しかった。>>*0] 熱い、ね。……大丈夫だよ。 [熱い、と彼女が囁いた。 柔らかな腿の感触は 指の動きを止めるにはあまりにも心地よくて、 思わず、強引に暴きたくなった。 けれど、最後の理性がそれを押しとどめた。>>*1 優しく愛撫を続ければ、 次第に自分から足を開きだすのが愛らしかった。 性器に触れられれば、くすぐったい、と小さく笑っていたが 小さな割れ目を細い指先で弄られると、 慣れない感触に思わず喘いでしまう。] (*6) 2023/01/10(Tue) 21:50:35 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーあっ……そこ、 ……アナトラ、そこ、触られるの、 きもちよくて、……やばい、かも、 [達しはしないけれど、 彼女の手指をとろとろとした透明な粘液で濡らしてしまう。 お返し、といわんばかりに強く秘芽を愛撫する。 喘ぎ声が喉をつけば、その上気した肌に――細い喉に、 ひとつ接吻を落として>>*2] ……うん、……中、欲しいんだね、アナトラ。 [ふふ、と頬を染めながら微笑んだ。 桃色の瞳にたまった涙も、弱弱しい懇願も扇情的で、 かわいい、と青年は思わず零した。 ……ところで、たまらず一つ喘ぎ声を零す。] (*7) 2023/01/10(Tue) 21:51:00 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……はぁ、んっ、……ルーナ、ぁ、それは、言うな、って、 [熱を帯びた声で、弱弱しく、ルーナに噛みつく。>>*4 先ほどから並行して胸を弄られて、耐えるのに必死だ。 薄桃色に染まった胸はすっかり汗ばみ、 熱くなって、ルーナの手に満足のいく感触を返していただろう。 ぐい、と引き寄せられて、アナトラの胸と胸を擦り合わされたところで、脳に奔る快楽に強く目を瞑る。] あ、ぁっ、やめ、……本当にやめ、……っぁん、 おれのはいーから、ぁ……――あぁこの、やろー……! [さらに引っ張られて唇を奪われる。>>*5 強引に唾液を飲まされるほど激しく舌を絡められ、(こちらからも絡ませて)、快楽に思考が揺れるのもつかの間のこと。 びくり、と腰が跳ねて、既に勃起していた青年の男性器がより逞しくなった……気が、する。] (*8) 2023/01/10(Tue) 21:54:15 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[おいお前今なんかしたろ!と抗議をする前に、 本能に突き動かされるように] アナトラともキスするし。 ねー? [断られる前にそうっとアナトラの唇を奪う。 最初は触れるだけ。 舌先を搦めて、甘露のような唾液を奪うのはその後。 ……もっとも、そんなことをすると 風邪のごとくルーナの唾液もアナトラに移してしまうかもしれないのだが。 そうしながらも青年はアナトラの前に移動して、 ひくつく花弁の中に指を入れていく。] (*9) 2023/01/10(Tue) 21:56:03 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……あはっ、あっついし、とろとろだね。 [その柔らかな感触に喜ぶように笑ってから、 アナトラの花弁の中、隘路の上の方を、容赦なく擦り始めた。 痛みは感じない強さで。 けれども、物足りなさは感じさせない程に激しく。 指を出し入れしながら、 彼女を愛撫する指の数自体を増やしていく] ……ほらおまえも、さわるから、おとなしくしろっての! [ルーナの怒張にも手を伸ばし、 持て余された性欲を発散させようとするけれど。 こちらは発散できる気がしなかった。 太い怒張を扱いて、亀頭の裏を擦ってやる。] (*10) 2023/01/10(Tue) 21:56:33 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[だめよ、と少女めいた声が耳朶を擽った。 アナトラの手が止まってしまえば、 彼女の手を少し恋しがるように腰が揺れる。>>*12 触って欲しい、と直に伝えられて、うん、と頷いた。] [さて、まさかルーナに見守られる立場になっているとは 青年は思いもしていなかった。>>*16] 共同作業…………って…………良い言い訳だなぁ…… [そう言われると言葉に詰まった。 それもこれも媚薬のせい。あとルーナのせい。 そうに違いない。] [ルーナと口づけた後、アナトラとキスをする。 青年もそう人とキスをしたことがあるわけではないが、 初々しくて可愛らしい口づけだった。 とろんと瞳が蕩ける様も、可愛らしくて。>>*14] (*20) 2023/01/10(Tue) 23:18:04 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[くちゅくちゅと中を鳴らして、 甘ったるくアナトラの花弁の中を愛撫する。>>*15] アナトラ、可愛いよ。 欲しかったんだもんね……。 [花弁から溢れる蜜の匂いが鼻をついて、たまらなく興奮した。 ルーナにキスされながらだと口が塞げないだろう、 なんて思いながら、 彼女がある程度快楽に慣れてきたら、 秘芽の方も一緒に苛めてみる。 見せつけるようにアナトラとキスをするルーナ>>*17を見て、 体の芯が熱くなる心地がした。 くぐもった声が聞こえれば青年の機嫌は上向きになる。 ――が>>*18] (*21) 2023/01/10(Tue) 23:19:07 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……ははっ、どーだルーナ、お前もきもちい……うわっ、……?! [びくり、とルーナから吐き出される胤を避けることもできずに体に浴びる。 相変わらずえげつねえ量……と冷静になる心もあったが、濃厚な精と愛液の匂いに理性は失われていく。 あの、今さらっと人のこと童貞ってばらしませんでした?>>-70] (*22) 2023/01/10(Tue) 23:19:33 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーは。……あ、……えっ? まてまて、ちょっと待て、それはアナトラが裂け、……えぇ、入った…… [性獣の象徴がずぶりと、 抱え上げられたアナトラの後ろの孔に入って行く。 また魔石悪用しましたね……と一瞬青年の目が据わったが、 冷静にツッコミをいれるのも限界だ。 何せ、この両手には既に、2人の体液を受けているのだから。] ……はあ…… ごめんな……アナトラ…… 我慢、……でき、なくって…… [両手に伝った愛液と精液をぺろりとなめて、飲み込む。 甘ったるい。2人の味だ。 ルーナに誘われるまでもなく青年は歩み始めていて、>>*19 最後の理性が、彼女が痛がっていないか、 孔から血は出ていないかを心配して、 アナトラの顔を覗き込んだけれど] (*23) 2023/01/10(Tue) 23:20:54 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……入れるね、アナトラ [そう言って、 ぐ、と、開かれた花弁の中に、熱い雄をさしこんで 彼女を案じながら、ゆっくりと、奥まで進んでいく*] (*24) 2023/01/10(Tue) 23:21:33 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[言いながら、アナトラの頬を撫で、穂先を押し込んでいく。 蜜を垂らす花弁が自分を抱擁してくれるような、 そんな感覚を抱く。>>*30 それでも行為に対する怖れを見抜かれていたのか、 アナトラの手が背にまわり、青年の後ろ髪を優しく撫でた。 受け入れてくれるんだ、という安心感にほっと笑って、] ……良かった。アナトラにも、気持ち良くなってほしい、から…… [彼女の腰を掴んで、 はぁ、と長く息を吐きながら奥まで挿入する。 甘ったるい快楽に背が震える。] (*35) 2023/01/11(Wed) 1:06:59 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……アナトラ越しにお前を感じるの、なんか……っ…… [アナトラの大切なところ、子宮の奥まで突き入れると、 ちょいちょい声を耳に入れていた男>>*33の 怒張の動きも感じられた。 萎えるわけでもないが、喜ばしいわけでもなく、 童貞には刺激が強すぎるシチュエーションだが、 三人の共同作業>>*32と言い切ったルーナは楽しそうである。] (*36) 2023/01/11(Wed) 1:07:40 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー2人とも、動く、……よ。 [ずくり、と紋が疼いて共鳴する。 青年はアナトラの腰に己の腰を突き合わせる要領で、 先ほど彼女が快楽を感じていたところを突いていく。 隘路の手前側を膨らんだ穂先で擦り、 そのまま軽く勢いをつけて、彼女の奥まで。 何度もキスをするようにアナトラの奥を責め立てれば、 肌と肌を打つ音が泉に響く。 叶うならば、上の口にも――アナトラの唇にも啄むようなキスをしようか。 その度に、既に後ろの孔に入ったルーナの怒張にも響くものがあっただろう。>>*33]** (*37) 2023/01/11(Wed) 1:10:59 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――回想―― 『ジェニー、私には過ぎた子。ようく聞きなさい。 あなたの体のことを知れば、世の中の人間は皆怯えて逃げるでしょう。特に、この都市の外の人間は。 いいえ、都市の人間だってあなたを「穴」に追いやるかもしれない。 だからあなたは、男として生きるの。 強く逞しい男として生きて、幸せにおなり』 (6) 2023/01/11(Wed) 3:08:02 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[母の言葉をずっと大事に抱えて生きてきた。 青年の母も別の街で良家に嫁ぎ、嫁いだ男に体を見られてから 淫魔と言われて家を追われ、街の人間に後ろ指をさされ、 このイシュノルドに流れ着いたという。 だが。 言葉だけを形見に生きていくには、 あまりにも残りの人生が長すぎた。 枯れ枝のような手が頭を撫でてくれた感触が、思い出せない。 母が最期に紡いだ言葉は胸の中にあっても、声は蘇らない。 気品のある死に顔を思い出そうとして、うまく像が結べない。 だから青年は、別のものに縋ることにした。 ひとつは、信仰。 神を奉じ、神の為に生き、都市の民に善を施す。 魔のようなこの身でも、それが偽善であっても 「都市の人間たちにとって」正しいことをすれば 救われるのだと信じたかった。] (7) 2023/01/11(Wed) 3:09:45 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[もうひとつは、] お母さん、ただいま。 [都市郊外にある小さな家に青年は住んでいた。 夜に青く沈んだ部屋の中から返事はない。 青年はランプの灯をつけて 水の魔石で身を清めに行った後、 明かりを消し、慣れた様子で古びた寝台に行く。 古びた寝台に、小瓶が転がっている。 迷わず小瓶を手に取ると、すうっと寝具に吹きかける。 普段の青年からはしないような、薔薇の馨が漂う。 それは、死んだ母が唯一愛用していた薔薇の香水だった。 青年を育てる為に生活に苦しんでも、尚。 そのまま青年は枕を抱き、壁にもたれかかって、 窓の外の星を見た。 目を閉じて手を祈りの形に組む。] ……お母さん。 今日も、つつがなく一日を終えられたよ。 あのね、冒険者の仲間がいつもおかしいんだ、オレのこと見るとずっと泣いてて…… (8) 2023/01/11(Wed) 3:12:09 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[思い出の中、ぼやけた母の姿に今日あったことを話す。 声も温度も肉体も、ここにはない。 思い出させてくれるものは、薔薇の匂いだけ。] 『聖なる哉、聖なる哉。我らが導きの神よ。 地上にも地下にも平等に、救いのあらんことを 地獄を住処とする魔を正しく導き給え。』 [眠る前に、小さな声で祈りを口にした。 そのまま薔薇の残り馨の中で、背を丸めて眠りに落ちる。]** (9) 2023/01/11(Wed) 3:14:00 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーあはっ、……うれしい、おれも。 [貴女の姫といわれて喜ばない男はいない。 ちょっと状況が特殊で後ろから別の男の声が聞こえてきたが、>>*47まあそれはそれ。 アナトラの真っ赤な耳を愛でるように 軽く耳の上に口づけながら、奥へ。>>*45] 気持ちいいよ、アナトラ。 あったかい。 [彼女の負荷になりすぎないように締まる中を犯していく。] (*51) 2023/01/11(Wed) 21:00:37 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[途中、ルーナの怒張が精を吐き出すように震えたのが感じられたため、] ……えぐ、ルーナまだ出んの……っ ははっ、2人とも可愛いね。 [と、思わず口にした。>>*48平時ならば青ざめているが、媚薬が効いている今、ルーナの精の匂いは発情と興奮しか齎さない。だから次に口をついたのは笑い声と、少年のように無邪気な感想だった。 アナトラが気持ちいいのは嬉しい事だし、ルーナが喘ぐのも悪くない。 ところで迂遠な否定ってほぼ肯定ですよね>>-113] (*52) 2023/01/11(Wed) 21:00:49 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーせんずりって何だよ、……ったく [その単語は分からない青年だった。>>*49 とりあえずニュアンスは伝わったので文句は言う。ルーナが体勢をやや変えてアナトラを責めるなら、2人の負担が減るようにアナトラの体を支えて、安定するまで律動を緩やかにしていた。 びくり、とアナトラの中がきつく締まるのが感じられた。>>*46 気持ち良くなったんだな、と理解して、青年は優しくキスの雨を降らせる。 ――と、その時、ぐいと乳首が引っ張られ、青年は言葉にならない嬌声をあげた。] あ、……っ、ルーナやめ、ろ……ああ、もう…… [やや前のめりになれば アナトラの胸と青年の胸が触れただろうか。 共同作業、と何度聞いたか知れない言葉>>*50を耳にしながら、抵抗するのも難しく、そのまま緩めていた律動を早くしていく。] (*53) 2023/01/11(Wed) 21:01:41 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……アナトラ、好き、……あぁッ、 あ、……出す、……出す、ね…… ――――っ! [熱で涙が滲むのを感じながら、うねる花弁を擦る。 締まる蜜肉以外にもルーナの手指に苛まれ、 アナトラやルーナと密着する姿勢で深く達した。 彼女の胎の底へ叩きつけるように白濁を出す。 まるで眠る子宮に精を飲ませるように。 (奥で、ルーナの怒張の動きも感じられて妙に体が熱くなった) 白濁を出した後も、 はじめて誰かの中で射精した刺激は強すぎて、 名残を惜しむように軽く腰を揺すり、残った精を吐き出した] (*54) 2023/01/11(Wed) 21:03:42 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……きもち、良かった。 [はあ、と長く息をすると、彼女の額へキスを落とす。 ルーナの手を文句ありげに力なく叩くと、 一度ずるりと雄を抜く。 甘い花弁から、とろりと白く精が糸を引く。 「体、大丈夫?」 と、冷静になってみてまず最初に口をつくのはアナトラへの心配だが*] (*55) 2023/01/11(Wed) 21:04:09 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[甘い嬌声と、>>*59柔らかい我らがお姫様>>*56の体。 それから、知った男の手指で果てた後。 心地よい余韻に浸りながらアナトラの体から離れると、 寂しそうに彼女が眉を下げるのが見えて、 「そんな顔も可愛い」、なんて言葉が口をついた。] だいじょうぶなら、良かった。 [ごぼり、と白い雫が零れ落ちていく。 次いで後ろの孔からも。>>*61] (*63) 2023/01/11(Wed) 22:08:21 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……ん、…………。わかんねー。 [名前を呼ばれれば拒めず、傍に寄る。 ルーナと口づけをして甘く背を震わせた後、 アナトラの髪を優しく撫でて、体をいたわった。 媚薬は薄まったようにも思うし、紋のせいでまだ効果が残っているようにも思われる。 アナトラはどうだっただろうか。 ところでその紋洗浄効果まであるんですか?>>*62] おまえ、まだ……化け物、本当に化け物じゃん…… いやオレも別に萎えてはねえし。でき、るけど。 ……腰を酷使しない範囲で。 [具体的に言うと女体を持ち上げて頑張ったりするのはちょっと、青年には荷が重かった。 だが、アナトラを見る目つきにはまだ熱っぽさが残っている。 だから彼女次第で、またアナトラを押し倒そうとはするだろうが、さて*] (*64) 2023/01/11(Wed) 22:08:35 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[アナトラの記憶が少し戻ってきていることには きっと青年は気づけなかっただろう。>>*67 記憶が無くなっていたから今までの言動だったのだとわかれば、 青年は――、 ……いや、この青年は懐に入れた者にはたいそう甘い。 寧ろ自らの過去の言動を思い返し 青年自身がなんとも言えない気まずさを覚えそうではある。 閑話休題。 アナトラになぜ腰を痛めたのか聞かれて、>>*68 青年は笑みをひきつらせた。] え……いや、それは…… ここに来る途中で獣と戦って、打ち付けてしまって。 あはは…… [(性)獣とだが。] (*73) 2023/01/11(Wed) 23:21:48 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……ありがとう [座っていてもいいよ、と言われれば ありがたくそれは受け取って ルーナが敷いてくれた毛布の上に座り込む。 ひどい性のにおいがした。 しらばっくれるけだもの>>*70を鋭く睨んでやってから、 アナトラに向き直る。 彼女の白い髪がさらりと揺れるのに見とれた。] ぁっ……ん、……気持ちいい。 [男性器に口づけられれば、 それは次第に硬さを取り戻していく。 ふにゃ、と青年は笑って、アナトラの頭を優しく撫でる。 耳殻を指裏でさらっと撫でてから、] (*74) 2023/01/11(Wed) 23:22:54 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーさわるね [と、一言囁いた。 その頃にはルーナが腰を振り始めていて、 アナトラは返事どころではなかったかもしれないけれど。 水面をかき乱していた彼女の綺麗な胸を 細い手指で覆って、そのままきゅう、と揉みこむ。 ルーナに散々揉まれた後だから少し強めに。 時折、ぴん、と乳首を抓って、弾く*] (*75) 2023/01/11(Wed) 23:23:22 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーそう。恐ろしい獣だった。 ……何で笑ってるんだい、アナトラ。 [青年は神妙な顔をした後、 くすくす笑うアナトラに苦笑を返した。>>*76 ルーナに責められるアナトラの姿は扇情的だ。>>*78 (それから漂う匂いのせいもあっただろう) すぐに元気になってしまう自分の雄に苦笑しながら、 青年は彼女の舌先の動きを見ていた。] んんっ……すごく、じょうず……っ アナトラ、…… [穂先から垂れる先走りがアナトラの口を濡らしていくだろう。 頷いてくれるのが見えれば、彼女の胸に触れて揉んでいく。>>*79] (*83) 2023/01/12(Thu) 0:28:01 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー二人で、って、大変じゃないの……? ――、やめ、ルーナおまえさっきから器用だなぁもう、 おまえのためのじゃありません……っ [もう、ルーナの手の感触を覚えてしまった胸が、 揉まれるごとに快楽を伝えてくる。>>*81 文句を言いながらアナトラへの愛撫に集中しようとして、] (*84) 2023/01/12(Thu) 0:28:28 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーっ、あ、ぁあっ。――ぁ、……アナト、ラ、…… それ、くるしく、ない……? だめ、……だよ、……そんな、…… [青年は喉を反らせて喘いだ。 ぐっ、と飲み込まんばかりに、 アナトラが青年の性器を咥えこんでいる。 思わず強く、彼女の乳房を揉んでしまう。 じゅるじゅると卑猥な音が鳴る。 だめだよ、と青年は言うが、それは否定ではなく] (*85) 2023/01/12(Thu) 0:28:43 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーそれ、すきすぎて、 きもちよすぎて、おかしくなっちゃい、そう…… [ぽそ、と囁いて、親指と人差し指で彼女の乳首を抓り、甘い刺激を与えていく。 荒い呼吸をしながらも青年はアナトラを気遣うそぶりは見せる。だが、いくばくか後、耐えられなくなったように太ももを震わせた。] (*86) 2023/01/12(Thu) 0:29:35 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[――そうして、清らかだった泉は淫らに染まっていく。 三人が去ったのち。 休憩ポイントと言われていたこの泉が、 淫魔(吸血鬼)と人間(淫獣)と淫魔の裔の体液によってか それとも焚かれた媚薬の残り馨によってか しばらくの間「催淫ポイント」等と言われるようになるのは、また別の話だ*] (14) 2023/01/12(Thu) 0:34:34 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー…………ん、……っ、 [ふいに、もぞり、と脚を動かす。 匂いにつられてルーナの手つきや声などを思い出していると、 どうも腹がうずいて仕方がなかった。 毛布を握っていた手がそろりそろりと足の間に向かい、 自分では気づかないまま、割れ目に触れている。] ……目先の歓楽、淫らなものからは遠ざかり……。 ………………は、……はぁっ、神よ、……神よ、……お許し、ください……。 [ぎゅっと目を瞑りながら、 水音を鳴らして割れ目をなぞり、その隘路を拓く。 秘芽に、雄に、等しく触れて、最後に指で隘路を強く掻き回すと、喉を反らして声もなく果てた。] (*87) 2023/01/12(Thu) 2:07:12 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――騒動の後―― [ルーナは穴と都市とを往ったり来たりしているようだった。 暖かいスープを作って待っていたらエプロン姿がどうのと言って犯され、料理が冷めると怒ったり。 買い物に行けばルーナの細やかな好み(この場合は、食事や衣服の好みだ)を知れて嬉しかったり。 風呂に入った時に細い手指で優しく体を洗って、こんなところに傷跡がある、ほくろがある、などと無邪気に笑ったり。 そういうささやかな暮らしを送れるだけで、 青年は満ち足りていた。 何だかダンジョンの方角で淫獣が増えたという噂が出たり、入るだけで性欲を催す場所がいくつも出来たりしたそうだが、あー知らん知らんと見てみぬふりをした。ついでに「性」活部分も受け入れた。] (18) 2023/01/12(Thu) 21:35:19 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[アナトラと会いに行く時に共に来るかと聞かれれば、 付いていっただろう。>>17 アナトラに会うことがあれば、 最早アナトラの事を嫌悪していた自分はどこにもなく、 彼女に対して「あの時はすまなかった」と、 銀貨を渡した時のことを謝った、かもしれない。 「穴」まで足を運んで分かったことは、「穴」は決して教会の言う「地獄」などではなかったということだ。 「穴」に住んでいる人は「都市」の人間と姿形は違えども、本質的には変わらないように見えた。 元々「都市」に住んでいた青年が、「穴」の住民に奇異なまなざしを向けられることもあっただろうが、青年は次第に、「魔」そのものを受け入れはじめていた。] (19) 2023/01/12(Thu) 21:36:00 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[そして] お〜。……ダンジョン内に、店。 旅館かぁ。確かにこのあたりに宿泊施設はないけども。 ……って、まさかあの時欲しがったやつか? いいけど、 ……いいけど。 性行為は双方合意必須な? ルーナ [アナトラがどう答えたかは彼女次第だろう。 青年は楽しそうに語るルーナを「仕方ねえなあ」と苦笑しながら眺めて、釘を刺すように最後に付け足した。 入ったら無理やり犯される宿なんて醜聞が立てば泊まるものも泊まらないだろう。 出禁な、と言わなかったあたり、青年はルーナに甘くなっている。] あと、従業員としてちゃんとお前も働くんだぞ。 身なりも冒険者スタイルじゃなく綺麗に整えて。 後から増やすにしても、最初は絶対人手が足りないんだからな。 [穴で働き先を探している女の子などは雇えば来てくれるかもしれないが。 本格的に準備が始まれば、従業員として仕立て上げられていくルーナの姿もあったかもしれない*] (20) 2023/01/12(Thu) 21:36:47 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――旅館の夢―― [そういえば、紋を受けルーナの精を受け入れるようになってから 傷の治りも早ければ、強い魔獣との戦いの後、疲労感で倒れることも無くなった。 体が「魔」にどんどんと変じてきているのかもしれない。 ともかくも、青年はルーナの家族だ。 どこから帰ってきても「おかえり」と彼に声をかけ、笑いかけるだろう。] 戦闘の合間に暖かい風呂に入れれば、 強敵との戦いにも精が出そうだな。 食事も干し肉や携行の水じゃなく、もっと暖かいものが出せるかもしれない。 [うんうん、と、青年はルーナの夢を肯定する。 「いつも合意」には胸の前でバツを作って首を横に振ってみせた。 事後でなく事前同意でお願いします。] っはは。体洗うの嫌がる犬みたいにぶーたれやがって。 綺麗にすれば男前なんだから、文句言うな。 [しかし穴には和装という概念はあっただろうか。あったなら着流しでも選んでやったが。 ルーナには小綺麗なシャツや黒いベスト、ズボンを見繕って、現代で言うところのバーテンダーのように仕立てていっただろう。ネクタイはやめておいてやる。……どうせ性行為の最中に悪用するだろうから。*] (24) 2023/01/12(Thu) 23:22:25 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー――家族サービス―― [また、別の日のことだ。 旅館の事を話す前かもしれないし、その後のことかもしれない。 こんこん、と夜にルーナの部屋の扉を叩く音がする。 それにルーナが応えれば、扉の前には青年が立っている。 ……困惑と呆れ、五分五分といった表情で。] お前は、悪趣味だなぁ。 着てやったけど、こんなもの嬉しいのか? [青年は、普段着慣れない、ひらひらと可愛らしい白いネグリジェを身にまとっている。 それは下着と一緒に買っていたもので、>>21 その下に何を着ているのかは推して知るべし、だっただろう。**] (*93) 2023/01/12(Thu) 23:23:28 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー――家族サービス―― [扉に辿り着くまでに、まるで大型犬のような様々な判断があった、ということは青年は知らないままだ。>>*94 青年の方は、なんとなく、紋が近くにあると「居る」ことが分かるようになったし、別所でルーナが誰かを抱いていると、妙に腹が疼いて仕方がなかったりはする。 が、匂いは抱きしめないと分からない。譲られたシャツと毛布を抱いて、幼子のように寝ることがあるのはここだけの話。 閑話休題。 顔を合わせるなり、ルーナの股間が隆起するのが見えた。 いつもの光景ではあるが、妙に気恥ずかしくて目を逸らす。] 改める気は無いんだなあ、悪趣味……。 ……ん、ルーナのそーゆー、まっすぐなとこは……美徳、だと思う。 [喜んでくれるのは素直に嬉しい。嬉しいが、恥ずかしくもあり、ネグリジェのすそを掴んだ。] (*96) 2023/01/13(Fri) 2:53:48 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーところでこれ、……やっぱ、……こう、布が食い込んで、むずむずする…… [可愛らしい衣装の下で、歪に女性ものの下着をつけた体がみじろぐ。 布地にしまいこめない部分が太ももの上に覗いていて、そのせいで布が引っ張られて花弁に食い込んでいる。 ブラジャーもパンツも可愛らしいからせめて可愛らしく着たいのに、どうしてこうなる、と青年は困り果てた。 だから布を捲り上げられれば、ただみっともなく卑猥な姿をさらすことになるのだろう。] ……わわ、…… ……………。 ん。今日だけ、特別な。 [ふわりと抱き上げられて頬を赤く染めるが、逃げ出すことはしない。 普段なら女扱いをやめろ、と軽くあしらうか黙り込むが、今日は彼にサービスをすると決めていた。 耳元で内緒話をするように囁く。 ふっと、ランプの灯りが消えるのが見えた。 月明かりが窓から射しこんで、ルーナの横顔を照らしている。 月は好きだな、とふと思った。 太陽よりも穏やかで、何より、愛しい彼の名前だ。] (*97) 2023/01/13(Fri) 2:56:03 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[初めての経験に追い付かないことばかりだ。 思考も、肉体も。] あぁ、……気持ちいい、すごくっ……っ! [アナトラの奉仕が強くなる。声が跳ねる。>>*105 白い肌も綺麗な髪も絵画のお姫様のように上品なのに、 柔らかな唇で懸命に雄を食む姿が、とても背徳的だった。 そうして、青年は彼女の喉奥に精を放つ。 紋のせいか一般的な男性のものよりは濃かった、かもしれない。 ふるりと背を震わせ、彼女の頭を、ありがとう、と優しく撫でる。 そうしながらも胸を責める手はやめないで、ルーナからの快感に見悶えるアナトラの姿を、目を細めて見ていた。 そうして三人、性欲に溺れた後に、淫蕩の気配が濃く漂う泉だけが残った。**] (*108) 2023/01/13(Fri) 20:38:46 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー――家族サービス―― ……いや、そんな見んなって。 [じろじろと見つめる視線に眉を下げつつ、喜んでくれているルーナの様子に苦笑した。 こんな風に喜んでくれるなら、やってみて良かったかもしれない。そんな風に思える可愛げくらいは青年にだってある。 が、] えっ。……いや、さわって、ねえけど…… しらん……なにそれ……こわい…… [精の匂いが濃くなって青年はびっくりする。「これからてめえをブチ犯すぜ」といいたげなノリで短パンから白濁滲んだのは流石に驚いた。青年も男の体を持っているはずなのだが、ついぞルーナの如き現象は知らない。 ルーナが服を脱げば、鍛え上げられた体が月に照らされる。 そこまではロマンチックだが下半身が暴走している。青年は「わぁ」と気の抜けた声を出してそれを眺めることしかできなかった。] (*109) 2023/01/13(Fri) 21:07:55 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー……ん。……はずか、しい。 [すそを捲れ、と言われたなら、眉を下げて、膝を擦り合わせてから、そうっとネグリジェをまくり上げていく。 白い布地の下から細い脛、太ももまでが月に照らされて、腹の部分まで捲り上げると、雄と雌の部分から滲んでいた透明な液体が、静かに太ももを滑っていった。] ぁ。……ぁ、…… [喉元に口づけを受けて喉を反らし、肌を震わせる。] ……もう、またマーキングして、……っ、あ、……待って、濡れ、ちゃう…… [雄に胤を擦りつけられれば、いつものことではあるが、オレも男なのにな、とルーナを困ったように見た。 ルーナの青い髪や頬を愛でてやりながら、指先の愛撫にぴく、と体を跳ねさせる。 下着がしっとりと濡れてきているのがわかって、脱がしてよ、と小さい声で請うたが、叶えられることはないだろう。 持ち物にルーナの匂いが沁みつきやすいのは、いつものことだ**] (*110) 2023/01/13(Fri) 21:08:48 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――後日譚―― [真っ白なドレスを着たアナトラは美しくて、 お嫁さんみたいだ、と勝手に喜んだのは、旅館の話をする少し前のこと。 アナトラがこちらを向いて、「合意だったらいいんですよね?」と聞いてくる。 青年はこうみえても平時はそれなりに賢いので、「あっ」と何かを察したような顔をした。] …………合意がとれていれば。 あ、でも、性行為するだけが旅館のお仕事じゃないからね。 というか普通の旅館では従業員は性行為しないんだけど、 そこは……もう……仕方ない……。 アナトラの負担にならないようなお仕事、 考えてみるけど、どうかな。 一緒に過ごせたら、嬉しいと、オレも思うんだけど。 ルーナはもうちょっと事前合意を理解する努力してもらってな。 [全然理解していない男>>25はさておき、 アナトラにそう説明してみたが、どうだろうか。 淫魔(吸血鬼)と人間(淫獣)と。 せめて体面だけでも旅館らしくならないか。 青年の挑戦が始まるのかもしれなかった。] (31) 2023/01/13(Fri) 21:09:28 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[見繕った衣装を着て、髪の毛も整えたルーナは、やはり素材がいいのか格好よく見えた。 青年は誇らしげに「やっぱり男前だな」と彼を誉めただろう。 あんなに女を抱き潰すのに、外見に自信がないのも謎な話だ。 そういうところもまた、可愛らしい所だと、青年は思うけれど>>26]* (34) 2023/01/13(Fri) 21:10:06 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――後日譚―― [ルーナの言葉を聞きながら、>>32>>33>>37>>38 はじめての事なので保証はできない、>>35というアナトラには頷いた。] うん。 失敗することもあるだろうけど、 そうしてみたいって、思うんだ。 ……生気は、その、……うん。 そうだよな、銀貨じゃ意味ないよな。 ……頑張る。 [ルーナと相反して、青年は少し恥ずかしそうに頬を掻いて頷く。あれから何度か彼女に触れる機会はあったかもしれないが、まだ性行為に対して恥じらいも倫理観も持ち合わせているので。 けれど、生気を渡すのは決して嫌ではなかった。] (39) 2023/01/13(Fri) 22:25:44 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー普通の男はちん……男性器見せたらヘンタイ扱いなんだよなあ [はあ、とため息を一つ、零しつつ。 悪い笑みが見えたのはスルーした>>33] 一発ヤってく、って、もう……。 アナトラの言う通り、方針固める方が先。 女将ぃ? アナトラでしょ。 オレはいち従業員でいいよ。既に忙しくなりそうだし…。 あ、でもアナトラの衣装は可愛くしたい。 ふりふりとか興味ないか、ふりふり。 白くて可愛いフリルのついたやつがいい。 [ルーナが飾り付けたいというなら否定はしないが、軽く文句は言っておく。] (40) 2023/01/13(Fri) 22:26:49 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[後日ルーナが旅館の建築場所を決めたなら、 旅館らしい間取りだとか、温泉を引くならどのあたりから、どう魔石を使うか、だとか。旅館のメニューは何を出すべきで、食料はどこから買うか、とか。 アナトラの着る服はやはり可愛らしい白基調のものがいいか……だとか。 そういったことに頭を悩ませ、働く青年の姿もあっただろう。 女将の格好をした時にルーナに襲われたら「衣装が汚れるだろうが」と怒りながら犯されはした。]* (41) 2023/01/13(Fri) 22:28:08 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー――家族サービス―― …は。ぅん、……だから、ってぇ、 [びくり、と大きく体を震わせた。男性器から少しだけ胤が滲んで、ルーナの手を汚している。 濡れて色濃くなった部分が、淫猥な音を響かせていた。>>*117] なんだよ、……お前も飲むの? お乳。 あっ。あぁ……ふふ、……赤ちゃんみたい。ルーナ。 [ずるり、と乳首が引きずり出されて甘い吐息を零す。 月の光が紫色の瞳に映りこむと、青年はそれを愛しそうに眺めて、よしよしと頭を撫でる。 下着のクロッチ部をずらされているのも、花弁に宛がわれているのも知ったうえで、それを拒むことは無い。] ……っ、ぅ、あ、 んんんっ、…… そんなゆっくり……いれられたら、逆に、……感じちゃう…… [感じている表情も、喉を反らし体を震わせる様も、全部、見られている。そうと知りながら青年は困ったように微笑んで、自分の秘芽を擦ると、花弁が怒張に与えるしめつけを強めていこうとした。] (*119) 2023/01/13(Fri) 22:59:19 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[ぬるり、と、隘路を通る度、白濁の感触がする。犯されていると強く感じる。雄が奥まで至ると、は、と青年は甘ったるい吐息を零し、肩で息をした。 蜜肉がルーナを愛でている。 大好き、と言われると、きゅう、と中が締まったのが、ルーナにもよくわかっただろう。>>*118] あ、は……いきなり、そゆの、……やめろ、よぉ。 …………きみが、そーいうの、すきじゃなさそうだから、言うの控えていたんだ、わたしは、 [顔を真っ赤にして目を逸らすが、月明かりに照らされる彼の顔をちらりと見て、後ろ頭を撫でる。背を撫でる。] わたしも好きだから。……ほら、……来て。 いっぱい、……愛してもらいたくて、来たんだから。 [そろり、と腰に足を回しながら、柔らかい胸に彼の頭を抱いた。] わたしのルーナ。お月様に照らされて、 今日は一段と……かっこいい、よ? [そういえば、彼は照れてくれるんだろうか。 耳元でぽそりと囁いて そうして、愛し合いながらも夜は更けていくのだろう。*] (*120) 2023/01/13(Fri) 23:00:04 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――後日譚―― [失敗したとしても、三人なら立ち上がるのも早いだろう。 そう言われて、青年はとても嬉しそうに目を細めた。>>42] うん、そうだね。 [何もかもを偽って、一人で生きる必要はないのだ。 そう思える居場所を作ろうとしているルーナにも、 共に暮らそうとしてくれるアナトラにも、青年は感謝していた。] (44) 2023/01/13(Fri) 23:48:47 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[ルーナの体力が無尽蔵なのは、それはそう。 あれを基準に考えてはいけない。 というか、元々魔のアナトラにそう言わせるルーナとは、一体。] か……かっこいいって、いって、ほしいなあ…… あ、でも。うん、ふりふりは着てもらったら喜ぶ。 勿論。可愛い女の子によく似合うからね。 [ふりふりが好きなんですか?には真面目に頷いた。 青年は純粋に男として、可愛い恰好をした女の子が好きだ。 それがお姫様のようなアナトラならなおの事である。 だから、彼女が可愛らしい給仕服を着てくれたなら、 それはそれはもう、蕩けそうなほど喜んだに違いない。]* (45) 2023/01/13(Fri) 23:49:03 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――半陰陽は夢を見る―― [そうして。 教会の冒険者を静かに辞めて、開いた旅館であくせく働き始めた。 経営はうまくいかないこともあっただろうが、とても幸運な男が開いた旅館だ。ふりふりが似合う、とても美人な従業員だっている。それなりに恙なく過ごせていて、青年は旅館の仕事の合間に、料理を研究することが趣味になっていた。 一般的な人間の女の出産後生存率は低く、それを補うように、魔を受け入れた青年の肉体は少しずつ強化されてきている。 そのことを利用して、青年は休みの日にダンジョンに潜り、資金になる魔石以外に、貴重な薬草や食材となる肉を集める。 そうしてオリジナルの料理を作る日々を過ごしている。] (46) 2023/01/13(Fri) 23:51:52 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[衝動的に人を襲ってしまうから、 誰かと共に過ごすことができない。 そういう魔でも食べている間なら衝動が抑えられるような、 そんな料理を旅館で出して、 魔と人が少しでも憩うことができたなら。 天は、万人への赦しの間を用意しない。>>0:124 だから人の手で、小さくともそれを作れたらと。 信仰を捨てた青年は、そういう他愛もない、 けれども途方もない夢を抱えて、日々を生きている。] (47) 2023/01/13(Fri) 23:52:01 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[そうして、一度目の冬が来た。 めずらしくちらちらと夜空をちらつく雪を見かけて、青年は家の外に出ている。 見上げればそこに星はない。ただ、ふりつもる雪ばかりがある。 ……母が死んだ日も、丁度こんな冬の日だった。 冬薔薇が静かに咲く、冷たい夜だった。] (48) 2023/01/13(Fri) 23:52:44 |
【人】 教会の冒険者 ジェニーお母様。 [青年は空を見上げ、見えない星に手を組んで] …………ジェニーは。 貴女の子どもは、幸せです。 ひとりきりでは、ありませんから。 [そう、報告するように言って、祈りを捧げる。] (49) 2023/01/13(Fri) 23:53:53 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[それから黙って胸に、腹に手を添えた。 少し前から経血が止まった体を、静かに擦って] そろそろ、お前のお父様にも話さないとね。 冬が過ぎて、春が来て、 顔を見られるのは、秋になるだろうか。 ……月が綺麗な季節に、生まれてくるといい。 [ぽつりと呟けば、胎の魔の紋が少しだけ光った、気がした。 ……ああ、そろそろ、彼が帰ってくるのだろう。 青年は静かに笑って、そこでもう少し待つことにした。 家主に、「おかえり」を言う為に。**] (50) 2023/01/13(Fri) 23:56:12 |
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