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【人】 仮面の役者 フランドル「おやおや。 ご婦人の扱いを知らないならず者の末路は、いつだって…」 酒場の喧騒を、それこそ"背景"として。 役者は一人、モノローグを語る。 その内に台本通り、見えざる不運に見舞われた痩身の男を見遣り そら見たことかとばかりに苦笑した。 「──想像に難くないものだ。 だからという訳でもないが、女性はもっと丁重に扱うといい。 同じような、或いはもっと災難な目に遭いたくないのならね」 (8) 2021/12/07(Tue) 22:03:50 |
【赤】 仮面の役者 フランドル「え、ここではそういう喋りをしないといけないのか…?」 「……まあいい、俺は新入りだからあんた達に従うよ 盗み聞きは警戒して当然だ、異論は無い。…そうだな 俺の事は蝙蝠、或いはルーセットとでも呼ぶといい」 (*2) 2021/12/07(Tue) 22:30:12 |
【人】 仮面の役者 フランドル新たな来訪者を告げる、扉の開閉音。 何とはなしにそちらを見遣れば、 当然、今しがたやって来た一人の青年の姿を見咎めて。 ほんの一瞬、目を瞠ったのちに眉を吊り上げて── (19) 2021/12/07(Tue) 23:08:57 |
【人】 仮面の役者 フランドル>>16 エアハート 「 ──エアハート!! お前…この馬鹿、今まで何処ほっつき歩いてたんだ!」 声を荒げ、役者の顔も脱ぎ捨てて。 つかつかと靴底鳴らして詰め寄った。 が、さて。 そちらに詰め寄られるような覚えなどあっただろうか。 (20) 2021/12/07(Tue) 23:09:37 |
【赤】 仮面の役者 フランドル「だとしても、だ。 吊るし上げられる前に定石くらいは学ばせてくれよ。 あんた達のやり方、『お作法』は教えてもらわなきゃ困る。 生憎育ちが悪くてね、前に倣うしか能も無いと来た」 「まあ、そういうわけだ。 宜しく頼むよ、野良猫とやら」 (*4) 2021/12/07(Tue) 23:39:39 |
【人】 仮面の役者 フランドル随分と視線を集めてしまった事に、 心の内で、しまった、なんて思っても。 過ぎた事を悔いても仕方ない。なら今は食い下がるしかない。 役者は演技をしないまま、眼前に立つ男を鋭く見据えている。 (6)(1)2d6+3 (35) 2021/12/08(Wed) 0:12:15 |
【人】 仮面の役者 フランドル>>34 エアハート 胸ぐらを掴もうとはしないし、剣に手を掛ける事も無い。 私怨や喧嘩というよりは、ただ。 「………、」 「はじめましてだと?悪ふざけも大概にしろ、エアハート。 それとも芝居を打つ必要があるような事でも仕出かしたか? 自覚があるなら結構だ。フランドル・スキアー、お前を…」 言い掛けて、舌打ちを一つ。 込み入った話をするには少々耳目が多すぎる場だ。 「…顔を貸せ、どうせ今戻った所なんだろう」 (39) 2021/12/08(Wed) 0:27:19 |
フランドルは、その意図が掴めない。わかっていれば、今頃。 (a17) 2021/12/08(Wed) 0:29:46 |
【人】 仮面の役者 フランドル>>44 エアハート 「だからこそ、悪ふざけにしか見えないと言っているんだ」 この場で槍を振り下ろせばどうなるかなどわかっているだろう。 だから得物に掛けた手は意に介さず、そちらへ背を向けて。 そのまま一人、役者はまた独白を零す。 「『冒険者同士の諍い』なんていつもの事だろう。 いつ起きようが、大したことじゃない。 …ついて来い。似合いの場所で話そうじゃないか」 互いにこの場は『そういった筋書き』で収める事にした。 なら、敢えて逃げ出そうとするほど愚かではないだろう。 だから引き摺って行くような真似はしない。 短く台詞を吐いて、先導するように歩き出すだけ。 そのまま役者は青年を伴って、酒場の外へと去っていった。 (51) 2021/12/08(Wed) 1:52:03 |
【赤】 仮面の役者 フランドル最後の一人に視線を遣れば、 注意していなければ聞こえない程度の声でそう呟いて。 「ああいう手合いは取るに足らない事だって 無闇矢鱈と誇張して騒ぎ立てるもの。 虚言であれ真言であれ放っておいても百害あって一利無し、 さっさと黙らせておくのが賢明だ。それに… 口の軽い奴がこれから先どうなるか。 見せしめとしては、ちょうどいいだろう」 それもつかの間、"蝙蝠"は淀みなく賛同を示す。 手始めに吊るし上げられるのは、地を這う鼠になりそうだ。 「ホドとやらに異議が無いなら、それで決まりだ。誰がやる?」 (*10) 2021/12/08(Wed) 17:20:09 |
【人】 仮面の役者 フランドル「やあ諸君、いつぞやは騒がせてすまなかったね! ああいやなに、放浪の身ともなれば 誰しも何処ぞで拵えた因縁程度はあるものさ。尤も…」 一時の騒動を演じた役者は、暫くの後に戻って来て。 いつも通り、芝居がかった調子で台本通りを並べ立てる。 まるで何事も無かったように、平然と。 その途中"共演者"の方を見遣り、肩を竦めて見せた後。 「向こうは覚えていなかったようだけどね。 ──なんて、よくある悲劇だ。 そういう事にしておこうじゃないか。」 次はしっかり公演の許可を取るからさ、レディ。 だからお目溢しを頂けないかな、なんて眉を下げて。 女主人に許しを請いにカウンターの方へと向かって行った。 (70) 2021/12/08(Wed) 18:46:29 |
【人】 仮面の役者 フランドル「やはりこの程度の騒ぎはよくある事なんじゃないか? 私ももう少し羽目を外しても…… ああ冗談、冗談だともレディ。 そんな目で見ないでおくれ。よそ者は大人しくしているさ」 慌ただしく舞台へと上がり、そしてまた舞台袖へ消えていく。 そんな哀れなごろつきの辿った顛末を涼しげに見送って、 口を滑らせればもう一度肩を竦めて見せた。 「何分手酷く振られたばっかりでね。 傷心中というわけだ。だから今は飲んで忘れたい気分」 グリューワインを一杯、香辛料はキツいくらいがいい。 少し額を上乗せした代金と共に、そんな景気付けの注文を一つ。 (74) 2021/12/08(Wed) 20:18:43 |
【赤】 仮面の役者 フランドル「その通り、"鼠捕り"程度、誰がやろうと同じ事だ。 であれば尚の事、 下っ端の仕事に相応しいというものだろうな。」 「故に"鼠"の相手は"蝙蝠"が引き受けよう。 実力を測るにせよ、信頼に足るものかを見定めるにせよ。 あんた達の好きなようにすればいい。その分…」 (*13) 2021/12/08(Wed) 20:42:48 |
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