【人】 数学教師 長尾 浩明――回想:篠田さん―― 花巻さんと篠田さんは同じクラス。 だから、授業で顔を合わせたこともあるし なんなら篠田さんは 何度も質問に来てくれる生徒の一人で>>91 熱心だなという印象を持っている。 計算ができるのであれば、 こちらとしては教えやすい部類。 計算も苦手な生徒は自分がわからないことが わかっていないことも多いから。 「 時間は気にしなくていいよ。 人に教えるのが仕事だから 遠慮なく質問に来てくれた方が 俺は嬉しいかな。篠田さんは計算がはやいし 苦手意識持たずに解いていけば きっと数学を得意分野にできると思う。 」 お時間を…なんて言われたときは 気にしなくていいって笑って返して。 テストの点数も彼女の頑張りが 反映されていたように思う。 (121) 2021/07/23(Fri) 17:44:56 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 そうだな…兼用出来たらいいな。 普段あんまり派手なの着るわけじゃないし。 」 なんて、ざっくりしすぎた要望はもしかしたら 困らせたかもしれないけれど。 ビジネス用のポロシャツを紹介されれば ふむふむ、なんて大人しく聞いていた。>>92 前開きのタイプのポロシャツ、 色はネイビーにすることにした。 「 すっかり板についててすごいな。 」 なんて、会計を済ませた後に感心したように 言ったけど…反応がどっちかというと 親戚のおじさんみたいになってなかったか、 とか思ったり。* (122) 2021/07/23(Fri) 17:45:25 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――鳳さんと―― ぶつかりはしたけど、転ぶまでに至らなくて 安心しつつ、彼女の返答を聞けば 「 それはよかった。 1人…?学生は友達と来るもんだと思ってた。 あ、このポロシャツは篠田さんのところで 買ったんだよ。着心地よくて気に入ってる。 」 ポロシャツを気にしている様子だったから どこで買ったのか気になったのだろうか、と 購入先を教えた。彼女は確か数学の成績が かなり良い部類だったはず。 自己アピールしていたとは 自分が知る由はないのだが>>0:32 会計なんかをしたならきっと難なくこなすのだろう。 (123) 2021/07/23(Fri) 17:55:29 |
【人】 数学教師 長尾 浩明探している人がいるのか、という問いには 特にいない、と首を振ろうとして ふとよぎったのは、昨日会った 神崎紅葉という女子生徒。 今日も来ているのだろうか、もし来ていたら 聞いてみたい…否、確かめたいことがあって。 「 鳳さんは、神崎紅葉って子、知ってる? 」 確か二年○組と書いてあったから、 同じ二年の ――本当に同じ学年であるのなら 彼女なら知っているのかも、と思って 聞いてみることにした。** (124) 2021/07/23(Fri) 17:56:25 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a19) 2021/07/23(Fri) 17:58:42 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a20) 2021/07/23(Fri) 17:59:09 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――篠田さんと―― テストの答案用紙を返したときの反応は こちらからすれば微笑ましいものだった。 とても嬉しそうで、教師という仕事の やりがいを感じるような瞬間で。 「 本当によくできてたよ。 数学得意って誰かに言っても 納得されるくらいだと思う。 」 既に得意と言える部分まで行っているのでは、 そう思って言葉をかけたのだった。 (148) 2021/07/23(Fri) 20:59:20 |
【人】 数学教師 長尾 浩明そして店での一幕。 「 数学も店の事も頑張ってて。 篠田さんは努力家だな。 」 褒めて欲しかった、なんて白状されたから というわけでもないけど心からの賛辞を。 これを機にたまにお店を覗いて 服を選ぶことがあったのはまた別の話。* (149) 2021/07/23(Fri) 20:59:41 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――現在:鳳さんと―― 思い込みはよくない、という言葉に はっとさせられた。 そうだな、子供の頃はそうやって 一括りにするような思考はしないって思ってた ……はずなのに、な。 「 ……鳳さんの言うとおりだな。 すまない。でも ――― 。 年を重ねると、どうも視野が狭くなったり 頭が固くなったりしがちなんだ。 だからもし、俺がまた同じこと言ってたら 今みたいに言ってくれると助かる。 」 型にはめて一括りにするような発言をしても 非を認められない人にはなってないつもりだから。 謝罪しつつ、でも重くなり過ぎないように、 勿論気を付けるけど、なんて笑った。 自分以上にしっかりした考えを持ち、それでいて 臆せずに意見を言えるのは彼女の美徳だから そのまま大人になればいい、と思いつつ。 (150) 2021/07/23(Fri) 21:17:34 |
【人】 数学教師 長尾 浩明少しだけ間があってから返ってきた言葉。>>138 その間の意味が分からない、なんてことはなかった。 だからこそ、「昨日会ったから探している」 なんて素直に言うことは出来なかった。 「 ……いや、ふと思い出したから。 探してるわけではないんだよ。 」 なんとなく、彼女は神崎紅葉、という子が 亡くなっていることについて知っている気がして。 ただの同学年の生徒であったなら、 含みのある反応にはならないだろう…と推測した。 もしかしたら、同姓同名の可能性だって まだあるんじゃないかって思ってる自分もいるし。 「 どんな子だったかな、と思って。 俺まだ“生徒”の顔と名前が 完全には一致しなくてさ。 」 そう言えば彼女は納得してくれただろうか。** (151) 2021/07/23(Fri) 21:20:07 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a27) 2021/07/23(Fri) 21:22:38 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――現在:鳳さんと―― 立場上、生徒を守らなければならない、 先生とはそんな存在でもあるから そういう意味では“目下”として見ているときも あるかもしれないけれど、>>199 生徒とは同じ目線でいたいと思っている。 先生は教えるのが仕事。 でも、それだけではなくて。 生徒と一緒に学ぶことが仕事。 だからこそ、彼女の言葉は深く響いた。 「 そうだな、お互い教え合おうか。 」 彼女も笑ってくれたからきっと 自分の気持ちは伝わったのだろう、と ほっと胸をなでおろした。>>200 (247) 2021/07/24(Sat) 12:38:55 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 明るくて優しくて、か……。 」 昨日会った時のイメージと同じように思う。 心からお祭りの準備を楽しんでいるように 自分には見えて、それはきっと お祭りを楽しみにする故で。 クラスにいたら注目を集めそうな ……教え子としていたのなら 覚えていそうな、存在。 ―――昨日会って話したのは、やっぱり 「 鳳さんは……死者と話すことって できると思うか? 」 なんて、問いかけておいて 彼女を困惑させるような気がしたから いや、やっぱり何でもない、なんて首を振った。 話が続いたとして…今日はお祭りの日。 楽しみに来たのだろうし、あまり引き止めるのも よくないだろう、と。 「 お祭り、楽しんで。 」 そう言い残して、向かう先は屋台が並ぶ方。 行き先が同じなら別れずにいっしょに向かうことに なったかもしれないけど、どうだったかな。* (248) 2021/07/24(Sat) 12:40:39 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a51) 2021/07/24(Sat) 12:43:52 |
【人】 数学教師 長尾 浩明彼女は自分の問いかけを なかったことにはしなかった。>>259 出来ると思います、という言葉と 楽しんで、という言葉を反芻しつつ その場を後にして。>>260 どの屋台の食べ物から食べようかと 歩いていれば、楽しくて仕方ない と言わんばかりにはしゃいでいる小雪と ばったり遭遇した。>>3 「 あぁ、よく似合ってるよ。 大人の仲間入りだな。 」 微笑ましくて、自然と口角もあがる。 隣にいる母親にも軽く会釈して挨拶をして。 和やかな空気をまとった二人と別れたときに 投げかけられた言葉には。>>4 (274) 2021/07/24(Sat) 15:25:33 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 ―――――……。 」 ねがいなんてもう、ないけど。 でも、そうだな、もしねがうなら。 ―――皆が笑っていられますように、かな。 (275) 2021/07/24(Sat) 15:26:15 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――青果店の屋台―― ぶらついていたらぱっと目に入ったのは 堂本青果店の屋台。 男の一人暮らし。料理が好きでも得意でも ないから、青果店に買い物に行く機会はなかった。 野菜を普段から充分にとっているとは 言えない身。栄養の摂取にもなるのでは、 いい機会だ、と思って近づいていって 「 きゅうりの一本漬け、ください。 」 看板娘がいたなら、彼女に。 いなかったなら彼女の父だろうか、 お店の人に注文をした。 なお、勝負がどうとかそういう話は知らないので 単に食べたかった方を選んだ。 涼めそうだと思ったのも理由の一つ。 手渡されればその場で一口食べて 「 ん、美味いなこれ。 」 目を細めて笑った。* (276) 2021/07/24(Sat) 15:27:13 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a57) 2021/07/24(Sat) 15:29:01 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――青果店屋台にて―― 屋台を覗くと聞こえてくる言い合い。>>280 品書きに……のあたりしか聞いていなかったから 会話の流れはよくわかってないけど ツッコミどころ満載なことしかわからなかった その言い合いのおかげと言うべきか 名前を思い出すことが出来た。 確かにあまり目立つ生徒ではないから やりとりがなければフルネームと顔を 一致させるのは難しかっただろう。 「 堂本さん、こんにちは。 今日は仕事じゃないよ。 」 気が向いたから来た、みたいな主旨のことを 伝えつつ、大きいものを渡されて 一口食べて。美味しくてなくなるのもすぐだった。 少し涼むことも出来た気がする。食べ終わってから、 「 サービスありがとう。 本当に美味しかった、お土産にしたいくらい。 ……普段あまり野菜食べてないしな。 」 他にも客は来るだろうし無理にとは言わないけど、 もし取り置きができるならいくつか頼もうか、と 聞いてみたけど、ダメそうならやめておくつもり。* (290) 2021/07/24(Sat) 17:20:41 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――青果店の屋台―― はなひらの祭りは初めて。 楽しんでくださいと言われれば 笑みを浮かべて頷いた。 確か花火もあったはずだし見ていきたい。 「 そう、独身だとどうも食生活が、ね。 枕元は、困るな… 預かってもらえるなら、 四本、お願いしようかな。 花火が終わったころに取りに来るよ。 」 他にも預かってもらっている人がいるとは知らず 代金を払ったのち、ご厚意に甘えることにした。 そうして頼み終われば、店の手伝いの 邪魔をするわけにもいかないから。 「 お父さんと仲良さそうでいいね。 じゃあ、また後で。 」 詳しく家庭の事情を知るわけではないけど、 父親のことを野菜馬鹿、とか言っていたのは なんだかんだ仲がよさそうに見えた。 もし去り際の一言が余計だったら取りに来るときに 怒られればいいか、なんて考えつつ、 手を振ってその場を後にすることに。 (331) 2021/07/24(Sat) 20:47:42 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――花巻庵の屋台―― 楽しんで、と言われたし、休日に来ているし 自分なりに楽しみたい。 続いて訪れたのは花巻庵の屋台。 たい焼きとべっこう飴を出すと聞いていたから 是非とも食べようと思って。 そういえばもらった食券は一枚だけだったりする。 三枚まで貰えるみたいだったけど 他の生徒にあげてください、って手を振って断った。 「 こんにちは、花巻さん。 ずんだのたい焼き貰えるかな。 」 (332) 2021/07/24(Sat) 20:48:24 |
【人】 数学教師 長尾 浩明もうこんばんはの時間?だとしたら まあ、それはそれだろう。 あんこにチョコにカスタード、そしてずんだ。 全部制覇したいくらい悩ましいが、 ここは他ではあまり見られなさそうな味の ずんだを選ぶことにした。 食券を差し出して、熱々のたい焼きを手にすれば 先ほどと同じくその場で一口。 モチモチの生地に上品な甘さの餡、 流石和菓子屋の屋台、と言った味だろうか。 「 やっぱり美味しいな、ここのお菓子は。 」 自然と顔もほころぶというものだ。 感想を伝えれば、近くのベンチに座って ゆっくり食べることにした。** (333) 2021/07/24(Sat) 20:48:59 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a75) 2021/07/24(Sat) 20:53:05 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――花巻庵の屋台付近―― たい焼きを食べていると声をかけてきた生徒が一人。 二年生の稲出、だっけ。 真面目で確かなかなか出来る生徒だったと思うけど 覚えてる理由はそれだけではなくて。 以前黒柴の散歩をしているところを見かけたことが 何度かあったから。話しかけたこともあったはず。 黒柴については可愛いな、なんて月並みな言葉しか 出なかった気がするけど。 「 稲出君もたい焼き? 勿論、どうぞ。あ、でも… 俺と食べてていいのか? 気になる女子 をお誘いするとか、さ。 」隣に座ってもいいかと聞かれれば断る理由もなく どうぞ、と促した。無言で食べるのも気まずかろうと なんとなくありがちな話題を振ってみたけど、 さて、どんな反応をされただろう。 この手の話題は嫌いな人はとことん嫌いだろうから 嫌がってそうなら話題はすぐに変えるつもりで 聞いてみたのだが。* (362) 2021/07/24(Sat) 22:34:06 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a81) 2021/07/24(Sat) 22:35:23 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――花巻庵の屋台付近―― 先生に声をかけられるのが嫌な生徒も 中にはいるものだけど、 特にそんな様子には見えなかったから 見かけたときには挨拶をしていた。 「 稲出もか。ずんだのたい焼きって たい焼き専門の店でも行かなきゃ 食べられなさそうかと思って。 ずんだって確か枝豆が材料だったか、 小豆とはだいぶ違うよな。 」 奇遇なことに同じ味を選んでいたようで そんな感想を述べながら。 枝豆でビールのおつまみを思い出したとは 言わずにいたんだけどな。 なんとなく振った話題は意外だったらしく>>363 一瞬相手のたい焼きを食べる手が止まったようだ。 「 そう言ってもらえるのは 嬉しいね。先生とはプライベートで 関わりたくない、みたいな子もいるし。 真面目…まあ、真面目なのは否定しない。 だからこそ、気になったともいう…? 」 (371) 2021/07/24(Sat) 23:14:49 |
【人】 数学教師 長尾 浩明ふ、と笑いながら答えれば、 稲出からはどこか理屈っぽい問いが。>>364 そうだなあ、と暫し考えたのちに緩んでいた口元を 少し引き締めて真面目な口調で 「 気になるって思ったけど話してみたら 違ったってことはあって当たり前。 だってそうだろ?稲出だって今 俺がこういう話するの意外だと思ってる。 見ただけじゃ人の本質なんてわからない。 話してみなければ始まらない。 だからそうだな…やっぱり違ったってのが嫌なら それは自分本位な気がするから 嫌ってことなんだろうから。 近づいた時は自分の話をするより相手の話を 多く聴くようにしてみたらいいかも、な。 人に話を聞いてもらうって、嬉しいことだと 俺は思ってるから。 まあ一概には言えないけどさ。 」 自分なりに考えて反応を返してみたけれど。 人との関係に理論最適解なんてないから これはあくまで俺の考え、なんて付け足した。* (372) 2021/07/24(Sat) 23:17:11 |
(a85) 2021/07/24(Sat) 23:18:11 |
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