【人】 1年 高藤 杏音[先程歩いたばかりの道を、今度は逆から歩いて行く。 お待たせしちゃ悪いかな。と言う気持ちと。 お話しすることを考える頭と。 結局走ることはせず、待ち合わせのアーケード街入り口に着いたら、先輩に手を振った。] すみません。お待たせしました。 ありがとうございます。えっと、お時間頂いて。 [ぺこりと頭を下げて。 人通りのちらほらとある商店街。] このアーケード街抜けた少し先に、公園があったので。 そこでお話ししても良いですか? [尋ねたら、2人で並んでアーケード街を歩く。 桜や紅葉やまだ空白の壁や。 先輩の言ってた、時計屋さんや、古本屋さんは、何処だろう? 喫茶店が見えて、それも通り越して。 アーケードの屋根が無くなって。 辿り着いたのは、小さな公園。 この時間には、誰も居なかった。] (158) 2020/11/14(Sat) 12:55:45 |
【人】 1年 高藤 杏音── 公園 ── [くるりと先輩に向き直って。 何から話そう?] えっと……。 まずは昨日のご質問にお答えしようと思いまして。 私。菊波先輩の事、頼りにしてます。 天音先輩が不安定になりそうな話題には、口を噤むし。 小鳥遊先輩が自虐した時は、きちんと訂正するし。 山田先輩が躊躇ってる時は、さりげなく促してくれるし。 私の事も、窘めてくださいました。 私は先輩が思わせぶりな男性だとは思っていません。 芯があって、人を肯定してくれて。 とても頼もしく思っています。 [先輩の事を真っすぐ見詰めて。] (159) 2020/11/14(Sat) 12:58:09 |
【人】 1年 高藤 杏音[それからふっと笑顔になった。] それから頼安。 唯一の同期のこと、信頼してるし、頼りにしてます。 小鳥遊先輩の事も、頼ってます。 櫻井先輩とはすれ違いも多かったけど、小鳥遊先輩が頼ってらっしゃるから、そういう意味で頼ってます。 今日お話ししたら、映画の趣味もあってもっと色々話したいです。 甘えたくなったら、山田先輩に抱き着こうと思ってます。 勉強のやり方は胡桃塚先輩に聞いて。 美容情報は藤枝先輩強いです。 映画に関しては、部の皆。 色んな人に、少しずつ頼って、少しずつ甘えてます。 だから大丈夫ですよ。 [そう言って微笑んだ。 安心してもらえるかな?*] (160) 2020/11/14(Sat) 12:58:54 |
【赤】 1年 高藤 杏音── 古い映画は好きですか? ── 私、古い映画も結構好きなんですけど。 皆さん、お勧めの古い映画とかありますか? 私は一本挙げるなら『スティング』です。 詐欺師の映画!! ドラマ、コンフィデンスマンJPでもオマージュされてましたよね。 (*39) 2020/11/14(Sat) 13:08:34 |
1年 高藤 杏音は、メモを貼った。 (a23) 2020/11/14(Sat) 14:59:11 |
【赤】 1年 高藤 杏音『マイ・フェア・レディ』も素敵ですよね。 映画だとハッピーエンドですけど、原作だと出て行った娘は戻って来ないんですよね。 どちらも好きだな……。 私ヘプバーンは『シャレード』とか『暗くなるまで待って』が好きなんです。年を重ねても美しい人でした。 (*47) 2020/11/14(Sat) 15:10:01 |
【赤】 1年 高藤 杏音── 感度を高める系ってどんなだろう? ── [頼安が挙げる映画は、『バクダット・カフェ』しか見て無くて。 頭の中で曲が流れ始めた。] 『フォレストガンプ 一期一会』とかは? [もしかしたら見当違いだったかもしれない。 今度黒澤映画にも手を伸ばしてみようかな。*] (*49) 2020/11/14(Sat) 15:14:35 |
1年 高藤 杏音は、メモを貼った。 (a24) 2020/11/14(Sat) 15:42:09 |
1年 高藤 杏音は、メモを貼った。 (a25) 2020/11/14(Sat) 15:43:00 |
【赤】 1年 高藤 杏音『カメレオンマン』ですね。 ありがとうございます。 見たい映画が増え過ぎてどうしよう。 嬉しい悲鳴です。 『コーヒー&シガレッツ』も面白そうですね。 (*52) 2020/11/14(Sat) 15:50:45 |
【人】 1年 高藤 杏音菊波先輩。 私、先輩の事が、好きです。 かっこいいって言った時は、正直下心100%でしたけど。 今は、本当に先輩が好きです。 ロマンティックな言葉は、無くても良いから。 何時か先輩にも、私を好きになってもらいたいなって、思ってます。 [そう言って。ニッコリ微笑んで。 手が小さく、震えてるのが分かって。 自分の右手で左手を抑えた。 笑ってるけど。気が付いたら、小さく身体が震えてた。*] (187) 2020/11/14(Sat) 17:54:45 |
【人】 1年 高藤 杏音違います。 ふられたら、ちゃんと傷付くけど。 他の人を頼るから大丈夫ですって意味です。 後、笑ってるのは……。 笑ってるのは、一番可愛い顔を先輩に見て欲しいからです。 杏音は笑った顔が一番可愛いって。 家族が何時も言ってくれてますから。 これでも……、頑張って口説いてます。 [近寄った先輩がしゃがみ込んで。目線が逆転する。 握ってくれた手が温かくて。 震えた手が、少しだけ落ち着いて。 きょとんと、先輩を見たけれど。] (195) 2020/11/14(Sat) 18:36:20 |
【人】 1年 高藤 杏音[自惚れとは言わせないぞって言葉に、今度は自然と心から、笑みが浮かんだ。] 自惚れなんかじゃないですよ? 私は菊波先輩の事が、大好きです。 ……。 [そこでちょこんと小首を傾げて。] なので早めに口説かれてください。 高藤の手練手管は既に底を尽きかけてます。 可愛い攻撃以外に、後は何が効きますか? [素直に先輩に尋ねてみよう。*] (196) 2020/11/14(Sat) 18:36:34 |
【人】 1年 高藤 杏音[左手に、唇が触れて。離れて行った。 それから、甘く響く自分の名前。 その名を呼んだ先輩の表情が、なんだか可笑しくてくすぐったくて。小さく笑いを漏らした。] はい。空先輩。 [名前を呼んだら、自分も少し緊張してしまって。 そんな自分に、また小さく笑った。] (206) 2020/11/14(Sat) 19:40:06 |
【人】 1年 高藤 杏音[先輩が立ち上がれば、おねだりしてみようか。] 空先輩。せっかくだからね。 時計屋さんと古本屋さん。 ご一緒してもらえませんか? 先輩の目から見た、お店も、知りたいなって。 デートしてください。 [微笑んで。甘えてみて。] (207) 2020/11/14(Sat) 19:40:44 |
【人】 1年 高藤 杏音[美術科の先輩にデータを渡すなら、デートは却下されたかもしれませんが。 歩き出したら、そっと背伸びして先輩に囁きかけた。] 空先輩って、結構手が早いですね。 [自分の左手、自分でもちゅってキスをして。 目を細めて笑ったら、アーケードのある商店街に戻ろうか。**] (208) 2020/11/14(Sat) 19:41:01 |
【人】 1年 高藤 杏音最近のは『レディ・プレイヤー1』だけですねー。 後のはそれぞれ古いです。 年代までは詳しく無くてすみません。 『レディ・プレイヤー1』と『グーニーズ』はどちらも監督がスティーブン・スピルバーグだから、私は彼の映画が好きなのかもしれません。 2を見るの、楽しみにしてます。 せっかくだから、3までみたいですね。 それではー! [残念。私は犬鳴先輩や井田先輩のように、年代までさらさら言える知識は無いのであった。**] (211) 2020/11/14(Sat) 19:58:18 |
【人】 1年 高藤 杏音[デートのおねだりは受け入れられて。 少し速度を落としてくれた空先輩に耳打ちされる。 それを聞いて、先輩を見詰めて…………] えっ?!私たち付き合ってるんですか?!! 先輩、思わせぶりなことするなーって思ってました!!! [素でツッコんでしまった自分は、空気をぶち壊したかもしれない。 私が鈍いのか。先輩が分かり辛いのか。 思わず立ち止まって、呆然と先輩を見詰めてしまった私は…… ずっとどこどこ煩かった心臓が、まるで止まったように感じていた。 時計屋さんに足を運ぶのは、もうちょっと後。*] (229) 2020/11/14(Sat) 21:46:31 |
【人】 1年 高藤 杏音[一緒に歩きながら、なんか息が可笑しい。 美術学部の先輩方に、先輩がデータを渡してて。 あ。と、言葉をかけた。] 今日、商店街でおばあちゃんと話したんですけど。 昔、八百屋さんと魚屋さんが同居してた賑やかな店舗が、今はシャッターになっちゃったそうなんです。 そこにもう一度、桜が咲いて。 記録も取って貰えて。 こんなに嬉しいこと無いって。 嬉しそうに話してくださいました。 素敵なお仕事ですね。 頑張ってください。 [微笑んで、ぺこりと頭を下げて。 そのころには、少しは顔の熱も引いてたかな。] (237) 2020/11/14(Sat) 22:25:53 |
【人】 1年 高藤 杏音[時計屋さんは、アーケードから横道に入った通り。 赤レンガの建物で、カーテンの隙間から覗く灯りは、ランプの柔らかな光。 静かに、と、前にも言われた注意事項。こくりと頷いて。 入って………… 壁一面の壁掛け時計。大きな古時計。 カチコチと何重にも響く時計の針の音。 音の海の中に居るような…… 私は口元を抑えて、周りを見回して。 天井から降りるランプ。 思わずじわりと滲む涙で光が幾重にも滲んで。 目蓋を瞬いて、涙を払って。 そっと静かに、この世界に佇んでいた。*] (238) 2020/11/14(Sat) 22:26:07 |
【人】 1年 高藤 杏音[不満じゃなければなって。 一言に、ふっと笑みが浮かぶ。] …………いえ。 正直に言うと戸惑っていますし。 不満?もあります。 でも先輩がそう思って接してくれるなら。 私も少し、考えてみます。 [そう告げて並んで歩いて。 強みと言われたら苦笑して。] それしか出来ないだけです。 [そんな事を、言っただろう。] (255) 2020/11/14(Sat) 23:29:57 |
【人】 1年 高藤 杏音── 時計屋 ── [海の中に居るような、命の音のように聞こえる時計の音。 先輩が、心臓の鼓動のようだと思っていることを、私は知らない。 鐘の音が響いて。先輩の手が触れて。 店内を共に見て回る。 私は一つの棚の前で足を止めて。 金色の綺麗な懐中時計。 綺麗だな。と、思わず視線が引き寄せられる。 先程帽子屋で見た、ホームズの帽子と合わせれば、本当にタイムスリップしたみたいだ。 なんて。値札は見なくても、買えないのは分かってる。 ただ、思わずじっと見詰めてしまっただけ。 隣に並ぶ、鈍い銀色の懐中時計は、空先輩に似合いそうだな。 なんて、銀色の懐中時計を見てから、空先輩を見て。 うん。似合う。と、一人でニッコリ笑った。*] (256) 2020/11/14(Sat) 23:30:39 |
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