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【赤】 彷徨民 ウミ鯨は上手にできたでしょうか。 確かなのはアルと呼ばれていた少女も金魚のように、少女の探していた人のように。 どこかに消えてしまった事です。 『……』 鯨はぷかぷか。 次はどうしたらいいかなぁと考えました。 (*0) 2022/01/22(Sat) 21:07:29 |
【人】 彷徨民 ウミ>>1 ミズガネ 『そうみたい』 ウミも詳しい訳ではないのです。 ただ、そういうものだと聞かされていたからそうなんだなーと信じているだけで。 『ただしぬのをまつのは、イヤでしょう?』 皆生きていたかったのでしょう。 それが生物の本能ですから。 『こどものためのくに』 ウミは子供や大人の区別があまりつきません。 ですが、広間の様子から子供と区分されていた者、大人と区分されていた者はうっすら理解しています。 自身が子供の、あなたが大人の括りに入れられていた事も知っています。 けれど、ウミはあなたが除け者にされていたように思えなかったので、首を傾げました。 『どんなところが、こどものためだとおもったの?』 『――だったなら、いまはイヤじゃない?』 (14) 2022/01/23(Sun) 21:32:34 |
【人】 彷徨民 ウミ>>16 ミズガネ 『だいじなものって、きづきにくいんだよ』 『だから、さいごにおしくなるんだよ』 星がなくなると知ってしまったとき、ウミの星の人々がそう思ったように。 あなたにもなにか、大事なものや諦められないものがあるようにウミは思いました。 まったく的外れな推測かも、しれませんが。 『おー。ウミ、きづかなかった』 『ミズガネはひとをよくみてるんだね』 すごい。ぱちぱちと手を叩きます。 仮説ではありますが、しっかりした根拠があるように思えたのです。 『ウミに?うーん……』 ぷかり。床から離れて考えます。 ウミには国だとか、そういう括りがよくわかりません。 ウミが知っているもので例えるなら。 『ーーゆめ、かなぁ?』 『だれかとおはなしして、ふれられて』 『ウミもひとみたいになれたもの』 『きっとだれでもかんげいしてくれるばしょなんだなーって、おもったよ』 (17) 2022/01/24(Mon) 1:39:09 |
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