【人】 サーチャー ゼクス──ちょっと待ってろ。 [ ネスと一緒にフィルも扉を開けようと、 魔法や腕力…様々な方法を試してくれたみたいだが。 それでもダメらしいと此方を振り向かれ>>24 頷いて前に出る。 扉に触れ、ゴーグル越しに制御の仕組みを探る。 鍵穴らしきものも一応あるが、 殆ど飾りだ。鍵はコレじゃあない。 なんせ、遠隔からの制御でこうなっているのだ。 どこかに動力源に繋がる神経のようなものがあるはずで。 ] ……………んん… [ 魔力を流し、魔法石を弄るときと同じように 機構の力の流れを探っていけば。 一箇所不自然な場所へ行き当たる。 劣化した回路の果て、こうなった原因がなんとなくわかって ] (31) 2024/02/17(Sat) 20:57:01 |
【人】 サーチャー ゼクスああ……。なるほど。 とりあえずネスのせいじゃあない。 多分だが、 この研究所全体の機構を制御するシステムのどっかで 誤作動でも起こったんだろ。 この扉を開けるには、制御システムに触る必要がある。 この建物のどっかに制御盤みたいなもんがあるはずだが… 悪いけど、今は場所まではわかんねえな。 [ 見解を待つメンバー>>25に聞こえるよう、 そう告げて。 どうするか…と眉間にしわを寄せる。 生憎と、この建物は外から見ても大きかった。 おまけに地下まである。 とてもじゃないが、全員一緒に探索していれば 途方もない時間がかかるだろう。 ] (32) 2024/02/17(Sat) 20:57:38 |
【人】 サーチャー ゼクスひとまず、探索が必要だ。 ココに居てもなんも解決しねえことだけはわかる。 お前ら、交信用の魔法石は持ってるよな? [ そうして、ぐるりと全員を見渡そう。 分散しての探索が必要なのだと、 そこまで言われれば伝わることだろう。** ] (33) 2024/02/17(Sat) 20:57:57 |
【人】 サーチャー ゼクス………………。 [ 少しばかり、押し黙った。 何故だろう。 此処に入る前の”嫌な予感”は、無くなるどころか どんどんと膨れ上がっていくばかりで。 しかし相変わらずその根拠もわからなければ、 辺りに敵の気配も感じられない。 なのにこれは、 己の本能の部分を撫でるような妙な気配はなんなのだろう。 ] (42) 2024/02/17(Sat) 22:25:32 |
【人】 サーチャー ゼクス[ けれど。 最近鍛えている事と言い、 ネスにはネスで思う所があるのだろう。 ふむ、と一つ頷いて。 ネスの頭をフードの上から撫でた。 ] 俺も、お前が居てくれたほうが心強い。 俺達がペアになれば 最後のペアはフィルとバドのオッサンになるが、 あいつらも前衛と後衛でバランス良いしな。 俺等が一番戦力は少ねえけど、まぁ… 俺だって結構戦えるからな。なんとかなるだろ。 最悪さっさと逃げてくりゃいい。 多分俺等一番足速えしな。 [ そう言って、大丈夫だと笑う。 探索と生き残りに必要なのは、 何も腕力だけだとは限らない。 ] (44) 2024/02/17(Sat) 22:27:59 |
【人】 サーチャー ゼクスんじゃ、俺らはこの奥行くか。 わりーけどニ階や地下は俺等以外に頼むわ。 一番戦闘力が低い分、逃げ場が多い方を担当したい。 [ トゥエルやアハト、フィルやバドにそう告げる。 役割の上でも、おそらくはダメとは言われないだろう。 それに俺が中心にいる事で、 最悪上下階のどちらかで強い魔物の反応があれば 早めに気付くことができるかもしれない。 誰かから異論がない限り、 そのまま一階奥の探索へ、ネスと二人あるき出そうか。 当然、先に何か声がかかれば 足を止めて話をしてから。* ] (45) 2024/02/17(Sat) 22:28:40 |
【人】 サーチャー ゼクス[ そしてトゥエルが俺の様子を気にかけているのに気づけば ] …野生の勘……。 いや、マジでなんの根拠もねーんだけど… 漠然と……嫌な予感がするだけだ。 気の所為かもしれねえけど。 [ 流石にそこまで秘匿する事でもないと、 やや観念したように答えた。>>46 しかし答えておいて漠然としすぎていて、 やはり不要な心配を与えるだけな気もしてしまう。 ] なんかあったり、負傷してやべえ時は 魔石で連絡した後 可能ならココに集合な。 罠ねーし魔物いねえのもわかってるし。 セーフエリアってとこだ。 [ ネスが他のメンバーに薬を配ってる間、 大事なことを忘れてたとばかりに周りに告げる。 それぞれの用事が終わったなら、 一階の奥へと進もうか。 ] (64) 2024/02/18(Sun) 0:36:18 |
【人】 サーチャー ゼクス─ 一階:通路 ─ [ 各ペアで分かれて散開した後、 俺はネスと共に一階通路の奥へと進んでいた。] はは…っ 犬も食わねえやつだよ。 [ 先程のフィルの様子をちゃんと心配しているネスに、 小さく笑って返す。>>54 実際は喧嘩なんてものですらないだろうが、 詳細なんてわざわざ聞くもんでもないだろう。 施設の動力が生きているくせに照明は消えていて、 ネスが持つ明かりを元に進もうと 曲がり角を伺う。 そもそもココにすら、 脅威となるような魔物は探知にかからない。 それは本当に不自然な程で、 しかし探知にかからなかったからこそ 俺はきっと油断していた。] (66) 2024/02/18(Sun) 0:37:39 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 必死に踏ん張り、 大きなタコのようなそれに抵抗するネスが見える。 タコはネスを引き込むように体を触手で覆いはじめ、 べたべたと服の隙間から触手を肌に這わせ始めた。>>56 ] や…めろ クソ野… 郎……ッ !!!![ 視界が歪む。 今すぐ助けに行きたいのに膝をつく俺の頭に ガンガンと痛むほどの歪な魔力が注がれていた。 ああ、なるほど。 全て合点がいった。 このタコが出てきた瞬間から、 俺の体が妙な反応を示したのも こいつらが俺の探査にひっかからなかったのも こいつらの目的が、俺達に害をなす事ではないからだ。 ] (68) 2024/02/18(Sun) 0:39:50 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ 生物の本能である淫気が、噎せ返るような性の香りが 俺の力と思考力を揺るがせる。 は……、と息を吐く。 普通に生まれた生物であれば有り得ないほどの淫らな気質、 そしてそこから生み出される歪な気配と魔力を 無理やり体の外に逃して立ち上がった。 ネスに纏わりつく触手を掴むと、一本一本剥がすように 根本に短剣を差し込んでいく。 ] ネス、大丈夫か……!? [ 太い触手は一本切るだけでも時間がかかる。 更に切り取った触手の代わりに、 新たな触手がネスに巻き付いていく。 服に入り込んだ触手がネスのズボンにも潜り込み、 思わずぎょっとしてそちらを見た。 ] (*3) 2024/02/18(Sun) 0:40:41 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ そう、こいつらは生殖を目的としているのだ。 探すのは当然、彼らが種を植え付けられる場所。 触手がネスの股間を弄り、 性器や孔を見聞するようにぬるぬると触れていく。 触手を切り取る俺の手首も他の触手に捉えられ、 なかなか剥がす手も進まない。 ] くっそ…… なんか別の手考えねえと…… [ 軟体生物の倒し方として、このやり方は正しくない。 切り落とした触手も未だ動きを止めないし、 必要なのは……急所を一差しにする事。 ] (*4) 2024/02/18(Sun) 0:45:36 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ 幸いにして、こいつらはネスを殺す為には動いていない。 ] ネス、悪い……あと少し、耐えててくれ… [ ネスに纏わりつく触手の本体、 俺はそちらに狙いを定めると弱点を探り始めた。 どんどん纏わりつく触手は、 やがてネスの孔に細い先端を充てがう。 焦燥感に駆られながら、 俺は魔物相手に短剣を振りかぶった。** ] (*5) 2024/02/18(Sun) 0:46:41 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ 苛々する。 こんな馬鹿な生物にも、すぐに対処できなかった己にも。 ネスの服の下を無遠慮に這い回る触手の根本を辿り、 弱点を探している間にも この触手はまるで俺をせせら笑うかのように ネスの衣服を捲りその下を見せつけてくる。>>*10 ] ああ゛!? んだてめえ殺すぞ!!! [ そもそもだ。 ただ種付したいだけなら、あんな風に乳首を愛撫したり 性器を扱く必要はない。 ましてやただの野生の魔法生物があんな事をするなら、 せめてゴブリン以上の知能は必要だ。 だというのに、 明らかに知能なんて本能以外搭載されていないような こんなふざけたタコがそんな真似をするという事は。 ] (*16) 2024/02/18(Sun) 15:53:12 |
【赤】 サーチャー ゼクス(こいつら、 そういう目的 で作られたな!?)[ この研究所に行きたがる者が居なかった理由がよくわかる。 ここはこういうくだらねえものを 大真面目に実験していた施設なのだろう。 そしてこのタコは、その実験の産物だ。 分厚い短剣を手に、タコの中心に飛ぶ。 やつらの眉間とも言える一に刃を定めると、 深くまで思い切り突き刺した。 ] 誰の許可得てネスに触ってんだクソダコ!!! [ ぐりゅ、と捻った短剣を抜けば、 タコは一瞬強く痙攣した後に サァッ……と全身の色を変えて力を失った。 傷穴からは血の代わりにドロドロとした何かが溶け出して、 その性の匂いにまた噎せそうになる。 じわじわと俺の本能を掻き立てる匂いに、眉を寄せる。 短剣を仕舞うと急いでネスの方へと近寄り、 触手を引き剥がしていった。>>*11 ] (*17) 2024/02/18(Sun) 15:54:49 |
【赤】 サーチャー ゼクス大丈夫か…? っくそ、あいつ死んでも吸盤の力けっこうあんな… [ タコを始末するまで耐えてくれたネスの体から、 残りの触手を剥がし終えて。 あちこちに忌々しい吸盤の跡が残ってしまったのを、 苦々しく見つめる。 幸い、俺がかつて施していたネスへのマーキングのおかげか ネスの体の中にまで触手が及ぶことはなく 表面を触られた以外は無事──とも言えるだろう。 だが、決して気のいいものじゃない。 ] 時間かかって悪かった…。 よく耐えてくれたな。 [ ネスの体を抱き寄せる。 この体に俺以外が触れたという事実が、 悔しくて仕方がなかった。 ] (*18) 2024/02/18(Sun) 15:55:18 |
【赤】 サーチャー ゼクスどっか痛かったり、変な感じがしたりは? [ タコに触れられていた箇所を、上書くように触れる。 鞄から出した布でネスの体についた粘液を拭い、 服を捲くって代わりに舌を這わせた。 甘い。 こんな事をしている場合じゃない。 頭の何処かではわかっているのに、 何故か今はネスに触れる手が止められなくて。 ] ……ネス、 [ 散々触手に嬲られていたネスの性器に手を伸ばす。 まだ達していないそこを掌で包むと、 ぬちぬちと上下に扱いた。 ネスの性器の感触が、やけに生々しく掌に伝わる。 こいつに触れて良いのは俺だけだ、なんていう ただの独占欲のせいだろうか。この手が止められないのは。 ] (*19) 2024/02/18(Sun) 15:56:26 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ じわじわと、腰の奥で熱が燻る。 触手に触れられていたわけでもなければ、 俺自身はなにもされていないというのに 何故か妙に体が熱い。 ネスに、触れたい。 匂う。 噎せ返るような性の匂い。 あいつからだ。あの忌々しい触手から。 ] ──……ネス [ 名を呼ぶ。 彼が纏う衣服を捲り、彼の匂いで鼻腔を満たす。 今すぐこの体に種付したい。 ドロドロとタコの体から漏れ出した香りが 俺の理性を上書きするように熱を誘う。 ネスの腹に押し付けた性器は、 痛いほどに硬くその存在を主張していた。** ] (*20) 2024/02/18(Sun) 15:58:00 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ そもそも最初からそうだった。 ”悪い予感”だなんて漠然とした予感で止まる、 今までに感じたことのない気配。 索敵にひっかからない敵。 本能を撫でるような香り。 この研究所は、俺の体との相性が致命的に悪かったのだ。 戸惑うようなネスの声を気にすること無く、 その体に触れる。>>*27 震える肌から感じる、僅かな汗の味。 ネスの体の味に、ほう…と息を吐き 掌の中のネスの熱を、次第に滲む雫を絡ませながら 上下に愛でていく。 裏筋を擽り、亀頭を指輪にくぐらせて。 未知の敵がまだ眠っているかもしれないこんな場所で、 弁えることも知らず、彼の体を愛撫した。 ] (*33) 2024/02/18(Sun) 20:14:48 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ 手のひらについたネスの精液を、舐める。 もっと 愛する恋人の欲情の味。 じりじりと蒸すような熱が、思考力を奪っていく。 ] (*35) 2024/02/18(Sun) 20:15:25 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ けれど、ネスの視界にも入った事だろう。 あのタコの死体の後ろ、 新たに此方に向かってきている、蠢く別の生物の気配が。 少なくともこんな場所で無警戒を晒している場合ではないと 本来なら誰より早くネスを連れて出るはずの男は、 今はなんの役にも立たなかった。** ] (*37) 2024/02/18(Sun) 20:16:11 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ その場に立ち上がったネスが、 俺の体を抱いて立たせる。 今はダメだと強く俺に語りかけられても、 俺はまだ不思議そうにネスを見ていた。 ダメ?どうして。 今俺とお前で交わる事以外、 全てどうでもいいじゃねえか。 まだ霞がかった思考のまま、 ネスに連れられるままに通路から側の部屋へと足を向ける。 走っている最中も、ネスの体が欲しくて 前なんてろくに見ていなかったから 俺を抱いて走ったネスは、かなり苦労したことだろう。 …っ、せま…… [ そうして押し込まれたのは、狭いロッカー。 ネスの体ともども中に入ると、 小さく眉根を寄せて唸った。 この期に及んでも、普段であれば当然気付くはずの 俺等以外の生物の気配に気付くことはなく。 ] (*51) 2024/02/18(Sun) 22:34:44 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ ネスが鞄を探っている間、 自身のズボンに手をかけると 下着の中で窮屈そうにしていたそれを取り出し、 片手で自身を慰めるようにゆっくりと扱いた。 もう片方の手は、再びネスの下肢に。 先程触れた暖かさにまた触れたくて、 ネスの足の間を掻き分けるようにして後孔を探す。 ネスの手を取るような邪魔はしていないのだ。 これでも十分譲歩している方だと思いたいが、 どうしたって邪魔にはなっていたかもしれない。 ヒタ…… ヒタ…… と、俺達のロッカーの側を知らない気配が通る。 その間も俺は手を止めることができなくて、 ネスの体の中に触れようと 後孔に指を沈めていた。 敵に見つかるかもしれないとか、 ネスの調合の邪魔になるだとか そんな事を考えられる余裕はない。 今すぐにネスを床に引き倒し、 自身をねじ込んで仕舞いたいほどの衝動を どうにか抑え込んで息を殺していた。 ] (*53) 2024/02/18(Sun) 22:35:37 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ ネスの邪魔をしながらも、 まだか、と時折視線で伺う。 ろくに働かない頭の中、 恋人の「良し」を待ちわびるように。** ] (*54) 2024/02/18(Sun) 22:35:58 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ こんな状態のガタイのいい男を、 小柄なネスはよく導いてくれたと思う。 いや、ネスでなければ導けなかっただろう。 これが他のやつだったら 俺が言うことを聞く事もなかったろうし、 なにより行き場のない熱をどう発散しようかで この場をがむしゃらに飛び出していたかもしれない。 俺とネスの体の間で、 ネスが道具を取り出し薬の調合を始める。>>*67 とにかくじれったい気持ちが止められなくて。 ネスの作業の合間 眼の前の彼の体をおかずに自身に手を伸ばした。 ] (欲しい…ネス、欲しい…… ヤりてえ……) [ 調合中のネスの後孔を探り指を差し入れれば、 抗議するようにネスに睨まれて。 けれどもう、そんな仕草さえ頭には響かなかった。 ] (*89) 2024/02/19(Mon) 16:42:53 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ クチュクチュとネスの下肢から水音が響く。 ネスの体に差し入れた指を、 中の感触を味わうように幾度も前後させて内壁に振れる。 触れれば触れるほど挿れたくて堪らなくなる衝動を どうにか押さえつけられているのは、 他ならぬネスの声に従ったからだった。 小さく漏れる声も、>>*68 今はそれすら俺を狂わせる毒のようだ。 ] なぁ……、もうもたねえ… お前の事、抱きたい…… [ は…と熱い吐息混じりに呻いたのと、 ネスの薬の調合が終わったのはほぼ同時だっただろう。 もう我慢出来ないと、 がっついてしまおうとネスに唇を寄せようとして。 半端に開いた口に、丸い薬が押し込まれた。>>*69 ] (*90) 2024/02/19(Mon) 16:43:29 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ ネスの体の中に挿れた指は抜かず、 俺の性器を撫でるネスの掌に腰を押し付けながら、 より深く彼の中に触れていく。 触れているだけでもたまらないのに、 俺のものを扱いてくれているのがネス自身だと思えば ドロドロに溶けるように気持ちよかった。 物欲しげに熱を持て余した目で、ネスを見る。 縋るように目の前の唇に自分の唇を重ね、 ネスの手の動きに合わせるよう、腰をゆるく前後させて。 ] ──…、……っ く …ぅ[ やがて、びゅくびゅくと勢いのある精が ネスの手に吐き出される。 殆ど漏らすようなそれは、 普段の自分だったら考えられないような情けないもので。 最も恋しいネスの胎内からゆっくり指を引き抜くと、 脱力したようにロッカー内に体を凭れ掛からせた。 未だ思考はぼやけたままだが、 薬が早くも効いたのかもしくは一度出したからなのか、 幾らかはマシにはなっている。 ] (*92) 2024/02/19(Mon) 16:45:17 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ 徐々に落ち着いてくる思考。 未だ熱の燻りは収まっていない体。 半端に触れた事で、より欲しくなっている眼の前の恋人の体。 ] (*93) 2024/02/19(Mon) 16:46:47 |
【赤】 サーチャー ゼクスあ〜〜〜〜〜〜〜〜 クソ……ッ [ むわっと青臭い香りが充満するロッカーを、 ガン、と蹴っ飛ばして扉を開けた。 篭った熱気が外へ逃げ、幾分か体もスッキリしてくる。 そして、思考が落ち着けば落ち着くほど 理解するのは己の情けなさなわけで。 ] ……悪かった。ネス…。 それとさんきゅ…助かった。 [ どこか悔しげな表情を浮かべつつ、 ネスの肩を抱いてロッカーの外へ出よう。 外にはもう魔物の気配もない。 先程こちらへ来ていた魔物は、 あのタコの死体が目当てだったようで。 此方には興味も示さずに奥へ消えたのを、 今となっては知ることが出来た。 ] (*94) 2024/02/19(Mon) 16:47:13 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ しかし、どうしてこうなってしまったのか。 自分ですらわからない。 おそらく簡単に言葉にするなら この研究所に溢れ返る淫らな魔力に 俺の体がどうしようもないほど反応してしまった…と いう事なのだろうけど。 だとしたら、 そもそも俺がここに来てしまった事自体間違いだ。 最初から知っていればまだ対策できただろうに、 生憎と今から撤退することもできやしない。 ふぅ…と溜息をつくと、側にいるネスを抱き寄せて。 額に一度キスをすると、困ったように笑った。 ] やっぱ、お前が居てくれてよかった。 …少しだけ、ここで休んでもいいか? [ 今この状態ですぐに出発するのもリスクがある。 行くにしても、先程の薬がしっかり回る程度の時間は ここで暫し待っておこうかと提案しよう。 ] (*95) 2024/02/19(Mon) 16:47:39 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ そして。 オマケでずっと気になっていた”ソレ”に手を伸ばす。 濡れた音と嬌声が漏れっぱなしになっている、 仲間内での交信用の魔石に。** ] (*96) 2024/02/19(Mon) 16:47:53 |
【人】 サーチャー ゼクス[ ネスから許可を得て休めたなら、 奴らのソレに”一区切り”がつく所まで黙って聞いて。 それからこちらの音声も入れるように魔石を擦ろうか。 ] 全部聞こえてんぞ。 ゴチソーサマ。 [ 普段あいつらがどんな風に行為に及んでいて、 どんな声を出すのかも ハナから知っていた俺は、至ってなんてことない声で告げる。 まぁ、横でずっと全部聞いてたネスがどう思うかは また別の話だけど。** ] (93) 2024/02/19(Mon) 16:49:00 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ 俺の恋人がネスでよかった。と あらゆる意味でこんなに実感させられるとは。 達して冷静になった頭で、ネスに寄り添いながらそう思った。 あんな風に危険地帯で襲われて、 怒るでもなく俺を優しく危険から遠ざけてくれて。 更に無遠慮に触る俺の手も、必要以上に怒ること無く 落ち着かせようと手淫すらしてくれた。>>*104 根本治療の観点から薬を調合してくれたのもそうだし、 ネスにはもう完全に頭が上がらない。 ロッカーから二人で出た後は、 少しばかりその場で休ませてもらおうと提案し。 頷いてもらえれば、その場に腰を下ろした。 ] …あのタコの体液に中てられた。 多分…確証はねーけど、ネスに変化がない以上 俺の体質とすげー相性が悪かったんだと思う。 [ 今わかる事を、その場でネスに共有しよう。>>*107 ] (*112) 2024/02/19(Mon) 21:23:29 |
【赤】 サーチャー ゼクス[ この研究所の気から感じるに、 そもそもこの研究所全体が ああいうもんを研究する場だという事。 あのタコだけじゃない。 それこそその手の魔物が大量に居て… きっと今魔石から聞こえてくる、フィルとバドのアレソレも それによるものだろうという事。 それらを共有した後、もう一つの憶測もつけたそう。 ] あとはそうだな…。 罠なんかもあるかもしれない。 罠じゃなくとも、エロい事につかえそーな実験装置だとか。 [ 本来発動しないはずの器具が、 不意に誤作動を起こしてトラップのように発動したり。 そういうのも無いとは限らない。 それこそ入り口の扉は そうやって誤作動を起こしたのだから。 ] (*113) 2024/02/19(Mon) 21:24:02 |
【人】 サーチャー ゼクス[ ネスと二人、ささやかな安全地帯となったそこで 薬が効くまでの少しの間をその場に座って過ごす。 魔石からはその間もひっきりなしに嬌声と水音が響き、 俺は腕を組んで”ソレ”が終わるのを待った。 ちらりとネスを見れば、いたたまれないのだろうか 顔を赤くしている姿が目に入り。] (……かわいいな…) [ 少しばかり、そんなネスの姿もじっと見つつ 一区切りの瞬間を待ち。 そして俺は、やたらと艷やかな音を響かせる魔石に 優しく音が漏れていることを教えてやったわけなのだが。 ] ……ん? [ なにやら赤い顔で俺を睨むネスに、 不思議そうに首を傾げた。>>96 ] (101) 2024/02/19(Mon) 21:25:06 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 聞こえていた事を教えてやった魔石からは、 随分と元気な反応が帰ってきた。>>99 思わずクックッと面白そうに肩を揺らし ] こんな所で随分盛り上がってたなぁ。 バド、バド…って。まぁいつもの事か。 [ 魔石の向こうで真っ赤になっているんだろう様子がわかり ついそんな風に誂ってはみたが。 ] ……ああそうだ。それでお前らにも伝える事がある。 コレ、アハトやトゥエルにも聞こえてんだろ? ココ、魔物だけじゃなくて罠や装置も全部ソレ系だ。 多分な。 それ自体はまぁ…脅威の観点から見りゃ 気をつけてくれりゃあどうでもいいんだが…… [ そうして、ちらりと視線を送るのはネスに向けて。 先程は言えなかったが、それより大事な伝達事項があった。 ] (102) 2024/02/19(Mon) 21:25:38 |
【人】 サーチャー ゼクス多分な、俺はココであんま役に立たねえ。 どうも施設に満ちた魔力と相性が悪いみたいでな。 普段通りの探知も索敵もできねえし、 お前らがいる階層にたちの悪い魔物が居ても 全く気づけ無いかもしれない。 ……悪いが、各々でそういうつもりで探索してくれ。 何もなきゃそれでいいし、 俺も目で見える範囲なら通常の索敵はできる。 俺とネスはこのまま進む。 [ それは、あのタコと接敵した時に確信したものだった。 あんなデカブツがすり抜けてしまう索敵は、 普段通りに機能しているとは言い難い。 幸い命の危険という意味では薄そうな施設だ。 俺とネスがこのまま進むだけならなんとかなるだろう。 ] (103) 2024/02/19(Mon) 21:26:27 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 薬の調合をし始めるネスを、じーー……っと見つめる。 あぐらをかき、膝に肘をついて。] なぁネス。 [ 俺から目をそらすネスに、ニマニマと口元を緩めた。 ] ……もしかして、嫉妬してくれてんの? [ フィルの喘ぎ声を聞いている、と知って 複雑な表情をする理由があるとすれば、 そんな所かとあたりをつけて。 無遠慮に聞くさまは…そう 別世界で言うところの”ノンデリ”というやつだった。* ] (105) 2024/02/19(Mon) 21:29:52 |
【人】 サーチャー ゼクス[ そして、話は俺達以外の情事の音に向く。 交信をきったあとのネスへ、 そんなものを聞いた所で何も感じないと 特に何を誤魔化すわけでもない事実を告げた。 ] なんだよ。驚いた顔して。 [ 俺の返事を聞いた後のネスは、 まるで意外だとでも言うように驚いた表情をしている。 なんだかそれが面白くて、 目をそらすネスを見つめながら意地悪く彼の本音を探った。 薬を調合する事で気を紛らわせようとするネスに、 嫉妬か、なんてデリカシーも知らない言葉を発して。>>111 大きな音で皿を傾ける様子を見れば、 可笑しそうにまたクスクスと笑った。 ] (118) 2024/02/19(Mon) 23:45:24 |
【人】 サーチャー ゼクスっくく…… 可愛いなぁ…俺のネスは……。 [ そんな風に態度で示されてしまえば、 YESだと告げられているようなものだ。 顔を真っ赤に染めて、 図星をつかれて手元を狂わせて。 あんまりにも可愛いから、 このままちょっと悪戯をしてやろうかと 身を乗り出した時だった。 ネスの体が、僅かに跳ねたのは。 ] (119) 2024/02/19(Mon) 23:45:38 |
【人】 サーチャー ゼクス………何だ…? [ 首を気にするように触れるネスに、 怪訝な顔で眉根を寄せる。 一瞬、どこかで小さく風をきるような音がした。 ごくごく小さく、聞き間違いにも思えるような そんな僅かな音。 何かが飛ぶような、そんな音が。] おいネス、大丈夫か? [ 血の匂いはしない。 ネスの様子からも、 何か怪我をしたような感じはしないのだが。 それでもネスが何か体に違和感を感じたのならと 近寄って様子を探ろうとして。 ] (120) 2024/02/19(Mon) 23:46:31 |
【人】 サーチャー ゼクス[ それが一拍遅れた先程の会話の続きだと気付くのに、 僅かに時間を要した。 なんせあまりに唐突で、 なんなら先程のネスはそれを否定しようとしていたのだから。 急に照れが収まったとしても違和感がある。 現に言葉を発したネス本人が、 何が置きたのかと口を覆っていて>>114 ] …う…れしいけど…… どうしたんだ、ネス……。 [ 何か様子がおかしい。 視線が合えば、戸惑うようなネスの顔がそこにある。 けれど口から出るのは、 俺への愛の言葉だけで。 それが何かこの施設の罠によるものだと、 理解するまでにそう時間はかからなかった。 ] (122) 2024/02/19(Mon) 23:47:27 |
【人】 サーチャー ゼクス[ フリーズである。 何を言われたのか理解できないでいる俺を前に、 聞いたこともないような叫びを上げるネスが どこかへ走り去っていく。>>116 捕まえなければならないのに、 脳みそだけが置き去りになった俺の足は 一瞬その場に固定されて動かなかった。 ] (え? なんて? いやまて、あの罠のせいか? なんて? いやでも罠のせいだとして 本音じゃない事を言う何か…があったとしたら その前に俺を好きって言ってんのはおかしいし… え? なんて???? )[ 少し遅れて、ネスの「追ってきて」という本音が 少し遠くから聞こえ その言葉を理解するより早く、漸く動くようになった足で その場から飛ぶようにネスの元へと向かった。 ] (127) 2024/02/19(Mon) 23:49:43 |
【人】 サーチャー ゼクス[ そもそも足の速さだけで言えば、 俺はギルド内でも相当上位に入る程だ。 ネスの元へ辿り着くのにもそう時間はかからず、 トン、トン、と大きく地面を蹴るようにその背中に追いつくと 未だ混乱した頭のままネスの体を抱いて止めた。 ] ネス、待て…… [ 尚まだ頭は混乱している。 というよりも、 簡単にへーそうなんだと受け入れられないのだ。 今一番大事なのは、 それがネスの口から”何故”出てきたのかで。 ] (128) 2024/02/19(Mon) 23:50:21 |
【人】 サーチャー ゼクス(嫉妬した、は本当だろう。 つまり、俺が好きってのもまぁ…当然本当だとして… それじゃあその先の言葉も必然的に本当って事になる。 ネスの反応からして、 ”言うはずじゃなかった本音”を 言っちまってるって事か……?) [ ネスの様子をしげしげと見つめるも、 特に操られたり、催眠にかかっているような様子はない。 ならばアレはなんなのだと推測をしてみるが、 結局ソレも確証はなく。] …ちょっと待ってろ。 静かに…その場で待てるか? [ ネスの首をじっと見る。 俺も落ち着かなきゃならないが、 ネスにも落ち着いてもらわねば。 もしも頷いてくれたなら、 ひとまずその首の針を引き抜こう。 ] (129) 2024/02/19(Mon) 23:50:55 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 首から針が抜ければ、ネスの症状は治まるのだろうか。 それとも今暫く続くのか、俺には判断ができないでいたが ] ……その………… [ 言い淀む。 ネスの体は依然抱いたまま。 彼が逃げることがないように腕で抑えて ] 逃げなくて良い。 大丈夫だから…。 [ ネスが落ち着くまで、そっと頭を撫でる。 未開拓のエリアの中、 ひとまず目の前に敵意のある魔物はいなさそうだと 辺りを見渡して。** ] (130) 2024/02/19(Mon) 23:51:21 |
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