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【人】 唯の青年 レグナこちらもタダになる権利で色々持ってきたり貰ってきたりした事だろう。 ラムネやたこ焼き、焼きそば、焼きトウモロコシ。色々なお祭りの戦利品が椅子に並んでいる。 「? あんたの方こそ、な にっ……!??」 横を掠めていった7本のロケット花火に、ヒヤッとした表情で。 「あっ…… ぶねえな!? ロケット花火は人に向けちゃいけません!!」 早速ちょっとだけ後悔したかもしれない。 (0) 2023/09/16(Sat) 0:34:46 |
【人】 唯の青年でいたい マオ「大丈夫じゃ! おまえには当たらぬようにしたからの!」 早速後悔しはじめているなどいざ知らず レグナが怪我をするのはいやじゃからのと、呟きつつ。 「人に向けて当たるか当たらないかのスリルというやつを 楽しむものかと思っておったが……違うのかのう……」 じゃあ、違う花火にしようかのうとスタンダード手持ち花火を100本くらい束で持ってきて。 おまえもやるのじゃ!と1、2本だけレグナに渡す。 なぜかマオの分だけ妙に多い。 そう、その100の束ごと火をつけるからだ── (1) 2023/09/16(Sat) 2:54:13 |
マオは、100の束の花火に火をつけて……。 (a0) 2023/09/16(Sat) 2:55:17 |
マオは、 シュゴゴゴゴゴォオオオ!!! と燃え盛る花火を誕生させた。 (a1) 2023/09/16(Sat) 2:56:25 |
【人】 唯の青年 レグナ「そんな危険な遊びを俺が提案すると思うか??」 コントロールはバッチリなのだろうけれど、それでもヒヤヒヤする。 水、足りるだろうか。バケツもう一つ持ってこようかと思い始めた。 渡された手持ち花火を受け取り、蝋燭から火を移して。 一本だけでも割と勢いのいいその花火を、100本付けている様子を見れば。 「待て待て待て多い多い!!!!」 何か発射でもさせるのかというレベルの花火に、当然焦るのだった。 100本同時に付けるとおもわねえじゃん!!!!! (2) 2023/09/16(Sat) 12:11:48 |
レグナは、この後めちゃくちゃ追加バケツを持ってきた。 (a2) 2023/09/16(Sat) 12:12:32 |
【人】 唯の青年でいたい マオ「れ、レグナ! 火が〜〜……アチなのじゃ!」 勢いよく燃え盛る火が止まらない! けれどそれが楽しいらしく、ぱたぱたとはしゃいでいる。 この後レグナに消化してもらうことになった。 「レグナ! おまえはどの花火が好きじゃ? 次はそれをやるぞ」 (3) 2023/09/16(Sat) 14:57:07 |
マオは、煙でむせている。 (a3) 2023/09/16(Sat) 15:05:52 |
【人】 唯の青年 レグナ「だろうな!!!! ほら、燃え移る前に消すぞ!!!」 100束のクソデカ花火を急いで消化して、それでもニコニコ笑っている様に、やれやれと一息。 それから、しばらく考える様にしてから、ポンと手を打つ。 「俺は……あんまり派手じゃないけど、ほら、あれ。 線香花火の、落ちるまでの長さで勝負するって奴、やりたい」 (4) 2023/09/16(Sat) 20:56:38 |
マオは、レグナが、おまえがいい。 (a4) 2023/09/16(Sat) 21:43:51 |
【人】 おまえだけの マオ「ゴホゲホッ…… ウ゛ッ……ちょっと待て…… 閃光花火? 」煙に飲まれて、若干テンションが下がっている故にちょうどいいかもしれない。あなたと想像しているものが違うことには気づいていないが。 「ぴかぴかのやつかのう……どれじゃ?」 尺玉を集めている。 (5) 2023/09/16(Sat) 21:59:22 |
レグナは、例えマオがかみさまでも、猫でも、人でも、何だったとしても。ただひとりとして愛しただろう。 (a5) 2023/09/17(Sun) 1:30:53 |
【人】 あんたの大切な レグナ「 大分違う想像されてる気がするな?? 線香花火だよ。小さな火に、周りがパチパチってするんだ。……あった、これこれ」 他の花火と比べると、いかにも心許なそうな外見。 「落ちる時はぽとっと落ちるんだ。 だから、長く持ってたらラッキーかもしれない。みたいな勝負」 (6) 2023/09/17(Sun) 1:34:24 |
【人】 おまえだけの マオ「その、 ふにゃふにゃの萎えたやつ が好きなのか?」使えるのか、と驚きを隠せない。 見せたかった打ち上げ花火は、あんなことになってまともに見られなかった故にこのでかいやつもやりたくもあるが、ひとまずは置いて。 「ぱちぱち……やってみるか……」 記憶を思い起こせば、静かに行う花火を知っている気がした。 一本つまんで、レグナの傍らにしゃがんで、火を点ける。 「……………………………」 じっと、小さな火の玉を見つめた。 やがてぱちぱちと火花が散ってくる。 (7) 2023/09/17(Sun) 7:05:40 |
マオは、レグナと線香花火がどのくらい続くか勝負!長さは13くらい。 (a6) 2023/09/17(Sun) 7:07:35 |
マオは、じっとしているのがたまらず、すぐに落としてしまった。 (a7) 2023/09/17(Sun) 7:08:42 |
マオは、不安に駆られた。わなわな震えている。 (a8) 2023/09/17(Sun) 7:31:20 |
【人】 あんたの大切な レグナ「萎えた奴言うな。 ひょろひょろしてるけど、前に何かで見た時綺麗だったの覚えてるんだよ」 何処で見たのかはやっぱり思い出せないのだが。 派手な奴も後でやろうぜ(先程の100束花火も十分派手だった様な気はするが)と言いつつ。 こちらも線香花火に火を付ける。 (8) 2023/09/17(Sun) 16:23:11 |
レグナは、マオと線香花火がどのくらい続くか勝負!長さは85くらい。 (a9) 2023/09/17(Sun) 16:25:43 |
レグナは、思っていたよりも続いた。心なしかドヤ顔になっている。 (a10) 2023/09/17(Sun) 16:26:43 |
【人】 おまえだけの マオレグナの線香花火が己の何倍も続いていることに気づき、しょんぼりとした面持ちで、鎮火した自分の花火を持つ手が震える。 「レグナぁ……」 「……これ、日々が続くようにって願掛けなのじゃろう? すぐ落ちてしまったら……わし、続かないのでは……?」 それは嫌じゃ、ともう一本花火を取り出して火を点ける。 今度こそと見つめて……12くらい続いた。 (9) 2023/09/17(Sun) 19:33:25 |
マオは、……………。 (a11) 2023/09/17(Sun) 19:35:19 |
マオは、レグナに泣きついた。 (a12) 2023/09/17(Sun) 19:36:15 |
【人】 あんたの大切な レグナ「ああもう、泣くなって。 あくまで願掛けの話だ、得意不得意はあるだろうし、な?」 泣きつかれればその背を抱きしめ、 やれやれよしよしぽんぽんをする。 そこまでマジになられるとは思わなかったんだ……。 「さっき用意してた、派手な奴あっただろ。 そっちなら長く楽しめるだろうし、そっちの準備もしようぜ」 言うと、先程用意していた様子の花火の方に目線を向ける。 (10) 2023/09/17(Sun) 21:49:53 |
【人】 おまえだけの マオ「……泣いとらん。嘆いておるのじゃ」 せっかくの褒美を台無しにするわけにはいかない。 よしよしと慰めてくれる手には甘えながら、強がっている。 「じゃあ、さっきのやつ上げる。レグナもやるのじゃ」 尺玉をいくつか並べて、端から順に火をつけていく。 祭りで上がっていたものほどではないが、綺麗な花が空に咲くだろう。 (11) 2023/09/17(Sun) 23:42:57 |
マオは、紫colorの飛行機型の花火が夜空に咲く。 (a13) 2023/09/18(Mon) 0:02:56 |
(a14) 2023/09/18(Mon) 0:08:03 |
マオは、うまそうな花火じゃ! (a15) 2023/09/18(Mon) 0:08:26 |
【人】 あんたの大切な レグナ「そういう事にしといてやる」 相変わらず強がりなのだから。 しばらく慰めた後は、軽く頭を撫でて手を離し。 「はいはい」と言って、準備に取り掛かる。 ――夜空に上がった飛行機型に、 これも用意して貰ったのかと思う。 心なしか、それを見る横顔は嬉しそうだった。 (12) 2023/09/18(Mon) 2:44:51 |
(a16) 2023/09/18(Mon) 2:45:54 |
レグナは、猫の肉球型の花火も夜空に上げた。 (a17) 2023/09/18(Mon) 2:46:35 |
レグナは、緑の肉球と、橙の肉球が、夜空に二つ並んでいる。 (a18) 2023/09/18(Mon) 2:47:22 |
【人】 おまえだけの マオ「たまやー…!」 空に咲いた動物たちのちいさな花火に声を投げてみる。 「…じゃ! 花火があがったときに叫ぶらしいのじゃ…… レグナ〜あの花火は気に入ったかの?」 社の縁側に腰を下ろす。はしゃぎすぎたので休憩。 花火はたくさんある故まだまだ楽しめそうだ。 マオは戦利品からラムネを引っ張り出して、飲んでみる。 それが妙薬のラムネとは知らず── (2)1d6 (13) 2023/09/18(Mon) 6:59:21 |
【人】 黒猫の マオ02.任意の動物になる ころん、とラムネの瓶が落ちて、零れた。 瞬き一瞬で浴衣を残してマオの姿は消え そこには、ふわふわの長毛の大きい黒猫がいた──。 (14) 2023/09/18(Mon) 7:04:15 |
マオは、にゃ〜〜〜〜〜〜〜!???(猫ににゃってる〜〜!??) (a19) 2023/09/18(Mon) 7:04:58 |
【人】 あんたの大切な レグナ「……はは、気に入った。 花の様な形だけだと思ってたけど、他にもいろいろあるんだな。」 自分の為に用意してくれたのだろうとわかり、 嬉しそうに顔を綻ばせる。 此方も縁側に腰を下ろして、焼きトウモロコシをかじり始める……が。 ▼ (15) 2023/09/18(Mon) 12:58:49 |
【人】 あんたの大切な レグナ「!?……!???」 一つ瞬きをした瞬間、マオの姿が消えたので、それはもうびっくりした。 ニャーという声にあわててそちらの方に寄って行けば、そこには何処かで見た様な雰囲気のふわっふわの黒猫が……!! 「えっ、……えっ」 「もしかして、マオか???」 猫じじいとはよく言うが、マジで猫になってる。何で???? (16) 2023/09/18(Mon) 12:59:11 |
【人】 黒猫の マオ黒猫は「にゃぁ」と返事のようにひとつ鳴く。 おもむろにレグナの膝の上に乗って、何かを訴えているようだ……。結構重たい。 かと思えば、あなたが食べていた焼きトウモロコシを 齧ろうとしているだけだった。 (17) 2023/09/18(Mon) 14:54:11 |
【人】 あんたの大切な レグナ「やっぱりそうなのか……」 あのラムネ、一体何が入っているんだ……?? ともあれ膝の上に乗って来たのなら、軽くもふもふとその毛並みを撫でる。 「あ、こら」 焼きトウモロコシはあっさり齧る事が出来るだろう。 悪戯好きなのは相変わらずだ。 (18) 2023/09/18(Mon) 17:48:39 |
マオは、黒猫はレグナに撫でられて、ゴロゴロと喉を鳴らす。その手に頭を擦り付けた。 (a20) 2023/09/18(Mon) 19:42:08 |
マオは、焼きトウモロコシを齧って、もぐもぐと食べている。 (a21) 2023/09/18(Mon) 19:42:34 |
マオは、「にゃあ……にゃぁ……」心なしか切なげな鳴き声。 (a22) 2023/09/18(Mon) 19:44:51 |
【人】 あんたの大切な レグナ「……ううん。 何か言いたいんだろうけど、 流石に何言ってるかわかんねえなあ……」 困っている。ちゅーするという発想は、中々この男に浮かぶものではなく。 ただ、先程まで焼きトウモロコシを齧っていたものだから、顔は直ぐ近くにある。 偶然触れ合うかもしれないし、触れ合わないかもしれない。 (19) 2023/09/18(Mon) 20:46:45 |
【人】 黒猫の マオ「にゃぁ……」 黒猫はまたひとつ鳴く。 このまま猫でいると心まで猫と一体化していきそうな心地がする。 猫の身体では人のように、言葉を伝えることができない。 猫の身体では人と同じように思考することもできない。 ──実際、1時間で戻るということを知るはずもなく── ちゅーしようとしたかは定かではないが 黒猫はレグナの口元のトウモロコシの香りにつられて 背伸びをしてちろ、と舐めた。 (20) 2023/09/18(Mon) 21:22:08 |
マオは、戻った (a23) 2023/09/18(Mon) 21:22:25 |
【人】 おまえだけの マオ「……!?? !?」 のしっ。レグナの膝の上で突如戻ったマオは驚いた表情で固まっていた。さっきまで一瞬猫だった記憶はあって、それがラムネを飲んだ後になったことも思い出し── 自分で望んだお祭りのようなものなのに 散々な目ばかり遭っている気がした。 好奇心は猫を殺すとはまさにこのことか。 「………っ……」 「もう神仙祭りはこりごりじゃぁ〜〜!!!」 マオの叫びが、夜の空に響いた── (21) 2023/09/18(Mon) 21:25:21 |
【人】 おまえだけの マオその後、気を取り直してゆるりと花火を再開したかも。 レグナが花火を見る横顔がうれしそうだったのはよかったのじゃ……。なんて、ひそかに思い出してほっとしながら。 彼とのつながりが断たれずに、少しでも長く (線香花火はすぐおちるが…) しあわせな時を過ごしていられることをマオは願っている。 (22) 2023/09/18(Mon) 21:38:53 |
(n0) 2023/09/18(Mon) 21:55:12 |
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