人狼物語 三日月国


71 【R18】歪んだ愛の形【身内】

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視点:


榊原 皇仁6票

処刑対象:榊原 皇仁、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:龍人族の勝利

【赤】 大学生 葛葉 桜子



   …それはそう、かもしれないけど


  返してくれればいいと言われたら
  余計に強くは言えなくなります。
  もっとも、返さなくてもいいと言われようと
  返す気でいたのですが。
                       ]
  
(*0) 2021/05/09(Sun) 0:26:43

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   とけた……
気持ちい…



  へらりと笑ってしまいました。
  彼のキスは好きです。
  ……すごく幸せな気分になるから。

  生理の周期だったり避妊できるというのは
  彼にとってもメリットがあるようで
  それが見返りと言われるのなら
  少し複雑な気分にはなるものの
  いずれ返せばいいのだからと
  納得したのでした。
                     ]
  
(*1) 2021/05/09(Sun) 0:27:05

【赤】 大学生 葛葉 桜子

  
  *


  クスリ、なんて本当に持っているものでしょうか?
  疑問はあれど、彼は自信満々ですし
  そのせいで焦ってしまいます。

  
……はったりだとあの時聞けていたら

  
この嘘だって見抜けたかもしれないのに。
 
                        ]
  
(*2) 2021/05/09(Sun) 0:27:49

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   共有って……
   やっぱり、私の事そんな風にしか……
   
   そ、そんなの困る!



  共有、なんて……モノみたいです。
  やっぱり欲を満たすだけ、なんでしょうか。
  
  ……だったら私が何をしていようと
  関係ないはずです。
  
  文句を言いたいし、今日はもう帰ったほうが
  いい気がするのに彼は放してくれません。
  下着はクスリのせいでもう濡れてしまって
  スカートをめくられればそれが
  彼にもわかってしまうことでしょう。
                       ]
 
(*3) 2021/05/09(Sun) 0:28:16

【赤】 大学生 葛葉 桜子

 
   ひぁあああっ、や、だめ、なのにぃ……


  彼を歓迎するかのように中は締め付けて
  そんな中動かれると、声を押さえられないのです。
  勝手にされているのに
  ひどい扱いを受けているのに
  
  それなのに、気持ち良くなってしまっているのです。

  やめて…と小さくつぶやいた声は
  彼に届いたでしょうか?
                    ]*
  
(*4) 2021/05/09(Sun) 0:28:41

【赤】 SE 榊原 皇仁



    さくらちゃんだって、大学行けない回数
    減る方がいいと思うんだよね。




  口が達者な彼はあれやこれやと理由をつけ
  彼女を動かすことに成功していた。
  将来、返されることになれば
  金額覚えてないから、と返金しようかと
  既に考えていたのはここだけの話。

                      ]


(*5) 2021/05/09(Sun) 11:18:19

【赤】 SE 榊原 皇仁



    少し落ち着いたみたいでよかった。



  気持ちいいという彼女の頬を撫で
  ふっと笑みをこぼす。
  
  彼女の生活になっていればそれでいいか、と
  なんとなく思いつつ、就職活動が終われば
  もういいんじゃない、と言おうかと思いつつ。
  就職活動が重たい生理のせいで
  ままならないというのも悲しい話だから。
  だから勿論、まだこの話は彼女にしていない。

                        ]


   

(*6) 2021/05/09(Sun) 11:29:58

【赤】 SE 榊原 皇仁

   *



  いつもの彼女ならこんな嘘簡単に見抜く。
  それで後から怒られるのだけれど、
  今日に限ってはそうとも行かなかったらしい。

  彼としては願ったり叶ったりだが
  彼女は相当焦ってしまっている。
  そんな彼女を見るのがすごく楽しく感じてしまった。

                          ]


(*7) 2021/05/09(Sun) 11:34:07

【赤】 SE 榊原 皇仁



    別に物とか思ってないよ。
    でも、ぼくの知らないところで
    ワンコちゃんが尻尾振ってるのは
    すごく嫌だ。

    ぼくだけにしておけばいいのに。




  彼女がどれだけ抵抗しようとも
  男の彼に敵うはずもなくて。
  真面目な顔で、彼女の方を
  一瞬目配せしたけれど、すぐに別の方を見て。

  わからない事柄への人間の順応力は凄い。
  いつも以上に濡れて、
  クロッチ部分を少し動かしただけなのに
  ぬるりとしているのが分かった。

                      ]


(*8) 2021/05/09(Sun) 11:34:49

【赤】 SE 榊原 皇仁



    やぁだなぁ…気持ちいいの間違いでしょ?

    こんなに締め付けて、
    なおかつグチュグチュ言ってさぁ。



  ダメ、やめての声が微かに聞こえた。
  けれども止める気など毛頭もなく。
  彼は突き進んで、非道な行為は重ねられ
  彼女が嫌だと言っても、
  暖かい中へと欲が吐き出される。
  
  少しその体勢を崩さずにいたが、
  すぐにまた彼は中で動き出したことだろう。

                       ]*


(*9) 2021/05/09(Sun) 11:35:59

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   ……そうだね。

[
  彼は口が達者で、その言葉は正論でしたから。
  言い返せませんでした。
  絶対に返金はしようと決めていましたが…
  ……その日が来てほしくなくて
  今の不確かな関係が続いてしまえばいいと
  返したくないと思ってしまったのは

               ――ここだけの話
                        ]
 
(*10) 2021/05/09(Sun) 15:56:15

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   おうじくんのキス、好き……


  頬を撫でられて、笑みを浮かべている彼に
  見惚れてしまいます。
  
  傍から見れば恋人でしかない関係なのに
  付き合ってはない関係だということに
  目をつぶりさえするならば
  その一時はとても幸せなものでしたから
  重たい生理を何とかしなくたって
  別にいいのではと思ってしまいました。
                     ]*
  
(*11) 2021/05/09(Sun) 15:56:58

【赤】 大学生 葛葉 桜子

  
  *

   いみ、わかんない……!
  
   ぼくだけってそんなの……
   おうじくんには関係ない!
   
例えケイくんに抱かれてようと――

   


  力で押さえこまれると、焦りで混乱した頭は
  余計に冷静な思考が出来なくなります。
  冷静じゃない私は、言っていいことと
  言ってはいけないことの区別もつかないのです。
  真面目な顔に一瞬なったことにも気づけなくて。


  
……ケイくんとは元恋人のこと。

  
別に未練なんてないんです、あんな人なんて。

  
でも、男の人の交友関係は片手で足りるほどで

  
咄嗟に名前を出してしまった、それだけのこと。


  正常な思考が出来ていたのなら
  彼の言動が表しているものの意味に
  気づけたかもしれないのに。
                    ]
 
(*12) 2021/05/09(Sun) 15:59:47

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   ……っ、ちが、う……
   ふ、うぅん……


  言葉とは裏腹に体が熱くなっていって
  不本意な行為のはずなのに
  体だけは、快楽を求めてしまうのです。
  欲を吐き出されるのとほぼ同時に
  体を震わせて達してしまい、
  彼の言葉を否定できなくなってしまいます。
  
  また動き出されるのなら
  唇を噛んで声を我慢しようとしつつ
  声は漏れてしまうでしょう。
                     ]

   
おうじくんは どうせ―――

   
みんなの おうじさまなんでしょう……



  私と会っていない時は、私以外の所に行ってしまうと
  そう思っているから出た言葉でした。
  彼の熱にかき乱されながら絶え絶えに言ったそれは…
  独占欲が滲んだもので―――
 
  私だけを見て欲しい、と思うが故の言葉。
 
                     ]*
 
(*13) 2021/05/09(Sun) 16:02:47

【赤】 SE 榊原 皇仁



   ぼくも流石にワンコちゃんが
   留年したとかなったら気がひけるし、
   ぼくに甘えられる部分は
   たくさん甘えていいんだよ。



  そうでなくても彼女は沢山、
  甘えてくれている気がするけれど
  そうやって体調がすぐれない時ほど
  甘えてほしくなる。

  何日か、この日から彼女の家に
  通って様子を見つつ、
  落ち着いたのなら彼女が料理を
  簡単なものでも出してくれて、嬉しかった。

                       ]



(*14) 2021/05/11(Tue) 16:40:57

【赤】 SE 榊原 皇仁



   甘くて溶けそうなもの、
   サクラちゃん好きだよね本当に。




  曖昧な関係はいつでも恋人にも赤の他人にも
  変貌してしまう悪魔的関係。
  でも、それをやめられないのが
  いまのこのふたりなのであって。
  それに関してはどちらも踏み込むことがないから
  どうしようもないのかもしれない。

                         ]


(*15) 2021/05/11(Tue) 16:41:24

【赤】 SE 榊原 皇仁

   *


    特に今日は吠えるね……
    大人しくなれない?



  まだ少しイラッとした感情を覚えながら、
  彼は彼女に唇を重ね、
  上書き行為を続けていく。
  ケイくんが誰とかどうでもよくて、
  彼女が他の男と寝たというのであれば、
  彼の優しい口づけが、前の男の口づけを
  忘れさせようとして、
  彼女のことを無理やり黙らせる。

                     ]



(*16) 2021/05/11(Tue) 16:42:09

【赤】 SE 榊原 皇仁


    んー……



  まだ何か言われている彼は、
  彼女の体勢を横にしてまた突き上げていく。
  みんなの、なんて言われては
  すぐに否定をしなければならないのだが
  今の彼はとりあえず彼女の体の細部までを
  彼という欲で満たしてしまいたかったので
  しっかりと反応することはなく。

                       ]



(*17) 2021/05/11(Tue) 16:42:54

【赤】 SE 榊原 皇仁



    わー…動くたびに溢れてるよ?
    ワンコちゃんとぼくの欲の塊。
    ぐしゅぐちゅ言ってて、
    失神させたくなる……




  本当に彼はやめるつもりもなく、
  彼女の意識が飛んでしまうまで
  喜んで動き続けることだろう。
  彼女がそのうちダメになってしまっても
  彼は彼女がそばにいれば
  全く何もいたくも痒くもないのだから。

                     ]*



(*18) 2021/05/11(Tue) 16:44:17

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   甘えて……
   ……なら、風邪ひいた時とか、
   頼って、いいの?


  一人暮らしですから、風邪をひいたりすると
  心細かったりするものです。
  別に一人で何か作ったりすることは出来ますけれど。
  傍に誰かいたら安心して寝られるから。

  この日だけでなく、そのあとも
  何日かおうじくんは部屋に来てくれて
  様子を見てくれたのでした。
  お礼になったかはわかりませんけれど
  簡単にできる料理を出して
  和やかに食事をしたりもしたのです。
                         ]
 
(*19) 2021/05/11(Tue) 19:59:32

【赤】 大学生 葛葉 桜子

   
   ……おうじくんは好きじゃないの?


  ふと、心地よさを感じているのが 
  自分だけだったら、なんて不安に駆られて
  思わず口に出してしまったのです。
  
  どうせ口に出すのなら
  もっと決定的な一言にすればいいのに
  踏み込めずにいる理由は…
  
前みたいに失うのが、怖いからにほかならなくて。

                          ]
 
(*20) 2021/05/11(Tue) 20:00:44

【赤】 大学生 葛葉 桜子


  *


   おうじくんにはどうせ……
   んんっ……


  大人しくなどと言われて
  さらにかみつこうとした私を黙らせようと
  唇を重ねられていくのです。
  
  こんな時でも彼のキスは、
  心を溶かされそうになるほど優しくて
  すこし、すこしだけ焦りが消えるのです。

  “ぼくだけ”の意味を分からせるかのような
  彼しか見えなくなる、キス。

  
言われなくたってあなたしか、見ていない。

                       ]
(*21) 2021/05/11(Tue) 20:01:49

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   ――――――……。


  否定が欲しかった。
  でも、否定がないのなら……
  私は、やっぱりおうじくんが思うことを
  理解できないのです。
  
  横にされて、何度も突き上げられると
  気持ち良さに流されて
  いつもみたいに、何も考えずに
  愛されている、と錯覚だけする一時を
  過ごしてしまいそうになります。

  
今日もそうしていられるのなら、楽なのに。

  
どうしてでしょう…今日はそうしてはいけないような

  
そんな気がしてくるのです。

                           ]
(*22) 2021/05/11(Tue) 20:04:45

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   おうじ、くんっ……
   も、もっと……欲しい、からぁ……


  だから、こっちを見て欲しい。
  そういえば一瞬でも彼は止まったでしょうか。
  もし止まってくれるのなら、
  横に向いていた体勢をもどして
  彼の頬に手を伸ばして、彼をじっと見つめるのです。
                          ]

   あなたにとってのわたしは―――
   何なの……?
   
   わたしは……
   あなたの恋人になりたい、のに……
   恋人が要らないなら……
   叶わないなら、わたしは……
   
   
(*23) 2021/05/11(Tue) 20:05:32

【赤】 大学生 葛葉 桜子




   
……あなただけのわたしでいることはできない




   
*
(*24) 2021/05/11(Tue) 20:06:37
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【赤】 SE 榊原 皇仁



   いいよ、すぐに行けるなら
   すぐに来てあげるから。



  彼女がそういうのなら、彼は仕事道具を纏めてでも
  彼女の家を訪れて看病をするはず。
  それは、彼女の寂しさを紛らわせることが
  できていると信じてやまなかったから。

  彼女が簡単に食事を作ってくれた時は
  ゆっくり時間をかけてご飯を食べた。
  美味しくて、新婚生活のことを軽く考えた時も。
  
                        ]


(*25) 2021/05/11(Tue) 22:29:33

【赤】 SE 榊原 皇仁



    好きだよ?あったかいから。




  少し変な返答をした気がしたけれど
  彼の心が温かくなるから、すき。

  そこまで彼女に伝わったかわからないけれど
  とりあえず彼は一言が少ない。
  大切な一言を言わないから、
  誤解を与えることが彼女に対してはよくある。
  そして、それは多分彼女ならわかると
  彼が思っているからなのかもしれない。

                       ]



(*26) 2021/05/11(Tue) 22:30:06

【赤】 SE 榊原 皇仁

    *


   ん、……っは…




  腰を動かしながらも
  暫く舌を絡めて彼女から離れようとしない。
  彼女が好きと言っていたからというわけではなく
  彼が好きだから舌を絡めている。
  
  彼女の頭の中から他の男が消えないかと
  考えていたせいか、少しだけ荒かっただろうか。

                        ]

 


(*27) 2021/05/11(Tue) 22:30:34

【赤】 SE 榊原 皇仁



   っはぁ……




  すこしだけおちついて、
  彼女の体勢を正常位に戻していると、
  頬に彼女の手がそっと伸びてくる。

  びくっと反応したけれど、
  彼女にわかられただろうか。
  慣れていないわけじゃないのに、
  過去を思い出したのか少し怖くなった。

                     ]



(*28) 2021/05/11(Tue) 22:31:15

【赤】 SE 榊原 皇仁



   …前にも言ったと思うけど、
   結婚前提ならぼくもさくらちゃん好き。
   でも、結婚は嫌って言うなら、嫌。

   ………どっち?




  状態を立て直し、彼女の問いかけに答えると
  また彼女の中に熱を持って入り込んで、
  動かない状態で彼女を見つめる。

  彼女の返答次第ではもうこれは最後になる。
  それは少し悲しいな、と思いつつ
  それも運命なんだから、と彼は言い聞かせ。

                       ]*



(*29) 2021/05/11(Tue) 22:31:40

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   嬉しいな。
   おうじくんがいてくれたら…
   よく眠れそうな気がする。

[ 
  まさか仕事道具を纏めてでも、
  とまで思っているとは知る由もありませんが
  大切にされているような気がして
  ……気のせいじゃないといいのに、と。

  作ったものは炒飯だとか
  そんな本当に簡単なものでしたが、
  おうじくんは美味しそうに食べてくれました。
  新婚みたいな気分になってしまって
  頬を染めていたのをもしかしたら見られていたかも。
                          ]
 
(*30) 2021/05/11(Tue) 23:40:02

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   あったかい、から…


  物理的に、というには少し違和感のある答えで
  
でもそうじゃないとしたら……?


  深く考えるのはやめてしまいました。
  だって、違うかもしれなくて
  私には……確信が持てなくて。
  
  
私はぐずだから、分からないことのほうが

  
多いなんて、彼は多分知らないんです。

                        ]
(*31) 2021/05/11(Tue) 23:40:40

【赤】 大学生 葛葉 桜子



   んーっ、はぁっ……


  腰を動かされるとたまらなくて
  くぐもったような声が彼にも届いたでしょう。
  優しくて、少しだけいつもより激しいような気がする、
  それでも、気持ちがよいものでした。
  ここまで夢中になってしまうのは……
  彼のキスの上手さだけではなくて
  ……元恋人にはほぼ与えられなかったから、でした。
                           ]
  
(*32) 2021/05/11(Tue) 23:41:06

【赤】 大学生 葛葉 桜子


  手を伸ばした時、彼がびくっと反応した気がします。
  それに少しびっくりして手が止まります。
  一瞬躊躇したけれど、それでも手は頬に届いて
  ゆっくりと撫でるのです。

  ……あの時を思い出してしまいます。>>1:*35
                         ]


   ……っ、おうじくんの、ばか……
   だったら、あんなこと言わないでよ……
   私と結婚できないみたいなこと―――

   
好き、あなたが好き!

   他の人のことなんて見てもない
   あなた以外に、好きな人以外に抱かれるような、
   そんな軽い女じゃ、ない……!

   ウェディングドレスを着るなら
   おうじくんの隣がいい……!
   
   
……私だけのおうじさまでいて欲しいの!

 
  
(*33) 2021/05/11(Tue) 23:42:21

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  何度も蹂躙された中に入りこまれると
  それだけで息が上がりそうになります。
  でも動かないのであれば何とか耐えられます。

  返ってきた答えは……予想外で
  でも、ようやく私でも確信できるんです。
  ああ、今までの優しさも愛情も
  錯覚なんかじゃなかった、と。
  じわりと想いと共に涙があふれてしまって
  それでも彼をじっと見つめ返しました。
                        ]
  
(*34) 2021/05/11(Tue) 23:42:52

【人】 大学生 葛葉 桜子


   この前……あぁ、あの時の……。
   いえ、こちらこそ。
   
   ……あの時はちょっと色々あったものですから。

[ 
  背の高い男の子と可愛らしい女の子の二人組が
  こちらに近づいてきたかと思うと、>>2:15
  女の子のほうに声をかけられました。
  少し誰だったっけ、と思ってしまいましたが
  あの時隣に座っていた子だと思いだせば
  お礼への返事をするのです。
  ちらりと男の子の方をみると軽く会釈されて。
  そのままどこかへ行ってしまいました。

  もしかしたら気を遣ったのかもしれないと思いつつ
  迷惑そうにしていなければ
  学部はどこ?だとかそんな当たり障りのない話から
  して彼が戻ってくるのを待ったことでしょう。
                          ]*
  
(0) 2021/05/12(Wed) 22:27:29

【人】 大学生 汐見 海斗

 
[ スタイルのいい女性にまりんが声をかけていた。>>2:15
  人見知りのまりんがこうやって声をかけるのは
  結構珍しい…気がする。
  
  その女性がまりんと話すようなら、
  と思って一歩下がって様子を見ていると
  彼女は頭を下げてきた。
  一瞬こちらと目がって軽く会釈して。
  ……同性同士の会話に俺がいては
  まりんはともかく向こうはやりづらいかも、なんて
  考えたから軽くまりんに耳打ちした。       ]


   ……ちょっと購買行ってくる。
   すぐ戻るから待ってて。

[ そう言って一旦その場を離れることにした。
  購買からそう離れた場所じゃなかったし
  ジュースを三人分買って
  まりんのいるとこまで戻るのに
  そう時間はかからなかったと思う。     ]*
  
(1) 2021/05/12(Wed) 22:30:50

【赤】 SE 榊原 皇仁



   誰かがそばにいるって、
   すごく心地がいいんだよね。
   ぼくも偶に誰かいればいいのにって
   思ってしまう時あるんだ。
   でも、いらないかもって矛盾もあって。




  いたらいい、くらいだから必要でもない。
  でも、いたら彼女が言うように
  よく眠れるような気がする。
  

  簡単な料理だとしても、
  誰かに作ってもらうのはあたたかくて
  どんなものでも美味しく感じた。
  時折頬を染めていた彼女が
  どんなことを考えていたのか、
  どんなに仲良くなっても彼は分からなかった。
              
 分からないふりをした


                        ]


(*35) 2021/05/13(Thu) 13:24:20

【赤】 SE 榊原 皇仁



     うん、あったかい。
     体温も、なんでも。



  彼はタバコを吸うために
  彼女から離れることはあっても
  あまり彼女から離れることがない。
  どれだけ執着しているのか、
  彼女が気づかないことだけを願った。

                    ]



(*36) 2021/05/13(Thu) 13:24:45

【赤】 SE 榊原 皇仁

    *


   可愛い…ワンコちゃん可愛いよ。




  はぁ、っと唇を離せば
  愛でるように彼女の髪を撫でて
  少しだけいつもの彼に戻ったような。
  動きを止めることもなく、
  彼女の絶頂に向かう顔をまじまじと見つめて。

                       ]



(*37) 2021/05/13(Thu) 13:25:22

【赤】 SE 榊原 皇仁



    ご、ごめん……

    サクラちゃんがそんな子じゃないって
    信じてたはずなのに、酷いことしたね。

    ───── ぼくで、いいの?


[ 

  まともに人を好きになれなかった彼は
  普通の人とは接し方が異なった。
  故に、本当に好きになってしまっても
  全てに自信がないんだから、
  告白なんかもしなかった。
  でも、彼女のおかげで少しはその人生にも
  光が差し始めたような気がする。

                      ]



(*38) 2021/05/13(Thu) 13:26:02

【赤】 SE 榊原 皇仁



    ワンコちゃんのおねだりなら、
    もちろん喜んで。




  彼女の溢れる涙を親指でそっと
  拭いながら、満たしてと言われるのなら
  彼は躊躇うことをやめる。
  止まっていた腰の動きを再開させ、
  奥を目指して抽送が繰り返される。
  明確な目的を持ち、やめることのない
  その動きで彼女は声を我慢していただろうか。

  いくよ、と小さく呟けば
  彼女の中、奥を目指して欲は解き放たれる。
  どく、っと脈打ち、彼は深めの呼吸を
  何度も繰り返して落ち着きを取り戻そうとしていた。

                         ]*




(*39) 2021/05/13(Thu) 13:26:23

【赤】 大学生 葛葉 桜子

   
   いらない……


  少し寂しくなって
  そんなことを口走ってしまいました。
  傍にいればいいのに、という言い方も、
  いらないかも、なんて思っていることも。
  私じゃダメなの?とも言えなかったのです。
  
  どんなに仲良くなっても
  怖くて踏み込めなかったから  
  きっと私達は似た者同士だったんです。
  彼の優しさは好意じゃないはずだと
  思い込んで誤魔化していたから。
                       ]
  
 
(*40) 2021/05/14(Fri) 0:40:12

【赤】 大学生 葛葉 桜子

  
   そ、っか……。
   私も、あったかくてすき。


  抱きしめられたりすると
  満たされるような気がして。
  煙草を吸うために離れる一時も
  本当はいつも引き止めたいと思ってたなんて
  彼には言えません。
  確かに目の前で吸われるのは苦手ですが…

  彼がふらりとどこかに行ってしまいそうで
  離れないで欲しい、なんて
  めんどくさいと思われても仕方ないほどに
  彼に心を奪われていました。
                       ]
  
(*41) 2021/05/14(Fri) 0:40:34

【赤】 大学生 葛葉 桜子



   や、おうじ くんっ……
   まだいって……!


  絶頂している瞬間も動きが止められることはなくて
  受けとめきれない快感に、
  私の顔はくしゃくしゃに歪んでいました。
  絶対可愛いなんて顔じゃないはずなのに。
  でも、顔を隠したりする余裕なんてありませんから
  恥ずかしい姿を晒すことしかできませんでした。
                          ]
  
(*42) 2021/05/14(Fri) 0:41:10

【赤】 大学生 葛葉 桜子



   おうじくんが、いい……!
   おうじくんじゃなきゃやだ……


  振られてしまった時みたいに
  一方通行の想いだと知るのがどうしても
  怖くて、好きになったら迷惑なんだと思ってしまって
  ずっと気持ちを隠そうとしていました。
  もしかしたら好意が滲んだことは
  あったかもしれませんが
  決定的な人ことは絶対に言わないようにしていて。

  でも、彼の本音に触れることが出来たから
  私も踏み込むことが出来たのです。
                         ]
(*43) 2021/05/14(Fri) 0:42:03

【赤】 大学生 葛葉 桜子



   おうじ、くん……すき……!


  涙を拭ってもらって再び彼が動き出すと
  もう何度も絶頂しているのに、
  また快感の波に飲まれそうで声をあげてしまいます。
  中に出された瞬間、目の前が真っ白になるような
  そんな感覚に襲われて、
  しばらく放心していましたけれど
  何とか体を動かして、彼と唇を重ねにいくのです。
  私から彼にするのは二度目でしたから、
  ずいぶん下手だったかもしれませんが。
                           ]
  
(*44) 2021/05/14(Fri) 0:42:54

【赤】 大学生 葛葉 桜子


  *


   おーじくん……たーりーなーいー!
   もっとぉ……もっとあついのほしぃ…


  一糸まとわぬ状態で彼に跨ってそんなことを
  言う私は多分人から見たら
  酩酊状態とも言えるでしょう。
  クスリ、なんて嘘だったのだとしても
  私にはしっかりとそれの影響が出ていて
  何度もしているのに体が疼いて仕方なくて、
  おうじくんにひたすら強請っていました。
  勃たない、とか言われるのであれば
  手で握ってみたり口で奉仕してみたりしようと
  するくらいには、体は満足していませんでした。

  もっとも、体力はすでに限界を超えていましたから
  何かきっかけがあれば
  簡単に意識を手放したでしょうけれど。
                          ]*
(*45) 2021/05/14(Fri) 0:43:58

【人】 大学生 井達 海



   あ、あの…よけ、れば……

   え、海斗くん…?!

[ 折角、声をかけられたので
  話をしてお名前とか聞こうと思ったら
  海斗くんが購買にいってしまいました。

  まりんは海斗くんの方と
  声をかけた女性の方と両方を何度も見て
  深呼吸をしたら、お名前を聞いたと思います。 ]



(2) 2021/05/14(Fri) 23:08:56

【人】 大学生 井達 海



    まりんは、井達海です!
    あの、今ちょっと離れちゃった彼は
    まりんの幼馴染で恋人の汐見海斗くんです!


[ 2人とも海の漢字が入ってるんですなんて
  お姉さんににこにこ笑って伝えたでしょう。
  海斗くんが戻ってきたなら、
  少し頬を膨らませて、
  離れたことを怒ったことでしょう。
  
  お名前とか連絡先とか、教えてもらえたら
  まりんはその方に大学で沢山会おうと
  頑張って、仲良くなろうとしたのです!  ]*



(3) 2021/05/14(Fri) 23:09:20

【人】 大学生 葛葉 桜子



   建築学科の、葛葉桜子です。
   たぶん、あなたよりは学年が上、かな。

[ 
  女の子の方はどこかに行ってしまった
  男の子のことが気になっていたようですが
  名前を聞かれるのなら答えましょう。

  ……彼女にとって良かったのかはさておき
  私にとっては立ち去った男の子の選択は
  正しいものだと思いました。
  
仲睦まじげな二人を相手にするのは少し…。

                       ]
  
(4) 2021/05/14(Fri) 23:42:25

【人】 大学生 葛葉 桜子



   幼馴染の恋人……素敵ですね。 
   

  二人とも海の字が入っていて
  幼馴染で、恋人。
  彼のことを話している姿は可愛らしくて、 
  その噂の彼がジュースを手に戻ってきたときは
  素直に怒っていて。

  
―――いいな、と思いました。


  ゆらりと瞳が揺らいだのは
  たぶん彼女には悟られていないでしょうけれど。
  連絡先を教えて、何度か会ううちに仲良しには
  なったものの……
  少しだけ、眩しいなと思うところもありました。
  気づかれないようにはしていましたから
  一緒に買い物にいったりとか
  遊びに行ったこともあったかもしれません。
  
  ある日を境に、羨ましいなという思いは
  消えることになりましたけれどね。
                         ]*
  
(5) 2021/05/14(Fri) 23:44:11

【赤】 SE 榊原 皇仁




  軽くいじめを受けていたのもあって
  彼は人を選んで接していた。
  大学は頑張って中学校の面子が
  いないようなところに行ったから
  少しは楽だったけれど
  それでも人間はあまり好みではなかった。
  だからといって人外に走ったわけでも
  ないけれど、とりあえず人とのかかわりは
  最小限にとどめていた。
  だから、彼女は出会った時から特別な人。

                      ]


(*46) 2021/05/15(Sat) 22:18:09

【赤】 SE 榊原 皇仁

    *

   えー?ほぉら、もっと啼かなきゃ。



  口角が上がったまま、
  彼は彼女が達するところを何度も眺める。
  それはもう、かわいくてかわいくて。
  だから、彼は動きを止めることなく
  彼がまた達するまで動き続ける。

  彼女から好き、おうじくんがいい、と
  はっきりと言われるのであれば
  それはまた、彼を焚き付けてしまうだけ。

                      ]


(*47) 2021/05/15(Sat) 22:18:40

【赤】 SE 榊原 皇仁

    *

   っと……えー何このわんこちゃん…
   かわいすぎる、もっと出しちゃお。



  彼にまたがって、あられもない姿をさらす
  キメてしまった彼女。
  彼は彼女の体を抱き寄せて
  口づけを交わし、酸欠状態になるように
  半ば無理矢理にするのだった。
  それを気に彼女が気を失えば
  優しく彼女を寝かせてあげよう。

                        ]*



(*48) 2021/05/15(Sat) 22:19:00

【人】 SE 榊原 皇仁


   またデートしようね。
   今度は、……恋人、として?




  流石に長くは捕まえなかったけれど
  1日2日は、彼の家の中だったかも。
  彼は少しおどおどしていたかもしれない。

  恋人なんていなかったから
  接し方が分からなくて。

  ごめんね、なんてまた言ったかも。

                     ]*


(6) 2021/05/15(Sat) 22:24:29

【人】 大学生 汐見 海斗


   あ、話弾んでるみたいでよかった。
   えと、先輩、ですかね?
   汐見海斗です。


  ジュースを二人に渡しつつ
  まりんから怒られれば
  俺がいたら先輩が話しにくいかも、と思って
  なんて言い訳しとく。
  頬を撫でたりしたら許してもらえたかな?

  まりんは無事仲良くなるのに成功したみたいで
  大学内で時折会ったり休日に出かけたりも
  していたみたいだ。
  俺もついていったことはあったけど……。

  先輩はどこか、俺達を
寂しそうな羨ましそうな

  何とも言えない瞳でこちらを見ている気がして
  だから、まりんには俺が先輩と三人でいるのは
  気まずい、なんて適当なことを言って
  あんまり三人にならないように、気を付けてた。

  その気遣いがいらなくなる日は、
  先輩が幸せをつかんだ日。それを知ることになるのは
  少し未来の事なんだけど、な。          ]*
 
(7) 2021/05/15(Sat) 22:26:54

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  私が恋人に振られたのは
  自分のせいなんじゃないか。
  そう思っていました。
  だから、彼の涙を流す必要はない、
  というあの一言は、私を救うものにほかならなくて。
  寂しさやむなしさをあの一時は忘れさせてくれて
  その後に過ごした時間もすべて
  ずっとずっと特別な時間だったのです。       ]
  
(*49) 2021/05/15(Sat) 23:32:37

【赤】 大学生 葛葉 桜子


 *

   んんんー!も、だめ、だめっ……!


  おうじくんは動きを止めてくれなくて
  彼が楽しそうな表情をしているところを
  見る余裕もなく何度も達してしまって。

  おうじくんがいい、なんて言葉が
  余計に火をつけることになるなんて
  そこまで意識しているはずもないのです。
                      ]
  
(*50) 2021/05/15(Sat) 23:32:56

【赤】 大学生 葛葉 桜子


 *

   ふ、うぅん……

[ 
  強請っていると、抱き寄せられて
  大好きな彼と口づけを交わすのです。
  夢中でしていましたけれど、そのせいと言うべきか
  酸素がだんだんと足りなくなってしまって
  意識が薄れていってしまいました。
  彼の頬に添えていた手がふっと力を失うのに
  そう時間はかからず、
  眠ってしまうことになるのでした。
                           ]
  
(*51) 2021/05/15(Sat) 23:33:16

【人】 大学生 葛葉 桜子


   ……うん!恋人として!
   おうじくん、好き…!


  翌日は動けなかったので帰れませんでしたし
  それをいいことにその日も抱かれたので
  彼とは二日ほど一緒でした。

  その間に頬を触るのは嫌か、なんて
  聞いたりもしたのです。
  慣れていくからいいよ、と言われて
  嬉しくなって何度も頬を撫でてしまったりも
  しましたが、一緒にいる時間は
  とてもあたたかなものになりました。

  どこか戸惑ってごめんね、と言っている彼には
  なんで謝るの?と笑って
  背伸びをして唇を重ねた後
  笑顔でこう言うのです。
                         ]

   あなたと出会えてよかった。
   
あの出会いは、運命だったね。


  
  
*
(8) 2021/05/15(Sat) 23:34:26

 




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