人狼物語 三日月国


71 【R18】歪んだ愛の形【身内】

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【赤】 SE 榊原 皇仁





  ばかぁ、なんて煽りは可愛いとしか言えず
  抜いて正解だったと思った。

  彼女と帰りを共にしないなら、
  ここ最近会ってないセフレちゃんたちの
  連絡先を一歩につき一件消していくか、と
  彼だけはやけに冷静で。
  
  彼女の反応に、中の熱は更に大きさを増し
  彼女と離れるのを嫌がりはじめた。

                      ]



(*60) 2021/05/03(Mon) 17:36:41

【赤】 SE 榊原 皇仁


 
   そぉ。満たされる。
   サクラちゃんも、体の底から
   満たされてくよ?いいことだ。



  それは一種の洗脳のようで、
  彼女の同意は彼のスイッチを入れる。
  彼女の中がキツく締め付けるなら、
  その中で何往復かを繰り返し
  白濁とした、熱い彼の欲求が
  清廉潔白であるはずの彼女の中を
  満たしていくその様は、
  まるで発情した生き物のような感じさえ。

                      ]



(*61) 2021/05/03(Mon) 17:37:22

【赤】 SE 榊原 皇仁



   1回目……
   記念に撮っちゃお。




  少し落ち着けば、彼女の中から
  一度彼は撤退し、
  脚を開かせ代わりに中には指が侵入する。
  愛液と精液の絡まったそれは
  彼女の中からこぽっと吐き出されていく。
  彼は気分良さげに動画を撮って
  ふふんと鼻を鳴らした。
  ちゅぷっと軽く秘裂に吸い付いたのち、
  体勢を戻した彼は、またおはよう、と
  彼女に声をかけた。

                      ]



(*62) 2021/05/03(Mon) 17:37:58

【赤】 SE 榊原 皇仁



   よーし、今から何回できるかなぁ。

   お風呂と朝ご飯の時間まで
   考えるなら、2回くらい?




  有無を言わさず、彼女の手を使って
  隆起させてしまえば、
  今度は彼女を四つん這いにして
  後ろから奥の方まで一気に突き上げただろう。

  彼女が話ができるかどうかは分からないけれど
  とりあえず、啼かされていれば
  それでいいか、と彼は動くのだった。

                        ]*



(*63) 2021/05/03(Mon) 17:39:45

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  強い締め付けに彼も興奮したのか
  中で彼が大きくなった気がして
  小さく声が漏れるのです。
  
  満たされる、と彼にも言われて
  私の思考はそこで止まってしまいました。
  達してしまって敏感になっている中に
  彼の欲が注ぎ込まれていくのは…


  とても、きもちよくて
  みたされていく。


  
たぶん私の思考は少しずつ

  
歪んでしまっているのでしょう。

                   ]
 
(*64) 2021/05/03(Mon) 19:03:27

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   あっ…あつ、い……
   んぁっ……

[ 
  中に出されてしばらく放心している間に
  彼は、中に指を入れて、
  秘裂を見ているようで、
  ひくん、とそれだけで反応してしまいます。
  ……撮っているなんて知っても
  静止は出来ないまま。
                      ]
 
(*65) 2021/05/03(Mon) 19:04:02

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   お、はよぉ……
   ま、まだできる、の……?


  さっき出したばかりではと思っていたのに、
  強引に私の手に握らされたそれは
  あっという間に硬さを取り戻しました。

  目を丸くする暇すらなく、
  四つん這いにされて、
  後ろから勢いよく貫かれてしまえば
  抵抗なんてできません。
                     ]

   くぅ、んっ…
   ふぁ、もっと、たくさん……



  子犬のように啼かされて、
  快楽に屈服してしまった私は、
  もっと、とねだってしまうのです。
  ただでさえ、昨日も抱かれていますから
  終わった後はもう動けず
  お風呂どころではなくなっていたことでしょう。
                         ]*
 
(*66) 2021/05/03(Mon) 19:04:29

【赤】 SE 榊原 皇仁



   おはよ、まだまだ出来るよ。
   可愛いお尻だねぇ。




  彼女のお尻を撫でながら
  肌の当たる音に耳を傾ける。
  艶やかで、他の女子とは違う、
  白い肌は彼の視線を独占している。

                   ]



(*67) 2021/05/03(Mon) 19:52:57

【赤】 SE 榊原 皇仁



   っふ、ぅ………




  最初の一発に加えて、二発。
  彼の予想に違わず、
  3回目の中の蹂躙が終わる頃、
  時刻は11時くらいになっていた。

  ずぷっと音を立てる場所から楔を抜けば
  白濁とした体液が溢れてきたので
  中からそれをかき出すことを忘れずに。
  彼女が動けなさそうなら、
  バスローブをかけてあげて
  お布団の中に寝かせてあげた。

                     ] 



(*68) 2021/05/03(Mon) 19:53:50

【赤】 SE 榊原 皇仁



   タバコ吸ってくるね。
   サンドイッチ、下のカフェで買ってくる。
   ゆっくりしてて?



  そう言って、彼はまた服を着ると
  財布とタバコとルームキーを持って
  部屋から出ていった。
  優しく対応できていたか、ちょっとだけ
  心配になったけど気にしすぎないようにして。

                        ]*



(*69) 2021/05/03(Mon) 19:54:15

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   おうじ、くん……
   すごく、げんき…

[ 
  お尻を見られるのは恥ずかしくて
  可愛いと言われても返事は出来ませんでした。
  今更ですけれど…
  口に出されると恥ずかしいものなのです。
  わかってて言っているのなら
  相当、意地悪だと思います。
                     ]
(*70) 2021/05/03(Mon) 21:02:01

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   ひぁっ……
   もぉ、むり……


  3回目が終わったころには体力の限界でした。
  中に出されたものをかき出されて
  少し声はあげたものの、動けそうになくて。
  されるがままです。
  布団に寝かされて、ぼんやりと
  彼のほうを見上げていますと、
  どうやらご飯を買ってきてくれるようで、
  ゆっくりしてて、と言い残して
  部屋から出ていくのでした。
                   ]
 
(*71) 2021/05/03(Mon) 21:02:29

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  しばらく動けないでいましたが。
  昨日の昼から見ていなかったスマホを
  確認しておこうかと、
  何とか這って荷物の方へ手を伸ばして、
  中からスマホを出そうとして……

  バタン!と鞄を倒してしまいました。

  手にはスマホを握ることが出来たものの、
  鞄が倒れるのをとっさには止められなくて
  中のものが散乱してしまいます。

  レジュメなんかも入っていましたので
  『○○大学 工学部建築学科 葛葉桜子』なんて
  書いてある紙も床に落ちてしまいましたが…
  今拾う気力もなくて。

  スマホを見てみれば何件か
  メッセージアプリに通知が来ているようです。
                       ]

   『桜子ー!誕生日おめでとう!
    どこかケーキでも食べに行こうよ!』

   『桜子ちゃん、休んでたみたいだけど
    大丈夫?話聞くよ?』
 
(*72) 2021/05/03(Mon) 21:02:57

【赤】 大学生 葛葉 桜子


 

     ――――……。

            

  
 
(*73) 2021/05/03(Mon) 21:03:40

【赤】 大学生 葛葉 桜子




   
たん、じょうび……

 
 
 
(*74) 2021/05/03(Mon) 21:04:17

【赤】 大学生 葛葉 桜子




  私は、何をしているのでしょう、ね…。

                     ]

 
(*75) 2021/05/03(Mon) 21:04:38

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  つぅっと頬を涙がつたっていきます。
  自分の愚かしさに嫌気がさします。
  
  所詮一夜の相手に過ぎないのに。
  相手にとっては、
  さぞかし都合の良い女だったのでしょう。
  満たされた気になって
  愛された気になって

  そんなの、錯覚に決まってるじゃないですか。

  何を、勘違いしていたのでしょう。
  これでは前と同じ……
  前よりひどいじゃないですか。
  元恋人は、私の事を愛してこそいなかったけれど
  避妊だけはしていましたから。

  
もう、どうすれば……。

                        ]
 
(*76) 2021/05/03(Mon) 21:05:13

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  どうすればいいのかも全然わからなくて
  泣くしかできませんでした。
  彼が帰ってくるのと、私が泣き止むのと
  どっちが早かったか定かではありませんが、
  どっちにしろ彼に泣いていたことは
  ばれてしまうのでしょうね。
                     ]*
 
(*77) 2021/05/03(Mon) 21:05:38

【赤】 SE 榊原 皇仁



    あー…あの子アレルギーとかないかな。




  タバコを吸い終わって、
  忙しくなる前のカフェに食べ物を買いに来た。
  あったら大変だな、と思いつつ
  あまり何も考えずにチキンのサンドイッチと
  たまごサンドイッチを買った彼。
  ドリンクはミニバーのやつでいいか、と
  体を少し動かして部屋に戻ると、
  事件が起きていた、ようにみえた。

                      ]

   わんこちゃん?!
   どうしたの、何かあった??



(*78) 2021/05/03(Mon) 21:37:00

【赤】 SE 榊原 皇仁





  床に散らばっている資料のようなものを
  回収して束ねれば、1番上には彼女の本名が。

  
なんて素敵な名前だろう。

 
  彼の頭の中に浮かんだ最初の感想。
  羨ましいとさえ思ってしまった。
  彼女は泣いていて、サンドイッチを
  潰さないようにテーブルに置けば
  資料を渡して彼女を抱きしめ、
  落ち着かせるように頭を撫でてあげる。

                     ]

   ワンコちゃん、名前素敵だね。
  
 …ぼくとは大違いだ。


  *

                       

(*79) 2021/05/03(Mon) 21:37:24

【赤】 大学生 葛葉 桜子


[ 
  余談ですが特にアレルギーとかはないのです。
  買ってくると言われたときに、
  伝えられれば良かったのでしょうけれど
  そこまで頭を回すには疲れすぎていました。

  泣いていると彼が帰ってきました。
  少し、気まずいです……。
  せめて泣いている理由だけは
  悟られないようにしなければ、と
  何があったのか聞かれても
  首を振るだけで答えませんでした。
  
  どうしても、と聞かれるのなら
  前の恋人のせいにしてしまいましょう。
  ……目の前の彼のせいには
  どうしてもしたくなかったから。
                      ]
 
(*80) 2021/05/03(Mon) 22:08:06

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  床に散らかしてしまったレジュメを
  彼は拾って束ねてくれました。
  ……本名も所属大学も見られた、
  なんて思っていたら、
  抱きしめられるのです。
  ……どうして、優しくするんでしょう。
  面倒だって突き放してくれれば
  勘違いしなくて済むのに、
  また、勘違いしそうになるのです。

  でも、頭をなでられると
  落ち着いていくのは確かです。

  そうしてかけられた言葉は
  予想通りで、予想外のもの。

  名前を見られたのだから
  何か言われるとは思いました。
  名前をほめられるのは悪い気はしませんが…。
                       ]
 
(*81) 2021/05/03(Mon) 22:08:43

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   ……おうじくんは
   やっぱりおうじくんなんだ。
   どういう字を書くの?



  許されるのなら、そっと彼の頭を
  さっきしてもらったようになでるのです。
  
  吐き捨てるように小さく添えられた言葉が
  苦しくて、心に引っかかってしまったから。
  名前が嫌いなのが、伝わってしまったから。
  
  好きに名乗れるネット上の仮名で
  わざわざおーじさま、なんて名乗るなら
  それは本名であってもおかしくない……
  そう思っての言葉でしたが、
  もし違うのなら謝らないといけないな
  と私は考えていました。
                      ]*
 
(*82) 2021/05/03(Mon) 22:10:48

【赤】 SE 榊原 皇仁




  前の恋人のことを思い出した、と
  彼女が言ったならちょっとイラッとした。
  忘れさせたかったのに。

  でも、頭を撫でれば
  彼女が落ち着いていくように
  彼のその心も落ち着いてきた。
  だから、彼女にどんな漢字なのか
  聞かれるとすんなり携帯を見せてあげた。

                       ]


   こういう漢字書くの。
   ……あれ、ぼく慰められてる?
   ──────ありがとう、ワンコちゃん。
   ついでだし、連絡先頂戴?




(*83) 2021/05/03(Mon) 22:27:15

【赤】 SE 榊原 皇仁





  携帯開いて、犬の絵文字を名前欄に入れれば
  彼女に電話番号を打たせようと
  携帯を渡して、連絡先をもらうことに。
  彼女とは今日だけで終わらせるつもりが微塵もなく。
 
  初めて、名前を笑われずにいる、多分。
  出会った人には大体笑われていたから
  新鮮な感じがしたような気がする。

                      ]* 


(*84) 2021/05/03(Mon) 22:27:39

【赤】 大学生 葛葉 桜子


[ 
  私の推測は当たっていたみたいです。
  彼はおうじくんで…皇仁、と書くのだと
  携帯を見せてもらって
  教えてもらったのでした。
  ついでに、と連絡先を聞かれて
  少し戸惑いました。
  また今度、があるのでしょうか……。
                    ]

  
   ……私は人の名前聞いて笑ったりしないって
   決めてるから。
   笑われたことがあって、悲しかったから。
   皇仁くん、素敵な名前だよ。

   
   連絡先……?
   ちゃっかりしてるなぁ、もう。
 
(*85) 2021/05/03(Mon) 23:03:17

【赤】 大学生 葛葉 桜子


[ 戸惑いつつ渡された携帯に番号を打つのです。
  名前欄に桜の絵文字を付け足しましたが、
  消されてしまうでしょうか?
  どちらにしろ、彼の連絡先も
  教えてもらう流れになったでしょう。
  いつの間にか口調は砕けていました。

  ありがとうって言われるとは思わなかったけど…
  もう少しこの人のことを知りたい、なんて

  そう思ってしまったのを後悔するのは
  少しだけ未来の話。
                        ]*
 
(*86) 2021/05/03(Mon) 23:04:06

【赤】 SE 榊原 皇仁



   ワンコちゃんの名前で…?
   ひどいやつがいるんだ………



  彼女が桜の絵文字を追加したなら、
  そのまま連絡先を登録した。
  今度空いてる時、デートしようね、なんて
  彼女を抱きしめたまま囁いて。

  勿論、彼の連絡先もすぐに教えて。

  彼女がまだそんなに動けないなら、
  サンドイッチを取ってきて
  冷蔵庫の中のオレンジジュースでも
  一緒に渡せば、先にシャワーを浴びに
  バスルームへと行ったことだろう。

                     ]


(*87) 2021/05/03(Mon) 23:48:02

【赤】 SE 榊原 皇仁

   *


   産婦人科、行く?
   一緒に行きたくないなら、
   これはもらって絶対。



  それから午後になり、
  チェックアウトの時間ギリギリまで
  部屋から出なかっただろう。
  彼は出る直前に彼女の手に
  四つ折りにした二万円を渡して。
  産婦人科にいくか聞いた理由は、
  緊急避妊薬を貰いにいくため。
  病院代と薬代で、これくらいかな、と
  彼は躊躇うことなく渡した。

                    ]



(*88) 2021/05/03(Mon) 23:48:40

【赤】 SE 榊原 皇仁



    またね、ワンコちゃん。
    また沢山えっちなことしようね。



  何の後だったかは定かではないけれど、
  にこにこしながら、彼は手を振った。

  分かれてすぐのメッセージでは
  もし生理が止まったらすぐに報告して、と
  彼女を心配する素振りをみせて。

                       ]*



(*89) 2021/05/03(Mon) 23:49:02
 




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