【人】 受験生 雨宮 健斗[鍵盤にそっと指を乗せる。 もう数えきれないほど繰り返してきたこの動きも、 ここのところ酷くぎこちない。 習い始めたばかりの頃のように、 何度も左手で繰り返すハノンの1番。 鍵盤の上をのそりと這う指は、動き始めて たった5小節で耳障りな音を響かせて。 大袈裟に顔を顰めて、苦笑いを浮かべる。 そのまま、鍵盤に額を押し付けた。 ぎゃーん、と汚れた音でピアノが泣いた。 ] (5) 2020/11/21(Sat) 7:10:40 |
【人】 受験生 雨宮 健斗I'm losing my mind life of intersection Faith in my eyes with imperfection Poker face played in a form flexing All limitations (6) 2020/11/21(Sat) 7:12:22 |
【人】 受験生 雨宮 健斗…ねぇ…林間学校って、なに。 [B5のプリントが手の中で揺れる。 見慣れたゴシック体の印字、 二度見したタイトルは、 ] 【林間学校のお知らせ】 [いつの間にか暖房に変わった空気はカサついて、 唇の端が痒い。 学食のカレーが目の前で、ほわほわと 白い湯気を立てている。 少し椅子を引いて、隣の生徒に聞くために 体を傾けた。 ]* (7) 2020/11/21(Sat) 7:16:53 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a1) 2020/11/21(Sat) 7:22:54 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──少し前 学園内食堂── 林間学校または林間学舎、林間学習とは、小学校や中学校などで、春から秋にかけて山間部や高原の宿泊施設に宿泊し、ハイキングや登山、博物館見学等を行う学校行事の一つで、校外学習としては規模の大きい活動である。学習指導要領においては、特別活動の学校行事で「遠足・集団宿泊的行事」に位置づけられる。同様な行事に臨海学校、修学旅行などがある。夏の季語。 …ってありますから、高校で初冬にやるの珍しいですよね。 [その時>>7は、食堂で紙ナプキンで遊んでいた。 既にいくつか作品があって、各種ツルが折られて並べられている。 今はガニ股のツル制作中。 既に食事は終わっていて、目の前の食器は綺麗に空になっていた。 ラーメンの汁も含めて。] 行くんですか。私は今回行くんですよ。 まあ、行ったなら楽しめば良いと思います。 [どうなんだろう、と折り紙に向け続けていた視線を初めて相手に向ける。 また新しく紙ナプキンに手を伸ばしながら。]* (8) 2020/11/21(Sat) 7:34:57 |
【人】 受験生 雨宮 健斗いや、林間学校の定義を聞いてんじゃ ねぇんだけどよ… [こちらから聞いておいてなんだが、 流れるような解説>>8が聞こえれば 少し目を見開いて、声の主を見やった。 ] …へぇ、すげぇ。 [そこにいた、紙ナプキンの鶴たち。 ちょこんと鎮座するそれらは、それぞれ形も 微妙に違うし、なんとなしの個性が見えるような 気がして、ほーん、と思わず小さな感嘆が漏れた。 咎められないならそっと、指で触れただろう。 ] そっか行くのか。 あんま見ない気がするけど何年? つか行かないと卒業出来ないとかマジかよ… [受験生なんだけど俺、とぼやいて机に突っ伏した。 崖っぷちなのはまぁ、言わなくていいかと飲み込んで。]** (9) 2020/11/21(Sat) 7:58:58 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──少し前 学園内食堂── 「林間学校って、なに。」 って聞かれたらこれ以上に何を答えれば良いのかと。 じゃあ何を質問していたんですか。 そして奇遇ですね私も貴方の顔あまり見てません。二年の近藤です。オリガミ部です。 気に入ったならどうぞ。 [作品に手を伸ばされても気にしない。 元々、手慰みに遊びで作ったものだからだ。 作るだけ作って、塵箱に捨てるようなもの。] (10) 2020/11/21(Sat) 8:12:57 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香受験生…ご愁傷様ですね。 せめて、勉強道具でも持っていって夜にでもシコシコ勉強すると良いんじゃないですか? 昼間は気にせず、楽しんで仕舞えば良いかと。 [楽しんで仕舞えば良い、は二度目のセリフになる。>>8 受験生とのぼやき>>9には少しだけ目を細めた。 まあそれはともかく。] この時期の林間学校って、真冬はまだしもすごく寒そうですよね。 湯湯婆とか、カイロとか、荷物は他にも増えそうで面倒ですが。 洋服自体嵩張りそうだし。 そこに勉強道具追加したら大変そうですねー、先輩。 [そんな他人事の心配とも言えぬ言葉を投げたのだった。]** (11) 2020/11/21(Sat) 8:13:39 |
【人】 テニス部 ちあー1-B 教室/朝のホームルームー 「林間学校かー。楽しみー!えーっと、何々…?」 [ちあは、配布されたお知らせのプリントにこれでもかと顔を近付けて、まじまじと内容を読んでいた。] 「やったー!他の学年とも行けるんだ!」 ー赤羽先輩と一緒に行けたら、嬉しいな…。ー [頬が少し朱に染まった。] (12) 2020/11/21(Sat) 8:35:41 |
テニス部 ちあは、メモを貼った。 (a2) 2020/11/21(Sat) 8:37:22 |
【人】 文系 しおりー 文化部:補修室またの名を文化の部室? ー [ 図書室には資料室の他にもう1つ 本を補修するための部屋があることを ほとんどの生徒はあまり知らないだろう。 修復室と描かれた扉の奥は、古い本の匂い が充満していた。 小さな部屋ながら、扉を開けると目の前に 古く壁の背と同じ高さのまるで壁のような 本棚が並んでいた。その多くにはぎっしりと 本が詰まっているが、一部新しい本も入って いるようだ。 破れた本や古くて糸綴じが外れた資料は 本棚の奥の横長な机の上にたくさん積まれていた。 本の置かれている机から少し離れて3つの教室と 同じ机があり、そこには1人の女学生がいた。 彼女の机の上には補修用の道具が置かれている。 ] うっ、うん [ 大きく伸びをした彼女は修復作業が 一段落ついたので達成感と満足感で 顔が緩みっぱなしだ ] こ、これが昔に描かれていた男性同士の…ふふ腐っ… (13) 2020/11/21(Sat) 9:55:01 |
しおりは、* つけ忘れちゃいました…すみません! (a3) 2020/11/21(Sat) 9:57:33 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ ……嗚呼、こんな想い。 どうせ叶いやしないんだから。 キャンプファイヤーの炎にくべて灰にして。 闇色の空に溶けて消えてしまえば良いのに。 ] (14) 2020/11/21(Sat) 9:59:20 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 和の国に生まれ育った祖父と 異国の地の名家の生まれの祖母は、 大恋愛の末に結ばれたらしい。 ……らしいと、どうにも感慨が薄いのは、 祖母が早くに亡くなったため 写真くらいでしか彼女の顔を知らないから。 ただその存在は確かに私の中に在る。 ] (15) 2020/11/21(Sat) 10:00:34 |
オリガミ部2年 近藤 絵理香(匿名)は、メモを貼った。 2020/11/21(Sat) 10:01:31 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 無垢な問いに対して、ほっぺたを膨らませたのは、 齢一桁の頃だけど。 今もはっきり覚えている。 在る程度成長した今ならいざ知らず、 色の異なる左右の瞳は、幼子には興味の対象だった。 囃し立てるような声を向けるのは、男の子が多くて。 当時の私にとって、男子は倒すべき敵だった。 ] (17) 2020/11/21(Sat) 10:03:35 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ ……それが原因かは、いざ知らず。 甘い香り。マシュマロのようにふわふわのほっぺ。 私が想いを寄せる相手は、すべからず。 私と同じ性をを持つ“女の子”だった。 ] (18) 2020/11/21(Sat) 10:04:35 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里─── 告白なんて、できるわけがないでしょう! [ 人と違う事が嫌だったのに。 私は想いの在りどころさえ、 みんなとおんなじにはなれなかった。 クラスの女子が恋バナで盛り上がる中。 曖昧な笑顔で誤魔化す日々。 そういう話題が満載に違いない。 間近に迫った林間学校のことを考えれば、 自然と眉が寄った。 ] …… 絶対、絶対。 言っちゃダメだからね。 [ できるだけ顰めっ面を作りながら、 傍の幼馴染に念を押す。 報われぬ想い。 それに私が押し潰されずにすんでいるのは、 唯一人、吐き出せる相手がいるから。 ] (19) 2020/11/21(Sat) 10:06:25 |
文系 しおりは、メモを貼った。 (a4) 2020/11/21(Sat) 10:07:49 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里……いつも、ありがとう。 [ それから照れ臭そうに、そっぽを向けて続ける。 いつ頃からだろう? そばに居てくれた、幼馴染の男の子。 互いに高校生ともなれば、 昔みたいに常に一緒というのは難しいけれど。 時折こんな風に、愚痴に付き合ってくれる事。 私が男の子嫌いにならなくて済んだ事。 全部君のおかげだって、素直に口にするには 少しだけ恥ずかしいから。 ]** (20) 2020/11/21(Sat) 10:08:05 |
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。 (a5) 2020/11/21(Sat) 10:14:11 |
【人】 学生 五反田 健吾 [ 愛はお互いを見つめ合うことではなく、 ともに同じ方向を見つめることである。 と、昔の偉い人は言ったとか。**] (21) 2020/11/21(Sat) 10:17:36 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a6) 2020/11/21(Sat) 10:20:21 |
オリガミ部2年 近藤 絵理香(匿名)は、メモを貼った。 2020/11/21(Sat) 10:21:19 |
文系 しおりは、メモを貼った。 (a7) 2020/11/21(Sat) 10:22:07 |
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。 (a8) 2020/11/21(Sat) 10:25:12 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a9) 2020/11/21(Sat) 10:39:50 |
文系 しおりは、メモを貼った。 (a10) 2020/11/21(Sat) 10:49:09 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──少し前 学園内食堂── いや別に、私も先輩の事知らなかったですし? ここっていつからあるんでしたっけ、幼等部?初等部? まあ高等部より前から連んでる組からしたら、お前見ない顔だな新入りかっていう編入組ですしね。 [相手も高等部編入組とはいざ知らず。 気を悪くしてるわけではないとまた新しく鶴を仕上げた。 彼の摘んだツルの行き先>>22 その掌にパチリと瞬き一つ。] その"一日二日"の積み重ねが、努力の結果というものなんでしょうね。 毎日勉強してる人なら、そのセリフでも安心ですけど。 まあ、私みたいな就活組はそんなの無縁なんで遠くからご愁傷様ですね〜、と見守り姿勢ですが。 雨宮先輩。 …なぜ急に敬語。 [かくりと首を傾げる。 確かに林間学校に同じタイミングで行く仲らしいが、後輩に対しての急な敬語に疑問を覚えざるを得ない。 じー、と、カレーを口に運ぶ彼を見つめて。] (24) 2020/11/21(Sat) 11:02:35 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 しおりと汐里── [しおりと汐里。 同じ学年の可愛らしい女子たちである。 クラスはどうだっただろう。 去年か今年かで、どちらともどちらかとでは一緒のクラスになった事があると思う。 ちなみに一年の時はA組。 二年の今はC組だ。 しおりは文化部。 彼女が腐っているのを隠しているなら、私はそれに気づいていないと思う。 隠していない、または私が気づいてしまっていたとしても、私個人は腐海には一定の理解は示していた。 そこにある萌えだとかの熱量は共感できないが、それでも一般的な本の貸し借りはしていたかもしれない。 折り紙で作った栞を、借りた本に挟んでおまけとして返したことがあったはずだ。] (26) 2020/11/21(Sat) 11:32:37 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香[汐里は綺麗な目の持ち主だ。 だからじっと彼女の目を見つめた後、こんな質問をしたことがある。] 日下部さんって、白人の人の遺伝があるの? 肌白くて綺麗だし、髪の色も自然だし。 目もとっても綺麗だね。 [白人、と断定してしまったのは、何かで「先天性虹彩異色は白人に多いという傾向」と知ったからだ。 けれど色彩が綺麗なのも本当だから、それも素直に伝えた記憶がある。]* (27) 2020/11/21(Sat) 11:33:05 |
オリガミ部2年 近藤 絵理香は、メモを貼った。 (a11) 2020/11/21(Sat) 11:53:45 |
【人】 学生 五反田 健吾……どういたしまして。 それで、グループはどうするんだ? [ 面倒なんて顔をしながら、少しの心配が滲んでいたことに気づかれたか。感謝の言葉を投げられたのなら、つい、と視線を動かす。 明日からは林間学校。参加する自分たちは、現地でグループに別れてオリエンテーションをしなければならない。 オリエンテーションでは、その場で適当に集まるのが大体だが、彼女の想い人も確か、今回の行事に参加するはずで。 さて、彼女はどうするのか。取り出していた本を手慰みに触りつつ、今学校中で話題となっていることの話をしていた。*] (30) 2020/11/21(Sat) 12:42:05 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 五反田── [かつて、私は汐里と五反田とがともにいるところを見た事はあっただろうか。 その関係性を知ることは。 汐里と同じクラスだった時>>26彼も同じクラスだったなら>>29クラスメイトになったこともあったかもしれない。 ただ、私は彼の目の色も気になっていた。 汐里ほど派手にわかりやすい色ではないけれど、左右の目の色が違う男子。 ただ、話しかけるほど近くだったことがあったかどうか。] ……、ふむ。 [彼も白人の血を引いているのかな。 それとも後天的だったりするのか。 そんな疑問を孕んだ眼差しを送りつつ、指先は今日も折り紙で何かを作り出す。]** (31) 2020/11/21(Sat) 12:55:31 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a12) 2020/11/21(Sat) 13:05:26 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里……えっ、と。 詳しくは知らないんだけど。 父方の祖母がロシアの出身だったみたいなの。 [ そんな話を交わしたのはいつだったっけ。>>27 相手は同じクラスの近藤さん。 「おかしいね」「変わっている」 そんな言葉を伴って、 異質に向ける、不躾な視線には慣れていた。 しかし彼女は眼差しは真っ直ぐに。 澄んだ色でこちらを見詰めていて。 ] (32) 2020/11/21(Sat) 13:19:37 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里そ、そうかなぁ。 ……… 絵理香ちゃん。 [ ちょっとだけ声を上擦らせながら。 彼女が綺麗だと言ってくれた肌をほんのり染めて。 瞳を瞬かせ、人差し指で毛先をくるくると弄ぶ。 彼女が気付いたかは、わからないけれど。 これまで近藤さんだった呼び名が、 絵理香ちゃんに変わった事。 不器用な“ありがとう”の代わり。 ]* (33) 2020/11/21(Sat) 13:19:53 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a13) 2020/11/21(Sat) 13:20:20 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里ど、どうするって。 普通にやりますよ! 我々はお友達ですから。 [ こちとら鋼の片想いですよ! きっとバレたら、私だけでなく。 彼女も好奇に晒されるから。 世界中が健吾と同じ考え方をしていたらいいのにね。 なんて、無いものねだり。>>29 この想いは誰にも知られるわけにはいかない。 だから吐け口になってくれる健吾には 実は頭が上がらない。 ] (34) 2020/11/21(Sat) 13:36:49 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 面倒くさそうな横顔には、>>28 おかしな話、少し安堵したりする。 一方的に私が愚痴ってしまっているけれど。 迷惑なら君はきちんと言ってくれるだろうって、 …… そんな信頼感。 ] いつも私が聞いてもらってるばかりだし。 健吾も悩みとかあったら言ってね。 好きな子の話とかあれば、相談に乗るんだから。 [ なんて提案は、お世話になっているお返し半分。 普段から物事を静観しているような幼馴染、 その内面への興味半分。 健吾の瞳の色も、私と同じで人と少しだけ違う。 彼のようにどっしり構えていられたのなら、 私もここまで拗らせずにすんだのにな。 何を食べて育てばこうも動じないでいられるのか。 秘訣があれば聞かせてもらいたいくらいだった。 ]** (35) 2020/11/21(Sat) 13:37:40 |
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。 (a14) 2020/11/21(Sat) 13:39:32 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 汐里── へえ! その年代の国際結婚って、なんか凄く熱愛のイメージある! へえ…きっとおじいさんもおばあさんも美形だったんだろうなー。 [大恋愛=美形のイメージもある。 けれど、彼女自身の顔も整っているからさらりとそんな言葉が出た。 色合いを褒めただけではにかんでいる様子の彼女>>33もまた愛らしい。 クラスの男子は、もしかしたら女子も。心を動かされた人は多かったのではないだろうか。 ・・・ ……それにしても、絵理香ちゃん?] (36) 2020/11/21(Sat) 13:43:14 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香おお、ちゃん付けって新鮮。 それじゃ私も汐里ちゃんって呼ぼうかな! [私の背は女子にしては高いからか、苗字+さん付けで呼ばれることがほとんどだ。 女子同士でも一人黙々と折り紙ばかりして交流が浅いからもあるだろう。 だから、本当に小さな子供の頃から久しく呼ばれていなかった呼ばれ方に、少し照れ笑いしながらそう宣言した。 指先では黄色の折り紙が、クリスマスベルの形に折られていた。]** (37) 2020/11/21(Sat) 13:43:35 |
【人】 学生 五反田 健吾[ 誰かが練習でもしているのか、音色は何度も同じ音階を繰り返す。どこかで聞いたことがあるような、聞いたことがないような、わからない曲に首を傾げていれば、ひとつ、音がズレたり。 いつの間にか雨音に向かっていた意識は奏でられるピアノの方へ。拙い音色を楽しむように、歩きながらも瞼を緩く下げていれば、……汚い音が鳴り響いた。驚きに、目を瞬く。どうやら練習時間は終わってしまったらしい。 世の中には上手くいかないことばかり。彼女のことも、自分のことも、見知らぬピアノの練習主も。 意識せず遅くなっていた歩く速度を元に戻しながら歩みを進めていれば、音楽室の前を通り過ぎようとしていた。音が響いていたというのなら扉は開いていただろうか、ちらりと視線を動かせば、中にいるものを視界に入れることもあっただろう。*] (39) 2020/11/21(Sat) 13:46:18 |
【人】 学生 五反田 健吾[ 同じグループを組むのか、ということを聞いたつもりだったが、彼女はなにか違うことを考えた様子>>34 普通にやる、ということは普通じゃないことでも考えたのだろうか、なんて追求は、彼女のためにやめておこう。 同性が好きだと告白されたのは、はていつだったか。その時も自分はいつも通り、特に興味が無いような反応をした。 感情なんて制御出来ないもの、人が同じではないように動き方も同じでない。ならば変わったことでは無いだろう、……そんな考えもまた異端なのだろうが。] ああ、その時はよろしく。 [ 悩みは自分にもある、けれど人に言うほどのことには思えないものばかり。この目のことだって、生きていればそういうこともあると考えている。 口数少ないのは子供の頃から変わらない。それでも、気にしてくれる人がいるから人生を送られているのだろう。感謝しているのは、こちらからもだった。] (40) 2020/11/21(Sat) 14:21:49 |
【人】 学生 五反田 健吾[ 彼女は恋に悩んでいる。しかし自分は恋なんてものは今までにしたことがなかった。きっとこれからもしないだろう。 人生何が起こるかわからないとはいえ、起伏の少ない感情を知っているから、これが動く日が来るとは考えづらいのだ。 ……けれど、もしその日が訪れたのなら。まあ。 まず一番に相談するのは、彼女にしないこともない。*] (41) 2020/11/21(Sat) 14:22:05 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 回想:同級生近藤 絵里香 ─ [ さらりとした思考。けれどそんなところを面白がられるのか、友人はそこそこいないこともない。 汐里と一緒のこともあれば、ほかの者と一緒のこともあった。目のことについて気がついた人間に聞かれることだって、その中にはあっただろう。しかし、聞かれないのなら特に答えることはない。] ……おりがみ、上手いんだな。 [ 同じクラスだった時、近藤 絵里香と隣の席になったことがある。関わりはたまたま消しゴムを落としたのを拾ってもらった時だったか、それともプリントを渡してもらった時だったか。 礼を言おうとした瞬間、視界に入ったおりがみに、気がつけばそんなことを零していた。 言おうとしていたことと違うことを言ってしまったけれど、まあそんな事もある。話が続いたのならそれの後に改めて感謝を告げよう。 今の関心は、授業をしている先生の丁寧な字はどこで習ったのかと、授業の内容と、……彼女のおりがみについてだった。*] (42) 2020/11/21(Sat) 14:33:52 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 回想:図書室 ─ [ 趣味はなにかと聞かれれば、読書と言えるくらいには本を読んでいる気はする。ゲームは同じ作業を何度もするのがよくわからなかったし、料理は食べる専門だった。 借りに行くのは図書館より図書室。出歩くことを面倒だと感じる男にとって、学校の休み時間という暇な時間を使えるのは丁度良い。 その日もまた、借りた本を返しに。新しい本を借りに。図書室を訪れる。] ……これにしようか。 [ 読んだことの無い、適当な本。種類は問わず。手に取ったのなら窓際に座った。休み時間はまだあるから、持ち帰るには時間が余るのだ。 日当たりのいい場所。太陽光は身体にいい。浴びながら、一人読書を楽しむ。*] (43) 2020/11/21(Sat) 14:42:59 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 五反田── [五反田と隣の席になった時>>42、消しゴムがこちらに転がってきたから拾って渡したら言われたこと。 目をパチリと瞬かせた。 うん、とうなずいた後にまたカサカサと、彼の隣の席で何かしら作成していた。 折り紙の白い方に何か書いて、それを内側にしてハートを折る。 それを、先生の目を盗んで隣の彼に渡す。 目があったなら中を開いて見ろのジェスチャー。 中を開いたところで、書いてあるのは 「いまは授業中だよ五反田くん。」 の、突っ込み待ちと思われても仕方がない一文。 そして、授業が終わった後には徐に話しかけていた。] 折り紙部だしね、紙一枚あれば遊べちゃう折り紙って凄くない? 両面柄のメモ用紙にすらリサイクルできないチラシとかも、一通り遊べちゃうんだから。 [だからだろう。 要るプリントまで折ってしまって、提出物を出せない事はよくあった。 保護者関連のものは特に。保護者まで届いていないのが一番の理由。] (44) 2020/11/21(Sat) 14:47:41 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香よく汐里ちゃんと一緒だよね。 カレカノ? [そしてさらーっと、そんなことを聞くくらいには、私も人様の恋バナ好きなJKなのだった。]** (45) 2020/11/21(Sat) 14:47:58 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a15) 2020/11/21(Sat) 14:49:16 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 私のハンドクリーム── [私は折り紙にいろんな紙を使う。 チラシも、プリントも、ルーズリーフも。 もちろん折り紙もいろんな種類があり、それぞれ触り心地が違う。 そんな事をしている私は、いつも指先がカサついていた。 紙に指先の油分を取られてしまうからだ。 だから私は、ハンドクリームだけはいつも持ち歩いている。 大きな物を買って、百均のクリームケースに入替えて。 私がいつもハンドクリームを持ち歩いているのを知っていた人からは、ちょっと貸して、と言われることも少なく無かったと思う。] うん、いいよー。 [減るもんだけど、まあ良いか。 そんな風にハンドクリームを少し分ける。 そんな私のハンドクリームはジャスミンの香り。 甘過ぎず、普段使いする方の香りだ。 冬になると、そんな私の香りが変わる。 朝だけほんのり、レモンの香りが残ってる。 ちょっと高い、分けるには忍びないハンドクリームの香りが、朝だけ指先に少しだけ。]** (46) 2020/11/21(Sat) 15:17:12 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 回想:同級生近藤 絵里香 ─ [ 頷いたと思ったら、なにかを制作し始める彼女>>44、話が終わったのだと思って前を向いてまた、授業を聞き始めたのなら、なにかが目の前に落ちてきた。 隣を見る。なんらかのジェスチャー。少しの間を空ければもう一度行われたりしただろうか、意図を掴めたなら漸く紙を開いて。] ………………。 [ ひと時の無言。僅かにものを言いたい気分はあった。けれど、一先ずもとあった形、 ハート に紙を戻す。 そうして、再び前を向いたのならそのまま、また授業に耳を傾ける。彼女の言っていることも、一理あったからだ。] (47) 2020/11/21(Sat) 15:18:49 |
【人】 学生 五反田 健吾[ ───やがて、授業は終わった。 教科書類を片付けていると、聞こえてくる声に顔あげる。話は続いたらしい。] 確かに折り紙はすごいな。 日本人はよくこの遊びを生み出したものだ。 [ 折り紙部の存在は知っていたが、彼女がその部員だったよう。ならば上手いのも当然と言えるのか、だとしてもそれだけ努力したということなのだろう。 彼女が提出物を出さない様子を見たこともあったか。今までは理由がわからなかったが、……このことを聞いたとて、理由はわからないが。もしかしたら未来で思い当たることもあったかもしれない。] カレカノ……、いや、違う。 彼女とは幼馴染なんだ。 [ 彼女と汐里が共に要る姿はどれほど見た事があるだろう。いつの間にか名前で呼ぶくらい親しくなっていたらしい。 その性質から、どこか心の距離が他の人と開いているように見えたから、それ自体は喜ばしいことで。 少し表情を緩めたけれど、恋人同士にまだ間違われるようなら>>45、面倒くささに眉を顰めることだろう。**] (48) 2020/11/21(Sat) 15:20:53 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 五反田── へえ、そうなんだ。 いいなー幼馴染。うち、親が転勤多かったから、そういうの憧れなんだよね。 友達同士で遊びに行ったりとかなくて。 仲良くなっても、自分も親も土地勘なくて遊びに行けなくて、覚えた頃はその土地を離れての繰り返し。 [幼馴染と言われてすぐ納得する。>>48 幼馴染同士の恋人だっているかもしれなかったが、これ以上追求するのは野暮だろう。 本当にそういう関係になるか、そういう関係になりたくて相談でもされない限りは口にするべきじゃないと思っている。] 何かしら近い関係かなとは思ってたんだ。 ワンチャン親戚? ほら、五反田くんの目の色も左右違って綺麗じゃない。 でもそうかー、幼馴染。 良いね。ほんと。 [しみじみ、頬杖をつきながら笑った。 そう言った存在は、私には無縁だし、これから絶対に手に入れることができない関係だから。]** (49) 2020/11/21(Sat) 15:41:32 |
【見】 次期生徒会長候補 赤羽 神一 ―― とある一室 ―― [ 椅子に腰掛け足を組む。 ] 政治とは流血の伴う戦争である。 毛沢東の言葉の中で 僕が最も好きな言葉だ。 僕の夢は総理大臣になることだ。 どうしたら総理大臣になれるか? それはこの学園で生徒会長になること。 そして歴代生徒会長で作られた政界の最大派閥 『ポムペッシュ学園生徒会長会』に入る。 その派閥に入ることが総理大臣になる近道 と言われている。 (@0) 2020/11/21(Sat) 15:41:40 |
【見】 次期生徒会長候補 赤羽 神一僕はこの林間学校で 皆の犬になろうじゃないか。 生徒会長になるためなら何だってしよう。 そして将来必ず総理大臣になり 僕は作る。僕の国を。 (@1) 2020/11/21(Sat) 15:45:49 |
次期生徒会長候補 赤羽 神一は、メモを貼った。 (t0) 2020/11/21(Sat) 15:57:52 |
次期生徒会長候補 赤羽 神一は、メモを貼った。 (t1) 2020/11/21(Sat) 16:04:23 |
【見】 次期生徒会長候補 赤羽 神一 ―― 掲示板の前 ―― [ 1階の廊下を1番奥まで進み 壁にもたれかかる。 ] ズボッ [ タピオカドリンクに太いストローをさす。 掲示板には複数のプリントが貼られていた。 【林間学校のお知らせ】 B5の紙が風に揺れる。 ] 去年も行った。 だがしかし、この赤羽神一。 今年もいざ行こうではないか。* (@2) 2020/11/21(Sat) 16:47:14 |
次期生徒会長候補 赤羽 神一は、メモを貼った。 (t2) 2020/11/21(Sat) 16:57:13 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[図らずも、こちらを見ている彼女と視線が合って、 消えた敬語で発せられる仰々しいセリフにぶは、と 吹き出した。 ] ありがたき幸せ、って返すとこか。 まぁよかった、知った顔が出来て。 さんきゅーな。 [笑いながらそう言えばまたカレーを口に運ぶ。 無造作に机に置いたプリントが、 風に煽られて角がぴらぴらと舞って、 慌てて水の入ったグラスで抑えた。 ]* (51) 2020/11/21(Sat) 17:15:44 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里写真でしか知らないけど。 うん、綺麗な人だったな。 [ そういえば、既に故人であることは伝わったか。 “ちゃん付けって新鮮。” 言われて初めて、子供っぽかったかなって。 気恥ずかしさにうっすら顔を赤らめる。 ─── 汐里ちゃん。 しかし否定される事はなく 倣うように返された呼び名に。 途端、くらりと頭に走る甘い痺れは、 彼女が纏うジャスミンの優しい芳香だけでなく。 照れくさそうに向けられた微笑みのせい。 ]* (52) 2020/11/21(Sat) 17:32:38 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[昼間に色々とあったようだがそんな中で私はというとトイレにいた。その姿は傍目にはぼっちと称されてもおかしくないものだった。というかぼっちそのものでは?と一瞬、ほんの一瞬だけあり得ない考えが頭をよぎったがすぐさま思考の水平線の彼方に放り投げた] 「またあの時期かぁ」 [ぼっちの鬼門 グループ☆ワークなるものが始まろうとしていた]* (53) 2020/11/21(Sat) 17:37:17 |
叶わぬ想い 日下部 汐里(匿名)は、メモを貼った。 2020/11/21(Sat) 17:38:14 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香まあ、うちは親が転勤族ですから、出入り激しいどころじゃなくてですね。 せめて高校は、って話で三年間いるつもりですけど。 [就活希望、そんなに驚かれる事だろうか。 ここの生徒会が総理大臣への道へ繋がってる>>@0なんて知りもしない私は、普通の選択肢のうちの一つだと思っている。 そもそも勉強好きではないのに続ける意味が分からん。 というのが信条だ。大学にも普通科があればいくかもしれないが、何かしら専門性を選ばなくちゃならないのがまた面倒の極み。] アハハ、まあ先輩に可愛い後輩が教えを乞いに行くかもしれませんのでご覚悟を。 今のところ点数が一桁になった事はないですけどね。 [ふはは、と謎の笑いを残して立ち上がる。] 林間学校でもよろしく、雨宮先輩。 [そして、プリントが飛びそうになってる彼を見てから>>51ラーメンの器を片付けに行く。 最後に振り返ってひら、と手を振ってから立ち去っていた。]** (54) 2020/11/21(Sat) 17:43:28 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里あっ、好きな子限定じゃないからね! 困った事があったら、何でもかんでも 二十四時間どんと来いだから。 …… 私にも、お返しさせてね。 [ 同じグループ。>>40 彼女の友達である日下部汐里なら問題なく誘える。 しかし彼女に恋する日下部汐里なら? …… 私が勘違いしたせいで、 答えは出ぬまま話題は流れて。 ] なるべくなら、そう。 健吾が、当たり前のように 私の近くにいてくれる間がいいな。 (55) 2020/11/21(Sat) 17:53:33 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 幼馴染。 それは過去を共にした証ではあるけれど。 未来を約束する言葉ではない。 進路によって別たれる道もあるだろうし。 もし健吾に恋人でもできたら。 私が彼の傍にいる事は好まれないだろうから。 …… 恋とか愛とか関係なしに。 ただ無邪気に公園で駆け回れた頃もあったのにね。 自らも報われぬ想いに身を焦がしているくせに 相反する心に折り合いをつけられぬまま、 在りし日を懐かしむように、そっと瞳を伏せた。 ]** (56) 2020/11/21(Sat) 17:54:08 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[ぽつんと残されたピアノと、少々カビ臭いカーテン。 なのになんでか居心地の良い旧音楽室。 秘密基地と言うよりは寝ぐらのようにしていた ここに来ることも、友人と呼べるやつらが 出来てからは少なくなっていて。 それでも折に触れふらりとその重い扉を開ければ、 いつだって暖かく迎えてくれるここが好きだった。 ] (57) 2020/11/21(Sat) 18:00:27 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[あの文化祭のあと、ものすごく心を入れ替えて 両親に頭を下げて、再び向かい合う ピアノだったけれど、まじめにやればやるほど、 熱心に練習を重ねれば重なるほど、 己の左手はその動きを鈍くしていく。 酷使し過ぎなのは分かっていて、目を背ける。 せめて試験が終わるまで。 常にある痛みにも、硬って固まる指にも、 痺れる掌にも。 はー、と溜息をついて頭を上げる。 ポケットの中に右手を突っ込んで、 あるはずの煙草を探った。 椅子から立ち上がって何気なく入り口に 目を向ければ、廊下を行き過ぎる生徒>>39と 視線が合った気がして。 クソのような音を聞かれていないことを祈りつつ、 軽く会釈した。 扉を開ける。 彼が音楽室に用がある様子ならば 邪魔をしないよう早々に退散しようと。 ]* (58) 2020/11/21(Sat) 18:02:49 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 回想:同級生近藤 絵里香 ─ [ 彼女は喋ることが好きなのだろうか>>40。いや、社交的と言った方がいいのだろう。ひとつを喋れば返ってくる情報に、表情を変えないまま受け止める。だが、羨まれても喋ることがない。どうしようか悩んで。] ……じゃあ、誰かに連れて行ってもらえば いいんじゃないか? [ 土地勘がないというのならそうすればいいだろう、そう思ったけれど。仲良くなって少しして引越しということなら、行く機会はなかったのかもしれない。 自分と汐里の関係。たまに勘違いしては、そのまま突っ走るものがいないこともなかったような。 だから彼女は随分と道理を心得ているように見えた。当事者としてはありがたいことだ。] (59) 2020/11/21(Sat) 18:03:39 |
【人】 学生 五反田 健吾そんなに似てないと思うが。 この目は、ただの病気だしな。 …………。 [ 眼鏡をかけた目は、よく見なければ色の違いなんて分からない。気がついた彼女は、人をよく観察しているということなのだろう。 やっぱり羨む言葉には、考えるように黙り込んでしまうけれど。] ……いないのなら、作ればいい。 名前だけなら、簡単だろう。 [ 思いつくのは単純なこと。それは彼女にどう響いたか。*] (60) 2020/11/21(Sat) 18:03:47 |
【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオンは、メモを貼った。 (a16) 2020/11/21(Sat) 18:19:09 |
【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオンは、メモを貼った。 (a17) 2020/11/21(Sat) 18:19:21 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 昼前:教室 ─ 二十四時間は言い過ぎだろう。 [ くす、と。流石にちょっと面白くて、常なら歪まない口を緩ませた>>55。彼女のこういうところは好ましく思っている。 そうして、気持ちは受け取ったというように頷いたのなら、……零れた言葉に眉を少しだけ動かした。] ……近くにいなくなったなら。 もう相談は受け付けてないのか。 [ 別に悲しいわけでも傷ついたわけでもない。ただ、どこか寂しい気持ちはある、気がする。 彼女が離れるというのなら仕方のないこと、追う気はないが。例え道が別れたとしても>>56、繋がりは残っているなんて言うのは、柄にもないだろうか。] ──そろそろ行くか。 [ ちらりと時計を見たのなら、昼休みが始まってそこそこの時間が経っていた。次の授業もあることだし、教室に帰るべきだろう。 彼女の話を聞くために、昼は空き教室の隅で食べていた。 こういうことをしているから、付き合っているだのと言われるのかもしれない。]* (61) 2020/11/21(Sat) 18:46:56 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 五反田── 連れてってくれるなら喜んで。 でもさ、地元特有の場所だされて待ち合わせ、とかだと、本当に分かんないんだよね。 親に伝えたくても親も場所がわからないから、って理由で良い顔されなかったりしてね。 そんなでも付き合ってくれるなら、ぜひお願いしますなんだけどね! あそだ、なんなら五反田くんと汐里ちゃんでこの辺り案内してよー? [どこかに自由に行きたいという想いは昔からあった。 けれど、場所によっては田舎すぎて移動に車が必須な場所だったり、そもそも子供が少なすぎたりして遊びや移動に不便だった過去がある。 だからこそ、読書や折り紙に熱中するようになったのだが、今は比較的恵まれている。 年齢も、土地も、そして人にも。 だからこそ気軽にそんな願いを口にしていた。] あ、そうなんだ。遺伝とかかと思ってた。 あーでも遺伝系でもそういう時あるか。ごめんね、悪気はなかった。 [病気と聞けば素直に謝罪を口にする。 背筋を正して、両手を顔の前で軽く合わせた。] (62) 2020/11/21(Sat) 18:51:54 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香いや、幼馴染は無理でしょ。 幼い頃からの友達がまずいないな? そんなこと言うと五反田くんを私の高校からの幼馴染とか言い始めるよ? 竹馬の友とも言うんだし、竹馬乗るならもっと小さい頃かなー? 友達って意味では大歓迎! [幼馴染は流石に無理、と笑って。 でも友達ならと軽く両腕を広げてみせた。]** (63) 2020/11/21(Sat) 18:52:13 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a18) 2020/11/21(Sat) 18:53:01 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a19) 2020/11/21(Sat) 18:54:59 |
【人】 学生 五反田 健吾─ いつかの雨の日 ─ [ 軽く会釈をして通り過ぎる男>>58。見ない顔だから下か上だろう。彼があのピアノを練習していたのだとなんとなく脳裏に仕舞い込んだなら、立ち去るのを見守るように少しだけ目線で追った。 なにかに打ち込んで努力をする。自分にはそれが出来ないから、少しだけ羨ましい気持ちはあったのだ。けれど声をかけるようなことはしない。自分は口下手だし、そこまでの興味を引かれていない。 目線を外せば旧音楽室の前を通って図書室へと向かう。彼と出会うことはこの広い校内そうないだろう。数多いる生徒の一人だ、自分も彼も。*] (64) 2020/11/21(Sat) 19:11:46 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香ーオリガミ部の活動ー [オリガミ部は地味な部活筆頭かもしれない。 そもそも部員もギリギリで、まともに活動している部員となるとほんの一握りだ。 文化祭では辛うじて作品展示を行なったが、地味オブ地味だったのは言うまでもない。 その展示の監視役をきちんとする部員はもっともっと少なかった。 つまりは自分だ。 一人きりだったかどうかは…。黙秘。 大きく複雑な作品を折ったり、少し遊べるようなものを折ったり。 制作活動もそうだが、月に1〜2度はボランティア活動が入る。 介護施設で私設利用者と折り紙を折る。リハビリになるらしい。 学童保育で小学生相手に折り紙を折る。折り方を教えながらなのが地味に難しいが、一生懸命な子供たちは楽しい。 生意気なガキンチョも勿論いるが、基本的にはみんな素直な良い子たちだ。 そんな地味オブ地味なオリガミ部。] ……このままだと来年、廃部では? [部員をいつだって求めている。]** (65) 2020/11/21(Sat) 19:33:15 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 回想:同級生近藤 絵里香 ─ [ "誰か"、とは言ったが"自分"とは言っていない。けれどまあ、言ったものが実行すべきことなのだろう>>62] 俺は、まあいいが。 汐里には聞かないとわからない。 [ それはそれとして、今日話したばかりの自分で彼女はいいのだろうか、そう思わないでもなかったが、何も言わないのならいいのだろうと疑問は飲み込むことにした。 正直あまり流行りの場所はわからない。だからもし汐里が着いてこないのなら、有り触れた場所に案内することになる。] 別に気にしていない。 そういうこともあるだろう。 [ 意味は聞いたことに対しても、病気だということに対しても、だ。後者は真実ではなかったが、それは瑣末なこと。 だが、悪い事だと思ったのならきちんと謝ることが出来る、彼女のことは好ましい人間だと思う。だからこそ気にしないでいいと言ったのだ。] (66) 2020/11/21(Sat) 19:35:31 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a20) 2020/11/21(Sat) 19:38:32 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a21) 2020/11/21(Sat) 19:41:31 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 五反田と、汐里── なんだろう、この。 馴染み>>67だけになった瞬間のアダルティな響き。 なんだろう。馴染みの客、って付きそう。 冒険の酒場とかが舞台になりそう。 [こんな時だけ真面目な顔だった。 けれど友達で構わないと言うのだから、もう友達で良いだろう。 せっかく隣の席になったのだし。] よーし、馴染みの友達だね、五反田くん。 それじゃあ早速汐里ちゃんに聞こうか。 汐里ちゃーん! 今度五反田くんと町案内してよー! あっ、その前に二人とも連絡先教えて? [教室のなかにいただろう汐里に大きな声で呼びかけながら、ぶんぶんと大きく手を振った。 その後、滞りなく連絡先を交換できたなら、三人で町探検(なのはわたしだけ)したり、それぞれと遊びに行く事もあったかとしれない。]* (69) 2020/11/21(Sat) 19:44:26 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里確かに、寝てて気付かない時もあるし。 トイレやお風呂に入っている場合は、 駆けつけるのは少し待って欲しいかな。 あっ、そうそう。 おはぎsweetを堪能している時は、 緊急なら可。余裕がある時は避けてもらえると…… [ 大きい口を叩いておきながら 少しずつスケールを削ぎ落として。 最後にあげたスイーツは、君も知っている私の好物。 ] (70) 2020/11/21(Sat) 19:46:36 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里遠くに行っても繋がっててくれるの? 私から解放される機会なのに。 そんなこと言ってると、ずっと愚痴っちゃうんだから。 [ くすりと微笑んで。 冗談めかした口調に、僅かな本気を潜ませる。 いつまで彼に甘えていいのかなって考え始めたのは。 男女の性別の差。 そこに立ちはだかる壁を考えた時。 幼馴染の男女が、 それ以外の関係を持たずままいられる距離。 …… 確固たる自分を持つ君と違って 私はすぐにこうしたしがらみに囚われる。 ] (71) 2020/11/21(Sat) 19:47:18 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a22) 2020/11/21(Sat) 19:47:19 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里そうだね。 教室に戻ろうか。 話聞いてくれてありがとうね、健吾。 [ 頷いて、空き教室から廊下に繋がる扉を開けば、 先程まで遠くで響いていた喧騒が間近に響く。 私もその中の一員に加わるべく、足を踏み出した。 ]* (72) 2020/11/21(Sat) 19:47:34 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 雨の日、旧音楽室の前で ─ [ 視線が合った>>68。振り向くとは思わず、瞬きをして小さな驚きを表した。そして立ち去ると思った彼が話しかけてきて、今度は数瞬黙り込んで驚きを表した。我ながら感情表現が下手くそである。] いや、なにも用はない。 俺は図書室に向かうところだ。 [ 彼の心の内も露知らず。問われたのなら素直に答えよう。言葉にしてから、敬語は必要だったか等考えたりしたが。 話しかけられても、やはり自分は口下手だし、彼に多くの興味は湧いていない。けれど、態々声をかけてきたことには、興味が湧いた。であるからして。] ……なぜ声をかけてきたか、聞いてもいいか? [ 素直に問いかける男。齢たった一つ下。 デリカシーには少々欠けているかもしれない。*] (73) 2020/11/21(Sat) 20:07:04 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 私が色々考え込んでしまう壁。 それを最初からなかったかのように乗り越えてしまう。 彼、そして彼女達は私の憧れで。 少しだけ嫉妬してしまう。 あの日だってそう。 健吾と絵理香ちゃんが 何か話しているのは気付いていたけれど。 …… 気になってはいたけれど。 邪魔するのは悪いな、とか。 私には関係ないんだし、とか。 そんな言葉で自分に制限をかけて。 ] (74) 2020/11/21(Sat) 20:10:52 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里─── ふえっ!? [ そこに突如自分の名も含まれて。 思わず素っ頓狂な声が出た。>>69 慌てて口元を両手で押さえる。 ] またいきなりだねー、絵理香ちゃん。 ふふっ、いいよー。 [ 様子を伺っていた事なんておくびにも出さない、多分。 素知らぬ顔で振り向き、スマホを取り出す。 ] (75) 2020/11/21(Sat) 20:11:37 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里絵理香ちゃんあんまりこの街に詳しくないの? どういう所に行きたいんだろ。 美味しいスイーツの店、本屋、雑貨屋…… 文房具もわかるけど、折り紙は売ってたかなあ。 二人で健吾の服を見立てるのも楽しそうよね。 [ ことさら明るい声で候補を並べる。 ファッションにあまり興味がなさそうな 幼馴染も半ば強引に巻き込んで。 ] (76) 2020/11/21(Sat) 20:12:11 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 三人、あるいは二人で。 見知ったはずの街を巡り そこに新たな発見を見つける度に、 少しずつ距離が近まった。 ─── その最初の一歩を踏み出したのは、私ではない。 そんな事を考えているのは、きっと私だけ。 ]* (77) 2020/11/21(Sat) 20:12:21 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 五反田と、汐里── [まあどんな形にせよ、五反田と二人で外を歩くのはあまり無かった。皆無だったかもしれない。 男女二人で町を歩くと言うのは、友達になったばかりにしてはハードルが高かったからだ。 だから必然的に、何処かに行きたい、何処かに誘いたい時は汐里に声をかける事が多かった筈である。 無事に汐里の連絡先も手に入れた事だし。>>75] 親が転勤族だったから、今年こっちに来たばかりなんだもん。 だからいろんなオススメかな! お店なら雑貨屋に美味しいスイーツのお店、良いね! ……なるほど、五反田くんの服。 その発想はなかった。 [少しはしゃぎながら言葉にしていく。 五反田に限らず、男子、いや誰かの服を選ぶなんて遊び方はした事がなかった。 友人はいても、彼らと歩き回る事はなかなか無かったから、そのどれもが嬉しい。 彼女が、彼が、抱える気持ちには気付く事もなく。 ・・・・・ 友達として縮まる距離に、一人浮かれていたかも知れない。]* (78) 2020/11/21(Sat) 20:27:13 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 回想:同級生近藤 絵里香 ─ [ その言葉を聞いたなら>>69、呆れからか面白さからか、思わずなんとも言えない表情をしてしまった。近藤 絵里香、話す度に新たな一面を見せる女。 大声を出し始めた時はまた表情を歪めて、新しい風が吹く心地を感じていた。自分の周りにいなかったタイプの人間、これは幸になるのか災いになるのか。今は判断がつかない。 頓狂な声を上げる幼馴染に>>75吹き出しかける口元を押さえながらスマホを取り出し、連絡先を交換する。] ……なぜ俺の服。 [ やはり場所案内は幼馴染に任せた方が良さそうだ。けれどその中にでてきたひとつには正しくツッコミを入れておこう>>76 。 未来の話を女子二人がするのなら、合間にたまに言葉を入れつつ。予定については口出ししない。どうせ特に何も用事はなかった。] (79) 2020/11/21(Sat) 20:36:18 |
【人】 学生 五反田 健吾[ どこかの休日、三人で町を巡ることとなった。それにはやはり見立て通りに、適当な服を着ていったものだから、もしかしたら顰蹙を買ったかもしれない。 馴染みの友達なら、自分でも知らない新たな発見をしたか。 幼馴染なら、自分でも知らないところに案内したか。 仲がいいところを見たのであれば、日を追う事に、二人の仲は縮まるだろうと、予測を立てて。けれど、ひとり蚊帳の外だとしても気にしない。 気にしない。 自分は何も思わない。 スマホを見れば、今日もまた連絡が入っていただろうか。適当に返事をすれば、小さくため息を吐いた。*] (80) 2020/11/21(Sat) 20:36:47 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 昼休み:汐里と ─ それでも駆けつけるのか……。 [ 幼馴染の力、凄まじい>>70。スケールを落としていってもまだまだやる気に満ち溢れているように思う。仕方ないから、その時がもし来たのならおはぎを用意しよう。 さて、解放、と来たものだ。言葉を聞いたなら、顎に手をあてて悩んだふうに見せる。] ……俺は捕まっていたのか? [ 微笑みの中に滲む本気は、きっと親しいからこそ感じ取れるものなのだろう。 だというのなら、茶化すまで。そんなこと気にしてないかのように、どうでもいいかのように。 気にして欲しくないかのように。 本当にしがらみに囚われているのはどちらか。 ] (81) 2020/11/21(Sat) 20:56:28 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[ ロゴ入りの変なシャツを探しに街に出かけた 「宇宙猫…いい…」 美的センスを疑われた事も一度や二度ではなかったが、その様子は私には魅力的に映った。少なくともセンスがある無いで私服を選んではいない もちろん可愛い服も好きだし、普通に着はするが それはそれとしてダサT巡りは不思議と心が躍る 誰かにとやかく言われようと好きなものは好き。この気持ちに偽りはなかった。]* (83) 2020/11/21(Sat) 21:02:00 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 三人での街巡り。 待ち合わせ場所に現れた現れた幼馴染を見て。>>80 最初の目的地は、 有無を言わさずメンズの服屋に決まった。 ] 全く、健吾は全く! せっかくの女の子とのお出かけだというのに! 高校生にもなって「箪笥の一番上から取って着ました」 みたいな格好しかしないんだから! [ ぷりぷりとそんな愚痴を零しながら、 付き合ってくれるようならば。 あーでもない、こーでもないと。 彼に似合いそうな服を、せっせと試着室に運ぶ。 ] (85) 2020/11/21(Sat) 21:11:21 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 私と絵理香ちゃんと企画して。 健吾を引っ張り込む。 そんな街巡りが何度繰り返したか、繰り返せたか。 繰り返すたびに縮まる距離。そう、友達として。>>78 そこに喜び以外の感情があると気付いたのは いつだったか。 見知った街の、見知った幼馴染の。 馴染みのある一面、新たな一面。 その中に、少しずつ、少しずつ。 ・・ 貴女の存在が積み重なっていく。 ] (86) 2020/11/21(Sat) 21:12:08 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里健吾、私ね ─── [ 一人で抱え込めばよかったのに。 弱い私はそれができなかった。 ある日、子供の頃に一緒に遊んだ公園。 帰宅中だった彼を引っ張り込んで。 ブランコだとか滑り台でひとしきり遊んだ後。 夕陽が紡ぐ茜色を背にして。 泣きそうな顔で、想い人の名を、 それが彼もよく知る女子である事を告げた。 ] (87) 2020/11/21(Sat) 21:12:36 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ …… それは私の罪だ。 三人の男女。 私と健吾は数年以上関係が変わらなかった。 なら、新たな関係を築く可能性があるのは? 好きな女の子を、一番身近な男の子に取られる事。 一番身近な男の子を、好きな女の子に取られる事。 そのどちらも、私には耐えられそうになくて。 もし私の想いを知っていれば、 なんだかんだ優しい君は、 彼女を好きにならないように、 気を配ってくれるかなって。 そんな汚い誘惑に、愚かな私は負けてしまった。 ] (88) 2020/11/21(Sat) 21:12:59 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里あのね。私、絵理香ちゃんが好きなの。 恋愛感情で。 私の罪 [ あの日、君に告げた言葉は、 抱いた甘酸っぱい恋心と、どろりと混じり合いながら 今も私の心に渦巻いている。 ]* (89) 2020/11/21(Sat) 21:13:12 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──現在 林間学校前日の質問── 先生、そういえば林間学校って、私服ですか? それともジャージ? [学校で先生を捕まえての質問。 そりゃあ、就寝時のパジャマだとかは私物だろうが、飯盒炊飯の時やオリエンテーションの時はジャージ一択なのだろうか。 しおりに書いてある? 馬鹿め、そんなのはもう半分オリガミだ。 事前に説明していたはず? 馬鹿め、オリガミしてて聴いてなかった。 馬鹿なのはわたしですね、ハイ。] それにしてもグループ分けかー。 何人グループとか、人数固定あるんですかね。 [何も考えないと、いつもの三人で集まってしまいそうな自分がいて、頬をかきつつ苦笑いした。]* (90) 2020/11/21(Sat) 21:34:52 |
【人】 学生 五反田 健吾……そうなのか。 いつか、そうなると思っていた。 叶うといいな。 [ 表情に表すのは幼馴染への気遣い。真実思っている事だからなにも知られることはないだろう。言葉で応援しても、きっと自分は今までの行動を変えることはないだろうが。 夕焼け空の中。もうすぐ日が落ちる。 顔を上げてそれを見たのなら、視線を戻して、勇気を出した彼女を慰めるように、幼い頃みたいにその頭を撫でよう。] 帰ろうか。 [ そうしたら、手を取って引っ張りあげ立ち上がって。幼い頃とは違って手を繋がないまま、帰路に着くのだ。 烏の鳴き声が聞こえる。まるで自分を馬鹿にしているみたいに。けれど気にしないのだ。 それが自分の出来ること。 *] (94) 2020/11/21(Sat) 22:00:15 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[図書館に行くところだと言うその生徒>>73と 顔を合わせれば、穏やかに落ち着いた様子の彼に、 同じ学年にこんなやついたっけな?と 素早く頭が回転したけど、記憶には無くて。 彼が、年下でデリカシーに欠けていたかも、などと 考えていた>>73とは知る由もないままに、 けれど己は全くそう言う事を気にしないタチで、 むしろ自分にこそ足りていないものだろうから。 向けられる視線をじぃと受け止めていれば、 眼鏡の奥の瞳が、左右で僅かに色が異なることに気付く。 僅かだけ目を見開いて、けれど特に 言葉にしたりはせずにいた。 そうして問いかけられる言葉には 今度こそぱちりと瞬いて。 ] ん、いや、別に何もないんだけどよ。 ここ、旧音楽室だから普段あんま人通んねぇし、 珍しいなと思って。 (95) 2020/11/21(Sat) 22:24:53 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[ …本当は、下手な音だと笑われるのが怖くて。 ましてや自虐でも、へったくそなピアノ聞いてなかったか、 なんて聞けなくて。 言いながら、少し彼の方に身体を向けて 近寄ろうと足を踏み出した、その時。 ] ( [目の前が、ぐらりと一瞬回る。 慣れたくもないまま慣れたこの感覚は、 最近、よく起こる立ち眩み。 原因は多分、貧血と、寝不足。 そのまま廊下の壁にずるずると背中を預けて、 座り込もうと。 咄嗟に抱え込む左手がズキンと痛んだ。 自分から呼び止めといて、名前も知らない 多分後輩に、カッコ悪いとこ見せるなぁ、なんて 暗くなる視界の片隅でぼんやり考えていた。 ]* (96) 2020/11/21(Sat) 22:31:47 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[教えを乞う、と言う彼女>>54に真顔で即答する。 ] 無理。 俺は真面目だけど勉強出来ない。 崖っぷちだから。 あ、音楽だけならまだなんとか。 [点数一桁か…俺こないだの数学何点だったかな…と 遠い目をする己に届く彼女の笑い声はからからと 心地良く響いた。 綺麗にスープまで飲み干された>>8器を持って 立ち上がり、林間学校でもよろしく、と 器用にこちらに手を振って去っていく彼女に、 よきにはからえ、と、さっきの言葉を重ねて返して。 こちらもスプーンを持ったままの手を 小さく上げてその背を見送った。 残された小さな鶴が、風に吹かれて プリントの上でくるりと回っていた。 ]** (97) 2020/11/21(Sat) 22:48:08 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a23) 2020/11/21(Sat) 22:48:52 |
【見】 文系 しおりもうそろそろ、林間学校… できれば、できれば絵理香お姉様と 同じグループになれたら…嬉しいな… なんて…わがままな願いかな… ー 回想:近藤 絵理香 ー [ しおりが、勝手に心の中でお姉様 なんて呼んでいる彼女とは今年 初めて同じクラスになった。 といっても実はしおりは一方的に 彼女のことを1年の時(しおりは1年B組で ある)から知っていた。 しおりは、小柄な外見と気弱な性格に コンプレックスを持っていた。 中学生の頃はその事を何度からかわれた だろうか。 しおりは、それから自分の対局の存在に 憧れを抱くようになる。 それは、物語の中の登場人物や 歴史上の人物や… 彼女は女性にしては身長が高く>>37 >>11 先輩にも物怖じしない性格に しおりは密かに憧れを抱いていた。 ] (@3) 2020/11/21(Sat) 22:55:24 |
【見】 文系 しおり[ 同じクラスになれたと知った時は 心の中で密かにガッツポーズをとった程… しおりは、自分が腐女子だと隠している。 人は自分と違う人間に恐怖による威嚇的 排除を行うことは中学生の頃に痛いほど 知った。 だから、ひっそりと補修室で本を読んだり 妄想にふけることはあっても、その趣味を 誰かに共有したいとか理解して欲しいとは 思っていない。 だから、今までしおりが腐女子だというこ とを知っているのは同じ文化部の友達と 司書の先生だけだった。 あの時までは。] (@4) 2020/11/21(Sat) 22:56:14 |
【見】 文系 しおり[それは、彼女と同じクラスになって 2ヶ月程たったある日の終礼後。 間違えて持ってきてしまった文庫本の ボーイズラブノベル。 その本を教室から出る時に落としてしまった。 彼女はそれを見てどう思っただろうか。 拾ってくれたのは彼女で周りにも彼女しか いなかったはずで…。 だけど、見られたことがショックで しおりの顔は誰が見ても真っ白になって いただろう。 けれど、彼女はしおりが腐女子であることに 嫌悪感を抱いていないのか>>26 誰かに言いふらすことも無く それ以降、彼女とはおすすめの小説や おりがみの本をお互いに貸し合うことに なった。 しおりはその時間がとても楽しみだったりしている]* (@5) 2020/11/21(Sat) 22:56:35 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 雨の日の廊下 ─ [ 旧音楽室前を通って図書室へと行く道は、全体から見たら遠回りである。>>95何故今回この道を通ったかといったら、───雨が降っていたから、なんて答えるだろうか。] そうか。 [ 聞かれもしなければ伝えやしない。こういうところがコミュニケーションが足りないと言えるのだろう。 そこまで話したのなら彼との遭遇は終わりだろうか。近寄る様子を見守っていたが、] ───? どうした? [ 突然、彼がふらりと揺れると、壁に背を預けて座り込んだ。>>96一体どうしたのだろうと慌てずに首をかしげて問いかけるけれど、返事は返ってきただろうか。 傍に座り込み、色の違う瞳でその顔を覗き込む。顔色を失っている様子を見て取れば、運ぶか人を呼ぶか悩んで。] (98) 2020/11/21(Sat) 23:01:31 |
【人】 学生 五反田 健吾[ 鍛えている訳でもない自分では階段を降りている段階で倒れてしまうだろう。冷静に考えたのなら、いつもより早足でその場を立ち去ろう。 人のいるところから離れた場所、少し時間はかかるだろうけれど、やがて先生だかが彼を運びにやってくる。自分は役目を終えれば今度こそ、図書室へと足を運ぶが。 ……その時には残念ながら閉まっていた。 また日を改めて、向かうことになる。**] (99) 2020/11/21(Sat) 23:01:37 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里…… 叶わなくて、いいんだよ。 [ ふっと息を吐いて。 健吾の優しさに首を横に振る。>>94 想いの程度は異なれど。 同性を好きになったのは、初めでではない。>>18 私の告白に対する、彼女達の反応。 最初は「私も好きだよ」と笑顔を向けてくれるけど 私が本気であると知ると、 引き攣った顔で離れていった。 時に交際に至った事もあったけれど。 それは恋人ごっこの域を出ず。 「やっぱり男の子の方が好きだから」──と。 みんなみんな去って行った。 私の胸に喪失の痛みだけを残して。 ] (100) 2020/11/21(Sat) 23:30:01 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里傷付くのはもう嫌だから。 仮にまた恋をしたとしてもね。 告白はしないって決めてたの。 [ 私は挫けてしまっていた。 次こそは大丈夫。 そんな奇跡を願って心を擦り減らす事に。 ] ただね。健吾に話せて少し楽になったよ。 …… ごめんね。 [ 伏せた睫毛が、虹彩異色に影を作る。 早く日が落ちればいいのに。 今の私はとても醜い顔をしているだろうから。 叶うなら見られたくはなかった。 “ごめんね” 私が君が思っているよりも。 ずっとずっと、ひどい事をしている。 ] (101) 2020/11/21(Sat) 23:31:03 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里それに同性同士の恋愛なんて。 結ばれるのもそうだけど。 その後の方がもっと大変だよ。 絵理香ちゃんが男の人を好きになるのなら。 その方が彼女の為なんだよ。 [ その時私は、彼女を祝福できるんだろうか? ううん。しなければいけないんだ。 ] (102) 2020/11/21(Sat) 23:31:41 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ ぬくもりが交わったのは、ほんの一瞬。>>94 引かれるまま、立ち上がって。 ] うん、帰ろっか。 [ 頷きを返すと、少し開いた距離を保ったまま。 二人並んで帰路に着くいて。 宵闇が塗り替える空を見上げながら思う。 いつか絵理香ちゃんが誰かを好きになって。 私がこの恋を失う日が来たのなら。 優しい君は、いつものように 私の愚痴に付き合ってくれるんだろう でも、彼女の隣に立つのが健吾だったなら? ] (103) 2020/11/21(Sat) 23:32:49 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里…… それは、嫌だな。 私は誰にも愚痴を言えなくなっちゃうもの。 [ それは小さな小さな。 とても醜い感情の吐露で。 どうか烏の鳴き声が、覆い隠してくれますように。 ]* (104) 2020/11/21(Sat) 23:33:11 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[ あの日も、雨だった。 上手く弾けないピアノの音が、雨音に溶けて 透明な不協和音で頭の中で鳴っていて。 そんな中どうした、と問うてくれる声>>98が、 遠くから耳に届いて、大きく息を吐いた。 ] わり、大丈夫、ちょっと立ち眩み… [目を閉じたまま、座り込む。 廊下の床も、壁も、しっとりと冷たかった。 どうにか僅かに瞼を上げれば、同じように 座りこんでこちらを覗き込んでくれている、 異なる色の瞳が揺れる。 しばらくすれば大丈夫だと、伝える前に彼は 足早に場を後にしていた。>>99 ] (105) 2020/11/21(Sat) 23:50:38 |
【人】 受験生 雨宮 健斗(…本当に色々、情け無ぇ。) [顔を伏せたまま、どれくらい経ったのか。 聞き慣れた先生の声が聞こえた頃には、 随分と回復していて、ふらりと自分の足で 歩けるようになっていた。 己のせいで図書室の用を済ませられなかったこと >>99は知るはずもなかったけれど、 彼はまだこの場に居ただろうか。 もしまだ近くに居てくれたのなら礼を言って、 名前や学年も聞いただろう。 もうその印象的な瞳が見当たらないようなら 少し残念に思いながら、またどっかで会った時は ちゃんと礼を言おうと決めて。 先生に聞いて知るその名前を頭に叩き込んだ。 ]** (106) 2020/11/21(Sat) 23:54:15 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里── 林間学校前日 ── [ 自販機に寄るという健吾の背中を見送って。>>82 本来なら私は授業の為、教室に─── の、はずなんだ。はずなんけど。 ] …… グループ分けかぁ。 [ 呟く声はどうにも重い。 思い返すのは、先程の健吾との会話。 浮かぶのは、当然絵理香ちゃん。 誘えば受けてくれるだろう友人関係は築けている。 と、信じたい。 ただそうでなければ、人気者の彼女のこと。 グループを組みたい人は、たくさんいる。>>@3 ] (107) 2020/11/22(Sun) 0:00:24 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ なのに今の今まで行動に起こせていないのは。 きっと、怖いから。 愉快で優しくて可愛い絵理香ちゃん。 会えば会った数だけ、私は彼女を好きになる。 林間学校で一緒に過ごせたら。 それは、すごく素敵で嬉しい事。 …… それでも、忘れてはいけない。 これは、報われぬ恋だ。 それなのに更に想いを深める事。 私はそれを恐れている。 ] (108) 2020/11/22(Sun) 0:01:02 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ そんな風に思考をぐるぐると悩ませていたら。 教室で授業を受ける気分ではない。 病は病、といえど。 これは恋の病である。 決して授業を受けない免罪符にはならないと、 十分に理解した上で。 多少後ろめたさを感じながらも 私は速やかなサボタージュを決めるべく。 教室へ向かう足をそっと逸らして。 視界に入った保健室の戸をノックすると 空いているベッドに転がり込み、 スプリングを軋ませた。 ]** (109) 2020/11/22(Sun) 0:03:28 |
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。 (a24) 2020/11/22(Sun) 0:06:52 |
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。 (a25) 2020/11/22(Sun) 0:07:11 |
【人】 壁面擬態 もも?ー 麻雀部の部室にて [パソコンで資料を作成する 加治木ゆうみ 。]…我が部は少人数ながら今春念願のインターハイに参加することができた。結果はベスト4。勿論初参加ということを加味すれば上々の結果だろう。だが、 まだ私は満足していない。 私にとっては最初で最後の大会となってしまったが残された部員にできることはある筈だ。来年こそ…全国へ。 (110) 2020/11/22(Sun) 1:53:02 |
【人】 壁面擬態 もも?[牌譜のデータに目を細める。眉間にシワがよる厳しい表情。外はもう日が落ちかけている。パソコンの光だけが、彼女の顔を照らす。今、部室には加治木1人だけしかいない。] 他の部員たちは現在…他校との強化合宿に参加している。この学園の教育プログラムには申し訳ない話だが、林間学校というイベントをこの時期に持ってこられるのは大変困る。我々麻雀部にとっては大事な時期だ。後輩の育成の為にもこの時期は部員たちの強化に充てたい。 「さて…。」 [ ガタッ! と勢いよく立ち上がり、化粧ポーチを掴んで部室に立て掛けてあった鏡に向かう。暗がりだが、加治木の険しい顔がしっかりと写っている。] 特に…1年の 藤堂もも は我らにとって一番の戦力だ。彼女の育成こそ来年、再来年の勝敗を分ける。そんなももに、無駄な時間を使わせる訳にはいかない。[額の中心で分けられた髪を一度全て真っ直ぐ下ろし眉上でカットする。化粧も、いつもの彼女に 合わせる。 ]あとは当日1年の制服、校章を付けるだけだ。 だが、こんなことだけで彼女になり切れるとは思っていない。しかしハナから完璧に変装する気も無いんだ。 (111) 2020/11/22(Sun) 1:56:47 |
【人】 壁面擬態 もも?『学年問わずに希望者は参加できる』 『高等部3年間のいずれかで1回行くことが義務化されている』 『私立ルージュブラン学院でも林間学校の準備が始まっている』 つまり 誰が参加するかは完全なランダム 藤堂ももや加治木ゆうみを知っている人間ばかりが参加する訳でも無く、かつ、同グループへの合致率も低い。 加えて、ももの特異な能力『光学迷彩(ステルス)』 『彼女の外的特徴を正確に認知・記憶している者は例え担任や同級生でもそうはいない』 彼女は"壁"なんだ。よく知らない人にとってはな。 だからある程度特徴を似せ彼女の学生証を所持しているならば私は完全に 藤堂ももになり切れる。 (112) 2020/11/22(Sun) 1:58:52 |
【人】 壁面擬態 もも?あまり校則破りの邪道な手は得意な方でないが…これは部の将来のためだ。それに、 まぁ…人見知りで単独行動しかできないももにこんな行事は苦痛だろうしな…。 いや、一番は部のため…部のためだ。「ついに明日か。楽しみじゃないか。」 [加治木ゆうみはにやりと笑う。]* (113) 2020/11/22(Sun) 2:00:42 |
壁面擬態 もも?は、メモを貼った。 (a26) 2020/11/22(Sun) 2:04:19 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──回想 しおり── [彼女がわたしのことをどう思ってくれているのか。 それもまた、私は表面上に現れていることしか分からない。 お姉様と呼ばれていたなら「柄じゃないよ!」と笑ったかもしれないけれど、彼女に対して印象的だったのはあの本を拾った時の事だった。 あの、真っ白な顔。>>@5 その本が、タイトルからして分かるような、或いは表紙が明らかにそう言うのだったのだろうか。 流石にそれなら察して。] ……、あ。 佐藤さん、こう言うのも好きかな。 もし良ければ読んでみてよ。で、感想聞かせて? [そう言って渡したのは、たまたま読んでいた母の古い文庫本。 村山由佳著「BAD KIDS」だった。 主人公は二人。どちらも高校生。 写真部の女子は二十も年上のカメラマンとの性的なものを含む関係に悩み、ラグビー部の男子は部活仲間の男子への恋心に悩む。 そんな二人の、どこか危うげで透明な友情を交えた、それぞれの恋愛を描いたものだ。 ちょうど読み終えたタイミングで良かったと思う。 その後も、小説でも漫画でも、ドギツイものは苦手だったけれども母の所有する作品から所謂「耽美」な作品は彼女にも紹介したと思う。 漫画なら萩尾望都作品。小説なら多岐に渡る。] (114) 2020/11/22(Sun) 2:40:56 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香母さんがもともと持っていた本ならあるんだけどね。 引っ越しが多かったから、自分の本って余り増やせなかったんだ。いまだと、タブレットにダウンロードする形が多くて。 でも、本のページをめくりながら読むの、好きなんだ。 だから、佐藤さんが色々オススメしてくれるの嬉しいんだ。 それに、色んなジャンルがあって良いと思うよ。好きなもの。 そんなの人それぞれだし、名作と呼ばれてたって著者が有名だって、好きな人も嫌いな人もいるんだし。 うちだと母さんは宮澤賢治の文体はどうしても好きじゃないって言ってるし、私は谷川俊太郎さんの作品好きだけど、あの人の詩はいきなり下ネタに走ったりするからものによるしね。 [なんて、谷川俊太郎の詩集を貸しながら笑ったりした日もあった。 だから、私自身は腐りきる事はなかったけれど、その手の作品も読ませてもらっては、それに対する感想戦をしたこともあったかもしれない。 あと、母の所蔵する本の中に「ショタ攻め」「触手」「ヤンキー受け」なんてものがあったけど、流石にそれは読んでないし貸してない。 ]** (115) 2020/11/22(Sun) 2:41:42 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[裏生徒会長とはいえ、生徒会長を自称することは生徒会からすれば面白い話しではないのかもしれない。あるいはとるに足らないお遊びのようなものと思われているのかもしれない。 ただ私にとってはこれは目標の為に必要だった。 果たしてそれは最適な選択だったのか。他にもっといい手があったのではないか? これまでになかった因子が増える事 それが私の望みであった。]]* (116) 2020/11/22(Sun) 2:44:44 |
【人】 テニス部 ちあー1-B 教室ー 林間学校、藤堂さんは行くのかな? [同じクラスであるはずの、藤堂もも。しかし、ちあは、6月の文化祭でその存在を初めて知った。 ももが光学迷彩(ステルス)の能力を持っていることは、ちあには知る由も無い。] えっと…。 [ちあは、後ろを振り返りももの姿を探すが、ちあの目には、彼女の姿は見えなかった。] 今日は休みなのかなぁ…。 * (117) 2020/11/22(Sun) 3:05:35 |
テニス部 ちあは、メモを貼った。 (a27) 2020/11/22(Sun) 3:11:52 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[ (>>111 おや、彼女は…どうしたんだろう?) そこにはシオンから見て普段よりめかし込んでいる藤堂ももの姿があった。 それは違反ではないが、違反に当たらないギリギリのラインでおしゃれをする為に近頃学内で流行っているリップだった。普段の藤堂ももの事を多少なり知るものからしたら違和感を感じる程度の差ではあるのだが…藤堂ももは人前であそこまでギリギリのラインでおしゃれをする子だっただろうか? そのような印象がシオンには無かった] (118) 2020/11/22(Sun) 3:17:44 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[この学園の平和を守る為、と称して裏生徒会長を自称するシオンだったが何も口先だけで生徒会長を自称しているわけではなかった。 学年の名簿を頭に入れ、その人達とお話しする際の会話デッキなるものを用意していた。ただしそれが使えなかった事の方が多いが…それはさておき シオンの知る限りで藤堂ももはメイクはそこまでしない人物であったはずだ。だが今の姿はまるで誰かにいいところを見せたいが為に足を踏み出したような…普段の大人しい、素のシオンに近い少女、それがシオンの中の藤堂ももに対する印象だった。 いや、林間学校なのだ。いつもよりも気合いが入る生徒がいても不思議はないが…「会話デッキに使えるかもしれないな……」そんなことをふと思った] * (119) 2020/11/22(Sun) 3:19:58 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[ まぁなんにせよーーー そこまでお洒落をして、誰かに見てほしい相手がいるのはとても幸せなことに違いない。 藤堂もものおしゃれが、見てほしい相手に伝わる事をシオンは祈った] * (120) 2020/11/22(Sun) 3:25:33 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[ 脳内フレンズ「裏生徒会長 ってなにそれー」 「フフン、気になるかい?やっぱり気になるかい?それはね」 恐ろしく自然な会話導入 広く親しまれた童話赤ずきんでもあったように、赤ずきんの知らない事を聞く、狼が答える の流れは会話の流れとして素晴らしい シオンは病弱だった時期が長かった。学校も休みがちであり、友達はいたがその友達にはもっと仲の良い友達がいた。 その内、会話の仕方が分からなくなってしまった。 その時シオンは思った。そうだ、みんなから好かれるような人になろう、と ーーーそれが空回りだとはつゆしらず ただ一言、ただ一言が言えればそれで良かったというのに、入江紫音はその時選択を間違えた。] * (121) 2020/11/22(Sun) 4:03:09 |
【人】 生物部部長 玄森ユウリ−旧校舎理科棟 生物部部室− [部室と温室にいるいきものたちの世話を終えると、ユウリは理科棟の階段をすこしだけ速足で降りていく。 今年はじめて参加する予定の林間学校。 近くにある大きな森には、大学の学生や研究者も訪れフィールドワークをすることもあるらしい。 ユウリはその表情からは伺いにくいが、林間学校をとても楽しみにしているのだった。] (122) 2020/11/22(Sun) 7:11:54 |
生物部部長 玄森ユウリは、メモを貼った。 (a28) 2020/11/22(Sun) 7:29:35 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[オリガミ部の近藤を見送ったあと、少し冷めた カレーを食いながら、同じスプーンを持った右手で スマホを弄りながら、水を飲もうと反対の手を 伸ばしたら案の定グラスをひっくり返して、 見事にお知らせプリントを水没させてしまった。 行儀の悪さ故の事の顛末の目撃者である小さな鶴は 危機一髪で救出したが、プリントはふやけて もう使い物にならない。 舌打ちしながら顔を顰めて、学食のおばちゃんに ダスターを借りた。 机を拭いて片付ける。 とりあえず林間学校は必ず行かないと卒業出来ない、 かも知れない、と言う事は分かった。 持ち物などの詳細を確認する前に処分された 哀れなプリントの代わりを求めて、 学園の掲示板前へ向かった。 ちょっとだけカレーの滲みが黄色く撥ねた鶴は、 ポケットに忍ばせて。 ] (123) 2020/11/22(Sun) 8:15:45 |
受験生 雨宮 健斗(匿名)は、メモを貼った。 2020/11/22(Sun) 8:58:07 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──現在 自販機近く── …ん、あれ、五反田くん。 [先生に林間学校のことで質問した>>90そのあと。 図らずしも同じ質問が校舎内に存在していた>>124とは知ることもないまま、自販機の方に向かっていると五反田の姿を見つけた。>>82 軽く手を振って声をかける。] 五反田くんも林間学校出るんだっけ? 全学年参加の希望者制、かつ三年のうちに一度は強制って珍しい制度だよねー。 何回か出る人とかもいるの? [自販機で買った暖かなお茶を頬に当てて暖を取りつつ、首を傾げた。]** (125) 2020/11/22(Sun) 9:00:56 |
【見】 次期生徒会長候補 赤羽 神一 ―― 掲示板の前 ―― !? [ ばっと振り返る。>>124 そこは人気のない1階の廊下奥。 完全に油断していた。 陽の光にきらきらと前髪が揺れる。 口元の緩んだ雨宮先輩がそこにいた。 ] 雨宮先輩 ああ、行きますよ。 学園で緊急自体があれば 2-Cルーム長、生徒会メンバーとして すぐさま帰宅しますが。 3年まで参加しなかったんです? 去年も行きましたが、服は自由でしたよ。 [ 掲示板のプリントにも そう書いてあるのを確認する。 ] (@6) 2020/11/22(Sun) 9:15:33 |
【見】 次期生徒会長候補 赤羽 神一[ タピオカを少し啜る。 左手に持った袋がカサリと音を立てた。 中に入っていたタピオカミルクティを出す。 ] 飲みます?* (@7) 2020/11/22(Sun) 9:18:18 |
オリガミ部2年 近藤 絵理香は、メモを貼った。 (a29) 2020/11/22(Sun) 9:26:20 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里── 保健室 ── [ 華麗なるサボタージュ。 もとい、保健室での療養を決めながら。 占拠した空きベッドの一つの上で、 私はスマホの画面と睨めっこしていた。 林間学校の服装は自由。>>@6 ええ、折り紙をしていなかった私は、 当然把握していますとも。>>90 決してついさっき、某時期生徒会長候補くんの電波を ビビッと受信したわけでなく。 ] (128) 2020/11/22(Sun) 9:43:25 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里ぐぬぅ、ぅう…… [ 添えた顔文字とは裏腹に。 淑女とも恋する乙女とも似つかわしくない呻きが 口の端から洩れる。 画面に表示される文字の羅列は未送信。 要はグループ分けとおんなじだ。 私は、そう!絵理香ちゃんとデートがしたい! (たとえデートと思っているのが私だけでも) しかし彼女と思い出を重ねるのが怖い。>>108 そんな臆病心が、 私の送信ボタンをタップさせるのを躊躇わせた。 ]* (130) 2020/11/22(Sun) 9:44:46 |
【人】 テニス部 ちあーちあについてー [ちあは、人一倍身体が小さい。 けれど、病弱という訳ではなく、幼い頃から近所の男の子と一緒に走り回って遊ぶほど元気だ。 小柄だが足は早く、ソフトテニスでは後衛のポジションに任ぜられている。 そして、何より彼女は明るく、自分の体格をコンプレックスに思ったことは無かった。 ちあは、赤羽ともものことが大好きである。 三人でタピオカを飲んだ文化祭の思い出は、心の宝物の一つになっていた。] (131) 2020/11/22(Sun) 9:50:47 |
【人】 テニス部 ちあー昼休み・掲示板へ向かう廊下ー [ちあは、もものお気に入りの場所が1階の一番奥の廊下であったことを思い出し、プリントを握りしめ、その場へ歩いていた。 もしかしたら、ももはそこに居るかもしれない。 そんな思いがあった。 その廊下は、文化祭の日、赤羽に連れられて知った場所だ。 あの日、2-Cの催し物のタピオカのポスターに二人でももへのメッセージを書いたことを思い出し、微笑む。] (132) 2020/11/22(Sun) 9:51:20 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 現在:自販機近く ─ [ 汐里と別れてから、自販機の方面へと歩いていた。今の気分は炭酸よりお茶。よーいお茶でも買うかと頭の中で考えていた。] ああ、近藤。 [ 食堂方面からだろうか、馴染みの友達に会えば、>>225こちらは手を上げたりしなかったけれど。目を合わせたから認知したことはわかるだろう。] 他の学校にはない特色だよな。 まあ毎年どこかに行ったりしなおでいいのは 楽ではあるんだが。 ……いや? 俺が知っている限りでは 何回も行くやつはいなかったと思うが。 [ 人によっては面倒くさい、人とっては楽しい。そんな行事だとしても、行かない学生には通常授業があったような気がする。それで無かったとしても、貴重な休日が潰れるだろう。 教師も推奨したりしているのを聞いたことがない。何故そんなことを聞くのかわからないながら、知っている範囲を彼女と話す。 自販機でよーいお茶を買えば、ここでの用事は終わりだ。帰る方向が一緒ならば、態々別れる必要は無いから、彼女と共に教室に向かうだろうか。*] (136) 2020/11/22(Sun) 10:16:02 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a30) 2020/11/22(Sun) 10:26:05 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[ >>127 会話デッキを用意していた藤堂ももから話しかけられた。会話デッキを用意していた相手から話しかけられた!!!とは言ってもこの機会は是非とも仲良くなりたい。あわよくばダサTとか来て夜に一緒にお菓子プチパーティなんかしてみたいとか別に?思わなくもないんだよ?うん。] 「どうも…3年教室に用事かな? そのリップ、似合ってるね???」 [クールでミステリアスな裏生徒会長ムーブを決めようと出来る限り明るい声を心がけた。どもらずに言えた時点で個人的には花丸をあげたい。 ぼっち側に属する彼女だから藤堂もものステルスに対して多少の耐性があった。無論本気で隠れられたらお手上げだが、向こうが本気で隠れていないなら見かけられるくらいには] [とはいえ何故学年の違う生徒を把握しているのかはももの側から見たら不自然なのだが、シオンはそこまで考えが及ばなかった」 * (137) 2020/11/22(Sun) 10:27:19 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a31) 2020/11/22(Sun) 10:32:56 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[シオンはダサTとか一緒に来たりお菓子パーティなるイベントに憧れていた。彼女はこれまでの林間学校を全て体調不良で不参加だった。何なら他の学内のイベントでもあまりこれ!と言った思い出がない。 もしかしたらダサTのセンスを理解してくれる人がいるかもしれない。さすがにそこまでは求めないが、それでも一方的に非難しない人くらいはいるんじゃないかなぁ……いや、いる!はずだよ! シオンはそんなことを考えていた。人前で見せるには勇気のいる装いなのだ]* (139) 2020/11/22(Sun) 10:34:31 |
【人】 学生 五反田 健吾─ そは叶わぬ想いか ─ [ >>101彼女の考えはわからないでもない。>>100何度も何度も打ちのめされた、その過去を知っているから。傷つくのが嫌だと言うのなら仕方がないのだろう。それでも、……愛とは尊いものだと。性別など関係なく、抱いた想いは否定してはならないものだと。自分はそう思う。] …………、 友の気持ちを知らないまま、 生きることが幸せなのかは 俺にはわからない。 [ >>102言おうか少しだけ迷って、結局言葉にして吐き出した。だって、隣にいる存在が何を思っているのか、それを共有しないで、友達だと並ぶことが出来るのかが、わからないから。 理想論なのだろう。 「人は自分と違う存在を排除するもの」>>@4 当事者じゃないから言えることなのかもしれない。 無理に立ち上がって欲しいわけじゃない。理屈があるなら、訳があるのなら座り込んで、止まってもいいと思う。 自分はただ、彼女が納得いくような道を進めるよう、祈るだけ。] (140) 2020/11/22(Sun) 10:56:20 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──現在 自販機近く── いやほら、こういうイベント好きな子もいるじゃない? そういう子にとっては公然と学校サボれる口実になるからねー。 私とかは、学校で机にかじりついてるよりこっちのが良いもん。 来年も参加しちゃおうかなーとか。 [半分本音、半分本気。 それが叶うなら色んなことへの気晴らしにもなりそうだ。 彼と共に教室に向かって歩き始めながら。] そういえば林間学校って私服なんだよね。 また汐里ちゃんに叱られないように、決めてきてよ? [そんな自分はたぶん普段とあまり変わらない。 行事が行事だから、キュロットやパンツスタイルになるくらいだ。 服装自由ということはそれだけ選択肢が増えて悩ましくもある。 にま、と彼に向けて揶揄い混じりの笑みを向けた。] (142) 2020/11/22(Sun) 11:01:17 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香まあ私も似たようなもんなんだけどね。 オシャレとか、あんまり興味ないかもしれないもん。 可愛いなーとか、綺麗だなーとかは思うけど、それを自分でっていうのはちょっと違うかな。 でも、五反田くんは髪型は決まってるよね。 [ひょいとその顔を覗き込む。 視線は彼の開かれたオデコへ。]** 整髪料とか、決まってるの? (143) 2020/11/22(Sun) 11:01:35 |
【見】 文系 しおりー 回想:近藤 絵理香 ー [ まさか心の中でお姉様と呼びしたって いた彼女は 「……、あ。 佐藤さん、こう言うのも好きかな。 もし良ければ読んでみてよ。で、感想聞かせて?」 と言って彼女はBAD KIDSをしおりに 渡した。>>114 しおりはそれを見て、彼女の優しさに心が あたたかくなった。 何となく、彼女が好んでこの本を 読んでいるのではなく、きっと家族か 誰からのおすすめなのかなとか 本の少し色褪せた感じから読み取った。 その後も、何度も色んなジャンルの 本のおすすめを渡し合う関係は 進んでいた。] ありがとう…って いつも楽しい…です…って 素直に言えたら良いのに… (@8) 2020/11/22(Sun) 11:15:14 |
【見】 文系 しおり 「母さんがもともと持っていた本ならあるんだけどね。 引っ越しが多かったから、自分の本って余り増やせなかったんだ。いまだと、タブレットにダウンロードする形が多くて。 でも、本のページをめくりながら読むの、好きなんだ。 だから、佐藤さんが色々オススメしてくれるの嬉しいんだ。」 >>115 [ お母様もぜひお姉様と呼ばせてほしい! と、しおりが鼻息荒く心の中で思っていた なんて彼女には絶対に言えない。] 「それに、色んなジャンルがあって良いと思うよ。好きなもの。 そんなの人それぞれだし、名作と呼ばれてたって著者が有名だって、好きな人も嫌いな人もいるんだし。 うちだと母さんは宮澤賢治の文体はどうしても好きじゃないって言ってるし、私は谷川俊太郎さんの作品好きだけど、あの人の詩はいきなり下ネタに走ったりするからものによるしね。」 [ そんな優しいことを言ってくれるから、 今まで好きを共有したいだとか そんな勇気は今まで無かったのに… 少しづつ彼女にボーイズラブノベル 未満の作品から渡していった。 彼女は丁寧に感想を言ってくれる。 その優しさにしおりはいつも心が ぽかぽかとあたたかくなった。] (@9) 2020/11/22(Sun) 11:16:08 |
【見】 文系 しおりまだまだ、きっとクラスメイト の関係だけど… 次の学校の行事で…お、お友達… とかに、おこがましいかもしれないけど… な、なれたら良いな?なんて… [ そんな決意を胸に秘めていたのは 彼女にはナイショだ]** (@10) 2020/11/22(Sun) 11:16:14 |
文系 しおりは、メモを貼った。 (t3) 2020/11/22(Sun) 11:18:51 |
文系 しおりは、メモを貼った。 (t4) 2020/11/22(Sun) 11:19:23 |
【人】 壁面擬態 もも?なんだこいつ。話しかけないでくれ>>137 今はあまり見られたくもないんだ。 今更だが、明日現地に着くまではあくまで加治木ゆうみのままでいた方がいいかもしれんな。移動中は流石に逃げられん。一先ず、不用意にこの格好で歩き出てしまった始末だけは何とか付けてしまおう。声を掛けられたまま無視して逃げるのは流石に不躾だ。 [シオンと3メートル程の距離で立ち止まりギリギリ片目が合う程度の角度だけ振り返る。言及された自身の唇を軽く撫でた。] 「あざっす、 先輩 。安物っすよコレ。もう用事は済んだんでお構いなく」静かで、圧を抑えた声を演出する。 確か…ももはこんな口調だったはず。 (144) 2020/11/22(Sun) 11:23:13 |
【人】 テニス部 ちあー掲示版前:赤羽と雨宮とー はい! わたしも林間学校行く予定ですー! 雨宮先輩もいらっしゃるんですか? 凄く楽しみです! [ちあは胸の前でグッと両手を握りしめガッツポーズをしながら、雨宮の問い>>138に答える。] それと…、同じクラスの友達とも一緒に行ければなって思って、ここに探しに来たんですけど…。 [そのままきょろきょろと辺りを見回す。が、お目当ての人物「もも」の姿はそこにはないようだ。] 今日は、居なさそうですね…。 あっ、そうだ! [ちあは、持参した林間学校のお知らせのプリントを廊下の壁に押し当て、胸ポケットから取り出したピンクのペンで、いそいそと何か書き始めた。] 『藤堂さんへ 林間学校一緒に行けたら嬉しいです♡(うさぎの絵) ちあ』 [丸っこい字で、それは余白に書かれた。 文末のうさぎは、ちあオリジナルのキャラクターであり、文化祭の時にも、ももへのメッセージで活躍したのである。 持参したプリントを画鋲で刺し掲示版に固定する。 「これでよし!」と、満足げだ。]* (145) 2020/11/22(Sun) 11:23:51 |
【人】 壁面擬態 もも?シオン。入江紫音。彼女は一言で表すなら"孤高"。そのクールかつ可愛らしい顔、雰囲気からか、この学園では人気が高いと聞くが、あまり友人と話しているところを見たことが無い。かく云う私も、何だか敷居…の様なものが違う気がして、彼女と話したことは一度も無い。きっと、放課後はブランドものの服に着替えて文学書片手に紅茶を嗜み、夜は優雅にピアノや舞踊のレッスンをしている様な、麻雀趣味の私とは合わないタイプなのだろう。 まぁ、そういうヤツに限って意外とボッチだったりするのかもしれんが。 「あの、まだ何か用が?先輩」 今は…学校にいる内は極力話したくない。 会話を締めようとする。 我々3年はもう次期受験、そして、卒業。それまでに関わる機会ももう無いだろう。例えば、 学外で偶然会うようなことでもあればまた会話くらいはできると思うが、 残された少ない時間であるのやら。* (146) 2020/11/22(Sun) 11:25:07 |
文系 しおりは、メモを貼った。 (t5) 2020/11/22(Sun) 11:28:20 |
壁面擬態 もも?は、メモを貼った。 (a32) 2020/11/22(Sun) 11:33:45 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[シオンはぼっち側の人間だ。それ故に距離の詰め方が少しおかしかったりする。厄介なのは本人はそれがコミュニケーションにおいて心底大事なことだと思いこんでいる事と、周りにはそのような気苦労を見せまいと取り繕うことで生じたギャップだった。 一言お話ししましょう、やお友達になって、と言ったらそれでいいのだが、シオンは友とは???と変に考えるタイプだった。本人は否定するだろうが彼女は成績面とは違う意味でバカなのかもしれなかった]* (147) 2020/11/22(Sun) 11:35:14 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 現在:自販機近く ─ ……学校をサボるため、 という発想はなかったな。 二回目参加者を聞かないということは 事例がないことだと思うが、 まあ、聞いてみたらいいんじゃないか。 [ 勉強が苦ではない自分からしたら考えられないこと。けれど、日頃折り紙ばかり折っている様子の彼女からしたら、当たり前に考えること……なのだろうか? 近藤 絵里香という女特有の発想な気はする>>142 学生の本分は勉学。であるのなら、気晴らしという理由では参加させて貰えない気はするが、理屈を捏ねればもしかしたらいけないことはないかもしれない。聞く分には損することはないだろう。] (148) 2020/11/22(Sun) 11:36:57 |
【人】 学生 五反田 健吾……善処する。 [ >>142私服の話は痛いところだ。あれから彼女たちに選んでもらった服をそのまま着て出かけることばかり。それについてまた怒られたのなら、自分にはお手上げである。だって興味無いもん。 どこかのおじさんのような地味な服を卒業することになったから、今は普通の男子高校生に見えることだろう。 もしかしたら、彼女たちとはまた別の知人と遊ぶことになった時、よかったなと肩を叩かれるなんてことがあったかもしれない。] そうだったのか? [ >>143二人で服装を選んでいるものだから、そこまで興味ないとは気づいていなかった。新たな一面をまた発見して、片眉を上げる。 彼女と付き合い初めて前より感情表現が少しばかり豊かになった気がするのは、気のせいではないだろう。] (149) 2020/11/22(Sun) 11:38:20 |
テニス部 ちあは、メモを貼った。 (a33) 2020/11/22(Sun) 11:38:31 |
【人】 学生 五反田 健吾決まっていない。 適当なものを買って使っている。 [ まあ、それでも覗きこまれたとして瞬きするだけ。やはり希薄なものはそうであるまま。 適当に買う洗髪料、なくなれば変わる香りにどう思われていたか。清潔にはしていたし混ぜるなんてことはなかったから臭くはなかった、はず。 上げる髪はオシャレなどではない。前髪を刈り上げたら変だと言われたことがあるから、適当に伸ばして纏めているだけであった。 ───そんな話をしていたら、やがて教室に辿り着くだろうか。一緒にいることをどう思われるかなんてのは気にせず、そのまま離れて席に戻る。 ちらりと汐里の席を視界に入れれば、先に戻っているはずの彼女がいない。話を聞いたが、またなにか悩んでいるのだろうか。 その後もどれくらい彼女は戻って来なかったか、誰かに聞かれたのなら理由を知らないと答えていたことだろう。*] (150) 2020/11/22(Sun) 11:38:50 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン「いや、普段そういう校則のグレーゾーンを攻める印象がなかったものだから、そういうのもいいね!って…それだけ伝えたくてね?」 [嘘だった。いや、似合っていると思うのは本心だが、それだけというか会話デッキはまだまだたくさんあった。ただいくらシオンでもまだ何か?と若干離れたいオーラを醸し出されては引かないわけには行かなかった。ぼっちは卒業したいが他人の嫌がることがしたいわけではないのだ。 またどこかで会えたりしたら今度はもうちょっと雑談出来るように会話デッキを見直そう。 ーーーシオンはまた努力が違う方向に向いていた。ひとまずこの場は去ることにしよう]* (151) 2020/11/22(Sun) 11:43:07 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 雨の日の出会い ─ [ 声は出せる様子だったが、相変わらず彼は青ざめていて体調が悪そうだ>>105 それを見たのなら教師を呼びに向かう。その程度の善意は持ち合わせていたから。 大丈夫だと言われたのなら見守ることになっていたかもしれないが、きっと何も喋らないから嫌な沈黙に包まれることになっていたことか。 ───教師と共に、自分は彼の元へと自分は向かわなかった>>106。いても特に役に立つことは無いし、旧音楽室は十分な目印になる。なにより、図書室がそろそろ閉まる頃合だった。……結局近道を通ったとしても閉まっていたけれど。 だから彼に名乗ることも無いまま、その名前を聞くことも無いまま。いずれ忘れ去るだろう今日のことを再び思い出すのは、……再びの雨の日だっただろうか、それとも違ういつかだっただろうか。*] (152) 2020/11/22(Sun) 12:03:01 |
【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオンは、メモを貼った。 (a34) 2020/11/22(Sun) 12:29:02 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a35) 2020/11/22(Sun) 12:29:16 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a36) 2020/11/22(Sun) 12:32:15 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──現在 自販機→教室── そうだよ。まあ、人の服を選ぶ方が楽しいかな。 ……って、器用な顔するね。 片眉上げるって私できないや。 [そう、人の服を選ぶ方が楽しいのだ。>>149 自分の服は選んでもつまらない。 そりゃあ好みなどはあるが、あれこれ服に悩むことは少ないし、シンプルな服を好んで着ていた。 それにしても、その表情である。 こう?と、真似しようとして見せたが眉間にシワを寄せただけになってしまった。 更に試しても、両方の眉が一度に上がってしまう。] まあ、似合ってるけどね。その髪型。 でも男子高校生でオールバック似合うってのもどうなんだろ。 それが似合うからこそ、若者らしい格好にしないと一気に老けそうだから気を付けてー。 [そんなふうに話しているうちに教室に着く。 今は隣り合ってない席へと戻ったが、授業も始まろうというのに汐里の姿が見えなかった。 はて、と首を傾げてスマホを立ち上げる。 てしてし、指先の動きは人よりも早い方だった。]** (153) 2020/11/22(Sun) 13:00:53 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香『To:汐里ちゃん 授業はじまるよー、どうかした?』 [そんな連絡が、授業が始まる前後か授業中に送信される。]** (154) 2020/11/22(Sun) 13:01:15 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 幼い頃の瞳の一件。 弄られ、奇異の目を向けらる生活で、私は学んだ。 揶揄われるのは、私に隙があるから。 何でもない事のように、素知らぬ顔でいれば やり過ごせる事も多いのだと。 なので私のイメージする日下部汐里は、 隙を見せず、いつも余裕綽々で 穏やかな笑みを保っている。 ─── そんな女の子だ。 …… 実際どう思われているかは怪しいし、 本当は人並み以上に、予想外な事態には狼狽えるし、 いろんな部分で拗らせている事。 幼馴染にはバレているんだろうけれど。 ] (155) 2020/11/22(Sun) 14:00:42 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里!?絵理香ちゃ、 あっ、あっ、送信押しちゃった! まだ悩んでたのに!! 待って、戻って来て!!! [ スマホとの睨めっこ。 通知欄に現れた想い人の名に。>>154 押そうか押すまいか悩んでいた指先がびくり震えて 反射でそのままタップしてしまう。>>130 すぐさま浮かぶ送信済みを示す文字に、 焦った声を向けて。 …… だから、こんな風に慌てふためくのは 不意をつかれた時か、幼馴染の前か、 周囲に誰もいない時だけなんだから。 ] (156) 2020/11/22(Sun) 14:01:59 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ コホン、咳払いを一つ。 送ってしまったのは仕方ない。 冷静になれ、私。 そう、いつだってイメージするのは ゆったり落ち着いた日下部汐里だ。 改めて絵理香ちゃんからのメッセージも確認して。 授業に出ていないくせに ショッピングのお誘いはおかしいから。 補足の文章を送信する。 ] (157) 2020/11/22(Sun) 14:02:46 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里「 入れ違いで送っちゃったね。 ちょっとお腹が痛くて保健室にいるの。 もう落ち着いたから大丈夫だよ。 予定もあるだろうし、放課後の件は 断ってくれて大丈夫だからね。 」 (158) 2020/11/22(Sun) 14:03:03 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 絵理香ちゃんもどちらかというと ファッションへの興味は薄いみたいだし。>>153 着飾った彼女を愛でたいという私の我儘だ。 無理はしないで欲しい旨を添えて。 ] 〜〜〜〜疲れたぁ。 [ いや、私が一人で騒いでいただけなんですけどね! 今は仮面を被る必要もないから。 一連の流れを終えると大きく息を吐き、 情けない声と共に、そのままシーツに突っ伏した。 勿論、こう言った約束は何度もしている。 私と絵理香ちゃんは、 仲の良いお友達 だから。…… でもね。 ] (159) 2020/11/22(Sun) 14:04:20 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 貴女と交わすメッセージ。 その一つ一つに、こんな風に一喜一憂していること。 貴女は知らないんだろうな。 ]** (160) 2020/11/22(Sun) 14:04:31 |
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。 (a37) 2020/11/22(Sun) 14:09:10 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香『To:汐里ちゃん 大丈夫?無理はしないでね。 お誘いは大歓迎だけど、服かー。 服より、寒そうだから帽子とかマフラーとか そういうの見たいけど如何かな? まあ一緒の場所に売ってるよね!(๑╹ω╹๑ )』 [メール画面の向こう側を想像したとしても、そんなに賑やかなことになってるだなんて気付きもしなかった。 誘ってくれるのは嬉しいが、彼女の体調も気になるところ。 追って気遣いのメールもあるため尚更に。 だから、授業の後か、放課後になってから彼女と合流する。 保健室に向かうことになったか、誘い合わせて校門に出てきたか。] (161) 2020/11/22(Sun) 15:26:14 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香汐里ちゃん大丈夫? 無理しないで、体調悪くなったらすぐ言ってねー? [眉を寄せつつ、相手の手をぎゅっと握った。]** (162) 2020/11/22(Sun) 15:26:32 |
【人】 学生 五反田 健吾─ 放課後 ─ [ 汐里が何処にいるのかはホームルームでも出なかったら知らないままだ。なので授業が終わったあと、スマホを開いたなら一応連絡を入れておこうと思った。] ────────── 『To:汐里 迎えいる?』 ────────── [ それだけ。何処にいるのかも何をしているのかも特に聞かない。話したいなら勝手に話すから、別に必要のない事だろう。 スマホを閉じたら鞄に入れて、一先ず図書室に向かう。連絡が来るまで帰る訳にもいかないし、明日の林間学校までに返しときたいものがあった。*] (163) 2020/11/22(Sun) 17:30:29 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ それから、絵理香ちゃんと打ち合わせして、 校門を待ち合わせ場所に定めた。>>161 学校を出る前に、職員室へ寄って 保健室にいた事を伝える。 日頃の学習態度は人並みなので、 仮病が露見する事はなかったと思うけど。 一度スマホを確認すれば、健吾から。>>163 お悩み相談では無いから 二十四時間即駆けつける必要はなさそうだけど。 彼の連絡はいつだって 要件だけを端的に伝えるから。 私もそれに倣えば、自然と返事は早くなる。 ] (164) 2020/11/22(Sun) 18:20:54 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 教室で鞄を回収して、校門へ向かう。 絵理香ちゃんと無事合流しすると。 ] 大丈夫だよー、ありがとう。 [ こちらを心配する言葉に、柔らかく微笑んで。 重なった手に、どきり、心臓を跳ねさせた。>>162 …… 大丈夫、大丈夫。 私の片思いは鋼の片思いなんだ。 これくらいで、顔に出したりしないんだから。 ] (166) 2020/11/22(Sun) 18:22:20 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里帽子やマフラーだよね。 それじゃあ、いつものお店に寄ろうか。 私は新しいルームウェアが欲しいんだ。 確かに最近少し寒くなってきたからね。 ふわふわでもこもこの、 暖かいやつに包まれたくて。 [ 予定を確認して、並んで歩き出す。 ただどうしても 指先から伝わるぬくもりを意識してしまって。 ] でも絵理香ちゃんといれば必要ないね。 こんなに暖かいんだもん。 (167) 2020/11/22(Sun) 18:23:06 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里─── なんてね。 [ 続けてなんて事ないように。 ぺろり、舌を出す。 ] 四六時中一緒ってわけにも行かないしね。 そうそう、絵理香ちゃんはグループ決めた? [ 何気なく聞いたけど、本当はずっと気にしてた。 ほら、もしかしたら。 好きな人を誘いたいかもしれないでしょう? 嗚呼、胸が痛いなぁ。 ]** (168) 2020/11/22(Sun) 18:23:46 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──現在 汐里とお買い物── んー? そんなに私の手あったかい? [私といればあったかい。>>167 手を繋いだまま、そんな言葉に目を瞬かせた。 確かに私の手は暖かい方かもしれない。 心が冷たいからだよ。心があったかい人は手が冷たいんだよ。 そんな冗談を言われたこともあるなとふと思い出す。] あはは、良いんだよー絵理香イロ活用して。 私おっきいし体温高めだし、ほら、ぎゅー。 [だからけらりと笑って、両腕を広げて彼女をハグしようとする。 逃げられたならなんだよー、なんて笑って。 逃げなかったなら、捕まえられたならむぎゅぎゅ、としてから解放する。] (169) 2020/11/22(Sun) 18:45:17 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香でもねえ、だからか冷たい風が苦手なんだよね。 北風で寒冷蕁麻疹が出て、寒いより先に痒くなっちゃうんだ。 [だから去年も、室内だと薄着なのに外だとしっかり肌を隠してた。 その時に一度説明したかもしれない。 だから早めの時期に着け始めて、遅めの時期までマフラーは手放せなくなってしまうんだと。 ひんやり曇り空の下のプールの授業も、濡れた体が風に吹かれると真っ赤になっていたりした。] んー、決まってないよ。 グループって何人ずつだろ。自分たちで決めるのかな? 先生がランダムで決めるとかもありそうじゃない? [どうなんだろう。詳しいことはやっぱりわからない。 お店に向かって歩きながら。] (170) 2020/11/22(Sun) 18:45:33 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香何にも考えなかったら、いつもの? 汐里ちゃんと五反田くんになりそうだけど、あんまり関わった事がない相手と組んだ方が良いのかなー? 別にそう言うの大丈夫だったら、汐里ちゃん、私と組む? [別に誰かと組むのにこだわりもない。 だけど、林間学校ならではのルールもあるかも知れないし、こう言う時だからこそいつものメンバーで固まってないで他のメンバーとも親交を、はあるかもしれない。 それは結構真面目に考えた結果で、でも、そんなしがらみがないのならいつものメンバーが私は安心できた。] まあ、他の学年と!って言うなら。 んー、雨宮先輩?とか。 後輩と組むとかになるのかなー。 (171) 2020/11/22(Sun) 18:45:51 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香汐里ちゃんは、グループもう決まってるの? 五反田くんとか? [….なんて。私がそう思っていても、彼女の方がもう決まってるかもしれない。 自分よりもいつもそばに居た五反田と一緒で、二人きりのグループになるのかもしれない。 それを思うと、そこに無理に入る気もなかった。 もう既にできているグループに入る難しさは知っている。 それなら、もし余った人がいるならその人と。 だからその問いかけは、別にこっちは気にしなくて良いよ、の気遣いのつもりだった。]* (172) 2020/11/22(Sun) 18:46:10 |
オリガミ部2年 近藤 絵理香(匿名)は、メモを貼った。 2020/11/22(Sun) 19:52:32 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里うん。 絵理香ちゃんは心も身体もぽっかぽかだよー。 [ ふんわりと笑みを浮かべながら、 指先にぎゅっと力を込める。 これくらいならいいよねって。 自分に言い訳しながら。 って待って!ちょっと待って! ハグはまだ心の準備が追いついてないの! ] (173) 2020/11/22(Sun) 20:37:09 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ ぎゅむぎゅむされた私の顔は真っ赤で きっと、茹でた蛸みたい。 火照りを覚ますために、慌てて腕から抜け出すと 絵理香ちゃんからそっぽを向いて、 肌を外気に晒して深呼吸。 ] 肌弱いのかな。 いつもハンドクリームつけてるもんね。 [ 抱きしめられた拍子に ふわり、鼻腔をくすぐるジャスミンの香りは、 私にとって彼女の象徴みたいなもので。 結構心臓に悪かったりする。 グループの話題になれば、 なんて事のない風を装って。 内心では、誰と組むのか興味津々。 ] (174) 2020/11/22(Sun) 20:38:05 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里私?まだ決まってないよ。 健吾はどうするんだろう。 そつがないからねー。 いい相手を上手く見つけるんじゃないかな。 [ ふんふんと相槌を打ちながら耳を傾けて。 彼女も決まっていない事に安堵して、 私と組む?と言われて歓喜して。 私の心は何だか大忙し。 じゃあ一緒に組もう! ……そう、反射的に言いかけてたけれど。 “あんまり関わった事がない相手と” その言葉を思い出せば。 ぱくぱくと酸素不足の金魚みたいに。 私の口は、無音を発する。 ] (175) 2020/11/22(Sun) 20:39:07 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里…… そうだね。 たまには違う人と組んでみても。 その人の意外な一面が見れて、面白そうかもね。 [ ─── 私は臆病者だから。 だって、ほら。 絵理香ちゃんには絵理香ちゃんの世界があるのに。 私の実らぬ恋心に、付き合わせていいのかなとか。 私も彼女から離れる練習をしないといけないとか。 そういうね、人によっては気にしない事に。 すぐに心が押し潰されてしまうんだよ。 ] (176) 2020/11/22(Sun) 20:39:42 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里じゃあ今回はさ。 互いに別の人を探して、 良さそうな人がいたらその人と組むのはどう? それで二人とも見つからなかったら、 その時は一緒に組もうよ。 [ 結局私が示したのは、そんな中途半端な提案。 “互いに別の人を探す。” …… そんな事を言いながら、 私は多分誰も探さないんだと思う。 そうして、絵理香ちゃんが「見つからなかった」って 声を掛けてくれる瞬間をずっと待つの。 馬鹿だな、私。 ] (177) 2020/11/22(Sun) 20:40:14 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里ふふっ。 林間学校で離れちゃうかもしれないから。 その分、今日の買い物はたくさん付き合ってね。 [ 絵理香ちゃんの反応はどうだったかな。 私の知らないところで、林間学校を楽しむ絵理香ちゃん。 想像するだけで、心にコールタールがかかったみたいに どんよりと淀んでいくのを感じるけど。 大丈夫大丈夫。 だって私のこれは、鋼の片思いですから。 何でもないように、きちんと笑顔を浮かべたら。 「行こう」と。 今度は私から、彼女の手を取って。 ] …… ところで、 (178) 2020/11/22(Sun) 20:43:03 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里雨宮先輩って誰? [ だいじょうぶだいじょうぶ。 わたしきちんとわらえてる、これほんとう。 だって、私の知る限り その名前が絵理香ちゃんの口から出るのは 初めてだったから。 気にならない方が無理な話だよ! ]** (179) 2020/11/22(Sun) 20:43:24 |
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。 (a38) 2020/11/22(Sun) 20:45:18 |
【人】 壁面擬態 もも?何だ…いきなり注意されたぞ>>151 まぁ、確かに校則では化粧自体認められていないものだが…細かいやつだな。いいよな、整った顔が生まれついてあれば。 [キッと目つきが鋭くなる加治木。] 「気を付けます。では失礼っす」 [ビシッと強目の口調で吐き捨て、完全にシオンに背を向けその場を去る。] 少しカッとなり強く言い過ぎたか?まぁ彼女と比較すれば私の顔面偏差値が劣っていることくらいわかっている。気が狂う程腹を立てている訳ではない。彼女だって悪気がある訳じゃ無いだろう。タイミングが悪かったんだ。 [そうして加治木は廊下の奥の奥へ進み暗がりに染まっていった。]* (180) 2020/11/22(Sun) 20:45:47 |
壁面擬態 もも?は、メモを貼った。 (a39) 2020/11/22(Sun) 20:47:06 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──現在 汐里とお買い物── あははっ、照れちゃってかーわいい! まあ、肌弱いのかな……? 折り紙してるから、指先がカサカサしちゃうのはいつものことなんだけどね。 [真っ赤になる汐里は可愛らしい。 女の子同士でも流石にこんな触れ合いは恥ずかしいのか、なんて感心してしまう。 けれど、話しているうちに彼女がぱくぱくと口を金魚みたいに開け閉めしていたのには>>175何でだろう、と疑問を感じて緩く首を傾げていた。 たまに、ごくたまに。 彼女はこんな不思議な反応をする事がある。] うん、そうだね。 知らない人と自己紹介とか改めてするのも、こう言う行事の醍醐味かもしれないもんね。 見つからなかった時は仲間に入れてね! [けれど彼女の演技に騙されているんだろう。 少し疑問を浮かべても、その可能性に気付こうともしていないのかもしれない。 彼女が平穏を保とうとするなら、すっかりそれをそのまま受け取っていた。 だから買い物にも存分に付き合うつもりで彼女と手を繋ぎ、お店に向かう最中。] (181) 2020/11/22(Sun) 21:36:23 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香え? えっとね。 前髪で片目を隠したちょっと厨二病っぽい先輩。 [質問に、少し思い浮かべた後の彼への印象は酷いものだった。 ほとんど知らない、さっきが初対面なのだから仕方がないだろう?] さっきお昼の時、食堂でぼやいてたんだよね。 「林間学校って、なに?」って。 受験生らしいから大変だよねー、進学するなら勉強しなきゃなのにイベントだし、林間学校出なきゃ卒業できないし。 そう言う三年生意外と多いのかな? やっぱ受験するなら、三年になる前に林間学校楽しく済ませちゃった方が良いよね。 [そう、私にとって雨宮先輩は通りすがりの林間学校仲間だ。 今のところそれ以上でもそれ以下でもない。 だから、すんなり思うままの答えを告げてお店に入る。 マフラーはどの色が良いか、なんて選んでもらって。 この服が可愛いんじゃないかな、と彼女に選ぶ。 そうしていろいろ買ったりお茶したりして。 また明日、と別れる時に彼女に包みを一つ差し出した。] (182) 2020/11/22(Sun) 21:36:46 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香これ、可愛かったから買っちゃった! いつも使ってるハンドクリームのお店の、期間限定のリップクリーム。 私とお揃いだよ! [もし受け取って、それを見てくれたなら。 パール色の蓋に花の模様が刻まれ、西洋ヒイラギを模しているのだろう緑の葉と赤い実が散らされたデザインのリップスティックがある。 蓋には銀の雪のチャームが付いており、そこにも西洋ヒイラギを模した飾りが施されきらりと光を返していた。 香りは、冬に甘やかなバニラの香り。] 良ければ使ってね。 私のハンドクリームの香りとも喧嘩しないから気に入ってるんだ。元々、どっちもそんなに香り強くないけど。 それじゃあまた! [きっと私は明日、彼女の選んでくれた色のマフラーを巻いて、いつものハンドクリームに加えてほんのり甘い香りを纏ってる。 またね、と大きく手を振って、私は笑顔で彼女と別れたのだと思う。]** (183) 2020/11/22(Sun) 21:37:14 |
オリガミ部2年 近藤 絵理香は、メモを貼った。 (a40) 2020/11/22(Sun) 21:42:58 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里前髪で片目を隠した ちょっと厨二病っぽい先輩……。 [ 汐里はその言葉を深く心に刻み込んだ。 絵理香ちゃんとその先輩がどんな関係か。 彼女の内心を正確に読み取る事は 私にはできないし。 実際はどうあれ、グループを組んでもいいと 思わせる何かがあった時点で、 私にとっては要注意人物。 祝福しなくちゃいけないって。 わかっているはずなのにね。 ] (184) 2020/11/22(Sun) 22:23:44 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里マフラーの色? そうだね。 絵理香ちゃんは華やかで明るいから 赤とか強い色でも全然見劣りしないよね。 これなんか、どうかな? 生地も滑らかで暖かそうだし。 [ 馴染みの店に着けば、彼女の意見も参考にしながら 似合いそうな品を手に取って。 絵理香ちゃんが選んでくれた服? もちろんノータイムで即購入だよ。 その後はお茶のカップを片手に たわいもない話題に花を咲かせて。 貴女にとっては日常の、 私にとっては夢のような時間が過ぎて行く。 ] (185) 2020/11/22(Sun) 22:24:54 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ 明日の準備もあるし、そう長くは引き止められない。 そろそろ解散かなって頃合いに、 差し出された小さな紙袋。 断りを入て開けてみれば、センスのいいリップクリーム その優しい匂いがふんわりと香った。 ] 私に? いいの? …… ありがとう。 [ 何だか胸がいっぱいになってしまって。 あまり上手く言葉を紡げなかった。 リップクリームを、ぎゅっと胸元で抱きしめて。 ] (186) 2020/11/22(Sun) 22:26:23 |
【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里[ それから絵理香ちゃんの背中が 見えなくなるまで見送って。 私も一人帰路に着く。 ─── だめ。忘れてはいけない。 これは報われない恋だ。 それでも、明日からの林間学校。 どんな未来が待っているかはわからないけれど。 それでも近い未来ならわかる。 今夜の私は、 絵理香ちゃんとお揃いのリップを ドキドキしながら唇に塗って。 その香りに包まれながら、 彼女が選んでくれたふわふわのルームウェアを 抱きしめて眠るのだろう。 その先に続く道なんて、 どこにもないと知りながら。 ]** (188) 2020/11/22(Sun) 22:27:50 |
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。 (a41) 2020/11/22(Sun) 22:30:19 |
【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[ >>180 シオンとしては褒め言葉のつもりだったがどうやら誤解されてしまったらしい。 グレーゾーンというニュアンスが恐らく誤解されたようだ。 そういうのもいいねだけにしておけば良かったものを この辺りにコミュ症が出ていた]* (189) 2020/11/22(Sun) 22:31:14 |
【人】 引率(予定) 柊 真理絵−職員室ではないどこかにて はーい、私は何をしたらよいのでしょーかっ。 [ 資料を読んだとは言え、普通に考えておかしい。 臨時講師の初仕事が林間学校の引率。 少し肌寒く感じたこの日、 彼女はキャメルのカーディガンを着てその場所にいた。 目の前には、引率に行くはずだった音楽教師と、 理事長の代わりに校長がいる。 臨時に雇われた身としては、 もう少し謙虚にいるべきなのだろうが、 彼女の頭の中にはそんな考えがない。 ] 『真理絵先生には、ある程度の指南を生徒たちに していただくだけで大丈夫です。 怪我がないように、みていてください。』 え、あ、はい……? (192) 2020/11/22(Sun) 22:41:15 |
【人】 引率(予定) 柊 真理絵『うちの林間学校に関しては、 学年も全く関係のないものなのでね。』 珍しいですねぇ。 でも、楽しそう。…どんな子たちが参加するんです? 「個性的」 [ 一言だけ呟いた人物。 それだけで笑わせにきたのかと思ってしまった。 個性の塊は誰しも一緒。 このクソみたいな音楽教師もそうなのだから。 故に、彼女はその一言を聞いたあと、 深呼吸をして、にっこりと笑みを浮かべた。 ] (193) 2020/11/22(Sun) 22:42:25 |
【人】 引率(予定) 柊 真理絵楽しみにしないといけませんねぇ。 班分け発表は現地到着時、本人達に言えば良いですね? 「十分だろう。1人確か時間に間に合わないから その生徒にも後から伝えてください」 了解しました。楽しみだなぁ。 『それでは私は会議がありますので』 ありがとうございます! [ 出ていく校長の後ろ姿を見送って、 彼女は横に立った音楽教師の脇腹に ノールックグーパンしておいた。 一瞬、うずくまったように見えたが、 彼女の気のせいだろう。 ] (194) 2020/11/22(Sun) 22:43:46 |
【人】 引率(予定) 柊 真理絵なんで私がど素人の教師なんて やらなきゃいけないの!? 「やれるでしょ。頑張ってみなよ」 本業!!違う!!帰る! 「送ってあげるよ」 結構です!!!!全くもう……邪魔してやる…… [ ふんっとそっぽを向いて彼女はその場を立ち去る。 あまり校内をうろつき回るのもよくないが、 折角なので巡るだけ巡ることにした。 ]* (195) 2020/11/22(Sun) 22:44:04 |
【人】 受験生 雨宮 健斗まじか、ちあも一緒か。 [ガッツポーズの彼女>>145はいつだって素直で、 一生懸命で、なんか眩しいなぁと目を細めた。 妹って居たらこんな感じなのかも知れない。 いないけど。 なにやらメモを書いては掲示板に固定する>>145 彼女を見ながら、楽しみだと言ってくれた言葉には ゆるゆると口角が上がって。 ] 赤羽と2人部屋だといーな。 [ちょっとからかいたくなって、そっと耳元で そんなことを囁いた。 ] んじゃ、またな。 [赤羽は内緒にしているようだが、多分生徒の ほとんどが知っている。 そんな2人の仲を邪魔しないように、 早々にその場を立ち去ろうとして。 ]** (196) 2020/11/22(Sun) 22:46:22 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a42) 2020/11/22(Sun) 22:53:48 |
【見】 文系 しおりー 掲示板の前にて ー [ しおりは夕暮れの日が差し込む廊下をとぼとぼと 歩いていた。 林間学校までに、ある程度本の補修を終わらせておかなければといつも以上に頑張った。 だからか、少しぼーとしていたようで… 【林間学校のお知らせ】と書かれた掲示板の前に 来ていたようだ。] うぅ…林間学校で絵理香お姉様と 少しでも仲良く… [ お友達になれればとか思っていた>>@10しおりだったが しかし、林間学校が始まる前にグループについて 絵理香本人に訊けなかった。 その為なのか、元々の気質なのか、最初の願いから だいぶ後退した願望になり、そしてまた そんな自分に落ち込んでいた。] ん?これは…うさぎちゃん? か、かわいい… (@11) 2020/11/22(Sun) 23:15:46 |
文系 しおりは、メモを貼った。 (t6) 2020/11/22(Sun) 23:16:49 |
文系 しおりは、メモを貼った。 (t7) 2020/11/22(Sun) 23:18:50 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a43) 2020/11/22(Sun) 23:26:45 |
学生 五反田 健吾は、メモを貼った。 (a44) 2020/11/22(Sun) 23:30:56 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a45) 2020/11/22(Sun) 23:32:22 |
(a46) 2020/11/22(Sun) 23:52:26 |
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