人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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視点:


プロローグ

【人】 従業員 リンリー

 
   冬限郷へようこそ
   どうぞ、ごゆっくりー
 
(0) 2020/12/25(Fri) 1:04:28

村の設定が変更されました。


到着:冬限郷の主 ルイ

【人】 冬限郷の主 ルイ

 
 
  温泉ってやつは最高だよな!
  オレ決めたわ、転職して温泉宿を開くことにする

  金持ちも貧乏人も善人も悪人も関係なく
  温泉に浸かって癒しを得ることが出来る

  そんな世界があったって良いじゃねえか、な?

 
(1) 2020/12/25(Fri) 1:43:01

【人】 冬限郷の主 ルイ

 
 
  いつもどーり現世に招待状送ったり
  あの世に声掛けたりしたおいたし
  たまたま辿り着くお客さんもいるだろう

  かわいい従業員ちゃんたち
  お客さん来たら粗相のないようしっかり頼むぜ!

  ……えっ、オレがいちばん心配?
  ははっ、何千年やってると思ってんだよー

 
(2) 2020/12/25(Fri) 2:08:30

(n4) 2020/12/25(Fri) 2:32:43


【人】 冬限郷の主 ルイ

 

   ようこそ、これはお部屋の鍵だよ

   浴衣は好きな色を選んでね
   作務衣もあるよ

   ゆっくりしていってね!


[こんな風に砕けた口調で接客をしたり
 庭の不思議と凍らぬ池の鯉に餌をやったり
 食事処で甘味を堪能したり。
 子供に見紛う神さまは至る所で
 仕事をしたりサボったりをしているのだった。**]
 
(3) 2020/12/25(Fri) 2:46:39
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2020/12/25(Fri) 2:53:20

冬限郷の主 ルイは、メモを貼った。
(a0) 2020/12/25(Fri) 3:04:11

冬限郷の主 ルイは、メモを貼った。
(a1) 2020/12/25(Fri) 3:04:49

天のお告げ(村建て人)

 
 当宿では三種の掛け流し温泉が自慢です!

  ・硫黄泉(乳白色)
  ・炭酸水素泉(無色透明)
  ・弱アルカリ性温泉(黒色)

 いずれも一般的な効能に加えて
 リラックス効果があり匂いにも効果があります。

 大浴場では三種ともお楽しみ頂けます。
 お部屋のお風呂には三種のうち
 いずれか一種が出るようになっております。
 庭を眺められる足湯は黒色温泉になっております。
 
(#0) 2020/12/25(Fri) 3:30:44

村の設定が変更されました。

到着:セーマの首領 イノセント

村の設定が変更されました。

到着:裏切り者 ジャック

到着:宇宙刑事 サラトーガー

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[トレードマークの黒。
 コンバットスーツと同じブラックメタルの車を降り
 真新しい雪に、しゃくしゃくと
 ふたりで足跡を付けながら鼻歌が止まらない。]



   ふふん、ふん、ふふん さらっと〜が〜♪



[弟のように
 いや、それ以上に可愛がっている
 ジャックとの旅行が楽しくて仕方ない、と
 音になって溢れ出してしまう。

 普段は、一瞬の距離を
 一般人と同じように景色を眺めながら
 ゆっくりと辿るのも
 旅の醍醐味というものだろう。]
 
(4) 2020/12/25(Fri) 16:41:15

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[駐車場から続く細道。
 白い帽子をかぶった樹々の合間から見えた
 宿の佇まいに、おお、と声を上げる。

 ちらちらと舞う雪、
 立ち上る湯気、
 ぬくもりを感じさせる灯りの数々。
 全てが相まって、幻想的な雰囲気を醸し出している。]



   すごいな、ジャック。
   なんか、めちゃくちゃ趣あるぞ…!?

   予約取るのも難しいって噂、これは頷ける。

   こんなとこに泊まれるのも
   お前が手伝ってくれてるおかげだな。



[サングラスの奥の目を弛め
 口角を思いっきり上げて
 隣を歩く美青年に、サムズアップを送る。]
 
(5) 2020/12/25(Fri) 16:42:42

【人】 宇宙刑事 サラトーガー


[『説明しよう!!

  敵である時空盗難団・セーマが
  攻めて来なくなったことで
  一度は打ち切りとなった【宇宙刑事サラトーガー】。

  だが、その後
  銀河連邦警察の指示により
  セーマの本拠地に捕らえられていたヒロインを
  サラトーガーが助け出したことで、状況が一変した。

  彼女を奪還しようと
  セーマ達がまた地球に攻めてくるようになり、
  また、敵の幹部のひとりであった
  ヒロインの兄・ジャック(視聴者待望のイケメンだ!)を
  味方に迎え入れたことで、
  再開されてからの人気は右肩上がり。

  それに気をよくした大手スポンサーが
  この宿を手配して、
  ふたりに休暇をプレゼントしてくれた

          …という訳なのである。』 ]
 
(6) 2020/12/25(Fri) 16:46:17

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 


   部屋とか、料理とかも
   か・なーり期待できそうだ。

   でも、まずは ひとっ風呂かな?



[さぁ行くぞ、と
 急ぎ足になりかけて
 あ、と思い出したように振り返り
 スポーツバッグを持っていない方の手を差し出す。

 コイツは、なんだかんだと危なっかしいからな。]*
 
(7) 2020/12/25(Fri) 16:47:57
離脱:セーマの首領 イノセント

離脱:裏切り者 ジャック

到着:セーマの裏切り者 ジャック

到着:セーマの首領 イノセント

到着: アンネリー

離脱: アンネリー

到着: 高藤 杏音

【人】 高藤 杏音

── とある冬の日 ──

カランカランカラーン♪


その鐘の音は、冬の空気に良く響いた。
少女は目を輝かせて。チケットを受け取って。
その夜──……。]


空先輩!
商店街の福引で、温泉旅行のペアチケットが当たったんです!
一緒に行きませんか?


[喜色満面な声色で。
ベッドの上に正座して。
スマホの向こう。大好きな恋人を。
温泉旅行に誘うのだった。*]
(8) 2020/12/25(Fri) 21:24:06
到着: 菊波 空

【人】 菊波 空

── とある冬の日 ──
[今日も寒い、でも例年通りともいえる夜のこと。
風呂上り、剃るのをめんどくさがった無精髭の男は髪を乾くまでの待っている時に連絡>>8が入る。]

 おぅ、杏音か。どうした?
 ってそりゃすごいな。こっちはおーけーだ。幸運引き当てた恋人と過ごさない理由なんてないしな。
 でも杏音の家族はいいっていったか?

[杏音が家族に愛された大切な娘さんだというのは付き合いの長さから知ったことでもあるため、そこだけは聞きつつも誘いそのものは断る理由がなく了承の返事をするのであった*]
(9) 2020/12/25(Fri) 21:51:28

【人】 高藤 杏音

[電話の向こうで聞こえる恋人の声>>9に、ふふっと笑みを浮かべて。]


流石私!日頃の行いが物を言いましたね!!


[なんて冗談とも本気ともつかない言葉を紡ぐ。]


両親
OKでしたよー。
チケット欲しがったけど死守しました!死守!!


[兄?知らない子ですね。
今までの己の行いを顧みると良いのです。
貴様に私の恋路に口を出す権利は無い。]
(10) 2020/12/25(Fri) 22:04:12

【人】 高藤 杏音

[断られなかった事が嬉しくて、頬が緩む。]


それじゃあ、詳しい事は今度会った時にでも。
チケットの概要だけメールしますね。

へへ。楽しみです。


[電話で顔が見えないのを良い事に。
しまりのない顔でにへらと笑って。
冬の温泉とか最高じゃない?と、温泉宿に思いを馳せた。*]
(11) 2020/12/25(Fri) 22:04:19

【人】 菊波 空

 ああ、日頃の行いがいいのは恋人である俺がよーくしってるともさ。

[茶化すような本音のような、そんな言葉を交えながら
電話の向こう側でも笑みを浮かべているのが嬉し気な声>>10を聞きつつ]

 ぉ、おう、ならいいか。

[両親は。という言葉をしっかり聞き逃しはしなかったが、両親がオーケーなら大丈夫だ。
それにペアでの旅行になるものだ。いいかだめかじゃなくて、自分たちがいきたいかどうかという戦いだったのだろうか。なんてことを想像しつつ無事?平和に終わったならばそれはよかった。]
(12) 2020/12/25(Fri) 22:27:40

【人】 菊波 空

[そして自分はと言うと一人暮らし。大学の一年目ぐらいは長期休みでもあれば実家にも帰っていたが二年目ぐらいからは適当になりだしたものだ。
今年も特に予定がなければ帰ればいいが今埋まったということである]

 おぅ、じゃあその時に決めようか。

[概要などをしれば交通方法、道中寄る場所等々考えれるだろうが、そこからは直接顔を突き合わせてからのほうがいい。]

 今から楽しみだな。

[そういう菊波は、普段の人を喰ったような笑みではない穏やかな笑みを浮かべながら事前段階からでもともに楽しめる可愛い恋人との温泉旅行に思いを馳せた*]
(13) 2020/12/25(Fri) 22:28:09

【人】 高藤 杏音

[今から楽しみだと言う空先輩に。]


はい!!


[笑み崩れて返事をしたら。
電話で良かったかもしれない。
穏やかな笑顔>>13に、滅法弱い私は、また固まってしまったかもしれないから。

新幹線に乗ってみたいとか。
高級なお宿らしいから、是非宿でゆっくりしたいとか。
そんな事を顔を合わせて話し合う。
その時間も楽しかった。

せっかく遠出をするのなら、冬の海も、見てみたい。
……かな。
寒くて風邪をひきそうだけど。
そこはまあ、2人なら。ね?*]
(14) 2020/12/25(Fri) 22:44:49
高藤 杏音は、メモを貼った。
(a2) 2020/12/25(Fri) 22:48:54

菊波 空は、メモを貼った。
(a3) 2020/12/25(Fri) 22:54:17

到着:マジシャン 夜長

【人】 マジシャン 夜長



[指に触れた雪は消えて、吐く息は白く空に残った。]
 
 
(15) 2020/12/25(Fri) 23:00:33

【人】 マジシャン 夜長

[クリスマスの日は忙しい。
歓声に背を向けて戻る頃には遅く。
時計の針にため息を履いた。寂しくさせている恋人の事を考えて、街のクリスマスツリーを見上げた。

カバンの中には、クリスマスプレゼントが入っている。
互いにある少女にプレゼントを贈っていたことを思い出せば
似たもの同士だったと自然と少しばかり顔が緩む。
愛しい顔を思い出してばかりだと
遅くなったが今年は何とか今日中には会えるだろうか。

輝くショーウインドウの灯りの横で
端末を開き]
(16) 2020/12/25(Fri) 23:15:01

【人】 マジシャン 夜長



 『メリークリスマス』


[と簡潔な一文を電子に乗せた。
反応はあるだろうか。

横顔を思い出せば、恋人が見るだろうと予想して
少し間を置きて、電話のベルを鳴らしただろう。*]
(17) 2020/12/25(Fri) 23:15:30

【人】 菊波 空

[チケットの概要をメールで受け取り、軽くスマホで検索などだけする。
如月町の商店街の喫茶店で待ち合わせをして]

 ちょっと遠いみたいだし、そうだな、新幹線にするか。

[そこからバスが出ていて駐車場までは着くようだ。そこから歩けば>>4宿らしい。
宿の中に施設も充実しているようだし、客室露店温泉付きらしいものな。]

 行きでも帰りでも、海にも寄れそうだな。

[杏音が幼い頃、海の側に住んでいた。だから彼女が思い出深く思っているのを知っている。
今住んでいる場所は海まで近くないので川でのデートを季節に合わせてしていたけども]

 冬は冬で特別な時間になりそうだな。

[多少の労苦ぐらい彼女>>14が望むなら問題はない。
現地が寒そうだとしても、2人なら。な?*]
(18) 2020/12/25(Fri) 23:17:35
マジシャン 夜長は、メモを貼った。
(a4) 2020/12/25(Fri) 23:27:48

到着:一橋 華

【人】 一橋 華

―冬の日―

[新幹線からローカル線に乗り換え、最寄り駅で路線バスに乗り換えて揺られることしばし。降りて雪道を少し歩くのは思ったより骨が折れたけれど、楽しかった。
商店街の福引で当たった一泊二日の温泉旅行。
温泉でのんびりとする、そういう旅行は初めてだから、楽しみでないはずもなし]

…ふう。やっぱり冷えるねえ。
けど、雪なんて贅沢な気分。雰囲気あるじゃない。
冬限郷かあ。あんまり聞いた事はない場所だけど…

[歩を進めれば、ちらつく雪の中、辺りに立ち上る湯気と暖かな灯りが見えてくる。どこか幻想的な光景は、昔見た映画の風景のよう]
(19) 2020/12/25(Fri) 23:30:15
到着: 鬼走

【人】 鬼走

 また、この季節か……。


[ハロウィンが終わるとあわただしく街はクリスマス一色になっていく。
そしてクリスマスが終われば正月だ。
そういう行事は日本では家庭がある人だったり、恋人がある人のために存在しているて、一人暮らしの自分には縁遠い期間が長かった。

幸か不幸かこんな自分にも恋人と呼べる存在が出来、今にいたるのだけれど、恋人同士の定番のイベントの時こそが稼ぎ時な仕事をしている相手ならば、そんなことは後まわしになってしまうのも当然だっただろう。

恋人らしいことを期待したのは最初の年、だけ。
付き合って二年目になる今年は、もう最初からないものとして諦めていた。
その諦念があったからこそ、普通だったら喜び勇んで彼に報告するようなことも、彼に言いだせずに部屋の片隅に置き去りにする羽目になったのだ]
(20) 2020/12/25(Fri) 23:31:57

【人】 一橋 華

せっかくだから、今日は思い切りのんびりしていかないとね。
そうね…着いたらまずは何がいいかな。

っていうか、何があるんだろうね。
個室に温泉があるみたいな話も聞くけど…
卓球台とかあるのかな?こういうところだったら、今でもまだ。

[ペア用のチケット、なんやかやで一緒に来ることになったのは、地元帰りの時に一緒に買い物に行っていた彼。小さい時からほとんど家族ぐるみの付き合いだったから、福引のスタッフにも姉弟と間違われた。

他の皆の都合が悪かったとは言え、よく二人で来る許しが出たな、なんて事も考えながら、
傍らの彼に声をかけ、温泉宿の入口に辿り着いた**]
(21) 2020/12/25(Fri) 23:32:45

【人】 鬼走

 今日は何食べようかな……。

[年末だからと帰省するような親孝行な息子ではなくて。
大体一人暮らしはしているが、実家が結構近いのでいつでも帰れると思えば、そのままになっているというよくあるパターンで。

雪がちらつくような寒い今日。
食べるものは鍋くらいにしようか。

そう思いながら、ごはん屋に入れば一人でつつく鍋も、楽しそうな酔客にも肩身が狭くて這う這うの体で外に出てしまうことになった]

 ……帰るか。

[彼は頑張って仕事をしているのだろうか。
体を酷使していなければいいのだけれど。

そう思いながら家路についていれば、スマートフォンに着信があったことに気づいた]
(22) 2020/12/25(Fri) 23:33:01

【人】 鬼走


 “メリークリスマス”


[簡潔なメッセージが1つ>>17
仕事は終わったのだろうか。それとも仕事の合間に?
大丈夫なのだろうか。自分などに関わってる余裕などないだろうに、とどこか卑屈な思いさえ抱いてしまう。

そして、自分からも同じ文言を返そうと返事を打っていたら、着信があった]




 ―――もしもし?*
(23) 2020/12/25(Fri) 23:33:39
鬼走は、メモを貼った。
(a5) 2020/12/25(Fri) 23:41:40

【人】 高藤 杏音

[行きでも帰りでも。>>18
着々と組みあがる旅行の計画に。
行きつけの喫茶店の温かな空気の中。
グラタンパン等食べながら、想像する海は……
きっと現実を見ていない。

目の前の人は何時からこんなだったかしら?
こんな風に我儘を叶えてくれる人だったかしら?
付き合う前と、今とでは。
随分とイメージの変わったところもあるけれど。
甘やかしてくれるなら……
甘えてしまおうかな、と。
少し躊躇いつつも、言葉の手を取る。
自分も少しは、心を開けているかしら?]


じゃあ。行きで。
……凍えるくらい寒くても、すぐに温泉に入れるでしょう?


[予定を組んで、路線を調べながら。]
(24) 2020/12/25(Fri) 23:44:03
到着:宵闇 迅

【人】 宵闇 迅

― 画面越しのきみから ―

[キリのいいところまで作業を終えて、ぐっと伸びをする。
 画面上に並ぶ線と点の羅列は、一通り望む形になった。
 粗を探すのは寝てスッキリした脳みそでやりたい。
 ハイになった現状では碌なことにならないだろう、と
 そのまま一時保存をかけて欠伸を噛み殺す。

 作業中には気づきもしない疲れがドッと押し寄せてくる。
 今すぐにでも布団と仲良くしたいところだが、
 生憎と、いや漸くというべきか。

 ――今日は外せない予定がある。]


 ……、もう10年も経つんや……


[一人暮らしになってから独り言が増えた。
 作業デスクの上に飾った写真立てには、自分と、
 まだ短い髪を高く結わえた硬い表情の妹が映っている。]
(25) 2020/12/25(Fri) 23:51:44

【人】 宵闇 迅

[おとなたちの言いなりに着せかえ人形にされた妹は、
 自分のお祝いの席だというのに、泣き出す寸前のような顔だ。
 対する自分は、兄の手を離したら死と言わんばかりの妹を、
 ひどく穏やかな――惜しむような顔で見下ろしている。

 高校三年の夏、両親から唐突に切り出された話は、
 それから数ヶ月経ったこの写真の段階でも、
 消化しきれてはいなかったらしい。

 ――お母さん離婚するから。
   真里花は連れてくけど、アンタは、来ないわよね。


 どうするの、と聞かれても返答に困っただろう問を、
 来ないだろうと断定して聞かれたことに、
 笑えばいいのか、泣けばいいのか、怒ればいいのか。
 一晩眠れずに考えて、一言。
 わかったとだけ返したのを覚えている。]
(26) 2020/12/25(Fri) 23:52:17

【人】 宵闇 迅

[それから、毎年今どき古臭い手紙のやり取りを続けている。
 そうしてお互いの誕生日には、
 年々大人びていく彼女を祝い、祝われる。
 それが習慣になっていた。

 今年は日曜日にあたったからかかってくるとしたら昼だろう。
 少しだけ時間があることだし、シャワーでも浴びて、
 眠たそうな声で妹に応える無様を晒さないようにせねば*]
(27) 2020/12/25(Fri) 23:52:26
到着:埋火 真里花

【人】 埋火 真里花

―― 今年はすこし、特別 ――

 はい おねがいします。

[ 誰かへのプレゼントですか
 そう聞いたコンビニのお姉さんに、

 兄です、と答え伝票を受け取る。

 小包の中身は手紙と、――………。 ]
(28) 2020/12/25(Fri) 23:54:21

【人】 埋火 真里花

[ 迅兄さんへ

 今日このお手紙を出したら、
 きっと電話をすると思う。

 そして、私はこの手紙とプレゼントのことを
 内緒にすると思う。

 だって言ったら兄さん、
 「自分のことに使いなさい」って言いそうだったから

 驚いた?

 前の手紙で書いたけど、アルバイトを始めました。
 はじめてお給料を貰ったから

 これは私のお金で買ったんだよ
 大事にしてね。

 お仕事忙しいだろうから、
 またお手紙書きます。

 ご飯、ちゃんとたべてね。
 ちゃんと寝てね、やくそく。

 真里花より  ]
(29) 2020/12/25(Fri) 23:54:35

【人】 埋火 真里花

[ 初めて書いた手紙は、
 ろくろく文字もかけなくて、

 おにいちゃんえ

 まりかはげんき
 おにいちゃんはげんき?

 たった三行を
 当時好きだったキャラクターものの便箋に書き
 クレヨンで書いた人めいたなにかの絵と一緒に
 ポストに投函した。

 あの頃は――どうして離れ離れにならなければ
 いけなかったのか、理解ができず、
 「まりかをきらいになったの」
 「いっしょじゃなきゃやだ」
 「まりか、おにいちゃんがきらいなとこ
  ぜんぶ、なおすから、――だから!」

 そんな風に泣きじゃくって、困らせてしまった。

 歳を重ねるとともに、その理由は理解できたし、
 母も、私に嘘は吐かなかった。  ]
(30) 2020/12/25(Fri) 23:54:59

【人】 埋火 真里花

[ 毎年、誕生日の日には、長電話をしても、
 お母さんも、パパも叱らない。

 今日はその特別な日、

 手紙の最初迅兄さんへと書く前
 おにいちゃんへと、書いて消した跡に、
 気づかれる心配などは全くしないまま

 コンビニのお姉さんに荷物を預けて、
 スマホを見る。

 時刻は10時を少し回ったくらい。
 兄はまだ寝ているかも知れない。

 日曜日だし。

 だから、お昼くらいになったら、
 電話をかけてみよう。

 ご機嫌のまま、私はコンビニを出る。

 「ありがとうございました」って、お姉さんの声は
 確かに聞こえたはずなのに。 ]
(31) 2020/12/25(Fri) 23:55:13

【人】 埋火 真里花

 ……???

[ 私はなぜか、和風な建物の前に居た。
 去年の冬に確か家族でこんな場所に
 旅行へ行った気がする。

 くるり、後ろを振り向く。わぁすごい雪。

 ここ、どこですか。* ]
(32) 2020/12/25(Fri) 23:55:25
宵闇 迅は、メモを貼った。
(a6) 2020/12/25(Fri) 23:58:33

【人】 マジシャン 夜長

[ふっと笑うのは彼の声が聞こえたから。
クリスマスソングが店から流れてくる。去年は寂しい思いをさせてしまったのがどうしても心に残っていた。>>20もちろん、その後は空白を埋めるように過ごしたのだけど、恋人の心に傷を残してしまったのではないかと思ったからこそ

とんっと背を壁において視線を空に。]


 …もしもし、鬼走。
 元気か?って変なことを聞いたな。


[声は明るく。
そっちはどうだ。と彼の顔を想像しながらたずね。
少しばかり指先で自らの顎を撫でながら、言いたい事はもっと別にあるか。と
気づけば、彼の反応を想像して]
(33) 2020/12/25(Fri) 23:59:50
埋火 真里花は、メモを貼った。
(a7) 2020/12/26(Sat) 0:00:36

【人】 マジシャン 夜長


 …なあ、今から会えないか?


[仕事終わったんだ。と告げた。
彼に会いたいという気持ちが先走る。>>23
こんな時間に、と思うがそれ以上に彼の顔を見たくなった。>>22ちらちらと雪が落ちてくる。白い色は彼の肌を思い出させる。寒くて震えてないだろうか。
その身を今から抱きしめたい。と声を落として、
軽くリップ音を電話越しに響かせた。*]
(34) 2020/12/26(Sat) 0:01:48

【人】 菊波 空

[甘え上手で素直に誰かを頼るようで、そう見せかけるようにして安心させるのが得意な気配り屋。そんな器用なんだか不器用なんだかと思わせてくれる彼女
最近はもっと周りに素直になったようにも思えるし、恥ずかしがりながら自分に甘えてくれるようにもなったように思えるのは自惚れ―――でもまあいいや。
恋人が可愛くて好きだ。それ以上大きな問題ない。]

 オッケー。じゃあバス使えばいけそうか…?……おし、いけるみたいだな。
 本気で凍えたくはないから暖かい飲み物でももっていかないとな

[なんて基本的な交通ルートを共>>24に調べ変更を加えつつ、当日は迎えにいくからな。と約する。
男性として女性を迎えに、というのもあるが、単に杏音が住まう場所からいくほうが近いからという実用も兼ねていた**]
(35) 2020/12/26(Sat) 0:11:11

【人】 宵闇 迅

[品行方正な息子とはとても言えなかっただろう自覚がある。
 忙しい父と、専業主婦の母との合間に、
 言い難い溝があったことも気づいていた。
 子は鎹と言い出した先人は誰なのだろう。
 ――自分も、妹も、鎹にはなってやれなかったらしい。
 
 いつからか妹を寝かしつけるのは自分の役目になった。
 それを負担に思ったことはない。
 紅葉のような小さな手が、自分の指を握り込んで眠る。
 その姿が、いっとう大切で愛おしかった。
 
 たどたどしい言葉で、身振り手振りも交えながら、
 懸命にその日起こったことを、報告してくる妹を、
 嫌えるはずもなかった。

 ―― なのに、なぜ無理を通してでも頷かなかったのか。]
(36) 2020/12/26(Sat) 0:27:35

【人】 宵闇 迅

空港のロビーは人影もまばらだった。
 保安検査場の手前で、抱えていた妹を下ろす。
 不思議そうな目は、
 ここでお別れだと思ってもみなかったのだろう。>>30
 少し先を歩いていた母親が振り返る。
 名を呼ばれて、まあるい瞳はふたりを交互に見ていた。]

 真里花、ほら、行きな。母さんが待ってる。


[言葉の意味が飲み込めなかったのだろう。
 数拍置いて、兄とは此処までだと理解が追いついたのか、
 しがみついた姿勢で懇願して泣きじゃくる妹を、
 やさしく、引き剥がす。]


 兄ちゃんは、世界で一番真里花が好きだよ。 
 これまでも、これからも、ずっとだ。
 嫌いなところなんて、ひとっつもない。

 ほんとうだよ。


[だから、と言い募る頭を撫でて、微笑んだ。
 笑え、なんとしてでも。そこだけは間違えるな。]
(37) 2020/12/26(Sat) 0:27:53

【人】 宵闇 迅





 おれが悪い子だから、一緒には行けないんだ。



 ごめんな。

[どうかこの言葉が彼女を呪いませんように。]
(38) 2020/12/26(Sat) 0:28:01

【人】 埋火 真里花

―― 温泉宿
らしい
――

 えっ えっ あの
 わたし、

[ 軽い口調で話しかけてきたのは>>3
 この場所の人らしい。

 子供みたいに見えるけど。 ]

 鍵?えっ、でも予約もしてないし

[ 渡された鍵に戸惑いを隠せず
 おろおろとしていたら、従業員さんらしき人が
 こちらへどうぞ、と促してくれる。

 が。 ]
(39) 2020/12/26(Sat) 0:31:06

【人】 埋火 真里花

 まず あの ここどこ
 私、家にかえるとこで 今日は
 おにいちゃんに電話する日で、大事な日なので
 帰らないと

[ ぷちパニックを起こしても
 従業員さんの笑顔は一つも崩れることはないままで
 あれよあれよといううちに、客室に届けられ
 お茶まで淹れて貰ってしまった。 ]

 ……夢、夢みてる?
 へんな、夢。

[ 畳の良い香りに包まれながらすとんと座布団に
 座った私は、半分まだパニックになりつつも、

 夢ならいっか、と淹れて貰ったお茶に手をのばした。** ]
(40) 2020/12/26(Sat) 0:31:25

【人】 宵闇 迅

[まなうらに感傷を溜息で振り払い、立ち上がる。

 泣きじゃくる妹に約束してやれたことは、
 ――手紙を書くこと、電話をすること。それだけ。

 今や遠距離に住んでいても顔を見て話せる時代だというのに、
 頑なに音声のみの通話を貫く兄を、妹はどう思っているのか。

 無音の空間は振り払ったはずの感傷を纏わりつかせる。
 よくない思考は水と一緒に流すに限る、と、
 自室の扉を開いたところで――……]



      ―― は?

[叫ばなかったことを褒めてほしい。
 自室の扉を開いたら得体の知れぬ宿だった。
 わけがわからない。
 
自室の扉を開いたら得体の知れぬ宿だった。
(2回目)]
(41) 2020/12/26(Sat) 1:13:26

【人】 宵闇 迅

 ― 宿 ?―

[着の身着のまま、なんなら部屋着のゆるい格好で、
 えっ寒い。どこだここは。ふざけんな(1キレ)
 こちとら妹の電話待ってるとこなんだぞ
 繋がらんかったらどげんする気やふざけんな(2キレ)
 えっおれ立ったまま寝落ちとか器用なことした?(困惑)
 いやないやろあほか(3キレ) 

 ぽかんとした顔のまま、感情だけが怒涛の回転数で、
 カウンターがカチカチ回る。
 結果としてフリーズし、立ち尽くす姿をどう捉えたのか、
 お連れ様がお待ちですとあれよあれよと案内されたのは
 どう見ても自分とは不釣り合いな扉の前。

 帰りてえ。]
(42) 2020/12/26(Sat) 1:13:43

【人】 宵闇 迅

[何にせよお連れ様とやらに顔を合わせねばならぬ、
 場合によっては話し合い(物理)も辞さぬ。
 そんな心持ちで扉を潜り、襖を開いて――>>40]


      ……………、


[思わず閉じた。
 いやだっておれは彼女が成人するまで会わないつもりだったんだ**]
(43) 2020/12/26(Sat) 1:14:38

【人】 高藤 杏音

── 海 ──

[冬の海。舐めてました。
水辺で寒いだけじゃない。
海風が吹き寄せて、容赦なく体温を奪っていく。
私は空先輩にくっついて。
腕を手に取るとぎゅっと抱き着いた。]


さ……寒い、ですね。


[心なしか波も荒い気がする海辺にて。
ぎゅぅと腕を抱き締めれば。
そこだけほんのり温かい。

先輩も、温かいと良いな。
見上げて先輩と視線が合えば微笑んで。
時間にしたら半刻にも満たない大したことの無い間。
人気の無い海を2人占めして。
カタカタと震えながら、熱いくらいの紅茶を魔法瓶から味わったりするのだった。*]
(44) 2020/12/26(Sat) 9:20:18

【人】 鬼走

[電話から流れてくるのは恋人の話し方を模した合成音。
ずっと声を聴きたくて、でも聞けなかった人。
一瞬息をつめて、明るい声を努めて作って声を出す]


 もしもし。
 ん、元気だよ。そっちこそ元気か?


[忙しかったのは彼の方だろうから>>33
疲れてないだろうか、大丈夫なのだろうかとどうしても声音に心配さがにじんでしまっているかもしれない。
自宅方向に戻りながらも、彼が囁く言葉に微笑んだ]
(45) 2020/12/26(Sat) 10:07:31

【人】 鬼走

 今から?

 ―――わかった。


[>>34彼の提案に一瞬躊躇する。今日は平日で、明日も仕事があるし。
残業の後に遅い夕飯を済ませ、家に帰ってやらなければいけないこともあって。
今から彼に会いにいくとしてもどうしたら明日に支障が出ないようすればいいのか。

空を見上げれば雪が降っていて。

でも、こんな寒い中一人でいるのもイヤだった。
そんな自分の気持ちを後押しするかのように、耳に響く彼の声とリップライズ。
もう頷くしかできなかった]


 悪いけど、うちに来てくれないか?
 今から俺が出かける準備はできないから。


[きっと彼なら明日は休みだろうから家に招く。
彼が頷いてくれるなら、急いで帰って家の掃除と彼を招く準備をしなくては*]
(46) 2020/12/26(Sat) 10:08:54

【人】 埋火 真里花

[ 夢、夢かぁ。
 夢って深層心理がどうたら、だっけ。

 心理テストだとか友人達とハマったことも
 あったなぁ。

 温泉に入る夢、どんな内容だったかなぁ。 ]

 あ、……おいし
 お茶おいしい

 温泉かぁ
 温泉、

[ ちょびっとだけ飲んだお茶は、熱々だったから
 少し冷ますことにして、受け皿に置いて。

 立ち上がる ]
(47) 2020/12/26(Sat) 10:31:18

【人】 埋火 真里花

 ………えっ、あれ温泉?

[ 障子の先には大きな窓、座り心地の良さそうな
 籐椅子、雪景色、立派なお庭の横から立ち上るのは
 湯けむり。窓の近くには立派な扉。

 ……足早に近づいて扉を開くと、お湯の香りが。 ]

 おじゃましまーす

[ 誰もいない、はずだけど。ついそう言って
 小さな脱衣所の先、すりガラスの扉を
 引くと ]

 おんせん。

[ 立派な露天風呂がこんにちはした。
 うわぁってはしゃいでそのまま数歩、 ]

 ………あっっっ くつした

[ 靴下のまま雪を踏んでしまったから、
 手を入れてみたかったけど、諦めて脱衣所で靴下を脱いで
 部屋へ戻った。 ]

 夢ってこんなにリアルだったっけ。

[ 怖い夢じゃないし、まぁいいか。
 案外楽観的な性格をしているとは父母にもよく言われる言葉である。
 床の間に戻り、ほどよく冷めたお茶を飲みつつ ]
(48) 2020/12/26(Sat) 10:31:37

【人】 埋火 真里花

 お風呂入れるのかなぁ
 着替えとか持ってきてない………もってき
 きてくれた。

[ 温泉に心惹かれてたら。
 コンビニ行くだけのちいちゃな鞄の横に、ボストンバッグが
 生えてきた。

 ……これ私のだわ、去年修学旅行に行くからって
 パパが買ってくれたやつ。

 ボストンバッグを開くと、着替えやらシャンプーやら
 出てくる出てくる。

 夢、べんり。

 もうすっかり夢の中にいるつもりでいるから
 わはー、と緩んだ顔をして、あとで温泉はいろー。
 夢が覚める前に、とかとか、そんな事を考えていたら ]
(49) 2020/12/26(Sat) 10:31:59

【人】 埋火 真里花

[ 割と大きな足音とともに襖が開かれた>>43
 少し疲れたような顔をしているけど、見間違う筈はない。
 驚いて目を大きく開いて、お連れ様の顔を見上げる。 ]

 おに、

[ 感動の再会、夢でもいい、会いたい会いたい
 ずっとずっとそう思ってきた。
 もう抱っこしてっては言えないけど、
 夢なら許されるかも知れない?

 よっしゃ夢バンザイ。

 っっお兄ちゃん――!!!………会いたかった!

 そう続けられるはずだったんだよ? ]
(50) 2020/12/26(Sat) 10:32:30

【人】 埋火 真里花

 ………。

[ それなのに。
 襖はすっと閉じられた。

 ほっぺが、木の実詰め込み過ぎの小動物ばりに
 ぷっぷく膨れていく。

 どうするのお兄ちゃん、これは夢なんだよ。
 真里花の夢なんだよ???

 次に開けたら別人になってたりするかもしれないんだよ??

 それなのに。なんで閉じちゃうの。
 そんなに、そんなに、 ]

 わたしとあいたくなかった?

[ あの時、泣いていっぱい困らせたから?
 世界で一番好きだって言われても>>37
 すぐに泣き止んで良い子でバイバイできなかったから?
 忙しいのを知ってて、しつこくお手紙したから?
 お手紙に、お返事ちょうだいって書いたから?

 膨れた頬、顔に熱が集まってくるのを感じる。
 破裂寸前ドキドキ風船割りゲームの風船の気分。* ]
(51) 2020/12/26(Sat) 10:33:05

【人】 マジシャン 夜長

[元気かと聞いて元気だと返ってくる。
本当のところがどうなのかは分からないが。彼がそう返してくれるのがうれしかった。声を聞けただけでも、彼が微笑んでくれるような気がした。それが自分の声を模したものだとしても>>45言葉と思いは伝わるのだと思え。

彼の返答に緩く目元を緩め
煌めく街の壁から離れればそのまま歩きだした。
幸いというか、故意に彼の住まいに近い仕事場を今日は選んだ。
まだまだ駆け出しの身だけど、少しずつ選ぶ事が出来るようになってきたのは、きっと彼のおかげだ。彼を思えば仕事にも精がでるというのは変だけど。

でも、彼に釣り合う男で居たいからこそ
自分は少しばかり背を伸ばし]
(52) 2020/12/26(Sat) 10:43:32

【人】 マジシャン 夜長


 …ありがとう。
 ああ、もちろんその気だったさ。
 後一時間後ぐらいにつく予定だから。

 ……部屋を暖めておいてくれ。


[明日も平日だ。>>46
無理をさせることはできない、そう分かっているのに彼を思えば湧き立つ情欲があった。今すぐにでも彼を抱きしめたいと。
清廉とした佇まいの彼の衣の中を自分は知っている。自分だけが知っている。いや自分以外に知らせる気などない。

此方の休みは不定期故に、逢瀬は夜が多く、夜の帳に濡れる色が自分は好きだった。足が自然と早くなるのは愛しい恋人の寂しさを埋める為だ。

手にしたカバンの中にしまったプレゼントだけでは足りない。
そんな気がして、サンタクロースの恰好をしたおじさんから、ケーキを買えば馴染みあるインターホンを押すまでが長く感じられた*]
(53) 2020/12/26(Sat) 10:46:17

【人】 マジシャン 夜長

[一時間後――]


 …メリークリスマス。


[電子の文字で贈った言葉を
今度は、生身の声で彼に届けよう。インターホンを鳴らせば、出てきてくれた彼に柔く微笑み。その身を抱きしめただろう。もちろんケーキを落とさぬように、強く抱きしめることは出来ないが、周囲を気にする前に、その手を引いて
ドアの中へと抱きしめたまま滑り込めば、きっと

唇を奪おうとするだろう*]
(54) 2020/12/26(Sat) 10:46:43

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
 
『説明しよう!


  サラトーガー前作に登場する敵の一人ジャックは
  精神操作によって
モブ
一般人を操る非道
  言葉を発するシーンは殆どなし
  仮面の下に涼しげに整った顔立ちを隠す
  クールでミステリアスなイケメンキャラ

          
     、、、

          
…………だった。』

 
(55) 2020/12/26(Sat) 11:36:41

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[人質にされていた妹と共にセーマを離脱し

 敵襲撃時には宇宙刑事のサポート役
 平時は社会奉仕に勤しみ始めたのだが

 ココロアヤツレール星の生き残りの兄妹

 特にセーマ下で戦闘に明け暮れていた兄の方は
 常識がちょっぴり欠けていた。]
 
(56) 2020/12/26(Sat) 11:36:45

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[ゴミ拾いをさせれば生きた人間をゴミ袋に詰める。
 (ポイ捨てを発見し元から断とうとしたとか)

 子供の些細な兄弟喧嘩をみつければ
 兄は弟妹を守るもの、懇々と何時間も説教をする。
 (子供たち飽きて漫画読みはじめても気づかない)

 ズレた行動の数々は既存ファンを震撼させた。

 ――クールなジャック様は一体どこに……?

 だが、ファンは離れていくばかりではなかった。]
 
(57) 2020/12/26(Sat) 11:36:56

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 

   「サラトーガーさん流石です!!!!」

   「今日も最高に決まってます!!!!」

   「サラトーガーさん……っ
    貴方はヒーローの中のヒーローだ!!!!」


[妹を救ってくれた宇宙刑事にだけ忠犬の如く懐いた。
     
腐女子のお姉様方

 それが大きなお友達の心に火をつけ
 ネット上に宇宙刑事サラトーガーの創作が溢れだした。

 二次創作BLのメジャージャンル化が先立ち
 結果的に円盤や関連グッズがバカ売れ
 公式にお金が舞い込んだのである。>>6
 
(58) 2020/12/26(Sat) 11:37:15

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[ジャックが向けるのは純粋なリスペクトだ。
 サラトーガーにならば大切な妹を渡しても良いと
 公式カップリングの二人を応援してもいる。

 サラトーガーはヒロインに惚れている正真正銘ノンケ。
 暑苦しくて問題ばかり起こすジャックのことは
 厄介者に感じている描写が見られる。

 それもその筈。

 負の感情を抱くと周囲(モブ限定だよ!)を感応させ
 悪事を働かせてしまう。しかもコントロール出来ない。

 サラトーガーにあしらわれて落ち込んだジャックが
 善良な市民を暴徒にしてピンチに陥らせるのは最早お約束。

 対処が面倒くさく
 
サポートしてくれない方が助かる説。

 
(59) 2020/12/26(Sat) 11:37:23

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[公式では互いに全くその気のない彼らだが
 大きなお友達の解釈の前には関係ない。

 曇りなき笑顔、持ち上げられる親指。>>5

 雪道で当然の如く片手を差し出す
 イカメン(厳ついMEN)によるイケメン動作。>>7

 ────おわかりいただけただろうか?]
 
(60) 2020/12/26(Sat) 11:37:32

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[そう、これは二次創作なのである!]

 
(61) 2020/12/26(Sat) 11:37:38

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[ゆえに]


   
はーはんはんはんはー

   
さらっとーがー

   
だれより熱く〜勇まし〜い〜♪



[番組テーマを鼻ずさむのに合わせて>>4
 爆音で裏メロを刻んだりハモったり
 独自の合いの手を入れても
 嫌な顔はされないのだ(たぶん)。]
 
(62) 2020/12/26(Sat) 11:37:47

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[降雪の中にただひとつある宿。
 素晴らしい光景だが同行者の姿ばかり見つめてしまう。

 お前のおかげと言われればじーんときて>>5
 目元を潤ませつつ]


   サラトーガーさん……
   いえ、涛駕さんの日頃の行いですよ!!!!

   素敵な休暇になりそうですね!!!!


[オフだから本名の方で呼ばせて貰いにっかり笑う。
 彼と二人で温泉だなんて、嬉しい。]
 
(63) 2020/12/26(Sat) 11:37:57

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[そして嬉しいからこそ、]


   (ジャクリーンに譲りたかったが……)


[置いてきた妹を思うと胸がチクリと痛む。
 スポンサー様のご厚意は素直に受け取らなきゃダメと
 送り出して貰い、それはそうだと認めつつ
 役得を感じているのは否めなかった。]
 
(64) 2020/12/26(Sat) 11:38:12

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 

    そうですね
    温泉というもの、入ってみたいです

    ……? 何ですか、その手 
アッ!!



[空気は読めないがお約束は外さない。
 早歩きで近づきながら、早速滑った。>>7
 バランスを欠いた身体は
 大きく硬い手のひらに捕まえて貰って事なきを得て
 手同士はそのまま宿の入り口まで繋がれていただろう。]


    あ、ありがとうございます……


[重なる手と足元を交互に見る顔は、
 役得はいけないと思いつつ、赤く染まっていた。
 心臓はとくとくと逸っている。

 ────おわかりだろう、男は宇宙刑事に
 寄せてはいけない想いを寄せている。]
 
(65) 2020/12/26(Sat) 11:38:43

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[だってこれは二次創作だから!(2回目)]

 
(66) 2020/12/26(Sat) 11:38:48

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[惜しまれる手を離して宿のフロント、
 鍵を一つ貰い、
 部屋に移動すればリュックを下ろした。]


   えっと、大浴場、行きますか?


[判断を委ねる。客室にもあるらしいが
 二人きりよりは人の目があった方が良いのでは――、

 仲間に大欲情されたら、貴方は困るでしょう?**]
 
(67) 2020/12/26(Sat) 11:39:07

【人】 鬼走

― 自宅 ―



[タイムリミットは1時間。
帰りがてらコンビニでワインやお菓子やつまめるものを買う。
こんな時間だから彼はきっと食事は済ませているだろう。

あまり散らかすことはしないけれど、人を招くに適しているかといえばそうでもなくて。
仕事がら家にいられる時間は遅い時間が多いから、掃除道具はクイックルワイパーだったけれど、こんな時間に掃除機をかけることもできなかったからちょうどいい。

暖房を強めにかけながら、部屋をせっせと片づけて掃除をして。
それだけだと時間が余るから、買ってきていた食べ物を皿に移したりカトラリーを準備したりなどもして、そわそわ、そわそわと待てば、チャイムが鳴った]
(68) 2020/12/26(Sat) 11:41:13

【人】 鬼走

 ……メリークリスマス。

[ドアを開ければ、久しぶりの恋人の声。
それに返しながら、寒かっただろう、早く入れと続けようとしたらその腕に抱きこまれる。
ドアの内側にさりげなく入り込まれ、そして唇を奪われれば驚きよりも、仕方ないなと目を閉じてそれを受け入れる。
体は冷え切っているのに唇は熱い。

いや、その唇を待っていたのは自分の方だったかもしれない]


 お疲れさん。食事は済ませてるか?


[最初に相手の腹具合を心配してしまう自分は恋人というより母親のようだな、と笑ってしまう。
ここは寒いから、と彼の手を引いて中に入ろうとして、少しかさついた手に触れれば、あまりに久しぶりすぎてその手を繋ぐのもどこか照れ臭くて、そっと離した]
(69) 2020/12/26(Sat) 11:41:53

【人】 鬼走


 泊まっていけるだろ?


[むしろ、この時間から帰ると言われてもやめとけとしか言えないのだが。
彼の明日の都合は推測しかできてなくて、聞いていなかった。
聞く勇気もなかったのだけれど。

テーブルの上には自分なりに用意した、ささやかなパーティの準備。
コンビニで手に入るものだけでしかないけれど。
恋人を招くには時間が圧倒的に足りず、満足できるものではないクオリティ。
しかし、それを恥じて彼に来ないでくれというような選択肢は存在しなかった*]
(70) 2020/12/26(Sat) 11:45:00

【人】 宵闇 迅

[目が合った。>>50 襖の向こうに妹が居た。
 えっ居たよな?
 見間違いじゃないよな?
 ただでさえ混乱を極めた思考が引き戻されたのは、

 ちいさな声が聞こえたから。>>51
 耳の良さには自信がある。聞き間違える筈もない。

 スパァン! と、閉めたときの慎ましさはどこへやら。
 目一杯襖を開いても、見間違いではなかったらしい。
 むすくれた顔とご対面して、眉尻が下がる。
 写真でしか見られなかった成長した妹の、
 成長しきれなかった部分が、今目の前にある。]
(71) 2020/12/26(Sat) 11:46:38

【人】 宵闇 迅

[会いたくなかったわけじゃない。
 ただ合わせる顔がなかっただけだ。]


 ……真里花、マリ、おまえ……、

[なんて声をかければいいんだろう。
 大渋滞を起こした言葉は衝突しあって、潰れていくばかり。
 大きくなったね? いや写真で見てた。
 かわいくなった? これも写真で見てた。
 高校は楽しいか? いや手紙に友達できたって書いてあった。
 新しいパパと――……旅行に行くぐらいには良好だ馬鹿。]

 ――なんでここに、いるんですか……


[絞り出したのは全く違う言葉だった。*]
(72) 2020/12/26(Sat) 11:46:55

【人】 マジシャン 夜長

[恋人の顔を見れば抱きしめる腕は止まらなかった。
ドアの内側で触れた唇は暖かく、彼が部屋を暖めて待っていてくれたのだとわかった>>68仕方ないとばかりにも目を閉じてくれる彼が嬉しい。ああ、と頷いたのは食事に対する心配に対して。こういった小さな事を案じてくれるのが嬉しい。彼の中で自分がどれ程の存在を感じさせてくれる。>>69]


 …仕事先で軽食が出てな。
 それなりにお腹は膨れたんだ。


[そうこたえたのち、
それから母親のような心配をする彼に甘える子どもの振りをして、すり寄った。こうするのは年下の恋人の特権だと思う。最も、自分は彼を甘やかすのも好きなのだが、それはこのあとたっぷりとすると考えていた。

少しかさついた手に彼の暖かな手が触れる
けど、すぐ離すのだから
不満げに眉を僅かに潜めてその手を引けば
手の甲を掬い上げてちゅっと音を鳴らしてから解放しよう。]
(73) 2020/12/26(Sat) 12:39:47

【人】 マジシャン 夜長


 …明日、休みだからな。
 もちろんそのつもりだがお前は?明日、仕事だよな?。
夜更かししないように注意をしないとだな。


[ケーキだと片手にもった箱を渡しながら
彼の部屋にと入っていく。部屋の中にはワインや菓子があって、彼が短い時間の間に精一杯用意してくれたのだと思えば胸の奥がじんわりと暖かくなった。>>6そのまま彼が用意してくれた席に腰を下ろせば、カバンを近くに置き、それから両手を広げ]


 …鬼走、おいで。


[彼を見つめる瞳は甘い]
(74) 2020/12/26(Sat) 12:43:22

【人】 マジシャン 夜長


 俺はずっと寂しかった。
 …寂しい思いをさせてたよな、すまない。


[久しぶりだ。と笑い。
彼の香を抱きしめてそのぬくもりを確かめたい。と
見上げる目は彼を辿る。彼が用意してくれたささやかなパーティはもちろん、ケーキを一緒に食べるのも楽しみだ。それにプレゼントを渡すのも、したいことは沢山ある。けどまずは彼のぬくもりを味わいたいと笑みは伝えて。

視線の端、>>20片隅に以前訪れた際にはないものに気づき
あれは、と尋ねる頃には彼は腕の中で

此方を見つめてくれていただろうか*]
(75) 2020/12/26(Sat) 12:45:46

【人】 埋火 真里花

[ あと十秒。
 放って置かれたなら、風船は散り散りばらばらに
 割れてしまって、私はきっと泣いてしまっていただろう。 ]

 
ぅわっ びっくりした


[ 静かに、すっと閉まった襖は、再び開かれる>>71
 そりゃもうすぱーんと。襖って本当にスパーンっていうんだ。

 表現としてふすますぱーん、は何度となく
 見たことがあるけど、実物初めてみた。

 案外音が響くものだ。
 ちょっと、おお、って感動してしまった。 ]
(76) 2020/12/26(Sat) 12:47:20

【人】 埋火 真里花

 ………。

[ だけど。かけられた言葉は
 何故ここに居るか、の問い>>72

 もっと。もっとほかのことがよかった。
 だって、なんだか責められてるような
 叱られてるような、そんな風に
 聞こえてしまったから。 ]

 しらない。……さっきコンビニにいたのに
 もしかしたらおうちで寝てるのかも。

[ 膨れ面のままなんて。
 やだな。やだな。

 いつか会う時が来たらさ。
 会いたかったよ、お兄ちゃんはずっと、
 かっこよくて優しくて、自慢のお兄ちゃんだよ。
 
 そう言って、真里花、大きくなったでしょってとこ
 いっぱい見せたかったのに。
* ]
(77) 2020/12/26(Sat) 12:48:12

【人】 宵闇 迅


 
……誘拐……?


[待て、どこのどいつだその不届き者は。
 話し合い(物理)も辞さない(2回め)

 しかし、奇妙な目に合っているのは自分も同じだ。
 もしや巻き込んでしまったのだろうか、と嫌な想像をする。
 ――何の意図があるのかこれっぽっちもわからないが。

 少しだけ躊躇って、畳を踏みしめて近寄る。
 自分の猫背を差し引いても頭一つぶん以上小さい妹は、
 座っていれば尚の事ちいさくて。

 側にしゃがみこんで、目線を合わせた。]
(78) 2020/12/26(Sat) 14:16:41

【人】 宵闇 迅



 コンビニに居たんですか。
 ……おれも、 おれも、部屋の扉を開けたら、此処でした。

 妹よ、どこかわからない場所で、
 迂闊に出されたものに口をつけるのは感心しませんね。

 まあ……おまえが、あぶない目にあってないなら、良かった。


[まるい頭に手を置いて、不器用に撫でた。
 少し説教じみた口ぶりになってしまったのは、許してほしい。
 余裕ぶって大人びたところで、いつまでもガキのまま、
 年頃になった妹の機嫌のとり方さえわからない。]


 ――ずいぶん、きれいになったね、真里花。

 
(79) 2020/12/26(Sat) 14:17:34
セーマの裏切り者 ジャックは、メモを貼った。
(a8) 2020/12/26(Sat) 14:27:41

【人】 埋火 真里花

 誘拐?
 コンビニ前で?はいえーす?

[ はいえーすの意味は、連れてかれる
 くらいの意味で捉えている。 ]

 されてない、
 と おもー。

 おに、………兄さんこそ、
 どうして?

[ 夢ならばなんでもありなのだろうけど。
 一応聞いた。だって本当だったら
 飛行機に乗らないと会えないところに、
 兄はいる。さっきもコンビニで配達伝票を記入した。
 配送料もほぼ一番高額という位置にいるはずなのに。 ]

 うん
 宅急便たのんで。あと、
 あ。……なんでもない。

[ お手紙も、と言いそうな口を物理で塞いだ。
 せーふせーふ。誰にとか言ってないから
 ぎりせーふ。 ]
(80) 2020/12/26(Sat) 14:51:10
宇宙刑事 サラトーガーは、メモを貼った。
(a9) 2020/12/26(Sat) 14:51:50

【人】 埋火 真里花

 温泉なんだって。
 良い夢だよね。

 うっ………、はぁい。

[ 近づいてきた兄の手が>>78>>79頭におちる。
 叱られてるみたいな言葉でも、反発や
 反省よりも、懐かしさが大きく勝って、へへ、と笑った。 ]

 ほんとー?おとなになった?

[ もしも、こうなるって知ってたなら。
 一番お気に入りの服、着てきたのになぁ。

 タータンチェックのワンピース。
 でも残念ながらちょっとコンビニまで、のつもりだったから。
 真っ黒のチュニックとジーンズという普段着のままで。

 夢なら雑誌のコーディネートまるごとセットで着させてください。
 おたかいやつ。サンタさんも戸惑う値段のやつ。* ]
(81) 2020/12/26(Sat) 14:51:53

【人】 菊波 空

── 海 ──
[思った以上に冬の海>>44は寒かった。
波打ち際を歩きましょう。なんてそんなこと思う気持ちもない。]

 ……ああ、これは思った以上だし、波のほうもご機嫌斜めみたいだ。

[ダウンジャケットなどで着こんでいたって寒いものは寒い。腕に抱き着いてくれる杏音の温もりとを分け合うように腕に絡まる手を重ねて手袋越しだがぎゅっと握る。
ほんのりと暖かく、心もぬくもるような心地をくれる恋人が隣にいても、それが体全体にまで響くほど甘くはないようだ。

こちらをみる杏音に仄かに笑みを返す。
二人だけの短い時間、近くのベンチまで向かって歩き、人心地つくように用意していた魔法瓶に入った暖かい紅茶を座りながら味わう。]

 にしても本当、寒いな。タイタニックでの例のポーズって状況的にもやけくそだったんじゃないかって思えてくるな。

[隣り合って座った状態から杏音のほうを向くように体を傾けて、手袋を取って伸ばし杏音の頬にあてる]

 ひんやりしてるな。

[温もりを頬越しに伝えながら、ふふっと悪戯気な笑みを向けた]
(82) 2020/12/26(Sat) 14:59:17

【人】 菊波 空

[それからしばらく半刻にも満たない時間を過ごしただろう。

菊波は彼女と付き合いだして変わった習慣がいくつかある。
その一つはというと時間の確認だろう。
スマホではなく懐から銀の懐中時計を出して時刻を確認して]

 おし、そろそろ時間だし冷えた体を温めにいくか。

[幸運を引き当てた彼女を促して停留所に向かい、温泉宿へと向かうのだろう**]
(83) 2020/12/26(Sat) 15:03:59

【人】 セーマの首領 イノセント

 
 ── セーマ本拠地 ──




   そうか、良くやった。
   まぁ…待て、今回は余が直々に赴こう。



[報告に来た手下が
 行動に移そうとするのを制し、
 仰々しい椅子から、ゆったりと立ち上がる。

 首領自らが動く価値がある、と
 認めている者だけでなく不服な者も
 等しく、ザッと胸に拳をあてる敬礼を捧げて
 翻るマントを見送った。

 首領の決定に否を唱えるほど気概のある輩は
 今、このアジトには居ない。]
 
(84) 2020/12/26(Sat) 16:07:19

【人】 セーマの首領 イノセント

 
[切り取り奪った時空で
 新たに作り出した「真・魔空空間」を
 カツリ、カツリ…と
 硬い靴音を響かせながら横切って向かうのは
 その裏切り者の居る場所だ。]



   待っていろ、ジャック。
   戻らずには居られないようにさせてやろう。



[自ら見出し
 手塩にかけて育て上げた彼には
 並々ならぬ思い入れがある。

 現状のままでも
 十分セーマの役に立っているのでは?>>59との声もあるが、
 それらを雑音として切り捨ててしまうほどに
 
執着
という昏い炎に灼かれていた。]
 
(85) 2020/12/26(Sat) 16:07:26

【人】 セーマの首領 イノセント

 
[なにしろ、
これは二次創作なのである!


 セーマを
「狭魔」
ではなく
性魔
と書きたがる
 大きいお友だちが
 妄想に、妄想を重ねた芳しき世界。]
 
(86) 2020/12/26(Sat) 16:09:30

【人】 セーマの首領 イノセント

 
 ── 温泉宿 ──


[仲良く手を繋いだ ふたりが着いた少し後。>>65>>67

 襟の詰まった黒い軍服に身を包み
 眼帯、白手袋、膝丈のマントという
 一般客からはコスプレや何かの撮影にしか見えない格好で

 「間狭 蒼王」

 宿の台帳にさらさらと
 達筆な文字を綴る姿があった。]



   嗚呼、可能ならば
   先程のふたり組の隣の部屋を所望したい。



[ジャックだけでなく、
 邪魔ばかり働く厄介な刑事にも
 思い知らせてやるには、隣接した部屋が好都合。

 ここには、どうも大きな力が働いているようだ。
 銀河連邦警察を遥かに超える強大な力。
 時空を歪めて不興を買うよりも
 先ずは、素直に希望を伝えることにした。]*
 
(87) 2020/12/26(Sat) 16:12:55
2020/12/26(Sat) 16:35:45

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2020/12/26(Sat) 16:37:14

【人】 冬限郷の主 ルイ

 

    いらっしゃい
    ここは冬限郷っていう温泉宿

    予約はね、なくていーんだよ

    さ、ご案内してあげて
    (大切な人と)ごゆっくり〜


[戸惑うお嬢さんに鍵を押しつけると
 従業員に案内を任せた。>>39
 ばいばーい、と手を振って見送る表情は笑顔。]
 
(88) 2020/12/26(Sat) 18:19:54

【人】 冬限郷の主 ルイ

 
[お節介を働くことはままある。

 それは例えば
 お兄ちゃんに会いたくて堪らない
 かわいらしい妹さんのため
 ちょちょいっとふたりを引き寄せたりだとか。

 それぞれの細やかな都合があんまり
 考えられてなかったりするのはご愛嬌だ。

 よその神様へのネゴが
 通ったタイミングとかになるからね。]
 
(89) 2020/12/26(Sat) 18:20:05

【人】 冬限郷の主 ルイ

 
[でも部屋着で外は流石に寒過ぎたよね。>>42
 それはちょっとごめんと思わなくないので。]


    さっきのお嬢さんのお部屋に
    ご案内してあげてね
    必要なら着替えもお部屋に置いてあげて


[という指示はすぐ出しておいた。
 せめてものお詫びです。]
 
(90) 2020/12/26(Sat) 18:20:18

【人】 冬限郷の主 ルイ

 
[さて、それよりも前か後か。]


    ほへーっ


[狙ってこの世界に来られるお客さんは
 結構、珍しくて、すごいんだ。>>85
 台帳に書かれる字の綺麗さに
 感心した様に見えたかも知れないけど。]


    あ。もちろんおっけーだよ
    はい、どーぞ ごゆっくり〜


[要望通りの部屋の鍵を渡した。>>87

 因縁あるお客さん同士みたいだけど
 ここでは温泉効果であんまり酷過ぎる事はできないし
 配慮してくれてるみたいだから
 きっと問題ないでしょう。**]
 
(91) 2020/12/26(Sat) 18:20:55

【人】 高藤 杏音

── 海 ──

[極寒の海に朗らかな笑い声が響いて。
吹き付ける海風に攫われて消えて行った。
ベンチに座るとそこは小さな2人だけの世界のようで。
魔法瓶から注いだ紅茶は白い湯気を立てている。

タイタニックの話し>>82なんて先輩がするから。
あははと肩を震わせて笑う。]


先輩。乙女の夢を壊しまくりですね。
やけっぱちって。
あはは。


[乙女の夢を壊してるなんて言っても、責める響きは無く。
そう言えば1本のマフラーを2人で巻くのをどう思う?
なんて。聞かれたこともあったなって。ふと思い出す。]
(92) 2020/12/26(Sat) 18:25:15

【人】 高藤 杏音

氷山があるような海に投げ出されたら。
たとえ浮き輪があっても、低体温で死んじゃいますね……。
タワーリングインフェルノでも思いましたけど。
あの時代の徹底した女子供を優先で助けようとする精神。
嫌いじゃ無いです。

それに命を懸けられる人達のこと。


[先輩を見詰めたらにへらと笑って。
冷え切った頬に、さっきまで手袋を着けていた先輩の手が温かい。
痛みさえ伴うように錯覚する温もりに。
頬を預けて、微笑んだ。]
(93) 2020/12/26(Sat) 18:25:46

【人】 高藤 杏音

[ほんの僅かな触れ合いにも、胸がドキドキする。
先輩が懐中時計で時間を確認するのを横目で見ながら。
高藤杏音は個人的ミッションに思いを馳せるのだった。


好きな映画は『紅の豚』で。
風の谷のナウシカのクロトワが好きだって言ってた、空先輩。
何処か似たように、皮肉気な笑みを浮かべて。
人を揶揄ったり、意地悪を言ったりしてたけど。
最近…………
先輩が
甘くて
困る。


先輩に自覚があるのか無いのか分からないけど。
目が合った瞬間に浮かべてる笑顔が優しくて柔らかかったり。
好きだと囁いてくれる言葉が、思いの外真摯だったり。
気障なセリフや行動だったら、笑って楽しめるのに。
ふとした瞬間に垣間見える愛情に。
自分でも訳が分からないくらいに狼狽えて。
固まってしまったり、逃げ出そうとしてしまったり。
つい……、腰が引けてしまっているから。]
(94) 2020/12/26(Sat) 18:27:22

【人】 高藤 杏音

[
逃げ場の無い温泉旅行で荒療治して平気になりたい!

別に平気になる必要は無いのかもしれないけれど。
逃げ出すんじゃなくて、返していけるようには……
なりたいな。なんて。高藤杏音は思っているのでした。

時間を確認する空先輩の横顔を見詰めて、決意を新たに。]


お。もうそんな時間ですか?
じゃあ、行きましょうか。

温泉が私達を待っているー!おー!!


[元気良く口にすると立ち上がって。
片方だけ手袋を外すと、空先輩の手を握った。
バスの停留所に、乗客の少ないバスが来る。]
(95) 2020/12/26(Sat) 18:27:47

【人】 高藤 杏音

── 温泉宿 ──

[温泉宿には雪が降っていた。
普段雪をあまり見たことの無い私は目を輝かせて。]


先輩!雪。雪。
雪を見ながら露天風呂につかれるとか、最高じゃないですか?
最高ですよ。

わ。やったー。
流石私。なんて良い日頃の行い!


[はしゃいで宿に足を踏み入れて。
出迎えてくれた可愛らしい子ども>>3]


わー。ありがとう。
浴衣に作務衣。後で借りますね。
私は高藤杏音です。よろしくお願いします。


[ご挨拶して。
自分はピンク色の浴衣を借りようと思うけれど……
空先輩に着てもらうのは、浴衣が良いか。作務衣が良いか。
またまた長い葛藤と脳内討論の時間がやってくるのだった。*]
(96) 2020/12/26(Sat) 18:28:02

【人】 鬼走


 ……っ

[自分が意識して手を離したのに気づいたのだろう。
彼はそれを許さずに手を自ら繋ぐと唇を寄せてくる。
照れて目を背けてしまうけれど、目尻が染まってしまうのを止められなかった>>73

彼はやはり休みらしくて。
ケーキを受け取り部屋に入るとまずケーキを冷蔵庫へとしまいに行こう]


 え……。


[腰を落ち着かせた彼が自分の方に向けて手を広げてくる。>>74
そして、彼は恥ずかしがり素直になれない自分と違い、いつも自分の方から甘えてきてくれるのだ。
最初の時もそうだった。彼の方から思いを伝えてきてくれて。
1つ小さく頷くと、座る彼に覆いかぶさるように、抱きしめた>>75

まだ体温が上がり切っていない彼。
自分の体温を分けるように彼にすり寄って。

そして、寂しい思いをさせたと謝る彼に首を振る。
それは仕方がない。
彼は仕事だったのだから。
だから、彼に会えなくて寂しいと思ったりするのは間違いのはずだ]
(97) 2020/12/26(Sat) 18:54:47

【人】 鬼走

[抱きしめ、抱き合い温もりを分け、そして彼が見つめる先に気づき、あっと息をのむ。仕舞言忘れていたそれ。

白い封筒に入っているから外から見ても何が入っているかわからないだろうけれど、コンビニの封筒に入っているそれは、誰かと行くために用意したものには見えるかもしれない。
しかし彼に変な誤解をされたくなくて、何気ないふりをして彼から離れて立ち上がると、その封筒を引き出しの中にしまった]



 商店街の……歳末のくじで当たったんだ。



[あえて中には触れずに言葉を濁す。
彼を誘えない以上無用の長物だから、誰かに譲ろうと思っていたそれ。
温泉へのペアの宿泊招待券は、当たった時は嬉しかったけれど、夜長以外と出かける当てがない現実に、両親にでも譲ろうかと思ってそれっきりになっていた*]
(98) 2020/12/26(Sat) 18:55:34

【人】 菊波 空

── 海 ──

 しゃあないだろ。現実と夢って大きな差があるのがわかるんだしな。

[そういったロマンチックなものを好んでもリアリストな面が邪魔する。
その辺のバランスを適度に皮肉気に楽しみながら隣で悪い様子もなく笑ってくれる彼女だから、飾らずに思ったことを言ってしまう面はあった]

 そりゃな。誰かのために命を懸けられる。そんな心意気に心が震えないわけないものな。

[にへらっと笑う杏音>>93の頬を悪戯にむにむにと触って見たりして、杏音に熱を移し終えるように触れた後、手を離して、その分冷えた体は良い香りとともに湯気をたてる紅茶を飲むことで熱を取り戻していく]
(99) 2020/12/26(Sat) 20:01:52

【人】 菊波 空

[懐中時計で時間を確認中――何かに困って>>94いて、決意を新たにしている>>95などということは露知らぬ菊波。
時間を告げ元気よく立ち上がる恋人と手を繋いで。こけるなよー。なんていいながら人気の少ないバスに乗り込んで移動した]
(100) 2020/12/26(Sat) 20:02:48

【人】 菊波 空

── 温泉宿 ──

 ああ、雪見温泉ってことか。
 確か大々的に宣伝してたのは三種類の温泉で、後は客室にも温泉(>>#0)がついてる、とかだったっけか。

[なんて二人で相談しつつ調べた結果知れたことを思い出しながら]

 ほんとほんと、これを楽しめるのは杏音のおかげだし、なんなら崇めないといかんな。
 幸運の女神サイコーってな。

[冗談めかしながらもはしゃぐ杏音>>96とともにうきうきと宿へと入ると早速出迎えてくれた子供>>3。この宿の子かな?などと思いつつ]

 おっと、ありがとう、菊波空だ。
 杏音とともに一日世話になるからよろしく頼むな。

[二人だ名前を伝え挨拶をして、宿泊客であることが伝わり鍵をもらう。
浴衣か作務衣を借りるかは今は考えていなかったが、隣の妙な空気をだす彼女。少し慣れていた。]

 んじゃまずは部屋いって荷物降ろすか。

[無事に受付も済み、他の従業員さんに案内されて客室へと向かう]
(101) 2020/12/26(Sat) 20:10:33

【人】 菊波 空

― 客室 ―

 ふぅ、これで人心地。

[外よりも暖かい室内。案内された客間の和室、奥には板間もあり窓からすっかり雪化粧された庭も見える。なんてことだけざっと確認をして、歩くのに邪魔にならない場所にボストンバックを置き、ダウンジャケットを脱いでハンガーにかけ]

 こんな奥地だから温泉だけかって思ったが、結構色々あるみたいだな。

[真ん中の卓に施設案内図が置いてある。
男女別の大浴場、貸切温泉、食事処、整体等々、温泉以外の時間も普通に過ごせそうだ。なんて感想を抱きつつ、どうする?と杏音をみたけども、脳内討論からかえってきただろうか*]
(102) 2020/12/26(Sat) 20:15:01

【人】 マジシャン 夜長

[唇と唇が離れ
ぬくもりを分け合えば
外で感じた寒さが嘘のようだと感じられた。もっと抱きしめていたいとその背を抱いて、擦りよってくる彼の背を撫でる。最初の頃を今も覚えている。彼の愛おしさは募るばかり、覆いかぶさるようなぬくもりに一度目を閉じて。

問いかけたのは>>97
部屋の片隅の存在。息を飲む声に僅か眉を動かし]


 …当たった?
 何があたったんだ。


[立ち上がる彼が誤魔化すように引き出すのだから
その背を追いかけるように立ち上がり。背後に立った。また何か考えているのだろうか。似た者同士だと思っている。お互いに意外と慎重で臆病だ。そして、互いに惚れぬいている。背後から見下ろせば、白い首筋がみえた。>>98

背から引き出しの端に両手をついて
彼を棚と自分の間で閉じ込め]
(103) 2020/12/26(Sat) 20:23:53

【人】 マジシャン 夜長

 なあ、鬼走 
 俺さ…冬休みができたんだけど。
 親父が振ってくれた仕事がなくなって…それ自体は
 悔しんだが、お前と過ごせるんだって思えたら


 嬉しかった。


[こんな事を言ってはいけないと分かっているのに。
その唇を奪うように顎へ手を滑らせ
また口づけを行う。

会えなかった日々を埋めるように。彼を求め]


 …今からじゃ、
 宿は取れないだろうけど。


[彼が隠した温泉へのペア宿泊券は見ていない。
封筒の中身が何か、くじであてたのならと推測はできるが、確証はない。彼の浮気を疑うことはないし、変な誤解を抱く気などない。いや、他の誤解は抱くかもしれないが。

そっと耳元に息を吹きかけて囁きをひとつ*]
(104) 2020/12/26(Sat) 20:24:38

【人】 高藤 杏音

── 客室 ──

[宿の子どもに案内された部屋に、空先輩と共に移動すれば。
未だ真剣に頭を悩ませる高藤杏音の姿がそこに。

作務衣は絶対似合う。これはもう絶対だ。
約束された勝利と言っても良いだろう。
黒、紺、灰、色は様々あるけれど。
空先輩だったら紺色が良いな!
イメージまで完璧に出来るよ!!

だがしかし!!!

お揃いで浴衣も捨てがたいと思いませんか?
思いますよね?!思います。
一緒に花火を見に行ったこともありますが。
花火と温泉宿ではまた風情が違います。
この見た目に拘らない少々ずぼらなところがある先輩が。
適当に着付けた浴衣がはだける瞬間とか。え?何それ?
見たい…………。

なんかこう……、温泉宿って感じしません?
せっかくだから浴衣を着ましょう。
色は作務衣で候補に挙がった紺にすれば、ほら。あら不思議。
両方のいいとこどりな感じになりませんか?
なりますね。なります。]
(105) 2020/12/26(Sat) 20:56:13

【人】 高藤 杏音

[先輩と手を繋いで部屋までご一緒して。
一緒に来た先輩が荷物を置いて寛ぐ頃。
荷物を持ったまま、ようやく現実に帰って来た私。]


先輩。せっかくですから、お揃いで浴衣を着ましょう。


[至極真面目な表情で告げた後。
とってつけたようにニッコリ微笑んでみせました。
何時だって欲望に正直な私です。
どっかの誰かさんにはヘタレって言われてますけどね。*]
(106) 2020/12/26(Sat) 20:56:24

【人】 菊波 空

── 客室 ──
[どこか上の空な杏音>>105をエスコートするのも彼氏の仕事。
そして至極真面目な表情の杏音。とりあえず荷物降ろしたら?とはそこは言わずに]

 おー、いいぞ。
 杏音の浴衣姿楽しみだな。

[長く悩んでいた杏音とは違いあっさりと応じる。
夏に花火を見に行ったときにみた杏音の浴衣姿は可愛くて素敵だった。
見れるなら何度でも見たいというのが本音であるため]

 すみません、従業員さん。

[案内してくれた従業員さんへと、浴衣を、ん?紺色がお薦めか。ならそれで、と、一緒に浴衣着て温泉宿を満喫するということ以上は特に考えなかった。]
(107) 2020/12/26(Sat) 21:40:16

【人】 菊波 空

[サイズなどは言わなくて大丈夫かなと思ったら、できる従業員さんだったようだ。
襖で部屋を区切ってお着替え中。帯ってどう結ぶんだっけかとか調べたりもしつつであった。そうして着替えを終えて杏音も着替え終わったかどうかと声をかけた後]

 浴衣なんて久々に着たな。

[普段着ることもないものな、とぼやきつつ襖をあけて出てきたのは紺色の布地で麻の葉模様の浴衣。黒い帯で締めていた。そんな浴衣姿の菊波であった*]
(108) 2020/12/26(Sat) 21:41:03

【人】 高藤 杏音

[快く頷いてくれる先輩に、ニッコリ笑みを返して。
漸く荷物をおろしてコートを脱ぎながら。
自分はピンク色の浴衣をお願いした。
届いた浴衣は上品な単色染めで。
臙脂色の帯を締めて。
少しだけ、お姉さん気分。
襖の向こうの先輩に]


どうですか?


[なんて首を傾げて尋ねて見せて。]


先輩もとっても素敵です。


[嬉しそうに満面の笑みで。
浴衣姿の先輩を見詰めた。]
(109) 2020/12/26(Sat) 22:00:19

【人】 高藤 杏音

[先程少々上の空で聞いていた温泉宿の施設。]


どうします?
まずは大浴場で温まってきますか?

先輩、体冷えて無いです?


[手を取ってみるけれど。まだひんやりしてるかしら?
お茶を注いで一服してからでも良いけれど。
冷えているようならお風呂が良いだろう。]


私はそうだなぁ……。
あ!ある。

先輩。落ち着いたら後で卓球しましょう。
温泉と言えば卓球です。


[腕前の程は下手の横好きですけどね。*]
(110) 2020/12/26(Sat) 22:00:30

【人】 鬼走


[当たったという言葉に、彼の興味を引いてしまったようだ。>>103
しかし、この先の年末も、そして年始も彼の激務は続くばかりだろうに。
でも、くじが当たったというのは珍しくて嬉しいことだから、言ってしまってもいいかもしれない。
そのまま両親へのプレゼントにしようと思っていると言えば、彼だって納得してくれるだろうし。

そう思い、振り返りそう伝えようとしたら、彼に触れられないようにしつつも腕の檻に閉じ込められていた]



 え?仕事がなくなったのか?


[それは確かに残念な話だ。
彼らのようなエンターテイナーはステージが飯のタネなのだから、それの話が消え失せてしまえば、貰える金額が格段に減ってしまうのだろうから。
しかし、そんな風に気持ちを切り替えて、自分と過ごせると言ってくれるのが彼らしくて微笑ましい。
そして、今までの補給とでもいうかのように、彼は何度も口づけをしてくる。

時間があるのなら旅行にでも、と思うがその冬休みがどれくらいなのか、それがわからない。
いや、でもせめて日帰りでもいいかと思って尋ねようとしたら、囁きにびくりと体を震わせた]
(111) 2020/12/26(Sat) 22:37:27

【人】 菊波 空

[襖をあけて、可愛い恋人>>109に彩りが加わって、大人っぽさとかわいらしさが混ざり合ったような浴衣姿の恋人がいる。]

 ……ああ……可憐だ。

[息を飲み心に突き上げる言葉がそのまま漏れ出る]

 杏音は世界一可愛い恋人だって思ってるが、今日も世界一可愛い。

[誤魔化す言葉ではないが、そう聞こえてもいいような言いかたを付け加えるようにいって]

 おう、ありがとな。

[杏音からしたら自分はかっこいいとのこと。だから下手な謙遜などもせずに、にっと笑みを浮かべて素敵。という言葉を受け止める。]
(112) 2020/12/26(Sat) 22:39:27

【人】 菊波 空

 体温のほうはマシにはなったな。杏音はどうだ?

[容赦なく体温を奪う海辺とは違いバスから旅館へと移動したのだ。
それにこの旅館は不思議と温もりがある。とても不思議。
だから手をとられて握り返して、体温と一緒に大丈夫だぞ。と返答をする。]

 ああ、いいぞ。
 この中に遊戯室とかいうのもあったからな、そこに色々あるだろ。

[他にも何かあるのだろう。定番の卓球がないことはないだろうと危惧は抱くことない。
なお、腕前は体育だの休み時間だのにやった程度だけどな]

 ひとまずぶらっと旅館内歩きつつ、土産とか宅配頼めるなら先に済ませてその後温泉でもいくか?

[腰を落ち着けすぎる前にという提案なんか口にするが、特にプランがあるというほどでもない行き当たりばったりであった*]
(113) 2020/12/26(Sat) 22:39:41

【人】 一橋 華

[宿で出迎えてくれた従業員さん>>3は思っていたより随分若い。
少なくともいわゆる女将とかではなさそうだけれど、随分偉い方の人なのだろう。

ここがどういう場所かは福引で当たっただけであまりよく分かっていないから、跡取りの子かな?とか思うぐらい]

お世話になります。
あ、荷物は運びますから。
へえ、浴衣は色々色が選べるんですか?
(114) 2020/12/26(Sat) 23:04:13

【人】 一橋 華

なら、どれがいいかな…

[着ていたファー付きの黒コートを脱いでニットのセーター姿になり、コートの雪を払いのけて手に持ちながら、思案する。]

お部屋に用意してあるんですか?なら、行ってから考えようかな。

[なんて事を呟き、受付の準備を先に済ませることにした。
先に家族へのお土産を何にするか、考えたりもしながら*]
(115) 2020/12/26(Sat) 23:05:20

【人】 高藤 杏音

[可憐だと。告げてくれる言葉>>112に頬を染めて。
幸せそうな笑顔を向ける。
誰が何と言っても空先輩はカッコイイので。
素直に受け止めてくれる言葉にも、笑みを深めて。]


お土産良いですね。
先に配送しておけば、後は心置きなく楽しめますものね。

私、温泉饅頭頼まれてるんです。
お茶請けのお菓子が名物だったりしますよねー。
映研の皆さんには、それにしようかなぁ。
弟からは木剣を頼まれました。
それは自分で修学旅行に行って買いなさいって言いました。


[くすくすと楽しそうにお土産先を語って。
繋いだ手は温もりを持っていて。ほっとする。
温泉の地熱が関係しているのだろうか?
雪が降りしきる情景からは想像出来ないほど、この宿は温かい。]
(116) 2020/12/26(Sat) 23:17:03

【人】 高藤 杏音

[館内散策に向かおうと、貴重品だけポーチに入れて。
振り返った窓の外は、仄かに湯気の香る雪景色だった。*]
(117) 2020/12/26(Sat) 23:17:26
到着:橘 幸也

【人】 橘 幸也

―冬の日―>>19>>20

 ご、ごめんね……! まだ、大丈夫!?
 新幹線の時間、間に合いますよねっ?

[ 最初は新幹線に乗るって聞いてたのに、間違って在来線の駅に行ってたことに気づいたのは、ホームへ上って少ししてのことだった。華さんの姿がまだないって見てとって、まだ少し時間あるよねって、身だしなみを再確認。それからしばらくしても姿が見えなくって、直接彼女に連絡したんだ。それでうっかりに気づいて、五百メートル離れた隣駅までダッシュして――こんなに焦ったことって、今まで無かったと思う。]
(118) 2020/12/26(Sat) 23:24:12

【人】 橘 幸也

[ 待ち合わせのホームに着いた時には身だしなみなんて気にしてられる状態じゃあなかった。華さんの姿を見つけて、はあはあと荒い息を整えるのが精いっぱい。ともあれ、新幹線の時間には無事に間に合ったんだ。あんな経験二度としたいことじゃなかったけどね。]

[ そうして、ローカル線と路線バスを乗り継いで行き着いた温泉街。ちらちらと雪が降る曇天模様も街並みの照明を引き立てるかのようで、幻想的にさえ感じられていた。]


 ……うん。
 あ、寒いならカイロ、使いますか?
 バスの中で出してきたんです。


[ 傍らを歩く華さんを見て、僕はダッフルコートのポケットから使い捨てのカイロを差し出した。そう声にする息さえもすぐに白い湯気になって、冷たい外気に交じっていく。
 そうしてしばらく進んでいくうちに、目的地の宿が見えてきた。
 冬限郷。一泊二日の小旅行。
 少し胸がどきどきする感じがする気がして、華さんをちらりと横目で見た。]
(119) 2020/12/26(Sat) 23:24:50
一橋 華は、メモを貼った。
(a10) 2020/12/26(Sat) 23:37:02

【人】 橘 幸也

― 冬限郷・入口 ―>>21

 そうですね。
 華さんも、就活忙しくなるそうですし。
 僕はまだ、受験とか考えなくても大丈夫、ですけど……。

[ だからって、何もしてないわけじゃなく。塾の冬期講習には申し込んでるし、年明けには模試だってあるにはある。でもこの一泊二日間だけは特別だ。商店街の福引、ってきっかけではあっても彼女と二人きりで過ごせる時間。他の何にも変えられない特別な時間だと、僕は思っていたから。]

 ふふ、卓球ですか?
 そこそこ得意ですよ、僕。

 背が小さいからって甘く見ても、そうはいきませんから。
(120) 2020/12/26(Sat) 23:38:45

【人】 橘 幸也

[ 宿の玄関へ入りがけ、華さんへ>>21そう答える。
 身長は160台そこそこ――できれば四捨五入して170cmくらいって言いたかった――の僕ではあるけど、運動神経にはそれなりの自信がある。視力だって両方2.0なんだ。もっとも、ゲームとかPCとかの話になると疎くなってしまうのは、親の教育方針のせいだって少し恨んでしまうこともあったけれど。]

 そしたら、まずは部屋で少し休んで。
 そのあと宿の中を回ってみましょうか。

 着いたら華さんと食べたいなって、パウンドケーキ。
 用意してきてるんです。

[ そう伝えて僕は彼女の荷物を受け持とう、と手をのばす。
 チェックインの書類を書くのは、福引に当たった華さんの役目になるだろうから、って。*]
(121) 2020/12/26(Sat) 23:39:00
橘 幸也は、メモを貼った。
(a11) 2020/12/26(Sat) 23:45:21

【人】 一橋 華

―到着まで>>118>>119

あ、来た来た。うん、大丈夫よ。後5,6分ってとこ。
ギリギリだけどセーフかな。

[時間にはそんなルーズでもないはずだし私の方がいつもは遅いくらいなのに珍しいな、と思ってホームで先に待っていたら、連絡が来て彼の間違いに気づいて連絡して。随分焦った様子の幸也君に軽く手を振った。]

うっかりなんて、珍しいね。…飲む?

[息を切らす彼に、買っていたホットの缶コーヒーを差し出してくすりと笑う。
去年にあんな事を言われた時には随分戸惑ったものだけれど、こういうところはやはり可愛い弟みたいだと思う。

電車と路線バスを乗り継ぐ間にも話は彼の学校の事とか私の就職の事とか、互いの家族の事とか共通の知り合いの事とか、もっと他愛のない話なんかもしながら。
冬限郷の宿に着く道も、会話は尽きなかった。]
(122) 2020/12/27(Sun) 0:01:59

【人】 一橋 華

あ、うん。ありがと。少し手は冷えるなって思ってたんだ。

[カイロを手袋で受け取り、手の中で転がして温める。白い息を吐いて空を見上げながら、ふと傍らの幸也君がこちらを見た気がして、見返す視線は不思議そうだったかもしれない]

………

[やっぱりあの事だろうか、と思うと、少しだけ言葉が途切れる。

二人だけで一泊二日の旅行。特別な時間。互いの家族がなんやかや了承してくれたのは良いけれど、少しだけ考える事もないではなかった。
私はどうなんだろう、と]
(123) 2020/12/27(Sun) 0:02:44

【人】 一橋 華

―冬限郷・入口>>120>>121

まあね。本格的に忙しくなるのはもうちょっと先だけど、準備はいっぱいあるから…
模試かあ。私も当時は何回も受けたなあ。

[数年前の事を思い出しながら、ふっとため息をついた。]

へえ、卓球得意なんだ?なんか分かる気もするけど。
甘くは見てないけど、後で一勝負する?
(124) 2020/12/27(Sun) 0:02:58

【人】 一橋 華

[身長は私の方がちょっぴりだけまだ高い。私も運動神経は悪くないし、彼ぐらいの頃は、成績は学年ではトップクラスだった。自慢じゃないけど、大学のミスコンで優勝した事も実はある。それは余談]

そうね。少し休んでから見て回ってもいいかも。

へえ…パウンドケーキ?そんなの持ってきてくれたんだ。ありがとう。
私はごめん、暇な時用のトランプとか、そういうのぐらい。
…じゃ、荷物はお願いするね。

[荷物は彼に預けて、私はチェックインを済ませる。
その後は、案内される部屋に一緒に向かうことにした。

部屋が一緒なのに家族の許可が出たのは…やっぱりそれだけの幼馴染だからって事なんだろうか。

小さい頃にはオムツを替えた事もあるぐらいだし。
彼がその事を知ってるかどうかは分からないけど*]
(125) 2020/12/27(Sun) 0:03:24
一橋 華は、メモを貼った。
(a12) 2020/12/27(Sun) 0:06:54

【人】 菊波 空

 ああ、短い時間だからやっとかなきゃならないことは済ませちまわないとな。

 温泉饅頭は、うちも両親にだなぁ。あとは部のやつらには…ジャーキーとかでも買っていくか。

[酒飲みが多いし地方特産のものとかあるだろうしな。]

 弟君にはそれだな、自分で買うから楽しいものさ。

[そしていらなくなるまでが通過儀礼っていうやつではある。
何かに守られたような過ごしやすさを感じながら、杏音>>116の手をそっと包むように握り]

 …後で庭も見てみるか。

[そこから出られるようになっているしな。でもそれも後でのこと。
賛同も得られたことだから杏音を連れて土産売り場を目指しがてら、貴重品をもって温泉旅館内を探索である]
(126) 2020/12/27(Sun) 0:10:13

【人】 菊波 空

[そんなわけで、浴衣姿の二人は手を繋ぎながら、一度受付に貸切露天風呂の件なんかを聞いて予約が必要なら予約を頼んだだろう。そして早々に見つかった土産売り場]

 おーし、杏音後輩。ここでの仕事を片付けにかかるぞー。

[ノリよくいっているが、単なる買い物である**]
(127) 2020/12/27(Sun) 0:15:35

【人】 高藤 杏音

[お風呂の予約をしたら、やってきましたお土産物屋さん。
調子の良い先輩に。]


あいあいさー!空先輩。
温泉饅頭は2箱買っておこう。
封を開けた瞬間消え去るんですよね。おまんじゅう。
美味しいですよねー♪

ビーフジャーキーってご当地で味が違うんですか?
知らなかった。

……むぅ。
私ももうすぐ誕生日でお酒飲めるようになるから……
その時は先輩。一緒にお酒飲んでください。


[そんな話をしながらお土産物屋さんを見て回ったからだろうか。
ふと目に留まった、ガラスの徳利とお猪口達。
柔らかな乳白色は、温泉をイメージしたガラス細工らしい。]
(128) 2020/12/27(Sun) 0:46:49

【人】 高藤 杏音

[じっと見詰めて。値段も見詰めて。
隣に書いてある由来みたいなのも思わず読んで。]


先輩。トンボ玉とか体験教室で作れるらしいです。
明日帰る前でも良いし、時間があったら寄って行きませんか?

旅の思い出。
えっとね……

お互いが、お互いのを、作るの。
ダメ?


[微笑みながら尋ねてみよう。
ダメとは言われないと思うけど。
先輩がどんな物を作ってくれるのか、興味があった。*]
(129) 2020/12/27(Sun) 0:47:10
到着:図書館長 アザレア

【人】 図書館長 アザレア

[クリスマスが終わった。
子供たちを存分に喜ばせる為のイベントは
当然ながら彼女は準備も当日も後片付けも大忙しで。
とてもじゃないが2人で過ごす時間の約束を
強請る事は出来なかった。
きっと彼女は忙しくともわたしの為の無理をする。

かと言って何も無いのは寂しがるだろう。
わたしだって寂しい。
なので彼女を手伝う事で時間を共有してみたりした。
サンタ役も引き受けたはいいが秒でバレたので
アドリブでサンタ代理を名乗りプレゼントを配り
ゲストとして一緒に食卓を囲ませて貰ったりもした。

思いを通わせ合った者同士のクリスマスにしては
どうしても甘さは足りないものの
悪くは無い過ごし方だったと思う。

悪くは無かった。が。

満足したかと言われれば少し悩む。
大人気なく彼女を独り占めしてしまいたかった気持ちも
当然なくもなかったりする訳で。

けれどそんな我儘で彼女を困らせるよりは
いい大人の顔をして彼女を改めて誘うことにした。
わたしも好きなひとの前では格好付けたがる
典型的な恋する男という生き物なので。

よかったら、2人で慰労会でもやろう、と。]
(130) 2020/12/27(Sun) 0:58:06

【人】 橘 幸也

―到着まで>>122>>123

 はぁ、はぁ、……ごめんなさいっ!
 うん……前ね。
 夏、出かけた時のことを思い出してたら。

[ ぺこりと頭を下げて乗車待ちの列に加わろうとする、前に。
 缶コーヒーを華さんから受け取ってはにかみ笑った。
 前というのは、夏休みのこと。海で泳ぎませんかって言い出して、電車で半時間ほどの距離にある海水浴場へ彼女と一緒に行ったんだ。もちろん夕方には互いの家につくような、健全なお出かけだったけど、デートだったのには間違いない。
 くすりと笑う彼女の表情に、その時の様子を重ねてしまって目線をそらした。]

……あ、アナウンス。ほんとギリギリでしたね。
 間に合って良かったあ……。

[ すこしごまかし気味にそう言って、新幹線の車内へと。
 考えてたことを聡く気づかれてしまったかどうかは、今は、まあ、秘密にしておきたい。]
(131) 2020/12/27(Sun) 0:59:17

【人】 図書館長 アザレア

[深く考えてはいけない。

我々は『あると言えばなんでもある』世界の生まれだ。
温泉くらいあると言えばそこらに生えるし
なんならその辺を適当に掘って
ランダムでも振れば2択で湧いたりなんかもする。

そのくらいの軽い気持ちで生やした『温泉宿』へ
2人赴く筈だった。筈と言うか。そうした筈だ。
導入が雑なのは大体のことがノリで始まるので
別段珍しいことでもない。ないのだが……]


  …………?


[辿り着く前動作もなく辿り着いた場所はなんと言うか
設定が緻密だなぁ……と、覚えたのは微かな違和感。
彼女が生やしたんだろうか?
一瞬浮かんだ疑問符も次の瞬間には掻き消えた。

まぁ、深く考えてはいけないのである。
我々はそんな世界にいきているのだから。*]
(132) 2020/12/27(Sun) 1:02:41
到着:きっと教育係 キネレト

【人】 きっと教育係 キネレト



 ──天にまします我らの父よ。
 願わくは、御名をあがめさせたまえ……

 ……さ、もう良い子も悪い子も寝る時間だよ。
 ブッシュドノエルもチキンも食べたし、
 サンタさんからプレゼントも貰っただろう?
 先生もう帰るぞ。


[君から貰ったダイヤモンドのネックレスが、
ずっと前から此処が居場所でしたと言わんばかりに
すっかり胸元に馴染んでいる。
耳元で、君の瞳の色をしたピアスが光っている。

受け取ったプレゼントで今すぐ遊びたいと
はしゃぎ続ける子どもたちをあの手この手で寝かし付けた。
先生にだってサンタが待っているはずだ。
本当は独り占めしたかったサンタさんが。

──思えば、
12月に入ってから今日まで息吐く間もなかった。
忙しかった。何度かキレそうになる程度に忙しかった。
師も走る程忙しないから師走とはよく言ったもんで、
プレゼントの聞き込みに用意、ツリーの飾り付けに始まり
年末の大掃除を進めながらオードブルの仕込みをし、
当然ながらいつも通り子供たちの世話も熟していた。]
(133) 2020/12/27(Sun) 2:39:04

【人】 きっと教育係 キネレト

[一緒に住んでいて良かった、本当に良かった。
丸一ヶ月も君の顔が見れなかったら僕は淋しさで死ぬ。
けれど碌にゆっくり過ごす時間も取れず、
愛想を尽かされてしまったらどうしようなんて
小さな不安も芽吹いてしまったりしていた。

だから彼が手伝いを申し出てくれたのは、
いろんな意味で大変大変有難かった。
君が神か??? と泣きついたのは記憶に新しい。

買い出しも輪っか飾り作成の内職も当日の調理や盛り付けも
去年まではほぼ一人で行なっていたものだから、
どんなに嬉しかったか言葉では語り尽くせない。
何より、彼と居られる時間が増えたことが嬉しかった。

かくして、
彼の好きな食べ物や飲み物を含むご馳走を皆で囲み
いつも以上に浮足立った嵐のようなクリスマスが終わった。
帰宅して漸く一息吐いたところだったろうか。
君から、慰労会の提案を受けたのは。>>130]


 いいね、やろう!
 本当にお疲れ様、君も疲れただろう。
 でも凄く助かったよ、ありがとうね。

 
(134) 2020/12/27(Sun) 2:39:21

【人】 きっと教育係 キネレト

[そう言って君の手を取りさて何処で何をしようかと、
頭に思い描いたのは風情漂う温泉宿だった。
露天風呂が各部屋に付いているような豪華な宿で、
雪なんかちらついていたら最高だなぁ
……なんて思っていたからか? え??]


 ……
……???



[想像した通りの、否想像した以上に
しっかりとした温泉宿の唐突なお出ましに
疑問符を顔に浮かべながら君の顔を見上げた。

僕の心を読んだのかい?
それとも君と僕の思い描いた理想の宿が同じだったかな??
もしそうだったら嬉しいなぁなんて能天気に思えば、
君は君で宿を見つめて大層不思議そうな顔をしている。>>132]
(135) 2020/12/27(Sun) 2:40:56

【人】 きっと教育係 キネレト

[どうして──……そう疑問を抱いたのは一瞬だった。

炬燵もみかんも布団も温泉も好きな時に生えるものだ。
そもそも僕らは突如真っ暗闇に放り込まれたり
あちこちに吹き飛ばされたり突き落とされたり
お互いの姿形がある日突然別人になったりしてきたんだったな。

そうだった。忘れかけていた。
僕らの世界は元々そういう突拍子のなさとノリで出来てた。
君の忘れっぽさが最近僕にもちょっと移ってきた気がする。

また姿が変わってしまうような湯質なら困ってしまうが
宿は僕らを迎えるように聳え立っているから多分問題ないだろう。
大分長い事欠けていた糖分を補うように、
君の腕に腕を絡ませてさあ、温泉宿へと向かおうか。]*
(136) 2020/12/27(Sun) 2:42:29
きっと教育係 キネレトは、メモを貼った。
(a13) 2020/12/27(Sun) 2:55:59

【人】 一橋 華

ー到着まで>>131

夏?ああ、泳ぎに行ったときね。
ふふ。そう、あれも楽しかった。

[乗車列に並びながら、二人で出かけた時の事を思い出して懐かしくなる。
幸也君からの誘いで、近くの海水浴場に日帰りで行った。
近くに買い物に一緒に行ったり、家族連れで一緒に出かけるのは小さい頃から珍しくもなかったけれど、二人だけでというのはあれが初めてだったのかもしれない。

高校の頃から急激に胸が育ってしまったから、その時にはあまり体のラインがはっきりしないワンピースの水着をわざわざ持っていったのを思い出す。
そういう事を考えるようになったのも去年頃からだろう。返事はあくまでも保留しているだけなんだから]

あ、うん。本当、間に合ってよかった。

[幸也君に合わせて少しごまかすみたいに笑って、新幹線に乗ったのだった*]
(137) 2020/12/27(Sun) 8:37:25

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[彼の独創的な合いの手や
 豪快なハーモニーが
 私の鼻歌を突き飛ばす勢いで
 凛と冷え込んだ空気に解き放たれる。>>62

 たとえ、その歌声が
 ジャ◯アンの
ぼえー!
並であったとしても
 嫌な顔などしよう筈がない。]



   はは、ジャックは
   相変わらず元気がいいな。



[慈しむような眼差しを向け、からりと笑った。]
 
(138) 2020/12/27(Sun) 10:55:57

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[それにしても、だ。

 コイツの反応は
 いつもいつでも堪らなく可愛い。>>63

 真っ直ぐすぎる好意は
 少しくすぐったくもあるけれど>>58
 決して嫌なものではなく、むしろ───…、]



   っと、 セーフ…!



[持ち前の反射神経で
 手を掴み、傾ぐ体をぐっと引き上げる。>>65

 こういうところも、そう。
 放っておけない。
 自分が傍に居てやらないとって気持ちにさせられる。

 だから、当たり前のように離さなかった。
 人目のある宿に入るまでは。]
 
(139) 2020/12/27(Sun) 10:57:26

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[原作では、
 優柔不断なところのあるヒーローだが、
 そこは、ご都合主義の二次創作!]



   温泉と言えばやはり浴衣だろう。

   ありがとう。お借りするよ。



[迷うことなく
 さっと揃いの2着を選び取ると、

 幼いながらも完璧に接客をこなしている少年に>>3
 ふたりきりの時とは少しばかり異なる
 爽やか営業スマイルで礼を述べ、部屋へと向かった。]
 
(140) 2020/12/27(Sun) 11:04:16

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[よい香りのする畳に
 同じようにバッグと浴衣を下ろしつつ
 僅かに考えて、いや、と軽く首を振る。>>67
 


   ジャックは温泉入るの初めてなんだろ。

   なら、こっちの風呂で先に
   温泉の作法、覚えたほうがいいかもな?
   その方が大浴場でも、
   ゆったり楽しめるんじゃないか?

   よし! じゃあ、早速
   手取り足取りレクチャーしてやろう。



[選んだのは、大浴場ではない
 大欲情ではあるかもしれない風呂。

 任せておけと、頼もしい笑顔を見せて
 風呂のある窓際に向かうと
 バサバサと服を脱ぎ捨てていく。

 目に入れても痛くない存在ではあれど
 この気持ちは、家族に対する愛情となんら変わらぬものと
 信じて疑わない男に躊躇はなかった。]*
 
(141) 2020/12/27(Sun) 11:05:57

【人】 宵闇 迅


 どこでそんな言葉を……

[これがネット社会の弊害か。
 妹の口から出てきた単語に僅かに溜息を吐く。]

 さあ。
 これからシャワーを浴びるか、ってところで
 いきなり雪国だったので事情の把握は出来てませんね。
 脱いでなくてよかったと心底思いますよ。

[しゃがみこんだ姿勢から足を崩して、
 畳の上に胡座をかいて座る。
 お互いの状況を整理してみても、さっぱりわからない。

 妹はコンビニから出たとき。
 自分は寝室に移動しようとしたとき。
 どちらにせよ、"扉を潜ったタイミング"ではあるのだが。

 なんでもない、>>80にゆるく首を傾けて、頷く。
 詮索はすまい。友人関係に口をだすほど――野暮ではない。]
(142) 2020/12/27(Sun) 11:53:35

【人】 宵闇 迅

 夢、ね。
 だとしたらどっちの夢だろうね。

[表情筋が死んでるとよく揶揄される自分でも、
 妹の笑顔>>81を見れば微笑も浮かぶというもの。

 お利口さんなお返事をしたいい子の頭を
 もう一度撫でて、手を離す。]

 そうだね。
 あとはその迂闊さが少し落ち着けばもっと大人ですが。

[写真でずっと姿を見ていたとはいえ、
 こうしていざ対面してみれば余計に成長を感じる。
 十年という歳月は自分にとっては
 大した変化を齎す時間ではなかったけれど。

 ――しかし、まさかの対面を果たすなら寝ておくのだった。
 隈があるのはいつものことだが、流石に徹夜明けだと隠せない。
 眠気自体は、すっかり飛んでいってしまっているけれど*]
(143) 2020/12/27(Sun) 11:54:28

【人】 埋火 真里花

 ツイーター。

[ なにか悪い言葉だったの?と首をかしげる。
 兄がため息をついたので>>142もう使うのは
 やめようと思う。

 すぐ近くに、兄が座って。
 喋っている。

 それがどれだけ、非日常なことか。
 どれだけ特別なことか。

 話したいこともたくさんあったし
 聞きたいこともたくさんあった。

 してほしいことも、したいことも。 ]

 裸だったら風邪引いちゃうね。
  ……おにいちゃん、寝とらんと?
(144) 2020/12/27(Sun) 13:25:19

【人】 埋火 真里花

[ 全世界の妹、弟は、一体どのタイミングで
 にーに、にいちゃ、からお兄ちゃんに、お兄ちゃんから
 兄さん、兄貴などに呼称を変更するのだろう。

 電話ではいつも、変わらずにおにいちゃんと呼んでいた。
 手紙ではたまに、兄さんと書いていた。

 いつかあったらどう呼ぶのが正しいのか
 なんて当人以外はどうでもいいことも、悩んでいたのに。

 自然とおにいちゃんと呼んでいる。
 多分口が、それを覚えているのだろう。 ]
(145) 2020/12/27(Sun) 13:25:33

【人】 埋火 真里花

 ……、

[ 兄は疲れたような気だるさを放ちつつ、微笑んでいる。
 もともと痩せぎすな体が、知っている頃より更に
 痩せている気がするし、下瞼には隈がくっきりと。

 その姿を見ていられなかったとか、そんなわけでは
 決してないんだけど。

 心の準備もおぼつかないままで不意に、
 顔を見ることになるとはそれこそ夢にも思わなかったから。

 じっと。ただじっと、兄の顔を見ている。 ]

 真里花の夢じゃないかな
 だって。

 会いたいなっていつも思ってたから。

[ だから会えて、嬉しいすごく嬉しいはずなのに
 いざ会うと、驚くほどに言葉も表情もついてこない。
 全く自覚がないけれどきっと誰かが見たら、
 表情筋死んでるところが
 兄妹だって物語ってると言うのだろう。* ]
(146) 2020/12/27(Sun) 13:25:58

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[ポジティブで、気が利き、多少強引。
 どれも涛駕さんの長所だ。>>141

 こんな時に発揮してくれなくても……、

 だが無知な自分が人前で恥をかかないように
 してくれたその配慮を無駄に出来るものか。]


   なんと、温泉には作法があるんですね
   それでしたら不束者ですが
   ご教示どうぞよろしくお願い致します!!


[真剣な表情、グッと両手で拳を作り
 頼もしい笑顔に着いていく。]
 
(147) 2020/12/27(Sun) 16:09:57

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[豪快な脱ぎっぷりは漢らしい。

 目の前で露わになっていく、
 健康的に焼けた褐色の肌。
 岩のように逞しい肉体。

 ――何も、動揺することはない。
 裸を見るのは初めてではないのだ。

 敵襲の後など、
 母艦でシャワーを浴びた回数は知れず――…]
 
(148) 2020/12/27(Sun) 16:10:01

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
 
── 日常パート:俗に言うサービス回 ──


[シャアアアア……]


   今日もサラトーガーさんは大活躍でしたね!

   ……あ、シャンプーお借りできますか?
   こちらの、切れてしまいました


[湯が盛り上がった筋肉の溝を伝い落ちる。

 どれだけ際どいカメラワークであろうと
 大臀筋に押し上げられ丸くぷりっとした尻と
 男の大事な部分だけ映り込むことがない。

 宇宙刑事サラトーガーは全年齢向け番組です。]
 
(149) 2020/12/27(Sun) 16:10:05

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[――…視聴者からは見えないものも
 己はばっちり見てきた。だから大丈夫(?)。

 人目のブレーキに頼るなんて情けないぞジャック。

 服を脱ぎ、軽く畳んで畳の上に置く。
 彼の服も畳んで横に並べた。
 そうしてガラス張りの向こう側。]


    わ……外はやはり冷えますね
    涛駕さん、自分はどうしたら……?


[手に持ったタオルで前を隠しながら出て
 教えを請うた。

 温泉が地中から湯が湧き出す現象とかは調べたが
 入浴作法を調べておかなかったのは詰めが甘い。**]
 
(150) 2020/12/27(Sun) 16:10:09

【人】 菊波 空

 なんだかんだ定番は外せない美味しさがあるからな。
 杏音が饅頭なら俺はあとはかりんとうあたり買っておくか。

 ああ、一番は旨味だな。あとは酒に合うようにしてるのか特産品だからなのかまではわからんけども、とりあえずそんな外れもない。

 そういやそうだったな。最初は飲む分量とか気にしなきゃならんから一人で飲もうとするんじゃないぞ。

[なんてことを杏音>>128と話ながらよくわからないステッカーやゆるキャラミニ人形なんかみつつ]

 ん?

[何かに注目しているようで、杏音の後ろから覗きみるように徳利やお猪口、紙には由来なんかもかかれているのか。なんて見つつ、旅の思い出といわれて、ああ、いいぞ。と予想された通り断ることなく頷いたが]

 お互いがお互いにか。

[とその体験会の思惑をいわれて、じっと杏音をみて少しだけ想像して]

 杏音につけてもらいたいアクセってことかぁ。そう思うと緊張するな。

[緊張している。というような面ではなく皮肉げな笑みはこういう時には不敵な笑みとなってみせて、じゃあと、体験申し込みすることで決定するのだ]
(151) 2020/12/27(Sun) 16:52:45

【人】 菊波 空

[そうしてお土産を購入、店員さんに配送まで行う。こうすれば帰りの荷物も楽ちんだ。]

 にしてもやっぱり山のほうは雪があるな。

[そういうのは同じ映研部の先輩のほうが詳しそうだが、とはいえ過酷さでは別だろう。

 かまくらでも作れそうな雪だったよな

[庭を見て思った感想をいう。ただ作ろうとは言わない。
やりたいやりたくないじゃなくて、流石に短時間でできるものではないというのを理解しているからだが――不思議となんとかしてくれる従業員とかがいるのかもしれない]
(152) 2020/12/27(Sun) 16:53:03

【人】 菊波 空

 おし、どんな施設あるのか見ながら大浴場で風呂でもはいるか。

[やはり目玉の温泉は楽しみなものなのだ。杏音の手を包むように握り、いざゆかん温泉への旅路へという気持ちで移動しようとしただろう*]
(153) 2020/12/27(Sun) 16:56:00
村の設定が変更されました。

【人】 高藤 杏音

[申し出は、やはり断られることは無く。
不敵な笑みを浮かべる先輩>>151に。]


じゃあ、特別似合うの、よろしくお願いしますね?


[微笑みと共にハードルを上げておこう。
私はどんな物にしようかな。
お土産を買って配送手続きを済ませて。]
(154) 2020/12/27(Sun) 17:28:26

【人】 高藤 杏音

[庭を見詰める空先輩に、つられるように庭を見てから。
空先輩を見上げて微笑んだ。]


庭を散策したいなら、庭に出てみますか?
お風呂に入った後で外に出たら、湯冷めしちゃうから。

お宿によっては、かまくらを宿で作って提供してる場所もあるらしいですね。
ここはどうなんだろうな……。


[包み込まれるように握られた手を、握り返して。]


湯冷めしても……、またお風呂に入ればいいわけだから。
館内散策が良ければそちらでも。
整体とかエステは、まだ良いかなって思うんですけどね?
お風呂に入る前提なら、卓球で汗をかくのも楽しそうですね。


[笑いながら。
もしも外に出るのなら、茶羽織を借りて。
温かくしてから出かけよう。*]
(155) 2020/12/27(Sun) 17:28:34
村の設定が変更されました。

【人】 図書館長 アザレア

[>>135視線に気付いて彼女を見下ろせば。
彼女も何だか不思議そうな顔をしていた。
おや、可愛らしい。
そんな能天気なことを考える程度には
特に不安を感じてはいなかった。
まぁ、そんな事もある。たぶん。

なんなら気軽に爆発したり花火になったりもするしね。
それが罷り通る世界線の我々に
恐れるものなど何も無いのである。

わたしよりは心配性の彼女とて
その辺への認識は同じく大らかなようで
すぐに甘える子猫みたいに腕に擦り寄ってきたから。
絡んだ腕のその先の、掌に指を絡めて繋いでおいた。

…………、……ああ、しまったな。
肩を抱き損ねてしまったようだ。]
(156) 2020/12/27(Sun) 20:57:06

【人】 図書館長 アザレア

[宿の予約?したと言えばしていた事になるものだ。
その法則が適応されない事だけは多少危惧していたが
どうやら問題なく部屋に通された。

案内してくれた仲居の女性に……
……?いや、少年、或いは少女、か?
>>3元気いっぱいな口調からするに
家族経営のお手伝いなのかもしれないし
なんならこの感じで宿の主だなんて事もあるだろう。

性別と年齢が不詳な事なんてざらにあるので
特に不思議にも思う事はない。
かくいうわたし自身も年齢不詳枠であるのだし。]


 キネレト、浴衣の色を選べるそうだよ。
 どうする?


[
ランダムでも振り始めそうだな、なんて。

考えた矢先にそもそもこの場で可能なのか。
ふと疑問に思って見えないプルダウンを探して
視線がふらりと宙に泳いだ。]
(157) 2020/12/27(Sun) 20:58:24

【人】 図書館長 アザレア

[上へ、下へ、流れてから、
最終的に、案内の従業員へ。

世界観が事故りそうなんだよなぁと
何故だか自然とそう思い浮かぶ。

……まぁいいか。]


 浴衣には女性用と男性用があるんだろう?
 恐らく。多分。
 どっちにするんだい?


[女性用浴衣の華やかな装いに身を包んだ彼女も見たいが
男性用を着るのなら揃いに出来るのが捨てがたい。
些細なことよりそれが今は一番重要な案件だったので。
無駄に真面目な顔をして訊ねてしまった。

だいじなことなのでしかたない。*]
 
(158) 2020/12/27(Sun) 20:59:45

【人】 宵闇 迅

[首を傾いだ妹には曖昧な笑みを返さざるを得ない。>>144
 意味を知って使っているわけではない……というか、
 なぜハイエース=誘拐の図式が作られたかまでは知るまい。
 自分も詳しいわけではない。詳細を語れと言われても困る。
 というか何故それを知っているのかの問に答えられない。
 詰んだ。
 
 センシティブフィルターよ仕事をしてくれ。切実に。
 あとネット民は自重しろ、語感で語句を広めるな。

 妹の内心とは裏腹に、兄の心情は荒れ模様である。]


 ………………。


[寝ていないのか、との問に、たっぷり間をおいて。
 すっと目線を逸らした。
 手紙でも電話でも頻りに睡眠時間を心配されている身である。
 改めるつもりだけはあるんだ、一応。多分。きっと。]
(159) 2020/12/27(Sun) 21:06:42

【人】 菊波 空

 おう、期待に添えられるようにしとかないとな。杏音のも楽しみにしてるぜ。

[ハードル>>154をあげられても軽く応じる。少しだけ浮かぶものもあるが、あとは実際にできるかどうかなのだろう。先のことは先で考える。]

 そうだなぁ。
 俺も庭に出るのも卓球するのも、温泉の後のほうがいいか。ってのは思ったが何回入ってもいいしな。

[一応考えていたことのすり合わせをするように杏音>>155に答えながら、ほんの少しだけ考えて]

 じゃあちょっと庭に出るか。
 夜は出るより眺めていたいしな。

[後のことはその時考えればいいか。と茶羽織を二人分従業員さんから借りると二人で庭へと足を運んだ]
(160) 2020/12/27(Sun) 21:07:03

【人】 宵闇 迅

[だからそんなにじっと見つめないでほしい、>>146
 胃に来る。キリキリするから。
 普段より濃い隈を、今日だけだと答えるわけにも、
 いつもだと答えるわけにもいかないので。]


 は、……それは、光栄だね。

 おれも、


[会いたかったよと、すぐさま答えてやれなかった。
 その代わりににへらと相好を崩して、情けなさに蓋をする。]


 会えたらいいなと、ずっと思ってましたよ。

[それもまた、偽らざる本音には違いない。*]
(161) 2020/12/27(Sun) 21:07:15

【人】 菊波 空

[散歩用に敷かれただいたい二人から三人分ぐらいの幅の石畳、こちらから先は足を踏み入れないように区切る石段の内側。
その位置からみられる光景が一番綺麗に庭を観賞できると聞いたことがある。
凍らない池には鯉>>3が泳ぎ]

 ……いや、大丈夫なのか?これ。

[魚については詳しくないがついつい突っ込みなんか口にしてしまいつつも、柔らかく薄っすらと石畳の上に積もる雪を踏みながら白化粧が施された山茶花や椿をみていく]

 寒いな…でもこういうのって誂えたように綺麗だな。夜みても幻想的だろうな。

[そのついでにかまくらでもあれば楽しめるだろうなんか思うが、整えられた冬の庭園を楽しむように、杏音とくっつきながらゆっくりと歩いての散歩*]
(162) 2020/12/27(Sun) 21:07:17

【人】 埋火 真里花

[ 昔は。

 どんな風に、話していたっけ。
 電話でならあふれかえるくらいの報告を出来ていたのに。 ]
(163) 2020/12/27(Sun) 21:20:46

【人】 埋火 真里花

 寝ないと
 死ぬよ。

[ 人は案外脆い生き物だから。
 食べなくても、寝なくても
 働きすぎても、死んでしまう。

 兄の心の荒れ模様には気づかないままで
 目を逸らされたの>>159にむっとしたから。

 うそ。ほんとはね ]

 死んだら 泣くよ

[ 夢でも触れるのか確かめたくて
 人差し指で兄の瞼の下をなぞったあとで
 肉の薄いほっぺたをきゅっと引っ張った。

 死人の体温はしてなかった。
よかった。
]
(164) 2020/12/27(Sun) 21:21:11

【人】 埋火 真里花

 ――うん、

[ 会えたらいいなと思っていた>>161
 それに短く答えて、少しの沈黙。

 むに、むに、引っ剥がされないのを良いことに
 兄のほっぺで遊び始める。

 寝てない?という問いには答えなかったから
 きっとあんまり寝ていないのだろうし ]

 ……最後にご飯 食べたのいつ?

[ こっちも非常に怪しくあるもので。
 これは戯れているわけではなく、肉付きチェックです。* ]
(165) 2020/12/27(Sun) 21:21:40

【人】 冬限郷の主 ルイ

 

   素敵なお客さん
   いっぱい来てくれて嬉しいね


[映画のようにお似合いな二人組だとか。
 姉弟のように仲良しな二人組だとか。
 ランダムでなんでも起こりそうな二人組だとか。
 その前にきていたお客さんと
 これからくるだろうお客さん
 全て引っくるめて素敵だねとにこにこしている。]
 
(166) 2020/12/27(Sun) 21:24:17

【人】 冬限郷の主 ルイ

 
[浴衣は受付で選んで行っても良いし>>157
 選んでくれたのを部屋に届けても良いし
 最初から置いてある部屋もある。

 他の従業員が案内したと思っていたら
 自分が案内していることもある。

 Take it easy!
 事故だけはないのです、ないのです。**]
 
(167) 2020/12/27(Sun) 21:24:22

【人】 高藤 杏音

[茶羽織を羽織って、2人で歩く庭の景色。
雪が覆った白い世界は、日の光を浴びて眩しく煌めいて。
借りた番傘に白い雪がうっすらと積もる。]


眩しい……。

雪って、綺麗ですね。


[あまり馴染みの無い雪景色に、目を瞬いて。
海とは違って風が無いからか。
外で並んで歩いても、芯まで凍えるような寒さは感じない。
繋いだ手の温もりを感じる距離と外気に。
何時もより半歩、寄り添って。]
(168) 2020/12/27(Sun) 21:35:07

【人】 高藤 杏音

[雪が降るような寒さなのに、凍らない池を見て。]


……北国の鯉は気合入ってます……ね?


[思わず真顔になる。
背中の模様が色鮮やかで綺麗だ。
椿の花が鮮やかに咲いて。]


昔、雪化粧された椿の花が咲く庭園で結婚式したいって、親に言ったら。
絶対寒いからやめなさいって本気で嫌がられました。
小学生くらいの頃。

雪とか椿って、どこか憧れだったんです。
……綺麗。


[こてんと空先輩の肩に頭を預けて。
夜の景色もこうして一緒に見られたらって。
部屋の中から見る景色も、きっと違って映るだろう。*]
(169) 2020/12/27(Sun) 21:35:27
一橋 華は、メモを貼った。
(a14) 2020/12/27(Sun) 22:08:34

【人】 菊波 空

― 庭 ―

 ああ、綺麗だ。目がやられそうなぐらい煌めいているな。
 杏音の浴衣姿をみて目を休めないとな。

[雪景色を背後にした恋人も可愛いのだ。
庭園をみたり、二人きりだからと憚りなくいつもより近くゆっくりとした歩調で杏音をみて、番傘をかるく揺らして少し積もった雪を落とす。]

 品種改良か?

[まぁ、生きてるものに死ねってこともない。鮮やかに元気に泳いでいるに越したことはないってことにしておこう。深く考えるのはやめつつ。]

 確かにそれは俺も寒いからやめておけ、っていうな。
 住んでた場所は雪が降らないとこだったのか?

[杏音の親の意見に同意はしつつ、憧れを抱いている様子の杏音に聞いてみつつ]

 ならここは杏音にとって昔の願いそのままの場所なんだな。

[隣に俺もいるしな。なんてことまでは流石に恥ずかしくていわなかったが、肩に頭を預ける杏音、番傘を肩に担ぐようにもって、繋いでいないほうの手でそっと髪を撫でた]
(170) 2020/12/27(Sun) 22:25:21

【人】 菊波 空

[身を預けられたりしながらの歩みはゆっくりとしたもの。
手をくわえられた自然の彩りを抜けるようにして石畳の角を曲がると]

 お…ほんとにあった。

[魅せるために整えられたわけではない空けた庭。雪のブロックを積み上げるようにして作られたかまくらだ。
いこうか。と杏音の手を引いて歩いて、雪を踏みしめ近くまでいく。]

 こんなか暖かいって聞いたが本当かな。お、七輪もある。

[最初は外側を、軽く感触を確かめるようにかまくらに触れた後、炭も焚かれているのを見て、杏音を誘って屈みこんで中へと入った*]
(171) 2020/12/27(Sun) 22:27:20

【人】 高藤 杏音

[隣を歩く人は、ゆっくりとした歩調で歩いてくれる。
私もゆっくり歩いたり、時折立ち止まったり。
聞かれた問>>170に答えたり。]


ずっと首都圏ですよ。
雪はたまーに降るけれど、積もらないし。
かまくらとか、夢のまた夢って感じ。

昔の願いかぁ…………。


[先輩をじっと見詰めて。]


その頃思い描いた未来図では、隣に立ってる人の顔は朧げでした。


[くすりと微笑んで。
雪の降る庭園はやめておきます。と、言葉にして。]
(172) 2020/12/27(Sun) 23:04:13

【人】 高藤 杏音

[外が寒いから。側に居る人の体温が愛しい。
それでもやはり冷えはするけれど。
角を曲がるとかまくらが見えて。
それまでの雰囲気は薄っすらと消えて、目を輝かせる。]


わ!先輩。かまくらだ。
かまくらです!!


[楽しそうにはしゃいだら、先輩に続いて中に入って。
本当に外とは違う温かな空気。]


……あったかい。


[吐く息は白いけれど。温かい。
決して大き過ぎないから。
並んで座ると体が触れ合った。]
(173) 2020/12/27(Sun) 23:05:16

【人】 高藤 杏音

[七輪に手を伸ばしてみて。]


お餅とか焼けますかね?
……静かですね。


[雪が音を吸い取るのか。
しんと音がするような静かな空間で。
仄かに明るいかまくらの中で、2人の時間を味わった。*]
(174) 2020/12/27(Sun) 23:05:21

【人】 きっと教育係 キネレト

[雪がちらついていて解けないということは、
周囲の温度がそれなりに低いということだ。
ふかふかのカーペットを踏んでいた筈の足は
知らぬ間にふかふかの雪で出来た純白の絨毯に沈んでいる。

寒い。フツーに寒い。大丈夫かな、君は寒くないかい? 
絡めた腕の先の指先には阿吽の呼吸で自然と
指が絡められて繋がれたから>>156
繋いだ手が挟まるくらい限りなく身を寄せることで
暖を得つつ君を暖めようと試みた。

こんな風に隣に並んで手を繋げるのだって、
いつぶりだろう、本当に久方振りな気がする……
……なんて思ったけれど実はたった数時間ぶりかもしれない。

本当は今すぐにでも
真正面から抱き締めたいところだったんだが……
どうやらこの宿には、他にも客が居るらしい。
ちらちら目に入る従業員ではないっぽい人影が、
僕に理性を取り戻させた。

人目があるならば今は遠慮すべきだろう。
この場は手を繋ぐに留めておこうね。うん。]
(175) 2020/12/27(Sun) 23:07:02

【人】 きっと教育係 キネレト

[どうやらこの宿は、『冬限郷』という名の宿らしい。
風情ある佇まいに降り積もる雪が光を乱反射して、
幻想的な風景を生み出している。
彼の好きな果物の名を冠した
同じ音の響きの郷を思い起こさせるような
俗世を離れた秘境のような宿へと足を踏み入れれば、
既に予約してある体で部屋へと案内を受けた。すごい。

旅行パンフレットを眺めて憧れるしか出来なかったような、
上等な畳が敷かれて艶やかな調度品の備えられた広い室内。
床の間には掛け軸、花瓶には目に楽しい花が生けられていて
机の上には熱い煎茶とお茶請けの菓子が鎮座している。
君が好きそうなやつだ。
そして窓の外には、やはり雪が降り続けている。

案内してくれた暁色の髪の少年……いや、少女か?は>>3
一見しては教会で面倒を見ている子供たちと
あまり年齢が変わらないように見えた。

冬休みだからお家のお手伝いかな? 偉いねぇ。
てきぱきと仕事を熟してくれる彼もしくは彼女に
チップ代わりにクリスマスプレゼントの余りの
柚餅子を一つ手渡しながら、
一年前の丁度今頃のことを不意に思い出す。]
(176) 2020/12/27(Sun) 23:07:28

【人】 きっと教育係 キネレト

[あの時柚餅子をあげた彼女のように、もしかすると
今僕らの世話をしてくれている彼もしくは彼女も
実年齢と外見に甚だしい差があるのかもしれない──
──……そう思い至って考えるのをやめた。

たとえ百歳千歳だって僕は驚かない。
年齢不詳者なら、すぐ目の前にも居る。
そんなことはいいんだ、旅館と言えば浴衣だろう。>>157]


 浴衣の色はねぇ、そうだなぁ……


[いつもの癖で天の神様に尋ねようとして、
手元にあるべきものがないことに気付く。
ない。あれがない。あれだよあれ。
ぽちっと押したら着る色を提案してくれる便利なやつ。

……神に頼るな己の意志で決めろということだろうか。
ならば。と──……僕は心の中で賽を投げた。]


 ……これがいいな。どう? 似合うかな?
 アザレアくんはどうする?
 君にも似合うんじゃないかなぁこの浴衣。なんて、ね。


[選んだのは自身の瞳の色に
偶然にも
似た、
紺藍色の男物のシンプルな浴衣。
手に取り身体に当てて見せながら君に問う。]
(177) 2020/12/27(Sun) 23:07:40

【人】 きっと教育係 キネレト

[日頃色気の欠片もない僕は
こういう時にこそ女性用の浴衣を身に着けて
なけなしの女らしさをアピールすべきなのかもしれない。
そう考えなくはなかったが、
普段もスウェットやらパーカーやら
ラフかつボーイッシュな動きやすい服装がお決まりの僕だ。
女性らしい可愛らしい衣類はどうにも落ち着かない。

何より、あわよくばお揃いの浴衣を身に着けたい……
そんな気持ちの方が、
ラ神様的にも
勝っていたらしい。

少々丈は長いかもしれないが折ればなんとかなるだろう。]*
(178) 2020/12/27(Sun) 23:07:53
一橋 華は、メモを貼った。
(a15) 2020/12/27(Sun) 23:10:11

【人】 マジシャン 夜長

― 宿 『冬限郷』 ―

[しとしとと降る雪に覆われた光景を見るのは初めてだった。
積る雪の中にある宿は何となくこの世と乖離して見えた。>>n2彼の口を割らせるはずが、途中の攻防は完全な趣味であり、脱線は本線にと変わった結果の到着であり、チケットがあるものの空いた部屋をと思ったが、渡された鍵の部屋には温泉がついているという。>>3

珍しいというよりやはり不思議だ。]


 狐の宿とか?


[ちらりと恋人を見るのは何となく。
耳の辺りをなぞるように視線を投げて、凍らぬ池に瞬いたか。
自身のマジックには種もしかけもある。だが、同時にこの世には摩訶不思議もあるのだとは知っていたが、不思議を感じずにはいられなかった。ただ美しい銀世界は、目を奪うものであり、決して恐ろしいものとは思えず。]


 何にせよ、ラッキーだったというべきだな。
 …ゆっくりできる。


[彼との休暇がよいものになると微笑みを湛えるのだったか**]
(179) 2020/12/27(Sun) 23:27:59

【人】 菊波 空

 ならこんだけ積もってるのを見るのは珍しいんだろうな。
 うちはそこそこ雪も積もる場所だったからなぁ。

[だからこその憧れだろうが、実際に味わうのとなるのとはまた違う。
とはいえ雪椿が綺麗なのはどちらにとっても同じで]

 ははっ、会ってなくて見られていたら流石に怖い。

[じっと見つめられての言葉>>172に笑いが零れる。
冬とは違う寒さを得てしまいそうだ。とはいえそんな相手が自分であると自然と肯定するぐらいには勘違いしないでいるつもりだ]
(180) 2020/12/27(Sun) 23:47:26

【人】 菊波 空

 あぁ、まさかこんな綺麗に作っているだなんてな。

[彼女>>173のように無邪気にというわけではない。うまくつくられているかまくらに感心と喜びが半分ずつ入り混じって、だからいそいそと堪能するように屈んで入り、そこだけ境界が敷かれたように暖かい空気に包まれる。
かまくらの中、少々ごつい体のために先程よりも密着するように杏音とともに腰掛けて、七輪に杏音>>174と同じように手をかざす。]

 焼けるだろうな。ただ……今はいいかな。

[雪降る静かな空間。
ぱちぱちと小さく火花が散る音が心地よく、火の灯りに照らされる杏音の顔をしばらく独り占めするのである*]
(181) 2020/12/27(Sun) 23:48:40
一橋 華は、メモを貼った。
(a16) 2020/12/28(Mon) 0:00:01

【人】 高藤 杏音

[冷えた雪景色の中で、頬と耳がじんわり熱くて。
入り込んだかまくらの中で、かざした手。
今はいいかなって言葉>>181に、上手く答えられなくて。
少し、首を傾げて、こくりと頷いて。
照れ隠しに微笑んだ。]


…………。


[落ちた沈黙の中。
世界に2人切みたいだ。なんて。
思ってしまうのは私が雪に慣れないせいだろうか?]
(182) 2020/12/28(Mon) 0:24:21

【人】 菊波 空

[自分の言葉には無言>>182が帰ってくる。
ただそれが心地悪いものではない。
照れ隠しの同意だってわかるのは、ある種似たもの同士だからかもしれない。
だからこの場はとても静かで、音は雪に溶けていき、ただ熱量を伝える火の焚かれる音と隣の存在の音だけが狭い空間で緩やかに静かに反響していただろう。

その後どれぐらい経ったか。自分は、そして彼女が雪の一時を楽しめたぐらいには、そろそろ戻ろうか。と誘うのだろう**]
(183) 2020/12/28(Mon) 1:06:24

【人】 高藤 杏音

[2人なら、沈黙も楽しくて。
でも少し、もどかしくて。
そんな自分を察したのか、戻ろうと声をかけてくれる先輩に。
腰をあげてかまくらから外に出る。
眩しくて目がチカチカする雪景色の中。
空先輩がかまくらから出てくるのを待ったら……

出てきて、伸びをする先輩に、ぎゅって抱き着いた。]


へへ……


[広い胸の中をぎゅーって堪能して。
先輩を見上げると嬉しそうに笑って。
それから寒さに小さく震えると、頭に積もる雪を払った。]
(184) 2020/12/28(Mon) 8:19:31

【人】 高藤 杏音

冷えましたね。お風呂入ってきましょうか。
私、髪洗って乾かしたりするから、先にお部屋に帰っててもらって大丈夫ですからね。

……先輩も。風邪ひかないように、髪はドライヤーで乾かした方が良いと思いますよ?


[余計な一言を添えてしまうのは、濡れた髪が凍ってしまいそうに寒いから。
これが夏なら自然乾燥でも口は出さないんだけどね。
手を繋いで大浴場に向かえば、温泉の入り口で別れただろう。]
(185) 2020/12/28(Mon) 8:20:03

【人】 高藤 杏音

── 大浴場:女湯 ──

[先輩と別れて女湯の暖簾をくぐれば。
体が冷えたからだけじゃなく、温もりが恋しい。
浴衣を脱いで、脱衣籠に丁寧に畳むと、浴場へ。
湯船に浸かる前に、髪も身体も丁寧に洗って。
ピカピカに磨き上げたら、熱いお湯に浸かろう。
せっかくだから、露天風呂に入りたくて。
雪の降る冷たい外気と、熱いお湯で、何時までも浸かっていたくなるような。そんなお風呂に、身を沈めた。

もしだれかが入って来たら。]


こんにちは。


[と、声をかけただろう。
一人なら、体が温まれば早々に上がって。
丁寧に、髪を乾かしたことでしょう。**]
(186) 2020/12/28(Mon) 8:20:11

【人】 図書館長 アザレア

[衣装なんてものは食事のついでにすら生える
実に生えやすいものの典型である。
故に寒そうな彼女の肩に掛けるコートくらいは
当たり前にそこにあった顔をして生やせたりする。
大体が神の御業であり所業である。

先日>>134君が神かと問われたので。
聖女ではあったな、なんて考えながらも
「記憶が正しければきみに恋するただの男だったと思う」
なんて答えたのはわりと最近の記憶だ。

わたしは神ではないので、自在にとはいかなくとも
悪戯心の神に邪魔さえされなければ
そのくらいは造作もない。
……まぁ邪魔されたので自分の分しかないんだが。

帰りまでに調達すればいいね、どうせすぐ室内だ。
そう納得して彼女に羽織らせておいた。

大人と子供、とまではいかずとも
そこそこの身長差とそれなりの体格差を
思い出させるサイズ感に、なんとなく、
ニヤけそうになる口元を咳払いで誤魔化せば
寒さのせいで咳が出たと心配させてしまいそうだ。]
(187) 2020/12/28(Mon) 8:24:16

【人】 図書館長 アザレア

[宿の予約は確かにした。と思う。
思えばしてある世界に居たのでその辺の認識は曖昧だ。
けれどそれは本当にここだったか。
宿帳を記入しながら少しだけ悩んだが
特に危険はなさそうなので深く考えることはなかった。

この空間が鮮明な事への疑問はすぐに解けた。
どうやら他にも宿泊客がいるらしい。
最低限挨拶くらいは交わすべきか、
場所柄無闇に声を掛けるものでは無いか悩むが
答えが出るより部屋に通される方が早かった。

わたしよりも社交的である筈の彼女がしなかったのだから
きっとこの距離感で正解なんだろうと納得する。
人との距離感に悩むなんて何だか久し振りな気がした。

そんな場で、拒むこと無く握り返してくれた手を
繋いだままで居られる彼女との距離に
浮かれずに居られるはずもなく
部屋に着いてその手が自然と解けるまで
必要以上に身を寄せておいた。]
(188) 2020/12/28(Mon) 8:40:28

【人】 図書館長 アザレア

[浴衣の色を問えば考え込む暫しの間と、何かを探す所作に
無言で小さく頷きながら答えを待つ傍ら
従業員に浴衣の講釈を簡単に乞う。
曰く、簡単に脱ぎ着出来る簡易のもので
浴衣に男女の違いはないらしい事だとか
着方や帯の結び方を。

なるほど、ガウンに近いんだろうか
なんて納得していれば
彼女の気紛れな神が色を選び終えたらしい。]


 ああ、落ち着いた色だね。
 わたしも同じものにしようかな。


[無難だ、実に。
そんなの便乗するしかないだろう。
わたしの神が奇抜な色を連れてこないとも限らないし
なにより普段は出来ないペアルックというやつだ。
便乗しないテは無い。

サイズだけ違う2着と羽織りを用意してもらって
想像していたより柔らかな帯に首を傾げる。
やはり想像していたものとはまるで違うらしい。]
(189) 2020/12/28(Mon) 8:41:34

【人】 鬼走

― 宿 『冬限郷』 ―


[都心部に住む自分は、大量の雪を見ることはない。
しんしんと降る雪は、音すらも吸い取るようで。
そこに沈む宿は幻想的と言ってしまえば陳腐に映るほど。

歳末抽選会で当たって貰った旅行宿泊券には、招待状とか書いてあって>>2、最近は差別化を図るために旅行会社も大変なんだなと思う。

着いた場所では子供が接客をしてくれてとても可愛らしくて。
口調は砕けてはいるが、でもウエルカムな雰囲気を出してくれているのが嬉しい。
浴衣に作務衣があるらしい。>>3
浴衣……彼がプレゼントしてくれたものを思いだし、それを着てしたことを思いだして、耳まで赤くなったところを、彼が視線を投げかけてきて、驚いて顔をそらしてしまう]


 温泉かぁ、久しぶりだな。


[誤魔化すように、そう呟いた。
思った以上に上質な温泉なようで、話をきいただけでもほくほくしている。
彼はそれこそ狐につままれたような顔をしているが、狐でも狸でもこの幸せを作ってくれる存在なら誰でもいいと思った]


 うん、ほんとラッキーだったな。
 温泉が当たったことも、休みが二人ともかち合えたことも。


[どこかの神様の配慮かな、そう笑うけれど意外とそれが本当に近いことにまるで気づいていなかった*]
(190) 2020/12/28(Mon) 8:43:49

【人】 図書館長 アザレア

[部屋を出て行く従業員に心付けを渡して見送った。
外と隔てる扉が閉まれば慣れぬ部屋に2人きり。

雪に音を吸われた図書館とはまた別な静けさが
なんとも耳に心地良い。
『窓』とも違う空間に心が踊るが
浮かれてはしゃぐ歳でもないので表には出ないだろう。
一先ず冷める前にお茶と、茶菓子を頂いて……

ほっと一息吐いてからふと、思い出したように口を開いた。
どうせ彼女しか聞くものはいないが
気恥しいので、潜めた声でひっそりと。]


 ところで。
 
……足が死にそうなのはわたしだけだったりするんだろうか。



[日がな一日椅子に座っているわたしには
正座は難易度が高かったらしい。
なぜ行けると思ったのか。
この場の雰囲気に流され従業員を真似てみたが
既に足の感覚が危うい。

崩し方が分からなくて畳に手を着いて腰を浮かせば
子供たち相手に馬になる時の様な四足になった。
格好がつかない状況である事は
実に遺憾だがこれは仕方ない。
せめて涼しい顔をしておこうと特に顔色も変えず
よぼよぼと胡座に足を組み替えた*]
(191) 2020/12/28(Mon) 8:43:55
 




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