チャンドラは、部屋に紙飛行機と、赤と緑の宝石を1つずつ飾っている。 (a0) 2021/10/19(Tue) 21:54:16 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>0 キエ キエの愚痴に、文句をひとつも溢さない。 ただ少しだけ心配そうに、瞳を伏せただけ。 「………」 使用人を呼び付ければ、紅茶を用意させる。 濃いめが良いらしいので、ストレートを2杯。 手元へ届けば一口含み、 暫くは貴方を側に置いて、離れようとはしないだろう。 (@1) 2021/10/19(Tue) 21:59:17 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ「あーあ。あの酔っ払いのせいで、せっかくつまんねえパーティに一味加わったのに胸糞悪い思い出まで残っちまったよ。次みつけたら今度こそ顔面から食わせてやるからな……」 パーティから帰ってきたその後、狼少年から人間に戻ったものがぶつぶつと言いながら部屋からでてきた。 (2) 2021/10/19(Tue) 22:04:30 |
トラヴィスは、ポルクスを一瞥。首を横に振った。 (t0) 2021/10/19(Tue) 22:06:57 |
プルーは、さっき掃除した所に赤い点々ができてて、なんでぇ????をした (t1) 2021/10/19(Tue) 22:15:21 |
キエは、どうでも良かったのでポルクスの言葉を否定も肯定もしなかった。 (a1) 2021/10/19(Tue) 22:25:00 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ「うわ、血だ!また血かよ!前に中庭にもあったぞ!ハロウィンパーティはもう終わっただろが!誰か拭けよ、おいこら使用人」 少年は床に続く赤い点々が悪戯であることも気づかず騒いでいる。 (3) 2021/10/19(Tue) 22:26:41 |
【人】 探偵 キエ>>??? 暫くしてキエは先日と同じ部屋に居た。今回は使用人達へこの部屋で茶会をする旨を伝えてある。館の手伝いをしているなら耳に入るだろうと踏んでの事だった。 先日と同じ紙とペン、そして2人分の茶会の用意が其処に在る。違うのは今回用意されているのがコーヒーである事。 「 見えない君ィ〜! 聞いておくれよ! 僕ァ先方のお望み通り動いただけなのに酷くないか? 何処までやって良いのか言ってくれなきゃあわからないのも仕方無いと思わないかねェ。一体何が気に食わなかったんだか」 「確かに僕ァ、何処からでも舞台へ手を加えられるから其れで良いのかもしれないけれど。 “彼” …さらにもう1つ違いがある。どうやら愚痴を言いたい気分であるらしい。そして口振りからして自分の行いに自信があるようだ。 (6) 2021/10/19(Tue) 22:49:26 |
キエは、今だけ中間管理職のようなものだ。其れは普段頂点に立つ者にとって煩わしい事である。 (a2) 2021/10/19(Tue) 22:51:41 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/19(Tue) 23:15:06 |
【人】 探偵 キエ>>??? >>6音の方へキエの意識が向いた。ひとりでに動くペンに驚きもせず紙面を見つめている。 「なァにが楽しそうなものか! …まァ誰に言っても仕方が無い事ではあるけれどねェ、聞いてくれて嬉しいよ」 デカンタから湯気の上るコーヒーをカップに注ぐ。勿論キエは誰かに何かをする性分では無いので自分の分だけである。返事をする意思はあるのだろうと勝手に決め更に続ける。 「じゃあ、コーヒーが冷めない内に本題へ入ろうか。 とはいえ君が何者か特定するつもりも無ければ縛って引き摺り出すつもりも無いから安心してくれたまえ。 なァ君、 何故ミズガネ君だったんだい? 何をしたのか、どんな手段を使ったのかはこの件に限っては優先度が低い。最も重要なのはミズガネが選ばれた事だとキエは思っていた。しかしもし相手が誰でも良かったのであれば話題は直ぐに変わるだろう。 (7) 2021/10/19(Tue) 23:33:50 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 0:45:33 |
【人】 巫女 ユピテル「今日はなんだか少し空気が変ねぇ。 何かあったのかしら。みんな、おはよう〜」 たった数日のいつも通りの顔でユピテルは広間に入ってきて。 最初に見たものは、 キエを抱えるトラヴィスの姿。 「…………?」 今まで聞いた事から、その状況が理解できず、 いいえ、理解して 傍目からして仲睦まじい姿を、ぱちぱちと瞬きをして呆けました。 (9) 2021/10/20(Wed) 1:06:13 |
【人】 巫女 ユピテルでもWそれならばいいWのです。 ユピテルはどんな表情を作るべきか迷っていましたが、 それに気づいたなら、もういつも通りの笑顔。 「あら〜トラヴィスとキエは仲良しね。 お姉ちゃん妬けちゃうわ。ところで、今日随分人が……」 もう見るものは見たとばかりに目を背けようとして、 その顔ぶれを見て、 「 あれ? 」 (10) 2021/10/20(Wed) 1:09:42 |
【見】 技術指揮 シトゥラ>>2:@5 2日目トラヴィス 「機嫌を損ねているように見えましたか? 随分お気楽な頭をしていますね、冗談は綺麗な顔だけにしてください」 あなたの提案は彼の言葉でイエスと答えられた。 アップルパイ、作りましょうか。味見は"明日"にでも。 「それでも、あなたの自室は飾り付けに行きましょうか。 準備が――必要かも知れません。時間が出来たら伺います。 是非、その時は寝ぼけていないと嬉しいですね」 気にしている? この自分が。 思いのほか、素直に言葉が出てこず話すことも出来なかった。 暫くその時間を楽しみ、シトゥラは貴方に声をかけずまた何処かへと消えていただろう。 (@2) 2021/10/20(Wed) 1:10:49 |
チャンドラは、自室から出てこない。 (a3) 2021/10/20(Wed) 1:13:46 |
チャンドラは、『 』に酷い冷たさを感じたあと。 (a4) 2021/10/20(Wed) 1:14:26 |
チャンドラは、こびりつくような 寒さ を、その身に感じていた。 (a5) 2021/10/20(Wed) 1:15:28 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>5 キエ ため息をひとつ。ここで小言を言ったところで、 キエの何かを変えられる訳でもないと理解していた。 ……眩しい。 まるで、観客席から見上げるよう。 立ち上がるキエを一瞥して 撫でられれば、その通りに。 「……君がそう言うのなら。」 トラヴィスは、キエが姿を消せばどうなるか……想像もしたくなかった。 貴方へ向ける感情は、小綺麗な情などではなく、 もっと澱んだ泥の底のようなもの。 今日のような事が二度と起きなければ良い、と、密かに願いながら 舞台に立ち、干渉し合える貴方たちを僅か、羨ましく思った。 (@3) 2021/10/20(Wed) 1:15:50 |
【人】 巫女 ユピテルきっと二日酔いでもしているのでしょう。 だって、一昨日あれだけ一緒に飲んだのですから。 昨日、パーティで案の定飲みすぎてグロッキーになってるのも 「ねえ誰か、」 声を掛けた事のある使用人を呼び止めます。 声を掛けた事のない使用人を呼び止めます。 「誰か、注文かなにかを、」 彼がよく呼び止めるタイプの子を率先して尋ねます。 適当に呼び付けてる事だって多いでしょうが、 少なくとも、彼の事をよく知ってる子は何となく判別はついて 「あの!清掃担当の子よね?今日──」 ユピテルは神隠しを知りません。 正確には、深く会話をした事がある人の神隠しを知りません。 「……知らない?そう……あ、あの日の!あのね、」 向こうは知らなくてもこちらが一方的に見た、 ひとりの下女を呼び付けた時に少し言い辛そうな顔をして、 「 が、遭ったかもしれない?」 その可能性を伝えられた瞬間、 ました。 (11) 2021/10/20(Wed) 1:17:08 |
テラは、浮いている。でも今日は、宇宙服はどこにも浮いていません。 (a6) 2021/10/20(Wed) 1:23:06 |
【見】 技術指揮 シトゥラ三日目。 また今日がやってきました。 人が消える度に一日を数えるのはやはり都合が良いです。 この日に用意をしたのはカスタードとクリームがたっぷり入った アップルパイ[ガレット・デ・ロワ] だった。何処かの国の料理で公現祭と言われる、紙にも等しい方が産まれた祭りに作られるケーキをまねして紙で作った王冠を飾った。 6等分にわけられたそれの中に一つだけ、人形が入っている。 その人形が入ってる一切れを食べることができた人は一年中幸運が訪れるそうだ。 二つパイを作って、一つはご自由にどうぞと置き手紙をしておいた。 /*[fortune]で50以上がでたら、人形が一つはいっているよ。きっといいことがおこるかも☆(先着1名) (@4) 2021/10/20(Wed) 1:25:49 |
【見】 技術指揮 シトゥラ>>プルー トラヴィス 上記の説明>>@3を何度でもあなた達に丁寧にした。 いつか館に来た人からの知識だった。 そしてどれを食べるのかを選ばせるのもしてやるだろう。 「トラヴィス、ちゃんと今日も作ってきましたよ。 味は保証しますので、あとは少し遊びましょう」 綺麗に磨かれた皿に、フォーク。 二人のために用意してきた紅茶を入れてパーティーというよrはお茶会のようだ。 「プルー。一緒にアップルパイを食べるぞ。 余所のパーティーでカボチャが売り切れだ。 俺たちはこっちでさわごうじゃないか。 このパイには当たりがある。 トラヴィスにとられないように運を掴んでくれ」 /*[fortune]を1回ふって一番高い出目が出た人間が当たりと言うことで。 お二人ともよろしくお願いいたします。 シトゥラの運勢→87 (@5) 2021/10/20(Wed) 1:28:56 |
チャンドラは、目を覚ますと部屋を出た (a7) 2021/10/20(Wed) 1:33:19 |
チャンドラは、食べるものを探しに、パーティ会場へ向かう。 (a8) 2021/10/20(Wed) 1:35:00 |
シトゥラは、その日、中々来なかったチャンドラを探していた。 (t2) 2021/10/20(Wed) 1:35:51 |
【見】 トレジャーハンター プルー>>@5 ガレット・デ・ロワ 「望むところよっ!!」 これは今日も今日とて元気な女。 使用人姿なのはご愛嬌。さっきまで洗濯物してたからね。 「しぃくんのアップルパイ!美味しいものね! 売り切れは仕方ないし、カボチャはまた今度食べればいいわ!」 ハロウィン〜〜〜と騒いでたのはどこへやら。 負けないわよ〜〜〜〜と気合だけは十分。 プルーの運勢→94 (@7) 2021/10/20(Wed) 1:37:12 |
プルーは、やだ……アタシの運勢、つよすぎ? (t3) 2021/10/20(Wed) 1:39:29 |
【人】 夜の一族 チャンドラ覚束無い足取りで、わたしはパーティ会場を訪れる。 「クロノ、いるかしら」 外套を羽織り、小刻みに震えながら。 それでもわたしは、その震えを必死に隠そうとしていた。 「あたたかいものを、探しているの」 そうでないものは、今は喉を通りそうにない。 やることは、たくさんあるの。 だからみんなに心配をかける前に、この震えをどうにかしなくては。 (12) 2021/10/20(Wed) 1:40:33 |
シトゥラは、俺の運勢、中々強かったと思っていたのに……… (t4) 2021/10/20(Wed) 1:40:46 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>@5 >>@7 ガレット 「おや……良いね。 君達と細やかな茶会を楽しめるとは、 南瓜を使ってくれた彼らへ礼でも言いたくなるよ。」 シトゥラの頬を優しく撫でて プルーの乱れた髪をそっと手櫛で直してやり 舞台袖の『いつも通り』に笑みを漏らす。 運勢→83 (@8) 2021/10/20(Wed) 1:43:51 |
トラヴィスは、高いけど、二人よりは低かった。 (t5) 2021/10/20(Wed) 1:44:17 |
テラは、 ごめんね とか、そういうことをどこかで言おうとしました。 (a9) 2021/10/20(Wed) 1:45:35 |
テラは、結局、なぁんにも口に出しませんでした。 (a10) 2021/10/20(Wed) 1:46:09 |
チャンドラは、今は余裕がありません。 (a11) 2021/10/20(Wed) 1:47:40 |
【人】 巫女 ユピテルミズガネはあの日、なんて言っていた? 何を畏れ、何を嫌い、何を怖がりこの館に居たがっていた? 「どうして?」 誰がやったの? 「あの子にとってそれは、」 下手な罵倒より、 死ぬ事以上に、辛い事かもしれないのに。 ポタリと、冷や汗が流れて止まりません。 酷く 寒い 。本来ユピテルは寒くなる筈がないのです。なのに、考えれば考える程、冷たい手に朱が滲みます。 (13) 2021/10/20(Wed) 1:47:53 |
チャンドラは、後で、思い出すのでしょう。客人が、部屋に来るはずだったことを。 (a12) 2021/10/20(Wed) 1:48:35 |
【人】 巫女 ユピテル零れ落ちる雫は変な噂を巻き起こさせてしまうかもしれません。 落ち着けば、クロノの時の様にできるかもしれません。 でも、今はそれが無理だから。彼の心境を想像するだけで、 胸が張り裂けそうだから。だから、勢いよく廊下に飛び出て、 「ミズガネ!ミズガネ!ダメ人間!! 私、待ってるから!あなたの部屋で待ってるから!自棄になんてなるなよ!? 私、ちゃんとわかるから!だから来て!」 その名を、言葉を。屋敷中の廊下を駆けまわって、 中庭を経て、それでもずっとずっと叫び続けました。 (14) 2021/10/20(Wed) 1:49:37 |
【見】 トレジャーハンター プルー>>@7 >>@8 ガレット・デ・ロワ 「ありがと、ラヴィ!『いつも通り』美味しそうよね!」 等分に切り分けられたパイをひとつ皿に取り、上機嫌でフォークを握る。 「ところでしぃくん」 さくり。大きな一口分をフォークで切り取る。 「当たりってなに?すぐわかるようなやつ?」 聞きながら、あーんと口に入れる。 (@9) 2021/10/20(Wed) 1:51:23 |
プルーは、 ガリッッッッッ (t6) 2021/10/20(Wed) 1:52:00 |
プルーは、ぴぇん……しながら陶器の人形を口から出した。歯も陶器も無事。ヨシ! (t7) 2021/10/20(Wed) 1:56:28 |
浮遊想 テラは、メモを貼った。 (a13) 2021/10/20(Wed) 2:00:39 |
テラは、 本当にいるのか 自分でもわからないんだ 。 (a14) 2021/10/20(Wed) 2:01:35 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>ガレット・デ・ロワ 「へえ、一体何を入れ 今噛んだやつか……… 」すごい音したね。 痛そうだが、それでも幸運の証だ。 二人のどちらかに当たれば良いと考えていたので この結果には満足そうにぱちぱちと拍手を贈る。 「頂くよ、シトゥラ。 君の料理の腕は日々進化し、止まるところを知らないようだ。」 一切れをいただいて、さくりとフォークで切り分け、食む。 シナモンの香りと林檎の酸味と甘味、 芳醇なカスタードをパイ生地が包み込んで、それは見事な出来栄えであった。 賑やかな貴方たちを穏やかに眺めながら 二口、三口、続けて口元へ運んでいく。 (@12) 2021/10/20(Wed) 2:05:15 |
ユピテルは、声が聞こえるまでずっと、目を閉じて待ち続けています。 (a15) 2021/10/20(Wed) 2:06:18 |
【人】 夜の一族 チャンドラわたしの声は、パーティ会場の喧騒に掻き消える。 常時なら頼ることも出来たお友達──彼女が手配してくれた、携帯食料すら喉が通らない今は、その姿を探すのも気が引けた。 ふと、一際騒ぐ3人組に視線を向ける。 そうだ、彼にノートも返さないと。 もしかしたら彼なら、あたたかいものを作ってくれるかもしれないけど、団欒の邪魔はしたくない。 そうこうする間、寒さとともに目が回るような空腹が襲う。 わたしはクロノを探すのをやめて、近くの椅子に座り込んだ。 冷たい料理が目の前に並ぶ。 それでもやっぱり、食べる気が起きなかった。 (15) 2021/10/20(Wed) 2:09:48 |
【見】 トレジャーハンター プルー>>@11 >>@12 ガリット・デ・ロワ 「 」 おわかりいただけたね。 「うう〜〜〜……幸運は嬉しいけど複雑な気分ね。 でも有り難く受け取っちゃうわ!ありがとしぃくん!ラヴィ!」 気を取り直してまたもや大きなひとくち……ではなく、懲りたのか小さめに切り分けて口に運ぶ。 ぴぇん……な顔もすぐにいつもの笑顔に戻り、元気におかわりを要求し始めるだろう。 (@13) 2021/10/20(Wed) 2:11:56 |
シトゥラは、トラヴィスに、最近料理しかしてないですからねと返した (t8) 2021/10/20(Wed) 2:25:48 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>ガレット・デ・ロワ 「運気が良くなったところで 手に入らない物の方が多そうだ。 確かに、ここでの暮らしに運は関係ないしね。」 進まぬ時空。 動かぬ情動。 『何もない』だけがここにはあった。 「二人は、どうだい。 何か望みでも?」 (@15) 2021/10/20(Wed) 2:50:07 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ「なんだよ……なにに騒いでたんだ……」 騒がしいのは今に始まったことではないけれど。飛び出していった人物が気になった少年は、後に使用人から、泣きながら人を探していたと聞いた。噂には尾ひれがつくものだ、全てを鵜呑みにはしない。 「ミズガネって、だれだっけ……」 それがあの酔っ払いだと気が付くのはいつになるだろう。 少年は名を覚えている人物は多くはない。この館に身を置いてから長くも短いとも言えないが、顔見知りはいれど、親しい者はいなかった。 「……」 先日聞いた死神とやらの噂、血痕。 嫌な予感が脳裏に過るが、人がいなくなる噂など前からあった。 なにも、驚くことじゃない。 その被害が自分に向けられる可能性なんて、考えるだけ無駄だ。 (19) 2021/10/20(Wed) 5:28:59 |
パイ焼き ゲイザー(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 7:47:59 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>20 ポルクス 「……ポルクス?」 声をかけられ、自分でも驚くくらいに情けない声が出た。 飢餓感と寒さ。そうだ、あなたとも約束をしていた。 「大丈夫……ただ、あたたかいものを食べたくて。 会場にはさすがに並んでいないから、使用人を探していたのだけど」 少し疲れちゃって、と笑うわたしは、自分の笑顔がとても力ないものになったことに気付かない。 (21) 2021/10/20(Wed) 8:11:51 |
パイ焼き ゲイザー(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 8:32:10 |
【赤】 探偵 キエ……… …… … キエはミズガネの悲痛な叫びを満足気に聞いていた。此れならば良い対価をせしめる事ができそうだ。 しかし見えないし聴こえない振りをする。此れ以上館の主に目を付けられるのは少々面倒だから。 「リーパー君、吉報だよ。リソースの確保ができたから館を利用しなくても良くなった。 そしてなんだが僕ァどうやら館の主に目をつけられてしまったようでね…今からでも行おうかと思っているよ。もし都合が良ければ裏庭の木陰に来ておくれ。折角だから女の姿にでもなっておこうか?」 (*0) 2021/10/20(Wed) 9:10:16 |
【人】 探偵 キエ>>??? >>7キエはじっと紙面に増える黒インクを眺めて、問われれば黒いコーヒーで口内を潤し背もたれに体重をかける。文字列を読み故意は見られるが悪意は未だ見られないとキエは適当に判断した。 寧ろ見えない相手から問いが来た事の方がずっと重要だ。 「不思議な事を聞くのだねェ君は。其れを決めるのは僕ではなく君自身だろうよ。君が“此処に某が居る”と決めれば居るし“此処に某が居ない”と決めれば居ない。 自分自身の存在など誰も証明ができないのだから そんな事勝手に決めれば良いじゃないか。それともあれかね、君は誰かに決めて…いや認めて欲しいのかなァ。自身が何者かというだけではなく其の存在迄も」キエの価値観は人間離れしているが其の自覚はある様で無かった。しかし自分の決めた事が理だと思う確かな強さが其処には在る。 だからこそ存在を保ち続けている。 (23) 2021/10/20(Wed) 9:13:07 |
【赤】 パイ焼き ゲイザーこれは、ミズガネを殺害した後のこと。 地の底に堕ちたミズガネの慟哭はゲイザーの耳に入った。 悦に入った声色で、あなたに通信が入る。 リーパーに割り振られた役割には、 ”神隠し”された人間の声が届く。 だって、殺した後の怨嗟の声が聞こえなきゃ損だろう! 「ギャハハハハハハ、あっは、ああ笑えた。 あァ? 何だかよく分からねえが、 ゲイザーの野郎をブッ飛ばせるなら何でもいい」 提案には肯定。冗談には、こう付け足される。 「ハッ! 要らねェよ。 オレは女は好きだが、オマエは女だろうと絶対勃たねェ。 可愛げもねェし、何より気色悪ィからな!」 そうして、暫しの後。 リーパーは裏庭へと向かうのだろう。 (*1) 2021/10/20(Wed) 9:27:57 |
ゲイザーは、二人目の犠牲者が出た後。キエの元へと訪れる。 (a16) 2021/10/20(Wed) 9:29:13 |
キエは、裏庭でゲイザーを見た。 (a17) 2021/10/20(Wed) 9:49:45 |
【赤】 探偵 キエ⏤⏤⏤⏤裏庭でキエと ゲイザー リーパーは言葉を交わした。其れは在る殺人の計画。 しかし其の殺人は血も出なければ死体も出やしない。犯行の証明など誰にもできぬ謂わば完全犯罪である。 本来キエにとって夢その物を喰らう事は山を荒らす事に等しい。 山を荒らせば実りが減ってしまうからだ。其れは善意ではなく自身の恒久的な利益を考えての事だった。 しかし、 伐採がその山の利益に繋がるなら 話は別だ。「 人格を喰らう のは僕も初めてでねェ。咀嚼に時間がかかってしまうだろうがそこは許してほしいな」少女の身体を一度抱きしめると耳を塞ぐ様に少女の頭を抱えた。 (*2) 2021/10/20(Wed) 11:24:22 |
【赤】 パイ焼き ゲイザーふたりは夢を見た。 ゲイザーは郊外の出身である。 ある時、都会的な少女がひとり越してきた。 彼女は閉鎖的な環境ながらも見事に馴染み、 その洗練された風体から皆の憧れとなった。 ゲイザーも憧れるその一人だった。 彼女を喜ばせたくて、誕生日パーティに手作りのパイを贈った。 ゲイザーはべつに彼女の友達ではなかったけど、 彼女と仲良しのみんなで食べてくれたらうれしいと贈った。 けれどグズでノロマなゲイザーの手作りパイなどダサいので、 翌朝捨てられていた。 ゲイザーは泣くばかりだ。 だから代わりにもう一人のお友達が怒っていた。 『ひっく。ぐすん。あたし、かなしい。かなしいよ』 『なんだそいつ! お高く留まりやがって。 オレがブッ殺してやる!』 ⇒ (*4) 2021/10/20(Wed) 11:52:40 |
【赤】 パイ焼き ゲイザーゲイザーはそれから暫く、パイが焼けなくなった。 ゲイザーはパイを焼くのが好きだったので、ママに相談した。 「かわいそうに。ひどいわね。 でも、叱ってはいいけど怒ってはだめ。 それはきっとあなたの為にならないわ」 「辛いなら、誰もが目を見張るほど おいしいパイを焼けるようになりなさい。 誰もが憧れるほど素敵な、心優しいひとになりなさい」 「あなたは頑張り屋さんだから。 きっといつか、あなたの努力を認めてくれる人がいる」 ゲイザーはそのように生きることにした。 こうして、今のゲイザーは生まれた。 (*5) 2021/10/20(Wed) 11:55:06 |
【赤】 パイ焼き ゲイザー「…………」 「終わりだよ」 耳をふさがれているから何も聞こえない。 「ほら、早く殺せよ、そいつ」 「オレの居場所作ってくれよ」 (*6) 2021/10/20(Wed) 11:58:02 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィスこれは、3日目の いつかのどこかの時間帯。 昨日、吟遊詩人へ紅茶を差し入れれば『構うな』と言付けられた為、 それならば構い倒してやろうかと部屋を聞き、本日訪ねた訳だが─── 扉が見える直前、彼以外の人物が見えた。 それは彼の留守を明確に示している。 「………」 ここへ辿り着くまで。ある程度館内での様子を把握しながら来た。 やはりそうか、と息を吐き、先客の邪魔をしないようにくるりと身を翻して半回転。 「…………嫌だなあ。」 何度経験しても慣れないものだ、と独り言ち、 「私は君のこと、案外好きだったよ」と言葉を喉の奥へ飲み込んだ。 (@17) 2021/10/20(Wed) 12:27:26 |
トラヴィスは、ミズガネの客室へ訪れなかった。 (t9) 2021/10/20(Wed) 12:28:40 |
【見】 トレジャーハンター プルー>>@14 >>@15 ガレロワ 「願う事や、望みぃ?」 もっもっ……とアップルパイを頬張りながら考える。 「そーねぇ。アタシは楽しければじゅーぶん! まだまだ此処も調べきれてないんだもの。毎日新しい発見があって飽きないわ。それに、美味しいご飯もふかふかのベッドもあるし!」 飢えずに済む。屋根のある場所で眠れる。 人肌が恋しくなった時に誰かがいる。 幸福な事だ。まだ浸っていたいと思う程には。 「なによしぃくん!アタシがいつ害したって……」 「 ごめん洗濯したてのしぃくんの白衣、泥だらけにしたわ 」ギルティ。 ベテランの使用人が真っ白に戻してくれたので無問題です。ほんとかな? (@18) 2021/10/20(Wed) 12:42:13 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>24 ポルクス 「………」 無意識に、羽織った外套の合わせを強く握る。 元気がないと見抜かれてしまったのがなんだか申し訳なく思えた。 差し伸べられた手を見つめ、わたしはためらっていた。 でも、立っているのもやっとなくらい、寒くてお腹が空いていて。 (25) 2021/10/20(Wed) 12:45:53 |
チャンドラは、ポルクスの手を、ゆっくりととる。 (a18) 2021/10/20(Wed) 12:46:42 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>24 >>25 ポルクス 「……ありがとう、ポルクス」 その手を支えにわたしは立ち上がる。 目が回るような心地がまたしたけれど、導き手がいるならきっと大丈夫。 また力なく微笑みかけると、行きましょう、とわたしは言った。 (26) 2021/10/20(Wed) 12:51:44 |
【人】 逃亡者 ポルクス握った時の酷く冷えきった手が印象的だった。 多少凍えたからといって、真冬でもないこの時期にここまで冷えることがあるだろうか? そんな風に思いながら俺は自分の部屋へと向かう。 使用人に手伝ってもらいドアを開けてもらい。 食事が届くまではと、ひとまず自分のベッドにあなたを横たわらせ柔らかな布団を上からかけた。 「俺の部屋で悪いね。 女性の部屋に俺がずかずかと入るわけにもいかないし、元気が出るまでは我慢してくれるかい?」 (28) 2021/10/20(Wed) 14:19:13 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 15:15:21 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 15:17:01 |
【置】 浮遊想 テラ【テラ】 テラ(tera, 記号: T)は国際単位系 (SI) における接頭辞の1つで、 基礎となる単位の1012(=一兆)倍の量であることを示す。 国際単位系 (SI) の制定時(1960年)にSI接頭辞として定められたもので、 ギリシア語で「怪物」を意味する τέρας (teras) に由来する。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (L0) 2021/10/20(Wed) 16:09:13 公開: 2021/10/20(Wed) 16:10:00 |
【人】 掃き溜めの ゾズマその噂を聞いたのは、また誰かがいなくなったと聞いてからすぐ後のことだった。 「死神ねえ」 少年は真実など知る術もない、知ろうともしていない。 真実を知った者が狙われるものだから。本で読んだ話だ。 「最近たまに勝手に椅子が倒れたり、なんか浮いてたりするの見るだろ。ソイツの仕業だよ。退屈だからって仲間でも作ろうとしてるんだ。次はお前らが狙われるかもな!」 気を紛らわすためか、すれ違う使用人に、ゲストに、 あることないことを言ってひとりで騒ぎ立てた。 「 オレがそんなのに遇うわけないだろ! 日頃の行いが悪いやつから選ばれるんだよ。あといなくなってもどうでもいいやつとかさ!」まるで自分にはそれが当てはまらないと言わんばかりだが 逆に当てはまるからこそ、言ってるようにも見えた。 あーこわいこわい、わざとらしく言い回って、少年はいつもどおり喧騒の外へと消える。 (30) 2021/10/20(Wed) 16:43:36 |
【人】 探偵 キエ>>??? >>23「…君ィ、ただでさえ僕は君の仕草も表情もわからないんだから1から10まで言っておくれよ。言葉だけで意図を全て汲める訳が無いのだから。 しかし君の感想は尤もだねェ、其れは僕だって驚くさ。 まァ何か起こっているかどうかは僕にも判らないよ。其れは君が探ってほしい」 キエは黒い点の数を3つまでは数えていた。 「問い糺す様ですまないが僕はまだ幾つか尋ねなければならない。 君は何故抱き着いたのか、何故彼は身体が冷えていたのか。一応推測はあるんだけど面倒だから答えが欲しいんだ。 体温に関しては君自身が制御できない事かもしれないがね、抱き着いた事に関しては意図的な行為だろう?」 (32) 2021/10/20(Wed) 17:03:42 |
【赤】 探偵 キエ「………」 キエは夢を何処から食べようかと迷っていた。其れは子供がショートケーキの苺を何時食べるか思案する様な和やかな間だった。 「…………嗚呼、今君を悪夢から醒ましてあげるとも。 辛かっただろう、唯一の友達に忘れられて。 苦しかっただろう、 誰にも気付かれなくて。 君は沢山の苦痛と孤独を味わった。 だから、そう⏤⏤⏤⏤ 報われるべきなのさ! (*7) 2021/10/20(Wed) 17:06:10 |
キエは、平然と思ってもいない事を口にする。 (a19) 2021/10/20(Wed) 17:06:44 |
【赤】 探偵 キエキエは心に疎いが、リーパーがゲイザーを心の底から憎んでいる訳では無いのだと薄々気づいている。只寂しいだけなのではないかと予想している。 身勝手で愚かな此のリーパーが、かつて他者の為に怒っていた程なのだから。 尤も其れは“そう産まれたから”かもしれないが。 「 ………いただきます。 」しかしそんな事は、キエにとってどうでも良い事だ。 何の躊躇も無く、夢を喰らった。 (*8) 2021/10/20(Wed) 17:08:39 |
キエは、とある座長のとある記憶を消費した。 (a20) 2021/10/20(Wed) 17:09:11 |
キエは、叫び声を聞いた。 (a21) 2021/10/20(Wed) 17:28:55 |
キエは、笑いを堪えていた。今は愉しくて愉しくて仕方がない。 (a22) 2021/10/20(Wed) 17:31:02 |
【赤】 パイ焼き ゲイザーリーパーは目を瞑った。 これで、あの忌々しい呪縛から解き放たれるのだ! ゲイザーの隙を見て顔を出すのはもうおしまい。 隠れて自らの欲求を満たすのはもうおしまい! これからは自らがゲイザーに取って代わる! 殺人鬼『リーパー』として!! ミズガネの声が聞こえる。 これはきっと神の慈悲か。 「ミズガネ、さん……? あたし、あなたを殺したのに、なんで──」 か細い断末魔が響いて、消えた。 ──さて。極上のパイのお味はいかが? (*9) 2021/10/20(Wed) 17:53:23 |
ゲイザーは、手を握った。自在に動く。 (a23) 2021/10/20(Wed) 17:54:04 |
ゲイザーは、踏み出した。どこにだってゆける。 (a24) 2021/10/20(Wed) 17:54:20 |
ゲイザーは、「グズで」 (a25) 2021/10/20(Wed) 17:55:21 |
ゲイザーは、「バカな」 (a26) 2021/10/20(Wed) 17:55:29 |
ゲイザーは、「ミズガネめ」 (a27) 2021/10/20(Wed) 17:55:40 |
【人】 パイ焼き ゲイザー「…………」 「あたし、お友達に会いに行かなきゃ」 「ハンカチだって返さなきゃいけないし……」 「ユピテルさん──お姉ちゃんとだってまた話したい」 「行かなきゃ」 そいつは裏庭を後にする。 急に顔を出したらきっと驚かせてしまうから、 ゲイザーのふりをして。 去り際、眼前のキエにこう返した。 「ありがとよ、インチキバケモノ探偵」 (33) 2021/10/20(Wed) 18:00:29 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>27 >>28 ポルクス 抱き上げられたわたしは、小さく悲鳴をあげる。 抵抗する力なんて残っていなかったし、ふらつくわたしの足で歩くよりずっとマシだと思ったものだから、大人しくはしていたけれど。 冷え切った体に触れると隠していた震えがきっと手に取るようにわかる。 ポルクスの部屋に運ばれて、布団に寝かしつけられたわたしはきっと少し困ったような顔をしている。 シトゥラに合わす顔がないわ。本当に。 「ええ、大丈夫。……ごめんなさい。 あまり心配は、かけたくなかったのに」 せめて身体くらいは起こしておきたいものだけど、そろそろ限界が近いのか1度寝そべった身体はそう簡単に動いてくれなかった。 2人きりの部屋の中、小さな溜め息が零れる。 (34) 2021/10/20(Wed) 18:06:05 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 18:20:09 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 18:22:27 |
キエは、木漏れ日の中で微笑んだ。「なァ、ミズガネ君?」 (a28) 2021/10/20(Wed) 18:31:26 |
キエは、誰もいない筈の裏庭で楽しそうにしていた。 (a29) 2021/10/20(Wed) 18:32:27 |
【赤】 死神 ゲイザー「ギャーーーーーハハハッハ!! あーーウケる! 最高! この躰! なあ! オマエには感謝するぜ、キエ!」 「礼と言っちゃなんだが、次回の”神隠し”を オマエにやらせてやるよ。 誰かいねェの? 世界から消し去りたいヤツ」 (*10) 2021/10/20(Wed) 18:56:25 |
【人】 死神 ゲイザー>>チャンドラ 二人目の犠牲者が出てから、暫く。 けれどもあなたにとって適当な時間。 ゲイザーはちゃんと覚えていた。 あなたと交わした約束。バルコニーでお話、なんて。 ちょっとした、女の子同士の戯れ。 一仕事終えたので、 ようやくあなたに会いに行くことができる。 ゲイザーは広間を、中庭を探す。 「チャンドラさん? いませんかー?」 (36) 2021/10/20(Wed) 19:02:55 |
【人】 死神 ゲイザー>>ゾズマ 二人目の犠牲者が出てから、暫く。 けれどもあなたにとって適当な、もうひとつの時間。 ここは中庭だろうか? 或いは広間、 それとももっと別の場所かもしれない。 ゲイザーはやっぱり人探しをしている。 今度はゾズマだ。待宵館に供えられた石鹸でしっかり洗った あなたのハンカチを返却したくて、ゾズマを探している。 (37) 2021/10/20(Wed) 19:04:57 |
【人】 探偵 キエ>>??? >>32「 今笑ったなァ? 良いけどさァ…ミズガネ君ももっとしっかり夢見て欲しかったな〜。しかし尚更彼が悪いとしか言い様がなくなってきたねェ。君にはちゃんと感情があるのに暴言を吐いた彼が10割悪い」 キエは夢を見ただけであり過去を見た訳ではなかった。夢とは主観的なものである上、正確性は記録映像に遠く及ばない。 更に罵詈雑言に傷付く心も持ち得ていない。だから理由がわからなかった。 「…確かに何とも無かったね。不思議かは判らないが君がそう言うならそうなのだろう。 僕ァ先程迄君に興味が持てるかどうか決めかねていたんだが、少し気になってきた。 君、名前は何というのかな。もし名乗りたくないなら勝手に呼んでしまうし、名付けられるのが嫌なら言ってくれ」 自分の気持ちを他人事のようにキエは語る。 (38) 2021/10/20(Wed) 19:26:58 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>@16 >>@18 ガレット 「そう、叶うと良いね。」 いつものように、そんな二人を眺めた。 何を求めるのであっても、 きっとそれが望むものになると良い。 男は他人へ壁を作りながらも、 貴方達はその少し内側に置いている。 ──だからこそ。 各々の事情に深く立ち入ろうとはしなかった。 男はきっと誰よりも、停滞を望んでいる。 それは自らによって少しだけ、 時計の針を進めてしまったけれど。 舞台の喧騒を露知らず、舞台袖には穏やかな時間が流れていく。 「おや、おや。 私のコートは無事だろうね?」 くつくつ。 愉快そうに喉を鳴らして笑った。 (@19) 2021/10/20(Wed) 19:48:46 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>36 ゲイザー 広間を探しても、中庭を探しても、わたしの姿はどこにもない。 寒く凍えたわたしは今は、ポルクスの部屋に連れられていた。 きっと広間にいるなんて、あなたには嘘をついてしまったわね。 使用人の誰に聞いても、わたしの行き先を知る人はいない。 あんなに毎日広間でいろんな食事をしていたわたしがいなくなったことを、使用人のみんなも不思議がっていたかもしれなかった。 (41) 2021/10/20(Wed) 19:50:20 |
【人】 逃亡者 ポルクス>>34 チャンドラ 「それで……そんなに凍え震えるまで一体何をしていたんだい?」 布団にくるまれ少しは温まっただろうか。 こちらは心配してだが、あなたと同じように困った顔をして問いを投げかけた。 きっと、これくらいの権利はあるはずだ。 手のみならず身体まで冷え切って今にも倒れそうになっていたのには、しっかりと気づいてしまったのだから。 「謝る必要はないよ。 温かい食べ物がくるまでゆっくり寝ていると良い。布団の中にいると冷えた身体も温まるしね」 本当はお風呂で温まるのが良いかもしれないが、食事もしない状態で入ってしまえば倒れかねないので流石に勧めることは出来ない。 (43) 2021/10/20(Wed) 20:23:40 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>43 ポルクス 「……それが、分からないの。 ハロウィンパーティが終わって、部屋に帰って」 布団の中は、そうすぐにあたたかくなりはしなかった。 その中にいるわたしが冷たく冷えきってしまっていたからかもしれない。 そんな布団の中でわたしは体を震わせている。 あの時のことを思い出したからか、冷たい体がそうさせるのか、わたしにはやっぱり分からなかった。 「 部屋に、誰かがいたの。 姿が見えない誰かが。 そうしたら、体が動かなくなって。 ……ものすごく、寒くなって」 用意をしていた食事をとれなかったのが、さらに悪かった。 けれどあたたかいものを探しに外に出た結果、こうしてポルクスに拾われているのだから悪いことばかりでもなかったのかもしれない。 結果として約束をいくつか、反故にしてしまったことになるだろうけど。 「──そうよ、わたし。 待ち合わせをしていたの。部屋で。 彼、わたしを探しているかもしれないわ……!」 落ち着いたからか、漸くそのことを思い出す。 体を起こそうとすると、目眩がした。 こっちは寒さのせいじゃなく、空腹のせい。 (44) 2021/10/20(Wed) 20:45:33 |
【赤】 探偵 キエ「消し去りたい相手はいないけれど、そうだなァ。世界の真相を見せてあげたい子は幾らかいるね。 チャンドラ君にはきっと良い刺激になると思うし、ユピテル君は自然の摂理が気になる質であるようだから。 しかしユピテル君の方には折角だし僕らの手を取らずに“館の自然現象としての神隠し”を体験して欲しくもあるんだよねェ」 キエが特定の存在に対して好悪を抱く事は無い。好悪を示すのは感情に対して程度だろう。相手の抱く感情に興味はあっても愛情と呼べるものは持ち合わせていなかった。 (*11) 2021/10/20(Wed) 21:23:57 |
【見】 トレジャーハンター プルー>>@19 ろわろわ! 「モチのロンよ! ま、楽しいことってのは自分で見つけるものだし、今ラヴィやしぃくんと居るの楽しいし!既に叶っちゃってるようなもんね!」 あっけらかんと。いつもの調子で。 この瞬間も楽しいと女は口にする。 「あの洗濯物の山になければ無事だと思うわ!……あったらゴメンね?」 もうひと切れ、アップルパイを取って。 トラヴィスを見る。 「ラヴィはなにか、お願いとか望みとかあるの?」 (@20) 2021/10/20(Wed) 21:31:03 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 22:07:36 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 22:09:11 |
【赤】 死神 ゲイザー「チャンドラにユピテルぅう?」 それはゲイザーにとって大切なひとだったが。 リーパーにとっては、『ゲイザーにとっての大切なひと』だった。 「オマエに任せるぜ。オレぁドッチでもいい。 オマエの感じる『面白そうなほう』に賭けろ。 ……てか、“館の自然現象としての神隠し”なんざ そうそう自発的に起こせるモンじゃねェだろ」 (*12) 2021/10/20(Wed) 22:10:06 |
【人】 死神 ゲイザーゲイザーはチャンドラを探していた。 中庭を彷徨い、広間を彷徨い、色々なところを彷徨い歩く。 ……すれ違う。ミズガネと。その瞳は確かに彼を追う。 見えない筈の、彼と。 でも、”神隠し”されている人間を、 ”ゲイザー”が視認することは叶わない筈なので。 透明人間は見えないふり。 (45) 2021/10/20(Wed) 22:17:25 |
【人】 逃亡者 ポルクス>>44 チャンドラ 「部屋に姿の見えない誰かが居た、だって?」 にわかに信じがたい話を聞いた。 が、俺が双子の兄の姿がなくとも気配がわかるように。 目の前の少女が夜には魔法というものが使えるように。 不思議な力のあるこの館に、姿の見えない誰かが居たところで決してあり得ない話ではない。 ふむ……としばらく思案してる間にも、彼女もなにか色々と考えていたらしい。 無理に身体を起こそうとするあなたに驚いて、まだ寝ているように制して困ったように眉を下げた。 「待ち合わせ。俺の他に誰かと約束をしていたのか。 体調が悪くて休んでることくらいは伝えられるよ、あぁ、ほら。 いま温かな食事も来たから、まずはゆっくり温まらなければ」 軽いノックオンと聞こえてきた使用人の声に振り向いて。 ドアの方に向かうと、ベッドの横まで温かなリゾットとスープを運んでくるだろう。 (46) 2021/10/20(Wed) 22:32:29 |
【赤】 探偵 キエ「問題は其処だよ。しかし願わねば始まらない事でもある。其方に関してはあくまで運が良ければって感じだなァ。 だから先ずはチャンドラ君にヒントをあげに行こうと思うよ。 …しかし僕ァ目を付けられている様だから、君も成功を願っていてくれないかな」 /* キエが再びランダムで吊られた場合に備えて、リーパーさんもチャンドラさんに襲撃セットをお願いします。 (*13) 2021/10/20(Wed) 22:52:04 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>46 ポルクス 目眩に頭を抱えたわたしは、制されると大人しくなる。 そうするしかない。体は限界に近いのだもの。 「……ええ。 ハロウィンパーティの後、部屋に来るって言っていたわ。 だからわたしは、急いで帰ったの」 目を伏せて頷いた。 あんなことを言ったのに、これじゃあ逃げてしまったみたい。 そうやって失望されでもしたら、わたしは彼になんと言えばいいのでしょう。 「……ええ。そうね」 ごめんなさい、と謝罪の言葉がこぼれ落ちた。 今目の前のあなたに心配をかけているのも分かっている。 あなたとの約束も反故にしてしまって、わたしはこんな有様だもの。 「いただきます」 いきなり粒のあるリゾットに口をつける気が起きなくて、まずはスープを戴いた。 ハロウィンパーティであなたとクッキーを食べてから数時間。 いくらなんでもここまで弱るのはおかしいとあなたに訝しがられてもおかしくない。 でもこれも仕方がないこと。 だってわたしたちは、夜にしか生きることはできないの。 (47) 2021/10/20(Wed) 22:53:28 |
【人】 探偵 キエ>>??? >>38「心にも無い事を言うねェ。しかし既に引っ掛かっているよ。 面白そうだと思って自分から此処に来たのに、いざ舞台が始まったら面倒事を押し付けられて此の様さ」 肩を竦めて何度目かわからない溜め息を吐いた。キエは呼び方について承諾が得られると座り直しテーブルに肘を着く。 見えない相手を見据える。丸いカップの中に浮かぶ黒い液体に視線を下ろす。紙面に滲む黒のインクを眺める。 「…含みの在る言い方だけれど生憎僕には何も判らないな。君の事は此処で話した事しか知らないからねェ。 しかしそうだなァ。僕は短くて明快な名前の方が好きだし君は謎を振り撒くのが好きな様だから」 (48) 2021/10/20(Wed) 23:08:20 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>@20 ガレット 「ん。」 間抜けた声が漏れた。 口の中にアップルパイを収めたばかりだというのもある。 「………あー、」 ごくん。飲み下し、 琥珀色を広げるカップへ手を伸ばした。 「プルー、もっと欲張ってみても良いんじゃないかい? これはあくまで、仮定の話なのだからね。 君の願い、望み。私は知りたいな。考えてみてご覧。」 密かに胸を撫で下ろす。 今はとても、願いや望みを答えられそうになかったから。 (@21) 2021/10/20(Wed) 23:18:08 |
【赤】 死神 ゲイザー「オマエ……。ま、そうか。 何やらこの場所の願いは、力を生むらしい」 /*セットしました。 「……なあ、オマエなんでこんなことしてんだ? ヒントを与えて、何になる。 人間を引っ掻き回して……愉しいから、それでおわり? オマエ、そんな単純な動機で動いてんのか?」 「オレはそれでおわりだけど!」 (*14) 2021/10/20(Wed) 23:57:58 |
【見】 トレジャーハンター プルー>>@21 ガレット 「つまり、そう簡単に叶わなさそうな、夢物語のような願いや望みってコト? ……そうねぇ」 うーん、と考えるように外を見る。 今日もよく晴れている。広がるのは鮮やかな空色。 「……」 ひとつ、思い浮かんだ。 もうどれだけ見ていないんだったかと頭の片隅で考えながら視線を戻す。 「トラヴィスとシトゥラと一緒に、夜空を見たいわ」 「きっと、此処が夜になったら綺麗に見えると思うのよ。 三人で空を眺めながらお酒飲んで、なにか摘んで。 眠くなっちゃうまで他愛ない話ができたらいいなって思うの」 案外空が白むまで起きてるかもしれないわね、なんて片手で陶器の人形を弄りながらわらって。 パイをまたひときれ、口に入れた。 (@22) 2021/10/20(Wed) 23:58:24 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>51 ポルクス 「大事な用事。ええ。 わたしが勝負に勝ったから、そのご褒美を貰うはずだったの」 こびりついていた寒さが、スープを飲むと少し緩和する。 体の芯から冷えていた分、そして空腹で体力が減った分。 そのふたつを同時に、暖かいスープが満たしていく。 「持病、じゃないわ。……あなたには迷惑をかけたもの。 わたしは本当は、夜じゃない時間には活動が出来ないの。 夜に愛されているから、夜が嫉妬をするのね。 何かを食べないと、すぐにお腹がすいてしまう。 使用人には、伝えていたんだけど……あまり心配をかけたくなくて」 他にはほとんど伝えていなかった。 広間にいる間は、ずっと食事を行えていたからよかったのだけど。 スープで少し回復して、わたしはリゾットにも手を伸ばす。 (52) 2021/10/21(Thu) 0:58:58 |
【人】 逃亡者 ポルクス>>52 チャンドラ 「そう、なるほど。 一体どういうご褒美をもらえる予定だったのか気になるな」 スープを飲んだのが功を奏したか。 わずかに様子が軟化したように見えてほっと胸をなでおろした。 スープを頼んでおいて良かったと、そう思いながら。 「……夜になると魔法が使えるようになる、ではなくて…… 昼になると弱体化してしまうということかい? 夜というのがそんなに嫉妬深いものだったなんて知らなかったな」 直ぐにの感覚はわからないが、他の人間よりもきっと沢山食べなければ活動ができなくなるんだろう。 あの異様な冷えも、身体を冷やしたからだけでなく空腹も関係していたのかもしれない。 す、と手を伸ばして頬に触れる。 手を握った時より随分とマシになった様子に目を細め、そっと息をついた。 (53) 2021/10/21(Thu) 1:55:05 |
【赤】 探偵 キエ「其れを説明するには先ず僕の在り方から説明する必要があるね。 知っての通り僕ァ夢を食うが、普段は夢其の物を食べる訳じゃない。夢から滲み出る感情を⏤⏤負の感情だけを食う。 夢を丸ごと食べれば記憶も失ってしまうのは説明したね? 其れは林檎の木を根から引っこ抜く様なものさ。林檎の実だけ食べれば其の木はまたいつか素敵な果実を実らせるのだから、木を抜く必要なんて無いじゃないか」 キエの物言いは誰かに苦言を呈するかのような言い方だが決してリーパーに向けたものではない。 (*15) 2021/10/21(Thu) 8:46:32 |
【赤】 探偵 キエ「賢者というのは視野が広すぎて中々絶望してくれない。 しかし皇族、一族の長……彼ら賢者はその他大勢の愚者を動かす事ができる存在だ。 人災を作る事ができるのは彼らだけなんだよ 僕ァね、チャンドラ君には人災を振り撒く側になって欲しいんだ。だから賢者に至る手助けをしようと思う」 「賢者は肥料、愚者は土壌と喩えれば判り易いかな? 良い肥料と良い土壌、此の2つが揃えば上質な果実が実る可能性が高まる。実際には天候も関わるから絶対に上手くいく訳じゃあないが可能性は限りなく高くしたいだろう?」 (*16) 2021/10/21(Thu) 8:47:29 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>53 ポルクス 「……彼について、教えてもらうはずだったの。 でも、そんなこと言って後悔するって言われたわ。 わたしが部屋にいなかったら、怖気付いて逃げたみたいじゃない」 食べ進めるうち、リゾットの味も分かるようになる。 染み渡るように、美味しかった。 「そうね、案外嫉妬深くて……。 ……ポルクス?」 頬はまだ冷たいけど、少なくともさっきまでほどじゃない。 わたしは少し考えたあと、さっきまでよりしっかりと笑った。 「ごめんなさい、本当に。心配をかけたわ」 (54) 2021/10/21(Thu) 9:10:12 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/21(Thu) 10:22:52 |
【赤】 死神 ゲイザー「オマエ……やっぱムカつくぜ。 自分が賢者──自分がそれ以上の存在だと信じて疑っていない。 まるでマリオネットを動かす人形師だ!」 感情喰らいと称すべきだろうか。 そんなヒトならざるものであるあなたにとって、 ニンゲンの負の感情を肥やすことは、 正しく林檎を育てるような行為に他ならない。 けれども一際怒りっぽいリーパーは、 それがまるで、自分を下に見ているようで腹立たしかった。 自分は林檎でも愚者でもない。 (*17) 2021/10/21(Thu) 11:11:25 |
【赤】 死神 ゲイザー「ま、オマエがこれから何をしたいのかは分かった。 どうして暗躍しているのかも……。 オマエ、探偵からそろそろ脚本家に 仕事変えた方が良いんじゃねーの? ……しかし、チャンドラか。チャンドラ……ふん!」 ゲイザーとチャンドラは友人だ。 「好きにすれば!」 (*18) 2021/10/21(Thu) 11:13:43 |
【人】 探偵 キエ>> >>48 >>49??? 「ではMr.ホワイトと。気に入ってもらえた様で何より。だが性別の意識も在るとは思わなかったな。 もっと 僕寄りの存在 かと思ってたけど案外生物寄りだね。…しかし此れでも危険を冒している自覚は在るつもりだよ?」 最後の一言を見れば目を細めてキエは笑う。其れは宴が始まってから初めて見せる懐古の眼差しだった。 「子猫ちゃんだなんて久々に言われたなァ。未だ僕にも可愛げがある様で良かったよ。 ………取り敢えず今回は此の辺りで終いにしようか。僕ァよく人を怒らせてしまうからね、君を怒らせる前に茶会を閉めよう。また相手をしてくれると嬉しいな」 握手を求める様に ??? へ手を伸ばす。キエは嫌われ易いが自らの意思で敵を作る訳ではない。キエ自身は友好的なつもりであるし好かれた方が楽だと考えている。つまり敵対の意思が無い事を仕草で伝えたつもりだ。 (55) 2021/10/21(Thu) 13:37:49 |
キエは、ナイフの出処など知らない。 (a30) 2021/10/21(Thu) 15:45:58 |
キエは、死体が神隠しに遭い易い事を知っている。 (a31) 2021/10/21(Thu) 15:46:09 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/21(Thu) 15:48:35 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/21(Thu) 15:49:24 |
ゲイザーは、ミズガネと『晩酌』する約束をしていた。 (a32) 2021/10/21(Thu) 15:53:03 |
ゲイザーは、『あの人はそんなことしない』 (a33) 2021/10/21(Thu) 15:54:28 |
ゲイザーは、それを語る舌も、それを知り得る術ももう持たない。 (a34) 2021/10/21(Thu) 15:54:45 |
ユピテルは、ミズガネが手酷く扱わない事があるのを知っている。 (a35) 2021/10/21(Thu) 16:34:10 |
ユピテルは、それでも教えません。キエの推論の矛盾の指摘もしません。 (a36) 2021/10/21(Thu) 16:35:45 |
ユピテルは、矛盾が矛盾である事を知っているのは、自分だけでいいのです。今は。 (a37) 2021/10/21(Thu) 16:36:06 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>@22 シトゥラ/プルー 貴方の笑顔に、言葉に、つられて笑う。 へにゃりと歪んだそれは、 優雅さとは程遠いいびつなものだけれど。 心からの、素直な笑顔だった。 「………叶うといいね。」 それだけ答えて、「風に当たって来る」と告げて、席を立つ。 去り際、二人の頭を軽く撫でて、この場を後にした。 (@23) 2021/10/21(Thu) 17:05:30 |
キエは、詐欺師ではなく嘘吐きである。だから嘘を隠し通す必要が無い。 (a38) 2021/10/21(Thu) 18:50:32 |
キエは、だからこそ気軽に嘘を吐く。 (a39) 2021/10/21(Thu) 18:50:52 |
【赤】 探偵 キエ「僕ァ人が滅びれば消えてしまう儚い存在だよ? 僕らは君達知的生命体によって創られたから、君達の中に巣食わないと存在を保てないんだ。 そして折角の言葉を否定して申し訳ないが…僕は賢者などでは無いよ。禍を撒くのは神と人のやる事であって僕らのやる事じゃあない。 しかし見下した様に見えたのならすまないね」 少しも申し訳なさなど見られない口調だった。 「其れに脚本なんてものは無い方が良い。筋書き通りの悲劇なんてつまらないじゃないか。物語は予想外の事が起きてこそさ」 (*19) 2021/10/21(Thu) 19:16:58 |
【赤】 探偵 キエ「……ではそろそろ好きにさせてもらおうかな。 もし神隠しに遭ってもきちんと手伝うし助言もするから、安心しておくれ?」 普段より僅かに上がった調子で告げた後、声は途絶えた。 … …… ……… (*20) 2021/10/21(Thu) 19:17:43 |
【赤】 死神 ゲイザーリーパーは終始この調子だった。 あなたと協力関係でこそあるけれど、心を許す気は一切ない。 例え彼が恩人であろうとも。 心を許した瞬間喰らわれると。 餌のひとつにされると、生存本能が敬称を鳴らしている。 だけれどどこかのグズのように、下手に出る気も毛頭ない。 この二人は、目的が一致している。 それだけの理由で、行動を共にしている。 けれどもあなたにとって、それくらいのほうが丁度いいだろう。 扱いやすいし。 (*22) 2021/10/21(Thu) 19:30:16 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>57 ポルクス 「……?」 一瞬あなたの言った意味がわからなかったわたしは、きっと不思議そうな顔であなたを見つめていた。 「……そうね。もう、大丈夫。 少なくともさっきよりずっといいわ。 あまりあなたのベッドを独占する訳にもいかないものね」 わたしはそうポルクスに笑いかけると、残るリゾットに手をつける。 あたたかくて、おいしくて。 それでもまだ、寒さがこびりついていることを、わたしは告げずにいた。 (64) 2021/10/21(Thu) 19:46:40 |
夜の一族 チャンドラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/21(Thu) 20:20:54 |
【人】 逃亡者 ポルクス>>64 チャンドラ あなたに残る寒さがどういったものから起こっているのか、男には全くわからないし気づく素振りもない。 ただ、ポルクスにも欲があった。 きっと、この館に誘われたのもそういう要因が働いていたはずだ。 だって、ポルクスが求めた兄はずっと前にこの館に訪れていたから。 それを知るものがこの館に居るかどうかは、ポルクスにはわからないけれど。 「俺は別にずっと居てくれても構わないんだけどね。 けどそれは君のほうが困るんだろうし、ちゃんと送っていくよ」 今この胸にある高揚したものが、兄へのそれと同じものでないことは知っている。 だけど、俺はきっと求めずにはいられないんだろう。 一度狂気を知ってしまえば、それから抜け出すのは酷く難しいのだから。 ⏤⏤⏤⏤あなたがリゾットを食べ終えるのを待って、ベッドから動かしても大丈夫か顔色を窺うと、俺は宣言どおりにあなたを部屋へ送っていくだろう。 (66) 2021/10/21(Thu) 20:29:02 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ>>63 ゲイザー 「……え?」 少年は動かない。否、動けない。 「ひ ひい……!」 まるで女のようにか細い悲鳴をあげる。 立場など簡単に逆転して、怯えるのは、こちらの番だった。 青ざめ、冷や汗を流しながら震えているしかできない まるで猛獣に狙われた、憐れな子羊のようだった。 とてもじゃないが、掃き溜めで生きてきたような雰囲気はそこには感じられない。 下卑た言葉が恐怖に支配された脳裏をすり抜けていく。 「──ご、ごめ、っ……、ごめんなさい……!」 何度も謝りながら、隠し持ったナイフを、無造作に突き立てたのも、ただの、恐怖からだった。 「っ、だ、誰か……! 助けて!」 おまけに、みっともなく大声で助けを呼ぶ始末だ。 殺人鬼の前では、一般人は、無力だった。 (67) 2021/10/21(Thu) 20:33:00 |
トラヴィスは、一人の役者を見送った。 (t10) 2021/10/21(Thu) 20:53:03 |
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