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【人】 子爵令嬢 エルメス[何か事情があることは察せられましたが、 ネリリさんがお姿を見せるのは難しいよう。>>83 見た人の心臓に悪い姿など、本人も見られたくはない筈。 きっとご病気か、大きなお怪我でもされているのか、 なんにせよ、それが分かればわたくしとしては十分です。] 畏まりました。 理由があって姿を見せにくいというのであれば、 無理にとは望みません。 意思の疎通には問題ありませんので、 こちらからの謝意がきちんと伝われば、 それでいいのです。 [姿を見せにくいということは、 外に出られることもあまりないのではないでしょうか。 わたくしの話を聞きたがったり、 外からくる方を歓迎されるのにも納得がいきます。] (92) 2023/01/14(Sat) 13:15:19 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[男性と共に食堂へ向かい下座の席に付けば、 先ずは2人で乾杯を。>>84 わたくしは桃のジュースを頂きました。 ネリリの声を合図に、テーブルにはご馳走が並び、>>86 「こんな晩餐の演出は初めてです」「とても美味しそう」 「これはわたくしの好物です」 そんな風に一緒にはしゃぎながら、 一つ一つ料理を味わいました。 どれも、とても美味しかったですし、 思っていた以上にお腹が空いていたので、 疲れた体に栄養が染み渡りました。 今日が誕生日だと言えば、わたくしの周囲にはお花が舞い、 その内の一つに手を伸ばせば、それは白いコブシの花。 わたくしを歓迎してくださっていることが伝わり、 とても嬉しく思いました。 「素敵な贈り物を有難う御座います」 感傷的であった今日の鬱々とした心が洗われるようです。] (93) 2023/01/14(Sat) 13:16:27 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[男性から、 今日一日のわたくしの複雑な心模様を問われれば、>>88 少し思案して、 具体的になり過ぎぬようお話しすることにしました。 秘密を抱える者同士、 口外されることはないだろうという信頼はあります。 国に保護されている筈の魔法使いが、 この様な場所で生活しているのですから、 世俗と交わることが難しいのは想像に難くありません。] わたくしは身分の高い男性との、 婚約が決まっているのですが、 たった一度顔を合わせただけの相手ですので、 今後彼と一生添い遂げるとなるとどうしても、 不安が付きまとってしまい……。 (95) 2023/01/14(Sat) 13:18:16 |
【人】 子爵令嬢 エルメス今は他国におりますので、会う事が出来ないのですが、 もう暫くするとこちらに帰って来られるので、 遂にわたくしの運命が確定してしまうのだなと思って、 戦々恐々としているのです。 贅沢すぎる悩みですわね。 [その様に打ち明けて軽く自嘲しました。 このままわたくしが家に帰らなければ、 ネリリさんの言うように、ここでずっとゆっくりしていれば、 永遠に現実から逃避できるのかもしれませんね。 **] (96) 2023/01/14(Sat) 13:19:08 |
【人】 謎の青年そうなのですね。 まぁ普通はそうでしょうね。 ここは魔法使いが創った館だから 頼めば見放題だよ。 折角だから色々体験していってほしい はは、びっくりさせたら謝るのはこっちだから。 [僕の身分不詳立場からすれば子爵令嬢には>>91 丁寧な言葉使いをするべきなんだろうけど どうもここに来てからはそういうのから解放されて 丁寧にし続けるのがうまくいかない。 相手が咎めないならそれに甘えて 口調は砕けたままになってしまうんだ。 呼び方に困惑させるのはそうだね 分かってなかったわけじゃないけど あえて言わないままにしてしまった。ごめんね。] (98) 2023/01/14(Sat) 14:04:50 |
【人】 館の意思 ネリリ *** えへへ、えへへ〜 美味しいのは保証するよっ! はっぴば〜すで〜えるめ〜すおね〜ちゃ〜んっ ねえねえ、ドレスとか着る? 好きな色を言ってくれればお姫様みたいなの ぽーん! と着せてあげるよっ! ってえー、プレゼント要らないの? (100) 2023/01/14(Sat) 14:05:35 |
【人】 謎の青年こらこらネリリ。押し付けるものじゃないよ。 そう、ならわかった。 でもお祝いの心は受けとってね。 [突然迷い込んだ先の住人に贈り物、と言われても そうなるのはわかるから僕は引き下がる。 魔法使いから貰える欲に負ける人も多いけど それもまた、人の在り方の一つだ。] (102) 2023/01/14(Sat) 14:06:09 |
【人】 館の意思 ネリリ え〜〜! 全然知らない人と結婚しなきゃいけないの? そんなの ぜ〜ったい じゃんよっ!!嫌 いい人ならそんな風に不安になんてさせないよね? その人悪い人なんだ! きっとそうだっ! あ、そうだっ! 逃避しちゃう? ぼくならエルメスお姉ちゃんを ここで守ってあげられるよっ (104) 2023/01/14(Sat) 14:09:25 |
【人】 館の意思 ネリリ 好き同士でもないのに結婚して 子を愛せなかったら、その子が不幸だよ なんで貴族でもなんでも、そんな事するのか ぼくにはわからないな (105) 2023/01/14(Sat) 14:09:41 |
【人】 館の意思 ネリリ[青年が何か言いたげな空気を無視して 少女の声は段々と棘を含んでいくように 苛だつような声になっていった。 幼子が癇癪をおこすように まるでその状況に心当たりがあるかのように。]** (106) 2023/01/14(Sat) 14:09:51 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[わたくしは魔法使いにお会いするのは 初めてなので存じませんが、 魔法を行使するには 魔力等の対価が必要なのではないでしょうか。 今宵お世話になるだけでも有難いのに、 濫りにあれもこれもと望むのは流石に気が引けます。] もう十分楽しませて頂いていますわ。 一生の思い出になります。 [わたくしへの接し方について、 特に疑問を持つことはありません。 名家の生まれの魔法使い……そんなものは、 わたくしの憶測でしかありませんもの。 見る限り、相手の方が年上でしょうし、 やりやすいように接して頂いた方が、 こちらも変に気を遣わずに済みます。] (107) 2023/01/14(Sat) 16:16:10 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[ネリリさんの可愛らしい祝福の声に、>>100 こんな誕生パーティーも楽しいわと気持ちが弾みます。 お祝いのドレスも最初は固辞しようかと思っていましたが、 あまり遠慮しすぎても気を遣わせてしまいそうでしたので、 今宵限りのものであるならばと、お願いしました。] そうですわね、では…… 珊瑚色のドレスをお願いできますか? [色の指定をすれば忽ちに魔法がかかり、 ふわりとドレスの裾が舞いました。 鎖骨の出た上品なデザインに、手を叩いて喜びます。 二人ともに何度も「有難う御座います」と言い、 先ほど手にした白いコブシの花を髪に差しました。>>93] (108) 2023/01/14(Sat) 16:16:47 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[やっかみを受けるほどの幸運を嘆くのは、 更なるやっかみを生むものです。 "贅沢な悩み"の一言で片づけられてもおかしくはありません。 ですが、お二人はわたくしの心に寄添う言葉を返しました。 >>103>>104 貴族の娘の幸せは、結婚相手の身分と、子を成せるかで 決まると言っても過言ではありません。 後者は兎も角、前者は申し分ないのですから。] 良い人か悪い人かを判断できるほどの材料もありませんの。 100日後に顔を合わせるまでは、 互いの爵位にも差がありますもの。 破談になってしまう恐れはありますが、 流石にきちんと顔を合わせてからの破断などあり得ません。 相手のご家名にも傷が残りましょう。 (109) 2023/01/14(Sat) 16:17:54 |
【人】 子爵令嬢 エルメスわたくしの気持ちを慮って下さって嬉しいわ。 確かに貴族の風習には疑問を抱くものが多いです。 けれど…… わたくしはこの家で豊かな生活を人生を送ってきました。 それは偏に、 わたくしが爵位を持つ家の生まれだからです。 貴族の豊かな生活を謳歌しておいて、 自分に都合の悪い義務だけを放棄する訳にはいきません。 わたくしの存在意義は、名家に嫁いで子を成す事です。 (110) 2023/01/14(Sat) 16:19:00 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[名もなき花ならいざ知らず、 薔薇として生まれたならば、 平凡に花開くだけの人生は叶わない。 けれど薔薇"という名のない世界に於いては、 その花は只の名もなき花でいられるのかもしれない。**] (112) 2023/01/14(Sat) 16:21:16 |
【人】 館の意思 ネリリ[上品なドレスになったのは 魔法使いの意思の反映である。 ネリリは可愛い〜とただただはしゃぐばかり。 髪につけた花も可愛いっと純粋に喜ぶ。] (115) 2023/01/14(Sat) 19:03:31 |
【人】 館の意思 ネリリん〜〜〜 きぞくさまって面倒くさーい! いい人かどうかもわからないってさ 婚約者なのにそれでいいの? 本心は違うんじゃないの? おうちに帰りたい、ってさ 思ってなんかいないんじゃない? (116) 2023/01/14(Sat) 19:04:18 |
【人】 謎の青年[立場には義務が伴う。 それは勿論僕だってわかっている。身に染みている。 だからこそ、本当に覚悟があるのなら 僕が出来る事は微々たるものなんだろう。 ネリリの本心の在処を尋ねる言葉に 僕もその答えが気になって少し黙った。 もし彼女が言いよどむか迷うなら 誕生日の席だから、とネリリを止めるだろう。]** (117) 2023/01/14(Sat) 19:04:50 |
【人】 子爵令嬢 エルメス人柄の良し悪しを、見抜くのは大変ですけれど、 身元が信頼できること、 育ちが良いことは保証されています。 貴族は面倒くさい生き物だと、 確かに否定はしませんけれど、 家を背負い繁栄に尽力するということは、 そう言う事なのだと思います。 両親もわたくしが本気で嫌だと言ったら、 何とかしようとしてくれるかもしれません。 それが分かっているからこそ、 わたくしは口を閉ざすのです。 ネリリさんも仰っていたよう、>>105 貴族の子には不幸な育ち方をした者が少なくありません。 でもわたくしは違います。 大切に愛情をかけて育ててくれたことに、報いたいのです。 (119) 2023/01/14(Sat) 20:18:13 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[王子様の口づけで、目を覚ます荊の姫。 王子が永遠の愛を誓ったとて、 肝心の姫に慕情がなければどうなるでしょう。 まぁあのお話の場合は、 真に愛する人の口づけであることが条件でしたから、 慕情がなければそもそも姫が 目を覚ますことは無いのでしょうね。**] (121) 2023/01/14(Sat) 20:20:10 |
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