【赤】 空虚 タチバナ……ぁ ッ、 むすぶ、 や、 [肌を顕わにする度、褒めてくれるかのように 彼のてのひらがあちこちを撫でていく。 それに対する反応すら、灯りの下、 彼の視界にすべて曝け出してしまい、 恥じらいに何度か身を捩らせた。 けれど、ベッドよりも狭いソファでは限界がある。 彼の手から逃れることなど不可能に近かった。 結局ふれられ、なでられ、ふるえてないて。 彼に言われるがままに腰を持ち上げる頃には 食べ頃の肢体が出来上がっていたことだろう。] (*39) 2022/08/14(Sun) 23:16:41 |
【赤】 空虚 タチバナ[彼がシャツを脱ぎ捨てたところまでは覚えていたが、 いつの間にか彼もすべてを曝け出していた。 力の抜けきった表情で彼を見上げる。 細身だろうか。肌も生者にしては白いように思う。 比較対象のほとんどが己に怯える人間ばかりだから 正確なところは分からない。 それ以上を考える前に、 最後の布が取り払われる感覚に意識を戻した。] ……あっ 、あ [温度のない太ももに、何かが触れる感覚がした。 すっかり出来上がった身体は蜜を滲ませており、 離れていく布に引いた糸が肌を濡らしたのだ。 彼の掌が下腹部に振れる。>>*31 いつかの自分と同じように。>>22 こぷりと溢れた蜜がひと掬い、足の間を伝う。 目にすることはできないが、 普段より白く濁っていることは想像に容易い。 彼の掌の下で、奥がきゅうと締まるのが分かった。] (*40) 2022/08/14(Sun) 23:17:19 |
【赤】 空虚 タチバナ[死の甘い香りを彼に浴びせる余裕もなかった。 植えつけた種≠熏。はまともに機能しないだろう。 それなのに彼がここまで貪欲に求めてくれるのは この地に溜まり切った怨念や淫欲のせいか。 あるいは、] ――ん、 [何度だってキスをした。何もかも足りなかった。 彼の唇が離れると、喉を寂しそうに鳴らす。 しかし、下へ辿るように唇が滑るのを感じれば、 感じた肩を跳ねさせることしかできない。] あ…… ぅ そこ、 [淡い蕾を二つ咲かせた胸元は期待に震えていた。 空虚な穴ではなく、放置された食事でもなく、 白い膨らみに彼の口が吸い寄せられる。 唇で柔く食まれると、それだけで背がしなった。] (*41) 2022/08/14(Sun) 23:17:42 |
【赤】 空虚 タチバナあっ ぁ、 あ ……ッ [うれしい。きもちいい。もっとほしい。 彼に対する欲望で頭がいっぱいになる。 ひんやりとした両腕で彼の頭を掻き抱いた。 頭頂部に顔を押し当て、口端から甘い声を漏らす。] ね、 ぁっ、 むすぶ 、 [自分の知る、彼の唯一のこと。彼の名前。 求める時も呼ぶ時も願う時も唱える、 一生を超えてたったひとつの響きだ。] (*42) 2022/08/14(Sun) 23:18:05 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a42) 2022/08/14(Sun) 23:20:39 |
【置】 不審死の元凶 ???[間もなく、闇は明ける。 異界化は解かれ、病院はただの廃墟へと戻っていく。 けれど、現実へと帰されるのは、生きる意志を曲げず、この病院の闇に呑まれなかった者だけ。 この闇の中に、生きる希望を失ってしまった者。 怨念と怨嗟の声に、誘い込まれてしまった者。 彼等はこの病院に蔓延る闇の一部となって、この病院に永遠に留まり続ける。 彼等は、解放されたのだ。 魂を縛り付ける、肉体という鎖から。 死ぬことも老いることも無く、永遠に自らの求めるモノを貪り続ける。 ――そして、現実に帰還する者達は聞くだろう。 背後から語り掛ける、澄んだ少女の声を。] (L4) 2022/08/14(Sun) 23:25:20 公開: 2022/08/14(Sun) 23:30:00 |
【置】 不審死の元凶 ???『ご来院、ありがとうございました。 貴方の先行きが、幸福なものでありますように。』 (L5) 2022/08/14(Sun) 23:25:36 公開: 2022/08/14(Sun) 23:30:00 |
【人】 空虚 タチバナ[目に見える変化はないだろう。 けれど、 もし彼らが望む未来を阻む悪意があったなら。 たった一度だけ、 細く広がる闇が脅威を引き裂くかもしれない。 それは誰かを攫った女の黒く長い髪に、 ほんの少しだけ似ていた。]* (150) 2022/08/14(Sun) 23:27:30 |
空虚 タチバナは、メモを貼った。 (a43) 2022/08/14(Sun) 23:33:10 |
【赤】 千早 結[髪を掻き抱くきみの腕が心地良くって、ぼくはうっとりと薄い蕾を啄んだ 口腔に含めば甘い吐息が部屋に響く。ひくりと震え仰反る背を逃さないよう、膨らみの曲線から穴の隅迄───触れられる限りきみの柔肌へ舌を這わせていく 甘い声が漏れるたび、名前を呼ばれるたびに、 そこがきみの気持ちのいい場所なのだと覚えるように] (*45) 2022/08/15(Mon) 2:23:54 |
【赤】 千早 結[言葉にするときみが消えてなくなる気がして言えない、 好きだよ、愛してる、 その一言が。 いつかきみの全ての苦しみが満ち足り足りて 消えてしまうその寸前までとっておこうと思う。 きみという未練がなくなってしまったぼくも 共に消えてしまえるように]* (*48) 2022/08/15(Mon) 2:48:42 |
【赤】 名坂愛子ひーちゃんが……いっぱいいる…… [幻覚ではないのだろう。やはり、触れる体は冷たいけれど、口づけや胸への愛撫は現実で。 こちらを優しく、それでいて貪るように群がる彼ら。 それらに応えるように舌を絡めたり、頭を撫でたり、指を重ねたり。 私の胸は小ぶりではあるから、小さい彼らにとっては丁度いいかもしれない] ちゅ……ん……っ! [彼らの愛撫を堪能していると、敏感な秘豆を刺激され、思わず体が跳ねる。 初めて?と聞かれれば、他人に愛撫されることとか未経験だったのでコクリと頷く。 まぁ、同じ容姿の子達に囲まれるというのも初めてではあったけれど。 秘裂を広げられ、中をさらされれば流石に羞恥で顔が赤く染まるけれど、それさえも新しい快感の呼び水になっているような気がして、未知の恐怖と一緒に快感への期待も高まっていくのを感じていた] (*50) 2022/08/15(Mon) 3:04:57 |
【赤】 名坂愛子[やがて彼らのうちの一人が下腹部を露わにすると、突然、彼の体躯には不釣り合いとも言える凶悪なモノが出来上がり、舌を絡めながらもゴクリと生唾を飲み込む。 それが私の秘裂にあてがわれれば、昂りきった体は無意識にこすりつけるように腰を動かしてしまう。 一緒に気持ちよくなろうと言われれば何度もうなずいて、その肉杭から目が離せなくなっていく] っ〜〜〜〜! [ゆっくりと、確実に腰が進めば、やがて膜を突き破り奥まで届くだろう。 破った瞬間、私は痛みで顔をしかめたけれど、すぐに快感に飲まれ、彼の動きに合わせて快感を貪るように腰を合わせていく。 もっともっと、この現実から逃れるように彼から与えられる快感を享受していく]** (*51) 2022/08/15(Mon) 3:05:07 |
【人】 四谷 隆史 セキさん、手、手の傷また開くかも… [何度か、叩いても窓はびくともしない 叩く手が傷ついた方ではなかったとしても 振動で開いてしまったら。 慌てる己は、傷口が開いていないかを確認しようとするだろう だが。問題はそれだけではなくて 窓の外は、闇 成人男性が全力で叩きつけても窓は割れる気配もなく そこに無傷である違和感。 それに未だ気を遣らないは行幸やもしれない 気づけば、また悲鳴をあげてしまうやもしれないのだから**] (154) 2022/08/15(Mon) 3:11:49 |
(a44) 2022/08/15(Mon) 3:14:44 |
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