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ゲイザーは、既に消えてしまった人を探している。 (a44) 2021/07/08(Thu) 21:31:04 |
ゲイザーは、そして、後悔する。 (a45) 2021/07/08(Thu) 21:31:12 |
【置】 新人クルー ゲイザー▼破られた日記の一部 変えられない舞台を、運命を、ただ見つめる事になんの意味があるのだろう。何度己の無力に心を挫かれればいいのだろう。見ていることしか出来ない人間に、なんの存在意味があるのだろう。 ……変えられない結末なら、 【続きは見当たらない】 (L0) 2021/07/08(Thu) 21:56:40 公開: 2021/07/08(Thu) 22:30:00 |
サダルは、通信機から聞こえてくる様子を静かに聞いている。 (a46) 2021/07/08(Thu) 22:02:31 |
サダルは、地に落ちた敗者は、理不尽な巡り合わせに負けた者は、すべからく権利がないと思っている。 (a47) 2021/07/08(Thu) 22:04:29 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>44 ニア レモンアイスを全員分配っている付き人からアイスを受け取り、自分もご馳走になろうと一口掬って食べようとした矢先。 「……はい?」 今、なんて? 「…………私が?ムルイジ様に?惚れている? ………………………………」 ▼ (50) 2021/07/08(Thu) 22:09:13 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>44 ニア 「そんな事あってたまるか馬鹿!」 スプーンを思わず取り落とした。アイス一口も食べていないのに。 「…………失礼しました。 …………ニア様、それは誤解です。あの男がいつも通りパフォーマンスでなんか変なこと言っているだけです、嘘八百です、お分かりですか?よろしいですね?私あの男のギャンブルにおける姿勢は評価していますがその他まったくぜーんぜん評価していませんからどうぞ誤解なさらぬようお願いいたしますね? よろしいでしょうか?」 (52) 2021/07/08(Thu) 22:12:17 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ「明日よりナフには"従業員"として復帰させていただきます。 それまでの投資によっては、彼の"翼"の完成は早まることでしょう。 彼を御使いに昇華するのは誰であるか、早いものがちですよ……」 口笛を吹き手を振り手を打ち鳴らし、ショウのエンディングを歓呼が華々しくかざる。 白い花びらがぱっと舞い散り、辺り一面に散った血ですぐに染まってしまう。 快楽にとろりと溶けた少年の表情を向けられた客は、いっそう興奮した声を挙げるだろう。 貴方は彼らにとってのアイドルとなった。此処で愛され、欲されていくのだ。 「これよりナフは処置にあたります……すぐにでも元気な姿をお見せいたしますよ。 その時にあなた方の天使がどんな"ぐあい"になっているか。存分にご想像ください。 ご覧いただき、誠にありがとうございました」 貴方を求め見上げるような喧騒の中で、一時幕は下ろされる。 次の演目に向けて少年の体は降ろされ、台は片付けられて辺りの血もきれいに掃除されることだろう。 苦痛は終わったのだ。そして終わることがない。すぐに、傷口に対して適切な処理が行われる。 正しく、手術や手当がされるのだ、ようやく。貴方は大事な従業員なのだから。 「お疲れ様、ナフ。……今はどんな気持ちかしら、気持ちがよくってなにもわからない? これが貴方の甘受すべき幸福であり、今後の人生なのよ。 貴方に掛けられた命の価値は、きちんと貴方の身元に送金すると約束しましょう。 なに、ほかの演目に賭けられた金がありますからね。心配しなくたっていいのよ」 貴方の乗せられた担架はステージの控えへと走り、貴方の体を運んでいくだろう。 勿論俯せで。改造された貴方の体は、もう仰向けに眠ることは出来ない。 施術さえ終わったならば、大丈夫。貴方は貴方の好きな者のところへ、会いに行ける。 貴方達は同じ従業員なのだから。何も心配しなくていい。 貴方達は同じ従業員なのだから。何も苦しむことはない。 貴方の命の価値は200万ドル。 売り買いされる命の価値は、帳面に書き込めるほどのものなのだ。 (*20) 2021/07/08(Thu) 22:45:33 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ/* オッス! オラ狼! エピローグを目前にした襲撃について、現状相談事がありますの。 というのもその原因のガンガン一端ではあるのですが、このタイミングで墓下に来るとエピローグの語りに困る人、或いは今の流れに突っ込むと様々な事情により身動きがとれずみんなでエピローグに参加するのが難しくなってしまう……などの人がいらっしゃると思うんですのよね。 今の状態でランダムに襲撃先を選ぶと芳しくないのでは? というのが要点です。 パスするか、それとも快諾してくれそうな方(キエとか)(失礼)にお願いするかにして、 ランダムで行う以外の方法を取れないかと模索しています。 いかがでしょうか? (*21) 2021/07/08(Thu) 23:15:31 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* まずはお疲れ様でしたグラトニー、ナフ!濃厚な時間でしたわね……本当にお疲れ様! そして襲撃に関する件ですが、一番手っ取り早くて安牌なのは「パス」ですわね…… おそらく生きているであろう猟兵にズドンしてもらう為には噛んでもらわなければならない=誰かを襲撃しなければならない となりますから、誰も襲撃死しない形にする……となると多分……それくらいかしら…… (*22) 2021/07/08(Thu) 23:36:20 |
【人】 新人クルー ゲイザー5日目。少し腫れた目で少女はパイの仕込みを済ませる。 パイが焼きあがるのを座って待ちながら、少女は不穏な電話の事を思い出していた。 ”実行犯”を名乗る者からの連絡、それはエンヴィーというらしい。 その人物によると、どうやら失踪した人物は仮面を被った従業員の中に紛れているらしい。 それを聞いてふと思い出した、いつかの透明人間のこと。 あの時はまだ何も知らなくて、船の中で失踪するなんてことは有り得ないと思っていた。 「…木を隠すなら森…。人を隠すなら人の中…」 仮面をつけた人間は皆透明人間だった。そこに居るのに見えない、見つからない。でもそこに居るなら。…きっと見つけられる。 ゲイザーなら わたしなら チン、と言う音で現実に引き戻された。パイが焼けた合図だ。 彼女は立ち上がってオーブンを開けて皿に飾り立てればいつもの場所に出来立てのパイをだしてからカードを添えた。 日課を終えた少女はバンダナとエプロンを外してレストランから出れば、そこから続く続く長い廊下を歩き始める。 透明にされた大切な人たちを、見つける為に。 (54) 2021/07/08(Thu) 23:56:51 |
ニアは、ハマルに対し責任を感じた (a48) 2021/07/09(Fri) 0:27:06 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル次なる舞台を多くのカメラが取り囲む。 撮影機器は語らない。けれど──その存在そのものが、淫らに踊る主演の姿を渇望する賓客達がいる事を証明していた。 触手に弄ばれる衣擦れの音も。 男の引き結ばれた唇からこぼれ落ちる熱い吐息も。 舞台から生まれ出るものは全て拾い上げられ、貪り尽くされていく。 客人達の仮面越しの眼差し。 カメラの向こう側にある賓客の双眸。 最早彼に逃げ場はない。 頭から足の先に至るまで。 会場の欲望が視線となって降り注ぎ、男を犯し尽くそうとしている。 (*23) 2021/07/09(Fri) 3:40:01 |
ニアは、ムルイジにこっそりアニマルパイも差し出していました(過去形) (a49) 2021/07/09(Fri) 9:39:55 |
【人】 底知れぬ ニア「んと、これくらいだよね?」 大体の顔見知りには配り終えたはずだ。 「……」 ハマルがハマルであるように、ニアはニアです マサムネは元のかっこよさ5の執事に戻った。 (59) 2021/07/09(Fri) 9:53:41 |
【人】 底知れぬ ニアマサムネの先制-26damage 「……プロっすねぇ」 マサムネの筋力はマリーより劣っているのに 何故パトリックと模擬戦をさせたのか。 ニアチョキpon マリーパーpon 「う〜ん……」 知ってる人、みんな忙しそうで、みんないない。 (61) 2021/07/09(Fri) 11:44:57 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル降り注がれる賓客達の熱視線が男の痴態に群がっていく。 てらてらと様々な液体に濡れた肢体が快楽から逃れようと乱れる様を。 男としての昂りの果てへ無理矢理追い詰められていく様を。 達しても尚休みなく飢えた生き物にしゃぶられ尽くされていく様を。 カメラの無機質な目が余すことなく映し出しては記憶していった。 賓客達や従業員の上に君臨する王の考えによっては、この映像がばら撒かれたり男の別の研修中に利用されたりするだろう。 きっと男はこの陵辱が終わってもこれから先なお辱められる。その為の道具がここで作られる。他ならない男自身がそれを今生み出した。 飢えた触手と怠惰なる白蛇に絡まれる男の様子に、観客達は更に期待を膨らませる。 腹を空かせているのは何も異形の怪物だけではない。 男を取り囲むその全てが、男の持ち得る全てを奪い愛でて啜り上げ、骨の髄まで味わおうとしていた。 さあ、次はどのように愉しませてくれるのだろう──。 (*24) 2021/07/09(Fri) 15:07:38 |
ニアは、またかっちゃったな。 (a50) 2021/07/09(Fri) 15:08:12 |
サダルは、パイやアイスを食べながら思案する。 (a51) 2021/07/09(Fri) 15:42:10 |
サダルは、" "も、やっぱりお菓子と同様に『美味しかった』のを思い出している。 (a52) 2021/07/09(Fri) 15:43:46 |
【置】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル人は生まれた瞬間から不平等だ。 血筋も選べず、親も選べない。 親が屑だったとしても力無い子供は抗うことさえできやしない。それなのに親が積み上げた負債や因縁、触りたくなかった遺産は全てそっくりそのまま子へと押し付けられるのだ。 この世は理不尽で溢れ返って腐っている。 自分は何も持たなかったからただひたすらに相手を羨んだ。 有無を言わせず相手を捩じ伏せる暴力。指一本触れずとも思いのままに相手を動かす権力。大抵のものなら望めばなんでも手に入る財力。 力を持っている奴らが憎らしく、妬ましい。 傷ついた相手に寄り添う優しさ。明日に繋がる道を切り開く勇敢さ。周りに涼やかな風を運ぶ清らかさ。 眩しい光を持つ奴らが憎らしく、妬ましい。 無いものねだりをすればするほど、己の中にはどろりとしたものが溜まっていく。 この世界が嫌いだった。 でも、自分も嫌いだった。 嫉妬を燃やして相手を傷つけ落としたいという感情を抱えなければ、もう動けなくなっていたからどうしようもなかったのだけれど。 (L1) 2021/07/09(Fri) 19:09:55 公開: 2021/07/09(Fri) 19:30:00 |
【置】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルギャンブルは限りなく理不尽で、限りなく公平だ。 勿論少なからず心理戦や読み合いが生まれるゲームもあるし、違法な場所では胴元側がイカサマや培った技術で結果を歪ませる事だってある。出来レースだって横行していることもある。それはどうしようもないのだが。 でも、純粋な運だけの勝負においては皆が平等だ。身分も地位も性別も年齢も全て関係ない。 だから私はギャンブルを気に入っていた。 巻き上げられた側から巻き上げる側へと立ち位置を変え、多くの人と勝負した。 恵まれた奴が負けて私の目の前で顔を歪ませているのを見るのが何より好きだった。地に落ちて破滅する姿を見ると胸がすく。頭の奥に甘い痺れが走ったし、仄暗い悦びが身体を蝕んだ。 ……けれど、こちらを喰い殺すような、捩じ伏せるような瞳をして本気で勝負に挑む人だっている。チップの先にある金の山や欲望などには目もくれず、眼前にある勝利への渇望を剥き出しにして挑んでくる人たち。 そんな人と勝負するのは純粋に楽しかった。 本当に、ただ、楽しかったんだ。 ……きっともう、ディーラーじゃいられなくなるけれど。 (L2) 2021/07/09(Fri) 19:11:10 公開: 2021/07/09(Fri) 19:30:00 |
【置】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルああ、でも。 教えられたんだ。 結局、ディーラーを見てくれている人なんていないのだと。 みんな眼前のゲームの結果と、チップの向こう側の未来や欲望ばかり見ていると。 ……私を見てくれている人は、どれくらいいたんだろう。 (L3) 2021/07/09(Fri) 19:29:44 公開: 2021/07/09(Fri) 19:30:00 |
ニアは、さっちーのことが好きだ。やな部分も含めて。 (a53) 2021/07/09(Fri) 19:32:32 |
ハマルは、仮面をひとつまたひとつと過ぎていきます。 (a54) 2021/07/09(Fri) 19:48:07 |
キファは、運命なんてものはなければよかったと思っている。 (a55) 2021/07/09(Fri) 19:48:37 |
ハマルは、見つけられません。遊びは遊び。それだけです。 (a56) 2021/07/09(Fri) 19:48:56 |
ハマルは、勝ちばかりでは面白くありませんからね。 (a57) 2021/07/09(Fri) 19:50:57 |
ハマルは、それもまた一興。 (a58) 2021/07/09(Fri) 19:51:21 |
サダルは、とある者の部屋を訪れる。 (a59) 2021/07/09(Fri) 19:56:33 |
サダルは、代金を置いてリボルバーと数発の銃弾を拝借した。 (a60) 2021/07/09(Fri) 19:57:16 |
ハマルは、ムルイジとバクチしてみたかったなぁ。 (a61) 2021/07/09(Fri) 19:58:33 |
【置】 ルビーの花 アルレシャ幕が下りる。酒と香水の匂いの中、あぶくのように拍手の音が爆ぜた。 天鵞絨の目隠しの前で、はだかの王は深々と頭を下げた。 豪奢な宝石、真っ赤なルージュ。役者が見窄らしくては務まらない。 ほとんど何にも隠されない乳房と男性器を備えた真っ白い象牙の身体は、きらきらと七色の照明を受けていた。 船旅の中でいつの間にか並び立つ同僚たちは壇上を降りてひまったが、女は隣に在るものがいるように横に手を伸ばして頭を下げた。 舞台劇の終わりに、演者達が揃って挨拶をするかのように、両手に虚空を握り締めて。 「本日はわれらのショウをご覧いただき、ありがとうございました。 もうすぐ海の上で揺られるのも終わり。地上に足をつけるのは名残惜しくなってしまったでしょうか? なんなら、もっと船にいらしたって構いませんよ!」 どっと笑い声が溢れた。迫力のあるショウが途切れて、客達の心も緩んできているのだろう。 短い口上に耳を傾けながら、どれほどそれを確かに聞いているのか。酒気に霞んで、本質は見えない。 「カッサンドラはみなみなさまの再度の乗船をお待ちしております。 耳を傾けられぬひそやかな予言が、皆様の娯楽となりますように。 笛吹き男の演奏が、皆様の大切な人を攫っていってしまいませんように。 またの機会に、われらの姿をご覧にあれ。 それでは、これで、本当にさらばでございます」 パラパラと降り注いだ拍手はやがて大嵐となり、すべての演者の頭に届くことだろう。 舞台に上げられたもの、舞台を知らぬもの、舞台を見つめるもの、舞台を探すもの。 けれど此度の演目は、これにて、きっかり、ほんとうに、お終い。 (L4) 2021/07/09(Fri) 19:59:08 公開: 2021/07/09(Fri) 20:00:00 |
ハマルは、サダルにもいろんな遊びを教えてもらいたい。またカジノに行こうかな。 (a62) 2021/07/09(Fri) 19:59:11 |
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