人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:砂の民 スティグ

【人】 砂の民 スティグ

― 城下町 ―

[東の国々の戦争は数年前に終わった。
どこかが滅んだというわけではなく、ある程度長引いた戦争に互いに嫌気がさし、何となくの交渉により終わった戦争だった。
それでも多くの街が被害を受け、多くの小さな村がなくなり、それ以上の多くの人が亡くなった。

そんな村のうちのひとつが、自分の生まれた…いや、育った場所だった。]


いやあ、いつ歩いてもにぎやかな街だねぇ


[いかにも観光客然として辺りを見回しながら、売っていたハムを挟んだ黒麦パンを口に頬張る。
実際に観光客なのだが、それでももう数日はこの街に滞在しているのに、自分の出身地とは全く異なる風景をまだまだ見飽きることはない。
賑やかな街並みを眺めながら歩いていると、ふと屋台の主人と買い物に来たらしき街の人々のうわさ話が耳に入った。

『これから気温が下がりそうだ。
そろそろ、深い霧の夜が来る…』
]**
(166) 2022/05/21(Sat) 8:20:12
砂の民 スティグは、メモを貼った。
(a20) 2022/05/21(Sat) 8:24:18

【人】 砂の民 スティグ

― 城下町 ―


[黙々と黒麦パンを頬張りながら、それとなく聞き耳を立てつつ街をゆっくり歩く。
ついに3組目の街の人々の”深い霧の夜”の噂を聞くに辺り、一人ごちた。]


今日か明日か。
やっとだな。


[と、その時、ふわっと穏やかな風が吹いた。
そして、その風に乗って見慣れない小さなものが目の前を横切り>>68、咄嗟に空いた手でそれを掴んだ。]
 
(467) 2022/05/22(Sun) 22:34:11

【人】 砂の民 スティグ

 
薔薇。
へえ、青い薔薇は初めて見たなあ。


[辺りを見回すと、もう少し先に花屋の軒下が見えた。
薔薇の花びらはどうやらそこから舞ってきたらしい。

興味を持って、食べきったパンの粉が残った手を少しはたいた後、足早に店の方へ向かい、長いアルミの水入り缶に挿されて並べられた様々な色の切り花を見回す。

青い薔薇はすぐに見つかった。
しかし、さすが薔薇。しかも青。
一本でも中々のお値段だった。]


ははあ、こりゃあ高級品だ。
記念に一本のレベルじゃないぞ。


[苦笑いすると、片手に残ったままの青い薔薇の花びらを、懐から取り出した小さな写し紙に挟んで、また懐にしまった。]*
 
(468) 2022/05/22(Sun) 22:35:51

【人】 砂の民 スティグ

― 宿の部屋 ―

[いよいよの霧の夜を目前に、街を一回りした後宿に戻ると、少し荷物の整理をした。

まずは地図。
此処に着いた初日に噂の酒場(真っ暗だったが)は既に訪れており、行先はばっちりわかっている。
しかしまさかの当日路迷いを起こすわけにはいかない。
そうそう毎日霧が出るわけではないのだ。
季節によっては月単位で霧など出ないこともあるらしい。
宿代の問題もあり、まあ用心に越したことはない。

次は財布。
まあ貴重品チェックだ。
行ったはいいものの酒も売って貰えないのでは話にならない。
一応、城下町の普通の酒場に行ったときににかかる金額よりは、大分多めの金額を確保している。
なけなしの金ではあるが、今が使い時だ。

そして不思議な栓がついた三角フラスコのような瓶が5本ほど。
別の街のとある祈祷師に準備してもらったものだ。
栓には不思議な呪文が書かれた紙が貼ってある。]
(469) 2022/05/22(Sun) 22:37:50

【人】 砂の民 スティグ

 
本当にうまくいくのかね。


[瓶に、窓から挿す日の光を反射させながらくるりとまわし、ぽつりと呟いた。
まあ、でも、幽霊が実際に世の中にいることは自分が良く知っている。
酒場の噂も街の皆が知っている。
こんなに不思議なことがあるならば、祈祷師の言う事もまあ信じてみてもいいのではないか。]


まあ、荷物はこんなところだな。


[手元のものを纏めて行動用の鞄に入れ、よし、と呟くと、そのまま宿のベッドにごろんと横になり、大きく一息ついた。

目を閉じる。
窓は少し開けられていて、ほどよい涼しさの風が静かに部屋に吹き込み心地よい。
差す日の暖かさと相まって、暫くゆっくりベッドの上で微睡んでいた。]**
(470) 2022/05/22(Sun) 22:40:07
砂の民 スティグは、メモを貼った。
(a37) 2022/05/22(Sun) 22:42:19