人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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【人】 充溢 バレンタイン


「……」

先導する者がいなくなって、
疎らに席に着く皆を、怠そうな姿勢から見回している。
表情の堅い少年にしては珍しく、
不安感をありありと情報量の少ない顔に乗せていて。

「……どこ、……どこだ?どこ、……」

ぶつぶつとなにやら呟きながら、
トレイを持って机の下やカーテンの向こうを、
何度も、何度も見ている。

誰かを探す瞳には、睡魔は宿ってはいなかった。
(1) 2022/04/30(Sat) 21:54:56

【人】 充溢 バレンタイン

>>6 フィウクス

「……」

ずり落ちかけの帽子、ぶかぶかの上着、
それに似つかわしくないハッキリと開いた
が、
不安そうに歪められてあなたのことを見据えている。

「ジャステシアさんがいない、
 だからいないってことは探さなくてはならなくて、
 探してもいないから、まだ探さなちゃならねえ……

 ここにはいない気はするんだが、まだ探している……」

言葉の蛇口が開いて垂れ流しになっているみたいに。
自分でもおかしいことが分かっているのか、
単語を重ねるたびにその不安は外ではなく内側へ。

「……薬。飲んだら、大丈夫。
 ごめんなさい。
探さなくちゃ、
目障りになっていたら」

声を掛けられた理由を探って、
短く息を吐きつつ、なんとかそれを付け足した。
(9) 2022/04/30(Sat) 22:34:27

【人】 充溢 バレンタイン

>>7 シャルロッテ

「シャ……ロッテ」

ルームメイトにも不安気な瞳を向ける。
きっと部屋で『こう』なることは、
それなりにあって、あなたも見慣れてはいる筈。

「違うんだ、多分考えすぎなのは分かっている。
 ああでも探さなくちゃ。どこかにいるかもしれない。
 ほら食堂だって見えない部分は沢山あんだろ?

 いや……うん、大丈夫、大丈夫だ、
 薬は食後だから少し手間取るだろうけどな、大丈夫」

そうやって大丈夫と何度も言うのは、
他でもなく自分を落ちつけさせるために。

言葉はとめどなく溢れ出ていたが、
とりあえず手に持っていたトレイを机に置くことはできた。
(10) 2022/04/30(Sat) 22:41:19
バレンタインは、「ありがとう」と溢した。それでも衝動を抑えようとう〜んと眉間に皺を寄せつつ。
(a4) 2022/04/30(Sat) 23:00:28

【鳴】 充溢 バレンタイン


「……」

あからさまに困惑している。

出会した瞬間に愛の言葉を囁かれれば無理もない。

ただ、声をかけられたこと自体は迷惑でもないのか、
苛立ちや、立ち去りたいという意志を見せることはない。

「好きな人……ですか……
 うーん……あまり考えたこと……ないかな」

何より、ここは自分の病に向き合う人々が多く。
支え合う事までに意識が及ぶ子たちがいるかどうか。

「アオツキさんは……好きな人、
 ギムナジウムに……いたり、した……んですか?」
(=1) 2022/05/01(Sun) 7:39:20

【人】 充溢 バレンタイン

>>14 シャルロッテ

「……うん、……だいぶ落ち着い……た。
 シャルロッテさん、も……ありがとう、な」

言葉ごと喉に詰め込むように食事をしつつ、
すこし固まったかと思えば、あなたにも感謝を。

「……ジャステシアさん、のこと、は……
 あとで……先生に聞いてみたり、しておこう。
 ……この頃は、だいぶよくなってきたと思ったんだけど」

まあ食堂にいるわけないな、と、
物事を俯瞰できる冷静さは取り戻せたようだ。

とはいえ自身の病状には複雑な思いでいる。
(25) 2022/05/01(Sun) 11:36:47

【神】 充溢 バレンタイン

>>1:107 トット

「よろしく……」 快諾。

「すこしなら動いても……大丈夫、じゃないかな。
 どうせお日様は浴びなくては……ならない、し……
 雨でなくて、晴れてるなら……猶更……」

じっとさせられる方が君の場合は病みそうだ。
どことなく誇らしげな冠を見ても、そう思った。

「さらさらになる……は……、難しい……かも
 そういう……薬があったら、いいのか……?」

あるのだろうか。あいにくオシャレには疎いので、
整髪剤にまでは考えが及ばなかったみたい。
(G1) 2022/05/01(Sun) 11:56:35

【独】 充溢 バレンタイン

Windous1998

windows7があなたを素晴らしい世界へとお連れします

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Windous2022
(-65) 2022/05/01(Sun) 12:08:37
充溢 バレンタインは、メモを貼った。
(a12) 2022/05/01(Sun) 12:11:37

充溢 バレンタイン(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/01(Sun) 12:14:05

充溢 バレンタイン(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/01(Sun) 12:14:12

【鳴】 充溢 バレンタイン


「代わりだったら……何かいけません、か……?」

それは心底意外そうな声で。

「……考えても、みてほしい……
 万が一……僕が好きな人がいる、って言ってたら。
 あなたは……後悔の無いように、と……
 僕の背中を押す……そうしていたの、では……」

今の話を聞く限りでは、
多分そんな風に思うのではないか、と。
それだって、代わりにしてるのに違いはないのでは、と。
なんともなさそうな真顔を見る目は真剣だ。

「試してみれば……いい。アオツキさんが寄り添って……
 僕が元気に……卒業できれば……
 そこで初めて……分かるもの、も、あるだろう」

教師の言いつけをあまり守らない生徒は、
いつだって思いもよらぬことを言う。のかもしれない。

「あなたも、先生だけど、生徒に違い……なくて……
 僕だって、人を気遣ったりは……上手くできないけど。

 ……苦しいのを和らげるくらいなら、
 きっと……僕にもできるんじゃないか……って」

最後の方は、少し自信を失くしたか、
声量がどんどん尻すぼみになってしまったが。
(=3) 2022/05/01(Sun) 13:51:16

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「……」

物静かなクラスメイトも今日は図書室にいるようで、
片手は頬杖をつき、もう片手でページをめくり、
今にも眠りだしそうなまなこで、本の字を追っている。

とても集中して読めていなさそうだし、
何ならそのまま眠りこけていることだって多いが、
この少年にとっての読書はいつもこんな感じ。

「……エルナト」
「最近の……おすすめの……本って、ある?」

細く、低い声があなたの名前を呼んで。問いを投げる。
まだ小説を読んでいるように見えるというのに、
読み飽きたのか、はたまた話題に迷ったのか。

緩く上げた表情は、今日も堅い。
(-70) 2022/05/01(Sun) 13:59:52

【神】 充溢 バレンタイン

>>G3 トット

「う〜ん……」

口元に手をあてて、首を傾げる。
難しいんじゃないかな、と心の底から思っている様子。

「中等部になったら……落ち着いて、
 今より、クールにはなっているかも……しれない。
 その時になったら……薬もあるかもしれないし、
 楽しみに……期待してたら……どうだろう」

小、中、高になる時の壁に、
結構重荷を負わせている気がするが気にしない。

「ただ、君には君らしさがある、から……
 ほら……花飾り、かわいい……

 かっこよくなっても……かわいくいても……
 トットは……魅力的なんじゃ、ないか……」
(G4) 2022/05/01(Sun) 14:10:49

【人】 充溢 バレンタイン

>>26 シャルロッテ

「……そうか……」

あまり迷惑をかけたいとは思わないが、
迷惑だとも思ってなさそうなので、まあいいか。

水を渡されれば、うんと頷いて、
無感情に食事を喉奥に流し込んでいく。
好き嫌いはあるので、ただ表情が堅いだけ。

「びっくりしても、あんまりああならないように……
 したいんだけど……まだ、難しいか……

 だから、薬があるんだろうし……」
(27) 2022/05/01(Sun) 14:17:12

【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン

「バレンタイン」

ひとつ上、比較的年の頃の変わらないほうの上級生が貴方に声をかけたのは、
夕方から夜へと色を変える頃だった。
少しだけ寝癖がついて非対称になっている髪を見るに、
どこかで眠っていたのかもしれない。声も少しだけ、抑揚がいつもよりもない。

「ジャステシアのこと、気になる?」
「僕もなにか手がかりがないかと思って」
……森なら僕もよく行くから
」「探す?」

ジャステシアは昼の内には生徒の群れに戻ってきたか、もしくはまだ姿を見せていないのか。
そうした状況で彼女の身を案じる貴方を見て、声を掛けてきたのだろう。
もしも帰ってきたあとだとしても、どうしていなくなったのかは判明していない。
解決していない自体に対しての働きかけをしたいか、と聞きたいらしかった。
(-73) 2022/05/01(Sun) 14:25:27

【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット


「……バットさん……
 僕が、役に立てるなら……いいんだけど」

年中半分寝ているような少年は、跳ねのあるあなたの髪型を見るとほんの僅か、不思議そうにそれを見つめて。
本題ではないな、と思い直してすぐに目を見つめ直す。

「でも……うん、気になる。……
 怒られてしまうかも、しれないけど……
 僕は、気にしない。……あまり」

漠然とした不安を解消するためにも、とにかく行動はしていたかった。杞憂ならそれでいいし、解決を図れるならばそれに越したこともない。
結果どうなろうと、悪いようにはなるまい。そう信じて。
(-76) 2022/05/01(Sun) 14:46:58

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

本の管理、ということは。
当然本を保管してる図書室の管理も一任されてるわけで。
少年は埃落としの棒を持って、ぱたぱたと本棚を清掃する。
少年がこうして日々掃除をしているから、
ここはいつでも快適で清潔な空間だ。

「そう言うのは普通、今の本を読み終わってから聞くんだよ。」

声を掛けられれば、掃除の手を止めて。
腰に手を当てながら、やれやれと首を振る。
いつもの事だ。君が時たま……あるいはそれなりの頻度で、
図書室に来てはそのまま寝てしまってる所も見たことがある。
本は枕じゃないんだよ、なんて、口を尖らせた日も
あったことだろう。

「お勧めかぁ……読みたいジャンルとかはある?」
「冒険とか、恋愛とかさ。」

よいしょ、と隣の椅子に座って。
まだ声変わりをしてない、ボーイソプラノのような声で問いかけた。
(-79) 2022/05/01(Sun) 15:40:25

【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン

「ごめん」「僕が、気にしないから」
「ひとにも同じこと押し付けた?」

貴方の言葉を受けて最初に顔に浮かんだのは、ばつの悪そうなそれだ。
こうした周囲との"ずれ"自体はよくあることなのだろう。
相手との応答から感知することは出来ても、どうにも。
自分で事前に気を回してやるということは、青年には難しいようだった。

「もし一緒に探すなら」「今日じゃなくても」「夜に森に来て」
「僕はいつも森にいるから……」

同じ部屋、或いは彼の動向を見ているもののいくらかは、
いつも彼が夜に部屋を抜け出すことを知っている。
貴方もひょっとすると年が近いから、そうした動きに気づいていたかもしれないし、
貴方の既往歴からするに他人の隠し事にはあまり気が回らなかったかもしれない。
ともかく、貴方の都合のよい時にと曖昧な約束を取り付けた。

「みんな帰ってきたら、いいのに」
(-80) 2022/05/01(Sun) 15:48:17

【鳴】 充溢 バレンタイン


少しだけ、腑に落ちない様子で。

「あなた、は……」
「『何か』としてのマニュアルに従っていたいのか、
 『何か』というマニュアルに囚われたくないのか、
 どっち……なんだろうな、と……」

一見すると、実習生のあなたは基本奔放に見える。
何を考えているのか分からなくて傍若無人。

だけど。見えるけれど、芯のところで、
何かに縛られているように、肌の方で感じる。
思わず呟いたそれは正しくそれに対する疑問の表れ。

「……あなたが僕に期待して、
 歓喜して、絶望して……
 それが重荷になることは……ないと思う。

 あるいは……
 抱えきれないものを分かち合う……と、
 アオツキさんは……言ってくれたから、そう」

うむむ、と何やら思案するように一呼吸おいて。
(=7) 2022/05/01(Sun) 16:46:44

【鳴】 充溢 バレンタイン


「何かあった時は、僕以上に……
 あなたが……責任を、感じてくれるんでしょうね」

言葉面だけ受け取れば、ただ事実を並べたような。
だけど解釈のしようによっては、
『それで構わない』とでも言っているような。

曖昧な、眠たげな話し方ではあるけれど、
やはり確かな信頼と、小さな心配が籠った、
落ち着いた姿勢であなたと向き合っている。
(=8) 2022/05/01(Sun) 16:50:04

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト

「夢見がよさそうなの……かな……」

まさか眠るために本を読んでいるわけではないのだろうが。
何時の季節も、読書と睡眠が隣り合わせでいるようだ。

「だから冒険物は……よく読んでる。
 今読んでる、これも……そうだし……
 ……面白いものがあったら、知りたい……」

少年が船を漕いでいる絵の背表紙を軽く見せ。
また本に向き合おうとして、思うところがあったか、
今度は少し天を仰ぎ何やら呟く。

「恋愛。恋愛か……」

クラスでは色恋沙汰の気などほとんどないものだが、
何か心境の変化があったらしく。

「一冊くらいは……読んでみようかな……」
(-97) 2022/05/01(Sun) 18:23:39

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

「それは」
「いい夢が見られるもの、という意味だよね?」
「睡眠導入によさそうなもの、という意味じゃなくて。」

じと…………。
本を読むならちゃんと物語を読んでほしい少年は、
君に向かってじとじとした視線を向けて。
勿論前者の意味で言ったのだろうけど。
普段の様子を見てるとどうしてもちょっぴり、
ちょっぴりだけ疑惑の目を向けてしまう。

それから、天を仰ぐ君を見て。

「……最近は恋愛ブームなのかな?」
「バラニもこの前、恋愛系の物語を求めてきたんだよ。」

呟かれた言葉に眉を上げ。
どちらも中等部、色気づく年なのかなぁ、と。
もちろん自分もそうなのだけど。

「純愛とか、悲恋とか、色々あるよ。」
「兎が100年の時を経て烏と結ばれる話。」
「嫉妬の末に番を食い殺す揚羽の話。」
「どんなのが読みたい?」

とりあえず手近な本を二つとって、君に掲げて見せた。
(-100) 2022/05/01(Sun) 18:43:13

【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット

「いや、……僕も気にしないから、同じ」

同じように自分にも“ズレ”があるから、
間違いのないように聞き返してみたのだ、と。
ましてや互いに分かりづらい様相でいるし。

「僕はよく……寝てるけれど……
 その時は、頑張って……起きてるようにする……
 森の近くまできて眠ってたら、起こして……ほしい」

自分だって素行が良い方とはいえないのだろうし、
他の子が何をしていたところであまり気に掛けることはない。
最低限怪我はしないでほしいなと思っているくらいだ。
とまれ、こちらからも代わりの約束を申し出て。

「……僕も、そう思うから。
 手伝えることが、あるなら……そうしよう」
(-101) 2022/05/01(Sun) 18:46:27

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「………………」

若干気まずそうに視線を逸らしている。
勿論前者の意味で言ったつもりではあるけれど、
後者の使い方をしてないかどうかで言われたら、
違うとは言い切れない。そんなあたり。

「……実習生の人に……話題を振られた、から……
 すこしだけ、気になった、んだ……
 バラニさんもどこかで……そういう話聞いたの、かな」

二つを見比べて、ふむ、と息を溢しつつ。

「僕が聞いた話は、悲恋だったけれど……
 たぶん……成就する方が……夢見はいいよ、ね……」
(-102) 2022/05/01(Sun) 18:55:57

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

「…………」

じー…………
じー……………

じーーーーーーーーーー…………


視線で圧を与えて、それから、はぁ、とため息。
今度の本はちゃんと読み終えてね、と釘を刺しながら。

「へぇ、実習生の人に?そうなんだ。」
「バラニはどっちかっていうと……あいや、
 気になるなら本人に聞いてみて。」

自分から言う話でもない。
今は、君のために本をピックアップする。

「まぁそうだね。人間、幸せな方がよく眠れるものだよ。いつだって。」
「これは空と地上、餌と狩人、そんな相容れない二匹が、愛の力でそれらを乗り越え結ばれる話なんだ。」
「短いけどメリハリもあって、読みやすいと思うよ。」

どうぞ、と純愛の方を渡す。
拍子に烏とウサギの絵。


「……バレンタインくん自体は恋とかしてないの?」

これはちょっとした揶揄い交じりの問いかけ。
(-106) 2022/05/01(Sun) 19:16:54

【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン

「僕は夜は眠くない」「だから」
「そうじゃないバレンタインは」「大変かも……」
「……来てくれると嬉しい」

無理をさせているな、というのはきちんとわかってはいるようだ。
だからこれはあくまで貴方の都合のよい時、そうしたい時。
いつまでだって、青年の方は待てる話。無理になんては、言わないこと。
申し出が貴方の行動を強制してしまわないようにと、拙い言葉を重ねた。

「わかった、それじゃ」
「都合の良い時に声を掛けて」
「……」

しばし、突っ立ったままで沈黙する。不安にさせてしまったかもしれない。
途切れた会話を繋ぐのは不確かな思案だ。ただの勘違いかもしれない。
だから思い当たる節が無いのであれば、聞き流していい話だ。

「もし近いものを」「抱えていたら」
「それも、力になれるかも」

指先まで隠れた指を口元に当てて、同じように考え込んだ。
申し出はそれまで。思い過ごしなら、それでよい話だ。
改めて、また都合の良い時にと。言い残して青年はその場から踵を返す。
(-118) 2022/05/01(Sun) 20:20:38

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「…………」

観念した様で、小さなため息を吐いてから、
申し訳なさそうに僅かに頭を下げた。

「不幸な物語も……嫌いな、わけじゃないけれど、
 ……読後感ってのは……やっぱり、大事、だ」

本を受け取って、もちろん今読んでいる本が先なので、
ひとまずは傍らへと置いておく。読むときが楽しみだ。

「相容れない二人……愛の力、か……
 実感したことは、ない、けれど……」
「あったら素敵だな、とは……すこし思う」

だから恋の一つでもしてたらよかったんだけどね。
言葉裏にはそんな苦笑じみたニュアンスを含める。

「勿論……好きだと思う人はいるよ……
 でもそれは君とか、ルームメイト、とか……
 好意的に思ってる、程度……なんだろうし」

瞳を閉じ、頬杖をついて言う仕草は、
心当たりみたいなものも、特にない様子だった。
(-170) 2022/05/02(Mon) 5:32:27

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「……アオツキさんに、も、
 好きな人がいないか聞かれたけど……」

「そんなに……僕の、……そういう事情は気になるのかい」

心なしかムッとした声色でいう。
何であろうと好きな人がいればいるんだろうし、
いなければいない。そんなもんだと思っているけど。
(-171) 2022/05/02(Mon) 5:34:51

【神】 充溢 バレンタイン

>>G5 トット

「日光と、運動を、欠かさないなら……
 きっと……目覚ましく、成長ができる……はず」

対極な暮らしをしていた自分は、
順当に普通に背が伸びたくらいだ。
ひっくり返すなら著しい成長も夢じゃない。はず。

「褒めて……くれて、ありがとう。
 ……ギムナジウムは、魅力的な人が……多いよね」

くすりとも笑わないが、声色はどことなく楽しげだ。

「僕は……ある洋服を、着てるだけ、だが……」
「……たまにはもう少し、気にしてみようかな……
(G11) 2022/05/02(Mon) 9:42:06

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

頭を下げれば、よし、と満足気に頷き。
別に謝らせるのが目的では無いのだけれど。

「そうだねぇ、愛の力があれば病も治るのかな。」
「そんな奇跡があったら素敵だよね。」

言葉尻から、君には今のところその色はなさそうだと残念がり。
それから、あとの発言には。

「ふーん、ルームメイトとも普通くらいなんだ。」

と、嬉しそうな……というよりは、都合の良さそうな反応をする。
先程のバラニとの話と関わってくる所かもしれない。
そっかそっか、なんて楽しげに。

「んー、なんて言うんだろう。」

最後のムッとした問いかけには、少し悩んでみつつ。

「君って、あんまり誰か一人を特別に好きになることがなさそうだから」
「もし、誰か好きな人がいるんだったら…………」
「おも………………楽しい?」

言い直すも、あんまり意味合いは変わらない。
つまるところ、この狭い鳥籠の中の、娯楽が欲しいのだった。
(-184) 2022/05/02(Mon) 12:43:14

【鳴】 充溢 バレンタイン


「……不思議な、人だな。あなたは」

まるであなたこそがしがらみに縛られてるみたいに。
自分の荷を預ける、その方法は分からないし、
それに耐えうる相手だともまだ思えていないけれど。

「……セン、セイって、呼んでも……いい、ですか。
 まだ早い……のだろうけど、気分だけ……」

そうであると望むなら、そう呼ぶべきかな、なんて。
同じ生徒であることには変わりないはずなのに。

「僕は、……あまり規律とか……気にしていないし。
 やっぱり、手がかかる生徒だと思う……。
 それでもいい、なら……頑張る……」
(=11) 2022/05/02(Mon) 13:09:20

【人】 充溢 バレンタイン

>>37 シャルロッテ

「病気を和らげる、ために……
 薬が……出ているから……副作用とかもあるけど」

食後とかじゃなくてずっと効くのがあればいいのに。
それは最早特効薬とかの域で、無いのが分かってるけども。

「よく噛んで食べるの、は……明日からやる……
 明日も、不安でも……なんとかしてみよう」

もう一度食堂全体を見る。
漠然とした不安こそ胸の内に残ってはいるけれど、
目の前に目標を置いてみれば、幾分か楽になった気がした。

「……できるかは……置いといて」

今一つやりきる意思だけが足りなかったが。
あらかた平常運転になってきたようである。
(47) 2022/05/02(Mon) 13:16:46

【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット





時は過ぎて今日の夜更け。
相変わらず重力に負けてしまいそうな歩き方で、
ゆるりと森の近くまでやってくる人影ひとつ。

先生と出くわしたときとか、いざというときに、
謝罪とか反省の言葉一つも言えないと
申し訳が立たないと思ったので、
薬の量を抑え、最低限の眠気で済ませてきている。

それでも仕草はどうも眠たげではあったが。

「……」

去り際に言われた言葉は気にかかったが、
心当たりはまるでなかった。
それで構わないのかもしれない。

少し見晴らしのいい、森と庭の境に立ち、
ここにいるだろう先達の姿を探し始めた。
(-185) 2022/05/02(Mon) 13:33:41