人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:


【独】 XI『正義』 マドカ

/*
いつの間にか生えた4軸。
てんやわんや
(-16) 2022/12/16(Fri) 9:26:49

【人】 XI『正義』 マドカ

[朝起きて、最初に鏡を見る。
 鎖骨の間に刻まれた、Ωの形をした『
』を、指先でなぞる。

 それから、鏡の中から・・、同じ場所を。]


     
“ お前は誰だ? ”



[当たり前だが、返事を返した・・・ことはない。

 遠い遠い過去から、『正義
』が犯した罪を、
 今日も『君』
マドカ
は贖い続けなければならない。

 その体に刻まれた『証』が。

 『君』
マドカ
『僕』
『正義』
から
逃さない。
(140) 2022/12/16(Fri) 19:36:55

【人】 XI『正義』 マドカ

── 玄関ホール:クロ ──


     ……そう?
     なら、行ってらっしゃい。


[じっくり考えてくる、という君を、
 引き止めることはせず。

 立ち上がった君を、しゃがんだまま見上げ、
 握られた手を一回だけ、きゅ、と握って離した。

 君が玄関ホールを後にするのを、
 そのまま黙って見送って。]
(141) 2022/12/16(Fri) 19:37:14

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     しあわせ……


[ぽつん、と独りごちたのは、
 誰かに聞かれたか否か。]

 
(142) 2022/12/16(Fri) 19:37:29

【人】 XI『正義』 マドカ

[クロは僕に、『どっちがいい?』と問うた。

 僕は明確には、
 『どっちがいい』とは答えなかった。

 そもそも、比較をしなかった。
 僕はそのことを自覚していた。

 僕にはおよそ『希望』というものがなくて、
 だから、答えられなかったのだ。

 そこを、クロに掘り下げられなくてよかったと、
 内心で安堵する。

 いつだって僕の選択は、
 『どうした方が良い』で、
 それはこの洋館に来てから殊更にはっきりと
 形作られた性質だった。


 僕は、温もりの名残を、そっと握りしめた。*]
(143) 2022/12/16(Fri) 19:37:45

【人】 XI『正義』 マドカ

── そして、襲来 ──

[君はきっと、
 僕に近づく前に僕の視界に滑り込んだことだろう。
 僕が君と不用意に接触した時、
 わかりやすく飛び上がるのを知っていただろうから。

 お互い気持ちの良い反応ではない。

 
ところで君に言ったことはないと思うけど、
君のおかげで僕はめでたく
でかい犬がトラウマになった。まぁ、余談だ。

 
 何であれ、僕は君が近づいてくるのが見えていて、
 スッと視線と動線をそらそうとしたのだけれど。]
(144) 2022/12/16(Fri) 19:38:30

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     ……え?
     あぁ……ウン、


[声をかけられるとは思っていたなかったので、
 なんともマヌケな反応を返す。
 
 歯切れの悪さは、往生際悪く、
 この後に及んでまだ視線を逸らそうとしているからだ。

 
こんな些細な会話でさえ、
 心臓はバクバク言うし、
 冷たく凍りつきそうだし、
 君は僕のことが嫌いだと知って・・・いるし、
 けれど……僕のものではない『誰か』の言葉が
 喉奥で暴れ回るし、
 なんだかもう……しんどい。


 けれどもう、
『餓鬼』
って済まされる歳でもないので、
 最終的には視線を上げる、君に合わせる。]
(145) 2022/12/16(Fri) 19:38:51

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     僕とお茶なんて、
     面白くもないでしょう?


[いや餓鬼だな。まだガキかも知んない。
 これは多分……『憎まれ口』だ。

 けれど『僕』は『君』にそんな
 気安い口をきく
甘えた態度を取る
仲ではないはずで、
 何だかバツが悪くなって、結局視線を落とした。

 君にはただ、拒絶の色にしか見えなかったかも。

 だから僕は、君がしれっと口にした、
 『最後かもしれない』ってワードを聞き流した。

 
どういうこと?
聞き流したくせに、僕の中の『僕』が
聞き咎めた。

僕は気付けない。
(146) 2022/12/16(Fri) 19:39:19

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     ……気が向いたら……ね。


[普段なら、これは社交辞令。
 
 『行けたら行く』
多分行かない
と同義だろう。

 けれど僕は、結局君に会いに行く。
 それがどうしてだか……にはわからない。**]
(147) 2022/12/16(Fri) 19:39:35
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a34) 2022/12/16(Fri) 19:46:00

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
時間が最大の敵…わかる…わかるぞフォルス…
僕は君と丁寧に円弧を描きたいんだがいかんせん時間…
(-72) 2022/12/17(Sat) 7:53:58

【人】 XI『正義』 マドカ

―― 訪問 ――

[僕が売店へと赴いたのは、
 誰もそこにはいないことを確認してからだった。

 誰もというのは、客のこと。

 “店主”だけはそこにいることを確認していた。]


     ……やぁ、フォルス。

 
[ことり、と、
 彼の前に、5エム分の、硬貨を置いた。

 店主の名を冠した、コーヒーとお菓子に相当する
 小銭だ。]


     カフェオレの方が好きだな。


[先に有耶無耶にした返答を、添えて。>>230**]
(276) 2022/12/17(Sat) 12:39:34

【教】 XI『正義』 マドカ

  

     やぁ、『力』


その日・・・、『力』の元を訪れた『正義』の手には、

 刀身に曇り一つない・・・・・・剣が、

 抜き身で引っさげられていた。**]

 
(/6) 2022/12/17(Sat) 12:40:22
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a69) 2022/12/17(Sat) 12:43:02

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
マドカの選択を変えるつもりは基本ないんだけど、フォルスとの話次第では多少歪む可能性は…?

マドカの希望は、まぁまぁふんわりこれかな?ってのはあるんだけど、多分マドカ自身はそこまでたどり着けない。
そもそも前世の記憶のないマドカがその結論にどうして至るのか?がイマイチよくわからない。
(-80) 2022/12/17(Sat) 14:55:18

【人】 XI『正義』 マドカ

―― 回想:せいと ――

[そのこどもは、4つ年下の少女だった。>>1:389
 君はとてもよくできた生徒で、素直な良い子だった。

 かつて故郷で、弟をはじめ、年下の子供たちに
 そうしたように、
 僕は君にも読み書きを教えた。

 人というものは、文字や言葉を媒介にして、
 思考する。記憶する。伝達をする。
 文字というのは、人が人として生きるのに
 必ず必要な知識だ。

 その最初の一歩の導き手として、
 求められたことが嬉しくて、僕は笑った。]
(300) 2022/12/17(Sat) 18:40:33

【人】 XI『正義』 マドカ

[ヒナギクはとても良い生徒だった。

 いつもは大体図書館で。
 時にはカフェテリアでお茶を飲みながら。
 希望があったなら、僕の部屋でも。

 はじめ、君は、
 世の中にどんな話が存在するか、勿論知らなかった。

 優しいお話が好きなのか、
 心躍るお話が好きなのか。
 それとも、夢と魔法のお話が好きなのか、
 どこか教育的な、童話が好きなのか。

 けれど君が求めたのは、
 僕、についての話だった。]
(301) 2022/12/17(Sat) 18:40:48

【人】 XI『正義』 マドカ

 


     それなら、
     僕の生まれ故郷の話をしようか。

     故郷って言うのは、ふるさと、とも言って、
     自分が生まれた土地のことだけどね。
     僕の生まれは海の上、
     東地域の港から、ずーっと先に、あるんだよ。


[それはきっと、ヒナギクの知らない世界だろう。
 僕の生まれた地域の本は、
 大陸のものほどは揃っていなかっただろうけど、
 全くない、というほどでもなかった。
 
 けれど、文化の違いがあるものだから、
 ヒナギクには少し難しかったかもしれない。

 人というのは、自分に身近なものほど
 理解がしやすいものだ。
 それは、こどもに限ったことではない。]
(303) 2022/12/17(Sat) 18:41:04

【人】 XI『正義』 マドカ

[いつだったか、僕の部屋で行われた授業、
 君に読み聞かせる本の準備をしている最中、
 君は“それ”を見つけてしまった。

 枕を赤く汚した朝は、
 早々に片付けるのが常なのだけど、
 その日の君は、朝から僕の部屋へと
 突撃してきたものだから、
 僕も片付けそびれてしまったのかもしれないね。

 はたして、見てしまった君は何を言うんだろうね?
 大丈夫、怒らないよ。]
(305) 2022/12/17(Sat) 18:41:32

【人】 XI『正義』 マドカ

[僕が教えた文字で、言葉で、
 君の世界がひとつずつ、色づいていくと良い。
 そう、願って君に贈ったノートには、
 色とりどりの花が咲いていた。

 君に贈り物をした日、
 君はまるで、花開くように笑った。

 君の感情が芽吹く度、
 僕はまたその眩しさに目を細めたんだ。**]
(307) 2022/12/17(Sat) 18:41:51
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a77) 2022/12/17(Sat) 18:46:34

XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a81) 2022/12/17(Sat) 19:11:17

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
多角避けてたらなんかふわっと存在している空気になってるやつはここにもいるよ……
いやむしろこれから重たいのぶつけようとしているフォルスが多軸で、大丈夫か?生きてるか?とはなってる(君なら大丈夫だろ)

フォルスに投げるものもじわじわ準備はしてるんだけど、流れ次第で書き換えるしなぁ
(-87) 2022/12/17(Sat) 19:13:45

【人】 XI『正義』 マドカ

―― 回想:故郷の歌 ――

[僕が寝かしつけていたのは誰だったか。
 
多分、ヒナギクかな。

 そっと寄り添うような歌声に、
 僕は驚いて振り向いた。

 咄嗟に思い浮かんだのは、
 君の故郷が僕と同じものなのか、ということ。

 けれどその点については、
 君によってあっさり否定される。>>1:442


     そっか。
     それで……


[少しだけ、がっかりしてしまったが、
 それを顔に出すことはなかった。]
(362) 2022/12/17(Sat) 22:26:13

【人】 XI『正義』 マドカ

[島ってどんなところなんだろうね。
 君が口にするから、僕はゆるりと目元を緩めた。]


     広くは、ないかな。
     でも、“外”との境界が明確であることは、
     こことそう、変わりはないかも。


[君が興味を持ったようなら、ぽつりぽつりと語っただろう。

 
 朝、窓を開けると吹き込む風に混じった、磯の香。
 時折流れてくる、海鳥の声。
 僕の故郷は、島群の中でも割合小さな島で、
 1周するのに丸一日もかからなかった。
 僕の生家は、島の中では一番大きくて、
 ちょっとした由緒のある家だったけれど、
 それでもこの洋館よりは小さくて。
 そうそう、島で育てていた麦は、
 大陸のものとは違うんだよ。
 パンよりも麺類を作るのに適していて、
 それも太くてちょっと重たい麺が美味しかったんだ。
(363) 2022/12/17(Sat) 22:26:38

【人】 XI『正義』 マドカ

[焼けた故郷。
 もう帰ることはない。

 帰ることはできない。

 土地としての場所はある。
 けれど、人も生活もそこに残っていないなら。
 それは、故郷と呼べるのだろうか?

 今となっては、記憶の中に、遺るだけ。]


     ねぇ、チェレスタ。
     また、一緒に唄ってよ。
     唄も、踊りも教えてあげる。
  

[だから、君も一緒に覚えていて。

 僕の故郷を知らない君へ、
 想い出の共有を願った。*]
(364) 2022/12/17(Sat) 22:26:54

【人】 XI『正義』 マドカ

―― 売店 ――

[本当に、とは。>>357

 来ないと思ってたんか、とは言わないが、
 少しだけ顔をしかめてしまう。

 来ない方が良かったんか。
 いや流石にそれはなかろうよ。]


     ……ウン、


[促されるまま、咳に腰かけると、
 目の前にクッキーが一枚置かれた。]
(365) 2022/12/17(Sat) 22:27:14

【人】 XI『正義』 マドカ

[注文しておいてなんだが、
 占い的なものは若干怖い。
 
 未来は既に決まっていると、
 暗に言われているようで。

 うだうだと悩みながらクッキーを指先で弄ぶ内、
 君が帰ってくる気配がしたから、
 腹をくくってクッキーを割った。

 お待たせ、とカップが置かれる。
 その手を、腕を、肩を、首を、頬の輪郭を、

 そして顔を見上げた。]
(366) 2022/12/17(Sat) 22:27:29

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     ……知ってる。


嫌われて・・・・いるからと言って、
 君はそんな馬鹿げていて面倒なことは
自分が用意した飲み物に毒を仕込むなんて
しない。

 それは、信用とか信頼とか、
 そんなモノではなくて、単純に……
 そう、解釈していた。

 促されたなら、しぶしぶといった様子も隠さずに、
 完敗には応じただろう。

 もちろん飲み干す
杯を乾かす
という意味ではない。
 こちらとて、ある程度話をする覚悟のうえで、
 ここまで来た。]
(367) 2022/12/17(Sat) 22:28:08

【人】 XI『正義』 マドカ

[でも、何となく、
 占いの結果を見る覚悟は無くて、
 中身を見ぬままに黙って相手に差し出した
 紙に書かれていた文字は……末吉omikuji。*]
(368) 2022/12/17(Sat) 22:28:48

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
いっそ大凶とか出ろよ面白くねぇなぁ(まがお
(-102) 2022/12/17(Sat) 22:29:24
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a88) 2022/12/17(Sat) 22:31:34

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
深夜のアリアに絡みに行きたかった……が、フォルストの会話が終わるまでどう転がるかがちょっとわかんない……

そして『力』との前世を僕は模索している……
『魔術師』カッコイイね……好きだよ僕そういうの…
(-108) 2022/12/17(Sat) 23:18:26