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【独】 灯守り 立秋/* にゃー(にゃー) そういえば先代灯守りたちは男ばかりという独り言見たけど先代立秋も男でした 正確な先代はボクが引退した後に立秋になった子なのかもしれないけれども、ボクより先に就いていた人を先代と呼んでいたです 後任立秋の話書いてたんだけどめちゃくちゃ長くなってしまって削れないかなーと修正チュウ。 (-70) 2022/01/27(Thu) 1:51:26 |
【独】 灯守り 立秋/* 芒種お姉さまの色気はボクには逆立ちしても出せないRPだ なんと気怠げな艶のある……と思っておりました ちなみに天乃▲していたのはボクですが「あまのさんかっけー」の意味でした 襲いたい可愛さなのはわかります (眠くて脳内垂れ流し) (-75) 2022/01/27(Thu) 1:57:14 |
【独】 灯守り 立秋/* 中央の人もいるし、風呂の一つくらいは多分あるだろーと勝手に作ったら、どんどん豪華に建てられていって強縁故になっていったのは笑うよww (-132) 2022/01/27(Thu) 9:32:35 |
【人】 灯守り 立秋『能力は、人に使ってはいけませんよ』 [そうカリーユに教えたのは、先代の立秋である。 立秋を引き継ぐ時に共に受け継いだ能力。 その使い方について、] 『迫風は、それほど強い能力ではありません。 人に使ったって、よほど運が悪くなければ、怪我をすることもないでしょう。 でもね、どんなに弱い力でも、能力を持っていない一般の人からすると、力を向けられる行為自体が怖ろしいのですよ。 能力を使わずに解決するのなら、それで済ますべきなのです。 なるべく人に向けないようにしてくださいね』 [実際、能力を持った灯守りたちはその扱いを気にしすぎるほど気にしている。悩みを抱いている者もいる。それ故に、立秋は躾として力を行使した夏至に対してかなり怒っていたのだ。 頭を冷やした方がいいんじゃない?と言われて引き下がったのも、本気で揉めそうになったからだ。>>4:104] (19) 2022/01/27(Thu) 9:52:28 |
立秋は、小満にごろにゃーした。 2022/01/27(Thu) 11:17:54 |
【赤】 灯守り 立秋[立秋が、一度号を退いたにも関わらず、 再び灯守りになった理由。 それは、後継者に選んだ蛍が自殺未遂を起こしたからである。] (*22) 2022/01/27(Thu) 17:46:16 |
【赤】 灯守り 立秋[現在の処暑が灯守りに就いてから2,3年経った頃か。 魂の負荷を感じ始めていた立秋は引退を宣言した。 後任に選ばれたのは、当時の蛍であった涼風至(すずかぜいたる)。当時は普通に人間の蛍が三人居たが、涼風至は一番年若く、蛍になってからの期間も最も短い娘だった。 灯守りの指名は揉めるものだということを結構見聞きしていたから (特に処暑で起きた事件は記憶に新しい) 、蛍たちとよく話し合って、納得した上で決めた。彼女は控えめで真面目な性格で、他人の喜び悲しみに寄り添える娘だった。玉に瑕なのは、有能であるのに自分に自信がなかったことか。その為、当初は辞退しようともしていた。 能力はあるのだし、灯守りになることで自信をつけてもらいたかったのもあり、他の蛍たちも支えてくれるから大丈夫だよ、と立秋は涼風至を励まし、承諾してもらったのだ。] (*23) 2022/01/27(Thu) 17:47:12 |
【赤】 灯守り 立秋[こうして立秋は引き継がれ、先任立秋ことカリーユは「すずちゃんをよろしくね!」と言い残して引退していった。 しかし、致命的な見落としが一つあったことには気づいていなかった。それが、涼風至の母親の存在だった。] [彼女が自分に自信が持てない理由が、幼少期から続く母親からの否定にあった。 顔立ちの整っていた己に似ず、別れた夫によく似た娘を、母親は可愛いと思えなかったらしい。最低限の衣食住は与えたものの、容姿をなじり、苛立ちがあれば容赦なくぶつけた。 彼女は、何をしても褒められた記憶がなかったらしい。 たまたま見回りをしていた立秋に『何でも良いのでそばで働かせてください!』と押しかけたのも、そんな生活から逃げだしたかったかららしかった。 恥だと思っていたのか、彼女は家庭の事情を周囲に打ち明けておらず、これらのことを立秋が知ったのはずっと後のことだ。] (*24) 2022/01/27(Thu) 17:48:14 |
【赤】 灯守り 立秋[新しく立秋となった涼風至。前任の立秋とは違い、領域から出ることはあまりなかった。時々出かける時は、正体がばれぬように姿を変えてこっそりと。 交代が起こった際というものは、それなりにやっていた前任者はある程度美化されて、現任者は非難されるものだ。しかも本人のいないところでは尚更。] 『前の立秋様はよく様子を見に来てくれて、話を聞いてくれたんだけどねえ』 『立秋様の母親って知ってる?親だってことで偉そうにしたり物を要求したりしてくるんだよ。あんな人に育てられたなんて、不安しかないよ』 『前の立秋様にはそんな話は全くなかったらしいのに。そうそう、他にもね……』 [前任と比較してはあれがなってない、これがなってない。当事者でないから好き放題に言えるのだ。しかし、耳に届くそれらの非難を無視出来るほど、新しい立秋は図太くもなかった。 やっぱり、立秋様のようには出来ない。 そう感じながらも、彼女は役目を果たそうと努力を続けた。母親については他の人に迷惑をかけぬよう、一人でも生活出来るように仕送りをした。] (*25) 2022/01/27(Thu) 17:49:12 |
【赤】 灯守り 立秋[やがて数年が経ち、徐々に評価もされるようになった頃。 彼女の母親が危篤だという報せが来た。 不摂生が祟って病気になっていたらしい。 立秋に就いてからは意識して会わないようにしていたが、これで最期かもしれない。やはり母親ではあるので、最後くらいは……と、彼女は会いに行ったのだ。] 『親不孝者!』 [出会い頭の第一声がそれだった。] (*26) 2022/01/27(Thu) 17:51:33 |
【赤】 灯守り 立秋[母親は続けて、灯守りなのだから病気を治せ、それくらい出来るだろう、出来ない?この役立たず、私がこんなに苦しい目にあっているのに!寿命を延ばせ、何とかしろ、灯りを復活させろと無茶苦茶な要求と罵声を浴びせた。 彼女が何年もかけて必死で積み上げていた物を否定し、ほんの数分であっさりと崩して踏みにじる。結局、興奮しすぎて気絶するように眠った母親を置いて、彼女はふらふらと家を出た。 ……育てて貰った感謝は伝えよう。 もしかしたら、最期くらいは親子らしい会話が出来るかもしれない。 そんな甘い期待は打ち砕かれた。] (*27) 2022/01/27(Thu) 17:52:28 |
【赤】 灯守り 立秋[領域に戻った彼女は、蛍たちの心配を横目に、自室に閉じこもっていた。ぼんやりしながら窓の外を眺めていれば、死者の魂が集まっているのが見えた。 その中に、母親の魂があった。] (*28) 2022/01/27(Thu) 17:53:00 |
【赤】 灯守り 立秋……ああ、母がそこにいる。 結局どうすることも出来なかった役立たず。 生き返らせなきゃ、また役立たずと言われてしまう。 (やめて、睨まないで、お母さん) でも、灯守りにそんなことは出来ない。 導きの灯に送ってあげなきゃ、でも送ったら役立たずになってしまう? 灯りをお母さんに戻さなきゃ、どうやるんだっけ、 違う送るんだ、……どうやって送ってたっけ。 私は灯守りで、灯守りは新しい灯りを送らなきゃ、 でもどうやればいいの? だめだ、私じゃだめだ。私みたいな出来損ないじゃだめだ、皆本当は立秋様に戻ってほしいって思っているの。戻さなきゃ、返さなきゃ。 (助けて、助けてください、立秋さま、) 立秋様に、お返ししなきゃ、証をお返ししなきゃ、 私じゃだめ、お母さんを早く送らなきゃ、だから早く返さなきゃ 早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く (*29) 2022/01/27(Thu) 17:53:37 |
【赤】 灯守り 立秋[大きな音に驚いて駆けつけた蛍たちが見たものは、自分の灯りの容れ物を叩きつけている娘の姿。幸い、容れ物が頑丈だったから一部が壊れただけで済んだとのことだった。] 『……衝動的に、だったようです』 『私では駄目だ、私は役立たずだから、と呟かれておりました。恐らく、自分の灯りを消すことで貴方に証を返そうとしたのではないかと思われます。』 [それならば、何も死なずとも、自分を指名すれば良かったのではないか。そう問うた老人に対し、蛍である彼は、『まともな状態ではありませんでした。一刻も早く返そうとしていたようです。』と首を振る。 そもそも、そんなことをしたって証が先任の所に戻るとは限らないのだから、やはりまともではなかったのだろう。] (*31) 2022/01/27(Thu) 17:54:57 |
【赤】 灯守り 立秋―戻ってきた立秋― えへへ、久しぶり。 戻ってきちゃった。 [他の灯守りと会うと、立秋はそんな風に、昔と変わらずに挨拶をした。 先の立秋が起こしたことについては、公には話していない。 尋ねられれば、「一身上の都合で難しくなっちゃったみたいで」と軽く話すに留めただろう。 中央の職員の一部への報せと、書類には残したが、彼女はまだ生きている。彼女に関する噂話が耳に入れば、また傷つくだろうから、職員たちにも他言無用をお願いした。] (*33) 2022/01/27(Thu) 18:18:46 |
【赤】 灯守り 立秋ね、小満。 あの子ともしも会うことがあって。 もしも君の能力が必要と判断したら……使ってあげてくれないかな。 ボクには、会わす顔がないって言ってるらしいから。 [彼女はまだ静養が必要で、立秋域で暮らしていたが、そのうちに出ていくだろうことは予想できた。詳細は語らなかったが、小満だけには頼んだのだ。 ただ、頼むのは彼女のことだけ。 自分の中の苦い思いについては飲み下したまま。 いつも年上の灯守りに甘えていた立秋は、この件に対しては誰にも甘えようとはしなかった。**] (*34) 2022/01/27(Thu) 18:19:57 |