【独】 灯守り 冬至/* でふぉるといろ うすざくら さくらいろ うすにび わすれなぐさいろ たんぽぽいろ かんぞういろ しっこく からすばいろ あんこくしょく (-50) 2022/01/16(Sun) 23:24:35 |
【人】 灯守り 冬至 [ ここは どこだろう ] [ まっくらいそらだ なにもない うすぐらいよ ] [ ここはどこ? わたしは――ぼく は なに? ] [ うえはくろくて したはしろい こわい こわいよ ここにはなにも なんにもない ] [ たすけて こわい かえりたい かえりたいよ ] [ まま、どこにいるの? まま、ごめんなさい いいこにするから でてきてよ ] (173) 2022/01/17(Mon) 1:00:07 |
【人】 灯守り 冬至 [ かえろうよ あたたかいばしょに、ぼくがいた ままの ] [ どこ、だっけ ] ぽた ぽた [ もっと あかるいばしょ もっと もっと、いたかった ] ぽた [ まま、あやとりおしえてよ ] [ まま、まま、だっこして ] [ まま、いっしょにねてよ ] [ まま、ぼく、ゆきあそびしたい ] [ ままのかぼちゃのぱいがたべたい ] [ いいこにするから そばにいてよ ] [ ねえ まま ] ぽた [ まま ] ぽた [ ―――――ごめんなさい ] (175) 2022/01/17(Mon) 1:00:17 |
【人】 灯守り 冬至[ ……ひかり ] [ ひかりがみえた あたたかいあかり ] [ おうちだ おうちにかえろう ぼくのうちよりおっきいおうち ] [ ままにあえるかな あいたいな あえないよ あえなくなっちゃうのかな でも、さむくてくらい ] [ いやだよ。ねえ まま ] [ だいじょうぶ こわくない だってやさしいあかり あんなに あたたかいばしょだから ] (176) 2022/01/17(Mon) 1:00:24 |
【人】 灯守り 冬至 [ ききにいこう ] [ かえりみちを ] [ きいたら ] [ きいて ] [ あの お ][ あのう ち に ] [ ろぇ ] [ か かえかえかかか ][ か、か ] [ か え ] [ ろ ] * (177) 2022/01/17(Mon) 1:01:16 |
【人】 灯守り 冬至―――領域内 [ 天は宵に満ち 地は白雪満ちる世 ] [ 薄暗がりの織りなす地平線 世を覆う夜に昇る陽は無く 見渡す限りに遮るものは無い 常夜の如き世に ] [ 今、帰る 子 一つ ][ 未だ灯ったばかりの 小さな小さな 悲しみに暮れた灯火 ] (185) 2022/01/17(Mon) 1:43:21 |
【人】 灯守り 冬至[ 当て所無く漂う灯は やがて白絨毯の上 ぴょんぴょん跳ねる雪うさぎと戯れる 悲しみの残滓を散らすように 暫し 舞 い揺らめいて ]――――… [ そっと夜に翳す手のひら そうして灯は 静かに降り立つ 終わりの終わりを受け入れるが如くに ] (186) 2022/01/17(Mon) 1:45:20 |
【人】 灯守り 冬至[ 傍らの足許 静かに佇む雪うさぎ 長いようで短い 短いようで長い刹那 常夜に訪れる静寂は 祈りにも似たひと時 ] ―――…おかえりなさい [ 背を押すように 天へと 送 り出した ] * (187) 2022/01/17(Mon) 1:45:37 |
【人】 灯守り 冬至―――冬至の地 [ 一年の半分を雪と共に生き 一日の半分以上を夜と共に生きる地 ] [ 決して営みに恵まれているとはいえず 日々の蓄え無くして春は無しとさえ云われる ――それが、冬至域 ] [ そんな中にあって 民達は生きる 冬を耐え 冬を慈しみ 冬を越えて行く。 人里離れた場所に於いても 栄えた地に於いても 隣人と力を合わせる様子が見られる事は珍しくない ] [ 独りでは越えられないものがあると 身をもって識るが故に根付く、知恵と風習 ] (254) 2022/01/17(Mon) 13:41:02 |
【人】 灯守り 冬至[ 頃は冬至から大寒。 其の地に於いては "鬼節"と呼ばれる厳冬 ] [ 越えど越えども廻り 巡り やがて必ず還る日々 ] [ 冬至域の民達は その灯の多くが 冬 に愛される寒や夜との親和性が高いともされる 冬の加護を受ける 故に 冬至に生きる民達にとって鬼をやりすごす事は 知恵とを持ってすれば 決して無理無謀な事では無い ] [ ――けれど。 ] [ 愛されて、尚。 其の夜に無防備に晒せば 夜に喰われたように消える事がある ] [ 童謡、伝記、伝聞――… 冬至域を語り紡ぐ時 遍く悉くに於いて 必ずその名が出るとされる、それが冬至の"鬼節" ] (255) 2022/01/17(Mon) 13:41:31 |
【人】 灯守り 冬至[ もしも、鬼節の夜に身一つ 屋内でなく 野辺に身を置くような 手ずから灯を散らさんとするが如き者のあれば ] [ 民か 夜か うさぎか 或いは"誰か"が 手を声を差し伸べ 我が家に 温かい場所にと迎え入れる ] [ それもまた 鬼節の必定である ] * (256) 2022/01/17(Mon) 13:41:58 |
【人】 灯守り 冬至――おつるのおつかいクエスト [ 冬至領域内。 白雪の狭間 何も無い虚空を見下ろすのは 一匹の白いうさぎ――否、雪うさぎ ] [ うさぎは右を見て 左を見て もっかい右を見て―――― ] [ ぴょん! ] [ 軽やかに穴へ飛び込んで行った ] (259) 2022/01/17(Mon) 15:04:48 |
【人】 灯守り 冬至----- [ 冬至域に於いて 有数の活気を誇る中心街。 薄らかだとも温かな陽の光が差し込み 脇に聳える雪がきらきらと輝きとける。 陽の光に浮足立ち 思い思いに行き交う人々 夜に備える民達をすぐそこに見る事の叶う路地 一匹の雪うさぎが 一切の前触れなく姿を現した ] (260) 2022/01/17(Mon) 15:05:26 |
【人】 灯守り 冬至[ 呼ばれて飛び出て ぴょぴょぴょぴょ〜ん! ] とうっ! [ 呼ばれてなくても ぴょぴょぴょぴょ〜ん! ] からの〜 参上っ! [ 後ろ足で立ち 腰に前足。 登場シーンを完璧にキメた雪うさぎ おつるは四肢を地につけると眩しさに目を細めた ] (261) 2022/01/17(Mon) 15:05:53 |
【人】 灯守り 冬至[ こんにちは、おつるです。 ぼくは かのすうこうで、いだいで、 かわいくて、ぷりちで、それはもうかわいくて >>せかいいち〜かわいいよ〜〜♡<< かわかわの号を冠する灯守り様の蛍です。 好きなものはかわいいもの 好きなひとは ご主人さあっ〜/// >> せかいいちかわいいよぉ〜!! << 得意なことはお片付けとパズルです ご主人さまの書類整理もちゃちゃいのちゃいです! 最近の悩みは 反抗期の弟です。 年の離れた弟かわい〜!とおもっていたのに おもって いたのに………。 最近、一緒にいることが少なくなりました 今日も ひとりでできるもんってどこかへ行きました ご主人さまがきょろきょろしていました。 かわいい… かわいいけど ぼくも見てっ! ] (262) 2022/01/17(Mon) 15:06:21 |
【人】 灯守り 冬至[ ご主人さまのお願いをきくのは ぼくのライフワークであり ご褒美です ] ( 踏みつけられる雪道 ) [ 今日も ご主人さまからお願いされて 「いってらっしゃい」とかわいいされて きっちりかっちりばっちりとこなしにきました ] ( 踏み固められる雪道 ) くっそ〜…… だーくそ!いづるのやつっ! きょろきょろされんのうらやましすぎだろがぃぃぃ [ でもむしゃくしゃするから おひさまに叫んでやりました] (263) 2022/01/17(Mon) 15:07:40 |
【人】 灯守り 冬至[ 閑話休題。 ご主人さまのお願いは ご主人さまから託された"声"を伝えること。 いづるにはまだ難しい ぼくにしかできないお役目の一つ。 人と普通におはなしするだけじゃない もっと 深いところに届く声を伝えるのに いづるはまだ少し、幼いから。 これはぼくのお役目で、 今までにもう 数えきれないほどお願いされてきた そういう、特別で ありふれたこと。 ぼくがその家を訊ねると "おかあさん"は 真っ赤な目を見開いて すぐに あたたかいおうちに入れてくれた ] (264) 2022/01/17(Mon) 15:08:18 |
【人】 灯守り 冬至[ かぼちゃの甘い香りがふんわり漂うお部屋 みるくがふたつ置かれた机ごし ぼくは伝えた ご主人様から託された " 声 " をぽろぽろとこぼれる雨が おかあさんのあたたかなみるくを揺らす。 だからぼくは、ぼくのみるくをのんで 揺れる水面が落ちついたころ のんびり言うんだ ] (265) 2022/01/17(Mon) 15:09:43 |
【人】 灯守り 冬至* * 一緒にかまくらを作って 雪玉のあてっこをして 雪うさぎも作ったんだ。楽しかったなあ あとね、ぱんぷきんぱいがすきなんだって あまくて ほくほくで おいしいんだって。 * あんまりにもおいしそうにいうから ゆきでぱんぷきんぱいをつくったんだけど 全然違う!っておこられちゃった ままのつくるぱいじゃないといやだ!って * えへへ。 おかあさんが だいすきなんだねえ * * (266) 2022/01/17(Mon) 15:10:24 |
【人】 灯守り 冬至[ おかあさんのあめがやんだころ 少しずつ陽の落ちる道へ出た。 道を折れる時、一度後ろを見たら こっちを見ていたおかあさんが手を振った。 いっぱい 泣くんだろう 枯れるほど泣いたはずの目からこぼれたみたいに これから 幾度となく、夜に泣くんだろう 陽が落ちて この夜を越えて先の日も 夜となく昼となく また誰かが泣くんだろう ] ――すてきな、おかあさんだね [ なんて。 誰にも届かない声を 一つ風にのせてみた ご主人さまとは違う ちっぽけで陳腐な 使い蛍の戯言 ] (267) 2022/01/17(Mon) 15:11:10 |
【人】 灯守り 冬至[ でも、いいんだ ちっぽけだって陳腐だって。 ぼくは、おつる。 いだいでかわいいご主人さまの蛍 ご主人さまのこのおねがいを 一番うまくこなせるのは ぼくなんだから! ] 〜♪ [ 背中に結んでくれた、おかあさんの"お土産" 冷める前にご主人さまに届けなくっちゃ。 "おねがい"なんてされてないけど 食べたそうだったこと、ぼくはちゃあんと知っている。 なぜならぼくは、誰よりご主人さまの傍にいる蛍だから! おかあさんが 「ぼくと冬至様に」って焼いてくれた あたたかくて ほくほくで あまいかぼちゃのパイ。 仕方ないから いづるの分も残しといてあげよう。 …ちょっとだけね! ] * (268) 2022/01/17(Mon) 15:12:21 |
灯守り 冬至は、メモを貼った。 (a55) 2022/01/17(Mon) 15:21:51 |
【人】 灯守り 冬至[ 百戦錬磨の元参謀をして唸る冬至の頭脳が きらりと光り輝くひととき ] 露天風呂には鹿威しをお願いします 内風呂は何種類か欲しいところです 冬至の集いの際には柚子を浮かべ 皆でのんびり風流を感じるのも良いです。 お風呂上がりに寛げるよう 食事処も用意して… 仮眠のとれるお休み処もほしいですね ――は。 性別の枠を越え皆で楽しめる場所も この中央域だからこその試みではないでしょうか いえす。 早速水の中で着用できる画期的な服の考案も…… (略) [ 大層心地良いお風呂が完成する影にて その手腕は遺憾なく発揮発揮されたという―――… ] (318) 2022/01/17(Mon) 22:21:23 |
【人】 灯守り 冬至[ 灯宮に入る 持ち回りの季節 端末で参加するようになってからも "冬至"は、その節ばかりは決まって姿を見せる ] [ 自らの姿で中央域を巡り 柚子を配り歩き 余った柚子をお風呂にしこたま投下する日 冬至が柚子湯にこもる姿もあるだろう ] [ 稀に 中央域でその姿を見かける者があれば それは恐らく人違いではない。 ぬくぬくしに来たおしのびの冬至、本人である ] [ ――小雪 ] [ 一人の引きこもり灯守りを 今尚中央へ引きずり出すに至る 広義の意味で一番の立役者の号である――… ] * (319) 2022/01/17(Mon) 22:21:47 |
【人】 灯守り 冬至―――中央域 会場へ [ 一匹の雪うさぎが ぽてぽてと廊下を進む ] ………。 [ 全体的にまるい ふっくらしたフォルム 耐久性及び触り心地に優れたぷにぷにボディ デフォルメボディは見目の癒し効果は高くとも 標準的なうさぎより三回りほどは大きい其れ。 ] [ 数十年以上前に開発された 超先進的魔術具――ゆきうさぎ型端末 ] [ 初代は見目に愛らしい華奢な端末だったが 改良に改良を重ねられ、今に至る魔術具である ] (345) 2022/01/17(Mon) 23:11:22 |