人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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【赤】 曳山 雄吾

―ラウンジ―
>>*1:126>>*1:127
[ 悲鳴のような喘ぎのような、水葉の声が唇から零れ落ち、
 仮面の奥から覗き見た雄吾は
 秘所を穿っていこうとする身動きを止める。]

 ……少し、止まってからにしよう。
    それで苦しくなくなるかどうかは、わからんが。

[ 言って、己の胴体を動かさないように努めつつ
 彼女の裸身に両手を沿わせる。

 そうっ、とゆっくりした動きで撫で上げて、
 仰向けになって上向いた水葉の乳房を
 左右から寄せ上げるのだ。]

[ 人差し指で頂きをくるりとこね回し、
 柔らかな風船で遊ぶように五本の指で軽く揉む。

 そうする合間に観察すれば、
 水葉の表情に変化は見られただろうか。

 胎内に打ち込まれたものへの違和感や苦しさが
 和らぎつつあるようなら、穏やかなペースを保った動きから、
 律動を作り始めることにしようか、と。]*
(*0) 2020/07/15(Wed) 0:01:42

【赤】 曳山 雄吾

―ラウンジ―
>>*1
[ 見かねたというよりも、それは雄吾にとっていつもの手順のようなものだった。巨体に見合った大きさの男性器はよほど慣れているか十二分に潤っているかでもなければ相手に傷を与えてしまいかねず、幾度か手痛い後悔を経たせいもあって、少々以上に雄吾を慎重にさせていた。]

 まだ、きついか。
 ならもうしばらくは動かずにいよう。

[ ソファの背もたれに片手を掛け、そちらに体重を乗せて
 上体を折り曲げた。二人の着けた仮面が当たらないように少し斜めの角度で
 顔をごく近くまで寄せていく。

 水葉の瞳はまだ開かれていただろうか。
 じ、と覗いて少し後。
 雄吾の唇は水葉のそれに重なり、あわく開く動きに続いて
 そっと舌先を彼女の口腔に忍び込ませた。]*
(*5) 2020/07/15(Wed) 0:36:44

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

─ 回想・ベッドにて ─

[ この年齢になってもまだ、
 一夜に三回程度はざらのことと自認はしている。

 それでもこう早く回復していった原因を探るなら、
 彼女が施した口技の快感はいうまでもなく。

 それに加えて二度の性交を経た上でも未だ尚、
 手つかずのままの食事を目にするような飢餓感を
 雪菜に対して覚えていたからでもあろう。]

 「 察しの通り、その事だよ。
   ……ずっとは困るな。

   口の中の様子は別に、気にはしないけれども。]

[ 彼女の口元を見やって、サイドテーブルに腕を伸ばす。
 二つ並んだティッシュ箱を探り、ウェットティッシュの方を
 抜き取った。]

  「 俺が出して雪菜が口で受けたものだろ。
   嫌がる理由には、別段ならないが。
   べとついてる位は、拭っておくか?」

[ またすぐ汗と体液とで汚れるだろうが、と思いはしつつも、
 そんな風に言って差し出した。]
(-5) 2020/07/15(Wed) 1:09:34

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

[ ちょうどその時、雪菜は裸身を隠す様子もなく――
 今更だとは当然言えるだろうが――、
 ころんと準備体操にあるようなエビのポーズを取っていたか。

 彼女の正面から向き合うと、最初に脱がせた時よりも充血し
 赤みを帯びた秘苑が惜しげもなく曝されている。

 小さな手が膝裏を抱えられた様子、
 白いふくらはぎの間から蠱惑的な少女の笑みが目に映った。]

 「まさか?
  水分補給くらいはしても良いかもしれないが。
  雪菜に問題ないなら、続けるに決まってるだろ。」

[ ベッドに落ち着けていた腰を上げ、膝立ちになって己の雄を
 彼女の入り口に添えていく。
 戯れのようにトトトッと、クリトリスを中指の腹でごく軽く
 突ついてみせた。]

 「さて……せっかく雪菜の小さな身体だ。
  次は、立ったままで愉しむことにさせて貰おう。」

[ 軽く立って身体を前へと曲げていった。
 潤滑液を帯びた肉の鋒先はずぶりと上から下へ、
 しだいに雪菜の胎内に呑み込まれていく。

 そうして一番奥まで埋まれば、彼女の腰に手を回し、
 抱き寄せて立ち上がろうというのだった。]*
(-6) 2020/07/15(Wed) 1:22:00
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a2) 2020/07/15(Wed) 1:25:08

【独】 曳山 雄吾

/*
ていうかな! 
雪菜のそのポーズは明らかこの体位狙ってただろう!

むしろキャラメイクの時点からか。
こっちも割とそうではあるがw
(-7) 2020/07/15(Wed) 1:27:55

【独】 曳山 雄吾

/*
>メモ
ほんといつも遅筆ですまん。
(-8) 2020/07/15(Wed) 1:37:51

【赤】 曳山 雄吾

――一日目・ラウンジ――
>>*11
[ 少しだけ持ち上げられた水葉の頭を、
 口づける動作の続きのようにソファへと押しやった。

 口腔に侵入した舌先は口腔内をまさぐり動いて歯並びの先端をなぞり、
 やがて彼女の舌を探り当てる。
 柔らかい粘膜で出来た塊を愛撫するように絡めさせると、
 重なった唇と唇の隙間からは密な水音が漏れていくか。]

 ……押さえつけられ、逃げられない、今の君は。
   蹂躙されつつある獲物だな。

[ 言わずもがなの事実であるが、言い聞かせる言葉はきっと
 水葉の中に方向づけを与えるだろう。
 空いた器に注がれる液体のように。]

 ……動くとしようか。
   器の君だけでなく、俺の欲も満たさせて貰おう。

[ 女の身体を縫いとめていた肉の楔。
 腰を引けば、しばしの猶予の間に肉幹と密着していた襞が吸い付いてくるかのように感じられる。その感触に快感を覚えて小さく息を吐き、半ばほどまで抜いた雄を今度は突き入れていく。]
(*24) 2020/07/15(Wed) 18:07:32

【赤】 曳山 雄吾

[ 水葉の胎内に己のものを馴染ませるようにゆっくりとした挿抜は
 徐々にストロークを大きくし、そのペースを早めていく。

 ずん、と質量を感じさせる衝撃を一番奥まで送り込むと
 一旦動きを止め、上背を屈めて唇を奪った。
 差し入れる舌は彼女の舌に軽く触れ、口の外へ誘うようにつっと突く。
 もし水葉がそうすれば、ごく軽い痛みを覚える程度の圧力で
 雄吾の門歯が鮮紅色の粘膜を掴まえただろう。

 そうして後に、仮面の男は両手を水葉の膝裏に差し込んで、
 両脚をM字の形に持ち上げて
 左右に大きく開かせてしまう。
 より一層、身動きの自由を拘束される姿勢。
 ソファの布地をまだ彼女の手は掴んでいたろうか。]

 ……自分で、自分の脚を掴んでごらん。
  自ら開いて、獲物を差し出すようにな。

[ 求める言葉を掛けて、開かせた秘所の最奥まで、
 猛る雄肉を一息に打ち込んだ。]
(*25) 2020/07/15(Wed) 18:23:44

【赤】 曳山 雄吾

[ そうして、仄かな照明だけが点るブースの中での交わりは
 どれほど続いただろうか。

 水葉の好奇心や欲求が満ちるまで、
 あるいは単純に体力が尽きるまでか。

 雄吾自身の体力が底を尽くということは起こり得ず、
 一度達しても短かな休憩のみで回復していった。

 夜のような薄闇の帳が降りたラウンジを後にしたのは、
 実際に夜の訪れが近くなってからのことかもしれなかった。]*
(*26) 2020/07/15(Wed) 18:29:20
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a18) 2020/07/15(Wed) 18:33:41

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

─ 回想 ・ベッドの上で─


 「馴染んだ相手がいないとなれば
  寂しくもなるだろうが。」

[ 雪菜が言うのに頬を軽く膨らませた雄吾だが、
 振り返って言ったのみで、唇を盗みに動こうとはしなかった。]

 「だいたい、それならなんで拒んだ。
  慣れてるのは雪菜もだろう。」

[ とは露天風呂に向かう前、
 互いに全部の服を脱いだ時の話である。
 もちろん強引に奪うことも出来ただろうし、その認識は
 今でも変わらない。反応を窺ってみよう、と無意識に
 思ったのは、親族だからでも情熱の不足からでもなく、
 何を是とし何を否とするかの確認のようなものだった。]

 「スポーツか。言えるな。キスさせた方が1点追加、とでも。
  ルールに追加しておくか。」

[ 口元を拭う彼女を見つつ笑みを浮かべて、その1点が
 どの程度の重みなのかは考えようともしなかった。]
(-43) 2020/07/15(Wed) 22:56:18

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜


 「雪菜が良い声で啼いてくれて、安心したぞ?
  今さら小さくできるものでも無いからな。」

[ そうして、雪菜を雄蕊で貫いたまま引き寄せ、抱き上げる。

 はじめは、彼女の身体を折り畳むような形で床へ立ち、
 支える両手の位置を細腰から桃尻へとずらしていった。
 
 その不安定な体勢を支える為に、雪菜の脚は
 雄吾の腰に回る体勢になっていただろう。]

 「それにしてもやはり軽いな。
  俺の重さの、3分の1もないだろ。
  こんな時に言うのは、減点対象かも知れんが。」

[ 雄吾の1/3の体重ならば40kg。
 平均的な身長の女性ならばそれ以上あって当然だが、
 豊かな胸の膨らみを計算に含めてもなお、
 小柄であってもスタイルの良い雪菜の体重は、
 それよりも軽いと感じられたのだった。]
(-44) 2020/07/15(Wed) 22:57:34

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

 
 「……まあ、その、すまん。」

[ 不躾を詫びて軽く頭を下げる。
 それから軽く腰を揺らし、己のものを呑み込んだ蜜壺の
 収まり具合を確かめるようにして。]

 「詫びは、こっちでさせて貰うか。」

[ 口を引き結ぶとまずは、
 雪菜の身体を軽く持ち上げていった。

 彼女の中を満たした雄肉は動かぬまま、
 膨張した肉傘が膣肉のひだを擦りあげていく。

 それから再び元の高さまで下ろしていくと、
 今度はその反対に肉幹が突きこまれていくのだ。

 騎乗位で自ら動くのとはまた異なった感覚が
 雪菜の中には生まれるだろうか。

 数度その動作を繰り返すうち、
 雄吾自身の腰もタイミングを合わせて前後に動き始めた。

 ぱつんぱつんと肉のぶつかり合う音が生まれて、
 それと共に抽送の刺激と快感もより強くなっていく。]*
(-45) 2020/07/15(Wed) 23:10:48

【人】 曳山 雄吾

― 1日目から2日目へと ―


[ このクルーズ船内の設備もスタッフも、
 雄吾が欲した水準を満たしているとは疑いなかったが、
 中でも満足を覚えたのは食事や飲料といった
 本能に直接訴えかけるものだった。

 神戸の港の出発とあって、レストランでは
 上質の神戸牛を用いたステーキやカレー、シチュー等を
 取り揃えているのは勿論のことだったが、

 小籠包や豚饅頭を始めとした各種点心が作り立てで
 提供されると知って、足りている筈の腹がくぅと鳴くような
 錯覚を雄吾は覚えた。

 南京町で豚饅頭といえば老祥記が随一であるが、
 小籠包となると各地に名店があって一つには絞れない。
 百貨店のレストラン街に鼎泰豊を見つければ、
 ランチの選択肢に必ず含めるほどの好物だったのだ。]
(38) 2020/07/15(Wed) 23:28:54

【人】 曳山 雄吾

[ そういう訳で空席のひとつを確保した大男の前には
 湯気を上げる蒸籠が3つ並んでいた。
 小籠包と豚饅頭、海老焼売である。

 まずは小皿に黒酢を入れて、小籠包をひとつ箸でつまみ、
 そっと上下を逆さにした。

 黒酢は2個目以降につかうことにし、そのままを味わう。
 逆さにした小籠包のもっちりとした皮の端を前歯で
 わずかにかじり取ると、中から旨味と滋味たっぷりの
 熱々のスープが溢れ出た。

 逆さにするのがポイントである。
 上下をそのまま同じように齧ると、その時に
 スープが零れ滴り落ちてしまうのだ。

 もちろん、一つまるごとを口に入れることも可能ではあるが
 あまり推奨されることではない。
 いかに雄吾と言えど粘膜そのものを鍛えることは出来ず、
 蒸して熱されたスープの温度は火傷を起こさせるに十分なのだ。]
(39) 2020/07/15(Wed) 23:30:59

【人】 曳山 雄吾

[ ともかく、ぱくぱくと点心を味わいつつ、
 知った顔が辺りにないのを良いことに
 雄吾はスマーとホンを取り出した。

 短い内容のメッセージを考えて、二つの宛先に送信する。
 といって、片方だけでも同じことかもしれなかった。

 送信相手は同部屋に泊まっていただろうからである。]
(40) 2020/07/15(Wed) 23:31:31

【人】 曳山 雄吾

 
 『 クルーズ船の1日目、どうだった?
   楽しんでるか?』

[ アドレス帳の順番に、吹雪、雪菜と同じ文面を送信した。
 何処かで誰かと楽しんでいる最中なのかもしれないが、
 それなら少なくともマナーモードにはしているだろう、と
 別段気にすることもなく。]*
(41) 2020/07/15(Wed) 23:33:22
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a24) 2020/07/15(Wed) 23:42:32

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

─ 回想 ・ベッドの上で─


 「明言は、されてなかったぞ。」

[ 時に内心を機敏に感じ取ったように振る舞うことは
 彼女にも雄吾にも、ままあることではあったろうが、
 少なくとも雪菜の声として、その理由を聞いてはいなかった。

 もっとも、些細な事ではある。
 子供らしさを感じる表情で笑みを見せる雪菜 を見て、
 ふむ、と頷くのみであった。]
(-53) 2020/07/16(Thu) 0:00:40

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

─ 回想 ・ベッドから下りて、床の上─


[ 子供らしさが消えた笑みに気のない声。
 謝罪が形ばかりだったことを証明するような、
 くく、という音が雄吾の喉から漏れる。

 小さく軽い雪菜の体躯を己の愉しみのためにだけある
 玩具のように揺さぶれば、
 最初に上がった声はかすかな否定まじりに聞こえたか。]

 「可愛らしい声だ。
  さっきまではしっかり聞いてる余裕も無かったが。」

[ 肩に掛けられていた彼女の手が太い雄吾の首へと回る。
 しがみつくようにされれば汗の浮いたごつい胸板に、
 可憐な桃色をした二つの頂きがまず触れる。

 その様を感じて下へ目を向けた。
 浅黒い雄吾の肌と色白な雪菜の身体に挟まれて、
 平たく形を変えつつもはっきりとした存在感のある
 豊かな膨らみが視界に映った。]
(-54) 2020/07/16(Thu) 0:09:11

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

[ 深く貫いては持ち上げて、時に重力のまま落とすように
 少女の内壁を嬲り立てる。

 憎まれ口を叩いていたのは一方で、こう感じさせるためかと
 思うほど、乱れ喘ぐ雪菜の媚声は征服欲を駆り立てて
 雄を興奮させていった。]

 「本当にいい声だな、雪菜。もっと、聞かせてくれ。」

[ たっぷりと濡れ滴った潤滑液は雄吾の太腿にも伝い、
 掻き混ぜられて白く泡立った雫がぽたぽたと落ちていく。

 立位で交わる反動は雄吾の足元を一箇所に留めおかず、
 小さな水たまりが点々と、床の上に生まれていた。

 そうする最中、雄吾の両手は
 一際高く彼女の身体を持ち上げてしまう。
 雄肉がずるりと秘所から現れて、
 屹立した様を空気に晒すほど。]
(-55) 2020/07/16(Thu) 0:21:44

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

    ・ ・ ・
 「キスさせた方が、1点、と。俺は言ったぞ?
  余興のようなもの、ではあるが。」

[ 声を向けた先の雪菜は、
 彼女の手で雄吾の首にしがみついた以外には
 雄吾の両手で臀部を支えられただけの不安定きわまる体勢。

 それもつかの間、狙いを定めゆっくりと下ろしていく。
 屹立した怒張の先端に、ぴたりと秘唇を触れさせれば
 吸い付くような快美感が鈴口から伝わった。] 
(-56) 2020/07/16(Thu) 0:22:05

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

[ 性器と性器を粘膜で接触させ、だが雄吾は
 奥へ挿入させようとはせず、雪菜の身体を僅かに上へ、
 宙に浮いた形にさせる。

 にまりと笑んで同じように、今度はもう少しだけ深く。
 待ち構える雄肉に秘所の花弁を口づけさせては
 再び上へ。

 快美な感覚を味わいつつも、やはり挿入には至ることなく。
 粘膜同士が離れるときの小さな水音は次第に
 耳にはっきり届くほどになっていったろうか。]*
(-57) 2020/07/16(Thu) 0:29:51

【人】 曳山 雄吾

――過去の話・時雨のバーで――>>4>>5>>7>>8

[ちょっと意外、と口にした時雨の感想>>4
 雄吾はいくらか視線を伏せたのみ。

 しばらくの後、涼やかな目元を見開いた青年の声にもまた、
 じっと黙して聞き止めるだけだった。

 独白めいて語られる声>>5へは
 視線を向けることこそ無かったが、
 時雨が想う相手へ明かせなかった「もしかしたら」を
 聞き取ると、苦い笑みで頷いた。]

 欲しい気持ちばかり大きくなって、
 ……きみの場合は、吐き出せなかったんだな。

[ たしか雄吾が子供の頃に街で流れていた歌だったか、
 そんなフレーズが歌詞の一節にあったように思う。
 小さく首を振り、それから時雨の方を見た。]
(48) 2020/07/16(Thu) 2:29:57

【人】 曳山 雄吾

[ 上げられた青年の視線と雄吾のそれとがしばし交わる。
 やや左下に目を逸らし、白いカクテルを口にした。]

 ……おれの場合は、伝えて、振られたからな。

[ だから、時雨が恋人にその願いを言えたと仮定して、
 現在が変わっていたかどうか。
 雄吾にとって確信できる言葉を見つける術はなかった。]

 ……白が似合う女性だったよ。おれより年上で。

[追憶の姿を見るように、半分ほどになったホワイトレディの
 グラスに視線を移して。]

 頭が良くて、気が利いて、行動力のあるひとだった。
 尊敬してたし、色々と教えて貰ったな。
 
 本当に特別なひとだ、と思ったんだ。
 他の誰とも違う。他の誰よりも魅力的で、綺麗だった。

 だからこそ、おれの傍にずっと居てほしい。
 貴女をおれに、全部、くれ。そう伝えたよ。

[ 幾つかの感情が混ざりあった笑みが雄吾の頬に浮かぶ。
 その相手の姿を思い返すようでもあり、
 そう思いつめていた頃の熱情を懐かしむようでもあった。]
(49) 2020/07/16(Thu) 2:30:35

【人】 曳山 雄吾

 
 でも、「私は特別な人間じゃない」、そう言われた。
 ごく普通の、どこにでもいる人の一人。

 おれが見てるのはただの幻想だ、って。
 理想を被せられ続けたら、重みできっと潰れてしまう、と。

[ は、とため息を吐いた。長く話しすぎた気がしていた。
 酒量のせいもあるのだろう。
 杯数を数えるのは多少怪しかった。たしか、8,9杯。

 カウンターの向こう、青年の様子を見れば、
 雄吾の声はおおよそ届いているようだったが、
 しだいにぼんやりしつつあるようにも見えた。]

[ グラスを空けて、チェイサーを、と頼む。
 それまでよりもゆっくりとした、覚束なさげな手付きで
 冷たい水が供される。

 それからも幾らか会話は続いていたが、
 その詳細まではあまり記憶にない。

 ただ、無邪気な表情で笑いかける青年の笑顔は>>7
 翌朝になっても、次に此処を訪れたときも、憶えていた。]
(50) 2020/07/16(Thu) 2:32:25

【人】 曳山 雄吾

[ 時雨が酔い潰れてしまったのは、時計の短針が
 ほとんど真右を示す頃だったか。

 カウンターにずらりと酒が並び、奥からではなくすぐ隣から
 青年の声を聞いていたような気がする。

 飛び出してきたマスターにはまあまあ、と宥めつつ
 チェックを頼み、自分は時雨を抱えて>>8ボックス席へ。


 夜明かしの場所を求めて店の外へ出た時には、
 晴れわたった冬の夜空が頭上に広がっていた。]**
(51) 2020/07/16(Thu) 2:43:11
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a29) 2020/07/16(Thu) 2:47:44

【独】 曳山 雄吾

/*
>>48
B'zのlove phantomだな。
ふっと思い浮かんだので使った。

1995年の曲だからたぶん当時11,2歳だ。
(-59) 2020/07/16(Thu) 2:52:16

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

 
 「ふうん、とは?」

[合いの手に問う。
 雪菜が何を思ったかは考えることなく。]
(-70) 2020/07/16(Thu) 18:54:22

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

 
 「俺からも条件がある。
  おじさまは止めろ。」

[ 提案に、ずっ、と少し挿入を深めて見下ろした。
 ゆっくりと彼女の身体を下ろし、最奥まで己のものを呑み込ませる。]
(-71) 2020/07/16(Thu) 18:57:54

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

[ そうして向き合えば雪菜の頭の先が雄吾の首もとに来るくらいか。
 60cm近い身長差だ。
 そのまま単純に口づけることは両者の体格から言って難しい。

 ゆえに、彼女を支えていた手を桃尻から細腰の方へ移していく。
 雪菜の体重を支える場所が変化して、
 同時に雄吾はやや前傾の体勢になる。

 斜め上を見上げるような形になった彼女を
 背を丸めるようにして間近に見つめた。]
(-73) 2020/07/16(Thu) 19:03:53

【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜

[ 条件に条件を付けて返したことに、
 何ら不条理を感じていない雄吾である。

 ――今までに抱いた誰よりも、情熱的に、激しく。

 一番初めに雪菜が出した要求を、
 決して雄吾は忘れてはいなかったが、
 行為そのものは激しく情熱的であっても、
 それが二つの条件から『誰よりも』とは呼べないことにも
 また気づいていた。

 どちらの条件をも破棄するために。

 ひとたび唇を重ね合わせると、そんな理由づけは
 一瞬にして消えてしまう。]
(-75) 2020/07/16(Thu) 19:10:49