人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【秘】 黒眼鏡 → 檻の中で イレネオ

引っこ抜くように持ち上げられたその腕に、
のけ反って体重をひっかけながらからからと笑う。
金の瞳が焔ならば、それは燻る堅炭だ。
黒く黒く歪まず濡れて、しかしぐらぐらと煮え滾るように熱を孕む。

「犯罪者を相手にぐだぐだ・・・・言うのがお前の流儀なんだな。
 どこで喧嘩を学んだんだ、ボクササイズ・ジムか?
 薄着の女がいないとアドレナリンも出せないか」

顎先を引き、ぎちぎちと襟が引き絞られて、
それでもなお余裕を湛えたような顔で。

「やれよ、ドさんぴん・・・・・
 マンマのポリッジをひっくり返すのとはワケが違うぞ、
 デスクワークで鍛えた筋力を見せてみろよ」

嘲笑わらう。
(-183) 2023/09/18(Mon) 15:17:20

【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ

「だよな〜。
 オレ人とか疑うの苦手だからさ。
 例えば本当にロメオさんがここで何か入れてても、わかんないもん」

そこには軽口を返したりはしない、職業柄もあるので。
もうちょっと気を付けないとな〜なんて言いつつも、しかし性質を変えることはなかなかに難しい。
これだけのアルコールで少し熱くなってきた頬を自覚しながらも、何と無しにむ、と唇を尖らせたりして。

「……あ!これ名前が特徴的でさっき気になってた。
 ロメオさんも飲んだこと無いの?
 あとで一緒に飲もうよ」

どんな味がするかはわからないし、苦手だったら全て渡してしまうかもしれないが……
甘いのにおいしそうにしている姿を見れば微笑んで、「よかった」とグラスを受け取る。

「ぴにゃ……なんて?有名なやつ……?
 気になってるならそれも頼んじゃう?」
(-184) 2023/09/18(Mon) 15:31:10

【秘】 徒花 テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「俺だって誰かに感謝されたいわけじゃない!」

「……俺はあんたとは違う。
 託せる相手なんか持ち合わせちゃいない。
 誰にも。この抱えた荷物を預ける気はない!」

守るべき相手も。遠い背中も。
この重荷を分けるには少し、まだ、心を開くには足りない。

「ずっと……自分は、価値のある人間になりたくて、
 そのために動いていたんだ……
 それを今更、他人を見ることなんか、それこそ俺は」

「あんたに任せていたかったんだよ、ニコ」
「俺には到底できそうもなかったから……」

誰の思惑が絡んでいようと、自分の身が危険に晒されいようと、
己はただ、兄貴分の背中を追いかけていた。
威勢も薄れて、ただ弱音を。底に在った劣等感を浚う。

「……俺だけが……
 自分も他人も、最終的には……
 どうでもいいんだと、思っていたのかもな」
(-185) 2023/09/18(Mon) 15:50:18

【秘】 陽光の元で ニーノ → うたかたの ダニエラ

おかしなことだと指摘され。
名を呼ばれて、ほぼ同時に。

肌が触れる。
冷えた身体を温もりが包む。
身体が強張り震えたのはどうしようもない条件反射だった。
いやだったと泣くこどもがずっと、心の中にいる。


それでも、振り払ったりはしなかった。
貴方が抱きしめるのなら、そのままでいた。
代わりなわけではないとわかっていたから。

「………………」

ひくついた喉はうまく音を発さないけれど。
望んでくれるなら、望んでくれるままに。
その意志を伝えるように、細い肩に額を押し当てる。

[1/2]
(-186) 2023/09/18(Mon) 15:56:58

【秘】 陽光の元で ニーノ → うたかたの ダニエラ


騙されていたからって憎もうとは思えない。
裏切られたからって糾弾したいとは思えない。
キミは理由もなく、こんなことをしないでしょう。

たったそれだけのことさえ、
震えた唇では上手く形を為せないから。
さいごのさいご、絞り出せた声はひとつ。


「……いつか、おしえて」


瞼を伏せて、それだけを。


──そうして連れて行かれるというのなら、何の抵抗もしない。
雨に打たれて随分と冷えた身体が、次第に過ぎた熱を持つのを感じながら。
最後まで貴方を責めることは無いのだろう。

[2/2]
(-187) 2023/09/18(Mon) 15:58:11

【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ


「……その懸念は恐らく、合ってるでしょうね。俺にとっては猶更、身の振り方には気を付けなくてはならないんです」

本当に、誰が敵か分かったものではないから。
この女は少なくても敵ではないのだろう。岐路に立たされたとき、必ずこちらの味方になるわけでもないとして。

「あのですね。それこそ現行法に照らしてとっ捕まえますよ。
 やはりあんたは女の中でもよりろくでもない女です。

 精々早々に枯れてしまわないようにしてください。
 世話をし損ねたと知れたら……廃るでしょう、花好きが」

実に忌々し気に軽口を叩いて。
そんな調子で一度帰路に着くのだろう。
上機嫌な相手とは反比例して機嫌が悪くなる。お茶をするときの男はいつだってそうだった。つまりは……いつも通りでいた。今は。
(-188) 2023/09/18(Mon) 15:59:46

【秘】 情報屋 エリカ → 花浅葱 エルヴィーノ

「ああ、回数に関してはそう構えなくていい。
 都合上融通は利かないがサービス精神はあるんだ、こちらは」

情報屋は情報屋で、何某かの制限があるらしい。兎角、確認事項に関しては回数制限気にしなくていいということだ。

「同じく、ね。見えているものがすべてとは限らないだろうに。
 ……いや、これは戯言だった。聞き流してくれ」

ほんのいくらか、呆れの混じった呟き。それから、自戒の籠った言葉。この情報屋は、得体の知れなさを保ちきれはしないらしい。
(-189) 2023/09/18(Mon) 16:05:18

【秘】 情報屋 エリカ → 花浅葱 エルヴィーノ

 

「 アレッサンドロ・ルカ―ニア 」
 
(-190) 2023/09/18(Mon) 16:06:29

【秘】 情報屋 エリカ → 花浅葱 エルヴィーノ

「イレネオ・デ・マリアに捕らえられたその男は、
 己を捕らえた彼が捕らえられる原因を作った」

「報復に見えるだろうか。
 それとも、他の何かがあったように思えるだろうか」

「それは、此方に尋ねるより、彼方に尋ねるといい。
 知られている秘密を取り繕うことほど、無駄なこともない」

「そうだろう?」

無駄であると思えることを、人は普通、しないものだ。
(-191) 2023/09/18(Mon) 16:06:54

【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ

「疑わなきゃいけない時ってあるんだけどな。
 オレも苦手だから……」
「ちゃんと自衛しような、オレたち」

うんうん、と頷いて同意を返す。
──ただのパン屋のバイトなら、
そんな時はあんまりないはずだが。

「じゃあ飲もう。これはなんかレモン系らしいけど」

ぼんやりとした知識だけじゃあカクテルは分からない。
見た目が綺麗でもとっても度が強かったり、
一目見ただけでは飲み方が分からないものもあるし。

「甘いフローズンカクテルなんだと。
 フラッペみたいな奴かな……飲んでみようぜ」

せっかくだしさ、と自分の分のショートグラスを空にする。
スッキリとした菫の香りが鼻の中を通り抜けていった。
(-192) 2023/09/18(Mon) 16:21:01

【秘】 うたかたの ダニエラ → 陽光の元で ニーノ

頷くことは、できなかった。
もしかしたらまだ縋っているのかもしれなかった。

あの明るい日差しの中のような日々に。
まどろみの中で見た夢のような日々に。

…だけど多分、本当は。
この裏切りに気付かれた以上、同じものには戻れない。


――それだって、全部、覚悟の上のつもりだったのに。



腕の中であなたの震えを感じても、少しの間はそうしていた。
どこかでそうっと身体を離して、行こうか、なんて
まるでどこかに出かけるみたい。

連れて行く。冷たい檻の中。
冷えた身体にともる熱に気付くことすら、
もう女にはできるはずもなかった。

ひとつ、学習した。やっぱりどんなときでも笑わないと。
どうせ戻れないんなら、恨まれた方が、ずっといいはずだから。
(-193) 2023/09/18(Mon) 16:28:24

【秘】 徒花 テオドロ → pasticciona アリーチェ

「はは。その言葉、
 絶対に大っぴらには言わないでくださいね」

マフィアに頼るだとか、この状況下でよく口走ろうと思えるな。
本当にいっそ大物なんじゃないのか。

「あの時と違うことがあるとするなら……
 ひとつは、狙われてるのは俺たちだけじゃないこと。
 もうひとつは──うん、死ぬわけではないということだ」

その前提があるなら、厄介ではあるが多少なりとも閉塞感は薄れる。
生きた心地がしない、とまではいかないものだ。

「人間、そうそう簡単に変わるわけがない。
 ここで俺がどうにかできる……と言えたらよかったんだが」
「まあ無理だな」

見かけの上では変わったことは多いはずなのに。
根底ではなんら変われていない。
一人で笑っている相手には訝し気な目を向けつつ。

「……窮屈だな、警察は……」
(-194) 2023/09/18(Mon) 16:44:29

【妖】 徒花 テオドロ

『開けました』

『どうぞお気をつけて』
『今のうちに罠でも仕掛けておきましょうか』

冗句を交えて、もういちど連絡を一つ。
あとはなるようになればいい。
($3) 2023/09/18(Mon) 16:47:01

【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ

Buona sera こんばんは!」

ベルを鳴らしてすぐに部屋の主は姿を現した。
先ほど貴方と会った時から着替えたのか、簡素な白いシャツとその上に羽織った灰色のカーディガン、ゆるい黒のパンツに身を包んでいる。

「こんな格好ですみません。
 どうぞどうぞ、中へ」

扉を潜ればすぐにキッチンが備えられたリビングルームへと繋がっている。置いてあるものの数こそ少ないが、ぬいぐるみがぽつんと棚に座り、その隣にはよく分からない像らしきものが置いてある不思議な部屋だ。
奥にはもう一部屋あるようで、そちらが寝室なのだろう。

リビングの机の上には牛乳のパックにはちみつの瓶、どこかで入手してきたブランデーの小瓶が置かれている。
それにマグカップが二つ。
(-195) 2023/09/18(Mon) 16:55:02

【秘】 檻の中で イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

それ・・を貴方が言葉にしていたなら、男の口元はまた弧を描いていたはずだ。その表情は自分の欲求を自覚しての苦笑でもあり、やはり言葉にしない肯定でもあるのだろう。

貴方が男を意識しているのと同様、こちらもまた貴方を意識するようになっていた。
だってそうだろう。いちいちそんな顔をされては堪らない。
自分の一言に、一仕草に呼応するように色を変える表情。
時に開かれ、時に閉じられ、時に逸らされる鮮やかな瞳。
男の性質はおおよそ犬に似ていた。
肉食の生き物は、動くものによく反応する。


今だってそう。
貴方の突き出したフォークを、男は受け取らなかった。
代わりに身を乗り出してそちらに迫る。そうしてそのまま、ぱくりと。突き出されたものをそのまま食べてしまった。噛み付く時の微かな衝撃が貴方の手に伝わったかもしれない。

「ん。」
「美味いですね。本当だ。」

そろそろと身体を戻せばそんなふうに言ってのける。
感想は簡潔だが肯定的だ。気に入ったらしい。
(-196) 2023/09/18(Mon) 17:05:40

【人】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

>>1:153 テオドロ 0日目
いくらか、答えに対して返る視線があった。幼いものを見るような、柔らかな目だ。
小言もこれまでとしたからには、今は言葉で伝えるものはない。
そして、それは自分だけの役割であるわけではない、今説かねばならないことではない。
ただ、今は曖昧な納得だけを返すように、長い睫をそっと伏せて笑った。
男がいくら言葉を弄そうが、今の貴方は"そう"なのだ。

「取り調べの時も、完璧な服装では出向くなと教える人もいた。
 目標や被害者に話をしにいくのに、わざとネクタイを緩めたりカフェオレをこぼしたり、
 隙のある人間であるように見せることで、相手の話したくないことを聞き出す術らしい。

 抵抗の有る言い方かもしれないけれど、人を頼るというのも同じことだ。
 もしも曖昧な感情や関係性に信を置けないのなら、そういう作用を見るといい。
 ……別にこれも、計算ばかりの話ではないんだ。
 安心して心を開いてほしい、無理強いしたくないというのは捜査官として不自然無い動機だ。
 罪を犯していたとしたって、相手が市民であることはいつだって変わらない」

0と1ばかりの世界の話ではない。傾いた夕日が映す街のシルエットを見据えて男は言う。
ひととして生きるにあたって地続きの公と私を交えながらに、声の調子が変わったのを見て振り向く。
連れ立って商店街のついてきた足は、まだ方向を変える様子はない。

「うん? ……ふふ、そうだな。
 私の買い物に一つ付き合わせる代わりに、私も君の買い物の様子を見せてもらおうかな。
 ちょっと古い友人に会いに行こうと思ってね、手土産を探していたところなんだ」

言葉で差し出された順番は、実際の買い物の順番とは逆行するだろう。
自然と言い換えてしまって、己の責が先行しているかのように足を進める。

#街中
(8) 2023/09/18(Mon) 17:07:21

【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 花浅葱 エルヴィーノ

>> 1日目

例えば貴方が解決した事件をして、貴方を見る目を変えるものもあっただろう。
男もその内の一人で、貴方の危うさを慮るような素振りを
けれどもそれを有り難いこととして思うかなんて、能動の側が決定することではない、そうだろう。

次いだ情報を聞くと、いつも悠揚と構えた目が少しだけ見開かれた。
名前ばかりではわからなかったのかもしれない記憶の中で、
多少は"彼女"の輪郭が、多く思い出されたのかも知れない。

「……ああ。そうだったのか。
 それは……元気であったならば、いいが」

僅かに表情が強張る。
それを悲哀の滲む言い回しに対する気遣いと取るか、
それともある種の動揺と受け取るかは、貴方に委ねられるべきことだ。

「案じていた、……いや。なんでもない」
(-197) 2023/09/18(Mon) 17:20:08

【秘】 うたかたの ダニエラ → 渡りに船 ロメオ

/*
お疲れ様です、おさとうかえでです。
昨日日付変更直前になってお送りしてしまったこちら >>2:96 の白の続き、どういたしましょう?
墓落ちのメンバーが壮絶でしたし、流して頂いても構いません。
その場合はこちら手隙の時にまたベーカリーに遊びに行かせて頂きますね!(できたら……)
ただお忙しくてまだ着手できていないだけなどでしたら申し訳ありません、催促の意味ではないのでゆっくりどうぞ…!

おさとうかえででした!
(-198) 2023/09/18(Mon) 17:34:16

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ

「素直なソルジャーは出世するぜ〜?」

へらりと笑い、考察を聞く。
変わらぬ笑みがほーん、と少し意外そうな声を放った。

「ヴィットーレとダヴィードか。
 なんで……いや、まあいい。続きを」

それから、警察側の方も考えを聞いてみて。

「ニコロは……よく会う奴だな。顔しわくちゃで人気のある。
 アリーチェは……ああ、ババアに金せびられてた奴か。
 ニーノは……猫のガキ、と。ふうん」

警察に関してはお得意の虫を
仕掛ける訳にもいかないからだろう、
雑な覚え方をしている。ともすれば直接遭遇した事もない、
そんな相手も一応記憶しているだけマシではあるが。

「はーん。まあ詳細を聞いておきたい所だな。
 それで、幾らで売――」

なんて口にして、
(1/2)
(-199) 2023/09/18(Mon) 17:36:08

【妖】 路地の花 フィオレ

『ありがとう』
『ちょっと出掛けてたから、今から行く』

『今日は、家にいる?』
($4) 2023/09/18(Mon) 17:56:28

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ

そして、最後の情報にすっと笑みが消えた。

「……まあ、詳細情報を買う買わないは値段次第として、だ。
 俺の知る限り、この件に関わってる中で野郎のお眼鏡に適うような美女ってのは結構少なくてな」

一度切って、深く息を吸う。関わりが深い者だったら知っている、『逃げた方がいい』合図だ。つまり――

「まずバーのマスターなだがアレは中立だよって警察の保護なんざしねえよなだから除外だ次にフィオレあいつもお前の直属みたいなもんだし警察を保護する理由がない除外俺はお前とデートしてねえしそもそも美女じゃねえから除外ペネロペ?あれはまあノーカンだろ除外ヴィットーレも美人と言ってもいいが直前の情報からして除外」

――カンターミネが「お喋り」になる合図だから。
その中で指折り、女性……ところにより変身する同僚や女性の心を持つ同僚もいたが、ともかくそれらをカウントしていく。
ひとり、ふたり、さんにん、よにん、ごにん……そこでようやく、勢いが止まった。口は止まらないが。

「……そうなると、俺の知る限り候補は二人しかいない。
 アリーチェ・チェステか、ダニエラ・エーコ」

折っていた指を一本、二本と立て、

「どっちも表向きの性格上は『保護』しそうだし、
 美女で、かつ押されればデートに行きそうだ。
 しかしお前の直前の発言を鑑みれば……アリーチェの可能性は低い。となると、」

一本指を折る。

「ダニエラの可能性が高い訳だ。推測上は。」
「さて。ここで俺は情報がひとつある。
 そこで、取引しよう。俺の情報を先に教えてやるから、
 今の推測が当たっているか答えて貰いたい。どうだ?」(2/2)
(-200) 2023/09/18(Mon) 17:57:41

【妖】 路地の花 フィオレ

遅れて、メッセージがもう一つ。
文章を考えるのが苦手なのかもしれない。

『罠があるって分かってるなら』
『あなたを先に行かせればいいわね』
($5) 2023/09/18(Mon) 17:58:31

【秘】 うたかたの ダニエラ → 黒眼鏡

/*
お疲れ様です。
お世話になっておりますおさとうかえでです…(ここに任意の感情)

手が空き払った頃に牢獄の様子を見に行きたいと思っているのですが、事前に牢獄の様子などで留意事項などありましたらとご連絡致しました。
あとお預かりしている荷物ですが、同じく落ち着いた頃に情報屋ロッシを利用して内容を知ろうかなとも考えています。
なにか不都合ありましたらお教え下さい……

お返事の方も、そちらが落ち着きました後でかまいません。
まだ暫く伺うまでかかると思いますので…………。
よろしくお願いします。おさとうかえででした!
(-201) 2023/09/18(Mon) 18:00:39
カンターミネは、部下の愚痴を聞いた後、お散歩に出かけた。
(a5) 2023/09/18(Mon) 18:02:43

【妖】 徒花 テオドロ

『仕掛けた人間を先に行かせるとは』
『策に溺れる策士はどちらになるでしょうね』

『いますよ。しばらくは』
($6) 2023/09/18(Mon) 18:06:25

【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

時刻は昼前、と言った所か。
この時間、子供は学校なんかでいないから、平和なものだ。
ピリついた空気と人の少なさ以外はいつも通りの、
少し暑気を纏った光度的にも明るい港街。

「……平和だねえ……」

心にもない事を呟きながら、散歩している。
口くらいはリフレッシュしていないと、
全身が腐りそうだ、なんて考えながら。
適当な屋台で買ったチリソース入りのサンドイッチに
うへえと舌をひりつかせて、ぶらぶら……。

「あ〜〜〜〜〜あ。冷たい珈琲も飲めねえし、
 考える事は多いし、暑いし、だるいし。
 三日月島にでもバカンスに行きてえ〜……」

欲望を口から垂れ流しながら、歩き続ける……。

#街中
(9) 2023/09/18(Mon) 18:11:33

【魂】 口に金貨を ルチアーノ

普段では行かない道を迷わず進めば入るのは看板もない店。
出てくるのを待っていれば、毎度ありの声が響き男は出てくる。
そこは骨董品の店に思えた。
またどこかの店によれば、毎度ありと、かなりの金額が動く声。
そこはアンティーク店のようなものであった。

まだ出歩いて十数分で公務員三ヶ月分の給料ほどの金銭が排出され、男はまたふらりと何処かの店に向かって歩いている。

……目的地などないのかもしれない。
深夜に徘徊したまに猫を眺めるだけの行為と何ら変わりない。

ルチアーノは出歩いている時に周りを見ることを目的としているように他人からは見える。
しかしそれを楽しんでいるようには見えず、ただ別のことで気を紛らわせているように思えるだろう。
(_4) 2023/09/18(Mon) 18:20:11

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード


🦮

返信代わりに適当な犬のスタンプが送信された。
(-202) 2023/09/18(Mon) 18:41:51

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 檻の中で イレネオ

絶対わざとだ。
フォークを受け取ればいいのに、テーブル越しに身を乗り出して食べた。
わずかに触れたフォークの振動が、心臓に悪。
いつもの自分が出せないのは、どうにももどかしい。

「そ、れなら良かった」
「……ん、これも美味しいね」

トマトのカプレーゼをひとつ頬張って食べて見せ、うんうんと頷く。
こういうのなら食べやすいし、お酒にも合うというものだ。
いつもとは違って空きっ腹に入れてるわけではないから、酔の周りも遅くちょうどいい塩梅だろう。

そうしていくらかつまみのような食事を少量ずつ食べて、もうお腹いっぱいだとフォークを下ろす。
いつもは食べないから、すごく食べたような気がして、ほうっと息をつくだろう。

「僕はこれ片付けておくから、シャワー浴びておいで」

満腹からくる安心感か、にこりと目を細めてそう言って。
食べ終える頃のあなたに声をかけるだろう。
(-203) 2023/09/18(Mon) 18:56:18

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ


「考えがありゃいつでも飛び出して行けるってわけだ」

軽口半分、それがこの猫被りのいつも通り。
自分が一言行けと言えばあなたは行くのだろう。
それが最善だと判断したなら。

聞き分けの良い犬は好きだ。
それを使い捨ての走狗にするのは好まない。
この猫被りはそういう人間だった。


「ま、何かありゃ
お手伝い
に奔走してもらう事になるだろう。
 部下に有事の引き継ぎなんかは任せてるだろうが、
 アレさんが居なくなった分
 情報もブツも確実に滞り出すだろうしな」

そして、それらの隠蔽も。

ヴィットーレちゃんの部下の面倒も見なきゃならねえ、
人気者は困るな、そう呟いて大袈裟に溜息を吐いて見せた。
まだ元気らしい。今のところは。

「酔っ払ってられる暇がありゃいいなあ、お互い」

労りにはどーも、と返し。
引き留めなければ、また大股で何処かへ向かうだろう。
(-204) 2023/09/18(Mon) 19:09:12

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「最近話してなくて行動が不明瞭なやつがその辺りなんだよ」
「最初は気分悪かったが、もう吹っ切れた。
 白だったらそれでいいわけだから、疑ってなんぼだ」

マフィア側の人間に対して、彼ら自身の人格や性格を疑っているわけではないという。
ただ事件があり、アリバイも最近の動向も知らない人間が犯行を行える可能性があるだけの話。
そして名前を出していない人間に関してはそこそこ把握しているという。

「俺の情報は良心的だぞ? まあ、女にはサービスするから……。
 ……どうぞ。それでいい、何でも言ってくれえ」

ちなみに金額はピンキリではあるが一人の情報に付きご家庭に一台あれば嬉しいコンピュータを二台分程だ。
安くもないが法外ではない、何度もやり取りをすれば流石に厳しい値段だと言えよう。

「……んー。まあいいか」

なんだかなあ、貴方の引っ掛かり方に少し違和感を覚えた。
男は協力者もといデート相手の情報は調べずにこれまでを過ごしていたので。
(-205) 2023/09/18(Mon) 19:16:25