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【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「で、どうもなにも」 困惑したような顔。 「何を悩んでるのかわからん。 どうなるかと、どうするかのふたつしかないだろ。 ほっとけばそうなるし、するならする方法を考える。 何を期待して、何を悩んでるんだ? お前」 ばさり、と帳簿をケースの上に投げて、黒い目をじろりと向ける。 「お前以外の世界のだれも、お前ではない。 誰に聞いても、お前のしたいことはわからんよ」 (2/2) (-235) 2023/09/21(Thu) 19:25:23 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ息がか細くともやめない。 「嫌」ではないと知っている。 声が聞こえてもやめない。 「嫌」ではないと知っている。 首を振られてもやめない。 「嫌」ではないと知っている。 少し長い貴方の髪が肌を撫ぜるのを柔らかく感じた。 自分とはそんなところも違うのだ。茹だる頭の反面、思考の一点だけが束の間場違いを考えて、それもまた白く塗りつぶされていく。 噛みつきたい衝動に駆られた。 先程のものよりずっと強い衝動だ。確実に痛みを与える欲望だ。あんなものよりもっと、もっと、強く食い込ませて残したい。 「────、ッ」 強く。 強く、貴方の首筋に押し付けて。 絶頂を迎えた男は緩やかに顔を上げる。それと同時か少し先に貴方が凭れかかってきて、身体を支えたんだろう。 息を吐く。吸う。激しい運動をしたわけではないのに、妙に心音が急いて鳴っていた。 汚れていない手で貴方の頭を撫でたかもしれない。先程触れた髪の、柔さを確かめるような手つき。 さて。男はまだこの夜に浸っていたいけれど、貴方はどうだろうか。 疲れ果てて、眠りたいなら……まあ、そうしてもいい。 嫌だけれど。 そう思えるくらいには、一時の理性が戻っている。 (-236) 2023/09/21(Thu) 19:25:43 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ二人分の精が、腹の上をつぅ……とつたって、やがてシーツに染みを作っていく。 高鳴ったままの心臓が落ち着くまであなたに体を預けて、頭を撫でられて。 やがて「手を拭いた方がいい」と、ベッドの側にあるティッシュ箱を指した。 当然、これで終わりなんて思ってはいない。 だからこれで寝れるとも思ってはいない。 よほど安心できる相手の添い寝であれば寝れた経験はあるものの、あなたはどちらかというと、どうしても緊張してしまう。 だから多分。 「……、」 「寝かせて……くれるんでしょ」 「だったら……もっと、して?」 言い訳を正当化する。 こうでも言わなきゃ、あなたは多分まだ、我慢をする。 「僕が……、気絶してしまうまで」 キミならきっと、僕を抱き潰してしまえるだろう? (-238) 2023/09/21(Thu) 19:45:59 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 暗雲の陰に ニーノ「お前の」「その」 「知らぬ存ぜぬのうちに」 「何人が死んだんだろうな」 声を潜めて男は言う。 「疑わなかったのか?」「一度も?」 「俺でさえあいつがノッテだと知っていたよ」 言葉ひとつはなんの証拠にもならない。 悪魔の証明。騙していない、ことを証明する手立ては存在しない。ないことを示すことはあることを示すより難しい。方法が存在するとすれば、それは貴方が自身の善良さを示すことだけ。 その善良さだって、男にとっては既にないものだ。 貴方は善人ではなく、既に仲間ではない。 貴方に正義などなく、法への忠誠もない。 だから手加減する必要もない。 男が笑った。 ▽ (-239) 2023/09/21(Thu) 19:51:08 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 暗雲の陰に ニーノだん。 それは男が、 手に持っていたペンを貴方の手に突き立てた音。 手元を見ていたわけではないから、僅かに逸れたかもしれない。 命中していたなら、尖ったペン先は貴方の骨を割るだろう。 (-240) 2023/09/21(Thu) 19:51:29 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ手に持つロゼッタはいまだひと齧りもせず、 ステーキの肉汁を吸い込み、生地を柔くしていく。 しかしどうにも、さっさと食べてしまおうと そんな気にはなれなかった。 「……ははっ、なるほど。やんちゃな俺か」 そういうのも悪くはないね。 だけどそれは、全く 真逆 と言っていいだろう。笑みを浮かべながら僅かに首を傾けて、 何かを考えるように海の向こうを眺め口を開く。 「…………残念ながら、それは気のせいだ。 ああ、しかしおせっかいは嬉しいものだね。 君が、俺のことを考えていてくれたってことだろう? 有難いことだね、君のような人に思われるってのは」 君にとっては破滅願望もやんちゃだろうか? 問う声はないが、薄らと浮かぶ笑みは少しだけ いつもと違うものにも見えてしまうのかもしれない。 君には一体、どう見えているんだろうな。 (-241) 2023/09/21(Thu) 19:55:43 |
【秘】 徒花 テオドロ → 幕の中で イレネオ/* 休んじゃいましょうか……(PL連絡窓も見る)言いたいこと自体は色々ある男ですが、それはそれとして一つの志を持つ相手への尊重をしたがるような奴でもあるので、敢えて何も言わずに耐える方向になっちゃいそうです。 声援やお声掛けいただきありがとうございました。これからも美味しい物を何だかんだ食べに行っていると思います。 また何かの機会があればちゃんとお話ししたいですね…… (-242) 2023/09/21(Thu) 19:56:04 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ「俺はずっと正義の側にいますよ。」 口調には名残がある。貴方を先輩と慕っていた名残。 けれどそこに感傷はなく、単に同じ顔を見ての反射でしかなかった。 不審な程に、男の態度は変わらない。 問いかけに対しても、貴方がここにいることに対しても。変わらないまま、やっぱり変わらない仕草で、後ろの箱から何かを取り出した。 それはテディベアと録音機器だ。 男が再生ボタンを押す。 流れる音声は例のもの。 短く三回、ループした。そしてまた、停止ボタンを押した。 金の瞳がそちらを見ている。 貴方の反応を見透かそうとしている。 (-243) 2023/09/21(Thu) 20:04:13 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「どういう関係かはわからんが、まあ、気張れよ。 オマエはもうちょい自分勝手になったほうがいいな」 どこからか取り出した飴玉をぽんと放り投げて、口に含む。 「なんかおまえら、お互い全然信頼してなさそうに見えるから。 そ〜いうのよくないぞ。 絶対変なことでこじれるから」 からころ飴玉を転がしながら、 気をつけろよ、と指でバッテンつくってみせた。 (1/2) (-244) 2023/09/21(Thu) 20:05:16 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「…お前さあ。そういうことするからルチアーノがマフィアから抜けらんないんじゃないの? せめて一緒になんかやれよ。 マフィアとしてしかわからない領域で悩ませたら、 よりそっちの世界にいくに決まってんじゃん。 お前の見えないトコで取り返しのつかないことするぞ」 当然のように眉をしかめる。 「で、俺のことなんてどーでもいいお前が知ったんだから、 公表されるに決まってんじゃん。 ちょい早いが、こっちはハナからそうなるつもりでプラン組んでんだから、あいつを無駄に悩ませてやんなよ。 かわいそ」 気の毒そうな顔。元凶はこいつなのだが。 「マフィアとして生きさせなくするなら、生きる意義奪うんだよ。 それをどうお前が支えてやるかみたいな話だろ? …………俺のこと話したあと、ちゃんと『けどお前にゃ俺がいる』ってその欠落を埋めたよな? それやったら、自分に依存させるのは義務みてえもんだぞ。 傷だけ与えて放置してないよな?」 ……酒でも入っているのかという勢いで ずけずけと言ってくるのだが、格子の存在を忘れているのだろうか? 「いや、幼なじみがマフィアやってんだぞ。 そんくらいしろよな、マジで。お前のやつみんな泣き言と言い訳に聞こえるっていってんだよ、なあ〜〜。ルチアーノは大丈夫と思ってたのによ〜〜」 ばんばんばん、とベッドを叩く。 …多分自分ならどうするかを言っているだけなのだろう。(2/2) (-245) 2023/09/21(Thu) 20:08:22 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 歌い、歌わせた カンターミネ/* 快諾ありがとうございます! 尋問をするからには何かを聞き出そうという目的があるはずなのですが、カンターミネさん側でここを目標にしてくれたらロールしやすいかな、という場所はありますか? なければ薬物の仕入先、テディベアの仕掛け先や母数、これまでダメにした人数などを聞こうかなあと思っています。 またこちらから一つ提案がありまして、せっかくならカンターミネさんから押収した薬物をカンターミネさん自身に使いたいなあと思っているんですがどうでしょう。使いすぎて効かないとか、押収されるほど間抜けじゃないとかで難しいかもしれないので確認です。また押収が可能だった場合、その薬物を他者に使うことは可能でしょうか? (-246) 2023/09/21(Thu) 20:10:28 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「…あ、これセクハラ?」 今更。 …爆弾に目を丸くしつつ、あなたを見送る。いつもどおり。 「おー、またな。……」 「心配性だねえ」 苦笑するような気配が、遠ざかってく。 ……… …… … チップには、『プラン』とやらが書かれている。 どうやって調べたのか留置所まわりの機密に触れうる各種情報と、 『合図があった場合、あるいは取締法が突如廃止になった場合、混乱と立場を利して脱獄を手伝うこと』 …と書いてあった。 人任せなプランだ…。 (-247) 2023/09/21(Thu) 20:23:26 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 口に金貨を ルチアーノ店の情報を見れば、へえ、と片眉を上げた。 ついでに買って行こうか。 「あー……やっぱすか。 ちゃんと寝てもらいたいもんですね……」 やっぱりか、と難しい顔をした。 「お前……言うね。身の振り間違えなきゃ出世するよ。 個人的に応援したくなっちゃったな」 「あんたも無理しないでくださいね〜……」 手を振って見送って、ふむ。 踵を返して猫の近くに行けば、猫はなあおと鳴いた。 予め買っておいた餌があるはずだから、 とりあえず手ずからあげて。 「……飯持ってくか」 そうする事にした。 仕事云々は顔を突っ込めるかは怪しいものだが、 物資を押し付けて摂取を強要することはできるかもしれない。 居なければ仕方が無い。ティラミスを買って帰る。 居れば儲けもの。 エネルギーゼリーやら飲み物を持って、 教えてもらったケーキ屋に赴く事にする。 (-248) 2023/09/21(Thu) 20:31:00 |
【秘】 徒花 テオドロ → pasticciona アリーチェ「……」 「そういうもんか」 良い人という評価はさておいて、 警察になった理由を聞いては重ねてなんでもなさそうに言う。 理想を抱いていたわけではない。 漠然と自分以外ならもっとちゃんとした理由を持ってるのだとばかり思っていたが、 マフィアという単語も含め、そうでもないという事実は何故だか受け入れやすかった。 「あんたが何をしていようと勝手だと思いますが…… そういう向上心はやはり、誉められるべきものだと思う。 娼婦から警察になるという点では成果を残しているから」 「何故だか知らないが、俺たち幼馴染は…… 他二人を必要以上に持ち上げる傾向があるようだな」 何度目かわからない嘆息をする。あの兄貴分だってそう。 故に三人でうまくやれていたというのも納得できる。 「マフィア……な。俺も、 警察より向いてるのではと幾度となく考えた」 「けれど結局警察の方が肌に合うような気がして終わる。 正義感はないけど正義を振りかざせるのは最高です」 (-249) 2023/09/21(Thu) 20:33:50 |
【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ「心中お察ししますが。 よくもまあ俺のツラを拝みに来ましたね」 両の腕を背に回して、気だるそうに見ている。 事実、己はやりたいようにやって、 その結果牢にブチ込まれただけなのだから。 だから言ったでしょう。互いに傷つくばかりだと。 「……心配しなくとも。 取り巻くものが変わり始めているということは…… もう一歩、先に進めるということでもあります」 「俺に会いに来ることがその足掛かりになるなら、 まあ、咎めはしませんよ。俺だって」 (-250) 2023/09/21(Thu) 20:37:00 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の花 ニコロ「……俺だって負けないさ」 君がどうしてそこまで己を想ってくれるのか。 君がどうしてこの手を握ってくれるのか。 明確に答えを得るとすれば、 やはりきっとまだ、未来があるなら遠い先の話で。 もどかしいと感じることはないが、 分からないってのはとても不便だ。 男は、額に押し当てるように引き寄せられる様子を 止めることもなく、ただ、眺めていたことだろう。 まるで祈るかのようなその様に どこか美しいなと感じたのは、本心で。 この夜がもう少しだけ続くといいなと そう感じたこともまた、確かな本心だった。 (-251) 2023/09/21(Thu) 20:37:33 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェなにやらの答えをきっと男は出している。 それをただ認めるように、 懺悔するようにあなたへと諳んじて。 「いやー、あんたになら話しやすいんだがなあ…」 額に手を当てて、大仰に悩む仕草。 …そこから急に、わざとらしい動きからぴたり、と押し黙って。 しばし。 「……」 墓標にむけて、 「『珈琲の恩は返すよ』」 とだけ、ぽつりとつぶやいた。 それはひどい押し付けで、この世界で男以外の誰にも理解できず、 誰にも価値のない言葉だった。 「…これでいいわ。 付き合わせて悪いな、共犯者殿」 ふ、と緩むような微かな笑顔。 あなたに振り返り、 「調子良く喋る男が帰ってきたから、外まできちんと手を引いて歩いてくれ」 悪戯っぽく笑った。 (-252) 2023/09/21(Thu) 20:39:02 |
【影】 傷入りのネイル ダニエラ勤務帰り、女は必ず自宅のアパルトメントに立ち寄る。 根城としているアジトはここより少し遠く、前あったアジトより更に遠くなったが、それでもここに立寄ることだけは欠かさなかった。 部屋にはかなりの数のダンボールが積まれている。 地震でも起きれば雪崩が起きそうなもの。イタリアは地震の多い土地だ。 そのダンボールの、真ん中で。 「…はあ。」 呆れだか溜め息だか、どちらとも取れない声を上げる。 ……多分両方、しっかり含有していそうだ。 そうして疲れた眉間を揉みほぐし、ぱたんと端末を片付けた。 「…まあ」 「いいですけどお。」 そう呟く口許が微かに緩む。 べちゃりとデスクに頬を預けると、それも歪み冷たさだけが頬に移った。 …そうやって90度回転した視界に何かが映る。 ダンボールの山の中に少しも紛れられていない、ボストンバッグにスーツケースだ。 (&2) 2023/09/21(Thu) 20:51:30 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオお泊り会が無事にうまくいって、今日はいいことがあるだろうな、だとか。 またこうやって集まれたらいいな、だとか。 そういったことを考えながら、貴方を見送ったのだろう。 買い出してきたブラックコーヒーと指定された店のサンドイッチをソルジャーに渡して、ようやく殆どの荷物を下ろしたところだった。 「ロメオさん! いただいていいのなら、ぜひ!」 傍から見れば貴方に会えて嬉しくて笑ったのか、それとも甘味に釣られたのか分からない光景だ。 男からすれば見知った姿がいつも通りに話しかけてくれたことがただ嬉しいのだろう。 はたして貴方から頼まれた品はあっただろうか。あればそれらも共に持っていそいそと寄っていくことだろう。 (-253) 2023/09/21(Thu) 20:52:56 |
【秘】 歌い、歌わせた カンターミネ → 幕の中で イレネオ/* 折角だから受けたいですもんね、逮捕後の尋問! そうですね、そちらで挙げられた点であれば ファミリーに関わらない限りはむしろ平然と答えるでしょう。 なので尋問としては物足りないかもしれません。 逆にファミリーに関する話は*絶対に*零さないので、 尋問(物理)等する場合はその辺りかなと。 薬物!いいですね。カンターミネは自分に薬物を使う事は ありませんでしたから、それなりに焦ると思います。 押収自体は……そうですね、ほとんどは片付けられて いるはずですが、私室のどこかにぽろっと落ちてた、 なんてことはあるかもしれません。 効果としては興奮剤・精力剤・自白剤・睡眠薬など、 人の認識や状態を変化させるものが多いです。 また大半は錠剤タイプで、液体型(アンプルや注射器の類)はあっても1本。 それらはカンターミネ自作の薬物ですので、数は少なく、 効果もまちまちですが、他者に使おうとする事には とびきり強く抵抗します。誰かに使われるくらいなら 無理矢理にでも自分が全部服薬する事を選ぶでしょう。 勿論、それを無視して他者に使っても構いません。 が、メッチャクチャ恨まれます。刺客、送られます。 自宅や住む場所がバレたらある日帰ったら家の中には 薬物ガスが溢れていました、みたいな事になります。 ……と言った具合でつらつら書いてみましたがどうでしょうか…… なんか良い感じに扱えそうならつまんで頂ければと……! (-254) 2023/09/21(Thu) 20:55:14 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌い、歌わせた カンターミネ「理不尽を押し付ける側にまわると決めた時から 覚悟は決めてるからな。」 自嘲気味に笑う。 不平不満、非難を浴びる側に立つ事の意味。 自分に降りかかる結末すらも、織り込み済みで。 「それにアンタのことを見くびってた訳でも無い。 ただで抑えられてくれるとも思ってなかった。 だから安心してるよ。俺だけで済んで。」 付き合いがあったからこその覚悟だった。 そして守るべき者を巻き込まずに済んだ安堵が 男を冷静に見せていた。 「アンタこそ、抵抗はしないんだな。」 最後っ屁こそあれど、他に抵抗らしい抵抗をしない。 貴方の方こそ不思議だ、と。 (-255) 2023/09/21(Thu) 21:04:12 |
【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレかつり。 どん。 貴方の言葉が止まってすぐ。 続いたのは二つの音だった。一つは男が立ち止まる音。 一つは貴方の鳩尾に男の拳が叩きこまれる音だ。 その衝撃は緊張しつつも無防備な貴方の身体にどう響くだろう。 単に痛みだったかもしれない。予想して耐えたかもしれない。それとも、異から液体が不快に逆流して? 貴方の丈夫さは如何ほどだろう。 どうあれただ一撃で頽れることは許さない。貴方の腹を殴りつけると同時、男はその肩を支えていた。 (-256) 2023/09/21(Thu) 21:06:19 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 渡りに船 ロメオへんな気分だ。 全てをいいんだと許されていく。 それでもきれいなのだと告げられる。 昨日までは友達だったひと。 今日からは家族のように想うひと。 大きな腕の中に抱かれていると、安心した。 まるで昔からずっとそうしてほしかったみたいに。 「……ありがとう」 貴方もスラムにいたのなら案外、なんて。 ちょっと高望みしすぎか、それにそうじゃなくても。 嬉しい、の次に、己を想って告げてくれる言の葉たちと。 貴方自身が そう であると認めてくれたのだから。それだけでもう十分で……なんでだろ。 酔っているせいかな、胸が締め付けられて。 先の貴方の笑みを思えば一滴だけ、涙が落ちた。 一度詰まってしまった声を抱きしめる力を強めて誤魔化す。 見えてないから、ないしょ。 [1/2] (-257) 2023/09/21(Thu) 21:07:35 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 徒花 テオドロ「……何だか気が抜けそう」 流石に見た目は誤魔化せるように、スポーツキャップに黒のクロップドトップス。下は短めのホットパンツ姿。目元はカラーサングラスが彩っていた。 胸元で、花のネックレスが揺れる。 「面会出来るなら、様子くらいは見にくるわよ。 無事の確認くらいはしたいもの。私だって」 「それに今は、やらなきゃいけないことが出来たから」 エネルギーは貰えるだろうと思ったのだ。現状がどうあれ。 その表情は、浮かない様子こそ変わらないものの。強い、強い決意を瞳に秘めていた。 そこに甘さは、ひとかけらすらもない。 「私は自由に動けるうちに、やれることをするつもり。 あなたが動けない分もね」 (-258) 2023/09/21(Thu) 21:08:30 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 徒花 テオドロ/* 村中に襲い掛かる突然のリアルからの暴、本当に許せない……お気遣いありがとうございます…… 声をかけておいてなんですが今回はマッチング失敗ということで解散ですね……。こちらこそ機会があればぜひお話したいです! 元警部補、さもしい飯以外も食べてくださいね。食レポ楽しみにしています。 (-259) 2023/09/21(Thu) 21:08:47 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 渡りに船 ロメオ「……へへ、うれしい。 でも、逆だってそうだよ」 「オレも、ロメオにいの力になるよ。 できること……多くないけどさ。 それでも、オレが叶えられることならなんだって」 貴方のこと、多くを知るわけじゃない。 けれどきっと"家族"を多く知っているのは自分の方だ。 だから、と。 「ね、一緒に色々しようよ、これから」 ひとつひとつ、ぬくもりを教えられますように。 望んだものは夢などではないのだと告げられますように。 「友達じゃなくて、家族っぽいこと。 ……いいだろ?」 ちら、と貴方を見上げ、いつもみたいに無邪気に笑う。 これから変わっていく明日に想いを抱いていた。 共に居られる日々は変わらないって、信じていたから。 [2/2] (-260) 2023/09/21(Thu) 21:09:35 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ「なるほどな。危険視をされる訳だ。」 三度、テディベアが鳴らされる。 もう何度も聞かされた音声だ。 「そいつを作ったのはカンターミネ・ヴォーフルだぞ。 マフィアの作った音声を信じるのか?」 金の瞳に見つめられながら それがどうしたと言いたげな様子でいる。 「ダフネのことは事実だが 警察を恨んでもいなけりゃ、マフィアと繋がってもねえよ。」 (-261) 2023/09/21(Thu) 21:11:46 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 歌い、歌わせた カンターミネ/* 了解しました! ではせっかくなのでするっと出てくる話も聞いて、そこからファミリーの話に切り込んでいこうかなと思います。よろしくお願いします! 薬物の使用も快諾ありがとうございます。うれしい〜! ずっとしたかったので! 効果と形状についても承知しました。アンプル、一本しかないんですね……悩むな……流れで考えながら一番楽しい道を走って行こうかなあと思います。楽しみですね。何か思いついたらまた打診を挟ませていただくか、地の文で匂わせを挟ませていただきますね。 こちらからの確認事項はひとまず以上です。そちらも問題なければ次レスから、取調室に来るところから始めて頂いて大丈夫です! こちらから始めるのが都合がよければ言っていただければ! (-262) 2023/09/21(Thu) 21:14:12 |
【秘】 歌い、歌わせた カンターミネ → 月桂樹の花 ニコロ「へえ。まあ、いい覚悟だと思うよ。 そういやどっかの誰かも似たような事言ってたな、 男って皆そんななん?」 拷問をする側に立った者が身に受ける恨み。 それに気付かぬ『先生』でもない。 「だって俺、被害増やしたい訳じゃねーもん。 殴られたら殴り返す、当たり前だろ?それだけ。」 そういって肩を竦めると、また手錠がじゃらりと鳴った。 呈された疑問には相変わらずへらりとした笑み。 「無駄だからな。例えば腕力で俺が勝てると思うか? 速度?万年徹夜の俺に基礎体力なんてないね。 殺害?馬鹿馬鹿しい、アホなのはこの法律だけで充分。 俺は俺の為に、最も刑が軽くなる道を選んだだけだ。 仕事は済ませた、後はお休み。だろ? アホ署長代理がさっさと誰かにブン殴られるのを 牢屋の中でグーグー寝ながら待つとするさ」 (-263) 2023/09/21(Thu) 21:18:07 |