情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【鳴】 落星 クロウリー「私にはとても、壮大に感じる話です」 「貴方に相応する存在が他にいる……など」 [多大な功績を残した英雄王が、幾多の名で呼ばれるように。 神話に記される悪魔の名が人類による身勝手だとしても、 強大さをきっと示しているのだろう。 同胞殺しを、兄弟殺しを罪とも思わない様子の あの地獄を村に齎した悪魔と渡り合い、不自由を永い間強いて、 殺されきることもなく今も眠り続けている ゲヘナを荒廃させた化け物の女悪魔は、 どれ程の存在なのか、拾われ仔には想像もつかない。] 「奥底というのは、やはりあそこなのですか」 [夜に潜む獣の如く細まる瞳孔を横目に、 弱き生き物は真剣な面持ちと声で問い、裂け目のほうを指差した。 肯定が返れば思わずそこから目を逸らした。 何も知らぬまま門を挟む形で近くまで寄り、眺めたかつてを想って。] (=10) 2022/05/25(Wed) 4:54:16 |
【鳴】 落星 クロウリー[逸れた目は上を向き、主と視線を交じらせる。 少しの間まじまじと見つめた後、はっと翠が見開かれた。 彼が語った言葉の意味に気づいた。 悪魔が少年の私に施した教育には、彼の同胞との接触方法も含む。 その契約の対価は総じて────魂である。 芸術の悪魔などと謳う、変わり者であり更に強者たる主も 彼らと根本は同じなのだ。] 「はい、……インタリオ様」 [大きな掌を受け入れ、少し俯きながら微笑んだ。 今するべきことは、きっとそれなのだと分かったから。 未来を変える機会は二度は訪れないのならば私に出来るのは、 人間達の魂を捧げ続け自らの結末を出来る限り遠くに置くことだけ。 まるで家畜のようだと感じた。 **] (=11) 2022/05/25(Wed) 4:55:02 |
【独】 芸術の悪魔 インタリオ/* サタンと同一視される十三の悪魔の名前をインタリオと名乗る悪魔と「彼女」が六個づつ所有し そこから取り溢れた一つを「彼女の弟」が持っていたが彼女により殺害される、そして彼女も封印を受ける こうして奈落の王は不完全となり、ただ鍵が残るばかりのゲヘナは崩壊したまま永遠に修復されない う〜〜ん厨二病! (-100) 2022/05/25(Wed) 5:13:10 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[幻覚ではなく現実で事実だと、冷静な頭で理解しているが。「違う」とは即答出来なかった。どこか愉快げに見える彼を前に、冗談の軽さで笑い返せずに仏頂面のまま見つめる。手のひらに懐いた頬を慈しむように撫でながら。 さらりと暴露してから気付いたが、監禁と変わりない入院生活だと告げたようなものだ。飄々とした様子には少し面食らってしまう。 脱衣所で話した時、外に残してきた両親を気にしていた様子だったが。気掛かりな所はあれど、彼が構わないと言うならそれでいい。結局ここに留まる選択肢しか許可出来ないのに、あえて蒸し返して「駄目だ」と拒絶するのは……、避けたいことだった] ……私もこの話を知った時は、冗談だと思ったさ。 [彼にとっては此処が病院だろうが、そうでなかろうが、大差ないかもしれない。とはいえ彼の生活を制限する以上は、説明しておくべきだとも考える。 会員性SNSの存在を伝える代わりに、どうするか……] (*28) 2022/05/25(Wed) 6:01:16 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[彼の体調が心配で様子を窺ったが、近い距離で見つめ合うと少し心臓に悪い。私を映す瞳に惹きつけられる。「きもちいい」の甘やかな響きが情事の彼を連想させ、恋慕の色眼鏡が彼をそう見せるのか、それとも熱っぽさのせいなのか判断に困る] ……、……調子が良くてなにより。 でも熱っぽいのは心配だな。 平熱は低い方? そんなに昨日と変わりない気もするが、 あとで体温を測った方がいいね。 [「やけに可愛く言うんだな」という感想を零すよりも動揺が勝り、するりと視線が泳いだ。分かりにくい照れ方。 前髪を片手で引き浚うと、手のひらで額の温度を確かめる。正確性には欠けるので後で測りはするのだけど] (*29) 2022/05/25(Wed) 6:01:36 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[はじめは転院した体を貫く気でいたから、左眼のためだと話したが。入院理由の話をされ、ふと思い付く。 頬のまろみを辿っていた手指を解き、凭れ掛かる重みをベッドボードに託して、徐に立ち上がる。何か聞かれたら「見せたいものがある」だけで、部屋から出ないと答えるだろう。病室の隅に寄せ、布を掛けられた置物のひとつに近寄る。 背景に溶け込んでいたそのカバーを外して、] ……個人的な監禁で、ここまで用意するのは なかなか金が掛かり過ぎる話だと思わないか? これ一台で数百万はする。 [露出した検査機器を指し示す。何度も眼科に掛った彼なら見覚えがあるかもしれないが、興味が無ければ記憶にも残り難い置物だ。手続きの書類は手元にないので、幻覚を否定し得るものとして代わりに見せる] (*30) 2022/05/25(Wed) 6:04:10 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞この病院のスポンサーは相当の金持ちらしい。 文面だけのやりとりで直接会ったことはないが……、 私と似た目的の為に病院を設立した、と聞いた。 入院費の請求を私達が受けることはないし、 医者にも給料が支払われる契約……のはずだ。 …………まあ、信じ難い話だとは思う。 私ですら夢なんじゃないかと、時々過ぎるくらいだ。 いくら担保すると言われても初日じゃ判断出来ない。 [患者側にとっては監禁と変わらないだろうから、幻覚という認識でも構わないのだが。どこからか内情が漏れてしまい業務禁止処分……だとか。ある日唐突に終わる可能性があるなら、ほとんど幻のようなものだとも思い始める] (*31) 2022/05/25(Wed) 6:04:25 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞だから──……質問に話を戻すと、だ。 手続き的な転院理由は左眼だったとしても、 実際の入院期間は、担当医の匙加減で決まる。 もしくは、…………此処が閉院する時か? [彼の判断はどうであれ、説明材料に使えそうな物証は現状これくらいしかない。検査を始める訳じゃないので元通りに整えたら、彼の隣に戻るつもりだ*] (*32) 2022/05/25(Wed) 6:04:41 |
【独】 眼科医 紫川 誠丞/* 振り仮名が不穏可愛い(?)な。 紫川は知らんけどPLのSAN値は大丈夫なので なんとでもなれー(楽観) このターンで全て説明してしまおうという魂胆が見え隠れしている……てかもう3日目なのか。早いな…… (-101) 2022/05/25(Wed) 6:12:21 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ この騒ぎを聞いてる人はいないのか、 それほどに誰にも届かない場所なのか 呻き声や悲鳴が響いても誰も来ない。 あのひとたち大丈夫かな、死んじゃうのかな どうなっちゃうのかな、 わかんない、―――わかんないけど ] (-102) 2022/05/25(Wed) 8:07:16 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ 怒ってるのかな、 紛れ込んだ過去のことも、君の本質のことも。 なんにも理解してない真っ白は ただひたすら潮音の心をさがす。 わかんない、 やめてくれなかったかもしれないけどっ もとめるってなに? やだよぉ、……私、 潮音以外、やだ……っ、 [ 潮音が何かとか、そんなことより 私がどうなるかなんかより 潮音がいなくなるほうが やだ ] (-103) 2022/05/25(Wed) 8:07:49 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ 潮音が目をあわせてくれた。 うれしい。 キスしちゃった照れみたいなのがくるのは もう少し、……いまはそれどころじゃなかった。 ] (-104) 2022/05/25(Wed) 8:08:20 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ 今はあなたに聞いてもらえる歌はないけれど ふたつの目はしっかり貴方を見つめることができるから ] 潮音がいてくれたら他に何もいらないよ 潮音しかいらない。 だからも、……お願い。 私のことだけ見て? [今更、潮音は人じゃないのかなって思いはじめた。 じゃあ何なのか、いまはなんでもよかった。 天使っていわれても、悪魔っていわれても。 ……だっていま潮音は私のために怒ってくれてた。 それにかわりはない、よね。 人の痛み苦しみに甘きを得る君の事 なんにもわからないのに こわいことしないで、ってお願いするのは ひどいことだったかな (-105) 2022/05/25(Wed) 8:08:51 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ ふえ、でもがんばれたの、たぶんここまで。 痛かったし怖かったし、 ……ほんとにいたかったから、 力がぬけちゃって、ふわふわ。 だめだ、がんばれわたし。 ……ぅう、 からだのじゆうは 潮音に預けるしかなくなって、 意識もぼんやりして、……でも 潮音のそばにいたいから ――そのうち、起きてるのかそうでないかも あんまりよく、わかんなくなっちゃった。 気絶っていうのかな。 わぁ、はじめて **] (-106) 2022/05/25(Wed) 8:19:51 |
【人】 転生者 アウローラ寧ろ、此方が珍しいと思いました。 もっと難しい本ばかり読んでいる印象があったから。 [ 世界の成り立ちに関するおとぎ話は>>84 わたしも、小さな頃によく先生やシスターに お話を強請ったことを覚えている。 何もなかったこの世界に、星が落ちて、 そこから闇が広がって。 そんな暗闇の世界に一柱の女神が降り立って 光と、そこから派生する精霊が生まれ、 女神の子である人間や動物たちが産まれた。 だから、この世界に生きる者たちは皆、 光の女神様の許に生まれた兄弟姉妹なのだという。 ただ、ひとりだけを除いて。 ] …。 [ 考えるほどに、わからなくなる。 彼は、闇の精霊とは一体なんなのだろう、って。 遠い昔、「私」だった頃には考えたことのない疑問。 ] (127) 2022/05/25(Wed) 8:20:50 |
【雲】 転生者 アウローラ[ ―――…同時に、思い出したこともあった。 まだ、前世の記憶がぼんやりとしていた幼い頃。 「真っ暗な夜の闇の中にも精霊がいる」と聞いて。 「おとうさんもおかあさんも おにいさんもおねえさんもいなくて、 さびしくないのかな? こわくないのかな?」って わたしにはお父さんもお母さんもいないけど 先生やシスター、他にもたくさん兄弟姉妹たちがいたから。 愛情を独占出来ないということはあっても、 さびしい、ということはなかった。 そういうひとがいなかったら、と。 一人ぼっちの「闇の精霊さん」を想って 泣いてしまったことを、思い出す。 ……目の前の本人(?)に、 話すのはちょっと気恥ずかしいけれど。 ]* (D0) 2022/05/25(Wed) 8:23:58 |
【人】 転生者 アウローラ……っ。 びっくり、させないでください…。 [ 高所恐怖症というわけではないけど これは予想外すぎて。 ぎゅ、と彼の手を握る手に自然と力がこもる。 足元に見えるのは、いつもの学園の景色。 だけどそこにいる誰も、わたしたちに気づかないし、 視線を向けることさえしない。 まるでわたしたちの姿が見えていないかのよう。 「風と同じものに変じている」という>>90 彼の言葉を受けて思い出すのは、 「私」が昔、観た映画の1シーン。 (状況だけで言うならば、猫の乗り物というより 動く城の冒頭に近いけれど) 紡ごうとした抗議の言葉は、 結局、彼の笑顔のせいで続かなかった。 ……あまりにもいい笑顔をされると、 なんというか、毒気を抜かれてしまう。 ] (130) 2022/05/25(Wed) 8:33:06 |
【人】 転生者 アウローラ[ それから数分後。 わたしたちは、王都の街並みに降り立っていた。 ] えっとですね、 確かこのあたりに…。 [ ひさしぶりの王都の人混みで逸れないよう、 握ったままの手を緩く引いて、此方へと促す。 彼はわたしの居場所がわかるらしいから>>86 いつものように呼べば来るなんて、 もしかしたら、言われるかもしれないけれど。 …わたしのほうは、彼がどこにいるかわからないから。 万が一、逸れてしまったときに怖い気持ちと …ほんの少しの名残惜しさで 握ったままの手を離さないでいる。 たとえ彼のその手が冷たいままでも ]わたしは手を離さなかったろうなと思う (131) 2022/05/25(Wed) 8:34:45 |
【人】 転生者 アウローラあ、ありました。 [ ここです、と 空いたほうの手で示したのは、王都でも比較的大きな書店。 複数の階にそれぞれ専門の売り場が設けられていて 一番下の階には筆記道具を扱う場所も併設されている。 ] アルカード、本がお好きみたいだったので。 此処にくればなにか気に入る本が 見つかるかもって思ったんです。 [ わたしが彼について知っていることは 本当に少ない。 それでも、彼について何かを知る切欠に なれたらいいなと思って、この場所を選んだ。 もし、彼が古書の類が好きだと言うのなら、 ここからもう少し離れた場所にある古書店街にも 足を運んでみようか。 彼方も古今東西さまざまな書籍が集まるらしいから その中には、彼の気に入る本もあるかもしれない。 ]* (132) 2022/05/25(Wed) 8:35:41 |
【人】 闇の精霊 アルカード―― 王都 ―― やはりというか人が多いな。 [娘に促されるまま、王都の街並みを歩く。] …案ずるな、娘よ。 たとえ街中で逸れたとしても、 我はお前がどこにいるかすぐにわかる。 [たとえ離れても、一言我が名を呼びさえすれば すぐに其方へ現れることもできる。 なんなら娘自身の影に紛れておけば目立つこともない。 そう言い聞かせるものの、その手が離れる気配はない。 なんなら「それでは一緒に来た意味がないじゃないですか」と 軽く叱られてしまうだろうか。 逸れることが不安なら、なおのこと影に潜んでおいたほうが良いと考えるが。 人の子の考えることは、時に酷く不合理だ。 理解はしているつもりだが。 結局、目的地である書店まで我らの手は繋がれたまま] (133) 2022/05/25(Wed) 8:48:21 |
【人】 闇の精霊 アルカードほう…? これはまた面白い場所だな。 [いつもの図書館とはまた違った趣に興味をそそられる。 ただ一つ、言っておくことがあるならば>>132] 確かに書を読むことは嫌いではないが。 我があの場所で本を読んでいるのは、 人の子について知りたいことがあるからだ。 [主に、目の前の娘について。 闇たる我を喚び寄せる資質がありながら、それでも、他の人の子たちのように世界が滅ぶことを望まない。 それがこの娘があの女の光を強く受け継いでいるからか、 それとも別の要因があるのか。 ならばこの娘の願いを叶えるにはどうすればよいのか。 そもこの娘の考える『友達』とは、どのようなものなのか。 我に求められているものはなんなのか。 何もかもが、わからない。 今までになかった、この状況への足掛かりを求めているのが、我の今の現状と言える] (134) 2022/05/25(Wed) 8:51:09 |
【人】 闇の精霊 アルカード[そこまで考えたところで、はたと思いつく] なぁ、娘よ。 逆に聞くが、お前はどのような本を好むのだ? 我はお前が好むものを読んでみたい。 [選べ、と。 ずいと娘の背を押して先を歩くよう示す。]* (135) 2022/05/25(Wed) 8:52:15 |
【人】 転生者 アウローラええ……? [ 唐突に前へ押し出されて>>135 つい困惑の声が出てしまう。 ] あの、いちおう言っておきますが。 わたし、平民なのでアルカードみたいに 難しい本なんて読めませんよ? [ 故郷の村にいたとき、先生やシスターが (わたしたちが暮らしていた地方の領主様の方針でもある) 大人になってから孤児院を出ても困らないよう 基本的な読み書きや計算、裁縫や家事、 礼儀作法を教えてくれていたけれど、 それでも、学園に通う貴族の子女たちには 到底敵わない。 だから、大好きな人たちと一緒にいられるためには 他の人たちの何倍も、努力しなければいけなかった。 ――それでも敵わないと理解したときの悲しさは ]今も少し、言葉にできないものがある。 (136) 2022/05/25(Wed) 8:59:24 |
【人】 転生者 アウローラんー……。 お気に召さなかったら、ごめんなさい。 [ 先に謝罪を口にしてから 彼に背を押されるまま 哲学書に歴史書、 美術書や数学等の参考書、 巷で流行りのロマンス小説や冒険小説。絵物語。 一通り、書店の中を見て回ってから。 立ち止まったのは、子供向けの本が置かれた一角。 ] ……。 (137) 2022/05/25(Wed) 8:59:59 |
【人】 転生者 アウローラやっぱりわたし、 こういう本のほうが好きです。 [ そういって手に取ったのは、 数十年前から出版されている古い絵本の物語。 ] この本ね、 わたしが育った孤児院にもあったんです。 (138) 2022/05/25(Wed) 9:00:29 |
【人】 転生者 アウローラわたし、小さい頃はこの本がとても好きで よく、シスターや兄さん姉さん…あ、 本当のきょうだいではないのですけど。 一緒に育った年長の人たちに、 よくこの本を読み聞かせてもらっていました。 大きくなって字が読めるようになってからは 今度はわたしが、弟や妹たちに読み聞かせてました。 それから、こっちの本は 故郷の村の本屋さんにあった本ですね。 本屋さんと言ってもここのような立派なお店ではなくて 村に一軒だけある小さな貸本屋さんでした。 村長の叔父さんが半分道楽でやってたお店なんですけど わたしもたまに本を借りにいってたんです。 [懐かしいなぁと、ついつい目を細めてしまうが。] あ、えっと。 面白くなかったら、すみません…。 (139) 2022/05/25(Wed) 9:08:06 |