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【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ「あんたの助けになれるんだったら、 いつでもこの顔を見せてやりますよ」 なるべく元気そうなそれが良いだろう、と、 疲れや痛みはできる限りは隠しておくべきだ。 「俺も……考えるべきことが多いですからね。 小さいころ。臓器売買の為に、 幼馴染と共に攫われたことがあって」 「恨んでこそないにしろ、 それが今の俺の人格形成に…… 多大な影響を与えたことは間違いありませんから」 (-292) 2023/09/22(Fri) 1:17:57 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ薄い身体だな。 やっぱりもう少し肉をつけた方がいい、と男は思う。 不健康だとか、心配だとかもあるけれど、どちらかというと好みの問題。 どうもと呟いてティッシュを拝借する。手を伸ばせば身体も少し離れることになるかもしれない。それを名残惜しそうにもせず言われるままにして手を拭った。それから、貴方の腹も拭ってやろうとした、時のこと。 その言葉に、男は顔を顰めた。 渋面に、貴方は何を思っただろうか。 どうあれやはり、実直な男のこと。貴方が口を開いたりする前に、声を発するのはこちらなのだ。 「経験。」 「ないって言いませんでしたか。」 その言葉は、もしかしたら単なる確認に聞こえたかもしれない。 或いは、貴方の体を慮る言葉にも。 けれど、目の前の貴方にはきっと、 表情も合わせれば、拗ねているように見えたんじゃないだろうか。 他者の感情に疎い男は、自身の感情にも聡くない。 指摘しようと自覚しないかもしれないが、きっと貴方にはそう映る。 こちらだって辞める気はそれほどないのだ。 片手は既に、再び貴方の手を捕まえている。 (-293) 2023/09/22(Fri) 1:19:22 |
【独】 無敵の リヴィオ/* どの面過ぎて墓下に会いに行けなくてぇ でも本当は話したくてぇ どうしたらいいか分からなくてぇ… 死ぬしかない 隠し持ったチャカで ころしてくれって毎日言ってるのに ころしてくれって言う度に死ぬのは狼と知り合い どうしたらいい?狼連日死ぬんじゃないの?俺は? 置いていかれると子犬のように鳴くしかないよ 入村まで既知0だったのにどうしてこうなったんだ ゆるふわするって言ったのにゆるふわじゃない 狼窓でちょっと悪いことしてさっさと落ちるつもりだったんです 掴まれ…ッ 頼む 幼馴染幸せになってくれ 1期も相まって幼馴染には弱いんだよ (-294) 2023/09/22(Fri) 1:33:06 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ「マフィアに助けられるなんて……珍しいこともあるものだね」 そういう事がないとは言わない。 実際に、自分の幼馴染もマフィアに救われてるといってもおかしくはないから。 「でも、そうか……それじゃアリーチェが危ないな。 警部に会いに行ったりせず、大人しくしていてくれたらいいんだけど」 心配だろう、キミも。と、あなたの幼馴染の名前を出して息をつく。 まさかそんな所が似ているとは思ってはいなかったが、よくよく考えたら納得できる話ではあった。 自分の適材適所はそこではないから、うまく代わりを務められないのは、少しだけ面白くはなかった。 「確かに……キミが今現場にいてくれたらとは、ずっと思ってるよ」 (-295) 2023/09/22(Fri) 1:35:35 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ「ないよ」 あなたの問には、即答して頷く。 経験があるようなら、ここまで戸惑ってなんていない。 わかっているくせに。 「ないけど……浅い眠りじゃ、だめなんだ」 「悪い夢を見て直ぐに目を覚ましてしまう、から……」 「酒を飲んでも2・3時間で起きてしまうからこのザマ……」 「だったら、強制的に深い眠りに落としてくれた方がいい」 最後に甘い会話、みたいなのはできないけれど。 そもそもそんな会話が出来るかと言われれば、わからないが……会話自体は合間でも、翌日でもできるのだし。 ……などと思っているわけだが。 「…… 好きなように 、していいから」あなたの体力が続くまで。 それで良いから駄目かなと、問の代わりにその手を握り返した。 (-297) 2023/09/22(Fri) 1:43:59 |
【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「さて、どうでしょう。俺たちは知っているはずです。 アリーチェはそもそも危なっかしい人間であることを。 彼女も彼女なりに考えているから、 成るようになればいい、とも思っています」 心配ではあるが、心配したって仕方ないことも分かっている。 意志を曲げさせてまで、それこそ鳥籠にでも閉じ込めるように、 そうまでして守るべきほど弱い存在ではないのだ。 「それでも、今託せるのは……あんたしかいない。 この世の中は俺たちの思う以上にろくでなしが溢れていた。 ま、あまり気負わずとも、 あんたのやらかしてやりたいことの一つくらい、 どさくさに紛れてやれたらそれでいいんじゃないですか」 投げやりな言い方ではある。 ただそれは、捻くれた形の声援でもあった。 自分よりも周りの方が優れた存在だとは今も思っている。 何であれ、満足の行く結果を掴んでもらえたらいい。 (-298) 2023/09/22(Fri) 1:53:55 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「なんであいつから……いやいいが。 それにしても、毎日隣で寝ないとお前は寝られないのか!? 俺の体が足りん、金を払え。無理だが少しぐらいは来てやっても良い」 「一人で早く寝られるようになってくれ」 どうして成人男性にこんなことを言わなくてはならないのだろう。 そもそも、ストレスやいくつかの要因が重なって不眠は起こっている。 何度かぐっすり眠れれば少しはマシになると思いたい。 「……うーん。だが、あれは……」 引きずり下ろす材料になるか? その思考はよくわからんな、と思いながら。 頭があまりよく使えないからか、倒れたままで貴方が傍に来る揺れで動くまで倒れ伏す。 「子供扱いをして……」 それでも甘えるようその手に頭を寄せれば目を閉じた。 よく考えれば、何やら癖のような仕草に見える。小さい頃は無かったのでより珍しいような。 大人になってから甘えたがりになったのだろうか、そんな疑問が貴方に浮かぶかも知れないが、次第に聞こえてくるのは寝息だ。 本当に心地よさように、あなたの手に撫でられて貴方が起こすまでか男はその日夜まで眠ってしまっただろう。 (_10) 2023/09/22(Fri) 1:55:25 |
【秘】 路地の花 フィオレ → オネエ ヴィットーレ「もう、タバコには気を付けてって言ったのに。 あの家具だって探すの大変だったんでしょ?」 普段通りの言い方をするのなら、それに乗ることにする。 実際あのお店にはこだわりの家具があったはずだから、思い出がなくなってしまったみたいで寂しい。 あなたがファミリーのことも、お客さんのことも大事にしていたことをよく知っている。 だからこそ、傷が痛々しい。 自分以外の皆を守ろうとしてできた傷。 心が痛まないわけがなかった。あなたのことが大好きだから。 「なるべく、楽になれるようにしていて。 ……何ともないなんて強がりは言わなくてもいいから。私の前でくらい、弱音を吐いてくれたっていいの」 「うん、大丈夫。 私は捕まらないわ。ヴィーを泣かせたくないもの」 「それに、皆に比べて……それらしいことは全然、出来てないんだから」 目星だってつけられてない…と思いたいけれど。 難癖をつけて腕を掴まれることだってあるんだろうから、過信は出来ないが。 安心させたい気持ちと、申しわけない気持ちが綯い交ぜになって眉は下がった。 (-299) 2023/09/22(Fri) 1:56:28 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 月桂樹の花 ニコロ「ニコロさあん、…どおもお」 女は――笑顔だった。 けれどいつもの眼鏡はない。 どんな時でも、女は笑うことだけは得意だった。 「お仕事お疲れ様でえす。」 「…ニコロさん、【A.C.A】だったんですねえ。」 知りませんでしたあ、といつもの間延びした声。 へらりと笑って、革靴の底を鳴らしながら近付いてくる。 (-300) 2023/09/22(Fri) 3:00:29 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 徒花 テオドロ「嬉しいこと言ってくれるのね。 もし怪我をして頬が腫れてたって、"男前になったわね"って笑ってあげるんだから」 どうせ傷付くことが分かっているなら、和らげる術はいくつか持っておいて損はない。 何事もなくあれ、と思うのは この状況では望み薄であるだろうし。 そこまでは、何とか笑みを浮かべることが出来た。 けれど。 「……臓器売買、誘拐?」 その言葉はどうしたって、今の彼女には過敏に反応せざるを得ないものであった。 心臓が冷えたような感覚。 聞いたばかりのニュースがフラッシュバックして、奥歯をギリと噛み締める。 「そう、だったの」 「結局無事……だったのよね?」 (-301) 2023/09/22(Fri) 3:06:31 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「それはそうでしょうけど」 「夢を見てたんじゃないの、寝言いってたわよ。 知らない人の名前みたいだったけど」 それは追い詰められたり、ストレスが溜まっているんじゃないかという懸念。 あなたのことは信頼している以上に、家族のような存在として心配している事だって多いのだ。 懐かしい気持ちと同時に、その傷に目を伏せたりして。 「そうね、身体は相変わらず逞しいし。 タブレットに向かってる時よりずっと男らしく見えるわ。勲章って傷じゃあないでしょうけど」 冗談めかして。 大袈裟ねえなんて笑いながら話をして。 弟の話になれば、眉を下げる。 まだ、様子を見に行けてはいない。ただ。 「一応、保護目的で拘留されてるって話は聞いてるから…… よっぽど変なことはされないでしょうけど…」 「うん、そのつもり。任せて」 「きっとこんなところじゃ、悪意がなくたって不安になっているはずだもの」 (-302) 2023/09/22(Fri) 3:12:34 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 無敵の リヴィオ「ええ?あたしにい?」 「どうかしましたかあ。」 小首をこてん。 ややあって、取り出されたものにわあと表情を輝かせた。 「いーんですかあ?やったあ」 戴けるものは戴く主義だ。 それは嬉しそうにお礼を言って、へらりと笑いかけている。 「あたしい。…あー。」 「あたしの要件はあ……」 「…んー」 本当は、とある人からあなたを『調べる』よう言われここに来た。 用意してきたのは犬のヘアピン。…正確には小さなヘアクリップ。 それと、もうひとつ。 仕込み のされた、銀のヘアピン。いつものように、それを渡すだけでいい。いいの、だけれど。 「…せっかくですからあ」 「ここで食べても、いいですかあ。」 「リヴィオさんも食べましょお。」 「2個、ありますしい。」 そう言うと、自分のデスクから椅子をからころ引き摺って。 ちょこんと座った。返答を待つより前のことである。 (-303) 2023/09/22(Fri) 3:23:49 |
【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 花浅葱 エルヴィーノ「いいや、何も。 憂さ晴らしに来る人間がたまに来るんだ」 睫で翳った目は、それを大したことでもないように流した。 実際、檻の中の男にとってはどうでもいいことだった。他人からどうだかは知らない。 貴方に視線を投げかける以外は、靄めいた汚れでくすんだ壁をぼんやりと見ているだけ。 もしも貴方がよくよく男の様子を見るならば其れ以外にも、 服から見えないような位置に隠された青痣なんかも見つけられるかも知れない。 それでも、隠すでもなくどうでもいいように体を投げ出していた。 「それは困ったね。仕事の少しでも持ってきてもらうべきか、なんて。 今こんな状況で私に内部の仕事を手伝わせるわけにもいかないか」 貴方にかける言葉は以前と代わり映えもしなかった。 おそらくは、貴方があくまで上司としてのこの男に会いに来たからなのだろう。 今更なことと開き直ったりするわけでもなく、至って自然な様子だった。 申し訳無さそうに、整った眉が軽く下ある。 「君たちには迷惑をかけるね。すまないな、こんな時に」 (-304) 2023/09/22(Fri) 3:28:06 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → マスター エリカダンボールの積まれた部屋の中。夕焼け色に照らされてまどろむ。 子供の頃はよくこうして膝を抱えて眠っていた。 もしお母さんが帰ってきたら、すぐに起きてお出迎えできるように。 そんな女の傍らには、アレッサンドロ・ルカーニアからの預かり物。 ボストンバッグに、スーツケース。 …開けるな、と。 そんな指示すら只管に守り続けるような女だったから、それが開かれることはない。 だから女が、その中身を知ることはないはずだった。 …噂に聞く『情報屋』に会えるのならば、話は違うのだろうけど。 /* お疲れ様です、おさとうかえでです! 上記の通り、黒眼鏡さんよりお預かりしているお荷物の中身を知るのに情報屋さんのお力をお借りしたくてご連絡致しました。 お手数をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いしますm(_ _)m (-305) 2023/09/22(Fri) 3:42:53 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ音が響き。 衝撃が響く。 「───ッ」 ぅげほっ!!と肺から無理やり空気が漏れる。 食道を焼くような感覚も感じたが、それは何とか飲み込んで。 立っているのが辛いのに、支えられて倒れ込むことも出来ない。 げほ、げほ、何度か咳き込み、どこにいるのかも分からない 貴方を、汚れた布越しに睨みつける。 「なにも……話すことなんか、ないわよ……!」 息も絶え絶え、主張は曲げない。 (-306) 2023/09/22(Fri) 6:21:33 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 路地の花 フィオレ「次からは気をつけるわ。 思い出は……また積み重ねてくしかないわねぇ。」 取り寄せた家具も幾つかある。 貴方とカタログを見て選んだ家具だってあったかも。 全て大切な思い出のある、数年来のお店の従業員達。 それら全ての思い出を消してしまうために、火をつけた。 思惑は見事達成したが……決して嬉しい気持ちばかりではかった。 「……ありがとうね、キャシー…… ごめんなさいね、アタシ、強がるのが癖みたい」 「…………貴方も」 「みんなのためにたくさん頑張ってるじゃない。 最近だって、皆にとっての悪いやつを見つけてくれたでしょう? ……貴方も立派な家族よ。だから、気をつけて。」 ヴィットーレは貴方が貴方なりに頑張って来たことを知ってる。 文字が読めずとも、難しい話がすんなり理解できずとも。 貴方は貴方に持てるもので、ファミリーを支えてくれたことも。 出来てない、なんてことはなくて……だからこそ、心配だ。 貴方はヴィットーレにとって、孤児院に住まう弟妹達のように 大切な家族なのだから。 (-307) 2023/09/22(Fri) 6:30:07 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ君の表情を見て、君の言葉を聞いて。 変わらず笑顔を浮かべ、その目元が少しだけ緩まった。 「…あぁ、君の分だ。受け取ってくれると嬉しいよ」 そのままフォカッチャ入りの紙袋と水の入った袋を渡し、 いつものように"君との日常"が始まるんだろうと そう考えていた男は、少し予想外だったのか 目を瞬かせ、それでも笑顔で頷いた。 きっとその間に君はデスクから椅子を引き摺って、 それで隣に、いるんだろうけど。 「あぁ、こんな事ならさっき食べるんじゃなかったな。 君との食事を満足に楽しめないのが残念だが、 嬉しいものだね。こうしてご一緒出来るのは」 こんな事なら忙しくなる前に誘えば良かったね。 そう言いながら、机の上を軽く整理し、 君の方へと体を向ける。 (-308) 2023/09/22(Fri) 6:50:50 |
【独】 無敵の リヴィオ/* 幼馴染幸せになってくれって言ったけど 後輩にもなって欲しいんですよね ていうか俺以外幸せになってくれ 俺は死ぬほどどうしようもないことをした訳じゃないけど 警察にはいられないなぁという感じなので とおいどこかへいくしかない 育ての親には貯金諸々全て渡しておこうな 引き取ってくれた恩と謝罪と (-309) 2023/09/22(Fri) 7:06:22 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 傷入りのネイル ダニエラ「……よう、ダニエラ。」 そちらの方をゆるりと向いた表情は 此方はどちらかと言えば、困ったような表情。 だって、分かってしまったから。 「お前が、“別の摘発チーム”だったんだな。 知りたくはなかったよ。俺をしょっ引きに来たか?」 誰かに面会に来た、とか どうしたんだ、とか そんな言葉もなく貴方は此方を『A.C.A』だと言った。 それが、全て。 (-310) 2023/09/22(Fri) 7:13:34 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の花 ニコロ「お前のお友達がお優しいか、 お前がお花畑だと思われてるんだよ。役者にでもなればどうだ」 悪気はないが、自分もそう思っていたから。 疑おうなんて思ってもなくて、それでもろくに調べられずに残った容疑者の名前にあったお前をその指は指した。 「守りたいもの……? 浮いた話でもできたのかニコロ。 この際だ全部聞かさろ」 (-311) 2023/09/22(Fri) 7:21:17 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「やだね。 お前の方こそ役者が似合うんじゃないか。」 花形の、なんて冗談めかしてみせる。 実際疑われないという自覚は、十二分にあった。 他の人間よりは、そう思われない振る舞いをしてきたから。 「浮いた話って程でもねえよ。 ただ、全部投げ出してどっか行こうとしてるのが 許せなくて、引き止めようとしてたら その手を離したくなくなっただけだ。」 (-312) 2023/09/22(Fri) 7:33:09 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「いいじゃねえか。 お前たちだけの関係性、素敵だね。 俺は全く興味がないが、お前たちには大事なモンだ」 そいつを否定する気はないよ、と大口開けてからりと笑う。 「執着と依存は管理が面倒くせえ関係性だから、俺は嫌いだが。 放し飼いできるよう仕込んだほうがいいぞ」 飼い主的な発言をしながら、 「差し入れしてくれるやつが多くてね」 …通常ならそういうのが許可されることはないのだが。 (1/2) (-313) 2023/09/22(Fri) 7:44:31 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ「市販の薬は効かなくてね。行き着いたのが黒眼鏡のとこだっただけ。 腕のいい義肢装具士探したりもしてるし……あといざって時に薬物とかの元を辿れるようにコネを……」 もういい。 何にしろ、男は彼の店の常連だったようだ。 早く一人で、という言葉には苦笑を返した。 出来るものならやっている。何度かぐっすり眠れた、……なんてことは今まで一度もなかったことなので、マシになるかどうかは予想すらできない。 「違法献金。 所長代理は黒眼鏡から金をもらって法案を成立させている。 これが明らかになれば、少なくとも人事は見直される……と、思うよ」 何せ警察というものは、スキャンダルを重く受け止める職である。 男がマフィアから物を買っているということすらも、バレれば懲戒は免れないはずだ。 柔らかく撫でてやると、それを素直に甘受するかのように甘えた仕草を見せるあなたに、ぱちぱちと、瞬きを二度。 普段の物言いからは考えられないほど素直なあなたに、驚きは隠せなかった。 それでも本当に心地よさそうな寝顔を眺めて、一度。 くしゃり、と眉を下げて笑みを浮かべて、あなたに届かぬ呟きを落とす。 ▼ (_11) 2023/09/22(Fri) 7:44:54 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「海外に行くのは一つの手だな。 どうにもならんことの多くは、その場所というものを手放すとどうにかなる。 それを手放したくないやつが、あるいはそれを思いつけないやつが、 どうにもならなくなって死んでいく。 ”逃がし“は俺の仕事の一つだ、いろいろ紹介できるぜ」 いくつかの国の名前をあげる。近い場所から遠い場所まで。 その国の言葉らしいものもいくつか発して、にやにやと笑っている。 「いくらなんでも、牢屋をぶち破る力はないさ。 ついでにいえば、俺個人をどうこうしても解決しないという意味では、悪いのは俺じゃない。 マフィアで、もっといえば治安維持がなってねえから。 つまりは警察、国、行政、市民の意識。サテ、お前はどこを叩いて治す? あるいは、そこからやつを逃がすか」 歌うように語り、提示し、示唆して啓す。 それでも、あなたの言葉にはダメ出し返し。 「言わなくていいことは、伝わらなくてもいいことだけ。 確信以外のコミニュケーションは、全て自分勝手な我が儘だ。 次は言えよ。言ったって信じられないのに、言わなきゃ誰が信じるよ」 あなたの出した答えを─違う。本人の出した答えを、他の誰かが知ることはない。 だからアレッサンドロがにやにやと眺めるのは どうやら答えを出したらしい、あなた自身の顔だった。 「じゃ、ルチアーノのことは頼むわ。イレネオもな。 大変だね、調教師は。 俺は一匹で手一杯だよ」 (2/2) (-314) 2023/09/22(Fri) 7:45:39 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ/* おつかれさまです。 決闘者の窓はキリが良いと思うのですが、明日の生死の方はどうなっておられるでしょうか。 こちらのほうは、最終日までバリバリ生きてる予定です。 (これから襲撃予告などがなければですが) 逮捕の予告が来た、とかあればこの先は秘話に移行するのがいいかなと考えていますので、教えていただければ幸いです。 (-315) 2023/09/22(Fri) 7:49:51 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 無敵の リヴィオ椅子を引き摺りながら、頷く姿にまたへらり。 着席すると、紙袋を開いてフォカッチャを取り出す。 ひとつあなたに差し出して、手を合わせた。 「あははー。リヴィオさんてばあ」 口が上手いなあ。でも悪い気は別にしないのだ。 無理して食べなくてもいいですよおとは声掛けて、自分のフォカッチャを少し齧る。 「…やっぱり、人が減ったしわ寄せとか…ですかあ?」 その瞳はぼんやりと、あなたの仕事の跡を見つめた。 ものの1週間ほどで、瞬く間に警察署の人間が逮捕されていった。 警部補に上級警部まで逮捕されて、署内はきっとどこもてんやわんやだ。 (-316) 2023/09/22(Fri) 7:50:06 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の花 ニコロ「……それを浮いた話と言うんじゃないのか?」 違うのは何となくわかった。 立場かはたまた性別か、そういったものではない絆はあまたに存在する。この男も厄介な縁はいくつも持っている。 現にこれは何だろうか、良く毒も仕込んでいると思わず飲んでいられるな。 「……だれだあ? そんな面白そうな奴は。 本当に誰だ、こっち側の人間だったらぶっ飛ばさなきゃならんので教えてくれんか。 なあに悪い事はしない」 千切りそうになるかもしれないがそっちと縫い合わせてやると。 もしマフィア側でそんなことを考えているのなら殺意が湧いた。 警察でそんなこと考える人はいただろうか。あまり思いつかなくて。 (-318) 2023/09/22(Fri) 7:56:07 |