人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【独】 マスター エリカ

/*>>0:164 #m_黒眼鏡
この男はよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜すき(すき
機嫌悪いんだぁ…。悪いんか? 教会やからなんかあってんかなぁ。墓参りへの横やり。

まるで講義するように指をたてて、

 
悪戯っぽく「チ・チ・チ」なんて口でいって揺らす。

ここすき。
(-242) 2023/09/24(Sun) 22:52:36

【墓】 口に金貨を ルチアーノ

「……あの美人さんが?」

本当にダニエラという名前だったのか、と。
女警官からたった今入ってきた囚人の名前を聞く。

「しかし余計なことをして美人の親衛隊に目をつけられると厄介だな。
 それに特に俺に会いたいわけでも……」

あるか? 俺は顔がいいからな


男は誰かに叩かれ殴られた頬を腫らしながら神妙に考え込んだ。
しばらくして、一つの牢屋に向かって歩いていった。
(+50) 2023/09/24(Sun) 22:52:42

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 傷入りのネイル ダニエラ

「寂しがってないかお嬢さん」

そうして、一つの牢屋の前。
比較的頬を腫らしている以外変わりない姿の男は再度貴方の前に訪れた。

「ようやく会えたな、新しいアジトの住所は此処かあ?
 すまんなあ、動けなくなったから近くにしてもらったみたいで」
(-243) 2023/09/24(Sun) 22:55:44
カンターミネは、自分の身体のにおいを嗅いだ。まだ臭い気がする。
(c26) 2023/09/24(Sun) 22:56:39

【独】 マスター エリカ

/*>>0:165 #m_ヴィンセンツィオ
お前の、秋……ウッ。

秋か冬の人だよなヴィトーさん。冬の人にしては気安いから、秋の人の印象になる。オータムカラー似合うよね。(ここでスプシを見にいく)ネイルの色ルージュカザック!!!?!? 足指なのは覚えていたけど、あ〜〜〜〜良い赤〜〜〜〜〜〜!!!! オフでくつろいでいる200cmの足先に赤がいるのな、とても良き。
(-244) 2023/09/24(Sun) 23:00:19

【独】 マスター エリカ

/*>>0:166 #m_ダヴィード
「miao。……いや、うーん。すみません、今のなしで。」

ぐうかわ。
そうだねぇ人間の特権享受しててね〜〜〜〜〜〜かわいいねぇ(かわいいねぇ
(-245) 2023/09/24(Sun) 23:02:19

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

「じゃあ俺に喧嘩するなって言えばいいだろ」

元より喧嘩は嫌いなのであまりしに行かないが。

「俺が怪我をして喧嘩するから自分も喧嘩しに行く?
 苦情は受け付けないといったばかりが聞こえんかったのか」

たった今真似をするなと言ったのにやはり繰り返すんだな。
まあ今に始まったことではないから気にしないが。

「だからその程度平気だと言ってる。
 ……こう言うとまるで被虐趣味に見えるなあ。
 じゃあ付け加えてやる……理由のない暴力は好きじゃあない」

丁寧にゆっくりと説明をしてやった。誰かさんよりは優しいと思っている。

「なんで俺がお前の為にそんなことまで気を遣うんだよ。
 気遣ってほしいのか全部。
 お前の嫌なことをしない俺が欲しいか?
 言うことを聞いて従順で、大人しい俺がご所望か」

大袈裟だがお前はそう言っているのと変わらない、どうだ?と訪ねている。
(-246) 2023/09/24(Sun) 23:07:50

【秘】 コピーキャット ペネロペ → マスター エリカ


「片付けておいてくれ」と言われれば、
いつも通りに、「はあい」とこたえて。

きっと、雨に濡れたまま
カウンターに立つ事にはならなかっただろう。



鳴らないドアベル、暖色の控えめな明かりの下。
いつも通りに落ち着いた、けれどもいつも以上に静かな店内。
カウンターに居るのは二人だけ。

自身にとっては心地良いと言って良い沈黙の中、
あなたが口を開く気配がしたなら、その言葉を待つだろう。
まったくあなたから話を振るという事は、珍しいことだから。
そう思ったということを、拾い上げてみようと。

数分でも、もっと掛かっても。
けっして毒にはならない沈黙の中なのだから。
あなたが話そうと思う事を、話し出す事を待とうと思った。
(-248) 2023/09/24(Sun) 23:10:11

【独】 マスター エリカ

/*>>0:168 #m_テオドロ
俺は、あんたより手のかからない男なんでね

こういうセリフ回しいいなと思う。こう、なんだろう(ろくろをこねる
相手(幼馴染)との距離感が見えて。嫌味と言えば嫌味なのに棘がねぇんよな。なんだろうなこれ。それを明確に表現はできないけどとりあえずお前のキャラが大変良きなのは確か。ありがとう(ありがとう
(-247) 2023/09/24(Sun) 23:10:35

【秘】 corposant ロメオ → 口に金貨を ルチアーノ

「へえ。好きにしていいんですか?
 それならオレ、嫌んなる程優しくしますね。
 人の事甘やかすのが好きで……いっぱいあげますよ、うん」
「あんたってかわいい人なんですね。アハ……」

すっかり蕩けたその様子が、これの目には良く映ったらしい。
身を委ねられるというのは悪い気はしない。
気を良くしてまたぐしゃりと頭を撫でて。
キスをしていいと聞けば、「やった」と素直に喜んだ。

「折角だから沢山可愛がりたいんです、あんたの事。
 誰もあんたをうんと甘やかさないんなら、オレがそうします」

そう言うなり、貴方の瞼にそっと口付けを落とした。
それから頬、それから鼻先に。それから額に額を合わせて、

「いっぱいあげるから、いっぱいくださいね」
「オレ、あんたの事好きなんで」

唇に、口付けた。軽く吸い付けては離れて、
拒まれなければ、次は唇の隙間から舌を差し込んで。
(-249) 2023/09/24(Sun) 23:10:41

【独】 マスター エリカ

/*>秘話 #m_ペネロペ
多分待ってくれるだろうなとは思っていたけど喋ることなにも思い付いていなかったらしいよPL当方。マスターなんか、なんかないんです???

知ってることは聞かなくてもいいからな。本人から聞きたいことだよな。いや、俺のことか……? 昔話する…? 今後こんな静かな夜は滅多に来ないだろうしなぁ。いや〜〜〜〜→いや〜〜〜〜〜〜↓ 言うて昔話もそんなに。そん、うーーーーーーん。もしもの話兼昔の話? こねこねします。
(-250) 2023/09/24(Sun) 23:21:06

【秘】 暗雲の陰に ニーノ → favorire アリーチェ

自分よりも怒ろうとしてくれる、貴方のそんな姿に男は眦を下げた。
早々に牢に入れられてしまったから外の様子は何にも分からなかったのだ。
だからやっぱり、気に掛けてくれていた誰かがいるのはうれしい。

「ありがとう、アリーせんぱい」

「…………ねえ、せんぱいはさ。
 人を騙すのは、騙されることは、受け入れられないですか?」

そうして先程形にしようとした問いを改めて声に載せて、尋ねた。

「ああ……確かにそうかもしれない、ですね。
 それほどマフィアの人が良い意味で、日常に溶けた存在になりつつあるってことかもしれないですけれど。
 ……昔にマフィアが権力を振るってたことは、事実だもんな」

そう考える思考はどこか、今までよりも俯瞰的な位置を保てているように思えて安堵する。
少しだけ視野が広がったような、いや、先程狭まっているのを自覚したばかりだから自惚れてはいけないけれど。

「……そう、なんだ?
 オレ、同じ日に捕まった人のこともよく知らなくて」
「でもアリーせんぱいは恩があるんですね、その人に。
 無事だと良いな、……会えてはないですか?」
(-251) 2023/09/24(Sun) 23:21:17

【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 口に金貨を ルチアーノ

踏み込んだとして話してくれるかどうかは相手次第だ。
だから貴方の口が開きつらと言葉を並べてくれることが有難かった。
さて、その言葉が事実だとして信じるのであれば、矢張り此処に入れられた理由は悪意だけに染まっているように思えない。
思い当たる人物はいないわけでもないが、願望込みになるなと考えていたところ。

「……もう子どもじゃないって言った」
「別にルチアーノさんのこと悪いなんて思ってないし。
 思ってないけど、なんか……にいさんの部下だな。
 すぐに女性がどうのこうの……」

何かしら思うところがあったのか、もんにゃりと言葉を濁したりなんだったり。
一先ずはそう、感謝が先なのでと遅れてそれも形にする。

「教えてくれてありがと。
 痛い目見ないとわからないこともあると思うし、手は気にしないで。
 にしても、なんだかなあ」
「…………オレってそんな、悪意に弱そうに見えるのかな……」


知らない人の前の方が吐けることもあるので、つい漏れてしまった。
後からそれを繕うように「スープ……」などとねだりつつ。

「でもちょっと喋っただけでも、あれだね。
 ルチアーノさん……良い男ってやつ、感じる」
(-252) 2023/09/24(Sun) 23:23:48

【秘】 リヴィオ → マスター エリカ

5日目の午後、夕方より前。

目が回りそうなほどの忙しさに揉まれて、
なかなかここにする時間もなく今になってしまった。

ただ、今日は酒を飲みに来た訳じゃない。

もう少し頑張るためにも少しだけ腹に何か。
良さげなものをおさめておこうかと思って……。
出来ればこんな状態でも摂取しやすいものを。
(-253) 2023/09/24(Sun) 23:25:52

【秘】 暗雲の陰に ニーノ → corposant ロメオ

さらっと形にされたこの身と心を案じる言葉には目を瞠り。
今の状況も相まって妙に染みて、つい涙腺が緩みかけた。
どうにもここに来てから壊れてしまったように思える。
脳裏に掠めるのはバーカウンター、それから子守歌が聴こえた帰り道。
ぬくもりにふれたいな、と思った。

「……あーん」

色んな心を感じて漏れ過ぎない様に言葉を選んでいる間、気が付いたら口元にパンがやってきている。
なので大人しく口を開いて食せば知っている味だった。塩バターのフォッカチャ。シンプルでいて小麦の香りがふんわり、おいしい。
パックジュースも水分として時折、ストローからこくんと飲みつつ。

「あの、ありがと」
「警察は……あはは、本当にそうなっちゃうかもな」

全部ひっくるめての感謝を伝えた後、眉を落として笑む。
そうしていた表情が──貴方の問いかけで軽く青褪めた。
だってまさかその口から名前が出るとは思っていなくて。
すぐに答えは返らず、けれどその態度が解を示している。
思い出す、甲に走る熱い痛み、唇に触れた感触。

「……なんで、しってるの?」


そうしてようやくの言葉は、問の形を為していた。
(-255) 2023/09/24(Sun) 23:27:36

【独】 マスター エリカ

/*#m_ペネロペ #m_エリカ
お喋りなやつだと、もうすぐ新年だねからの葡萄月の話を膨らませられるけど、マスターそんな広げられる気がしないからチョイスしねぇね。傭兵時代の話自体もあんまり。マフィアも警察も恨む理由があるのも言わない。

んーー、魔術師になった周りの話かなぁ。救いの手は悪魔の手。それを知っていても手を取った。相手が悪魔だろうと叶えてほしいと思う願いの話。
(-254) 2023/09/24(Sun) 23:28:19

【独】 マスター エリカ

/*#m_リヴィオ
アアアアここにただのリヴィオが来てるっっっ!!!!!!!
(-256) 2023/09/24(Sun) 23:28:57

【秘】 favorire アリーチェ → 暗雲の陰に ニーノ

「わた、しは……騙すのと、騙される、事は、」

言われてはじめて考えたかのように押し黙る。
きっとダニエラの事を言われているのは、何となくわかる。

「騙す、のは、良くない事で。
 だから、私が騙されたと主張するのは、……
 ……その子を、悪い子って扱っている、みたいで、……」

伏し目がちな視線はこの感情を馬鹿げたものだと思っている事の裏付けにならない。小学生並みの理論だ。
貴方に尋ねられ、こうして自分の感情を言葉にして、ようやく自分の考えていた事がどれだけ幼稚か理解したかのように俯いた。

「牢が違うもの。情報も入らないだろうし無理はないわ。
 ……会えたわ。でも、酷い拷問に遭っていて、……
 それなのにまだ頑張ってくれるって言っていた……

 だから、一刻も早く法案が撤回されて、無実の人が解放されて欲しいと思ってるし、ニーノがこうして無事なのには安堵したわ。いえ、穴はちょっと開いていたけど……」

本当に痛々しい、とばかりに口元に手をやるけれど、拷問の末と言う訳ではない所が唯一の救いだ。
(-257) 2023/09/24(Sun) 23:42:05

【秘】 corposant ロメオ → 暗雲の陰に ニーノ

口に運べば、ちゃんと食べてくれる。それで少し安心した。
物も食べられないくらい弱っていたら、
どうしようかと思っていたのだ。
食べられるなら食べてくれた方がいい。

牢の中に入れるのならば、今すぐ抱きしめてやりたい。
それでもそれは許されないから、
貴方が解放されたらうんとそうしてやろうと思った。

「いいよ。来たくて来た」
「オレんとこのパン屋で一緒に働くか?
 それとも他の職場も紹介できるところはあるけどな」

それも楽しいな、とも思う。
勿論警察のまま頑張れるなら一番だが、こんな事があったのだ。
そう出来ない事情はあっても仕方がない。

「…………はあ。ビンゴか」


重たい溜息。

「センパイが世話んなった事があるらしくてなあ。
その話を聞いて、そういやここにそいつも捕まってたと思ってな」

「イヤーな予感がしたんだよ。
 まさかとっ捕まった身で他の奴らに手は出してねぇだろうなって」

「なあ、お前だけか?
 それともここにいる奴ら、皆やられてんのか」
(-258) 2023/09/24(Sun) 23:53:34

【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 口に金貨を ルチアーノ

「…お兄さん。」

徐に顔を上げ、一瞬ばかりの悲しげな顔。
すぐにへらりと持ち直した。
あなたの依頼人は、
変わらず
元気そうだ。

「あはー。前に比べて、かなり手狭になっちゃいましたあ。」
「でも、お兄さんにまた会えるなら良かったかもしれませんねえ。」
「…元気でしたかあ。」
(-259) 2023/09/24(Sun) 23:55:13

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → corposant ロメオ

とんでもないものとの契約をしてしまった気がするがもう遅い。
緩やかに与えられはじめる刺激は擽ったく、普段自分が女相手に為すようなもので。
殆ど何をしてくれるかわかるはずではあるのに、惚けた脳が理解するのを一歩遅らせてくる。

「ぁ……っ、うっ……ん」

唇を重ねられ、慣れないのか一瞬だけ眉をしかめさせる。
息をするタイミングを実際に試しながらで伺い、次も拒むことがないからまた重ねられた。
むしろ自分から重ねにいってしまった気もしたが、もうよくわからなくなってしまった。
まるで餌を与えられるように舌を絡め口の端から唾液を溢しても貪ろうとする、身体は段々と昂ぶっていて只の甘やかしには不要の産物に溺れていく。

息継ぎのために離されれば漸くかけられた言葉を頭の中で繰り返した。
それに拒む言葉なぞついぞ出なかったが、

「……こんな、の。俺相手じゃなかったら、……刺されるぞ……」

一体何人のやつを誑かしてきたのだろう。
自分とはまた違う範囲限定の無償の愛と、悪い誘いに慣れていない人間はどうなってしまうのか。

その好きという言葉には、俺もだと、誤魔化しようもない言葉を返して。
また深く甘ったるい口付けを所望していただろう。
(-260) 2023/09/25(Mon) 0:09:18

【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ

碌な育ち・・・・をしているように見えるがね」

相手がマフィアで、構成員として認められるような人間であるのは重々承知だ。
だからこれはさも通り一遍のことしか相手が知らないように決めつけて、
挑発するが為だけの言葉だ。そこに全く意味がないわけでもない。
首を締め上げるにあたって躊躇でもされたほうが無為な時間が増える。
真っ当の思考を持つ貴方に、憎しみを以て力を込めさせようという狙い、それだけだ。
余程他者の動きを信用していないらしい。

張り艶の少しだけ失われた肌に歯を立てられたなら、最初のひとたびは短い声を上げた。
痛覚への訴えというよりかは、予告のない行いへの神経の悲鳴だ。
歯型が増えるたびに喉の奥で堪えた声のない息が抜ける。
痛みのほうが勝る行いでありながら、傷の周りから肩にかけて、
皮膚の薄い箇所には次第にじんわりと赤く血色が浮いてきた。
絶頂に至るのが難しくはありながらも、全く不感症ということではないらしい。

「……ん、ぅ」

眉がぴくりと動く。
わざとらしい声をあげたりはしないものの、喉の奥を空気が通る音だけはあった。
ただ、喜ばせるつもりもないのか唇を引き結んで、なるべく声の出ないようにはする。
それでも体の反応は隠せない。
触れられれば筋肉に力が入り、ソファのすり減った表面を掻いた。
それらしい部位に触れられれば、萎え気味だった性器が段々と芯を持ち始めた。
苛立った舌打ちばかりははっきりとした音を立てて、貴方の頭上へと浴びせられる。

「早くしろよ、……悠長なことしてるな」
(-261) 2023/09/25(Mon) 0:09:37

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「………」

黙ってあなたの言い分を聞いている。
基本的には、従順な可愛い部下であろうとしていたことを知っているだろう。

「……ボスがやめろっていったら、殺すなって、こと?」
「家族同然の子達を守るために動くのが、ファミリーなんじゃないの……」

マフィアとしてのファミリーの掟を、拡大解釈している。
自分のために、都合のいい解釈をしているだけだ。
言う事を聞きたくないわけではない、ただ、今は冷静ではない。

「もしダメだったとしても、他の人に殺してもらえばいいって、そう言うの」
(-262) 2023/09/25(Mon) 0:13:47

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 傷入りのネイル ダニエラ

「あの後かぁ……?」

ちょっとまってくれと、本当に思い出す仕草をしてから。
暫くおかしいほどの間が空いて。

「……
全く


男は正直者である。

「暫く本当に、便利屋は休業だ。
 今回の件は最後までやりきったからもう良いだろう……。
 疲れたなんてもんじゃない、牢屋の生活のほうがマシに思えてきた」

「お嬢さんはー……
 やっぱ此処は怖いだろ。そんな不安な顔しなさんな。
 お友達も俺もいる、他に逢いたい人がいるなら呼んでやる。
 今日までの俺なら口利きがまだ出来るからなあ、金はサービスしてやるよ」
(-263) 2023/09/25(Mon) 0:18:05

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

「…………
から

大事だから
に決まってるだろ、馬鹿!」

あなたのことが、大事だからこそ言っている。
あなたが、僕のために喧嘩をすると言ったのは、同じ意味ではなかったんだろうか。
違うとしたら、それはなんて大きな自惚れだったんだろう。

「なんか混乱してきたけど……、別に。
 今回のはキミに非があったとか、受け入れる理由があったのなら、それはそれでもういいよ。
 ただ、僕のために喧嘩をしたから喧嘩を僕がまたしに行くって話じゃなくて……。
 キミが誰かに謂われない暴力を受けるなら、それは僕が嫌だから喧嘩をしにいくって、言ってる。
 それは、僕はキミが大事だからだよ」

どう言えば、伝わるのかわからない。
でも知りたい。
何かおかしいと、思ってたから。

「従順なお人形がほしいわけじゃないから、言ってるんだ……。
 
キミは何にでも、従順すぎる
と思ってる。
 おかしいだろ、頭撫でただけで子供みたいにお休み3秒のごとく寝るし。ねぇ、一体何があったの。
 マフィアになって、なかなか会えなくなってからの事……何を隠してる?」
(-264) 2023/09/25(Mon) 0:30:02

【秘】 マスター エリカ → コピーキャット ペネロペ

「……犠牲を払ってでも叶えたい願い、
 なんてものは、お前にはあるのだろうか」
“…叶えたいことがあったんだ、どうしても”
「あったとしたら、悪魔の手でも取ると思う 
 願いに見合う程度の、代償を求めてくる」

雑談にしては些か突飛かつ重い内容だ。雑談です。
(-265) 2023/09/25(Mon) 0:39:38

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

「体躯が違う人間には小手先を使わんと。
 ……キツイのはこっちだ唐変木」

本当に暴力と責め苦なら首を絞めるだけで十分だ。
しかしこればかりは違う、拷問とも恋人同士がする営みとも違った正しくイレギュラーの性行為だ。
女相手にするには相当リスクがあり、男相手には入念な準備がいるというのに目の前のやつは急かしてくる。
細腕で自信がないのだと言わせんでくれ。と恥ずかしげもなく良いそうになって胸に押し止める。

「……俺は口を閉じたほうがいい男なんだよ」

貴方から返される熱や体の反応は存外素直で、ほんの少しの安堵を覚えつつ嫌がらせをすることにした。
普段の経験なぞ知らないが、流石に御無沙汰ではないのだろうか……案外夜は時間を取っているのだろうか。
躊躇なく貴方の陰茎を咥え、ゆるゆると、味わうように舌先を動かし始める。
明らかに快楽を与えるような仕草は貴方の腰を撫でつつ行われ、
声を出せと促すつもりもあったが、出来たかどうかはまた別の話だ。

時折口を離し熱い息を吐く、横から滑るように滴ったものを舐めとり、また咥える。
舌で裏筋をくすぐり、音を立てて吸い上げて、苦しい表情は一切見せずに責め続けた。
限界に近づいたのなら飲み込んでやるつもりで、できなければもうさっさと諦めて望みのものを素直にやろうと思う。
(-266) 2023/09/25(Mon) 0:50:29

【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → また、歌う カンターミネ

「……。」

檻の中。
冷たい壁に背を預けて、女は静かに座り込んでいた。
膝を抱えて。まるで、幼い昔の頃みたいに。

「……
ミネ…


だとすると思い出すのは、どうしてもその名前で。
…そしてあの日に交わした約束のことで。

そっと後ろの壁に振り返り、こん、こんと。
…m.i.n.e……モールス信号。縋るみたいに、拳で刻む。
(-267) 2023/09/25(Mon) 1:00:32

【秘】 コピーキャット ペネロペ → マスター エリカ


「犠牲を払ってでも叶えたい願い、ですかあ」

───「だから、大事なものを渡した」


以前、あなたにふと投げ掛けた問いへの答えを思い出した。
この地には、少し不思議な迷信じみたものだって
どこか現実味を持たせるような、そんな何かがある。

「私、天国に行けるほど良い子じゃないので。
 本当に叶うんだとしたら、
 私に差し出せるものなら、何でも渡しちゃうと思います」

なんて、気恥ずかしそうに頬をかきかながら。
雑談は雑談、けれども地獄行きは確かな事だ。
何せ何人も騙したし、殺したのだから。

家族
がずっと平穏無事に居られるなら、なんでも」

そんな、もしもの話。
(-268) 2023/09/25(Mon) 1:03:03

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

「言っただろ、昔飲んだ女にやられたって……」

言葉が足りなかったかと、男は本当に何が悪いかわかっていない様子だ。
今回の場合は、理由が女になった時点で男は自分を100非とする性格なだけであったが。

「3秒で寝るのは疲れてたからで……」

それは、漸く少しだけ嘘の混ざった誤魔化すような言葉だった。
寝なければ、隠せないことがあったから、寝た。
あのままなにか口走りそうであったから貴方の隣で静になることを選んだ。

「そんなに隠してはねえよ……?
 ただ……最近調子が悪くてだな、嫌なこと思い出すぐらいか。
 ……それも聞きたいのか?」

これはこれで、マフィアにとって晒すことでもないからなと、しかし言ってしまったこともある。

「大事なやつがいるって言ったろ。
 そいつが五年前いなくなった。
 ……その前の五年間俺の面倒を見てくれていたやつで、……」

「……かなり頭を撫でるのが上手くて……な? その。
 ……最近そいつのことばっか頭に浮かんでなんかおかしい。
 ぐらいで他の体調は何も変わらん」

頭を撫でる以上のことをされている可能性がかなり高いことを無自覚に呟く。
男の口調からして、恋人や家族のような熱っぽい間柄らしいことは伺えないように見えるだろう。実際はどうかわからないが。
(-269) 2023/09/25(Mon) 1:04:50

【秘】 マスター エリカ → リヴィオ

店の基本の営業時間は陽が沈む頃から。
それなのに、扉に下げられたプレートには『OPEN』の文字。
変え忘れだろうか? いいや扉はどうやら開く。

「いらっしゃい」

ドアベルの音の後、カウンターから声が掛かった。
いつも通りの彼女の姿がそこにある。

注文を聞くこともなく、彼女はテーブルに食事を置いた。
木製の深皿に中身の白がよく映える──ホワイトシチューだ。

バターや生クリームを使っていない、素朴な牛乳の味のそれ。
彼女好みの具沢山にしたいのをぐっとこらえて、
今のあなたでも食べ切れる程度の量の具が浮かんでいた。
(ともすればほとんど具なしだったかもしれない)

食器も並べ、彼女はあなたが席に着くのを待っている。
(-270) 2023/09/25(Mon) 1:05:30