人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【念】 口に金貨を ルチアーノ

「ん……あ?」

貴方が側に寄ろうと中々目覚めなかった男は、そこそこに不用心であった懐を漁りながらガサガサと顔の上の紙を鳴らして体を起こした。

「ぁー……すまない、待たせてしまったか」

時間も有限であるのに、と。
少し香るトマトとチーズの香りにあれは一口でも食べたか、と満足げに口端は上げていた。

「話はできるぞ……次の目標も一応決めてきた。
 相変わらず、あんたが言うなら変えてやっても良いですけど」
(!6) 2023/09/16(Sat) 17:37:37

【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード

「アハハ……本当にな。オレも好きだよ」

無論、ロメオも貴方を可愛がっているという事だ。
それについてはっきりと貴方に告げることは無かったので、
それに貴方が気が付くかは、さて。

「うーす。頼むわ」

それじゃあGrazieありがとさんと伝えて、
二人分の珈琲を用意しよう。
コトリ、と音を立ててカップを二つ並べる。
牛乳と砂糖を持って来てもらったらお好みで入れて、
息抜きの軽食としよう。



「……最近困ってることとかない?
なんか怖い人居るとか……」

フォカッチャのチーズを伸ばしながら、
なんとなく途中尋ねてみる。
(-279) 2023/09/16(Sat) 17:48:55

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード


遠慮しない、という形での甘えは悪くない。

車回して正解だな、と内心独り言ちながら。
積まれたオードブルその他の横に酒類を詰め込んでいく。
流石に夜の仕事を考慮してか、度数は低めのもの。

その様子は傍目にはホームパーティーの買い出しを任された、
友人であったりきょうだいであったりに見えるはず。

「まあこんなもんだろ。
 ついでにパスティチェリア寄ってくぞ。」

会計を終えれば車まで戻り、買ったものを後部座席に積んで。
向かう先はこの男のもう一つの勤め先。
(-280) 2023/09/16(Sat) 17:59:54

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード


「Ciao!ジーナさん!
 はい、お休みなのでお友達とパーティーを!」

「モンテ・ビアンコとカッサータ、カンノーリと…
 マカロンも買っちゃおうかな。
 デイヴィは何が食べたいですか?」

ショーケースにはきらびやかなお菓子やケーキがずらり。
タルトからシュークリームまで、これもまた奢りの範疇。
うわべを被って、何が良いかとあなたに尋ねた。
(-281) 2023/09/16(Sat) 18:00:26

【念】 日差しにまどろむ ダニエラ

新聞紙のたてた音に振り返る。

「おはようございまあす。」
「…お疲れの様子ですねえ。」

何事もなく女は笑みを浮かべた。
手元のお弁当は、完食にこそ至らなかったがそれでもほとんど減ったらしい。

「休める場所が他にないなら、気にせずいてくださいねえ。」

「でも、そおですねえ。」
「次の調査対象の話は、早いうちに聞いておきましょおかあ。」

早く取りかかれた方が休む時間もできるかもしれませんしいだなんて、気遣いのようなことを言う。
(!7) 2023/09/16(Sat) 18:13:19

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ

頬と髪。それに触れて嫌な顔をされない者はたったの二人だ。
ひとりは、自分。そしてもうひとりが、あなた。
そのあなたの口から伝わる静けさを受け取り、
真面目な顔で暫し、考える。触れたままの手は、そのままに。
髪の水気があなたの指を湿らせる頃、その手に手を重ねた。

「いいや。毎日だって会えるさ。
 だって俺は変わらず街ん中を歩くから、
 巡回の警察と会う事くらいおかしくない。
 秘匿回線で通信するのもいいな。端末隠しとけばいいし。
 まあ開き直って毎日通ってもいい。
 俺から警察署に行ってみるってのもアリか?」

重ねた手にすり、と頬を寄せる。
手の平に唇をつけ、上目遣いに微笑みを渡す。
冗談なのか、本気なのか。子供染みた、屁理屈のような言葉。

(1/2)
(-282) 2023/09/16(Sat) 18:25:12

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ


「だろぉ?見せてやんないけどな」

グラスを傾けつつ、オイルサーディンをもう一切れ。
そこでちょうど一缶空いて、
新たに出された分のプルタブを起こした。

「ふうん。ま、裏の仕事やってるような奴には
 よくある話だな。残念ながら」

あっけらかんとした声色には同じだけのものを返して。
本人が気にしていない事を大袈裟に扱う必要は無い。
それが既に過ぎた事であるのならなおのこと。

「教会が気持ち悪いねえ。
 単に居づらいとかか?それとも無神論ゆえかね」

「俺は爺さんの代からずっとこっちの人間だからな。
 そういう家系なのよ」

またグラスを傾ける。

「正確には、爺さんはアルバの人間だったらしいが」
(-283) 2023/09/16(Sat) 18:25:20

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「……なあ、エリーダニエラ

昔はきっと、そう呼んでいた。
けどいつからか、ファミリーネームの方で呼び始めた。
理由を聞けば、そっちの方が可愛いとか、言っていたけど。
一度だけ、徹夜と酒でふにゃふにゃの時に零した事がある。
『この名前は俺だけが持っていたいから』。
他人に聞かせないように、内緒でしまいこんだ大事な名前だ。
それを取り出す時は、決まってあなたの傍にいると決めた時。
カンターミネがノッテに入る時も、きっとそうだった。

「そんな寂しそうな顔するなよ。釣られちゃうだろ。
 大丈夫だ、俺はいつだってお前の傍にいるから。
 捕まったら?その時は……はは、毎日尋問しに来てくれ。
 エリーが捕まったら毎日面会に行くさ。
 それで俺が捕まったら、隣同士の独房になって、
 毎日壁越しにモールス信号でお喋りだ。
 いいだろ、楽しそうで。足りない?それじゃあさ――」

いつもの笑みとも、楽しそうな笑みとも、違う。
頬に触れる手を、唇でなぞりながら。

「今日を、お互い一生忘れられない夜にしてみる。
 ……ってのは、どうかな、エリー。」

誘惑するように、唇の端を歪めた。
(2/2)
(-284) 2023/09/16(Sat) 18:29:07

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

貴方の心の中など露知らず。
だからその腕は緩く掴んだままだ。離すでも握るでもなく、そこにあるだけ。
伸ばされる手にはひとたび目を瞬かせたけれど、そのまま大人しく受け入れた。
常々、言いたいことはすぐに口に載せる男だ。それが黙っているということは、そういうこと。
貴方が触れたいから触れたのだろうと勝手に納得して、大人しくている。それだけのこと。
それでも気恥ずかしさが僅かにあるのか、視線は下方に逸らした。

「無責任でしょう。」

しおらしいのは姿ばかりだ。
やはり言いたいことはそのままに放つのだ。零すでも、独りごつでもなく、きちりと届くように。或いは押し付けるように、声に出す。

「売りつけて終わり、ではないですよ。」
「貴方が」
「いないことに、文句を言えなくなる。」
「貴方がいないと。」

何とも下手くそな言い回し。
つまり、貴方がいなくなるのは嫌だ、と。
酷く簡単で、陳腐で、普遍的な言葉を、不器用な男はその口下手さでもって台無しに出来る。
(-285) 2023/09/16(Sat) 18:30:16

【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ

本当は他にも理由があるが、
それをわざわざ自らで語ることはない。
開いた瞳でコーヒーを啜る君を眺め、
同意するように頷いた。

「…あぁ、こちらこそよろしく。
 聞きたいことは……そうだね」

考える素振りだけをとって、直ぐに緩く首を振る。
理由はちゃんと聞けた。
それ以上に欲しいものは今のところ思いつかない。

どちらかと言うと君の方がまだ、
聞きたいことがあるんじゃないかって。
そう考えながら、隣に置いたボトルに手を伸ばし。

「…何かまだ聞きたいことがあるなら、
 俺の家においで。その方がきっと、話しやすい」

はぐらかすように終わらせるのもなんだからと、
そんな誘いをひとつ残して、椅子から立ち上がった。
(-286) 2023/09/16(Sat) 18:45:24

【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレ

 
「タワーが崩れるまで……耐え、続けないとだめ。
 ……でも、本音を言うと怖いわ、ヴィットーレ。
 こんな法案を通した時点で、警察は生半可な扱いをしてくれるとも思えなくて……摘発者を牢に並べて満足するとは思えない」

焦りの根本的な部分かもしれない。
耐えるしかないという結論が出た以上、ここを蒸し返しても仕方がない物ではあるが、こうして口に出してしまうのは女の弱さで。

「教会、はきっと大丈夫。逮捕されるとしたら私だけ。
 ……そうなるように、きっと言いきってみせるわ。貴方も、皆も、誰も傷つけたくないから」
 
事実、マフィアとの関わりという意味で言えば、教会の方も原因は自分にあるものも多い。自分一人が全部の疑惑をかぶって差し出せば何とかならないだろうか。そんな楽観視をしている。

「……やだ、縁起でもない。って言いたいけど……
 わかったわ。もし、本当にそんな事になったら孤児院の子達にもそう伝えておくわ」

表情は晴れないけれど、いつもの調子のあなたのウインクを見て肩の力が少し抜ける。こんな会話ができるのはいつまでだろうか、と言う暗い懸念に蝕まれながら。
(-287) 2023/09/16(Sat) 18:46:24

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 拷問吏 ネロ

「ああ」とか「そりゃあな」とか「ふうん」とか。
相槌を並べて、情報を食らう。
そうして聴覚情報の次に、視覚情報を得て、目を細めた。

「……随分派手にやるもんだなあ、あっちも。
 最近……って訳じゃあなさそうだが。
 助言はひとまずしっかり受け取っておくとして……」

身体を机から起こし、しかし頬杖をつく。
或いは、それはあなたにとっては『期待外れの反応』か。

「生憎、その問いに即答は出来ないな。
 なぜなら、そこまで難しく考えて生きてないんでね。
 今の俺の行動原理は簡単だぞ、ネロくん。
 『俺に無駄に疲れる仕事をさせたバカタレを、
  いかにして徹底したひどい目に遭わせてやるか』。
 尚且つ、『俺自身はいかにしてそのバカの目を
 掻い潜って日常のクオリティを保つか』、だ」

つまるところ、署長代理とやらと、その背後の富豪以外に
カンターミネの目は向いていないのだ。
ノッテファミリーのボスもただ離れただけでは絶対にない。
なれば、必ず『カウンター』の機会はやってくる。

「極東の方じゃ『研ぎ澄ます』って言うんだろ?こういうの。
 しばらくは大人しくするが吉、が一応の上官たる
 メイドマンとして俺が言える事だな。
 刃を抜く時は一瞬でいい……ってな」

「ああ、あと――」
(-288) 2023/09/16(Sat) 18:46:57

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 拷問吏 ネロ

「警察の中には俺の地雷も埋まってるもんでね。
 ネロくん、間違ってもそれを踏まないようにしてくれよ?」

常の笑みは瞬時に剥がれ落ち、疲労の向こうに殺意が滲む。
無論、あなたはそれに動じるような相手ではない、
そう知っているが。知っていてなお、する。
その意味は、ファミリー傘下のアソシエーテなら分かるはずだ。
やってはいけない事もある、と。知らせるため。

「……ま、そういう訳だ。俺は手伝いを喜んでしよう。
 カスの署長に辿り着く情報があるなら諸手を挙げて
 取りに行くとしよう。薬も試し、それ以外も試し。
 ネロくんの身体に刻まれたものより酷い事もしよう。
 ただ、間違っても踏んでくれるなよ?」

言外に、軽率な行動は慎むべし。そう含んだ言葉だった。
これは、あなた以上に悪である。

運命の女神が用意した天秤の傾きを、
誤魔化してやると言って聞かないのだから。
(-289) 2023/09/16(Sat) 18:55:22

【人】 法の下に イレネオ

「その犬ならいいですね。」

事も無げに言ってのける。

正義のこちら側だと主張が出来るし。」

その点で好印象のようだ。
今朝の法案のこともありますし、という言葉は、菓子をくれた当人がしょんぼりしていたなら飲み込まれたかもしれないし、言い切ってから気づいたかもしれない。

それからいつも少食な貴方の方へ目をやれば、一応は一枚を食べきったであろうことを確認して。

「まあ。」
「食べた方なんじゃないですか。」
「昼も逃がしませんからね。」

#警察署 #警察署
(62) 2023/09/16(Sat) 18:58:30

【赤】 無敵の リヴィオ

/*
告知について了解しました!

一応念の為の確認ですが
襲撃セットに関して全員でセットでよろしかったですか?
樹木子や猫又等を考えてかつ
襲撃相手とのやり取りを考えて一人にするか
全員セットで襲撃も全員で向かった形でいくか…
どうだろう?と考えてしまったので相談失礼いたします。

ちなみに今はイレネオさんにセットしております。
運営ちゃんにはまだ未連絡ですが…!
(*19) 2023/09/16(Sat) 18:58:30

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「ウィッグで、切り替え出来て……案外、便利かもよ…?」

仕事の時と、そうでない時と。立場が上がったんだから、威圧感はあって損しないわよなんて無責任に。

身体を重ねるようになったのは、ここ数年の話で。
最初こそ、仕事で傷付いた心を慰めてもらう目的もあったのだけれど。
いっそ開き直ってからは、温かさを求めてねだることも増えた。

(-290) 2023/09/16(Sat) 19:06:35

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

頭を撫でてくれたその手が、頬を撫でてくれた指先が体を這う。
あなたの触りたいようにさせていたかと思えば、触ってほしい場所を囁いて。

貰った快楽を逃さないように、強く抱き締めて。
愛撫されたところから、ぞくりと背筋を快楽が走っていく。
口付けの合間に、漏れる声が耳に響く。


唇が離れると、名残惜しそうに絡めていた舌から糸が引いて。
艶めかしく光る口元をそのままに、上気したような顔があなたを見上げる。
首筋に唇が触れる。ごく、と喉が鳴って 小さく声が漏れる。


「……、…」


片足を、緩慢な動作で抱えて。
女の弱い部分を曝け出す。生娘のような恥じらいを見せることも、殆どなくなった。
期待するように、熱い息を吐きながら あなたを見つめている。
(-291) 2023/09/16(Sat) 19:07:20

【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ

瞬きを繰り返す君へ視線を向け、
増えた問いに笑みを浮かべて口を開いた。

「…そうだね、恩返しがひとつ。
 それと……褒められたかったのかもしれないね」

だから、警官になりたいと考えてのことではない。
もちろん、憧れてのことでもない。
君と同じではないかもしれないが、
その形は本当によく似ているのかもしれない。

「あの時の俺にはなりたいものがなかったから。
 それも、決められた道を歩んだひとつの理由だ」
(-292) 2023/09/16(Sat) 19:16:30

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 口に金貨を ルチアーノ

「貴方も難儀ねぇ。
 まぁ、いつかその心境が変わったら教えてね。
 その時は美味しいお酒を奢ってあげちゃうわ♡」

なんて揶揄い交じりにくすくす笑う。
未来はどうなるか、なんて1秒先すらわからない。
貴方が誰か一人の女性を愛すると誓う事も、
お互いのうちどちらかが明日には消えていなくなることも。
無い話ではないのだ。

ピピ、となったオーブンの蓋を開ければ、
ふわりと空腹を促す香りがあふれ出す。
タッパーに入れて焼いたから、
このまま少し冷まして布にでも包めば
そのまま立派なお弁当になるだろう。

そうして、貴方の言葉を聞いて。

「……やだわルチアーノちゃん。なんて顔してるの。
 せっかくの色男が台無しよ。」
「アタシが自分の無実を証明できるものなんてないわ。
 貴方が疑わしいと思うなら、どうぞ好きにしてちょうだい。」

「でもね。」
(-293) 2023/09/16(Sat) 19:22:11

【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ

ケチー、とわざとらしく拗ねたような声を出した。
子供っぽい戯れだ。

「そーそー。こんくらい悲劇のひの字にも入らねえす。
 別に自分の事可哀想だとも思って無いし……」

頬をカリカリと掻いて、グラスを傾ける。

「う〜ん……無神論なんすかね。
 居るか居ないかわかんないのも怖いし……。
 その為に作られた建物でその為に祈ったりしてるのが」
「なんかヤで……よくわかんなくて」

わからないから、嫌。
簡単に言えばそういう事で、
ロメオは困ったように眉根を下げていたけれど。

「アルバ……って言ったら、ウン十年前の?
 このファミリーと一緒になったってとこすよね」

アルバ、と聞けば興味深げにそちらを見た。
昔の話はあんまり聞いた事が無かったので。
(-294) 2023/09/16(Sat) 19:23:12

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 口に金貨を ルチアーノ



「アタシはアタシで、守らなきゃいけないものがあるの。」
「ねぇルチアーノ。今日は帰った方がいいわ。
 あんまり時間を取りたくないのよ、今夜は。」

明日ならいくらでもアタシを調べたらいいから。
今日は見逃してくれない?と、真面目な顔で。
守るべきものを守るために、
どうしてもしなければいけない事があるのだ。今夜は。
(-295) 2023/09/16(Sat) 19:27:21

【教】 pasticciona アリーチェ

「……私の幼馴染や教会みたいなものね」
「居場所を守る、か……
 この法の施行でもっと考えないといけないって、
 重々想い知らされちゃったわ」

「それは……
 話し合いさえ応じない、なら、……そうね」
 その時は引けるかしら、引き金……」

「でもやっぱり話を聞いてて、ペネロペ、格好いいわ。
 ってたくさん思うわね。理想の大人のお姉さんって感じ。

 わたし、女の先輩で仲いい人が全然いなくて、
 相談とか悩む件も多かったからペネロペがいて嬉しいわ」
(/16) 2023/09/16(Sat) 19:29:39

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

あなたの警戒に気付いていたのか、いなかったのか。
何事もなかったかのように、笑ってみせている。

ただきっと、この行動で。
あなたからの評価が変わったのだろうことは分かる。今まで、何度も引き直させたものだ。
否、それを承知の上での行動だったのかもしれないが。

「そうね、放っておいて…あなたが知らぬ間に壊れたりしてもコトだし。
 四六時中とは言わずとも、目の届くところにいてほしいわ」
「いっそ私好みの首輪を選んで、着けてあげるのもいいかもしれないわね……」

思いの外前向きな態度が返ってくるものだから、いつもの調子で言葉を続ける。
今度は、一般論ではなく。エゴのようなものだ。

「あら、嬉しい」
「何かあった時、面倒にさえならないのなら歓迎だわ。テオの家にはいつか行ってみたいと思っていたし!」

案内してくれてもいいのよ?とは言うけれど。
状況が状況でもあるし、今日のところは断ってもすぐに引き下がるだろう。
住所が分かればいつでもいけるのだし。

「それなら私は、いざというとき逃げ込む場所を用意しておくことにするわ。
 仕事の上司が私に甘くて、別荘を用意してくれるって言ってたのよ」
(-296) 2023/09/16(Sat) 19:32:01

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ


「今こうやって酒とつまみにありつけるくらいには
 そこそこの暮らししてやがるしなぁ?」

冗談めかしてそう言って。
あなたの抓んでいたチーズをひとかけ掠め取った。

「なるほどねえ。
 お前からしたらオカルティックで苦手ってわけだ」

オカルト。超自然的な、目に見えないもの。
それと比べれば、裏社会というものは大層わかりやすいだろう。
損と得があって、それを天秤に掛けて動くだけ。
上はともかく、下は言われた事をこなしてさえいればいい。

「そ。ウン十年前にノッテと抗争になって
 まー色々あって統合されたとこ。」

「爺さんはそんときの抗争で死んだらしい」

あっけらかんと。
あなたの語り口と、同じ温度感で。

「よくある事だ。そうだろ?」

にっと笑って、これでおあいことでも言わんばかり。
(-297) 2023/09/16(Sat) 19:45:23

【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ

「……そうねぇ、きっと捕まったら、
 あまり人道的な扱いは受けないかもしれないわね。」

そればかりは、誤魔化せるものではないから
素直に肯定をする。
きっと奴らは世間体なんてものはほとんど気にしない。
…いや、『マフィアなんてゴミ同然の存在なのだから、
何をしようが世間体には響かない』とさえ思っているかもしれない。
捕まり、外から隔離された世界でされる事など、
想像するだけで身震いしてしまう。

「………今のアタシたちに出来るのは、
 守りたいものを守るために、マフィアと接していたという
 情報をどうにか隠ぺいする事くらいよ。
 アリーチェ、貴方も捕まったりしてはだめよ。
 貴方が捕まったと聞くだけでも、アタシの心は傷つくの。」

貴方が、他の誰かに対して心に傷を負うように。
貴方も大切な家族なんだから、とヴィットーレは笑う。
そうしてあなたがこちらの願いを聞き届けてくれたなら、
ヴィットーレはほっとしたように肩の力を抜いて。

「頼んだわよ、アリーチェ。
 …さ、今日でここも最後の営業になる予定だし、
 今日は張り切るわよ〜♡貴方は何か飲んでいく?」

なんて、お店の看板をひっくり返しに向かいながら、
問いかけるのだった。
(-298) 2023/09/16(Sat) 19:46:54

【人】 無敵の リヴィオ

>>51 >>53 ルチアーノ

「へぇ、用事か。ここでゆっくりしてて平気なのかい?
 運のあるうちにさっさと向かう方がいいかもしれない。
 …あぁでも、エスコートはしきってくれよ?」

ツキを分けるって意味でもね。
再度冗談めかして笑いながら君の隣を着いて歩けば、
あっという間に目的地へと辿り着いた。

「はじめまして、素敵なレディ。
 お手を煩わせてしまうが、お願い出来るかな。
 …何、可愛い子猫ちゃんに振られてしまっただけさ」

丁寧な所作で頭を下げ、まずは傷の手当をお願いする。
てきぱきと癒されていく傷のおかげか、
もうさっぱりと心の傷は癒えたかもしれない。

手当をされながら数あるメニューを眺め、
迷った挙句に君へと問いかける。

「ここのおすすめを聞かせてくれるかい?ルチ。
 俺はそのおすすめを頼むことにするよ」

#路地裏
(63) 2023/09/16(Sat) 19:47:59

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

『ごめん無理疲れて行けねえ』
『手ェぷるっぷるなんだけどマジ打鍵しすぎた』
『なんか夕方から雨降りそうだし』
『事故らないようエナドリキメて帰るわ』
『盗聴器とカメラ仕掛けたぬいぐるみ置いていくから』
『よしなにしといてくれ』

情報部門、K.O.の連絡が入った。
時間になるとチームのくたびれきった部下数名が、
申し訳程度に緑色のヅラをかぶせたテディベアを
半ば這うようにして置きに来るだろう。

#アジト
(G38) 2023/09/16(Sat) 19:48:48

【秘】 無敵の リヴィオ → 黒眼鏡

届いたメールを眺めた男は、ただ頷きだけを返す。
それからすぐ、見送られるままに、
やはり誰よりも先に会合からその場を後にしたのだろう。


もちろん、この頷きはこのメールに対し、
全て行う上で頷いた訳ではないが…
それをわざわざ語るような男ではなかった。
(-299) 2023/09/16(Sat) 19:58:50

【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ

「大きくなったら皆そうなるんですかねえ。
 確かにちびどもにおやつあげるのは楽しいですけど……」

なんともちぐはぐで分かっているのか分かっていないのか。
ただ、貴方が齎してくれるものは好意の形のひとつとして受け取っていることは間違いない。

冷えた牛乳と砂糖を持ってきて注ぎ、自分の分は殆どカフェオレにしてしまった。

*

「困ってること……うーん。
 逆に何にもなくて困ってるくらいですね。
 仕事も上手くいってるし、ご飯は美味しいし」

そういうロメオさんはどうなんです。また何かお仕事が増えたりして、めちゃくちゃになったりしてませんか。
カスタード入りのパンを一口サイズにむしりながら、貴方に問う。
(-300) 2023/09/16(Sat) 20:00:45

【教】 コピーキャット ペネロペ


「ま、よく考える良い機会じゃねえの。」

そちらとしては、という他人事だけに留まらず。
こちらもボスの代替わりによる体制の変化も含め、
有事の際の問題点は確かに浮き彫りになっているだろう。
それどころではない所も大いにあれど。

「俺ぁ仮に裏切者が居たとしても、
 向こうの意思が変わらないってなら引き金を引くだろうよ」

裏切者。

我が身可愛さに、或いは他の何かの為に。
身内を売る者が居るかもしれない。
そういった最悪の事態を、考えていないわけではない。
(/17) 2023/09/16(Sat) 20:05:56