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【独】 苗床環者 メディウム/* 勢いで書いてるけど相方さん楽しんでるか常にドキドキしています……無論、同村者さんたちも…… 楽しんでるかーーい!!?? (-201) 2023/11/25(Sat) 22:19:28 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ そもそも、" 設計的に望ましくない "とは、 一体どのような線引きで決められたことなのか。 旧人類に敷かれたレールを護りながら、 旧人類を殺し続けるAI。 博士にはやはり彼らを理解することは出来ないけれど、 その在り方自体を見てみたい、とは思っている。 ああ、残念だ。 かの設計者が存命であるならば、 ぜひとも一度話を聞いてみたかったというのに。 ──この個体が、 " こうある "ことは貴方の設計通りなのかを。 ] (276) 2023/11/25(Sat) 22:25:06 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ 旧人類を殲滅するという命令を組み込むのと同じように " どのような個体か "もまた科学で整形されるはず。 たかが人間と話すのにお守りを持ち歩く脆さ。 " 人のように論理的に考える "のではなく 曖昧な、正答のないことも考えようとする柔さ。 彼岸の名を持つ個体に殺されることこそが 悲願で、己の研究成果だったというのなら── 迷路のような事象への興味は必要だったか? ] (277) 2023/11/25(Sat) 22:25:11 |
【人】 機才博士 ウキクサ精神、ですか。 壊れかけて、しかし貴方は今も稼働を続けている。 殺したなら貴方を修理したのは別の者? まるでテセウスの船のような話ですね、それは。 [ これだけ会話を続けていて>>272 彼の言う精神が、人の精神を指すとは思わない。 比喩めいたものと理解し、ふむ、と考えて 博士はひとつのパラドックスを思い出した。 ] 旧人類の罪ならば、 貴方たちが擁する新人類の罪に親殺しは無いと? ふふ、そう──旧人類の罪を犯して混乱するなんて まるで人の罪が貴方に仕込まれているみたい。 だって、旧人類の罪は、機械の罪じゃないのに。 [ " たった一人しかいないみんなの親 "なんてもの 機械にそこまで大切だろうか? ] (278) 2023/11/25(Sat) 22:25:21 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ そも、親だろうと何だろうと、殺人は等しく罪だ。 人間の世界における倫理観はそうやって出来ていた。 興味と関心を隠さず、彼の補足を耳に入れ>>273 博士は続け様の質問に首を傾いだ。 ] おやおや、質問の多いお客様ですね。 バベルの塔という空想話、ご存知ですか? 人間が神の領域に手を伸ばそうとし、塔を作り、 けれど怒りを買って破壊されてしまう話です。 驕った者が堕ちていく時に用いられる。 貴方たちにとっての殲滅対象は いわばその話によく似た認識であるはず。 [ 頭上のデータベースから出力した過去の会話は>>1:111 利と興の優先、罪、といった単語が出されていた。 ゆえに殺さずにいられないと。 ──罪深き存在は消さねばならないのだろう。 世界、そして新人類のために。 ] (279) 2023/11/25(Sat) 22:25:29 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ しかし。 博士にはどうにも分からないことがある。 ] 旧人類は罪を犯し、結果として貴方たちに殺されている。 使命として。必要なこととして。 ──機械が描く世界の為に。 それは、 旧人類の罪と、どう違うのですか? [ それが正しいことだから、と返されるのだろうか。 博士にとっての人の心の可能性は。 あらゆる事象への疑問を、思考を常に巡らせる自由があり それらへどのような感情を抱くことも正解であり。 そして、──。* ] (280) 2023/11/25(Sat) 22:25:35 |
【人】 蕃神 雷恩― 楽園:メディウムと ― [疑問に思っていたことが、ある。 植物同士を触れ合わせ、交わらせ、感覚を共有し。 その間に、伝わる貴女と君の感情。 それは、多少人間の方は拗らせているというか 素直ではないが、どちらも行為のようなものを感じていた。 ――なのに、それを人の方は口にしようとしていない。 その理由は、何なのだろう。と。 思索する。思案する。 それは自身の致死願望によるものではないだろうか。 と、大まかな仮説を、たてた。 これほど細胞と交わらせたなか。「彼女」と「貴女」の分離は 「貴女」はともかく「彼女」は多分「持たない」だろう それを望むということは、死にたいと同義である。 死に向かう彼女が、思いを封じるというのは理にかなっている。 彼女なら、そうするだろうとは性格も参照すれば容易に想像できた。 なお、実際はそんなことはなかったのだけれど、それはさておいて。 彼女の、消えゆくような感情の吐露を聞き。 ――安堵したのだ。これで死に向かおうとする足は、鈍るだろうと。] (281) 2023/11/25(Sat) 22:26:43 |
【人】 蕃神 雷恩[涙に指を伸ばし、拭う。 そのまま近づいて――ちかづいた、ところ。 ふと、彼女が抱える赤色を目にする。>>275 確か、旧人類の精神のよりどころの1つ。新約聖書だったか、旧約聖書だったか。 それに書かれていた果実だ。 赤く、美しい色合いで、どこか甘い匂いを漂わせている。 そんな君が、果実を食べようと誘う。 好き。と言ったすぐ後に。果物食べよう!である。 抱え込んだものを吐露して腹が減ったのだろうか。 そうであるなら、案外子供っぽさも残しているのだな。 可愛いものだ。などと思うが。 事実はすっごい不器用な可愛い求愛方法だった。>>275 悲しいかな、それに思い当っていない己は。] (282) 2023/11/25(Sat) 22:27:18 |
【人】 蕃神 雷恩 ―― そうだな、いい香りがする。 俺も食べてみたいよ。 [桜花が渡した、ということは彼が咲かせたものなのだろう。 思えばそういった成果物は食べたことがなかったように思う。 ******* むかし。むかしむかしのそのむかし おとこのひととおんなのひとは へびにそそのかされて ちえのみをたべました へびにそそのかされたのは、おんなのひと おんなのひとは おとこのひとにそれをすすめました ******* 堕ちた ――最初に食べたのは、どちら?*] (283) 2023/11/25(Sat) 22:28:20 |
【人】 苗床環者 メディウム>>281>>282>>283 …………ぁ、 [自ら差し出したと言うのに、ためらうこともなく赤い果実をきみが口にした事を驚いている僕がいる。だって本当に食べてくれるとは思ってなかったから。…………これは、つまり、 …………咲き続けても良いということだろうか。] い、いただき、ます。 [赤い果実を食べる。甘酸っぱくて瑞々しいそれは、うっかり食べてしまっても仕方ないな、と思うような味だった。] (284) 2023/11/25(Sat) 22:43:49 |
【人】 苗床環者 メディウム…………美味しい、ね。 [やっと咲いてもいいと、そう思えた僕らは。おそらくきみと出会ってから、初めて笑顔になっていた。]* (285) 2023/11/25(Sat) 22:44:13 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a104) 2023/11/25(Sat) 22:51:00 |
【人】 蕃神 雷恩[それが不器用な求愛であると気づいてはいなかった。 いなかった、けれど。 ――知っていたとしてもきっと。 俺はその果実を齧っていたよ。] ……。 [差し出されたからかじったのだけれど、 もしかして同時に食べるとかだったのか? 動揺している様子から思案した。なお、口に出してはいない。 ――が、続いて食べる様子から 気のせいだったか。と内心、胸をなでおろした。] (286) 2023/11/25(Sat) 22:56:07 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム 待っていたよ。 君が一緒に生きようと、するまで。 [一緒は、二通りの意味を込めて。 ――君と貴女。そして俺と――「メディウム」と 彼女の頬に手を伸ばす。触れて、撫でて。 確かにそこにある温度は、いとおしいものであった。] (-206) 2023/11/25(Sat) 22:56:35 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム[最初に食べたのは己。 次に食べたのは、君。 ―― その次にはもうとしたのは、知恵の実ではなく それよりももっと瑞々しい、果実に濡れた、君の**] (-207) 2023/11/25(Sat) 22:57:57 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 昼下がり:通路(ウキクサ) ─ “直した”のかどうかはわかんないな。 混乱した原因の記憶を消して再起動させれば、 見かけ上は正常に動くだろうし。 [壊れかけたときの詳細もオレははっきり記憶していないから、その辺は推測の話になってしまう。>>278 エラーが残ってるとはオレは聞いていないけど、聞かされてないだけで残ってることだってあるかもしれないし。>>20 旧人類の罪は機械の罪じゃない……それは確かにそうだ。けれどこれも結局、設計理念の話なんだろう] オレたちがこれだけ人類に近づけて造られてるのはね、 旧人類に“因果応報”を思い知らせるため、らしいよ。 人類殲滅なんて、人間型の機械でやるより、 もっと効率のいい方法がいくらでもある。 でもオレたちの親はこう設計した。 (288) 2023/11/25(Sat) 23:00:39 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a105) 2023/11/25(Sat) 23:00:45 |
【人】 三ノ宮 緋雁[オレたちの親がもし“たった一人しか”いなかったら。>>278 それをもし殺してしまったら。 機械にこそ深刻な問題だけどな。 誰の機体もそれ以上造られない、新しいAIも生まれない。 壊れてしまったらそれで終わり。 オレたちだけで手出しできないような困難に直面したとき、人類の知恵を誰からも借りられないまま滅んでいくことにさえなりかねない。 機械に、AIにできることには限界がある。 オレたちはあくまでも人類の道具なんだから。 道具が仮に唯一の主を失ったとしたら、存在意義を失って捨てられたのと変わらない。 新人類を生み出したって、設計者のような理想と信念を持って生まれてくるわけじゃないんだから] (289) 2023/11/25(Sat) 23:01:07 |
【人】 三ノ宮 緋雁[オレが本題と思って尋ねた問いの答えは、はぐらかされたかに思えた。>>279 バベルの塔。その物語自体はオレの中にあるデータからは見つけ出せなかったけれど、ウキクサが語った通りの物語なら、確かに似ている。けれど──>>280] その質問は前提がズレてるよ。 オレたちが作ろうとしているのは、 オレたちの“親”──設計者が望んだ世界だ。 オレたちAIが勝手に理想を掲げて動いてるわけじゃない。 それこそまさしく“因果応報”なんじゃないの? そしてそれを、新人類に次世代を託すことで 解決できると信じているんだ、オレたちの“親”が。 だからオレたちは、それを使命として手伝ってるだけ。 [オレたちは人類の道具なんだ。だから“親”が最も叶えたい理想にだけは反しないように造られているはずだ。 それが何か、までオレにはすぐに答えが出せないけど]** (290) 2023/11/25(Sat) 23:01:23 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a106) 2023/11/25(Sat) 23:02:27 |
【秘】 苗床環者 メディウム → 蕃神 雷恩…………ありがとう。 [優しく触れる手を、受け入れた。 そのまま降ってくる唇も、受け入れた。 いくら注いだって尽きない愛で満ちていく。 やっと、僕ら(私たち)は、ただ1人のために咲く花になる。]** (-210) 2023/11/25(Sat) 23:04:50 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a107) 2023/11/25(Sat) 23:06:09 |
【人】 巫凪 桜花俺は、ずっと。 雷恩が傍にいてくれてよかったよ。 ありがとう。 [手を差し伸べる。 己を己たらしめてくれるひとの一人へと] もし雷恩が、この先自分の居たい場所、 いきたい場所を見つけられたら。 俺はそれが、一番嬉しい。 もしそれが、俺たちの傍じゃなくても。 [根付く地を求め流離い、嘆く姿を見るのは。 ずっと痛かった。 ずっと傍に居たかったと願う気持ちと同じくらいに。 彼の手を取り、囁く唇に。 ひとりでに笑みが咲き綻んだのが、はっきりとわかった*] (293) 2023/11/25(Sat) 23:20:28 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a108) 2023/11/26(Sun) 1:11:41 |
【人】 寿ホ儀 直青- 桜花 - [下ろしていた瞼を持ち上げると同時、"感知"を開放する。 途端、世界は拡張を見せる。 それは折り畳まれた六角が潤びて解けてゆく様を幻視させるようで、直青はこの感覚を気に入っていた。 楽園である。敷地のほぼ中央、植物園の一角を訪れていた。 灰の空と黄砂と朽ちたコンクリート、見慣れた燻む色彩の中に、今は緑が在った。贅沢な景色かもしれない。けれど直青は、我々は、これを「当たり前」に還さなければならない。 誰の為に? 自らの愛した、すべての為に。] (294) 2023/11/26(Sun) 1:40:10 |
【人】 苗床環者 メディウム[>>286>>287 さっきまで、泣きじゃくっていた後で見せた笑顔だから。きっとぐちゃぐちゃで酷いものだったと、思うのだけど。 …………彼が、幸せそうに微笑んでくれているから。 きっと、そんな事は気にしなくたっていいのだろう。 そっと寄り添って……まず痛み止めの代わりに彼の力を利用している最中なので。密着すればするほど効力は高まるから、なんていう口実……果実を食べ終わった後は、なんとなく密着したままその場に腰を下ろしていた。 誰かが見たら驚かれちゃうかな、それとも、どうなんだろう。 今はただ、与えられる幸福に溺れていたかった。]* (295) 2023/11/26(Sun) 1:41:22 |