人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:


【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 回想:クリスタベル ──

[ 彼女、彼──クリスタベルが館に来たのは五年前。
 男が館に来て二年が経過した頃だった。
 予想だにしなかった自己紹介には>>27困惑を隠せずにいた。
 その時は失礼ながら全身をくまなく見させて貰い
 線の細さ、体つきは女性のものと思われたが。]


  二人で一つ……? う、うん、とりあえずよろしくね。


[ 一つの体に二つの魂が入っているのだろうか。
 それとも、一つの魂が分裂しているのか、不安定なのか。
 瞬時に判断するにはあまりにも難しく
 この時は定型文の挨拶しか返せずにいたが
 後日、「お茶での飲みながらお話しない?」と
 
まるでナンパのような流れで

 改めて詳細を聞くことにした>>230]
 
(341) 2022/12/12(Mon) 19:56:03

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ もし、神が何故完璧につくってくれなかったのかと
 彼彼女の問いを聞くことができたならば。]


 「完璧になるための道を与えられたのかもしれないね。
  人生は長いから、簡単にゴールまでたどり着けない。
  平坦な道が続いた結果いずれ飽き、
  興味本位で横に反れ、戻れなくなってしまうかもだから
  目標を定められたのでは。」
 

[ と答えていただろう。
 もし厳しい、と感じているならば
「神は乗り越えられる試練しか用意しない」と付け加えて。]

 
(342) 2022/12/12(Mon) 19:56:18

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 神は全てを許すのだろうか、との問いがあらば]


「もちろん。許すも許さないも無いよ。
 君が許されると思えたなら、その段階で許されている。
 許されないと思っているなら、いつか許されると信じて。」


[ 回答があまりにも的外れで綺麗事で
 所詮“聖職者ごっこ”でしかない、と
 一蹴されるかもしれない。

 聖職者ごっこなのは紛れも無い事実である。
 それでも、君のことを理解をしたかった。
 悩める君に寄り添いたかったのが一番、という
 思いが伝われば良いのだが。**]

 
(343) 2022/12/12(Mon) 19:56:29
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a57) 2022/12/12(Mon) 20:01:30

【独】 X『教皇』 カルクドラ

/*
>>337ひえっ

書かないといけないのがいっぱいあるううう
でもいろんな人と絡みたいいいいいい
体5個くらい1日が50時間くらいに増えないかなーーー

とりあえず今週の休みは流れました☆彡キャピ!
(-75) 2022/12/12(Mon) 20:04:21

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 回想:『月』に至る ──

[ 今から三年前。
 担当職員より、とある証持ちについての資料を渡された。

 資料を渡された段階で察していた。
 この証持ちを迎えに行け、ということだろう。
 資料を捲ってみると、彼の境遇が細かく記されていた。
 
心が締め付けられるようなことも。
]


  お邪魔します。
  私は政府の使いであるクリフと申します。
  御子息殿をお迎えに参りました。

  エーリク殿、ご家族殿に面会をご希望いたします。
 

[ 交渉に必須の柔らかな笑顔に穏やかな語り口で、
 単刀直入に用件を伝える。
 不在ならば、笑顔のまま何時間でも待つことにしよう。]
 
(610) 2022/12/13(Tue) 21:15:31

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[『月』の証持ち・エーリクは
 『教皇』の魂を持つ男と対峙した際
 どのような表情を浮かべただろうか。
 男には、魂が潤うような懐かしさと
 月光が降り注いだような、安らぎが降り注いだ。



 
 ──君の居る場所はここでは無い、僕達の居る場所だ。



 すぐに口を突いて溢れ出そうな言葉も
 手を引き、連れ出したくなる感情も抑え取り繕う。
 
 やがて、縋るように歩み寄って来た少年の手を握り
 改めて感じたことは
 
今にも崩れ落ちそうな、硝子のような儚さと繊細さ。


 
 ── この壊れそうな少年を、守らなければいけない。

 

 かつては身なりも良かったであろう彼の家族と
 どのような会話を交わしただろうか。
 我が子を頼むと泣かれたか、政府の犬と疎まれたか、
 それとも食い扶持が減ると歓喜されたか。
 
 どのような対応であれ、少年を今まで育ててくれたことに
 感謝を告げ、「御子息は我々が守ります」と
 真摯な表情で告げたことには変わらない。]
 
(611) 2022/12/13(Tue) 21:16:27

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 陽が落ち始めた橙の空の下、共に洋館へと向かう最中。
 同行の職員と別れ、二人きりになってから声を掛ける。]

 
  改めまして宜しく、エーリク。
  僕はカルクドラ。 君の味方で、仲間で、友人だ。

  辛いこと、苦しいこと……たくさんあったと思う。
  最初の間は慣れなくて戸惑うかもだけど、
  何でも頼って欲しい。


  君には幸せになって欲しいから。
   

[ 負の感情程、心に刻まれやすいとは言うが、
 正の感情も、同等に刻まれて欲しいもの。
 少しでも思いが届いてくれれば良いのだが。]
 
(612) 2022/12/13(Tue) 21:16:45

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ しかし、男の期待とは裏腹に
 洋館で暮らし始めた彼は自室からあまり出て来ず、
 出てきたとしても陰のある表情のことが多く
 時には抜け出すこともあった>>220

 戻って来れば、どこに行ってたのかと優しく問い掛け
 楽しかったか、と様子を聞く。 
 肯定が返って来れば良かったと微笑み
 微妙な返事があれば、残念だったねと相打ちを打つ。

 抜け出した時にも、「良く戻ってきたね」と
 咎めることは決してしなかった。]
 
(613) 2022/12/13(Tue) 21:17:03

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 男自身も洋館に来た当初は、素行が悪く
 何度も抜け出し、悪さもしていたので
 その行為を咎める資格すら無かった。
 男の場合、その度にヴェルトに叱られていたのだが。

 『世界』ヴェルト── 
 七年前、少年が洋館に来た際、リーダー格だった男。

 普段から優しい態度を崩さないヴェルトは
 少年が悪さをする度に優しくも厳しく叱り、
 真摯に向き合っていた。

 一方、少年はどこ吹く風で話を聞き流し
 言葉ばかりの反省の言葉を誂えていた。]

 
(614) 2022/12/13(Tue) 21:17:16

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ しかし、数か月が経過した頃
 ヴェルトは突如姿を消してしまう。

 少年はこの出来事に酷く驚いた。
 真偽はともあれ、少年自身ががあまりにも我儘なせいで、
 愛想を尽かし出て行ったのだろうか、とすら考える程に。

 同時に、彼に構って欲しかったことに。
 彼に構って貰えたことが嬉しかったことに、
 居なくなってから気付く。
 
 数日経っても、数週間経っても、
 ヴェルトは戻って来ることは無かった。


 この頃から、少年は別人のように
 真面目に、品行方正な態度となっていく。

 流石に自分が原因で出て行った、とは思わなくなったものの
 彼が戻って来た時に、迷惑を掛けないように。
 消えてしまわないように。
 構って欲しくて叱られるのではなく、彼の力になりたい。
 なれるように立派になりたい、と思うように。

 リーダーの突然の失踪は、少年の心も変質させていた。]

  
(615) 2022/12/13(Tue) 21:18:31

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 余談。ヴェルトと最後に交わした会話の回答は>>4]



 
「世界? 見せかけの幸せが溢れてて
   実際は、不平等で不幸だらけなところですよね。」




[ と、擦れた子供は答えていた。**]

 
(616) 2022/12/13(Tue) 21:19:56
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a93) 2022/12/13(Tue) 21:28:41

【独】 X『教皇』 カルクドラ

/*
プロの間にエーリクきゅんお迎えとヴェルト様とは会っておきたかったんだ……遅筆すぎて泣く つか体調に泣く

つかひつじのぬいぐるみ可愛すぎかよ🐑
(-139) 2022/12/13(Tue) 21:37:17

【独】 X『教皇』 カルクドラ

/*
今気づいた!!!!

貰った設定見てたら「陰がある儚さがある」んですって!!!

あれ???ないね???? どこに落としてきたのかな???

(生意気な子供時代、は本来もうちょっと早めに卒業らしかったですが、ここはあえてちょっと延長させてしまいました)
(-146) 2022/12/13(Tue) 23:37:12