人狼物語 三日月国


175 【ペアソロRP】爽秋の候 【R18G】

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【独】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

/*
こちらこそ早く告白しろって思いますけど
傷ついたばかりのいま心の隙間に入り込もうとする男ってどうなの?!?!と自分の中で殴り合いの末なにもできないチキンが焼き上がりましたよね……中の人も外の人もノロノロペースで申し訳ないです……

全然おきになさらず、
お忙しい中お付き合いありがとうございます🙏
(-8) 2022/09/26(Mon) 9:43:49

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ ぐしゃぐしゃになった顔を上げると
 目元や頬にぬくもりが感じられたと思えば
 涙、頬に残る跡が拭われる。
 
 こそばゆくて、優しくて
 ……嫌な気分はしなかった。
]

 
  ……うん、ごめん……。
  

[ 言われた傍から謝罪の言葉が出てくる。
 少なくとも、今の心境では明るく元気に、と
 簡単に切り替えることも出来ない。

 こんな時でも優しくしてく、傍にいてくれる
 エドゥに甘えていた。
 
 昔からそうだった。
 口数は多い方でも無いけど 
 優しくて、細かい変化にもよく気が付いて
 多少のわがままを言っても聞いてくれて。

 甘えても良い相手なのは分かっている。
 ──私達の、皆のお兄ちゃんだから。]
 
(9) 2022/09/26(Mon) 19:47:07

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 人通りが戻る前に中庭を立ち去り、
 エドゥと別れ、客室に戻り着替えを済ませ
 ふかふかのソファに腰掛けぼうっとする。
 
 皆褒めてくれたけど、
 綺麗なドレスはやっぱり私には合わない。
  
 そう、世界を救った勇者と一緒になんて無理だった。
 縁が無かったというのはこのこと。
 早く気づけて良かった。

  
 未だ残る心の痛みを抱えたまま
  何度も自分に言い聞かせる。
]
 
(10) 2022/09/26(Mon) 19:47:15

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 客室にノック音が響き、居留守を決めかねようとした時
 エドゥの声が聞こえてきたので、扉の近くまで向かい
 話を聞いていた。>>6>>7]


  うん、いいと思う。
  まだ見たことのない場所いっぱいあるものね。
 
 
[ ── 二人は、きっと忙しそうだから。

 出そうと思った言葉を飲み込んで。]

 
(11) 2022/09/26(Mon) 19:47:27

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  そうね。私も行くわ。
  塞ぎこんでいるより、外に出て体を動かす方がいいし
  ……その間は、色々忘れられると思うから。


  頼りにしてくれてありがとう。
  ……いつか、今回の分のお礼もしなきゃね。


[ 誘いには二つ返事で乗ることにした。
 話も終わり、扉にバスケットが当たる音がした時
 内側から扉をそっと開けた。

 その場にエドゥはまだ居ただろうか。
 居たならば、先程よりは多少落ち着いた表情を向けて]  


   ……ありがとう。

  
[ ただ一言、感謝のみを告げた。]
 
(12) 2022/09/26(Mon) 19:47:37

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 彼が帰った後、差し入れのパンや果物を貪る。
 食べ慣れた普通の店先のパンとは違う
 王家の宴で格式あるディナーに出された高級品。

 特に食にこだわりがある訳では無いけど、
 味が全然違うのは直ぐに理解できた。]
 
(13) 2022/09/26(Mon) 19:47:50

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
 
  
 ──エドゥが、私の為に用意してくれたのかな。

 

 
($0) 2022/09/26(Mon) 19:48:00

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 高級素材の美味しいパンが塩辛く感じたのは
 塩入りだからか、私の涙の味か。

 ──どっちなんだろう。]

 
(14) 2022/09/26(Mon) 19:48:03

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

─ 翌日 ─


[ 一晩泣き腫らした顔は、多少跡が残っているものの
 良く持ち直した方だと思う。
 
 普段通り鎧を着こなし、得物を持ち宿を出る。
 玄関で待ち合わせしていたエドゥの顔を見ると
 申し訳なさげに笑顔を作った。]


  おはよう、エドゥ。
  昨日はごめんなさい……そしてありがとう。

  まずはどこに行く? 行きたい場所とかある?


[ 散々心配かけさせてしまったから
 顔を合わせにくかったのは事実。

 本当はもっと具に謝りたいけれど
 今の時点では浅い傷口が開く結果になりそうなのと
 新たな旅立ちの始まり、
 心が落ち着いてから話す方が良いだろう、と。
 それに、また迷惑をかけてしまうから。]
 
(15) 2022/09/26(Mon) 19:50:34

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 話す時が来たその時
 また泣いてしまうかもしれないけれど。

 エドゥなら、突き放すことはしないだろうから。
 寄り添ってくれるだろうから。

 ──そんな甘えが、安心が
   私の中に存在している。*]

 
(16) 2022/09/26(Mon) 19:51:53

【独】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

/*
遅くなってごめんなさい!!!

合間にヘンリとアスベルの会話を入れようと思ったけど
量が増えそうになのを察したのと待たせた状態だったので
こちらは間に合えば出したい(願望)

いえいえ私ものろのろなのでこののろのろを許していただけて嬉しいです……ありがとうございます……
(-9) 2022/09/26(Mon) 19:53:33

【独】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

/*
わーいありがとうございます!
職場で体調崩してる人がいるため先週から稼働上がってて
まだ仕事中とかいう状況です
筆速あわせて考えて次〆になること視野に入れつつ
寝てくださいね……申し訳ないです……
(-10) 2022/09/26(Mon) 21:25:11

【人】 妖もどき 辰沙


 ―――――…。

 
 ……それ、本気で言ってます?


『いちおう七割くらいはな。
 ……んだよ、信用ないなぁ。
 
 まぁさっき言ったことはうちの上層部の見解だが。
 全部が全部、あちらの見当違いってわけでもないんだろ?』


 それはまぁ、そうですが…。


[ 言いながら首を微かに動かして周囲を伺う。
 微かな星明かりの中、先生の影が小さく肩を竦めて。 ]

 『悪いな。此方もサシで話したいと頼んだんだが
 お偉方はそういうわけにはいかないってさ』

 ……ですよね。


[ 此方も先生に合わせるように小さく肩を竦める。 ]
(17) 2022/09/26(Mon) 21:59:55

【人】 妖もどき 辰沙


 『…で? 答え合わせと行こうか。

  まー個人的な見解をいうと、
  お前があの隕石の化身だとか、そういうのはともかく、
  禍の種っていうのは個人的には非同意なんだよな。
  そんなんだったらとっくの昔に滅ぼしにかかってるだろ』

  …………。

 『待て待て待て、何その顔。
  今のどういう心情?』

 …いや。
 そこまであなたに信用してもらえてたとは思わなくて。

 『は?』

 あ、いえ……。


[ こほん、とその場を誤魔化すように咳払いをすると
 頭上に輝く赤い星を見上げてから。 ]
(18) 2022/09/26(Mon) 22:01:03

【人】 妖もどき 辰沙



 ……僕があの星の化身というのは、少し違います。

 正確には、僕はあの星の欠片。
 僕とあの星の関係を例えるなら…親子とか、銃と弾丸というか、
 とりあえず、そういうふうに言い表せるかと。


 あの星…ソラナキは、この世界、いえ、
 この星の命と魂の系統樹の観測を目的として
 星の海…この星系の外から派遣されてきた存在です。
(19) 2022/09/26(Mon) 22:03:41

【人】 妖もどき 辰沙

[これから語るのは、少し永い昔話。]


 この星は、星の海の外からやってきた者たちによって
 それこそ気の遠くなるような昔から、
 数多くの干渉を受けてきました。

 彼らがこの星に入植し、生態系に干渉した結果、
 この地は人間等の肉の命を持った生命体と
 妖など闇に属する者たちで溢れることになりました。>>0:43
 この星は、ソラナキの主たちにとって
 有益な存在を生み出すための研究所であり、実験場でした。
 だから、なんといえばいいのか……。

 『…要はあれだろ?
  ソラナキはこの星に生きるモノ全てにとっての造物主か、
  その化身みたいなものだ』

 …そう、ですね…。

 『だからまぁ、仮に祟り神なんて名乗らなくても
 あの子に神様って名乗ってたのは強ち間違いでもなかったな』

 …。
(20) 2022/09/26(Mon) 22:05:08

【人】 妖もどき 辰沙

 
 
 ソラナキは星の海の外にいる彼の創造主に情報を送るため、
 この星や他にも実験場にしていた星々を見回り観測していました。

 時に個々人やそのときの文明に干渉し、混乱を呼び寄せ
 或いは闇の者たちに干渉し、その数を増やしたり減らしたり。
 
 …そうしてあるとき、ソラナキと観測者たちは考えたのです。
 「人間という生き物を少し試してみよう」と。

 既に何度か試したことのある実験でしたが、
 今回はこの小さな島国で試してみよう。
 彼らは、そんなことを思いついたみたいです。

 ……そうして、ソラナキは自身の外装の一部を削り、
 この島国へと投下しました。
 
 
[ 空から落ちてきた異能の力を持った石を
 この地の人々はどのように扱うか。
 それを、ソラナキと観測者は見たかったらしい。 ]
 
 
 ……ですが、星から分離した星の欠片は
 自我を持ち始めました。
 そして、自身の組成を変えて動き始めたんです。
 

[ ―――それが、僕。 ]
(21) 2022/09/26(Mon) 22:07:38

【人】 妖もどき 辰沙



 僕は、この星の人間たちにとって異物でした。
 
 ……それはそうですよね。
 人間にしてみれば、空から落ちてきた隕石が
 勝手に動いているようなものでしたから。
 僕を見つけた人間たちは、きっと怖かったろうなと思います。


[ 思い出すのは、赤い夕焼け。
 人の温かさに憧れて、叶わなかったときの記憶。 ]

 
 そうして、長い時間彷徨った後に
 僕は渡守の道具として利用され、封じられました。
 其処から先は貴方たちが知っている通りです。
(22) 2022/09/26(Mon) 22:10:50

【人】 妖もどき 辰沙

[ そこまで話したところで、
 ふと気になっていたことを口にする。 ]


 ……『幽明門』は、僕の身体は見つかりましたか?


[ 身体は『幽明門』を封じるための依代として利用し、
 精神は身体から分離したうえで、神として奉じることで
 その力を自身の身体と結界の強化のために利用する。
 …僕が言うのもなんだけど、よくできたシステムだと思う。 ]

 『…ああ』

 『厳密には、見つかったはいいが発見から間を置かず、
 捜索隊の目の前で再度ロストしたそうだ。

 そのときに採取できた微量の破片の分子構造と
 ソラナキの分子構造の一致、
 そして幽明門のロストと同時刻に観測していた天文所から
 ソラナキの移動速度の上昇と進路変更が確認された。

 これらの情報から合わせて、
 お前とソラナキの関連性が疑われたわけだが』

 
[ そこまで話したところで携帯灰皿にタバコの火を押しつける。
 そうして、辺りにはただ、闇だけが残った。 ]
(23) 2022/09/26(Mon) 22:15:17

【人】 妖もどき 辰沙



 『……お前さんの話に嘘はなさそうだな。
  ま、それはそれで面倒な話ではある、が』
 ……。

 『表向きには発表されてないが、
 おそらくソラナキはこのまま地球へ落下する。

 いや、お前の話が本当なら落とされるのかもな。
 創造主様からの文字通りの「天罰」として』  


[ そこまで語られたところで、
 不意にぽん、と彼に肩を叩かれた。 ]


 『なんにせよ、あとは大人の仕事だ。
 お前は、あの子の傍にいてあげな』
(24) 2022/09/26(Mon) 22:19:20

【人】 妖もどき 辰沙


 ……でも。

 『ま、これからどうなるかはわからないが、
  あの星が落ちてくるのが、人間やら
 この星の生き物に対する天罰だっていうのなら。
 
 これはな。
 俺たち自身が解決しないといけない話なんだよ、辰沙』


 『何より、お前もあの子ももう十分傷ついてきた。
  俺も、うちのかみさんも
  あの子に幸せになってほしいと想っているが。

  それと同じくらいお前にだって、
  俺たちは幸せになってほしいと思ってるんだよ。

  それは、どうか忘れないでくれな』

 …。
(25) 2022/09/26(Mon) 22:21:42

【人】 妖もどき 辰沙



 『さ、話はこれでしまいだ。
  さっさと部屋に戻って寝なさい。
  あの子のそばについていてやってくれ』


[ そう促されれば、
 それ以上何も口にすることもできなくて。

 ひとつ、こくと頷いてからその場から姿を消した。 ]
(26) 2022/09/26(Mon) 22:22:32

【人】 妖もどき 辰沙

[ 寮の部屋に戻れば、
 すやすやと穏やかな寝息がベッドから聞こえてくる。
 転がり落ちそうな彼女の体勢を再度整えて
 先程部屋を出たときと同じように毛布を掛け直す。 ]


 ……理音。


[ 彼女の髪を撫でて、そのまま頬へと手を滑らせる。

 もし、彼女と出逢うことがなかったら。
 あのとき。>>3:D37彼女に受け入れられなかったら。
 きっと、今の僕はここに存在しなかった。

 人間を無条件に善いものだとは決して思わない。
 それは今でも変わらない。
 ……それでも。
 僕は、あの夜の闇の中、彼女に見つけてもらって。
 『あたたかさ』を、教えてもらった。]
(27) 2022/09/26(Mon) 22:25:40

【人】 妖もどき 辰沙

[ 僕が、ソラナキの欠片である以上、
 彼に伝えなければならないものがある。

 この星に落ちてから、ただ、人から忌み嫌われ
 利用され続けるばかりたったけれど。


 それでも、たとえ千年の時のなかの
 ほんの十年に満たないような時間であったとしても、
 この心に刻まれた温かな記憶を。
 ―――僕は、彼に、伝えなければならない。 ]**
(28) 2022/09/26(Mon) 22:27:03

【独】 妖もどき 辰沙

/*
お目汚し大変失礼しました(土下座)

仕事のほうが落ち着いてきたと思ったら今度は気圧なのか体調がえらいことになっていましたなど…。
書きたいことはたくさんあるのに体調含めたリアルとの折り合いがどうにもよくないなぁ……やっぱりいざとなったらどこかに修正の後投下しよう。
(-11) 2022/09/26(Mon) 22:34:07

【独】 妖もどき 辰沙

/*
それはそれとして、勇者一行の皆さんやっぱり可愛らしいなぁと。
なんならもうこのまま壁になって見守りたい。

直近のヘンリエッタさんとエドゥアルトさんのそれぞれとても丁寧な描写が素敵だなぁと憧れます。
是非幸せになっていただきたい。
(-12) 2022/09/26(Mon) 22:40:58

【人】 勇者 アスベル・レイフェルス

 
[ 宴は終わり、セシリーとの婚約を正式に王に認められ
 その後はディナーでしばらく身動きが取れずにいた。

 いざディナーが始まると、会場にヘンリの姿は無かった。
 兄さんに聞いてみると、体調が悪いとか。 
 兄さんもヘンリも気遣ってくれたのだろう、と
 優しさに感謝しながら時は流れ、気付けばこの時間。]


  ヘンリ、体調は大丈夫?


[ 落ち着いた頃、ヘンリの部屋の扉をノックする。
 昔からあまり病弱なイメージは無かったから、
 素直に心配だった。]
 
(29) 2022/09/27(Tue) 20:42:27

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ エドゥが帰ってから数時間が経過した頃
 再び扉をノックする音が響き渡る。
 エドゥかしら、と思っていたら聞こえた声は]

  
…………。



[ アスだった。

 
 私の大好きだった、聞き馴染んだ暖かい声。
 なのに、今は耳に入るだけで胸が突き刺さるように
 ……──痛い。


 どう返事すれば良いのか分からず、
 出す言葉を悩みながら時だけが過ぎていく。
 ノックの回数も徐々に増え、ノブを回そうとする音も
 やがて響き始める。]


  ……ね、そのままで。
  今のままで……少し話を聞いてくれる?


[ 扉は開けず、互いに顔が見えないまま話し出す。
 ぐしゃぐしゃになった顔を見せたくなかったのと 
 彼の顔を正面から見れば、再び泣き出す自分が
 容易に想像出来た。]
 
(30) 2022/09/27(Tue) 20:42:34

【人】 勇者 アスベル・レイフェルス

 
[ 何故か扉を開けない様子に首を傾げるも
 夜中に女性の部屋に強引に入る訳にもいかない。
 しかも自分は、王女と婚約中の身であり
 変な噂でも出たら目も当てられない。

 結果、扉の前に立ったまま話を聞くことにした。]


  体調悪いって聞いてたけど
  大丈夫……?


[ 彼女の声はどこか震え──怯えたように聞こえて
 体調不良が続いているのかと、不安になり始めた頃。]
 
(31) 2022/09/27(Tue) 20:44:57

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  …………。

  アスベル。
  私、あなたのことが……。


  
……ずっと、
好きだったの。

 
 
(32) 2022/09/27(Tue) 20:45:05