人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「それを聞いた時はまあ驚いたもんですけど……
 そもそもアンタに命を預けてますからね。
 驚きはしても、責めることはなにもありませんし」

「俺が甘ちゃんなのは否定しませんけど、
 ユウィさんも俺には大分そうだと思うんだけどなァ…」

「案外明日はそういう話してるかもしれませんね。
 でもアンタは飼われるのなんて真っ平ごめんでしょうし、
 ……俺も、危険を省みずとも堂々たる生き様をする。
 そんなアンタを見守っていたいですよ」

問われた言葉。まだ皆がいた頃の、
航海に胸を躍らせていたあの頃のもの。全てがさよなら。

「もちろん」
「ユウィさん以外に忘れて困るものはありませんから」

記憶を忘れてあの頃に戻っても、結局は戻れない。
ならば女々しく後ろを見るより、前を向いて。
そうして新たな星星を見つけに行くのだ。
(-2) 2024/04/07(Sun) 0:31:52

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ


「はン」
「偉く熱い口説き文句を言えるようになったじゃん?」

前を向く。ずっと前へ進む。
並び立つならそんな相手がいい。
誰かがついてくるよりよっぽどいい航路になるじゃないか。

「正直、オマエの世界をオレの周りだけにしたくはない。
 逆もまた、そんなモンで収まるような器じゃねェ。

 色々なものを見に行こう。
 失う分だけ、世界を広げていこう」

「───駄目だったとしても、必死に生き抜いて死のう」
「ジャコモも死ぬなら傍で死ね。
 オレもそこにいる。今も、この先も」

行き止まりに辿り着いたとき、側に愛する奴がいるなら、
それほど心強いこともないのである。

「さ。どっからでもかかってこい」

ベッドに座って、不格好に足を組んで笑った。
──持ちあがった右足の首の先がなく、加えて断面が空洞だ。
致命傷を受ければすぐにあなたを撃つ。一人にはさせない。
(-3) 2024/04/07(Sun) 0:56:37

【神】 通信士 カテリーナ

「……。」

唯一の武器でもある両手を拘束された女は
目を閉じて聞いていた。

此処ヴェスペッラがどんな場所かなど十分に知っている。
知れるだけの年月を過ごしてしまった。
普段が少し賑やかで、どれほど心地よくとも、
ここがマフィア甘い世界ではないことを。

故に、自らに関する報告を提案を、静かに聞いていた。
その提案が己の命に関するものであっても。
(G3) 2024/04/07(Sun) 9:40:29

【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ

「…………………………」

沈黙を守る者がひとり。
報告、次ぐ報告、遺言、提案、同意、
いずれにも頷くでも、首を振るでもなく。

アソシエーテなら、正しい。下っ端が余計な口出しを、だとか言われかねないのを回避する為の行動として、口を噤むこと。
ソルジャーなら、これもまあ正しい。上からの指示には従っておけばまず間違いはない。無論、口を開いたって悪くはない。
メイドマンなら、少し難しい所だ。ノッテを担う一柱として、己の意見は口にした方がいいだろうけれど、無言の肯定という言葉もあるし。

問題は、カポ・レジームが、この船のキャプテンが……それもよりにもよって『あの』カポが、口を一文字に引き結び、指を組んで席に座ってそうしている、という事。状況を鑑みて尚、異常事態そのものであった。
(G4) 2024/04/07(Sun) 10:02:52

【独】 カポォwwwレジーム マンジョウ

(いや〜〜〜〜〜〜流石にここからなんかしらゴネるのは無理あるでござるよな〜〜〜〜〜!!!!!!!ストチャンめっちゃ正しいしな〜〜〜〜〜〜!!!!てかユウィタソとジャコモタソなんか心中とか言ってバリバリバックアップ使った駆け落ちでござるよねこれねそういうの実際にあるんだな〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!いや言うとる場合かーーーーーい!!!!!!wwwwww)

内心では、こんななんだけれども。

(……まあ、ファミリーに秘匿してどうこうするよりは余程公平。相打ちになったアウレアタソと、被害拡大を止めたレオンタソの功績を報告の上で提案すれば少なくともアンダーボスの了承は得られるでござろうな。
 加えて今回の取引自体は成功させつつ、拙者から補填・AI化等諸費用資金の供出と事の報告を行えば、拙者はともかくクルー達は咎められまい)

(あとは――カポ・レジームとして最後に権力振りかざしてちょっとだけワガママ通させて貰うでござるかな〜www)
(-4) 2024/04/07(Sun) 10:15:56

【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ

そんな内心はさておき、至極真面目に全体に問いかける。

「……バンカーの案に異論のある者は?」

ぐるりとメインルームを一望しながら。
(G5) 2024/04/07(Sun) 10:22:10

【神】 捻くれもの ベルヴァ

「…俺は異論無しです。
聞き入れていただけるならば、十分有情な判断かと。」

余計に苦しむことがない死に方を選べるのならば、とは思うけれど、流石にそこまでは望めまい。

仮に望めたとしても、己の身分で進言するには恐れ多いことだと自覚はあった。出過ぎた真似、という奴だ。
(G6) 2024/04/07(Sun) 10:37:33

【独】 ディーラー アルバトロス

(普段雄弁なものが沈黙すると注目を集めるというワケで
 次の発言に集中させる手段として有用)

(ディーラーとして活用できるか、というと
 なにぶん喋り続けてしまうので怪しいところですが!)
(-5) 2024/04/07(Sun) 11:13:29
アルバトロスは、AIだ。人間の判断に異論を持たない。
(t1) 2024/04/07(Sun) 11:14:03

ユウィは、そういえば賭けの担保もいつか取り返さなくてはなるまい。どれだけ先になるかは分からないが。
(a0) 2024/04/07(Sun) 16:12:10

【神】 商人 レオン

「まぁ……それが最良であるならば、受け入れるほかないね」

出来れば、命を奪いたくはなかった。
せめて、自我を持てる身体を与えてやりたかった。

大きな障害にならなかったとはいっても、この数日停滞したことで商売における損害は出ているだろう。
バックアップがあるとはいえ、死傷者も出てしまった。
お咎めなしとはいかないのは当たり前の話だ。

だがそれでも……、家族にすることだけは許された。
そう思うほかない。
(G7) 2024/04/07(Sun) 20:31:12

【神】 palla ヴィーニャ

「……………本当に、」
「……本当に、皆これでいいの」

険しい顔をしているのは、ソルジャーがひとり
ヴィーニャ・ラヴァーリャ。
猫にはどうしても、素直に頷けない理由があった。

「……ヴィは、皆のやり取りそれぞれを知らないしさぁ」
「ヴィはガードマンなのに、何も出来なかったから、
 だから、余計になのかもしれないけどさぁ……」

「結果的に何もしてなかったから」
「説得を受け入れてくれたからで甘くなんてできないよぉ」

別に、恨みがあるとかそういう訳ではない。
それでも、猫は退魔師ガードマンであったから
逃げた者は追わなければという思考を得るし、
裏切り者は排除しなければという思いを抱いてしまう。

例え何もしていなかった、今がそうであっても
結果論であって、子供の喧嘩とは違うから。
どうしても、今この場で飲み込むのは難しかった。
(G8) 2024/04/07(Sun) 22:54:32

【神】 palla ヴィーニャ

「……………………………だけど、」

「これはきっとヴィだけの考えだから。
 上からの"命令"なら、ヴィには何も言えないの」

つまりは、納得はしない。
しかし頷かせたいのであれば、"命令"をしろということ。
猫が使えるはノッテのトップ、つまりボスではあるけれども
今この場で猫よりも権力があるものの言葉は従おうと。

「……エーラちゃんも、カテリーナちゃんも。
 ユウィちゃんも、ジャコモちゃんもヴィはすき、…だった」
「それでも"ノッテ"のためならヴィは、なんだって出来る」

あぁ、しかし結局今回の件では何も為せていないのだ。
バックアップがあるとしても、家族の一人は命を奪われ、
今回の件が起きるまでにソーレの者を止めることも出来なかった。

そんな人間が喚いたとて、ただの我儘だ。

「……言いたいのは、これだけだよぉ」
(G9) 2024/04/07(Sun) 23:04:46

【見】 バンカー ストレルカ


「知らないからこそ、公平で在れる」
「周囲が甘い対応であればあるこそ、
 ガードマンであるソルジャー ヴィーニャ様が
 甘い対応をする必要はございません」

「たとえ行動ログの送信を義務付けていたとしても、
 監視の目は必要です。それも、できる限り私情の含まれない」
「それはバンカーである私だけでは足りないでしょう」

それは言外に、自分はそれができるという事。

ノッテの為に作られたアンドロイド  機械  
何処までもノッテの為に存在していて、
たとえ学習データによる感情らしきものがあったとしても
あなたと同じく、優先順位が揺らぐ事は無い。

「裏切り者には死を。
 それは私のプログラムにも確と刻まれています。
 ゆえにこれが最大限の妥協点となるのです」

「そして、有事の際は即刻処分を。
 それを迷いなくできるあなたが必要なことも事実です」


「ゆえに」
「ソーレファミリーの手の者であった両名の監視。
 或いは『一抜け』をしたユウィ様方の追跡。
 いずれかの任務をガードマン ヴィーニャ様に与えること。
 以上を改めてもうひとつご提案させていただきます」
(@4) 2024/04/07(Sun) 23:19:47

【神】 商人 レオン

「ヴィーニャの言うことはわかる」
「これは殆ど俺とキャプテンのエゴみたいなものだ。
 賛同できない人間だって当然居ると思う」

情に厚いと言えば聞こえは良いが、悪く言えば甘いのだ。
それはマフィアとして致命的なものであるのも事実。
それを部下達に押し付けてしまっているのは申し訳なく思うし……、アウレアが起きたら怒られてしまうかもしれないな。

「ストレルカの提案に異論はない。
 キャプテンの許可があれば、ヴィーニャに務めてもらっていいと思うけれど、どうです?」
(G10) 2024/04/07(Sun) 23:50:42

【神】 捻くれもの ベルヴァ

これに関しては、部下である自分が口を出せる事ではない。
口を噤んだまま、静かに成り行きを見ている。
(G11) 2024/04/07(Sun) 23:52:46

【神】 palla ヴィーニャ

「ストレルカちゃん………」
「それは……………、」

「……それに関しては、少し……考えさせてほし〜な」

あくまで命令として受け取るは彼女達の処遇のみ。
ノッテのためになると分かっていても
何も為せなかった自分が重要な役目を担うのはあまり。

そんな訳でこれは当人からの異論に近いもの。
何を言われても今、首を縦に振ることはないだろう。

「……別に、エゴを否定するわけじゃないの。
 でも、ヴィはマフィアだしヴィはノッテの為に在りたい。
 死ぬその時まで、恩を返したいってだけだよぉ」

だから、芽はつんでおきたいし、
花は二度と咲くことのないよう踏み潰し根は断ちたい。

「ノッテがいつまでも続くように」

「…ノッテが潰されてしまうことのないように人としての甘さにいつか、後悔しないように
(G12) 2024/04/08(Mon) 0:15:53

【神】 商人 レオン

「まさか、そこまで甘い人間だと思われてるかい?
 俺が、キャプテンが」

身内に甘く、今回の件を温情ある沙汰で済まそうとはしているが。
メイドマン、カポまで上がってきた人間が、なんの屍を踏まずに来たきれいな人間なわけがない。
牙を見せずにいるのは、今その必要がないと判断しているまでのこと。

「勿論、二人の……特にエーラが持つ情報はすべて抜かせてもらう。ソーレの内部のことを知っておくのは大事だからね」
「彼らを潰す日がくるなら、二人がなんと言おうと、誰が居ようと最後の一人まで叩き潰す」

「それが俺達ノッテの在り方だ」

それは、リーナとて理解っているはずだ。
(G13) 2024/04/08(Mon) 0:31:45

【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ

「…………」

ゆっくりと席を立ち、歩いて、ガードマンの傍に立つ。
反射光の激しい眼鏡越しに赤銅が小柄な猫を見下ろした。

「――ファミリーに忠実なソルジャー、ヴィーニャ。
 ……済まん。これは私の甘さが引き起こした状況だ」

もっと早く、もっと冷徹に、或いはもっと完璧に。
クルーの行動なり、身辺調査を行っていたならば、
この結果は違っていたかもしれないから。

そうして膝をつき、正座をして。
両の手を床につけ、その床につくほどに頭を下げた。
ジャパニーズエリアにおける古く、そして深い謝罪。
それがわかる者がこの場にどれだけいることか。
それをカポが、ソルジャーにする事がどれほど重いか。

誰であっても、この場にいる者はわかるはずだ。
それでも、これは深く、深くこうべを垂れて、
全員の絶句が消える頃には、頭をゆっくりと上げた。

「この件がどうあれ、私はカポを退く事になるだろう。
 だから、と言うべきか――最後に、我儘を言わせてくれ」

立ち上がり、全員の顔を見渡す。
それこそ、下の者が上の者に許可を求めるように。
しかし、これは許可を得る必要もない、とばかりに息を吸い、
(G14) 2024/04/08(Mon) 0:47:35

【神】 カポォwwwレジーム マンジョウ

「ヤ゛ーーーーーー!!!!拙者推し全員に生きててほしかったよーーーーー!!!!!!な"ん"で"!!!!も"""ーーーーーーー!!!!どちて!!!!!!ヤ"ーーーーーー!!!!!」


めいっぱい、喚いた。それはもう、見苦しく。大の大人が、重々しい空気の中、駄々っ子のように。

「拙者が甘いせいか!!!!!もっと早く何か察知出来てたんじゃないのかよ!!!!ばかばかばかーーーーーー!!!!拙者アホーーーーーーー!!!!!」
「AI化もヤ゛ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!そのまま生きててほちいーーーーーー!!!!!ユウィタソもジャコモタソも元気でいてほしーのーーーーーーーー!!!!!でもファミリーの事とか!!!!!!ヴィーニャタソみたいな『まとも』な人の事を思えば!!!!!!!!できないんだよーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
「でも!!!!でも!!!!!!!!推しは!!!!!死んでほしくねえよ!!!!!!!辛い目にもあってほしくねえ!!!!!!誰かーーーーーーー!!!!タイムマシン持ってきてーーーーー!!!!!若い頃の皆救ってくるからーーーーーー!!!!!!!!!!!」


何度も、何度も、耳がキンキンするほどみっともなく、やかましく、鬱陶しく。涙の粒に鼻水や涎も混ぜて。

「ハアッ、ハアッ、チッッッッッッッッッッッッ………………………………ックショォオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

最後にゴン!!!と、メインルームの壁に頭を叩きつけて。

「いってぇ……」


情けなさをもう一匙。

「……はぁあー……」
「…………あ、拙者以外になんか言いたい事ある人今の内にどうぞ。全員言い終わったら改めて指示するから。あ、リーナタソもいいよ、あのーこれオフレコでね。全員。よろしゅう!」

好き放題にそう、言い放った。
(G15) 2024/04/08(Mon) 0:55:45
レオンは、あのさぁ……って顔してる。
(a1) 2024/04/08(Mon) 1:02:44

ベルヴァは、呆然としていた。
(a2) 2024/04/08(Mon) 1:04:06

マンジョウは、てへぺろりん☆ささ、遠慮せず皆の衆!
(a3) 2024/04/08(Mon) 1:07:37

【見】 ディーラー アルバトロス

AIは新規に提案することもなければ、
現状の指針に反論する言葉も持たない。
持たないのだが。

「――……ハンカチは、こちらにございますので……?」

ある種配慮ともとれる台詞を述べつつ、
懐から数枚のハンカチを取り出す動作。

人間の機微に寄り添うことをしないはずの機械が、
『もしや他の方もこのようになる可能性があるのでは?』
とでも思考したらしい。
そして止めるつもりもないらしかった。
(@5) 2024/04/08(Mon) 1:08:15

【人】 palla ヴィーニャ

「………………………………、」

非常に困りましたの面を浮かべている。
(2) 2024/04/08(Mon) 1:11:33
マンジョウは、あっハンカチ一枚下さい。ずるびびーっ。
(a4) 2024/04/08(Mon) 1:13:07

マンジョウは、これが本当の宇宙猫タソ……と感動している。
(a5) 2024/04/08(Mon) 1:22:08

【見】 バンカー ストレルカ

「…お言葉ですが、カポ・レジーム マンジョウ様」

「この時代に於いてもタイムマシンは机上の空論です」

率直なAI的マジレス。

「そして、落ち度は私にもございます」
「緊急事態に於いて、バンカーは中立を保つべきもの。
 それ以上に、AI機械はファミリーの為にあるもの。
 私は此度の船員の、
 そのおおよその人格バックアップデータを所持しています。
 私の立場を思えば、それを一通り検めるなりしさえすれば
 あなたたちはこんな思いをせずともよろしかった」

「しかし私はそれを敢えてしなかった。
 私を信頼して人格データを預けてくださった皆さまに、
 ただ非礼であるという──それだけの理由で、です」

ただ、無粋・・だから。中立だから。
学習を重ねた人工ニューラルネットワークは、
そのデータを深く参照する事を良しとしなかった。
それはファミリーを優先するプログラムを差し置いてしまって。

「であるからして」

最もすべき事を為せなかったのは、このAIも同じ。

「私のオーナーであるコンシリエーレ カルロ・サントーロも
 相応の責任を負うことになるでしょう」
(@6) 2024/04/08(Mon) 1:30:58

【神】 palla ヴィーニャ

「…………えっとぉ……、」
「……レオンちゃんとキャプちゃんが結構甘いのはぁ
 流石に、否定できないと思うんだぁ」

猫は事が起こり発覚したからこそ、
既に彼らを"身内"から切り離していたし。
勿論、それまでは誰も疑わずにいよう。
そう考えていた猫にだって多少の甘さはあるのだけれど。

「そのね……ヴィはどちらであれ、
 二人みたいな判断出来なかったからさ〜ぁ」

別に、二人をきれいな人間だとも思っていないのだ。
ただ、冷淡すぎるともいえなかっただけ。

「…………その上で言うけど、別に、
 カテリーナちゃんのことも好きにすればいいよぉ」

きっと、責任問題は何とかする人達なので。
その上でアウレアちゃんがどう思うかは……分からないが
自分の思いは伝えたので、これ以上は強く言わない。

ストレルカちゃんに視線を移し、暫くじっと眺める。
話が途切れるまでは眺めて、……俯いて。

「ヴィはガードマンとして何も出来なかった。
 ソルジャーとしても何の役にも立たなかった、から」
「責任についてはねぇ、…同じなんだぁ」
(G16) 2024/04/08(Mon) 1:37:36

【神】 通信士 カテリーナ

「……そうですね。キャプテンは甘いと思います」

静かにヴィーニャの言葉に同意を示して。

「レオンさんも甘いですけれど……それ以上に。
 ですから、ヴィーニャさんが正しい、のでしょう」

こつ、こつ、こつ

両手を縛られたまま、神妙な表情のまま、マンジョウの方へと。
(G17) 2024/04/08(Mon) 1:42:01

【神】 通信士 カテリーナ

「けれど」

痛みを口にしたあなたの傍に着くと膝をつき、
懺悔をするように頭を下げた。

「きっと。その甘さが」
「いえ、優しさが、みんなあなた達を救ったのも、事実ですよ。
 だって、私が最初にこの船に乗った時、
 最終手段として。自爆をしてでも、
 この船を沈めようと思っていたのですから」

「そんな私を。変えてくれたのは皆さんです。
 マンジョウさんも、レオンさんも、アウレアさんも。
 ヴィーニャさんも……ほかの皆さんも。
 一緒に過ごした賑やかで、優しい日々が
 私に迷いを生みました」

「こんな状況でも、私を信じてくれる人がいました。
 こんな状況でも、私を”仲間”と言う人がいました。
 こんな状況で。私が裏切者と知ってなお、
 躊躇なく扉を開けて話を聞いてくれた人がいました」

「そんな艦だから。
 私もこれ以上、傷つけたくないと。思えたんです」
(G18) 2024/04/08(Mon) 1:43:18

【神】 通信士 カテリーナ

「だ、から」

ぽたり ぽたり

床に雨粒が落ちる。
それはいくらか雨量を増して。

「そんなを作ったマンジョウさんは
 きっと、間違ってなかったと思いますよぉ」

落ち続けた雨粒が、突然止んだ。

その雨雲であった女は跪いたまま、
想いと感情でぐちゃぐちゃになったあなたを見上げる。
あなたと同じ、とは言えずとも。泣き笑いの。
溢れる感情でぐちゃぐちゃになった顔で。
(G19) 2024/04/08(Mon) 1:47:42

【人】 palla ヴィーニャ

カテリーナの言葉には、何も言わずに耳だけを傾ける。
例え何かを思うことがある者が居たとて、
救われた者がいるのなら、これもまた正しさなのだろう。

それはマフィアとしてというよりは、
人として……なのかもしれないが。

「……まぁ、責任合戦してもだしねぇ。
 ちょっとだけ、頭冷やしてくるよ〜」

指示についてはまた後程。
飲み込むと決めたけれども、溜まった息を吐き出したくて。
あとは少し、見たいものがあったから。

「行ってきてもい〜い?」

決定については先程言った通り。
ソルジャーであるが故に強い決定権もない。

あとは情報を得られるなら全員蜂の巣もないだろう。
猫に関しては恩人の目が怖かったりもするのだが
決まったものについては何があっても首を縦に振る予定。

懐からお茶会の時に貰った飴を取り出して
気分転換のよに口の中へと放り投げた。
(3) 2024/04/08(Mon) 1:48:13

【神】 商人 レオン

「そうだね、俺もキャプテンも甘い人間なのは否定しない」
「ただ……それを後悔するほど弱くもなければ、必要とあらば甘さを捨てる事ができる人間だと言うだけさ」

ただ、今はそうでないと思いたい。

「俺はキャプテンほど本音をすべてさらけ出せるタイプじゃないが、それでも言えるだけの本音は言ったつもりだ」

家族が大事だ。
例え、3男坊として商家の役に立つためにマフィアに売られたとしても。
その一抹の寂しさを、この船の人間を家族として埋めようとしているのだとしても、そこに後悔はない。
そして、それを口にすることはないだろう。

「ありがとう。
 でもねヴィーニャ……責任は誰か一人のものじゃない。
 気付けなかったのはみんな同じだ。
 ただ、上に立つものがそれを纏めて請け負わなきゃいけない」

「守りたいんだよ、キミや、みんなを」

情けない限りの本音を垂れ流してはいるけれど、そこはわかってあげてほしい。
自分とて、必要な責任は取るつもりだ。
(G20) 2024/04/08(Mon) 1:57:48

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「ユウィさんに釣り合う男になるには、
 広く世界を知る男じゃないと駄目ですもんね。
 大丈夫です。寂しいとかはあんまりなくて、

 アンタの傍って言う最高の特等席で見られるなら
 どんな物を見たってきっと、大切にできる」

言葉に聞くだけで浮かんでくる景色がある。
航路の先の沢山の星々。新たな未来を掴むための星。
その景色を見る為なら、俺は、

「俺、どんな事があっても、絶対逃げません」
「この時間が少しでも長く続くように」

「──約束しますよ、俺」
「必死に、精一杯生きて、共に死のうって」

"その時"愛する人が傍に居てくれるならきっと、
死の恐怖さえも克服できると信じている。今も。▽
(-6) 2024/04/08(Mon) 6:06:49

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

 
懐から拳銃を取り出して安全装置を外す。

もう手の震えはない。これが愛の力かと
先ほど自分で浮かんだ思考の実用の速さに自分で苦笑する。
大丈夫。俺達の目には未来が見えている。

銃口を貴方の胸元に押し当てて、少し顔を上げる。
貴方の口元に触れるだけの、甘い優しい口づけを落として。

「Buonanotte.Sogni d'oro.」おやすみなさい。良い夢を

そうして、躊躇いもなく、その引き金を引いた。
どうか貴方のひと時でも見る夢が黄金色の夢でありますように。

最後に思った事は、銃の反動が想像よりも大きくて後ろにがくんと下がり、せっかく二人が折り重なるかと思った距離で撃ったのに、また離れてしまうのかと少し寂しく思った事。

もうひとつは、照れ臭くて言えなかった言葉を
結局最後には口に出してしまったこと。
聞こえてしまっただろうか。気付かない振りをしてくれるだろうか。
答え合わせは全て、夢が目覚めた後に。


「Ti amo. ユウィ」   
(-7) 2024/04/08(Mon) 6:13:28

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ

狂おしいほどの痛みを感じるのは血の循環が止まった合図だ。体温ごと血液が溢れ出ては悪寒が駆け巡り、視界が暗くなる。

(───、)

脳に何も登らない。思考が鈍る。
ほんの一瞬だけ置かれた状況が吹き飛んで、身体の動くままに近くにいた相手の背へ手を回した。多分こうすればいい。

ジャコモを殺さなくてはならない。
ジャコモを離してはならない。
それだけは確かに身に染み付いている。

頭が働かないなら直感に従うべきで、
今は正しくその時に違いない。

迷わず胸に足の断面を押し付け、撃ち損じのないように勘でも経験でも何でも頼りながら機構を作動させて。

──そうして心臓を撃ち抜く。その最後の一仕事をやり遂げて、あなた諸共後方に倒れ込み。尾がつっかかって今度は横に崩れた。
(-8) 2024/04/08(Mon) 8:15:10