人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル

>>16

おいしぃ〜!!
(17) 2021/07/10(Sat) 11:30:15

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飢えた狗 ムルイジ

重い足取りで同期の姿を探す少年の姿がある。

どんな顔をして会えばいいのか分からなくて。
(-6) 2021/07/10(Sat) 11:54:46
ナフは、落ち着いた頃にご飯を食べた。クロワッサンfoodだった。
(a18) 2021/07/10(Sat) 12:11:47

ニアは、水着や浮輪を選んでいる。
(a19) 2021/07/10(Sat) 12:19:19

【人】 世界の中心 ニア

お腹すいたかも、なにかあるかな
スコーンfood
(18) 2021/07/10(Sat) 12:20:49

【人】 世界の中心 ニア

おいしい
(19) 2021/07/10(Sat) 12:21:14

【神】 光彩楽禍 テンガン


>>5:+32 ラサルハグ 研修

「……あア゛ッ!く……
 俺は、こんな、ッぐぅ、……!」

抽挿に一際大きな啼き声をあげ、反射的な腰の連動が卑しく、惨めに自尊心を崩す。腸内に突き込まれると耐え難い様子で四肢に力を入れ、引き抜かれると研修の前に行われた“罰”の感覚が、何度も擦られた襞から強烈な快感と重なって伝わり、それの繰り返しで弄ばれる男は只管に艶かしく踊って。

脚を大きく開き、堪え切れない欲望を主張している秘部には、先程とは違った趣向の触手が集まっていく。棒が擦り合わされるような感触から、人の手で扱くようなソレに変わり、腰骨が溶けていくような錯覚に襲われた。

幾多の目がこの演目を観ている。
意味のない物だと思っていた胸の尖りは今や立派に性感帯として、痺れるような感覚を生み。排泄のためにあった穴は、粘液と空気の混ざった品の無い音を抽挿の度に溢し。自分でさえ知らなかった卑猥な側面が、誰かの記憶に、形ある記録に残されていく。
二度目の射精。歯軋りすら見て取れる口元とは裏腹に情けなく腰を振る様に、観客たちは大いに沸く。

覚悟はしていた筈。それなのに、こうまで心が苛まれるのは、絶望や屈辱だけによるものじゃない。僅かに。だが、無視できないほどに、少しずつ膨れ上がっていくのは───
否定したい、否定しがたい、観られる快楽?


「ッ───!?違゛ッ、……!
 〜〜ッ!………ッ、ふ……!!」

確かに心の中で、それは形となってしまい。かつての己と鏡合わせのような、無感動な瞳が合うと、身体から頭に焼き付けるように昂りが込み上げてきて、三度目の絶頂を迎えた。
濃く粘り、白濁とした体液が、痙攣する肢体の動きに伴って飛び散って、殺到した触手に舐めとられていく。
それでもまだ終わらない。“満足するまで”搾り尽くされていないから。

(G0) 2021/07/10(Sat) 13:02:26

【神】 光彩楽禍 テンガン


>>5:+32 ラサルハグ 研修

名を呼ばれ、人の温もりが焦ったく肌を滑っていくとそれだけで心は悦楽が満ちる。苦い顔をしてかぶりを振り、どうにかその感情を払って。

続く言葉に──頭に冷や水がかけられたような感覚に陥る。楽に?自分が?
もう一度、怠惰さの現れであるような彼の瞳を見る。また熱が戻ってくるまで、意図を探り、言葉を探して──

「……お前が楽そうには見えない」

ぽつり、と呟く。
長時間労働の証である眼元に視線がいって……何杯も珈琲を飲んでいた姿を思い出して。それが根拠では、馬鹿みたいな話では、あるが。
少なくとも抜け殻だった時の自分は、“何も考えなくていい”という状態は、苦しいことが何も意識できなかっただけ、だった。

一瞬だけ冷静になった思考を、だが近づいてくる中性的な顔が埋め尽くしていき。唇が重なれば、跡形もなく吹き飛ぶ。隅々まで粘液が染み込んだ口内に、抵抗の余地もなく舌が潜りこんでいくだろう。

二枚舌の教唆に頭が蕩け、息が詰まり。常軌を逸した快楽が、最早この身の全てを徹底的に包み、“溺れること”を何処までも叩き込まれていく。
どうにか顔を背けようとしても、身体が意志に反して、甘美な快楽を欲してしまう。嫌だと思っているのに。痛み一つでさえあれば楽なのに。

激しさを増す抽挿と、弱いところを的確に突く愛撫。そして何よりその口辱が、摩耗した精神を絆すような、暖かさすらも感じて。身体を丸めて、何度目かわからない絶頂で果てる。

目は蕩けて、酸欠で焦点も定まらず。精も根も尽き果てた、といった様子で触手生物にしなだれかかった。
(G1) 2021/07/10(Sat) 13:51:53

【秘】 飢えた狗 ムルイジ → 愛される"天使" ナフ

廊下を、死人のような速度で歩くその姿を見て、眉根が寄る。

途端、凄惨な現場がフラッシュバックして、
近づこうとして鎖に繋ぎ止められる。
あらかじめ今日の鎖の長さを
身動きの自由を制限する長さにされていたのは、
この面会のためかと歯噛みした。

「……ナフ」

掛ける声の色がわからない、そんな声色で呟いた。
(-7) 2021/07/10(Sat) 15:38:49

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飢えた狗 ムルイジ

相も変わらず、鎖に繋がれたあなたの姿を見つけて。
ゆっくりと自分から近付いていく。

触れられるほどの距離まで近付いて。
やつれた顔の少年は、笑みを―――浮かべようとして、悲痛の色は消し去れず。
今にも泣き出しそうな顔で、口を開く。

「……ムルイジ。おれ、やっぱり―――家族に、会えないかもしれない」

掠れた声で、翼の生えた天使は ごめんなさい。と続けた。
願ってくれていたのに、と。
(-8) 2021/07/10(Sat) 15:56:08

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリッパー バーナード

"研修"を終えあなたを送り出して暫く。呼ばれ赴いた先にいる隻眼に『してしまった』あなたが普段通り過ぎるくらい普段通りに話す姿を見て恐る恐るといった様子で近づいていく。

「バーナード…。…"演者"を殴ったら面倒なのはお前も知っての通りじゃないのか。」

大丈夫か、すまなかった、そういう言葉を伝えることもできず軽口ばかりが口から漏れて、青年はあなたのそばまでやってきて座る。殴られそうになったら流石に受け流そうとはするしそういった意味での警戒はしているがその程度だ。
(-9) 2021/07/10(Sat) 15:59:03

【秘】 飢えた狗 ムルイジ → 愛される"天使" ナフ

壮絶な叫びを、痛みへの拒絶や忌避を、
目の当たりにしているからこそ。
今のこの空虚な状態のナフに合点がいく。
何もかもに疲れた状態の少年は、
自分と共に堕ちてきた最初の彼とは――まるで違う。

これが一度、救われることを願った者の末路か。

腕を失い、翼に変えられた少年が。
あれだけ、何もかもを犠牲にしてでも
家族に会いたいと言っていた少年が。
泣き出しそうな笑顔を見せて、何もかもを諦める表情に。

奥歯が音を立てて鳴った。
(-10) 2021/07/10(Sat) 16:05:49

【秘】 飢えた狗 ムルイジ → 愛される"天使" ナフ

多分他のやつなら。
自分で選んだやつなら。
己の生き方に納得しているやつらなら。
いつも通りの言葉を掛けられたかもしれない。

この不自由を与えられた少年は、
自分にとっては、まだ年端も行かない15の少年で。

心が。
大きく軋む音がして、全く同じような泣き出しそうな顔で。

「悪ィ……」

繋がれたまま、笑った。情けない、情けない笑顔で。

「同情しすぎて。
 ……簡単な慰めが、出てこねェよ」

それでも希望はある、まだ家族にも会えるかもしれないなんて、
無責任で残酷に前を向かせる大人の言葉が。
……どうしても、どう頑張っても、出てこなかった。

こいつの前では。
こいつだけの前では。俺は、ただの弱かった、
亡くした者を必死に探していた――。
金と運命に振り回されていた、15のガキに戻っちまう……。
(-11) 2021/07/10(Sat) 16:08:03

【秘】 光彩楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー



男らは幾つの玩具を取り出し、許しを得るまではひり出すなな、それくらい犬にだって出来る、などと宣う。
分かりきっていることだ、男達は許す気など更々ない。惨めに漏らし、恥辱に身悶えする我々を嘲笑いたいだけだ。

気遣う視線を切羽詰まった彼に向けるも、男がまた自分たちを取り囲み、震える器具が、好き勝手身体を虐め始める。股間をなぞり、逃げようと腰を引けば背中から滑るように腰へと押し当てられ。
この震動に耐えれば耐えるほど、嬲られる時間は長くなる。しかしそう簡単に力を抜くこともできない。

張った腹部に振動が伝わると、獣の唸り声のような音が体内から響く。嵩を増し、沸騰でもしたのかと思うほどの圧迫感と熱が、出口へと競い合っているのを感じる。
手足と括約筋に力を込め、恥も外聞も捨てて尻を振って耐えようとして。

「ッ……くそ、嫌だ、……!
 ……あ、あぁあ、はッ゛──!」

一瞬、気の遠くなるような熱さが窄まりを襲う。マッサージ器をそこに押しつけ、尾骶骨のほうに撫であげられたのに気づくより先にスライムが溢れ出て行く。内壁ごと引き摺れるような、永遠にも等しい排泄の感覚。
薬品や粘液で性感を高められた襞は悩ましく収縮を繰り返して、肉体に生理的な快楽を教え込む。

見計ったかのように粘液の破片が身体の隅々を責め苛み、客を悦ばせる惨めな絶頂を迎えた。腹に注がれた粘液の量は多く、まだ長い間留まることはない。
(-12) 2021/07/10(Sat) 16:22:41

【人】 翠眼の ダビー

>>16 サダル
イングリッシュマフィンおいしぃ〜!!をしているあなたの前にしれっとスープの容器が置かれる。ボルシチを作った青年はあなたにボル(10)7n10を提供する心積もりらしい。

「こんにちは、サダル。"お元気そうで"何よりです。」

あえて強調する。お互い元気で何よりじゃないか。なあ。
(20) 2021/07/10(Sat) 16:27:14

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飢えた狗 ムルイジ

「何が、悪かったんだろう」

自分が、人目のある場所で迂闊なことを言わなければ。
あの時救われることを望まなければ。
そもそも、仕事を受けなければ。

不自由でも、幸せに暮らせていたのだろう。

でも、それを選べなくて。
少年は、間違いを重ねてここまで来た。

「ムルイジ……」

泣きそうな顔を浮かべた、あなたを見て。
そんな表情をさせてしまったことも申し訳なくて。

一度堕ちた時の、あの時の少年だったなら。
従順に船の従業員としての職務を、こなしていたのだろう。

「……この後、客に呼ばれてるんだ。
 部屋に、いるだけでいいって」

負担はない仕事が増えたけれど。
酷く気持ちが悪い。

「……ムルイジや、他の皆は…帰して、もらえるのか?
 おれ、このクルーズが終わった後の事…全然、知らない」
(-13) 2021/07/10(Sat) 16:31:27

【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル

>>20 ダビー

目の前に置かれた器を見たのも束の間、すぐにその先の人物を追いかけるように視線を流した。

「……。こんにちはダビー。私は元気だよ。そっちも"相変わらず元気そうで"何より」

平然と答える。ひとまず座りなよと促した。本当に元気そうで何よりじゃないか。ねえ。
(21) 2021/07/10(Sat) 16:32:54
サダルは、ボル族と初対面した。これが噂の……。
(a20) 2021/07/10(Sat) 16:33:48

サダルは、ボルシチはともかくボルジュウは初めてなので二人分小皿に取り分けた。
(a21) 2021/07/10(Sat) 16:36:45

サダルは、片方のボルジュウをダビーに押し付けた。君も食べたいなら食べなよ。
(a22) 2021/07/10(Sat) 16:38:10

ダビーは、サダルに押し付けられたボルジュウを受け取った。実はこの船では食べたことがないので。
(a23) 2021/07/10(Sat) 16:41:18

【人】 翠眼の ダビー

>>21 サダル
「"おかげさまで"元気にやっていますよ。…ああ、別に含みはないのでご安心を。安心する理由があなた側にはないかもしれないが。」

こちらはというとちょっとしたパンを持ってきたようで、あなたに押し付けられたボルジュウの入った小皿を受け取り促されるままに席につく。礼儀正しくいただきます、と口にしてから早速飲み満足げに一つ頷いて。

「…何もあんな博打(5日目)を打たずともよかっただろうに。それとも、新たな賭けのために場と状況を利用したのか?」
(22) 2021/07/10(Sat) 16:47:30

【秘】 飢えた狗 ムルイジ → 愛される"天使" ナフ

首を垂れ、長い緑髪を前に落とし
あーーーーーー……と、長い声を出す。

何が悪いかは、俺だって分からない。
急に理不尽に奪われることに折り合いをつけるのは、
15の自分には無理だった。
半身ともいえる相手と引き裂かれたことを、
何か正当に悪かった選択の結果だと思うことも
何も悪くなくてただ運が悪かっただけ思うこととすら
――当時の自分にはできなかった。

両腕に搔き抱く温もりを奪われた自分と。
温もりを搔き抱くための両腕を失ったナフが。
どうしても、どうしても重なる。

「……そうか。
 ………ここから先のことは、オレも分かんねェんだ。
 悪ィ……」

あの時も、15の自分はここから先が見えなくて、
何も信じられなかった。
今も、それと同じような状況だ。

きっとナフはこれから、その客に"天使"と呼ばれる。
自分が"賭け師"と呼ばれてきたのと同じように。
(-14) 2021/07/10(Sat) 16:59:14

【秘】 飢えた狗 ムルイジ → 愛される"天使" ナフ

「……ナフ。
 一個だけ、頼みがあンだよ」

それは、ギャンブラーとしてではなく、
ただ一人の男として、まるで懇願するように願われた言葉だった。
欲しいモノは勝ち取り、必要なものは奪って来た彼が、
たった一つだけ他人に懇願するように願ったもの。

「辛いなら。
 辛いって言って。
 
……泣いてくれねェか

 オレの前でだけでいいから。

 ……オレの代わりに」

愛する者を失ったあの時から。
ずっと泣けなかった自分の代わりに。
泣くことすらできなくなるくらい
運命に翻弄されて汚れちまった自分の代わりに。
まだ子供で、涙を零せるうちに。
今も胸の中で涙をこらえている。餓鬼のオレの代わりに。

誰かが許してくれたら、きっと泣いていた自分の代わりに。

誰かの涙を目の前で見ているくらいしかできないけれど。
それでも、こいつが……"ムルイジ"にならないように。
(-15) 2021/07/10(Sat) 17:01:25

【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル

>>22 ダビー

「別に含みがあってもなくても君の様子など私の知った事ではないから好きにしなよ」

続くようにボルジュウを一口いただく。流石はボル族の最上位(※諸説あり)、とても美味しい。表情は崩さなかったが内心満足した。
投げかけられた問いには、今よりも更に声を小さく抑えて答える。

「……目的はいくつかあるけど。

一つ、単に私がこの船の上層部とかが気に食わなかったから。失踪に関する話を流出させ、私を見下ろす奴らを困らせて不快にさせてやろうと思って。……ここは記憶を改竄できる処置を施せるしいくらでも揉み消せるだろうから、意味は薄いけど。

二つ。君の言った通り、私の賭けの為に必要だったからああいう事をした。ここに堕ちてくる必要があったんだ。
あの宣戦布告は、初めから"エンヴィー"として生き残れるかどうかで勝負をしたんじゃない。勿論、勝っていたら今まで通りエンヴィーとしての活動に励んでいたけどね。
でも、本当の目的はその先あった」
(23) 2021/07/10(Sat) 17:05:33

【人】 光彩楽禍 テンガン

>>15 ナフ

「ああ、俺がお前にしてしまったように。
 お前のその姿を望む奴を破滅させていく」

 前髪から覗く白い右眼は、
 紫の炎を灯していたときと変わらない、
 強い決意を持って、そこに立つ。

「あの場にいた観客。
 その顔を、全て覚えているから……

 希望を持て、と強いるつもりもない。
 ただナフ。いつでも頼ってくれ。
 嫌なこと、辛いこと、それらが改善できることなら……俺が代わりに頑張るからさ」
(24) 2021/07/10(Sat) 17:46:41

【秘】 陶酔トリッパー バーナード → 翠眼の ダビー

「それはそれでお前が罰与えるのに内心困った顔しそうで面白そうだったな。やっぱやればよかったか?ハハハ!」

洒落にならないことを言いつつ、傍に寄ってきた貴方の手を取って持ち上げる。ただ手触りを確かめるように握るだけだ。拳が飛んでくる気配は一向になく怒っている気配も特にない。

「お前の方が辛かったんじゃねぇのあれ。なんかずっと傍にいてたって聞いたから、気にしてんのかなって。それとももう目覚めきってて愉悦しかなかったか?」

言い終えて煙草を取り出そうとして、ここが禁煙で没収されていたことに気づいた。ブーたれつつ、貴方に合わせていた視線を真っ白な壁の方に向ける。

「カウンセリングみたいなの、されたわ。
 もう一度記憶消されるって事はなくなった。」
(-16) 2021/07/10(Sat) 17:47:13

【秘】 陶酔トリッパー バーナード → 愛される"天使" ナフ

「福利厚生ちゃんとしてんのにブラック並に容赦ねえなあ。医療技術が発達しすぎるのも考え事かね。まあ言ってもしゃあない。飯食え飯。朝食ったか?」

おっと、と少し痩せた貴方を捕まえるように腕を掴んで引っ張る。この羽だと動き辛いだろうなあ。と他人事な感想を思いつつ。目に視線がやられてるのを見ると、苦笑した。

「お前より大した事ないだろ。どうせあの目は本職のパイロットとしてもう戻れない傷付いていた目だ。あってもなくても一緒だろうよ」
(-17) 2021/07/10(Sat) 17:53:37
アルレシャは、合いびき肉のハンバーグを食べている。
(a24) 2021/07/10(Sat) 18:40:11

アルレシャは、誰にともなく言う。「特別な品でございます」
(a25) 2021/07/10(Sat) 18:42:21

【神】 痛覚鈍麻 ラサルハグ

>>G0 >>G1 テンガン

見られている。

見られている。

見られている。

当然だ。
これはそういうパフォーマンスなのだから。

あなたも、そして自分も、全ての行動は観客を歓ばせる為にある
助言は哀れな玩弄物が壊れてしまわないように。
恋人同士がそうするように、優しく舌を重ね合わせたのも
結局は、張り詰めた男の躰を弛緩させる為に他ならない。
蕩けた瞳を覗き込んで、それでも何も感じる事は無かった。

「………は、ッ……ああ、幕切れ、ですね…」

餌食とされた男の躰が震えて、幾度目かの絶頂を示す。
ぞるりと咥内を撫でて、二つに裂けた舌が退いた。
唾液がつうと伝って、ふつりと途切れて拭われる。

催淫作用のある粘液に毒されきった粘膜に触れるという事は、
幾ら処置を受けているとはいえ、確かに自らをも蝕む事で。
降り積もるばかりの疼きは、やはり気持ちが悪かった。
(G2) 2021/07/10(Sat) 18:46:25

【神】 痛覚鈍麻 ラサルハグ

>>G0 >>G1 テンガン

「────さて、皆様
彼が何度『餌遣り』をできるか、
予想されていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
……ええ、ええ、それは結構。」

乱れた息を整えて、それから。
観客へと向き直り、台本通りの科白を淀みなく語った。

「これにて、従業員テンガンの公開研修は終幕となります。
特別協賛者のジェラルド様…
そして、皆様の為にその身を尽くす新たな従業員へ
──今一度、大きな拍手を。」

わっと拍手が巻き起こり、舞台の幕は降ろされる。

全ては万事、恙無く。
それでも、決して楽ではないのかもしれない。けれど
要望に従順でさえ居れば、無用な苦を受ける事も無い。


何れも決して平易な道ではない、けれどその中から
比較的に楽な道を選ぶ事の、何が悪いと言うのだろう。
(G3) 2021/07/10(Sat) 18:47:12

【神】 痛覚鈍麻 ラサルハグ

>>G0 >>G1 テンガン

──
君はその経歴の中にある出来事や

      
今の立場に不満などないのかな。


──
気にくわねぇなお前も。“アイツ”と被ってんだよ。


──
お前が楽そうには見えない。


自身に言葉を掛ける人々は、いつも"何か"を見ている。
それは『ラサルハグ』や『スロウス』には見えないものなのか、
或いは、ただ違う何かを重ねて──
若しくは、そうあって欲しいだけなのか。


わからない。
そして、わからなかった。
一つ溜息を吐いて、降りた幕に背を向ける。

尚も悍ましい生物に絡み付かれる男の腕を引いて、
抱き竦めるように引き剥がした。
"それ"もそれなりに満足したのか、然程の抵抗も無く。
粘液や体液が着衣を汚したけれど、気にするような事でもない
どうせ、もうこの服を着る事は無いのだから。

さあ──痛覚鈍麻、怠惰に心を凍て付かせて仕事に戻るとしよう
まだ、この舞台の後始末だって残っているのだから。

がらりと鎖が大仰な音を上げて、白蛇は再び舞台から降りた。
(G4) 2021/07/10(Sat) 18:47:46

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飼い狗 ムルイジ

「…せめて、他の人には早く戻ってほしいと思ったんだけど」

分からないのであれば、しょうがないか。
と、少しばかり落胆した様子を見せる。

尤も、船から降りることで幸せになるかどうか分からない人もいるのだが。
少年は、そこまで深い話を聞いたことがないのだ。

鎖、外れたらいいな。と 見慣れてしまったそれを見て。
心から、そうあればいいと。

(-18) 2021/07/10(Sat) 20:49:24

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飼い狗 ムルイジ

「………」


それは、頼みというよりは―――


少年は、辛いことや嫌な事を我慢してきたから。
誰にとも限らず"素直に感情を表に出すことを許してもらえる"と、弱くて。


「……辛い。
 まだ、痛い。変な目で見られるのも、嫌だし 気味の悪い"翼"(コレ)を崇めたりされるのも…」

気持ち悪い、と 貴方にまた近付いて。
姿勢をゆっくり合わせて 胸に、頭を預けるような形になる。

じわり、涙が目尻に溜まって。
ぽろ、ぽろと 言葉と共に、零れていく。
(-19) 2021/07/10(Sat) 20:49:53

【独】 世界の中心 ニア

水泳技能
ore(86)1d100
マリー:(40)1d100
マサムネ:(75)1d100
パトリック:(7)1d100
(-20) 2021/07/10(Sat) 20:54:55

【秘】 飼い狗 ムルイジ → 愛される"天使" ナフ

「………」

顔を、寄せる。
相手が手を腕を使えないのならば、
自分も動く範囲で顔だけを寄せて、
お互いの髪を絡ませる距離で、静かに呟く。
一粒、二粒、零してくれるナフの涙は、
年相応のもので……それでも、もっと壮絶な痛みや苦しみ、
離別の悲しみや先の不安さを抱えているはずで。

「……よく我慢したな。
 すげェよ、オマエは……。
 痛かっただろ……辛かったよな。
 これから先、どうなるかもわかんねェのは、
 気が狂いそうなことも、知ってんだ」

それは。
目の前の少年に。
涙を零す少年に向けた言葉。

「……救うことはできねェ。
 助けることも、できねェよ。
 人は、そう簡単に救われるもんじゃねェのも、
 オレは……知ってるからな」
(-21) 2021/07/10(Sat) 21:18:25

【秘】 飼い狗 ムルイジ → 愛される"天使" ナフ

互いの頬を擦りつける。
そこには温度があり、感触がある。
相手がそういう形でしか触れられないのなら、
こうやって触れるのがいい。
対等な勝負に拘る男のなかには、そういう美学がある。

「だから、辛くなったらそのたびに上手に泣けよ。
 ……我慢すんのは、大人になってからでもいい。
 痛ェって口にしたらまずいなら、
 辛ェって口にしたらまずいなら、
 ここにきて全部吐き出していけよ。

 オレは、そういう弱いやつを、
 絶対笑わねェからよ。
 それまで、ここに無敵の"ムルイジ様"としていてやるよ」

負けたことも弱かったこともある男は、
穢れた躰と傷だらけの肌と罅割れた心で囁き。
最後に、こつ、と額同士を付けて、
ニッと、鎖に繋がれたまま笑った。

「……ああ、今の笑顔はノーカンで」
(-22) 2021/07/10(Sat) 21:19:56