人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【置】 路地の花 フィオレ

「私の周りは……優しい人ばっかりね」

メッセージを返す手を一度止めて、様々な相手から送られてきた文章を読み返している。
気を遣ってくれて。甘やかしてくれて。
家族みたいに扱ってくれる。

「私は何か返せてるのかしら」

学もないから、人の助けが必要で。
前線で戦う事も出来ないから、皆が傷付いてる間留守番役で。
料理も殆ど出来ないのに。

頼ってもいいって言ってくれる人ばっかり。

だけどそれに甘えてばかりいてはだめだ。こんな状況なら特に。

「出来る事、増やさないとね」
(L4) 2023/09/19(Tue) 19:12:58
公開: 2023/09/19(Tue) 19:30:00
フィオレは、ソファに座って、メッセージに向き直った。
(a16) 2023/09/19(Tue) 19:13:31

【神】 コピーキャット ペネロペ

「そりゃ結構!もっと仕込みしてますよって顔してりゃ
 俺だって褒めてやらんことも無いんだがな!」

テディベアを盾にしても声は届くのでバリア無効だ。
そして仕込みをする人間は往々にしてそんな顔はしないし、
この男に褒められたいかもまた別の問題である。

#アジト
(G26) 2023/09/19(Tue) 19:14:27

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「仕込みしてますよ〜」

なんだこいつは。相変わらずテディベアの腹を揉んでいる。

「……お、あったあった。えーとここを押しながら……
 こっちの突起を上にやって……よっ」

《隠し機能アクティベート!エビバディセイホーゥ!\ホーゥ/セイホゥ!ホゥ!\ホゥ ホゥ/》

「オッケー!」

#アジト
(G27) 2023/09/19(Tue) 19:17:38
カンターミネは、今のボイスだけ部下の声も入っている。
(a17) 2023/09/19(Tue) 19:18:16

【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレ

貴方の言葉に男は答えない。
ちらと一瞥しただけ。次には貴方の脇にいた者たちに目線を放って、そのまま目線で合図。行けandare.。
見た目通りに貴方を雑に扱った二人は、最後の仕事とばかり無理矢理貴方を椅子に座らせ出ていった。

この場には貴方と男二人だけがある。

「吐いたのか。」

唐突な問いかけはそれだった。
順序も礼儀もないただの一言。
それは貴方を侮っている証拠。

「まあいい。俺も手間をかけたくはないからな。」
「手短に話せ。仕入れ先。内訳。目的。子どもたちをどこへやった。」

しっかりとした関節の指の背が、資料を叩く。
(-431) 2023/09/19(Tue) 19:22:40

【神】 コピーキャット ペネロペ

「なんだこいつは」

出ちゃった。
随分賑やかになったテディベアを尻目に。

「アジトをクラブにでもするつもりか手前は」

「あーはいはい、
 それはこっちじゃありませんね振り分け振り分け」

#アジト
(G28) 2023/09/19(Tue) 19:25:42

【秘】 うたかたの ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「――ふふっ。」

つい静かに噴き出して、そのまま控えめにけらけら笑う。
…好きな人、だなんて。
これが電話でさえなかったら、もっとからかってあげるところだ。

スピーカー越しに耳を叩く声が心地好い。
心地好いし、愛おしい。
火照る頬を冷ましに夜風を求めてベランダに出ると、涼しげな風が髪を揺らした。

「……うん。…いいよお」

同じように、静かな声でもう一度。
小さな声が自分の声に重なってしまっても、聞き逃すことがないように。

そうして耳に届いた幸せそうなその声音を聞き、密かに電話のマイクの傍に口付けをして。

「……ti amoだいすき

「あたしの方こそお。」
「…よろしく、おねがいしまあす。」
(-432) 2023/09/19(Tue) 19:25:42

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「してほしいんならするけど……
 ミラーボールの代金はペネロペ持ちで頼むな……?」

さっきまでテディベアの腹を揉んでいた人間に
心配そうな表情をされている同僚の心中やいかに。

「まあこれで仕込みは終わった。
 なあ、お喋りテディくん親機。どう思う?」

もみ。

《なあなあ、最近どう?俺は順調》

「順調だそうだ。」
(G29) 2023/09/19(Tue) 19:28:44

【秘】 幕の中で イレネオ → 暗雲の陰に ニーノ

蹲る貴方を迎えに来た警官たちを、貴方が知っていたかは分からない。
しかし連れられた先、机を挟んで向かいに座っていた男のことは、貴方も知っているはずだった。
そうしてそれは男もまた、同じ。
ゆうに6歳も歳下の貴方の消耗した姿を見て、男は分かりやすく顔を顰めた。

「……ニーノ。」

貴方の名を呼ぶその声は真っ直ぐに優しげで、痛みを感じた色をしている。
強引に背を押して席につかせようとする者たちに睨みを効かせさえしたんだろう。
がたんと音を立てて席を立った男は、半ば奪い取るように貴方の身体を支えようとした。

「やめてください。具合が悪いんじゃないのか。」
「大丈夫か? ……報告にありませんでしたが。」

目をやるならば机には紙が一枚。
貴方が何も話さない、とだけ。
(-433) 2023/09/19(Tue) 19:28:50

【念】 うたかたの ダニエラ

――しばらくは、どう頑張っても涙は止まることなくて。
ついでを言うならあなたの言った、『紅茶』やら『珈琲』やら『練習中』やらで勝手に泣く時間を増やしていた。
それでも飲む気はあるらしく、ぐずぐずの顔で頷いた。

珈琲でも。紅茶でも。
どちらでも多分
とっても美味しい


「………………はい…」

そうしてカップを傾けて、ようやく落ち着きを見せた女の目は腫れなかなか酷いものだ。
それでも溜め込んでいたグラスの中身は、随分軽くなったように思う。
(!19) 2023/09/19(Tue) 19:33:47

【神】 コピーキャット ペネロペ

「手前がお上に話を通すなら考えんでもない」

つまり、却下。
しかしうっかり通ってしまえばアジトはクラブと化すだろう……

「親機ってなら子機もあんのか。
 順調だそうで何よりだ。」

「あーはい承認承認…」

#アジト
(G30) 2023/09/19(Tue) 19:38:37

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ

「そうかい、ダヴィードが掌を返してお前らの為に気が変わらないってなら。
 俺から見たこちら側の黒は――ヴィットーレだけだ」

残りのマフィアは白だと、他人を信用しきれない人間は言い切った。
わざわざ名前を出すのも彼だけだ。残りは無条件かそれなりに。

「……連中はマフィアをねらってるだけじゃなかったんだったか。
 そこそこ……絞れはしてるんだがな」

これも、全て勘だ。警察の知り合いが多すぎる男はある程度の人柄をその目と耳で聞きに行っている。
だから嫌でもわかってしまう、眼の前の人間が自分にどれだけ心を開いているかも。

「遺言でも置いといてやろうかあ……? そうだなー……。
 まー、予想があたってんなら。
 明日にその主導がひとりは飛ばされるんじゃねえかな。
 ……ここまで来たら一部隊解体させてやるからな本気で……」

そいつは俺の顔見知りで、彼自身の幼馴染のことで心を痛めていたはずの男だったか。
死んだ魚のような目をしながらやる気のなさそうな声で殺る気のありそうなことを呟いている。
(-434) 2023/09/19(Tue) 19:40:05

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「いや別に俺はアジトをクラブにしたくないし……」

梯子を外すのが今日の仕事なのかもしれない。

「ん?ああ、あるよ。この地域中に。
 数日中に楽しくなるぞ、想定通りならな……」

ひひひ、と笑ってテディベアをゆすった。

《ペネロペの噂。実は家では裸族らしい》

「結構フェザータッチだな。
 次作る時はもうちょいセンサーの感覚いじるか」
(G31) 2023/09/19(Tue) 19:42:56

【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡

 
「ふふ、年と言う程まだお年でもないでしょう。
 落ち着きを年月と共に身に着けられる人は、
 私からすると見習わなければならない方になります。
 ……マフィアの方から見習う事が多いんですよね、私」

女は年をとっても何もまるで変っている気がしない。
成長のなさに自分に呆れてばかりだから、真っすぐに前を見ている貴方が少し眩しくみえるのも当然かもしれなかった。

「あ、はは。耳に痛いなぁ……そのおことば。
 目的にしてしまいがちで、手段にもしてしまいがちで、
 正しさではなく、悩んだ先に本物の愛が見つけられれば
 神がいなくとも、生きていけるのかもしれませんね」

ここで言える事はないですが。と苦笑しながら小声交じりにそう言って。
Aの文字列を探して、その墓標の名を目にすると目を瞬かせる。

「……アリ、ソン?」


それは今朝何かの手掛かりになるのではないかと走り回った結果得た某資産家と偶然にも同じ名前で。
知人のマフィアに尋ねても何も洗い出せなかった名が、そこに唐突にあって。少し驚きを隠せなかった。

だがそれもほんの少しすれば失礼だと恥じて、もし隣の彼に動揺がバレていれば頭を下げてから、膝をつき祈りながら十字を切って胸元で手を合わせた。
(-435) 2023/09/19(Tue) 19:44:33

【神】 コピーキャット ペネロペ

「俺だってしたかないわダァホ」

謂れなき誹りだ。

「ふうん。まあ楽しみにしておいてやらんでもない
 大口叩いたんなら上手くやれよ」

「だから裸族じゃねえっつってんだろ。寝る時だけだ」

#アジト
(G32) 2023/09/19(Tue) 19:46:27

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → うたかたの ダニエラ

「わ、わーらーうーなーよぉー……」


日頃の勢いはどこへやら。
完全にからかわれるまま、ぽそぽそと言葉を返していく。

「……俺も……」

ti amoだいすき……」


「……もー絶対責任取ってもらうからなほんと恥ずかしくて死んじゃいそうだ……通話でよかった、今の顔見られてたらほんと……もう……一生勝てなくなるから……」

「……お、おわり!この話終わりな!一旦!
 続きはあのーあれだ!俺が無事に出れる日にな!
 いつになるかわかんねえけど!頼むぞ!」
(-436) 2023/09/19(Tue) 19:47:37

【秘】 うたかたの ダニエラ → 渡りに船 ロメオ

「あー。あははぁ。」
「でも今のお仕事、気に入ってるのでえ。」

残念。誘惑は誘惑止まり。
職務態度の割に、あっさりとしたもんだった。

「ええー。そおなんですかあ」
「…でも、いいと思うなあ。小さな家族〜」

キョーミがあると言ったからにはこのようになる。
まあどちらにせよ、情勢がこの有様では。なのだが。

「でもお、朝パンを買いに行ってお兄さんがいないとお」
「やっぱり心配になっちゃうのでえ」
「……風邪とかでも休んだり、しないでくださいねえ。」

そしてこちらはこちらで、まさか本気で捕まる心配なんてしませんよ、と言わんばかり。
おどけるように肩を竦めてくすり。きちんと冗談として受け取られたらしかった。…ついでに。

「あたしは風邪ひいたら、休みますけどお」
(-437) 2023/09/19(Tue) 19:47:54

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「まあ、上手くいくかは五分五分かな〜。
 いや俺凄くない?この突発的な状況に対して
 50%でうまくやれるんだぜ?褒めてもいいぞ」

もみ。

《ペネロペの噂。実は家では裸族らしい》

「お、二回連続。ラッキーだな。こりゃ良い事あるぞ。
 まあ今本人から正しい情報入ったから
 寝る時は裸だ、に変えとくか……ここ押して……えー……
 ペネロペの話。寝る時は全裸で寝てる。……よし。」

《ペネロペの話。寝る時は全裸で寝てる。》

「オッケー!」

#アジト
(G33) 2023/09/19(Tue) 19:51:12

【秘】 うたかたの ダニエラ → 黒眼鏡

「…………」

その姿に、小さく吐息をひとつ。
…嘆息。いいや、安堵だ。
だけどしかつめらしい表情は変わらない。

すう。少し大きく息を吸い。


「アレッサンドロ・ルカーニア!」



もう一度。
(-438) 2023/09/19(Tue) 19:55:23

【神】 コピーキャット ペネロペ

「あーはいはい、まあ五分の確証が持てるだけよくできました。
 絶対とか言われた方が信用ならんしな」

「全裸じゃねえ。半裸だ、上な」

再度の訂正が行われた。何だろうこれは。

#アジト
(G34) 2023/09/19(Tue) 19:56:20
ダニエラは、珍しく――それはそれは、大きな声で。
(a18) 2023/09/19(Tue) 19:56:27

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「雑〜。っていうか訂正するならもうちょい早くしてよ。
 めんどくさいな……もう逆に現実を訂正しないか?
 今日から全裸で寝てくれ」

なんなんだろうか。周囲の空気も変な感じになっている。

#アジト
(G35) 2023/09/19(Tue) 20:00:37

【神】 コピーキャット ペネロペ

「褒めろと言われたから褒めてやっただけだが?
 なんで俺が誤報に沿わなきゃいけないんだよ
 何もかも手前が始めたんだろ手前が」

不毛な責任の押し付け合いが始まった。
なおこの間も仕事用の端末でのやり取りは続いている。
無駄に器用な。

#アジト
(G36) 2023/09/19(Tue) 20:05:54

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「はぁ〜〜〜〜こんな無駄話をしてる間にも
 世界はどんどん情報を生み出して俺を置いていく……」

ついに無駄話って言った。

「まあいいやその内脱ぐだろボイスこのままにしとくわ。
 じゃあ俺そろそろ帰るから。モーテル暫く改装するんで
 用があったらそこのチームに頼むな。んじゃな〜」

結局、仕込みとはいえテディベアの腹を揉んで
同僚の全裸ボイスを録音しただけで帰っていった。

#アジト
(G37) 2023/09/19(Tue) 20:11:48

【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ

『じゃあ、明日にでも』
『今日はいくところがあるから、アジトには戻らないと思うし』

本当にこの人も、私に甘い気がするなあ。
頼る先があるのは、本当に安心する。

『わかった、何かあったら頼る』
『ロメオも、何かあったら言って。言ってもらえる分、私も返したいから』
(-439) 2023/09/19(Tue) 20:12:56

【秘】 pasticciona アリーチェ → 徒花 テオドロ

 
「……ふふ、そう、だね。ありがとう、テオ。
 わかっていても、誰かが傷付くくらいなら自分がって、つい前のめりになっちゃう時、あるんだよね」

その結果が捕まっただの任務の有無問わず足を引っ張る愚行。
普通ならば見捨てられたって仕方のないレベルの鈍さだ。
自分の価値を理解していない、と言う程ではないはずなのに、"その時"がくると自分をつい勘定から外してしまう。

「私、この出来で堂々としてたら……
 警察内での嫌な女1に輝いちゃわないかしら……
 ……うん、でもそう。足引っ張ってばかりだけど、
 貢献できてる事も0じゃないし、まだクビににされてない」

「でも、二人がいてくれたから、頑張れてるんだよ。
 辛くて悲しくて行き詰っても、いつもテオとニコが手を差し出してくれる。本当に、ありがとうじゃ足りないくらいなんだ」

満面の笑みに変わったのは、貴方がアリーと呼んでくれたから。
TPOを弁えているだけだとはわかっていても、子供の頃の愛称で
呼んでくれるのは、やはり格別の喜びらしい。

「そうだね、一般人も、マフィアも、みんな何処かは優れているけど、どこかで我慢しないといけなさそうだし……」
「警察が特別窮屈に見えるのはきっと見え過ぎちゃうから。
 だから正義感が邪魔をしたり焦らせてくるんだろうね」

「テオは、そう言えば何で警察になったの?
 似合うけどさ。気質も向いてそうだし……適材適所?」
(-440) 2023/09/19(Tue) 20:16:47

【妖】 路地の花 フィオレ

「今はテオの近くが一番落ち着くと思ったから。
 誰かの邪魔になるのも嫌だったの。上司の前で泣くわけにもいかないしね」

少しおどけたような言い方。大分落ち着いてはいるようだった。
あなたの言葉にも、前向きな感情を込めた頷きと笑みを返す。少なからず信用があることはやはりうれしいものだ。

「お気遣いなく〜。押しかけたのは私の方だもの」
「それにあなたが帰ってくるまでの間も、じっとしてたらダメになりそうだったから。
 ぐるっと街を歩いてきたんだけど……」

こんなに色々買っちゃったから、と手提げ2つ分の荷物を軽く持ち上げる。
焼いたチーズのいい香り。
翌日の妨げにならないくらいのミニサイズワインを添えて。

あなたの隣にスペースがあるのなら、ソファに腰を下ろして。
いつもの調子ならここで寄りかかってやっても良かったのだけど。流石に理性が働いたようだった。

「あんまり、家に物置いてないのね」
($11) 2023/09/19(Tue) 20:23:58

【神】 コピーキャット ペネロペ

「何だったんだあいつは」

同僚です。

「あー次は何だ?経理?それは向こうに回しとけ!
 アレさんの店は変わりなかったか?そりゃ結構。
 あ?脱ぐわけねえだろ」

#アジト
(G38) 2023/09/19(Tue) 20:26:49

【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 幕の中で イレネオ

立場としては新人巡査、知り合いはまだそう多くもなく。
知らぬ声で呼ばれ立ち上がれば視界が揺らぐが、彼等がそれを気遣ってくれるわけではない。
背を押されて歩きながら部屋に辿り着いても、視線は地へと落ちたまま。
だから、名を呼ばれるまでそこに誰が居るのかはわからなかった。

「────」

その瞬間はたりと瞬き、次に緩慢な動きで顔を上げた。
熱に浮かされた瞳がこの牢獄に来てようやく、初めて誰かの姿をまともに映す。
見えるのが違わず知った姿だと理解すれば、そして身体をも支えてもらえたのなら。
すこし、涙腺が緩みそうになった。

「…………せんぱい、だぁ……」


問いに対する返答よりも前、落ちたのは安堵し切った声。
こてん、とその胸元へ額を押し付けようとまでしていた。
それは男にとって珍しい行いだったが、それを珍しいと知る誰かはここにはいない。

「…………ぁの、ごめんなさ、い。
 熱、出てて」

「昔から、そうなんです。
 すぐ熱出ちゃう、へんな病気で。
 でも、そのうち、おさまるから……」

「……イレネオせんぱい、今日しゃべるひと、ですか?」
(-441) 2023/09/19(Tue) 20:31:49

【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレ

/*
こんばんは、ラッシュ時改札失敗猫です。お返事ありがとうございます。
オネエ…シアワセニシタイ…シアワセニ………

よかったです!それではまたお話させて頂きますね!
情報の方了解しました!
実は3人とももう死んじゃっていたらどうしようかと怯えていたので、
生きていてくれてて安堵しました。アリガトウ……

ライブ感、楽しそうでとてもいいですね!
上手く回せるかはわからないのですが、その辺りの話も追々PCはしていきたいと思っております……!
よろしくお願いします〜!
(-442) 2023/09/19(Tue) 20:32:36

【秘】 黒眼鏡 → うたかたの ダニエラ

「んが」

がたん、と音がして、暢気に組んでいた両足がびくんと解ける。


「……」

しばらく、沈黙。
むくりと上体が起き上がり、

「あー……。
 ダニエラ。何してんだ」

起き抜けの一言としては、自然だったけれど。
拘留されたカポ・レジームらしからぬ態度と言葉で、
かりかりと頭をかいた。
(-443) 2023/09/19(Tue) 20:36:20

【念】 口に金貨を ルチアーノ

「……顔洗ってケアをしてくれ。
 流石に美人の顔が台無しだ明日に響く」

爪は、と言いかけてまたなにかの琴線に引っかかっても困ると口を噤んだ。
女が泣いているとき口は災いの元、余計なことは言わない方がいい。身を持って学んだ。

「泣かすだけなら良くするんだがなあ……」

対処法と止め方を知らない無法者はため息をつく。
そうしているとその一通の電話がやってしまった。
(!20) 2023/09/19(Tue) 20:39:05