人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「……すとれっちゃあ」

病院の廊下でシャーのやつ。
全然分からなかった。


合議に行きたいと聞きつつも
そんなにすぐに体は動かない。

どうしよう。
……そんなところで、声が聞こえた。
やけに冷静に、連れてきた少年が答えた。



嗚呼、良かった!

……何か言わないと。
手を貸してくれとか、
運んでくれだとか、
何が起こったとか───



「………ひとと、人が、」

垣間見た凄惨さを思い出した男の喉は
震えた言葉を吐くだけが精一杯だった。
(38) 2022/03/01(Tue) 20:08:22

【人】 規律 ユス

>>薬局

 蛇足ではあるが、この時まで青年はヒメノへの口調を悩んでいた。永遠の18歳ってどちらなのだろうかと。

「ヒメノ……ヒメノさ……、……。
 …………ヒメノさんは死んだのか。そうか」

 状況を把握する方に専念している為か、ナツメのほうは見ていない。お構いなしに動こうとするから、少女の視界を隠す長身がどくのも時間の問題だ。

「……ふむ」

 冷静に答える少年と、震える声で喉に溜まった想いをぽつぽつとこぼした少年を交互に見やる。
 必要な情報を拾い上げて、すべきことを頭の中で組み立てる。

「連絡では刃物と銃が使われていたと聞いた。それらによって歩くのも難しいほど傷を受けたとあっては、じきに炎症で熱が出てもおかしくない。
 エノさんは休んでいた方がいいと思うが……行きたいのなら俺は止めない」

「アクタ。お前はこれからどうする予定だったんだ?
 ナツメ。お前はどうしたい?

 俺はアクタが手いっぱいで回れなかった方に動く。
 エノさんを連れていくなら俺はヒメノさんをここから寮の彼女の部屋まで運んでいくし、その逆なら俺はエノさんを連れて行く」

 参加者の、紛れもない本物の命が喪われたはずなのに青年は眉一つ動かさなかった。
 己と、たった一人の存在以外は皆平等に扱うからだ。
(39) 2022/03/01(Tue) 20:16:58

【独】 清掃員 カミクズ

/*
全、更新後にいったいどうなっちゃうのカナ〜!?
オレは今日でエピ入りの可能性がある事に一番恐怖していますよ
(-537) 2022/03/01(Tue) 20:20:46

【見】 モノノ怪 ユメスケ

>>薬局

「ああ、アクタお兄さん分からなかったか。
 いや俺の説明もひどいわ、ごめんね」

「もう車輪付きのベッドとかでいい気がしてきた。
 緋苺お姉さんを運ぶのにも使っていいかも」

 このVRでの参加者のスペックは等しい。
(@22) 2022/03/01(Tue) 20:23:31

【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ

『選ばれないでやりたい事ってなんだって。
 みんなは思うと、思いますけどね』

ただ、生きたいとか。なにかを望んでいるだとか。
そんな希望ではなくて。

「……」

『俺が居た方が、役に立てることがあると思ったからです。
 居なくなったら、頑張ってくださいねハナサキさん。
 ナツメさんの味方でいてあげてください。

 あの俺からではないんですけど』

『あんまり人前で喋んないから分かりづらいですけど、不器用で優しくて可愛い人だから。
 結構死んで欲しくないなって思いました』

『もらいましたから、ファンレター。
 言ってみるものですね、俺が、入れない理由。
 みなさんがつくってくれたんです。
 ハナサキさんと話してなければ、こうも思いませんでした』

『だから、その。俺のせいにしても、いいです。
 気遣いじゃなくて、したいことです』
(-538) 2022/03/01(Tue) 20:24:07

【人】 普通 ナツメ

>>薬局 
もうひとつ続きます


「え」

 ――――死んでしまった?
 ――歩けないほどの、怪我?

 身じろぎすると、ひやり。
 スカートの生地越し、鋭い冷気を腿に感じる。
 一瞬、目の前の光景にくらりと遠のきかけた思考が鮮明に呼び戻される。

 まだ溶け切っていないそれで、
 赤い目を冷やしてきた理由を思い出して。
 自分への呼びかけに、ひとつ頷いて動き始めた。
(40) 2022/03/01(Tue) 20:26:11

【人】 普通 ナツメ

>>薬局

 息を吸って、吐いて。

「大丈夫、アクタくん。
 がんばってくれて、ありがとう。
 ……遅れて、ごめんね?」

 駆け寄って、そう口に出す。
 もう大丈夫だから、と伝わるように。
 それから、膝をついて、怪我人の顔を覗き込んで。

「えっと……大丈夫……?
 じゃ、ないと、おもうんですけど……」

「休めるとこ、運びます。
 合議は、ちょっとくらい、待ってくれるはずです。
 あ……運ぶのに、担架、みたいなの。いるんだね」

「ユスくん、出せそう?」

 少女は、息をしているものを優先した。
 
この場で頽れずに直視できる、ぎりぎりがそこだった。
 
(41) 2022/03/01(Tue) 20:28:56
メイサイは、呼んでおいて特に説明しない。ユメスケさんよろしく。>>薬局
(t38) 2022/03/01(Tue) 20:30:00

ユメスケは、よろしくされていました。知らんけど。
(t39) 2022/03/01(Tue) 20:31:42

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 奇形 メイサイ

 彼はお揃いになったのがうれしくなってわらった。

『考えただけさ。そう言う誰かがいるかもしれない場所だろ?』

『ああいうところに慣れてはいないな、俺。
 そう見えたんなら、したいこととそれをする為の手段が
 俺の中で明確だったからじゃない?』

『アクタお兄さんの助けたいが叶えばいい』
『だめでもアクタお兄さんの気がちょっとでも軽くなるといい 
『緋苺お姉さんの生きたいが叶えばいい 
『色芽木お兄さんの生きたいも叶えばいい 

『優先度は上から順。
 全て末尾に(必須ではない)がつくんです』

『それで素人ができることなんてひとつだけだったから
 迷いがなかっただけ。みんなが助かるように動くこと』

『議論は盛り上がるんじゃなかろうか。
 昨日よりも話すことはあるだろうよ』

 実際がどうなるかってわからないけどね。
(-539) 2022/03/01(Tue) 20:35:21

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

冷静な男の言葉を、行動する少女を、
ぼんやりと見聞きしながら
歪む視界を元通りにしようと、袖で目元を拭った。

「……ぼく、は、」

どうする予定、だったか。
エノ怪我人ヒメノ死体も、毛布をあてがって、拙い応急手当てが施されているのみで──W中途半端Wな現場をぐるりと見渡す。
……何も出来なかった。結果として、そんな心境。


「……まかせる」

自分は駆け付けただけで
止める事も、救う事も、きっと出来ていないから。


「どっちも、何とかしたくて、
 でも……ナツメ、さん、が……そうするなら
 ぼくは、………ヒメノを……。」
(42) 2022/03/01(Tue) 20:37:55

【人】 剣道 ツルギ

>>33 >>34 カイ

してどうなるんだ。
…そんな正直な感想と、もう一つ違う感想を君の呟きに持った。

「…ヒメノは望まないだろ。………多分。」

彼女は常にアイドルとしていようとしていたから。
きっとこの、ただ生きたくて抗う自分ヒメノ≠ヘ見られたくないんじゃないか。
本当の気持ちなんてわからないから、ただの予想。

そして、君が立ち去るのを黙って見送った。
(43) 2022/03/01(Tue) 20:39:00

【人】 剣道 ツルギ

>>43

一人きりになった店内で、青年はもう少し続きを見た。
恥も外聞もなく生を求めて、悔しそうに爪を噛む少女。その姿を見て思うことは。


「………また会えるかな。」


今の君となら、たくさん話せるだろうなあ。
もし生きてまた会えたら、話したいことも聞きたいこともたくさんある。
まあ、機会があればって感じ。
その程度だけど、その程度には思えるようになったんだ。たった今、ね。
(44) 2022/03/01(Tue) 20:40:10

【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ

『アクタさんですか……』

カイさんも、どちらも何が何でも死にたくないと言っていた二人。
その理由をハナサキなりに考えてみます。
……無差別だからだろうか。
ランダムでもなく選んだ誰かに票を入れる人。
そうだとしたら、この提案はやはり客観的に生存を意識したものなのだろうと思いました。
ごめんなさい。
誰にも届かない呟きを零して返答。

『わかりました。今日は私もアクタさんに。
 私にフカワさんの票まで預かる価値があるのかは疑問だけど、応援されるなら応えたいです。
 もう少しで見つかりそうな気がするから、待っていてください。
 心配、させないように自分の足で進む先を選べるように頑張ります!』

『ナツメさんがそんな事を。
 やっぱり私よりもよほど強かですよ彼女。
 改めてちゃんと話してみたらどっちが気に掛けられてるのかって思い知らされましたもん』

『私達どっちも、ナツメさんの普通に助けられましたね。
 こんな所でもそのままで居られる人ってすごいと思います。
 死んで欲しくないって思います』

『今日の選択だって同じですよ。
 フカワさんがしたい事で私がしたい事です。
 きっかけはフカワさんだけど……私も自分で選びます』

それがこの話し合いの義務なんだから。

『その結果何が起きても、もう受け入れるつもりです』
(-540) 2022/03/01(Tue) 20:42:03

【人】 規律 ユス

>>薬局

「分かった。ストレッチャー2台出すか。ああいや、エノさんは車椅子のほうがいいだろうか。傷の詳細がわからないが、とりあえずどちらも出そう。

 アクタがヒメノを運ぶなら俺はナツメを手伝う。
 ……コタ、暇か? 時間があるならせめてアクタがヒメノを運ぶまで付き添ってほしい。

 ただどちらにせよ乗せるまでは俺一人だと厳しい。乗せるところまででいいから、手伝えそうなら手伝ってもらえないか?」

 自分の今の身体能力や状況を鑑みながら淡々と答えていく。その間にも手帳型の端末に必要な物の名前を書き込んで呼び出した。ストレッチャーは何度か世話になったことがある。呼ぶのも容易だった。

 そう言って、青年は手伝うままに手伝うだろう。あいも変わらず無愛想に、無機質に。
 生きていても死んでいても、青年の心は何も動かない。
(45) 2022/03/01(Tue) 20:46:17
ユスは、ストレッチャー2台と車椅子を出した。それからタオルも。
(a79) 2022/03/01(Tue) 20:46:37

ユスは、タオルをアクタに渡す。渡すというより最早投げつけるのほうが正しい。
(a80) 2022/03/01(Tue) 20:47:02

【独】 園芸 ハナサキ

/* ナツメさんのとこめっちゃ集中してない……?
なんかアレだったかも……(突撃先を見誤る
(-541) 2022/03/01(Tue) 20:47:11

【人】 規律 ユス

>>薬局

「アクタ。泣くなら一度落ち着くまで泣いておけ」

 タオルを投げながら言った。

「泣きながら運んで躓いて、今度は怪我したお前を手当てして運ぶことになった結果合議に遅れるなどになったら俺が困る」

 それ以外に理由はなかった。気遣いすらもない。
 この青年は青年の為にしか動けない。
 それだけだ。
(46) 2022/03/01(Tue) 20:49:20
アクタは、タオルを投げられて、力無く受け取った。
(a81) 2022/03/01(Tue) 20:49:49

ユメスケは、色芽木お兄さんは座っているのもキツいだろうからと、ストレッチャーに乗せることを勧めた。
(t40) 2022/03/01(Tue) 20:49:52

アクタは、「背中と、からだじゅう切られたみたいな傷が……」
(a82) 2022/03/01(Tue) 20:51:28

【独】 園芸 ハナサキ

/*また一人で突っ走りをやってしまったかも……ふぇぇ……
(-542) 2022/03/01(Tue) 20:51:35

【人】 美術 エノ

>>薬局

あまり多くを語れないし。
あまり回りも見えない。
音だけで何かを判断するしかない。
女性の声が聞こえた。

「………あぁ…………」
「………オレンジジュース、ありがとう………。」


そう言えば伝えてなかったな。
伝えに行くつもりだったんだけど、と。
どうでもいい事ばかりが浮かんで。

「……ごめ………しゃべるの、きついな………」
「……適当にしといて…………」


意識を失わないようにだけ、手を尽くす。
今できるのは、それくらいだった。
(47) 2022/03/01(Tue) 20:51:58

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

力無く頷いて、タオルに顔を埋めて、
……名残惜しそうにエノを見つめて。


それから、ヒメノに再び近付くまで
暫く時間を掛けるだろう。

合議には、きっと遅刻する。
(48) 2022/03/01(Tue) 20:54:18

【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ

後程連絡するというメッセージのあとに、

ひとつだけ。

『ここで教わった一番為になった話は』

『命の重さは皆平等でも
 つける値札の価値はちがうことです』

『それではまた後で』
(-543) 2022/03/01(Tue) 20:55:19