―　歓談車両　―

［食後の休憩をしていた時かしら。
　その人が通りかかったのは。
、じゃなくて、という反応になっただけ進歩したんじゃないのかしら。

　ちょっと、何よその言葉と視線。
　私はその背に向かって一声かけておいたわ。］

　
　汚したくないとか。壊したくないとか
　私にだって色々あるのよ！


［嫌なら最初から受け取らないわよ。全く！］
　

　　

　

　私ならもし奪われたら、それ以上に
　
　人生長いんだから
　いい事とか、嬉しいとか、幸せに上限なんてつけるものじゃないですよ。


［まぁ、これは庶民でしかない私の立ち位置の私の持論。
　役に立つ言葉じゃなかったかもしれないわね。

　その花を私はなんでか、大人しく受け取ったの。
　髪まで撫でられれば不思議と動けずに。



　

［馴染んでる、と言われればいつもの調子で私もでしょう？　って胸をはるのよ。




　─────


［よし、今度はいつもの調子で返せたわ。
　なんて、みょうちきりんな事言うから現実に戻ってこれたわ。

　笑い方で揶揄われたのはわかったのよ。

　

　

　なんて内心を知ったら文句の十個は言ったと思うわ。］


　……育ちはよさそうですが
　見えるか言われても……


［いや、待って。無駄に偉そうなのとか
　全く見えないか？　と言われるとどうなのかしら？］


　いや、実際の王子様なんて遠目にしか見た事ないので。わかりません。
　物語の王子様って意味だったので。


［素直に返答しておいたわ。
　というか変な反応。いや、まっさかぁ。まさかなんて知らないもの。

　動揺なんて流石に見抜けなかったし、魔法が簡単に出せていたとか魔法使いじゃないんだから見分けなんてつきはしないもの。］
　

　　

　……貴方もそういう事言うんですね。



［そう言われても、ただの言葉で、魔の力なんてないものに効果なんて保証をつけれるわけがないのよ。
　勿論、歌の力や言葉の力を否定しているわけじゃないわ。


　

　

　効果はじゃあ、
　未来の世界一の歌手に出会えたって事で一つ。


［なーんて。また自信過剰な返事をしたものだったわ。

　色々思うとこはあってもそれでも
　でも、まぁ　

　だから、今さっきの変な顔にわざわざちゃんと、理由をつげるなんて反応したのは嬉しかった分のお礼よ、お・れ・い。

　

　
［オトヒメ殿とのこたつ談義は、
　まずはここで出会ったご縁の話で。>>279］


　　5人か……。
　　ボクは自分とオトヒメ殿を入れて8人かな。

　　アンジェやリエブル、宝石商さんや探偵さん。
　　あと昨夜、体調不良で騒ぎを起こした人もだね。
　　お仕事で縁が繋がりそうな人もいて、
　
　　　　　　　　　　　　　　　


［そんなつもりはなかったが、
　やはり取れる仕事は全力で取る姿勢が、
　ここでも発揮されてしまった。

　体調もすこぶる良好で良かった！>>280
　
　
　

　
［ボクがを頼めば、
　オトヒメ殿はを。>>281
　ボクも横目に見ていたが、美味しそうだし、
　やっぱり世界観的にオトヒメ殿には合っていた。
　これぞ


　　ペンギン・スノードームは、
　　
　　いや、よくこんなスイーツを考えたよね！


［ボクだって脳内で言語化するばかりではなく、>>277
　表情も蕩けるようだったさ。
　
　

　
［そんな風にを楽しんでいた所、
　お土産を物色しに来たと思しき異分子が。>>291］



　　　　　　　　　　　　　　　　　

［……ここで会ったが百年目とはよく言ったものさ。


　

　

　東方の国には青春18きっぷと言う概念が存在するらしいよ！
　故にボクは、ギリ青春時代を過ごす若者。

　
　

　


　

　　いい大人が年末年始の最中、
　旅行を楽しんでいる皆の心に水を差し、
　
　優しく対応してくれた人たちの心を無碍にしたね？


　］
　

　


　　>>96じゃないよね？？？

　メンタル純豆腐製はどっちかな？
　同じ豆腐でもキミに比べれば、まだボクは木綿だと思うよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　


　

　
― 夜明け前：展望車両 ―


　　それは有難いですね。>>251
　　ですが努力していただく対価に相応の報酬は
　　ちゃんとお支払いしますからね。


［この傷痕は私がリビングデッドである証でもあります。
　常に隠せるようになったところで
　普通の人と同様に生きられないのは承知の上ですが
　

　
　
　

　それはそれとして、
　この汽車を降りてからも縁が続きそうなのは嬉しいです。
　もしお父様と遭遇の機会があったらどうしましょうね……。
　10年前なので流石に文面は覚えていないと思いますが
　インパクトがあるエピソードではあるでしょうし、
　黒歴史ポエム探偵という記憶の残り方に
　なっていないよう願います。］

　　私も
　　もう少しでしょうか？楽しみです。
　　お日様に願いごとでもしてみましょうかね。>>135　*
　

　

　

[自室で過ごしていくうちに、
やがて訪れるは降車の時間。
名残惜しい、別れの時。>>n0>n1


乗車時と同じ扉から降りるのは>>n0>>n1
経験から知っていたので
降りるために向かうは歓談車両。
其処には既に何人が集まっていたでしょうか。