人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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視点:


【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ お姫様抱っこされれば、抱えられたままの身を乗り出し
 先程のように、再び首筋をそっと舐めた後──耳朶を甘噛みした。
 
 ……よし、牙も爪も出ていない。

   
──大丈夫、まだ抑えられている。
]


  かっこいいぜ、俺の王子様。  
  王子様が望むのならば、俺は何だって……。


[ 付き合い始め時は過ぎ、既に幾度と肌と唇を重ねてきた。
 甘美な吐息に甘露の蜜、時には輝く雫も与え、与えられ続けてきた。

 ただし、俺達は互いに”それ以上”のモノを欲し続けている。 
           
 ──いや、必要と 
している
。 ]
 
(-191) 2019/04/21(Sun) 22:43:44

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ 普通の恋人達ならまず必要のないもの。
 しかし、俺達にとっては欠かせぬもの。

 定期的に搾取し続けなければ、肉体、精神面共に
 強烈な渇望を齎し、様々な悪影響が出てしまう。

 俺とリーは種が違えど、求めている根本は同じ。
 ──“人ならざる者”として、互いに

 
新鮮な血肉
 を欲し続けている。

 思えば最初に味わったのはリーの方だったが、
 その後、俺自身も一度味わってからというもの、
 あまりの美味さに衝撃を受けた。
  

 
──これは、絶対に手放せない、と。
]
 
(-192) 2019/04/21(Sun) 22:43:52

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ 尤も、俺がリーの傍に居続けるのは。
 これからの人生、共に生きると決断したのは
 当然これだけが理由では無い。

 極端な話、飢えの渇望は誰でも満たされるのだから。
 
 第一印象は底辺最悪。
 年上なのに保護者のようなことをさせられ、
 なるべく話したくない、関わりたくなかった相手。

 それなのに気付けば仲良くなっていて、
 気付けば親友と呼べる関係になっていた。

 俺が自らの失敗で絶望し、奈落の底へと沈んだ時。
 奴を完全に信用出来ず、黙って逃げたはずなのに、
 足しげく通ってくれて──俺を、救い上げてくれた。
 
 その後、すっかり立派になった奴が、多くの仲間に
 慕われる姿を見ることになって。
 過去を知っている分、我が子の成長を見守り続けてきた
 親の如く誇らしく思うと同時に……ほんの少し、寂しさを感じた。

 この時、俺はリーの『一番』で『特別』になりたかった、と悟る。
 
(-193) 2019/04/21(Sun) 22:44:00

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ 俺はきっと、この先リー無しでは生きていけないのだろう。

 あいつが近くに居ない未来が、既に想像出来ない。
 あるとすれば、それは再び影に飲まれ、
 引き篭もり生活を送っているビジョン。

  ──そんな未来、認められるはずもないし、存在させない。

 だから、そのことを……。]

 
(-194) 2019/04/21(Sun) 22:44:24

【独】 裁判官 リーベルト

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僕の王子様もかっこいいです[ぎゅぎゅ]
(-197) 2019/04/21(Sun) 22:54:22