人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:


【人】 グルメライター ヤワタ



 あ――……


[振り返る。横を見る。]

[目の前の皿を見る。]

[うさぎがいるのは、どう見ても自分の皿だけだ。]
(547) 2023/03/06(Mon) 19:57:38

【人】 グルメライター ヤワタ


 っ、 ああ、

[黒板には「二種」とある。>>78

1. アイスボックスクッキー
2. 薄焼きのワッフルクッキー

うさぎは――「クッキー」としては3種類目だ。
メニューにはなくそれでいて誰が作ったか明白なその形は、自分がいつかのランチ>>0:72に貰って写真を撮って、「また食べたい」と告げた>>0:136ものと同じ。]


 あー……どうしよう。


[口元が緩み切って零れ落ちてしまいそうで、手の甲で抑える。]
(548) 2023/03/06(Mon) 19:58:46

【人】 グルメライター ヤワタ


 嬉しすぎて言葉が出てこないや。


[今までたくさんのものを食べて来た。
人よりも多くの料理人の味を知っている自負がある。
彼等に感想を伝える時、また知らない人がその味を想像できるように願いながら記事を書く時、自分は言葉をたくさん発してきた。

咄嗟に出ないのは、物理的に口が塞がっている時を除いて初めてだ。]
(549) 2023/03/06(Mon) 19:59:47

【人】 グルメライター ヤワタ

[真白は今日とても忙しい。
サーブが終わって次の仕事に取り掛かるのを引き留める権利なんて自分にはない。]

 ありがとう。
 うさぎ、可愛い。 ……びっくりした。

 マシロちゃんは僕をどこまで幸せにしてくれちゃうんだろうね。

[スマホのカメラを起動した。
全体を撮って、いちごの花を上から撮って、横からクッキーとブッラータの層を撮って。
うさぎ達の表情を収める。

いつもより時間をかけた撮影の間、口角はずっと上がりっぱなしだった。]
(550) 2023/03/06(Mon) 20:00:28

【人】 グルメライター ヤワタ

[複数枚あるクッキー。
今日の流れでいくと、これもシェアするのが自然なのだが。

粉砂糖を被ったうさぎを手に取る。]

 ……僕の、

[向かう先は隣席やその向こうではなく、自分の口元に。
齧るとさくっと割れてバニラの香りが広がった。
おいしい、と呟いて2枚目を取る。
描かれたうさぎと似た表情を浮かべては食べ、満面の笑みのうさぎを残して一度おしぼりで手を拭いた。]
(551) 2023/03/06(Mon) 20:01:02

【人】 グルメライター ヤワタ


 こっちのブッラータミルフィーユの方はどうやって食べよう?
 ナイフで切ったらクッキーは粉々になっちゃいそうだし、一度に齧ると落としそうだな……。

[迷った結果、邪道かもしれないが上段と下段に分けた。
両方にいちごを乗せて持ち上げる。]

 ん!んーっ!
 そう、これだよこれ、僕が好きなの!
 チーズだからおかずもいいんだけど、生クリームがある分スイーツとして食べたいの!

 はー……このクッキーの甘さとバターの香りがまたブッラータを引き立ててて、いちごの酸味がアクセントになっててもう幸せとしか言いようがない……。
 もうこれ以外のミルフィーユはミルフィーユって名乗ったら駄目です……。
(552) 2023/03/06(Mon) 20:02:07

【人】 グルメライター ヤワタ

[あっという間に食べきって、玄米茶を啜る。
皿にはうさぎがまだ1匹。]

 ……食べたら終わっちゃうなぁ。
 連れて帰っちゃおうかな。
 ね?

[うさぎに話しかけるように。
食品用ポリ袋を言えば1枚もらえるだろうか。
おいしいをシェアする喜びを感じた夜の最後に独り占めしたバニラうさぎを摘まんだまま、暫く考えている。*]
(553) 2023/03/06(Mon) 20:02:30

【独】 グルメライター ヤワタ

/*
あまりに食べた過ぎて今日仕事帰りにブッラータとバターワッフルクッキーといちご買って帰って作ってしまった。
僕はブッラータのはちみつがけを村で何度も食べるくらいすきなので間にはちみつも垂らしたんだけど最&高だった。
ホントこれ以外のミルフィーユはミルフィーユを名乗っては駄目です。
(-134) 2023/03/06(Mon) 20:04:41
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。
(a73) 2023/03/06(Mon) 20:17:12

【人】 グルメライター ヤワタ

[彼女にとって、クッキーを「また」つくることは、第一歩だったと言う。>>217
作ることに勇気が必要だった事情はまだ聞けていないが、踏み出したという意味で特別な日だろう。
サーブに緊張するのはわかる。>>577

だが自分が感じていた喉の詰まりにも似た緊張は。
彼女の緊張がうつった訳ではない。

自分にとっても特別な瞬間だからだ。
そう、わかっている。]
(603) 2023/03/06(Mon) 22:03:34

【人】 グルメライター ヤワタ


 ありがとう。

[目の回るような忙しさの中、出来上がった皿を持って来てくれたのは手伝いに駆り出された店長ではなく、いつもホールを担当している知恵でも隣の栗栖に運んだ沙弥でもなく、真白自ら。>>578
待ち遠しかった、のは事実だけれど。
「待たされた」感覚はない。

いつも明朗快活な、料理に関しては普段謙遜しない>>0:301彼女の声が震えていて、堪らない気持ちになった。
浮きかけた手を戒める理性があったのは、アルコールを我慢していたおかげだ。

それなのに、予想外――予想以上のものを目にして、言葉が止まってしまう。
その間彼女をどんなにか不安にさせていただろう。
俯きかけた顔>>580に、心配いらないと言葉ではなく表情で伝えられただろうか。]
(604) 2023/03/06(Mon) 22:04:21

【人】 グルメライター ヤワタ



 迷惑?まさか!
 おいしいよ、幸せだよ。

 マシロちゃんのクッキーが食べたいって思ってて、食べられた。
 これが幸せじゃなかったら何なの!


[語彙を失った自分のせいで彼女が不安になって、忙しいのにこの場に引き留めてしまったとしたら申し訳ない。
それと同じくして、自分のこの幸せを齎してくれた本人にすべて伝えられる幸福を感じている。]

 他の誰でもなく、マシロちゃんに。
 幸せにしてもらったよ。
 普段言葉でお金貰ってるのにね、こんな時に上手い言い回しができないんだけど。

 幸せ、だし。
 マシロちゃんがまた作ってくれるなら、その度に幸せになれるって確信がある。
(605) 2023/03/06(Mon) 22:04:57

【人】 グルメライター ヤワタ


[袋をもらった。>>583
笑顔のうさぎを持ち上げれば、似た笑顔の彼女がいる。]


 僕はすっごく幸せにしてもらったけど。
 マシロちゃんがね、自分が作ったものを誰かに渡すことを「迷惑」って思ってしまう理由が知りたいって思ってしまうんだ。どうしても。

 今日は――忙しいよね。うん。
 
 いつか、聞かせてくれる?

 次の時でも、また次の時でも。

 マシロちゃんがクッキーや、ケーキや、他のスイーツを作る時、絶対いるから。
 皆勤賞するから。

[袋に入れる前にクッキーのうさぎの頭を撫でる。]
(606) 2023/03/06(Mon) 22:06:04

【人】 グルメライター ヤワタ



 ところで――
 栗栖くんを「鈍感」って言った白うさぎさんは、
 勘は良い方かな?


[粉砂糖をまとったクッキーを口元に一度近づけて、ビニールにそっと入れて微笑んだ。*]
(607) 2023/03/06(Mon) 22:06:29
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。
(a84) 2023/03/06(Mon) 22:10:17

【独】 グルメライター ヤワタ

/*
レイラちゃん早いね〜いいね積極的で!てによによして僕はずっとご飯食べてるつもりでいたんだけど、すきだなって思ったら僕の方が早かったよね……。
発言数的には全然多弁じゃないけどご飯はいっぱい食べたな。
(-148) 2023/03/06(Mon) 22:23:05

【独】 グルメライター ヤワタ

/*
あーーーーーーーーーーーーーーーー
天を仰いでいる。
かわいい……
僕の白うさぎさんが最高にかわいい……
(-153) 2023/03/06(Mon) 23:16:51

【人】 グルメライター ヤワタ

[幸せという言葉以外で幸せを表現できない程にポンコツになった男の言葉でも、彼女を安堵させることは出来たようだ。>>632
ふらついたように見えるその肩を支えたいと腰を浮かしかけ、カウンターがあることを思い出す。
まだそこを乗り越えられる資格を自分は持っていない。
持ちたいと思ってはいるけれど。

彼女がお菓子作りに対して抱いている自信の無さについて、いつか聞けたのなら、そこに自信を与えられるまで何度も幸せだと言いたくて。
彼女の「そこ」を埋めるのは自分だけでありたくて。]
(658) 2023/03/07(Tue) 0:06:12

【人】 グルメライター ヤワタ


 うん。

[仕事中の、それもここ最近では一番忙しい店員に対し、含みたっぷりの行動を取る。
唐突なそれは彼女の時を止めるに十分な衝撃だったようだ。>>634
暫くにこにこと彼女の脳が意味を咀嚼するのを待つ。

前提として、彼女にとって自分はナンパするような人間ではないと思われているのは知っているけれど。>>1:621]

 っふくく……
 なんて可愛い嘘を吐くんだ君は……

[思わず噴き出した。>>635
みるみる内に見えている肌が全部桃色に染まっていく。]
(659) 2023/03/07(Tue) 0:06:41

【人】 グルメライター ヤワタ


 あるよ。
 今日の夜中だって、明日でもいつでも時間は作れる。

 そういう仕事だっていうのも、実は言ってなかったよね。

[昼にも夜にも店にいるし、那岐などは気づいているようだから真白も察しているかもしれないが。]
 
 言うし、聞きたいから、待ってる。
 今度は偽りなくナンパです。

[紙ナフキンにボールペンで書く数字と文字列。
どちらを使ってくれても構わない、と差し出した後。]
(660) 2023/03/07(Tue) 0:07:26

【人】 グルメライター ヤワタ

[伸びて来た指先がちょんと服を掴む。>>636
真っ赤な顔で、瞳を潤ませて。]


 
……あんまり可愛いことされると「待て」ができなくなるからだめだよ。



[堪えるように唇を全部内側に巻き込んだ顔は、随分と間抜けだったことだろう。**]
(661) 2023/03/07(Tue) 0:08:28
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。
(a93) 2023/03/07(Tue) 0:10:19

【人】 グルメライター ヤワタ

――「なんでもなくない日」に――

[最後にとびきりのことがあった一日だけれど。
よくよく思い返せばそれ以外にも珍しいことはたくさんあった。

テーブル席を振り返った時に気づいたが、前日隣に座った高野は芸能人らしく変装していたし、つい先日まで長く挨拶くらいしか交わさなかった葉月と鍋をつついたのだって記念日レベルに大きな出来事だ。

彼がこんなに可愛かったことを初めて知ったけれど、それを前からよく知っていたとばかり栗栖には名前の呼び捨てと口ぶりでマウントを取られた。>>619
上にも下にも調子の良い次男は長男(の座はやっぱりもらっておこうね)をヨイショするのも上手い。>>620>>621

「みんな可愛くてみんないいんだよ」

返って来た葉月の為に2枚目のピザ(こちらはしれっと4等分して自分と栗栖も一切れ食べた)を頼み、可愛い談義を無理矢理まとめようとする。
チエちゃんが可愛いのもシャミちゃんが可愛いのもまるっと同意。
だけどライ麦パンは見逃してないよ。>>588
ブッラータ乗せてはちみつをかけてください。]
(681) 2023/03/07(Tue) 0:50:14

【人】 グルメライター ヤワタ

[営業時間が過ぎても片づけなどで退勤時間はまだ遅い。
スタッフがいつもより少ないなら尚更。
肌寒さをジャケットの前をぎゅっと握ってやり過ごし、通知音を待っている。

ちなみに独身男性の優雅な巣穴は徒歩圏内にあります。
彼女の家はどこだろう。
送っていく道すがらの所要時間で終わらなければはみ出しは電話か後日かとは思っている。]
(683) 2023/03/07(Tue) 0:50:31

【人】 グルメライター ヤワタ

[ああそうだ。

 
いちばん可愛いのは僕の白うさぎさんに決まってる!


店内じゃ言わなかったけどね!**]
(684) 2023/03/07(Tue) 0:51:00