人狼物語 三日月国


175 【ペアソロRP】爽秋の候 【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【独】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

/*
ぬるこんさんてんさいだな(定期)
何してもお上手…………筆力……

自分がへたっぴなせいでやりにくいだろうに
何投げても素敵に返してくださるよね……神……

ヘンリーかわいいよぉ.°(ಗдಗ。)°.
(-6) 2022/09/23(Fri) 8:30:14

【妖】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[いつもは何者も寄せ付けない
 強く美しい戦場に咲く花だ。

 だけどいまはそうではなく
 嫉妬に狂う般若でもなく

 風に吹かれるだけで潰れてしまいそうな
 ただの女の子に見えた。>>$2
 
($3) 2022/09/23(Fri) 10:36:26

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[大人しく抱えられてくれた身体は
 羽根みてぇに軽かった。>>15

 こんなにも小さくて細ぇ肩に
 家族の期待や世界中からの希望が
 のしかかっていたんだな。

 魔王を倒した素晴らしい栄誉。
 ……なのに。

 誰も悪くねぇとは承知だが
 酷い仕打ちだと思っちまう。]
 
(20) 2022/09/23(Fri) 10:36:51

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[返事をしてくれる様を見て>>17
 失敗したな、と自らの選択を悔いる。

 強がらなくて良いんだ。]
 
(21) 2022/09/23(Fri) 10:37:49

【妖】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[友達なんだから秘密にされてたの
 ちょっとくらい怒ったって良いのにさ。

 不満も哀しみも全部胸に仕舞って

 生えた棘すら自分に向けて
 必死に押し殺して

 妬ましいはずの相手に
 祝いの言葉まで伝えようとして

     お前は本当に……、優しい奴だよ。]
 
($4) 2022/09/23(Fri) 10:38:00

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[泣き顔は普段より幼く見えた。
 折角のかわいい顔がぐしゃぐしゃだ。

 先程からだがヘンリーのこんな姿は初めてだった。
 胸がぎゅうぎゅう締め付けられる。]


   ……良いんだ、取り繕わなくて
   ごめんもいらねぇ……


[全然大丈夫じゃなさそうなやつが
 大丈夫だと言い、会場に戻れと言う。>>18

 ……こんな時に俺のことまで
 気遣ってくれてよ。

 一人にして欲しいのかも知れないとは、思いつつ]
 
(22) 2022/09/23(Fri) 10:38:44

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[ジャケットを脱いで、ヘンリーの頭から掛けた。
 剥き出しの肩や背中が
 直に冷たくなる風に
 冷やされてしまわないように。

 そうして正面から抱き締めた。
 借り物のシャツが化粧で汚れたって知らねぇ。]


   俺がここに居たいんだよ
   悪いか

   お兄ちゃんはかわいい妹を
   置いてったりしねぇの

   ……こうしてたら俺からも見えねぇから


[見えてねぇから取り繕う相手も居ないんだぜ。
 だからさ、どうか独りぼっちで泣かねぇでくれよ。

 よしよしとゆっくり、頭を撫で続けようとする。
 その手つきは、彼女への愛おしさのぶんだけ優しく。]
 
(23) 2022/09/23(Fri) 10:43:05

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[どうしたら彼女の苦しみ哀しみを
 取り除いてやれるんだろう。
 全部引き受けて、あったけぇ羽毛みたいな
 幸福感だけで包んでやりてぇのにさ。]
 
(24) 2022/09/23(Fri) 10:43:16

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[────あーあ。
    俺がアスベルだったなら、よかったのによ……。*]
 
(25) 2022/09/23(Fri) 10:43:44

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

――回想:夜が明けてからと赤い眼の彼の話――
 
 
[ あの夜、たった一晩で
 わたしの知る世界は変わってしまった。 ]
 
 
(D28) 2022/09/23(Fri) 17:26:25

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

[ 突如発生した局地的な地震と、 それによって発生した大規模な土砂崩れによって 一つの集落が丸ごと飲み込まれた。
 そこに暮らしていた住民たちも全員死亡したと世間ではそう伝えられている。

 父も、母も、兄たちも。
 ……わたしの知る人たちも、皆、いなくなった。
 先生たちに助けられた後、運び込まれた病院でそのことを知らされた。


 そのとき直接先生たちから聞かされたことはそれほど多くない。
 だから、なのかな。
 自分でも不思議なくらい、悲しい気持ちはなかった。
 ……ただ、あまりにも現実味がなくて。

 壁も床も天井も、何もかも真っ白な知らない病室にただ一人。
 退院するその日までただただ抜け殻みたいに過ごしてた。 ]
(D29) 2022/09/23(Fri) 17:38:05

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

[ 退院した後、わたしは先生たちに引き取られて。
 そこで、わたしの知らなかった飛鳥井村のことを知らされた。

 飛鳥井村があった山の地下深くには、人の世と人ならざる者たちの世を繋げる『幽冥門』という特別な呪物があり、それを封じるために渡守の一族のなかでも 結界術に長けた者たちによって『門』の封印と守護が行われていたこと。

 『門』を封じる結界を維持するために、渡守の一族は『神』と呼ばれる存在の力を『門』の封印に代々利用していたこと。

 そして、あの夜。
 あのときの地震は『門』を奪うために何者かが人為的に起こしたものだということ。

 あの地震によって封印が弱まったことで邪気が周辺に溢れ出し、地震以外にも大きな災厄として近隣に大きな被害を齎したこと。

 ―――…何もかもが初めての話で、そして小さなわたしには何よりとても難しくて。
ただ、困惑しながら話を聞いていた。 ]
(D30) 2022/09/23(Fri) 17:39:29

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

[ それからもうひとつ。 ]


  ……あの子は、神様はどうしたの?


[ 『門』を封印するために彼は利用されていて、その『門』が奪われてしまったというのなら。
 彼が今もあそこに封印されたままでいる理由はないはず。

 そう思って、彼について聞いたところで。]


 『あーそれなんだけどね。
 こっちもちゃんと話しておかないとなぁ』


[ そういうと先生はぽんぽんと軽く手を叩いてみせた。
 まるで何かを呼びよせるように。

 そうして次の瞬間、何もなかったはずのその場所に知らない男の子が一人、空間に滲むようにして現れた。 ]
 
(D31) 2022/09/23(Fri) 17:40:22

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

 

 ……。

[ なんやかんやあって数十分後。
 先生の家の縁側に、わたしとその子はふたりきりで座り込んでいた。 ]


 ……ねぇ。

 ほんとうに、きみ、あのときの子なの?


[ 問いかければ、こくんと無言で頷くのが見えた。 ]
(D32) 2022/09/23(Fri) 17:41:36

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音


 先生から聞いたけど、
 …あんまり姿がちがうから、びっくりしちゃったよ。


[ 彼が目の前に現れた後、先生から聞かされた話。
 あの夜、わたしを助けようとして逆に自分自身の瘴気でわたしを殺しそうになってしまったこと。
 それを助けるために、私と彼のあいだで式としての仮契約を結んだこと。

 いろいろ事後承諾なのは、ちょっと気にかかるけど。 ]
(D33) 2022/09/23(Fri) 17:42:51

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音


 ……ごめんなさい。


[ まずは、謝らないといけない。
 縁側に座ったまま、深く頭を下げて謝罪の言葉を口にする。

 あの夜、自分は祟り神だとあの子は言っていた。
 渡守の家が封じ、代々利用してきた『神様』がこの子だとして。
 …自分のことを祟り神だと名乗るくらい、わたしの家や故郷の人たちは彼にたくさん辛い想いをさせてきた。
 わたしは、何も知らないまま安穏と故郷で過ごしてきた。
 そういうことなんだと思う。 ]
(D34) 2022/09/23(Fri) 17:44:40

【秘】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音 → 妖もどき 辰沙

 

 それと、助けてくれてありがとう。
 ……また会うことができて、ほんとうにうれしい。

  
(-7) 2022/09/23(Fri) 17:45:46

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音



 あのね。
 先生が、おうちにおいでって言ってくれたんだ。
 先生本人は忙しいみたいだけど、
 おうちには奥さんもいるから平気だって。


[ そ、と。
 彼の前に手を差し伸べて。 ]


 ちゃんと契約して、わたしのそばにいてほしい。
 わたし、退魔の才能はないっていろんな人たちから言われてるけど。


 これからも君と一緒にいられるくらいに、
 わたし、強くなりたいな。
(D35) 2022/09/23(Fri) 17:47:18

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音


[ そして。 ]


 いろんな世界を一緒にみていこう?
 わたしも、あなたもきっと飛鳥井の狭い世界しか知らないから。


[ わたしは、故郷のことを何も知らなかった。
 わたしたちが暮らす村の仕組みも、
 わたしたちの一族が何を守って来たかも。
 そのために何を犠牲にしてきたかも。

 そしてなにより。
 あの真っ暗な世界でどれだけ長い時間、過ごしてきたかわからない彼に。
 温かくて眩しくて、優しい世界を、たくさん…たくさん見せてあげたい。

 ―――それが、今のわたしの夢。 ] 


 だから、えっと……。
(D36) 2022/09/23(Fri) 17:48:36

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音


[ ほんの数十分前。
 「彼と本契約を結ぶには、彼に名前をつけてあげること」
 「そうすれば晴れて君と彼は術師と式神としての
 パートナー契約が成立する」
 先生に言われて、一生懸命考えたけれど
 …自分の名前の付け方がいいのか、ちょっと自信がない。 ]


 ―――…シンシャ
 辰沙。それが、君の名前。


[ 深く、一度深呼吸をしたあとに、わたしの式神としての彼の名前を口にする。
 
 以前、兄が持っていた鉱物図鑑にあった石の名前。

 かつて『賢者の石』とも『竜の血』とも呼ばれ、丹や水銀の原料にもなった、赤い石。
 その図鑑に載っていた鉱物の、深い綺麗な赤色が彼の瞳の色に重なってみえたものだから。 ]
(D37) 2022/09/23(Fri) 17:49:25

【雲】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音



 ―――よろしくね、辰沙。**

 
(D38) 2022/09/23(Fri) 17:49:53

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 秘密にされたことは
 ショックでないと言えば嘘になるけど
 どうしようもなかったのも事実だった。>>$4]

 怒ったり妬んだりする気持ちもなかった。
 出し抜かれた、なんて思いもしなかった。

 それに、二人の幸せそうな表情を見て


  “ああ、私じゃ勝てない。無理だ。”


 最初から土俵にすら上がれていなかった、
 と、即悟ってしまったから。]

 
($5) 2022/09/23(Fri) 21:07:40

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ でも。

 私かセシリー。どちらが先に
 恋心が芽生えていたのかは分からないけど

 もし、私がもっと早くに
 アスベルに想いを伝えていれば。

 もし、私が先に告白したとしても。
 良い返事を貰えていたとしても。

 ──セシリーと出会った段階で
 想いはあの子に向いていくんだろうな、って。

 恋が散った感情は、マイナスの方にばかり向いていく。]

 
($6) 2022/09/23(Fri) 21:07:45

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 泣き顔を見られたくないから、下を向く。
 エドゥの表情は見えないまま
 優しい声だけが聞こえてくる。>>22]


  
……ち、……が……。



[ 違う、大丈夫。すぐに元気になるから。
 
──ううん、きっと暫くは無理。


 既に言葉にはならず、ただ泣きじゃくるだけ。
 周囲を見ようともしなかったけど
 エドゥは、まだ近くに居てくれているのだろう。
 
 
 一人になりたい思いと、
 傍に居てくれて嬉しい想い。

 二つの相反する感情が、胸の中を駆け回る。]

 
(26) 2022/09/23(Fri) 21:08:51

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 静かな庭に、傷心を掠る冷たい風が吹きつける。
 橙の空が、色と気温を落とし始めてきた。

 ──と同時に、露出した肩に布の温もりが降りかかる。
 エドゥの上着だとは察せた。]



 ( あたたかい……。

  でも、そんなことしたら
  エドゥの方が寒いでしょう。

  いいの、私はもうすぐ戻るから。
  貴方は、アスベル達を祝福に行って……。)




[ と思っている間に、腕が背に回ったと思えば
 人の温もりが、全身を覆っていた。 ]
 
(27) 2022/09/23(Fri) 21:09:18

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  
…………エ、ドゥ……?



[ 私を抱き締めている人の名を、呼ぶ。

 背に掛かる上着の、抱き締める腕の
 頭が埋まった胸元の温もりが
 
 ────あまりにも優しくて。]
 
(28) 2022/09/23(Fri) 21:09:21

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
 [ やめて、そんな優しい言葉
  ますます泣いてしまう。


  
──── やめないで。ひとりにしないで。



  やめて、仲間の幸せも喜べない
  醜い私に構わないで。


  
──── やめないで。
       その言葉が……
嬉しいの
 ]

 
($7) 2022/09/23(Fri) 21:11:37

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 腕を彼の背に回す。

 憐れまれてもいい。
 鬱陶しがられてもいい。

 でも、このぬくもりが離れていくことが、怖かった。
 今はただ、一人になりたくなかった。]

 
(29) 2022/09/23(Fri) 21:11:50

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 嗚咽を漏らし、泣き続けること数分。
 ずっとこのままで居られることは出来ない。

 ぐしゃぐしゃになった顔を上げ、エドゥの方を見る。
 酷い見せるのは、勿論恥ずかしいけど
 ずっと私に付き合ってくれたのだから
 向き合わないと失礼になる。]


  ────……ごめん、ね……。


[ 碌に言葉も出て来ない。
 もっと他に言うべきことはあるのに。

 見上げた空は、丁度マジックアワーの時間帯。
 息を呑む程に美しい光景に、言葉を忘れ
 しばらく見入っていた。

 
 夕陽と同様、もっと気分の良い時に見たかったけど
 同時に、私のちっぽけさを、改めて感じてしまう。
 気分を損じたのは自分自身のせいなのだから、と
]
 
(30) 2022/09/23(Fri) 21:17:15

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  もうすぐ、ディナーよ……行っておいで。

  私は、体調が悪くて、寝てる、って

  ……ごめんなさい、って
  伝えておいて……。
  

[ 私はこの顔で、この状態で
 とても参加できる気はしなかったけど
 いつまでも付き合わせる訳にはいかない。

 一人になりたい訳では無い。
 でも、優しいエドゥの時間を
 ずっと拘束する訳にもいかない。
 それにアスとセシリーも、心配しているだろう。]


  ありがとう……。
  暖かかった、居てくれて、嬉しかった……。 


[ 掛かったままの上着を返し、彼の背に掛ける。
 
 闇を帯び、消え入る寸前のマジックアワーの光が
 潤んだままの瞳をきらりと照らした。**]
 
(31) 2022/09/23(Fri) 21:17:19