人狼物語 三日月国


258 【身内】冬融けて、春浅し

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【独】 靖国 冬莉

/*

灰で沢山残してすみません………
本当にロルも、文章も、そして何より幸春さん自身が冬莉さんと背後が大好きすぎる故に………

冬莉さんの好きな思いが溢れすぎて、合鍵掘り返しちゃってる………冬莉さんの愛の大きさでどうか返しにくいお返事になってませんように。
 
 
(-20) 2024/04/28(Sun) 20:26:45

【人】 葛切 幸春


[エレベーターから部屋までの僅かな距離。
数歩遅れて歩みながら、車内での会話>>31 を思い返す。


 
―――何もかも¢Sて。



身に余る言葉だ。そう頭を過ぎる事自体が未だ、彼の心情を充分に理解出来ていないかも知れない。
本人が自覚している以上に愛情深い性質なのだろうと、一つずつ理解を深めながら彼の背を見る。>>32 それに応え得る男で在りたいと思うのも、事実だった。]
(34) 2024/04/28(Sun) 21:20:16

【人】 葛切 幸春

[菓子を手渡すと共に指摘されて、漸く己も同じ事をしていたと気付く。が、]


 ……俺のは、別に格式張ったものじゃない。
 単なる“恋人への贈り物”だ。


[手土産と考えた心中>>21 は無かった事にした。
礼には軽く首を振って応える。実際、あの夜に垣間見た屈託の無い笑顔をまた見る事が叶えばと願う我欲でもあった。次いだ軽口さえ、それが理由の一つでもある。

──―何にしても無事に興味は引けたようだ。
彼の様子を眺めて、一歩近付いた。]
(35) 2024/04/28(Sun) 21:21:07

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉

[そうして得た隙を逃す事無く、数日振りに触れた唇は、彼の忙しない日々を彷彿させるように僅かにかさついて 然し柔らかく甘い。

エレベーターと違って此処では何に遠慮する事もない。
否、一つ挙げるなら何より配慮すべきは彼の許容範囲だが───此方が離れるより早く、後頭部に掛かる手を知った。自然と覚える喜色に、一度は忘れかけた熱を思い出す。許しを得れば抑えが効かなくなり、角度を変えて擦り合わせる唇の、その奥へ忍び込もうとして、]


 …………、


[―――眼前へ晒された鍵に怯み、動きを止めた。

一拍を置き、まるで此方の挙動を見透かしたような、冗句染みた気遣いを知る。仕舞い込まれる銀色を眺めて、僅かに眉尻が落ちた。]
(-21) 2024/04/28(Sun) 21:22:49

【人】 葛切 幸春


 あんたを出迎えられるなら、その犬も幸せだろうな。

    [眼前で零れる笑みは 目線のみで見据えて、] 
 
(36) 2024/04/28(Sun) 21:23:49

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉

[口角を辿る優しい指へ、己の指を絡める。
爪先、手の甲、順に唇を押し当てて、最後に手頸へ口付けた。]


 ……あんたは、
 何処までを、俺に許してくれるんだろうか。
 

[何処か希うような声になった。
己と違い、引き返せば充分に日向で胸を張って行ける人間だと理解している。不可能の境界線が在るなら踏み越える前に知らされたかった。

鍵も何もかも。触れてからでは、手離せないだろうから。*
]
(-22) 2024/04/28(Sun) 21:25:34

【独】 靖国 冬莉

/*

うっ………………
(-23) 2024/04/28(Sun) 21:36:01

【独】 靖国 冬莉

/*

かわいい………………あの、かわい
 
(-24) 2024/04/28(Sun) 21:36:55

【人】 靖国 冬莉




 贈り物か、……ふふ。


[贈り物に掛かる修飾語の、その意味合いを噛み締めるように抱き寄せた紙袋の皺が深く入り込む。>>35そうかい、と応えた声音は自身が思うよりも幾分に柔さを孕んでいたのは 先刻の話。]


 
(37) 2024/04/28(Sun) 22:54:25

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春


[照明を受けて鈍く輝きを放つ選択肢は、やはり 彼の表情を引き攣らせるものだった。
 まるで時が止まったように 口付けの余韻さえも残さず 唇を薄く開いたままただ一点を見詰める彼の姿は、何処とない色気を醸し出している。場違いながら、———綺麗だとそう思った。湿りを帯びた唇を、未だ収まらない熱と共にちろ、と正していく。
 
 困らせたいわけではなかった。況しては、彼にそのような表情をさせたいわけでもなかった。
 それでも、自身の我儘を通してしまいたくなるのは互いに社会の歯車に身を窶しているからこそ、で。
 仕舞い込む間際、彼の表情が曇っていくのを横目で見遣り——— この逡巡が果たして己の不用心さ≠セけのものなのか。 何か別のものが、彼を妨げているのではないのだろうか。
 一種の願望に近い、推測が頭に過るのに十分な変化だった。]
 
(-25) 2024/04/28(Sun) 22:54:31

【人】 靖国 冬莉

 

 そうだといいが、……いや。幸せにするさ、この手で。


[重なる眼差しの中で、言葉は本来の意を逸れ、本意を注いでいく。]

 
(38) 2024/04/28(Sun) 22:54:37

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春


[交じり合った指先を繋ぎ止めるようにきゅうと握り、彼の手の形を、その温もりを確かめる。持ち上げられ、指の先から緩りと降り注ぐ柔さにすいと目を細めた。]


 ……、
 『余すことなく受け止めるさ。お前さんからのものならば愛も、———何もかも¢Sて。』


[なぞらえるのは、つい先刻の、車内での言葉。]


 好きだよ、幸春。
 この数日、………お前さんのことを考えなかった日は無かった。


[許してくれるのだろうか、と。そう紡ぐ彼の声音は、まるで顔色を窺うような 怯えの入った色味で。
彼の為を思うなら、—————多少の気恥ずかしささえも厭わない。厭いたく、なかった。]
(-26) 2024/04/28(Sun) 22:55:00

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 幸春。
 
 許しを乞うのは、立場が上の奴等への情感だ。
 俺は、お前さんの隣で、対等でありたい。


[片方の腕でそっと、彼の背へと腕を回して 此方へと優しく抱き寄せた。僅かに火照る熱を伝えるように彼の頬へと頬を宛がい、囁くように問いかける。]


 勘違いだったら、すまん。
 ……お前さんは、何に気後れしているのか。怯えてるのか。

 俺に教えてくれないか。*

  
(-27) 2024/04/28(Sun) 22:55:05

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉



 俺 は、


[自分がどんな表情を取っているか、思う余裕は無かった。
唯、柔らかな声に指摘されて、また一つ自覚する。
そうか、これは怯えか。

彼の心を疑いたい訳ではなく、彼の言葉を信じていない訳でもない。だが恐ろしかった。あの夜から今日まで、たった数日とは云え、彼の為人を深く感じて来たが故に。
何処までも寛容な腕に、眉が歪んだ。今とて只管に心を砕いてくれている。他者の痛みを何処までも憂う、優しい心根の―――、]


 ………冬莉、

 あんたは、温かいひとだ。
 きっとあんた自身が思っている以上に、愛して、愛されて、正しく生きて行ける人間だ。


[そう実感する程に、自分がこれまで歩んで来た後ろめたい人生に、引き摺り込んで許されるのかと耳鳴りがする。
隣を望んでくれる彼愛惜しく想うひとを傷付ける事は、何にも勝る大罪に思えた。
]
(-28) 2024/04/29(Mon) 0:28:41

【人】 葛切 幸春



 
[そんなあんたをこそ、幸せに出来たなら。]

 
(39) 2024/04/29(Mon) 0:29:41

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉



 
[──そう出来るのが己であれば、どんなにか幸せだろう。]
(-29) 2024/04/29(Mon) 0:30:01

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉

[深く呼吸する。
寄せられた頬は温かく、視線が合わない事が救いでもあった。出来るだけ私情を挟まず、事実のみ伝える事を努めるように息を逃し、]


 ……あんたは、男と付き合った事は無いだろう?
 多様性が認められて来たからといって、好奇の視線を向けられない訳じゃない。

 俺は、高校の時に周囲にバレたんだ。
 面白がられたよ。初めて付き合った相手だったが、そのひとだって今如何しているか分からない。

 何より、もうずっと、……家族には会っていない。
 帰れない。
 父を失望させて、母を泣かせて、弟や妹に家業も押し付けてしまった。長男としての責任を、何ひとつ果たさないままだ……。


[過去を話す時が来るとしたら、せめてもっと理性的に伝える心算だった。儘ならない。瞼を落として、目許を押さえる。]


 田舎の小さな事業でさえ障りになったんだ。
 あんたの立場なら、尚更──……
 
(-30) 2024/04/29(Mon) 0:31:55

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[―――その先は言えなかった。
やがて目許から外した手で、そっと背を抱き返して撫でる。明るい方向へ話を落とし込めず、緩慢に顔を上げて誤魔化すように笑った。
笑えていたら良い。
]


 誰の期待にも応えられないなら、線引きしていた方が楽だったんだが。……あんたの前では、上手く出来なかったな。

 あんまり良い男だったから、気付いたら惚れてた。
 
(-31) 2024/04/29(Mon) 0:33:03

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 ……… 好きだ、冬莉。
 あんたを幸せにしたい。幸せに、なって欲しい。


 だが俺は鍵を受け取ってしまったら、
  
いつか俺が障害になったとしても、


 きっともう、あんたを手離せない。 
[だから、*]
(-32) 2024/04/29(Mon) 0:34:00

【独】 葛切 幸春

/*
弱った状態でのターン経過が申し訳ない気持ちと、冬莉のひとの手腕に感服する気持ちが綯い交ぜになる。[胸を押さえた。]


そして俺は集中し過ぎて独り言が飛ぶ。

掬い方が凄くないか、凄いな……。
(-33) 2024/04/29(Mon) 0:38:18

【独】 葛切 幸春

/*
>>37
紙袋抱き締めてるの可愛いな??

男前と可愛さのギャップがとても愛い。
(-34) 2024/04/29(Mon) 0:40:47

【独】 靖国 冬莉

/*

何回も読み返している
しんどい 
(-35) 2024/04/29(Mon) 12:38:17

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春


[腕の中で ぽつりと零れる彼の過去に背を撫でながら、耳を傾ける。初めて会ったあの日に 彼の底を暴かんと深く踏み入れて返された言葉の、その続きの凄惨さに視線を落とした。自身へと踏み込ませないように人知れず作られていた壁のルーツが、家族を、付き合った相手を、———周囲のことを連ねるのが、何よりも彼らしいとそう思う。
 
 あんたは、女性を愛せるだろう……?


 そう吐き出して 愛に応えてくれた彼の言葉の前に、どれ程の葛藤と、過去への情感が鬩ぎ合っていたことだろう。何も知らずにただ 、彼を受け止めることだけに意識を置いた言葉の羅列を思い起こして、恥じる。肩を濡らすものを瞼を閉ざして味わい、頬を更に擦り寄らせては。]


 情を傾けることに良し悪しも無いはずなのに
 周囲の反応で、悪だと定義づけられてしまう。

 お前さんはその時、どれ程の情感を……付き合った相手に寄せていたか分からないが、
 ………否定されることは、辛いし、苦しかったよな。

 
(-36) 2024/04/29(Mon) 13:57:19

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春


[初めて彼が情を傾けた相手を想うと ちくりと軋んでしまう胸の淵は今は気が付かないふりをしたまま。
 彼へと向けられた、揶揄いも別離も、失望も、———涙も。
 その奥に別の意図があったやもしれないが、全て彼の思いを謗る≠烽フに他ならない。未成年という檻籠の中で、田舎という閉ざされたコミュニティーの中で、自身の行いをただ謗られ=Aそのまま周囲が崩落していく様をまざまざと見せつけられる。その光景を想像することしか叶わないことに、彼と同じ目線に立てない自身を歯がゆく思う。]

 
 ………、話してくれてありがとな。


[顔を上げて笑みを作らんとする彼のその目尻に溜まっている滴を、指腹で払いながら 向ける眼差しは努めて穏やかなものを。過去さえも、その恐れさえも超えたいほどに情を傾けてくれる彼の、その痛いほどの想いに胸の底を締め付けられて、———互いに向けあう情感が同じであることの幸福を、噛み締める。 ]
 
(-37) 2024/04/29(Mon) 13:57:39

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 なあ、幸春。

 もし、俺等の関係がバレたら 、
( もし、同じことが起きたとしたなら )


 その時は、何処に行きたいよ。

 田舎……は 衆目が気になるだろうから、ある程度人で賑わう場所が良いな。
 お前さんの故郷も、此処からも離れた場所で、事業を立ち上げるか。

 嗚呼、いや。マンション買って 不労所得生活も悪くねぇなぁ。


[国内でなしに、海外も視野にいれるのも有りか。言葉にするだけでも選択肢が広がっていくのを眼鏡越しに目を細め、抱き返された腕の中で 繋いだ手をもう一度きゅうと握り締めた。]


 高校生のお前さんと違って、今の俺等は自由だ。
 ……例え、俺等が居る此処に未だに好奇の目が蔓延っていたとしても 環境を変えることができる。
 
 なんて、環境を変えることができずに藻掻いていた俺が言うのは説得力はねぇけどな。


[苦笑を浮かべながら、彼のそのぎこちない笑みにそうと優しく唇を落として。]   
(-38) 2024/04/29(Mon) 13:57:53

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 ……少なくとも、俺はその初めて付き合った相手のように
 お前さんを一人になんかしたり、しねぇよ。


[気付かないふりが出来ないままに 隠しきれない嫉妬を声音に乗せたまま零す。]


 お前さんを幸せにしたい、——もっと色んな表情が見たい。
 
(そして、それが全て俺の前だけのものであればいい。)

 
(-39) 2024/04/29(Mon) 13:59:03

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 俺を幸せにしてくれ手離さないでくれよ、幸春。

 
[期待を掛けて 欲のままに彼の線引きを超えて縛り付ける自分自身も彼にとっての障害そのものなのだろう。それでも、引くことが出来ないのは———溢れ出るこの情感の味を知ってしまったから。]
 
(-40) 2024/04/29(Mon) 14:11:53

【人】 靖国 冬莉


[指先を解き、頬へと指腹を伝わせ 薄く笑みを浮かべる。窓越しには僅かに滲んでいた陽光は消え失せて 夜の帳が下りていた。*]
 
(40) 2024/04/29(Mon) 14:12:33
村の設定が変更されました。

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[取り留めの無い吐露は、出口を欠いた迷路に似る。
付き合って楽しい訳が無い、のに、その渦中においても彼の体温と言葉は真摯だった。

―――目の奥が熱くなる。
耐えた心算になっていた涙の発露を、相手の指に知って眉宇が歪んだ。弱音は彼と出逢ったあの夜に置いて来た筈だった。にも拘わらず容易く振れる己の軸を恥じる他無い。
その上で、共に立ち止まり・振り返ってくれる存在を、稀有に思う。]


 ………礼を言うのは、俺の方だろう?


[笑みが更に不格好になったのは見逃して欲しかった。]
(-41) 2024/04/29(Mon) 16:43:18