人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

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【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『実際に見たら印象変わるかもなって』
『なんなら、動物園帰りにまた別のとこ行けばいいし』

棒に振らせようどころか、がっつり振り回すつもりだ
(-30) 2021/11/07(Sun) 1:07:28

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

めちゃくちゃ連れ回す気じゃないか


『あのさあ、今更見ただけで変わるかよ』
『それに僕はただハイエナが嫌いな訳じゃない』
『この異能を思い出すから、ハイエナが嫌いなんだ』

ハイエナの世間の評価が風評被害だって事くらい僕が1番よく知っている。
でも僕が知ってるからって、何かが変わるもんじゃないだろ。
(-31) 2021/11/07(Sun) 1:13:45

【念】 神谷 恵太

>>21 鏡沼(昨日)

ああ。

気持ち悪い。
気持ち悪い。
気持ち悪い。
気持ち悪い。気持ち悪い。
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。


生物は通常、生存のためにその体を変化させる。
異能が人間という生命の進化の一端として生まれたものだとしたら、そこには何か目的がある。自己を守るための何かが。
……その機構に機能不全が起こっていたりしなければ、の話だが。

他者が好意を向ける相手、会いたいと思う相手への偽装。
自分がどれだけ他者から敵意を向けられていたとしても、これを無視できる。特定の場面においては凶悪な異能。
これの天敵は『偽装を看破するもの』。
これの天敵は。
今。
目の前に。


(!0) 2021/11/07(Sun) 1:16:56

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『1日連れ回すしなんなら徹夜カラオケお夜食コースまで付き合わせてやるからな』
『明日の朝日を拝めると思うな(明け方に寝て昼に起きるだろうという意味で)』

『え、ハイエナっぽくなるだけの異能だろ?』
『普通にシンプルな変化系っぽそうだけど』

その程度の認識である
(-32) 2021/11/07(Sun) 1:17:36

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

その返信を見て、僕の手が一瞬止まった。

『悪いけど、無理だよ』
『夜には寮に戻らないといけないから』

『ハイエナっぽいどころか、ハイエナの特性を全部持つ、が正しいかな』
『だから変化形というよりは強化系だよ』
『役に立つこともあるけどさ』
『「ハイエナのようなやつ」っていい言葉じゃないだろ。そういうこと』
(-33) 2021/11/07(Sun) 1:24:28
世良健人は、その日は家から登校したらしかった。
(a23) 2021/11/07(Sun) 1:27:00

【秘】 市川 夢助 → 俺 シオン・グレイヴズ

「オレ、寝ぐせつかない髪質なんですよ。残念ですけど」

サラサラの髪が顔に掛かる。

「異能と、成績のことばっかりですよ。
 
 今は、異能を使う事が楽しくて楽しくて仕方ないんで、悪くはないなと思ってますけど」

自分の事ばかり考えているのは相変わらずだ。
くぁ、と欠伸をする。

「センパイこそ、この騒動の中お変わりなく?」
(-34) 2021/11/07(Sun) 1:27:08

【人】 神谷 恵太

>>21 >>!0 鏡沼(昨日)

だからと言って。
瞬間的に都合よく、複雑に絡み合った異能の要素、
その一端のみを紐解いて扱えるわけがない。

神谷 恵太の能力でできることは

「1.周囲の人間の情報を読み取って」
「2.眼前の人間が会いたい相手を取捨選択して」
「3.読み取った情報を元に偽装情報を相手の五感に送る」

ことだけである。
思い描いた何かを都合よく送る、なんてことはできない。
いつかはできるかもしれないが、少なくとも今はできない。


だが。
瞬間的に膨れ上がった生存本能は、この異能を
次のように歪めた形で起動させた。


「1.周囲の人間の情報を読み取って」
「2.眼前の人間が会いたい相手を取捨選択
せずに全部

「3.読み取った情報を元に偽装情報を相手の五感に送る」


有効範囲内には少なく見積もっても十数人の人間がいる。
それらの情報が鏡沼の五感に伝達される。
視覚だけで言っても相当気持ち悪いことになるだろう。
常時変化するモザイク状態の人間が映し出されるのだから。
(22) 2021/11/07(Sun) 1:29:38

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『そういえば、寮ってその辺の規則厳しかったっけ。残念』

『別に、ハイエナのようになるからってハイエナのイメージと同じと思うか?』
『というか、ハイエナは可愛いんだけど』
『話ずれるからそれはおいといて』
『結局、そういうことを言うやつは、自分より強そうだから貶そうっていうやっかみだけで言ってるんじゃないか?』
『気にするだけ無駄、朝のうちに明日の夕飯を気にした方が建設的なぐらい』
(-35) 2021/11/07(Sun) 1:36:39

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

​──​──規則ではない。
僕が寮に戻らないといけないのは、別の理由だ。
でもそれを口にする必要は無い。
こんな情けない話、誰にも言えるものか。


『やっかみだとしても』
『そうやって貶す余地がある時点でさ』

『気にするだけ無駄なのはそうだよ』
『でもだからって、嫌いだって感情をどうにかできるもんじゃないだろ?』
(-36) 2021/11/07(Sun) 1:50:54

【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親

「私かい?……そうだなぁ」

カステラをまた頬張って。
一口一口がでかい。

「まず君が言った、美味いもんを飲み食いすること
 これは、本当にいい……腹が満たされるからね
 それに睡眠だってそうだ」

あとは、というと。

「……私個人でのやっている事だと
 こうして……落ち着いて、誰かの話を聞く事だよ
 好きなんだよ、人と触れ合うの
 声が聞こえると、安心するからね」
(-37) 2021/11/07(Sun) 1:55:24

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『気にして嫌いになると、負けてる気になって、余計ハイエナの可愛さを勧めてやりたくなるなぁ』
『けど、あんたは優しいやつだな』
(-38) 2021/11/07(Sun) 1:56:11

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>!0 >>22 神谷

「──────ッ、は」

一気に送られた情報に、顔を歪めて息を吐く。
そうして、
向けられた全部を自分で抱き込んだ。

こんなもの、
そのまま
相手の認識に叩き返す
訳にはいかない。

自分の“今”の姿を保とうとして、苦痛に顔を歪め

「やれ、ば…………できる、じゃ……、……────」

言葉が途切れ、あなたの前から“鏡沼創”が消える。
まるで、最初から其処には誰も居なかったかの様に。
そうして、この場に再び姿を現す事はないだろう。

もし、あなたが“鏡沼創”を探したとしても。
この日は、何処にでも居る鏡沼の内一人が倒れて保健室に
運ばれたという噂を聞けたかどうかという所だろう。
(23) 2021/11/07(Sun) 1:58:27

【人】 神谷 恵太

>>23 鏡沼(昨日)

「え」

最初に認識したのは、鏡沼の声。
次に認識したのは、鏡沼が消えたこと。
その次は、異能が機能していること。
その次は、
頭痛。

その次にようやく、自分が異能を……
どうにかして鏡沼に向けたのだと察する、が。

「い、っ、てぇ…………」

強引に抉じ開けたパスは、抑制剤を飲んでもそのままで。
異能こそ押さえ込めても、頭痛は治まらず。

結局、この日の神谷にできたことは……
これ以上波風を立てないよう早退することだけ、だった。
(24) 2021/11/07(Sun) 2:13:58

【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜

紙コップを傾けて、牛乳を飲む。
合うとか合わないとかは分からない。
でも、不味くはない事だけは僕にだって分かった。

「​──​──……」

紙コップを1度置き、先輩の言葉の意味を考える。
あの真っ白な色のない世界にいた時、周りの音は何一つ聞こえなかった。

最初に聞こえたのは3時限目の終わりのチャイム。
では1限は。2限目は。鳴らなかったはずはない。

「……そうですね」

僕は息をひとつ吐く。
考えた事が、だからどうという話でもない。
先輩の気持ちが分かるなんて口が裂けても言えはしない。

「僕も、嫌いじゃないですよ。
 ここで、こうやって話す時間」

でもこれくらいなら容易く言えた。
もし嫌いなら、マイクを持つ訳でもないのにこうして放課後ここを訪れたりはしない。
(-39) 2021/11/07(Sun) 2:22:17
朝日元親は、嫌いじゃない≠ニいう言葉を使う。無意識に。
(a24) 2021/11/07(Sun) 2:22:40

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

『は?』

また、は?とか言ってしまった。
いや今回は、打ち込んで送信してしまった。

『今の話でどうしてそうなるの』

純粋に理解が出来なかった。
僕は嫌いなものが嫌いと、主張をしているだけじゃないか。
(-40) 2021/11/07(Sun) 2:25:18

【置】 風雪 世良健人

結局の所、窓を割った件に関してのお咎めというのは少しもなかった。
それがたびたび起きていた騒動に追われていたことによる人手不足なのか、
それとも何かの根回しが動いていたせいなのかは健人には知り及ぶところではなかった。

空き部屋は、少し机の隊列は崩れていたものの元通りになっていた。
窓ガラスは直り、カーテンは教室の隅に収まりきっていた。
崩された積み木も、平たく並べられて細かな傷以外は暴力の跡はない。
何気ない日常のままであることに、なぜか荒涼とした気分を覚えた。
なにかひとつでも変えられるものがあるというのを、実感したかったのだろうか。

一日空きに戻ってみた談話室は、幸いにまだ人もいなかった。
運び込んだソファはやっぱり少しへこみやすくて、上等なんてわけもない。
けれども、寝っ転がるには十分だった。膝から下ははみ出してしまっているけれど。
タイガージプトーンの天井はお決まりの柄をしているくせに、なんだか妙に個性がある。
(L0) 2021/11/07(Sun) 2:25:48
公開: 2021/11/07(Sun) 2:30:00

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『だって、そういう奴らをその異能で何にも言えなくなるぐらい叩きのめしたりしてないんだろ?』
『言われて耐えて、関連するものを嫌いに思う』
『苦しくてもそれを選べる時点で、優しいだろ』
(-41) 2021/11/07(Sun) 2:27:50

【神】 風雪 世良健人

>>15 生徒会室?

それとはまた別の時間。放課後も放課後、日暮れかけの時間。
一応の顛末の後に、健人は騒動に関わった人間として呼び出されていた。
とはいえそれをバックレた者もいるだろうし、その場で書くのを拒んだ人間もいただろう。
そもそもこんな時間になる前に書き終えて引き上げてしまった人間も多い。
なにせ皆異能という個性をもつような生徒達だし、体育祭の準備もあるのだ。
原稿用紙にばかり構ってはいられない。

「なあ、これどういう事を中心に書けばいいの。
 監督されていない環境下で薬を口にしたこと?
 それとも、窓割ったり机を床に叩きつけたりこと?」

一向に進まない筆をよそに、シャープペンシルの背で唇をつつく。
こうして反故にしようとし始めて、すでに一時間が経過していた。
教室よりも少しだけ座り心地のいい椅子に背中を預けて、
机の下から長い足を投げ出してみた。足先が、この場にいる誰其れの靴をつつく。

「形だけでいいっていっても、反省文なんか一年の頃ぶりだし。
 読書感想文みたいにねらいをちゃんと定めないといけないわけだろ」
(G0) 2021/11/07(Sun) 2:40:03

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

考えた事のない視点だったから、また返信を打つ僕の手は止まる。

『前科者にはなりたくないからね』

少し間を置いてそんなことを返すけど、ポーズに過ぎない事は僕自身がよく分かっている。
そんなことをいちいち考えられる程、キレた時の僕が利口じゃない事は僕が1番よく知っている。

『それに自分の異能で怪我されるのは嫌だろ』
『どんなにムカつく奴でもさ』

ムカつくを通り越し、憎んですらいる相手はいた。
それでもその場で加害をしなかった事を考えると、楢崎の言葉は正しいんだろうか。

いつの間にかそんな、答えの出ない思考に沈む。
(-42) 2021/11/07(Sun) 2:43:00

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『いくらひねても、お前は獣にはなれないよ』
『例え見た目や能力が完全ハイエナになっても、やっぱり優しい人間だ』
『暴走して、俺がお前をハイエナと呼んで、すぐに襲わなかった』
『結局、それが事実だ』
(-43) 2021/11/07(Sun) 2:49:27

【独】 人魚姫 透 静

……欲しいものがないわけじゃない。
……全てに無関心ということもない。
ぐるぐる、ぐるぐる、お腹の中で何かが渦を巻いている。
今まで十云年生きていて、一度も思った事のない考えが巡っている。

考えて感じたとしても、負の感情を知らないから、これ以上は何も解らない。
何より、自分にはそれを吐き出す術なんてないものだから。
――ただ喉を鳴らして、くるくる、ごろごろ、笑うだけ。
それだけが自分にできる感情表現で、この何かを吐き出す方法。

どうしようもないぐらいに無知で、陸のことを知らなくて、世の全てを教えられないまま、
丁寧々々に愛されて育った子は、"姫"と呼ばれてもそう大差がなかった。
(-44) 2021/11/07(Sun) 2:57:38

【秘】 風雪 世良健人 → 朧げな遮光 守屋陽菜

いつだかのタイミング、なんとなくふと、どこかの教室でばったりと会った。
もしかすると倉庫のように準備の道具の置かれた、技術準備室だったかも。
ふと目があったときになんとなく過ぎようとして、あの日の放送を思い出したのだ。
思えばあれは普通のことではなかった。
駆けつける前に普段通りに戻ってしまった、それが手を止めたままになってしまったけれど。
トントン、とやけに明るい色の樹脂ゴムで覆われた工具の持ち手で机を叩いた。
ちょうど、部屋にはほかに人もいなかった。

「あれからさ」

かけた声は何気なかったけれど、確証のなくふわふわとしたものを、一瞬持て余した。
自分だったらどう思うだろう。触れられるのていい思いをする傷ではないかも知れない。
望むようになることばかりではないと、何より思い知った後だった。少なくとも自分は。
ひとつ、ふたつ。呼吸を挟むようなまどろっこしい間があってから、溜息を付いた。

「何者かに、なれそうだった?」
(-45) 2021/11/07(Sun) 3:08:18

【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静

「居たい時だけ、ってのは中々難しい注文でやがりますねぇ。
 僕には、自分らしい自分ってモンがねぇですから。
 人に認識されるまま、人が求めるがままに生きて来て、それが
 当たり前になっちまってるんです。
 静の傍に居たいんだろうな、というのも今気付いたくらいで
 やがりますから」

ある意味、二人とも似た者同士なのだ。
強く何かを求める事無く生きて来た。
あなたは水の中に居られればそれで良くて、鏡沼は望めば
何にでもなれる存在だったから。
異能に恵まれ過ぎていたのだ。幸か不幸か。
(-46) 2021/11/07(Sun) 3:12:15

【秘】 風雪 世良健人 → 162cm 御旗栄悠

その日はいつになく色々なことがあって、寮に帰る頃には空は藍の染液のようになっていた。
呉藍色、とはよく言ったものだ。それが真に指すのは国のほうであるらしいけれど。
ひょっとしたらもう寝ているかも知れないと、夕食も済ませていない体をそっと扉の間に入れる。
同室の後輩がいつも早くから頑張っているのは知っているからだ。
鞄を挟んで音が立たないようにしながら、そっと扉を閉めた。
(-47) 2021/11/07(Sun) 3:19:18

【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親

「────……ふふ
 私を相手にして、落ち着くと申すかぁ?」

絡み牛乳。

神出鬼没にして、“噂”にも耳聡い女は警戒の対象だろう。
事実、家族とも敢えて距離を置いて、寮に通っている。
家族仲は悪いわけではない。むしろ良い方だ。
それでも、秘しておきたいものはある。
居るかもしれない。
それだけで、気の休まらない空間が出来てしまう。
お互いの為に、距離を置いたのだ。

「……だとしたら、変わったやつだよ君は
 本当に、君がいてくれてよかった」

目を閉じ、思い起こす。
この部室での出来事、思い出を。
アルバムなんて、大層なものは用意してはいないが。
焼き付いた記憶を大切そうに噛み締めて、また一口。
笑みが零れる。
(-48) 2021/11/07(Sun) 3:34:00

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

>>-46(昨日)


「あ、う。難しいか」
「なら、暫くはオレが創の近くに居たい時は、こう……一緒にいるか?
 アンタの勉強とか、邪魔しないようには、するからさ……」

……そうは言いつつも、撫でてくれる貴方の手をじっと見つめ始めた。
目線を逸らしているつもりでも、きっとバレバレの凝視。
如何にも物足りなさそうな様相をしている。

「…………あの、こっ……ここまで来るの大変だったろ?
 オレ、今日はこの後一人で帰れるからさ、えっと、
 こうして直接呼びつける心算なくて、文字で返事貰えれば、みたいな」
「や、でもその、返事も、何となく分かっちまったかもってとこ、あったりして」

不足を感じている自分自身には気付いているようで、
それを隠そうと、寧ろ言葉は急速に辿々しさを取り戻しつつある。
嘘が下手。
(-49) 2021/11/07(Sun) 3:47:04

【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静

>>-49 (昨日)


「ええ、それで構わねぇですよ。
 邪魔だなんて思わねぇですから、安心しやがって────」

ふと、あなたの視線に気付く。
……ああ、足りないのだ。これだけでは。

「気ぃ使わなくても、全然そんな事ねぇんですがねぇ」

普段は吐く理由が無いだけで、嘘については得意な方だ。
必要があれば、相手の認識を弄ればいいのだから。
神谷との一件で無様にも意識を失って保健室送りになっており
正直走るのはキツかった……等は、おくびにも出さない。

「……でも、何となくじゃ嫌でやがるんでしょう?
 僕の返事が足りねぇのが、悪いんですが」

あなたの拙い知識に沿うなら、此処で必要なのは。
背中に手を回し、抱き寄せる。

「わかりました、ちゃんと言いますよ。
 僕を、静のものにしていいです」

そうして、拒まれなければ唇を重ねるだろう。
(-50) 2021/11/07(Sun) 4:21:39

【神】 綴り手 柏倉陸玖

>>G0 生徒会室。

西陽の窓を脇目に見て。

日も暮れ始め、徐々に生徒達の姿も疎らになり始めた頃。
生徒会副会長は、まだまだ反省文を書き終えそうにない
困った生徒達の様子をいつも通りに傍観していた。
そんな時の事。

「…おや、思い当たる節は十分過ぎる程におありのようで。
 であればそれらを素直に挙げ連ねればよろしい。
 勿論、隠したいのであれば止めはしませんけどもね。」

不意に、困った生徒、の一人から発せられた声に
いつも通り、穏やかな笑みと共にそう応える。
(G1) 2021/11/07(Sun) 4:34:08

【神】 綴り手 柏倉陸玖

>>G0 生徒会室

「自身の関与した物事と、それが引き起こした結果について。
 どのように受け止め、今後どうしたいと考えたか。
 反省文など、それを読んだ側に。
 何となく反省していそうだな、と思わせられるような内容を
 ただつらつらと書き連ねるだけで良いのですよ。」

まるで明瞭な答えの無い現代文の問題のような解答。
そんなものだ。文章から汲み取れるものなど曖昧なもの。
万人を納得させられるような文章など無い。
つまりは完璧で適切な反省文など存在しない。

結局の所、形だけ、というのはそういう意味でもある。
こうして呼び出しに応じ、机に齧り付いている。
それだけできっと、ポーズとしては十分なのだろうけれど。

「未だ自分の中で整理が付かない、というのであれば。
 俺で良ければ、事の顛末はお伺いしますけど。」

声に出して、言葉にする為に、思考を順序立てて行く内に。
答えが纏まる事だってあるだろう。そんな一般論。
(G2) 2021/11/07(Sun) 4:35:02

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

>>-50(昨日)


「……! う、うん、創のことオレのものに、」
する、と嬉しそうに口にして、触れた感触にぴたりと固まる。

「――――……」
「…………あ、あ え おれ」「かえ、か 帰 」
朱に茹で上がった頭と顔で言うと、止められなければ、
青年はあなたからそっと一歩離れようとする。

全身がちがちのぎこちない動きで、思考が何一つ追いついていない。
本能的に青年の思考は退却を思い浮かべていた。
(-51) 2021/11/07(Sun) 4:39:26