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【恋】 宮々 瀬里「 だから私は、なにがあっても 蓮司のそばにずっといることを、誓います 」 誓わなくても、私の気持ちが変わることはないけれど それでももしも何か神様に誓うのならば。 たとえ、どんな困難が訪れて道に迷ったとしても、 もう二度と、貴方と離れないことを、誓いたい。 * (?10) 2022/06/02(Thu) 19:17:52 |
【人】 宮々 蓮司お前が好きだと言ってくれたこの左眼。 今はお前しか写っていない。 この一瞬も、次の一瞬も、片時も逃さずにずっとお前を見つめている。 お前を選んだ。 二度、お前を選んだ。 自分で思っているよりも、遥かにお前を求めめいた。 それは今この瞬間も同じ。 だから、今が一番の幸せでも、 明日もまた今まで一番の幸せが訪れる。 お前が居て、俺が居るかぎり、ずっと。 (39) 2022/06/02(Thu) 20:22:36 |
【恋】 宮々 蓮司「 なら俺は、 決して誓いを破らせないと誓う。」 例えそれが事故であっても、病であっても、災害でも、たとえ天変地異であっても、誓った神様が相手でも、俺たちは決してお互いを離さないと誓おう。 指先で瀬里の頬を撫でると、そっと唇を重ねた。 それは、まるで誓いのキスのように。 ステンドグラスの光が彩る中で、 ─── 俺たちは永遠を誓った。* (?12) 2022/06/02(Thu) 20:25:02 |
【恋】 宮々 瀬里重ねられる誓いと、向けられた視線。 私も貴方を選んだ。 私も貴方に二度の、恋をした。 それは今この瞬間も同じ。 ステンドグラスの光が彩る中で、 私と貴方の影が重なった。 (?13) 2022/06/02(Thu) 21:11:50 |
【人】 宮々 瀬里朝、テーブルにはふたつのマグカップが並ぶ ひとつには、ブラックのままの珈琲 ひとつには、お砂糖とミルクをたっぷり入れて。 棚の上には大聖堂での写真と、 どこかのBARで集まったときの写真。 それから新婚旅行で現地の民族衣装に身を包んだ 私たちが微笑む写真が飾られている。 互いに忙しいから お昼は離れ離れかもしれないね。 今年の冬、個展を開けることになったの そんな嬉しい報告から暫くは、 私もアトリエに籠りきりになったりしたけれど それでも夕飯は必ず貴方と食べるのだって決めていた (41) 2022/06/02(Thu) 21:13:16 |
【人】 宮々 瀬里ほんの少し離れているだけでも、 いつだって貴方に会いたい、そう思う気持ちは 週末デートのころと、なんにもかわらない。 そうね。いつだって、毎日同じ感情を繰り返す。 だけどそれが、たまらなくうれしくて、 愛 おしい。 (42) 2022/06/02(Thu) 21:13:41 |
【人】 宮々 瀬里私は、毎日貴方に恋をしている。 「 会いたかった 」 貴方に会えて、第一声はいつだって同じ。 私の両の瞳は、貴方のふたつの綺麗な瞳を映して。 その距離が、一歩、近づいたなら ────── 、 (43) 2022/06/02(Thu) 21:14:11 |