人狼物語 三日月国


88 灰色うさぎと紫うさぎの新生活

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【独】 オルテイシア

/*
はーい、おやすみなさいっ。
酔ってるか、よっぽどめろめろにされてないと言えない……(*ノェノ)

拘束があるのえっちでは……?
実家から制服引っ張り出してきますね。
(-51) 2021/08/23(Mon) 0:25:34

【秘】 イウダ → オルテイシア


 っはあ、


[急に強く胎内が収縮して、眉間に皺を寄せて耐える。
彼女の方も耐える為に力んだということは知らない。

零れた涙を拭いたいのに、ゆさゆさと揺さぶっている間は伸ばした指で目を傷つけそうで出来なくて。
拭いたい雫の分だけ、胸元に痕が増えて行く。]


 おねだり上手だな?
 ……言わせといてアレだけど、すげー興奮するわ。


[紫亜の「もっと」の声色は、何でも言うことを聞きたくなる魔法がかかっているみたいだ。
その上で自分が出した単語を自ら口にして――それも羞恥で小さく――そんな様に頭の奥が焼き切れそうな程興奮する。

ちゅぱちゅぱと音を立てて、ねだられるまま敏感な尖りを何度も舐った。
その度に締まるものだから、早くも二度目の絶頂の波が訪れて。]
(-52) 2021/08/23(Mon) 15:31:43

【秘】 イウダ → オルテイシア



 ん”
、 っあ



[思わず声が出る。
薄膜を破らんとする程の勢いで、慾の奔流が彼女の胎を叩いた。

それでも彼女を置いて行かないように、高みに引き上げるように出しながら激しく突きあげ。
彼女が最も好む箇所を舌と指で強く苛んだ。

きいんと耳鳴りがして一瞬視界がホワイトアウトし――戻ってくる。]


 っは、あ……
 紫亜、大丈夫か……?
 酔ってんのについがっついた……気分悪くなったりしてないか?


[彼女の頭を肩に持たれさせ、撫でながら様子を伺う。
性欲の波が去って気分が悪くなったら受け止められるよう、こっそりとごみ箱を近くに引き寄せておいた。**]
(-54) 2021/08/23(Mon) 15:32:20

【独】 イウダ

/*
言わせたかったら酔わせれば良い、覚えた。
(-53) 2021/08/23(Mon) 15:32:58

【秘】 オルテイシア → イウダ

[下から突き上げられる強さにちかちかと明滅するような光を目の奥に感じて、その度にあられもない声が唇から幾度も零れ落ちていく。
あまりの気持ち良さに目眩を覚えた。]


 はぁッ、 ぁッ、ぁぅっ……
 んッ、 んぁッ、

 ぁッ、……やぁン、きもち、ぃっ……
 ……きもち、いい、よぉッ……
 

[ゆらゆらと身体が揺れて、奥を突かれる度に押し出されるように涙が浮かぶ。
ぎゅっと目を閉じたら、涙と汗が混じり合って頬を流れていった。]


 ひぁ、っン……、そこ、すきぃッ……


[箍が外れたように、気持ち悦いと何度もうわ言のように呟く。
幾度も尖った芯を可愛がられて、喉奥から絞り出すような声を上げて啼いた。]
(-55) 2021/08/23(Mon) 17:43:26

【秘】 オルテイシア → イウダ


 あッ、……ぁんっ、ぁーッ……

 も、だめっ、イっちゃうッ……
 ……つよいの、きちゃうッ…はぁっ、ァっ……

 ぁ、あッ……んんぁああッ――……ッ!!


[じわじわと追い立てられて、泡立つ肌が、疼く内部が限界を訴える。
髪を撫でる手に力が籠もり、ズンッと最奥を突かれた時、一際激しく身体が撓った。
胸の尖りも弄ばれて、声にならない声を上げる。

ぎゅうっと髪を掻き混ぜる手が彼の頭を掻き抱いて、強く胸元に押し付けて。
掴まれた腰はびくびくっと激しく揺れて、内壁が彼のものを搾り取ろうと収縮を繰り返した。]


 ……ぁ、……はぁっ、……は……
 …は、……ン、へいき……
 

[達した後の余韻を強く残して、ずるりと力無く手が落ちる。
彼の肩口に頭を乗せて身体を休ませながら、はぁ、はぁと何度も呼吸を紡いだ。*] 
(-57) 2021/08/23(Mon) 17:45:39

【独】 オルテイシア

/*
回復したのでおへんじおへんじ。

覚えられてしまった。
紫亜、お酒弱いんですよね。宅飲みだとネジ外れやすそう。
(-56) 2021/08/23(Mon) 17:47:56

【秘】 イウダ → オルテイシア

[元々感じやすい方だとは思っていたが、どんどん開発されている気がする。
それは、未知の感覚に対しての恐れを無くすように卯田が導いてきたこともあるし、彼女自身が卯田に心を預けた結果からだがより拓いたということもあるだろう。

自分が気持ち悦くなる為に動いて、彼女もそれを気持ち悦いと教えてくれるのが嬉しい。
嬉しいからますます熱は下肢に集まって――弾けた。

髪を掻き混ぜる手に力が込められたのだろう。
頭皮に痛みが走る。何本かは抜けたかもしれない。
けれど、そんなことを気にする余裕はなかった。
絶頂を訴える彼女の最奥で何度も精を吐き出した。]
(-58) 2021/08/23(Mon) 18:40:41

【秘】 イウダ → オルテイシア


 ……もう少しこうして休んでから、シャワー行こうか。


[荒い息を整える。
大きな波を受け入れたら、室内の暑さを漸く実感して、背中にもぶわっと大きな汗の球が浮かぶ。
そういえばベランダを開けて花火を見るからクーラーをかけていなかった。
扇風機は窓ガラスだけを冷やしている。]


 んで、かき氷食おう。
 あっちーわ。はは。


[笑い声に合わせて、緑茶を入れたグラスの氷が溶けてカランと音を立てた。**]
(-60) 2021/08/23(Mon) 18:40:58

【人】 イウダ

――キャンプ――

[盆休みを盆に取れない職業柄、早くに予約は取れなかったが、そこそこ近場のキャンプ場が空いていたのですぐに申し込んだ。
夜は流星群が見られる時期なのに空いていたのはラッキーだった。
キャンプと言えば中学の林間学校以来で、その時にはシャワーも浴びられなかった思い出があるが、今のご時世、そういう不便さは歓迎されないのか、そのキャンプ場の近くには温水プールと男女の銭湯がついたスパが建っていた。]


 忘れ物ないか?


[引っ越してすぐ、中古の軽自動車を買った。
二人とも職場から電車に乗らずに帰れるが、二人で色んなところに遊びに行くには車があった方が便利だからだ。
今後家族が増えたら新車のファミリーカーがいるだろうが、二人の内は小回りがきいて維持費も安い方が良い。

そのトランクに二人分の荷物を詰め込んだら、温泉以来の旅行に出発だ。**]
(0) 2021/08/23(Mon) 18:41:11

【独】 イウダ

/*
回復良かった。でも引き続きお大事に!
今からまた夜まで離席するのでキャンプまで飛んだけど、花火軸のやり残しがあれば回想で追いつきます。
(-59) 2021/08/23(Mon) 18:42:15

【秘】 オルテイシア → イウダ

[胸の内で息を整えて、気遣う声に小さく頷きを返す。

酔いが回っていたせいか、はたまたそういう気分だったのか、普段に増して大胆なことをしたような気もするし、口にもした。
じわじわと冷静さが戻ってきて、羞恥に埋まりたくなる。

彼と身体を重ねる度に、気持ち悦さは増していく気がする。
それが決して自身も嫌なわけでもなく、彼は喜んでくれるから厭う通りもなくて。
彼と付き合う前の自分に告げたら、絶対信じてもらえないだろう。

吹き出す汗は肌を滑らせる。
浴衣は既に形を無くして、重い腰を上げれば、ずる、と彼のものが抜けていく。
そのことに少し名残惜しさすら覚える自身は、すっかり彼に身体を変えられた。]
(-61) 2021/08/23(Mon) 19:42:11

【秘】 オルテイシア → イウダ

[身動ぎして彼の膝の上に横になるように座ったら、横顔に見惚れる。
汗だくになった身体は早くシャワーを浴びて汗も流したいけれど、彼と離れることも惜しくて。

笑う声につられて笑って、目を細める。]


 ……はい。

 でも、もうちょっとだけ、
 このままで――。


[一度覚えた甘え方は留まることを知らない。
熱気に少し赤らむ頬に手を添えて口づけた。**]
(-63) 2021/08/23(Mon) 19:42:28

【人】 オルテイシア

―― キャンプ当日 ――

[夏のイベントは引っ越しと花火大会だけに収まらず、前々から話題に上がっていたキャンプに行くことになった。
学校の行事や家族で何度か体験したことはあるけれど、それも10代半ばまでのことで、準備も人に任せてばかり居たから何をしていいかわからない。
最近のキャンプはグランピングと呼ばれるものになっているらしいことはTV番組や、調べている内に覚えた。
キャンプに必要なものは殆ど現地で借りれるらしいし、半個室の部屋もあるらしい。
虫が苦手なものとしてはありがたい情報だ。
選んだ場所は温水プールにスパまであって、それならば安心と楽しみに期待を膨らませた。]


 はい。
 殆ど現地で借りられるみたいですし、
 持っていくもの少なくて良かったですね。

 眠気覚ましのブラックガムもありますけど、
 運転におつかれの時はサービスエリアに入りましょうね。


[車での遠出は今回が初めてになる。
いつもは近所の買い出しか、遠出は電車だったので胸が弾む。
荷物を乗せて助手席に落ち着いたら、カーナビと共に道案内を任された。*]
(1) 2021/08/23(Mon) 19:42:51

【独】 オルテイシア

/*
ありがとうございますっ。お大事にします!
花火軸は十分楽しんだので、キャンプに追いつきました。
このまま花火していたら、3ラウンドめに突入してしまう……。

あ、でもティラミスかき氷は食べたかった!
(-62) 2021/08/23(Mon) 19:44:53

【人】 イウダ

[中学生の頃、教師に手伝ってもらって立てたテントの立て方なんて当然覚えていない。

このままでは紫亜の前でカッコ悪いことになりそうだと立て方をこっそり調べたりもしたが、どうやら今回泊まるところは最早「テント型のペンション」と言っても差支えがない程の、既に完成された上に調度品もそのままレンタルできるという場所らしい。「グランピング」なんて初めて聞いた。

寝袋では流石にいちゃつけないなと思っていたが、ベッドも備え付けてあるという事で――夜は天幕を開けて夜空を見ながら抱き合うこともできそうだ。]


 しっかり寝たから大丈夫。
 休むなら折角だから「豪華なテント」の中が良いし、今の俺は紫亜の水着が見たい一心で動いてる。


[気遣ってくれる彼女に笑って、それでも一応ブラックガムは「あーん」と口に運んでもらっておいた。

長距離の運転は流石に初めてだから、無理はしないつもりだが、下道よりも高速の方が信号もなく快適にドライブできる気がする。

流行りの音楽はよくわからないので、カーラジオにしておいた。時折流れる知っている曲を鼻歌で歌う。
二人ならこんな時間もたまらなく楽しい。*]
(2) 2021/08/23(Mon) 20:27:14

【独】 イウダ

/*
かき氷は食べた体で……w
グランピング未経験なのでぐぐりながらお送りしております\(^o^)/
(-64) 2021/08/23(Mon) 20:28:04

【人】 オルテイシア

[睡眠はばっちりな様子で安堵したのも束の間、明け透けに水着を楽しみにされていると言われては、恥じらいが立つ。]

 もう……。
 でも、今年は海は諦めてたから、
 良いところが見つかってよかったですね。

 流星群も見れるなんて楽しみです。


[ひな鳥のように口を開ける彼にくすりと笑んで、「あーん」と声まで付けてガムを口に運ぶ。
楽しさに浮かれて、傍から見たら既に「バカップル」の称号を貼られても仕方がない。

車での移動は電車では味わえない二人だけ感があって、甘い空気になりやすい。

ラジオから流れる懐かしい曲を彼が口ずさむ。
二つの年の差は世代も近く、聴いてきた曲も似通っている。
懐かしい、と笑って、その頃にあった話が話題を付いたりもした。]
(3) 2021/08/23(Mon) 21:02:12

【人】 オルテイシア


[最近のサービスエリアは小綺麗になっていて、馴染みのコーヒーショップやコンビニ、地元のパン屋さんなどが並ぶ。
肉巻きおにぎりや、ご当地バーガーなどの出店も並んでいた。

美味しいものがたくさんあるのに、こういうところに来るとシンプルなものが食べたくなるもので、食堂のきつねうどんなどが美味しく見える。

まだ、お昼にもなっていない時間帯。
朝はしっかりと彼のご飯を食べてきたので、軽めにパン屋さんでクロワッサンとマリトッツォを買うだけに留める。
その代わりコーヒーは、缶コーヒーや自販機ではなくコーヒーショップでしっかりと豆が煎られたものを購入した。

車の中だと身体が凝り固まるから、外でしっかりと身体を解して、再び車の旅に着く。
周囲は既に緑に囲まれていて、都会らしさはなくなっていた。

ここまでくればもう殆どゴールに近い。]


 あと、もう少しだけ頑張ってくださいね。


[こればかりは応援するしか出来ないが、そう話している内に出口が見え始めた。*]
(4) 2021/08/23(Mon) 21:02:28

【独】 オルテイシア

/*
かき氷美味しかった……!!(食べた感想)

私もグランピング自体は経験談しか聞いたことなく未経験なのですよねw
大丈夫、多少間違っていても気づかない!
(-65) 2021/08/23(Mon) 21:08:01

【人】 イウダ


 海は来年な。
 嵐さんが早くプライベートビーチ買ってくれたらいいんだけどな〜。


[常連客で同僚の恋人は著名な小説家で豪邸住まいだ。
きっとビーチくらい買えるだろうと思っているし、そのおこぼれをもらおうと図々しく思っている。
彼らの前でならガムを「あーん」したり、車から流れる音楽を二人で口ずさむバカップルぶりも目立たないだろう。
彼等も恋人しか見えていないだろうから。

サービスエリアでは紫亜と同じパン屋でスティック状のデニッシュを購入した。
パンは自分でも焼くが、デニッシュは生地の取り扱いが難しいので、あまり手が出せない。
食べたい時には素直にパン屋に行くことにしている。
今回買ったのは抹茶生地に小豆が練り込んであるものと、グレーズがかかっているもの。
運転しながらでも持ちやすく食べやすい。
紫亜の方は流行りのマリトッツォを買っていて、そのクリームも後で「あーん」してもらおうと目論んだ。]
(5) 2021/08/23(Mon) 22:05:54

【人】 イウダ


 よーし、ここだな。


[紫亜の応援に励まされ、高速を降りたらすぐにキャンプ場の案内板が大きく出ていた。
駐車場に車を止め、管理棟で鍵を受け取る。
夕食のBBQセットはまた後で取りに来ると伝えて、荷物を置きに向かった。]


 ……部屋じゃん?


[写真で見るよりもよりホテルのような内装に、ぽかんと口を開けたまま見渡す。
テント特有の閉塞感もない。
ベッドの近くのリモコンを操作すれば、天井の天幕が開いて陽光が入ってきた。
夜は夜空を見ながら眠れるなんて贅沢だ。

その楽しみは後に取っておくことにして、早速近くのプールに向かおうと誘うくらいには、水着を楽しみにしている。*]
(6) 2021/08/23(Mon) 22:06:08

【独】 イウダ

/*
ミルク味の氷にチーズクリームなんて上手くない訳がないんだよな〜〜

そしてテント?の内装を妄想で作りつつ、水着が……見たいです……。
(-66) 2021/08/23(Mon) 22:07:22

【人】 オルテイシア

 
 嵐さんってプライベートビーチまで買えるんですか?
 宇張さんにおねだりしてもらわないと。
 

[さすがに冗談だろうとくすくすと笑ってしまう。
でも、見知った顔馴染みと行く旅行はきっと楽しいだろう。
実現するには日程だったり場所だったりと難しい条件は色々あるが、想像に留めるぐらいなら許されたい。
同年代の女性と新しい水着を選ぶのも楽しそうだ。

車に乗り込んで、隣でデニッシュバーを食べる彼にカップタイプのコーヒーを渡しながら。
マリトッツォも食べたいというリクエストに運転席に腕を伸ばして「あーん」する。
さすがにクリームいっぱいのマリトッツォは口から少しはみ出して、「ついてる」と笑いながら口端についたクリームを舐め取った。]
(7) 2021/08/23(Mon) 22:36:53

【人】 オルテイシア

[キャンプ場は広く、駐車場もコテージの間隔も広かった。
荷物を手に案内された場所へ向かえば、ホテルと同等の室内に眼を丸くした。]


 ……すごい、ホテルみたい。
 きれーい。


[感動を覚えてきょろきょろと辺りを見回してしまう。
天幕が開けば、わぁ……、と感嘆の声を上げた。
ひとしきり室内を見てはしゃいで、一息付いていれば、プールの話題が上がる。]


 覗かないでくださいね?


[なんて、冗談を言いながらバスルームに水着を持って着替えに入った。]
(8) 2021/08/23(Mon) 22:37:11

【人】 オルテイシア

[流行りの水着のタイプも色々あったけれど、彼からのリクエストにパレオとあったので、結局手にしたのは水色のパレオ。

腰元に纏う少し透け感のある花柄が南国感を思わせる。
膝下まで隠す布地は右腰の辺りで結んで太腿を覆い隠した。
布地を脱げば、上下はただの白のビキニに変わる。
胸元はボリュームをアップさせるためにフリルが何段か重なっていて、首裏と背中で紐を結ぶタイプになっている。
本格的に泳ぐとなれば紐タイプでは心許ないが、水遊びする程度ならこれくらいでも大丈夫だろう。

バスルームの鏡の前で、確認するようにくるりと回って確かめる。
そろそろ彼も外で水着に着替えている頃だろう。]

 
 基依さーん、もう着替えました……?


[そうっと室内に声を投げた。*]
(9) 2021/08/23(Mon) 22:37:40

【独】 オルテイシア

/*
絶対美味しいですよね。お家で作ってみたい……。

水着は下調べ済みだったのでバッチリです。
https://www.google.co.jp...
(-67) 2021/08/23(Mon) 22:40:59

【人】 イウダ

[嵐ならビーチのひとつやふたつ買えそうな気もするが、問題は卯田と宇張が揃って休めることはほぼないということだ。
なのでこれは単なる妄想の話。
彼らの「プライベート」にお邪魔するのは、それこそSASANKAを店休日にしてもらっての結婚式しかない。
どちらが先になるか、今のところはわからないけれど。

口元についたクリームはキスで掠め取られ、ハンドルを持つ手がぶれないように必死になった。
つい癖でその唇を追いかけてしまいそうになったから。
幸い盆シーズンも過ぎた高速は車通りも少なく、危険なことにはならずに済んだ。

キャンプ地自体も満員とまでは行かなそうだ。
自然の多い土地ならではの澄んだ空気は残暑の気配もやや過ぎて、初秋の風の匂いすらする。]
(10) 2021/08/23(Mon) 23:09:47

【人】 イウダ


 えっここで着替えんの?!


[プールまで着替えを持って行くものだとばかり思っていたから、バスルームに向かう彼女に目を丸くする。
利用客は大体このキャンプ場から来るからみんなそうしているのだろうか。
後に残された卯田も所在なさげにきょろきょろした後、その場で服を脱ぎ始めた。

男の着替えは早い。
もう惜しげもなく足を晒せる歳でもないので、膝までの丈のスイムパンツを履く。
中にはサポーターもついているので、股間もそう目立たないだろうと思って通販したが、水着も中学以来なのでその頃から発達した陰茎がこれで上手く仕舞えているかは自信が無かった。
上は元々プールサイドで着る為にパーカーを持ってきている。
帰りにスパで身体を清める為に着替えとタオルもビニールのナップサックに入れて、バスルームのドアが開くのを待った。

そう、テントの中に、バスルームだ。

もう一度言うが、部屋じゃん??]
(11) 2021/08/23(Mon) 23:10:03

【人】 イウダ

[声が掛かって、是を答える。
目にした彼女の水着は確かにパレオで隠れている部分は多いが。]


 ……胸が零れそう。


[フリルの分余計に胸に視線が誘導される気がする。
これはプールの中ならともかく、ここからプールまでの道をこのまま進ませる訳には行かない。
頼むから上着を着てくれと頼んだ。
彼女のことだから、水着に似合う上着も持っているとは思うが。]


 期待以上に綺麗だから、他の男の目に晒したくないな……。
 胸はしっかりあるのにウェストはくびれてて……手が置けるだろ?


[腰を引き寄せる。
ぴたりと嵌るのは、普段から撫でまわしている所為だろうか。
このままベッドに行きたい気持ちをぐっと堪えてプールへと足を向けた。*]
(12) 2021/08/23(Mon) 23:10:20