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【人】 黒眼鏡>>86 ダニエラ 「ええー、違うのかあ。なんだろな」 その控えめな笑顔に、まるで眩しいものを見るかのように目を細めた。 額に指をあて、なんだろなー、と首を傾げて、 「ええ、そんなあ。お嬢さんうまいねぇ…! 次、ってのに弱いんだよなあ、男っては」 降参するように、両手をひらりひらり。 口許を楽しそうにゆがめて、 「……だが、そうだなあ。 次も来てくれたら、 もっとサービスしちまおうかな」 しっかりと覚えてるよ、と。 カウンターに肘をつきながら、緩く微笑み。 「……あ。そういえばコレ」 と。突然思い出したように、カウンターの脇にある冷蔵庫を開ける。 中から出てきたのは、ラッピングされた小さな箱。 このサイズでもそこそこの値段がする、ブランドもののチョコレートだ。 「あげるよ」 …クラッカーをあげたあとに、あげるようなものではない。 #Mazzetto (93) 2023/09/09(Sat) 18:35:56 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ…いつものおしつけ癖だ。 何個もものをあげたら怪しまれそうなものだが、 いつもコレをやっているからそうでもないのかもしれない。 多分、これをひっくり返しても別に暗号とか仕込まれてないよな、と察することができるだろう。 というか、黒眼鏡がこうして差し出すのだから、多分予想よりお高い商品だ。 (-433) 2023/09/09(Sat) 18:37:36 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡包装されて、溶けないようにと冷蔵庫から取り出されたチョコレート。 他人の手で届けられた宅配物との差異がより引き立って、それに勝手に温かさを感じている。 穏やかな空間とコーヒーと、両の手に収まるくらいの小さな箱。 この短い時間の価値はそれだけ。でも、それ以上。 (-445) 2023/09/09(Sat) 20:28:59 |
【人】 黒眼鏡>>98 ダニエラ 「言いましたとも。 男たるもの、口にした言葉をたがえることはないぞお」 今日の海風は静かで、するとすれば古びた空調の響きくらい。 それはやる気なく放られたゴムボールのように てんてんと軽く、気軽に弾む会話の音に遮られて、さほどの邪魔にもなりはしない。 サイフォンを片づけるかちゃりという音がときたま、 心地よい雑音として混じり込む。 「はははは。 上手になろうとここ10年、ずっと頑張っているからな!」 あまり実を結んではい無さそうな努力を埃ながら、 無精にしているわりにひげが生えた様子のない顎に指をあてた。 「いいや? かわいらしいお嬢さんにだけさ。 みんなじゃないとも」 …これはなんとも、信頼のおける言葉なことだ。 「あ。忘れてた。おしぼりドーゾ」 今更取り出したそれを、カウンターの上にとん、と置いた。 #Mazzetto (100) 2023/09/09(Sat) 20:50:33 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラおしぼりを置くために伸ばした手が、あなたの袖にとん、と触れる。 そのまま擽るように、あなたの手の甲を指が撫でた。 黒眼鏡の奥の瞳が、わざとらしく笑っている。 …ほんの一瞬、すれ違うような触れ合い。 今のは――頭でも撫でるかわりだろうか。 昔、無遠慮にぐしゃぐしゃと頭を撫でまわされた無礼な行為に比べれば、 確かに上手になっているのかもしれない。 (-447) 2023/09/09(Sat) 20:50:50 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡手の甲に、くすぐったく残る指先の感触。 おしぼりで拭いたら、だって、それもすぐになくなってしまう。 そんな小さな抵抗なんて、もしかしたら筒抜けかもしれないけれど。 それでも、財布の中で普通のレシートに混ぜて、たまの指令のレシートすらも未だ捨てられずにいることは、きっと、バレてはいないはず。 (-458) 2023/09/09(Sat) 23:23:52 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラひらりと手を振り、あなたが去るまでじっとそのまま見つめている。 昔からずっと一緒だ。 引き止めることも名残惜しむこともせずに、 ただじっと見送っていた。 (1/2) (-459) 2023/09/09(Sat) 23:48:01 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ――なお。 チップの中には、今までとは比べ物にならないほど長い資料と命令が入っている。 水面下で動く『反社会組織取締法(通称マフィア取締法)』についての、概要や関係者について。 動きだしたらまた調査の命令を出すので、今はこのことについて頭に入れて置くこと。 何か直近で動きのあることがあれば、ダニエラの判断で報告すること──などだ。 そして最後に、 『また来い』 と簡潔に書いてあった。 (2/2) (-461) 2023/09/09(Sat) 23:51:57 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡振り返ることなく、潮の香りのする通りを往く。 軽さのある足取りには機嫌の良さが浮かんでいた。 そうして帰りついた先、SDカードの中身を確認した。 思っていた通り――それよりあと少し詳細なデータに素直に関心をした。 そうして最後の1文を撫でるようにディスプレイに触れる。 本当に無意識だったから、その直後にひとりでくすりと笑った。 (-466) 2023/09/10(Sun) 1:05:32 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡日が落ちて、外の空気も肌寒さを感じられるようになるくらいの時間。 カフェの営業も終わる頃に、電話がかかってくる。 もう幾度となく話した、昔馴染みの女からだ。 電話に出たのなら、『ciao、アレ』といつもの軽い口ぶり。 『ね、今からそっちに行ってもいい?』 『お仕事も入らなそうだから』 (-471) 2023/09/10(Sun) 2:49:20 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ『ciao、フィオ』 電話口の向こうで、軽い調子の返答。 『構わんよ』 『裏口からな』 彼の店の表玄関は、日によって開いていたり開いていなかったりする。 今日は後者のほうなのだろう。 (-472) 2023/09/10(Sun) 4:36:31 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡『はぁい』 間延びした返事をして、一度電話は切られただろう。 そして間もなく、裏口の扉が開かれる音。 ノックすら必要ない程、ここに来るのは慣れていたから。 「アレ、来たわよ」 どこにいるだろう、あなたの姿を探して中を歩いていく。 (-473) 2023/09/10(Sun) 5:13:20 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「おう」 裏口から入って進んだ先、店の大きさからすればずいぶんと細長い物置のようなスペースに男はいた。 彼曰くそこが事務所で、彼の私室だ。 パイプベッドに腰かけて、目を眇めてタブレットを覗き込んでいる。 「コーヒーでいいか」 言いながら、既に机の上のケトルに手を伸ばす。 どうせコーヒー以外は出してこない。 ついでに、ぎし、と音を立ててパイプベッドの上で座り直し、自分の横のスペースを開けた。 (-474) 2023/09/10(Sun) 5:34:30 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡声のした方へ足を運ぶ。 あなたの前に姿を見せた彼女は、いつもよりもラフな格好だ。 露出の少ない、ジーンズ姿。ネイルだけはしっかりされていて、何処かに出かけてきた帰りのような。 「うん、いつものでお願い。……何かしてたの?」 空けてもらったスペースに遠慮なく腰掛けて、不躾にタブレットを覗き見ようと体を寄せる。 殆ど密着するような姿勢になり、ベッドにもより体重が寄って軋んだような音を立てる。 (-479) 2023/09/10(Sun) 7:12:32 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレベッドの音は、びゅうと強くなり始めた潮風の音と交じり合う。 触れた体と体の間には、人間特有の熱と鼓動を僅かに重なる。 「仕事だよ」 タブレットにはたくさんのテキストファイルが並び、それを一つ一つ確認しているようだった。 それは主に、ファミリーに所属するさまざまな部署のことだ。 アレッサンドロ自身が管理する、"港"もそのひとつ。 「どうにもやかましくてね。あっちも、こっちも」 片手で器用にコーヒーを注いで、あなたの手が届くサイドテーブルにことんとカップが置かれる。 そうして空いた手が、背中からするりと回された。 ぎゅうと少しだけ力が入り、熱が押し広げられるようにして。 体を支えているのか抱き寄せているのか、あいまいな態勢のまま──それでも、いつもの調子で。 「飯は食ったか?」 (-480) 2023/09/10(Sun) 7:30:00 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラあなたに今日飛ぶメッセージ。 『任せる』 いつも通りということか。 『追伸。調査項目に追加。 各員の取締法に対する態度』 分かればでいいよ分かればで。…そんな言葉が聞こえるようだ。 上司は事態が動くのを、今か今かと待っているようだった。 (-485) 2023/09/10(Sun) 8:46:36 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「あら、そうなの」 「何だか嫌な予感はしてたんだけど」 ざわついているだけならいいんだけど。 タブレットに表示されているものを見ても、学のない女には何もわからなかったものだから。早々に視線を外して、用意してもらったカップに手を伸ばす。 回された腕に甘えて、身体を預けきってしまう。 「カフェで軽食を少しね。まだ食べてないなら付き合うわよ?」 (-486) 2023/09/10(Sun) 9:19:53 |
【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡/* ほうぼう対応遅れてしまい申し訳ありません! しまむらです。 こちらへの認識について、承知いたしました。 (1/3)にて挙げて頂いた点、全て問題ありません。 過去のことは聞かれなければ話さないし、大人になるほどますます口を閉ざすでしょう。 諸々おまとめいただきありがとうございます、助かります……! 差別的な物言いをする小さいアレさんかわいいね。笑顔になりました。 それぞれの時代に於ける所感、力関係など把握しました。こちらも大丈夫です。 色々なやりとりがあったんだなあということを噛み締めています。 それを経てのここニ年間はなんとなく表情にも疲弊が垣間見られ、 張り合いのない相手のように見えるかも知れませんが…… 改めて、村内でもよろしくお願いいたします。 (-496) 2023/09/10(Sun) 11:28:04 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「ヤな予感で終わればいいが、 心配するのが仕事なもんで」 ぱたん、とタブレットが伏せられる。 自分が用意していた冷えたコーヒーに手を伸ばし、 「じゃあ少し。 ……いや、あったかな? あとでちょっと見てくる」 あまり食事にこだわりがない男がそういって首をひねった。 「カフェか。俺ももう少し出かけるかな」 大きく伸びをしながら、自嘲するように笑う。 男はカポとしての仕事に注力すると、他のことをあまりしなくなる。 今日も家にこもりきりだったようだ。 (-505) 2023/09/10(Sun) 13:09:26 |
【秘】 黒眼鏡 → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ/* お疲れ様です、ご確認ありがとうございます! お気になさらず…………! それでは内容について、こんな感じで進めさせていただければ! 仲良く喧嘩します!!!! 張り合いのなさを指摘しない程度には大人になってしまって、 けれど昔みたいに接することはなく 会うたびにすこし微妙な会話を繰り広げたりしていると思います! あらためて、よろしくお願いいたします。 (-506) 2023/09/10(Sun) 13:12:34 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ/* >>イレオネさん アアアごめんなさい、既知情報送ったつもりで送信できてませんでした…!(いまきがついた) 以下、イレオネさんが把握してそうな情報ですので よきように知っていたりいなかったりしてください! ・アレッサンドロ・ルカーニアはスラム街出身のマフィアです。 10年前まではファミリーの構成員として暴力沙汰をよく起こしていましたが、10年前に幹部になってからはすっかり大人しくなりました。 ・10年前に彼の上司だったカポが死亡。 かつてはソルジャーだったアレッサンドロは他のアソシエーテを飛び越えて、上司の仕事(物流関係)をまるごと引き継ぐ形で幹部になりました。何か根回しがあったのではないかと警察には思われています。 ・表向きはだらだらと平和な日々を送っているようにみえますが、「港」…いわゆる物流関係を取り仕切る幹部であり、密輸や禁制品の売買などは彼の仕事です。 ただ仕事ぶりは真面目(マフィアとして)で、カタギにはあまり被害を出さないこともあり犯罪組織としては大人しいタイプです。 ・後ろ暗い人間が、よくないものを手に入れたり売ったりする時の窓口になっています。 「黒眼鏡」はそういう犯罪者たちの間での彼の呼び名です。 ご確認、よろしくおねがいします……! (-516) 2023/09/10(Sun) 16:24:10 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* 確認しました。ありがとうございます! 白チャでお名前呼ぶのは大丈夫でしょうか? 黒眼鏡としておいた方がいいでしょうか? それからこちらはイレネオとなっております! ややこしい名前ですみません……! (-520) 2023/09/10(Sun) 17:27:21 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ/* ありがとうございます、名前は呼んでいただいて大丈夫です! そしてイレオネになってる!!!!!(誤字ですごめんなさい……)大変失礼しました… (-521) 2023/09/10(Sun) 17:42:16 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* 大丈夫です! ロルの方では合っててすごい! ではそのような感じで失礼します……! こちらは貴方のことは資料で知っており、何度か顔を出してもみたものの、結局尻尾を掴めていない……という感じだと思います! (-522) 2023/09/10(Sun) 17:54:32 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「いつもお疲れ様」 「気を抜いて、知らないうちに荒されてました〜なんてシャレにもならないものね」 コーヒーを一口頂いて。 担当していないからこそ、治安の維持に貢献している仲間には労りと感謝が尽きない。 「何も無かったらアレの分だけ用意していいからね」 「私はアレの淹れてくれたコーヒーだけで満足できるから」 カップを置いて、ぺとりとあなたに抱き着くようにくっついて。 「また籠ってたの?お昼くらいは外に出た方がいいわよ、気が滅入るでしょ」 「街の方で秋のピザも出てたし、カフェの買い出しついでにでも歩いてみるといいんじゃない?」 珍しくコーラルピンクのネイルに彩られた指先が、あなたの腕をなぞるように触れる。甘えたいときのクセだ。 (-535) 2023/09/10(Sun) 22:53:17 |