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【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― 誰かの旅の始まる前に ―― 頼み? 用事もないから別にいいけど。 [そうやって二つ返事で引き受けた後、>>366 何やら話が長くなりそうな気配を感じて、依頼人ことゼロを自分の部屋に通した。 果たしてその予感はそれなりに当たっていたわけだが。 「ゼロとベルが洋館を出て旅に出る」 そのことを聞いたチェレスタは、隠しきれぬ驚きの表情を浮かべたものだ。 彼がともに旅をする相手について、あくまで“クリスタベル”であると認識していたからだが。 逆に言えば、彼らがともに旅に出ることについては驚かなかった。 離れ離れの道を選ぶのがむしろ奇妙だと、そういう意味でもあり] (457) 2022/12/25(Sun) 21:39:48 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ生の体験談。 こういう話を他の証持ちにする時が来るとはねえ……。 [これも『箱庭の神』がやって来たことの弊害か。 複雑な心境はなるべく追いやった後に話をした。 お礼に関しては「思いつくものがない」と正直に述べた。 お金は旅するうえで大事だからもらうつもりはなかった。 それ以外なら……交渉次第で自分のものにしたかもね。 旅の話なら前にもしたことがある。 だが、その話には旅の心構えなど付随してはいなかった。 一座がやってた旅のスケジュールまとめみたいなやつ……の写しがあればわかりやすかったんだろうけど。 なかった、ので記憶を基に再現した走り書きくらいは渡したかな。 他にも思いつく限りの話をした] (458) 2022/12/25(Sun) 21:42:03 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ……む、一回くらいでいいの? 私の歌、ここを出たらとってもレアものになっちゃうよ。 なんなら君の大事なひとと来た時にその一回を使いなよ。 もちろん何回でもいいけど。 [歌が好き、と言われるとちょっとは調子に乗ってしまうチェレスタである。>>367 「歌が好き」がたとえ嘘でも、 あの時私の歌を聞いてくれた君の姿を忘れるつもりはないけど。 もうひとつ頼みができたと言われれば首を傾げ。>>368 目の前で展開されるマジックを見た。 チェレスタのいた一座は歌や踊り、あるいは身体を張った曲芸がメインだったので、 マジックには明るくない。 案の定じーーーっと見ててもタネのひとつも分からなかった] (459) 2022/12/25(Sun) 21:42:42 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ……すごい、 けど、お金取りたいならまず人目を惹かないと。 前口上を言ったりとか、あと…… あっ [ふいに手を叩くと、部屋の隅に走り、 隅の方にある箱の中身を引っ掻き回した末、 ラッパを手にして戻ってきた。 金属の管がぐるりと一周した形状のシンプルなもので、 手を当てる部分に古びた布が巻いてある] (460) 2022/12/25(Sun) 21:43:53 |
【独】 ][『月』 エーリク/* 居ないところで綺麗だって言ってたの バラされてしまうw チェレスタさんどんな顔して聞くんだろうか(わく…… >>-1034カルクドラ いちばん大事なものだからなくさないように 預けるんだよ。 ひつじぬいは持っていきます…… ときどき、帰るよ。なんなら窓から こんばんは、してちょっとだけ貴方に 会いに来た、とかします。 トレイル。笑い取れるかなって。 思ったのに忘れてたよね。 (-1038) 2022/12/25(Sun) 21:44:25 |
【人】 XIV『節制』 シトラ[ 最初にその手紙を見つけたのは誰だったか。 同じ師匠から学んだ文字が 全員の名前が、一片の紙にずらりと並べられている。>>216 不意に違和感を覚えて、手紙の端をよくよく見れば 何かから千切り取ったような跡があった。 その紙が便箋ではなくて ノートの切れ端なのだと気付く。 主を失った部屋から、 わたしが彼の誕生日に贈ったノートが消えている。 それを知って、わたしはまた泣きそうになって あなたがくれた言葉を思い出す。] クロさんは、……そちらを 選んだんですね。 ……あの日、お話できて 良かった どうか……幸せに、 …………、お元気で。 [ 箱庭へと続いているんだろう光る扉 その向こう側へと足を踏み入れることはない。 伝えたい想いはいまも、彼の傍にある。]* (461) 2022/12/25(Sun) 21:44:27 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[ひとしきり泣いて、泣いて。 自分でも止められないぐらいに泣いて。 プロセラとエトを少し困らせたかもしれない。 二人と分かれて、泣き腫らした眼を擦りながら、 調理場で水分を少しだけ摂った。 飲み物を飲めば、少しだけ落ち着いて。 柔らかな息を吐き出して、一息をついた。 プロセラの心配が無くなった分だけ、 不安が少しだけ薄れたけれど。 神様の言葉を聞いたみんなは、 それぞれ思うところがあったのか、 ばらばらに反応を見せていたように思う。 当然のように。 みんな此処に残るものだと思っていたけれど、 そうでない人も、居るのかもしれない。] (462) 2022/12/25(Sun) 21:46:52 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク (463) 2022/12/25(Sun) 21:47:33 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタこういうラッパを吹いて人を集めたり。……ふふ。 良かったらこれはあげるよ。 私は使わないもの。 [チェレスタはかつてラッパが楽器の中では一番好きだった。 子どもの頃は古びたラッパで、客寄せの練習をしたこともあったが、 いつしかラッパのことはあんまり好きじゃなくなって、 手の中にあるこれも、記憶とともにしまいこんでいたのだった。 ただの思いつきだし、ゼロの手に渡らなくても気にしないというやつである*] (464) 2022/12/25(Sun) 21:47:36 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[調理場から駆け出したら、 食堂にまばらに人が集まっているのが見えた。 シトラと、探していたチェレスタと。 その他にも何人か証持ちの人が居たかもしれない。 今は周りを見る余裕もなくて、] チェレスタ……!! [彼女の姿を見つけたら、 飛び出していた椅子にぶつかりながらも、 チェレスタの下に向かっていく。 慌てていたせいか、息が切れて。 眼はさっき泣いたばっかりで赤いままで。 談笑していた彼女たちの間に、 割って入るように、彼女を両肩を捕まえた。] (465) 2022/12/25(Sun) 21:48:03 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[肩で息を整える。 上下する肩を大きく息を吐き出してから、吸い込んで。 彼女と正面から向き合った。] ……大丈夫じゃない!! チェレスタが居なくなって大丈夫なわけない! ……いつも、お出かけしても、 大丈夫なのは……、 チェレスタが必ず此処に帰ってきてくれるから。 だから、大丈夫なんだよっ。 戻ってこないなら、大丈夫じゃないっ。 [箍が外れたのは、 さっき涙を流したせいかもしれない。 今まで『大丈夫』だと伝えていた分を、 すべて吹き飛ばすみたいに、必死に彼女に告げる。 駄々をこねる子供みたいに。] (466) 2022/12/25(Sun) 21:48:45 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[いなくなるつもりはないと、書いてあった。 書いてあったけれど、それよりも前の一文が心に残った。 私に宛てた彼女のメッセージに。 チェレスタが求める言葉を返せたかは分からない。 でも、『証持ち』がばらばらになっていく。 その不安も伴って、焦燥感に駆られる。] ……行ってもいいけど、 必ず、戻ってきてくれなきゃ、やだよ……。 [其処に居たのは、『太陽』でもなんでもない、 華奢な体をした、まだ幼い子供の姿。**] (467) 2022/12/25(Sun) 21:49:56 |
【独】 X『教皇』 カルクドラ/* >>-1038エーリク そりゃ分かり合えない相手(元)を褒めてるのを見たら大事なことだからお伝えしなきゃ…… こっそり抜け出した時に買った思い出の品だからね……大事にしてくれて嬉しいよ…… ありがとう……舞台見に行って時々来てくれるなら生きられる…… 久々にトレイルに言及したの見た気がしてなんだか懐かしい( (-1039) 2022/12/25(Sun) 21:51:07 |
【独】 XIX『太陽』 ヒナギク/* この時間に落とすものじゃないなぁ。と思いながらも筆の動くままに書いてたらやっぱりこうなった。 チェレスタはお返事は書かなくてもいいやつです。 泣き虫だったシトラが強くなり、 大丈夫だと言いまくっていたヒナギクがエピで逆転しているの、おいしいですね。 私はこの状態で、どうやって〆に持っていくのだ……? アンケートも書けるのか……? (-1040) 2022/12/25(Sun) 21:52:45 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――シトラと>>376―― ……そう、ですね。 違った……と言われるのも、今の僕だと否定したくなるのですが、シトラほどの思いがないのは、確かです。 世界は、僕に何もしてくれなかった。奪う、ことはあったかもしれませんが、少なくとも与えてはくれなかった。 [>>377世界が――あの村が、ユグという子供の存在を冷たく見ていたのは、事実。 世界以上に証持ちだった皆が愛おしいのは、容易には変えられない思考だ。 ユグが世界が滅びないよう願ったのは、涙流す仲間がいないようにというのが、大きな理由だから。] [どれほど説得しても、信じられなかった、幸せにはなれなかったろうというシトラに、ゆっくりと頷く。 そういうことだ、僕が理解していなかったのは。] (468) 2022/12/25(Sun) 21:53:37 |
【人】 XII『吊された男』 ユグそう、ですよね。 それがシトラの、ひいては皆の幸せだと思っていたのが、今までの僕なんです。 それではいけないと思えて、よかった。 [その分、自分の望みが叶わない、という現実を直視せざるを得なくなったが。 受け入れなければいけないものだった。しかたない。 幸せについて語るシトラの言葉を、聞いている>>380。] ……何の助けにも支えにもなりませんが、僕もさして変わりませんでしたよ。 お湯も、ホットチョコレートも。 とてもありがたく感じています、その心遣いを。 (469) 2022/12/25(Sun) 21:54:01 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[話を聞く。これからのことを考える。 心を落ち着ける手伝いができていることを喜ばしく思うシトラの気持ちは、確かに自分の持つものと似ているような気もした。] ……ええ。ええ、はい。 その気持ちは、とてもよくわかります。 崩壊は止まったとしても、すでに災害は起きて……今苦しんでいる人も多い。 証持ちへの憎悪を募らせている人たちも多いでしょう。 理不尽に傷つけられたその人たちも、不幸なままでいいはずないです。 それに、このままでは、僕らはきっと受け入れてもらえる存在にはなれなくて……畏怖や教義、政府の方針で縛るだけでは、変えられない。 世界の人々も幸せになって、僕らを恐れなくなって。 ただ、他の人たちと変わりなく過ごして。 そんな世界になったら、いいですね。 (470) 2022/12/25(Sun) 21:54:18 |
【人】 XII『吊された男』 ユグその幸せは、心から応援します。 手が必要なら、呼んでください。洋館の外でも、お手伝いしますよ。 [>>382シトラの言うそれらは、ユグの理想にも当てはまる。 彼女なら、穏やかで幸せな世界を作ってくれるだろう。] でもまずは、「いってらっしゃい」と「おかえり」ですね。 あなたの帰る場所を作って、お待ちしています。 だから……頼りないかもしれませんが、安心して行ってきてください。 僕はずっと、あなたの味方です。 [>>386チョコレート、おいしいです、ありがとうと告げながら。 こんなふうに優しくて甘い、そして新たな味わいを彼女が齎すのを夢想する。 カップが空になれば、気持ちもどこか整理されたような、涼やかな心地。 もう一度ありがとう、を重ねて、席を立った*] (471) 2022/12/25(Sun) 21:54:39 |
【独】 ]『運命の輪』 クロ/* ひつじぬい大事にされている(しんみり) 証持ち全員集まって、そしてばらばらになっていくー カルクドラとの思い出ができた! そしてヒナちゃん…!ああう(泣けて良かった) (-1041) 2022/12/25(Sun) 21:54:39 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロそれは嬉しいね。 ところで、ここにまたデートで 来たいんだけど。 店員さん的にはオススメできる? [ここで訊ねたらイエスとしか言えないのはもちろん解っている。その上で。笑顔で。] お気に入りになったら、 他のヤツには秘密にしたくなっちゃうかもな〜。 [口止めはされてもいいけど、 主目的がベルに美味しいケーキを。のため、ここは譲れない。] (473) 2022/12/25(Sun) 21:55:17 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[洋館に帰って次に会ったときに、] こないだ美味しいカフェを見つけたんだ。 可愛い店員がいてね? っはは、 夢かな? そうだったのかも。 確かにいつもはもっと素敵な夢を 見てるんだけどね。 あの夢も中々だったよ。 [噛みつきそうな顔がちょっと面白くて。 また声をかけたくはなったけど、 口止めされるつもりはあるから洋館で触れたのはその一度だけだ。 しかしサンドイッチを食べに行くことは時々あり、 その度にぶつけられる嫌味を面白がっていた。いじめっこである。*] (475) 2022/12/25(Sun) 21:55:53 |