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フィオレは、ペネロペの言葉に、ただ小さく頷いた。 (a5) 2023/09/21(Thu) 2:18:52 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 無敵の リヴィオ/* じゃあもうこれは、正面から電話していいですかね。お友達かな? 冤罪をつけてくれても構わんとまで言う可能性がありますが、 いくつかRPの中で注意事故と、お尋ねしたいことがあります。 ・執行役と勘付いているようなRPをしますが、多分ブラフです。 ・何か、後々知られたらまずいこととかあったら教えてください。 知りたいです。 ・このRPの時間の直後に執行されるか話の展開上わからないのですが、結局は連れて行かれる予定です。 格好つけたい演出などがあれば提案してください。 ・なにか知っておきたいことがあれば口を滑らせるので話せます、気軽にお尋ねください。 (-100) 2023/09/21(Thu) 2:28:12 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ/* だいじょうぶです!(とりいそぎのへんしん どたばたして黒猫を受け取れていませんでしたが、 「行間で受け取っていた」ならしかるべき場所に預けています。 「放っていた」ならお店にいるかと思います。(その場合、他にお店尋ねてくれそうな人に預かってくれって後から頼みます) いじょう、ごかくにんください! (-102) 2023/09/21(Thu) 2:35:01 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ貴方の従順なさまに、男は満足げにしたはずだ。まったく、いつも食事を嫌がる姿とは程遠い。 そういう差異だって、やっぱりこれは快く感じるのだろう。 目を丸くする顔も楽しくて、嫌がられないのも楽しい。この行為を男もまた、楽しんでいる。 ぬるつき始めた場所は微かに音を立てるだろうか。 互い自身が硬度を増していくのを感じただろうか。 それは貴方に更なる羞恥や影響を齎しただろうか。 もしかしたら、混乱した静止を声に出すかもしれない。待ってだとか、だめだとか、或いは単なる喘ぎを出そうとしたかもしれない。 けれどその前に、声は飲み込まれてしまうだろう。 押し付けるようになされる口づけが吐息を奪った。 性感を引き出そうと擦り上げる片手。もう片手が貴方の頭を支えて寄せる。 そうすればまた押さえつけるようになって、逃げ場はなくなってしまうだろう。 この男はずっと強引だ。 ずっと自分本位で、ずっと傲慢で、ずっと強欲で。 だから今だって、衝動的な欲に身を任せただけ。 朱の刺した頬とぱくり開いた唇が、おいしそうに見えただけ。 (-103) 2023/09/21(Thu) 2:36:49 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡/* 大体想像通りで良かったです。 また勝手に店にいってなにかしています。 確認できました、引き続きごゆるりと牢獄生活をお送りください。 レス自体は概ね朝になるかと思います、どうぞご自愛下さいませ。 (-104) 2023/09/21(Thu) 2:39:59 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「とっておきねえ。俺の素顔なんぞ俺も知らんぞ」 不定期に外見と名前を変える男の特別と言えば素顔だろう。 しかしそれは提供する事ができない。無いものは無いからだ。 実際はカラーコンタクトを外し、 化粧を落とせばそこに『素顔』はあるのだろう。 しかしそういう問題ではないと、あなたもきっとそう思うだろう。 素として振る舞う酒癖の悪さも傲慢も、演じる彼が我ではないと 彼は誰と、そう区別する為の面の皮でしかないのだから。 「顔は嫌だが歌っては欲しい、我儘三昧、猫みたいな奴。 デスメタルでも披露してやろうか?目も覚めるくらいのな」 さて、過去はいつまでもそこにありはしない。 その場に留まり続けるには常に歩き続ける必要があるからだ。 そして曰く、冥府下りの際に不安に駆られ振り向いた詩人は 手に入れられるはずのものを失ったとされる。 「それが嫌なら…嫌じゃなくても帰ったらきりきり働けよ」 いつかは互いに過去から抜け出す必要があるのだろう。 この男には振り返らず進む意思がある。誰かを引き摺る手も。 それが今ではなくとも、いつか。 少なくとも二人を乗せた車だけは、今は前へと進んでいた。 (-105) 2023/09/21(Thu) 2:44:27 |
ペネロペは、犬の方が好きだ。 (a6) 2023/09/21(Thu) 2:45:03 |
【秘】 法の下に イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ/* ニコニコ 赤窓見てましたよ 早々に落ちましたのでね……その節はね…… とはいえ黒眼鏡さんとそちらの関係をPCは知らないのでそこの恨みなどを向けることはありません。貴方が口にすれば別かもしれませんが…… それにA.C.Aはどちらかというと味方ですしね。イレネオは法の犬なので、そこに則って動いていた貴方のことはむしろ交好感持っていると思います。だからこそマフィアと関係していて裏切られたという気持ちが大きいかもしれません。 聞き出す情報としては「当該女性との関係」「現在のマフィアとの関係」あたりが丁度いいでしょうか。事実確認と新規情報の引き出しと言う感じでどうでしょう? 聞きたいこと……されたい拷問ですね……! こちらも拷問をやりたがっているだけであまり経験はないPLですので、こういうことされたいがあると助かりはします。特にないよ、いじめてくれればいいよと言う感じでしたら……場合によってはそれはただの暴力だろみたいなのが飛んできます。ご了承ください…… (-106) 2023/09/21(Thu) 2:52:02 |
【秘】 法の下に イレネオ → 歌い、歌わせた カンターミネ/* こんばんは。お休みのところ失礼します、バナナマンパナマ湾です。 結論から言いますと墓下拷問秘話の打診に参りました。 キャパシティの問題や暴力の好みの問題、諸々理由やご都合あると思いますので、あまり乗り気ではないなあという場合は遠慮なく断っていただいて大丈夫です。 受けて頂ける場合はイレネオが尋問官として貴方に取り調べを行うことになります。カンターミネさんのことですからこの男が捕まったことはご存知かもしれませんし、捕まった男がなぜか活動できている理由についてもご存知かもしれません。もし秘話に応じて頂けるようでしたら、その部分の情報も開示させていただこうと思います。 ご一考いただけるとありがたいです。よろしくお願いします。いい村を! (-107) 2023/09/21(Thu) 2:56:07 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ/* どうぞどうぞ、電話であれば こちらからよりもそちらからかかってきそうですね。 お友達かもしれません。お友達です。 ・ ブラフについて 了解しました、元気よく否定していきます。 ・ 知られたらまずいことについて 知られたらまずいことに該当するのか不明ですが、 「モブ先輩からマフィアからの押収品である銃を押し付けられ手にしている」 でしょうか。あとは表の性格は嘘ばかりで、 破滅願望がありますがそれは特にまずいことではないと思います。 ルチアーノさんが思うような男ではなく、全て演じています。 本来は過去が原因で色々な歪みのある人間です。 おまけ情報として記しておきます。 それ以外は残念ながら割とまともです。警察なので。 ・ RPの〜 :了解しました、残念ながら格好つけるのは難しそうです。まずは素直に着いてきてくれることを申し出た後、 断られた場合実力行使になると思います。 ・ 知っておきたいことについて 好きなパンはなんでしょうか。気になります。 ・ 意味のない情報 子猫の引っ掻き傷は順調に悪化しています。 発熱しながら気合いで動いているので優しくしてください。 優しくなくても大丈夫です。 こちらからは以上となります。 (-108) 2023/09/21(Thu) 2:56:51 |
【独】 コピーキャット ペネロペ/* そういえばスプシに書いてた目の色カラコン加味してなかったな。 まあ同系色ではあるんじゃないでしょうか。もしくは青とか。 (-109) 2023/09/21(Thu) 2:58:52 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ多少動けるくらいには落ち着いてから。 あなたをメッセージで別室に呼び付けている。 あまり使われていない予備の小さな会議室。 たまに昼寝だったり休憩だったりで使う人がいるくらい。 目はまだ涙で濡れて、おさまってはいないようだったが。 (-110) 2023/09/21(Thu) 3:05:17 |
ペネロペは、テディベアを持って何処かへ出掛けた。《口からどんどん情報が出て来るねえ》 (a7) 2023/09/21(Thu) 3:09:09 |
【妖】 路地の花 フィオレ夜。鍵を締める主の姿もないその部屋に戻って。 ローテーブルに買ってきた夕飯を置き、浮かない顔のままソファに寝転がろうとしたところで。 ベランダの花が目に入った。 「……そういえば、テオがいないから…お水、あげられてないのよね」 とりあえず今はジョウロで土を湿らせたらいいだろうか。詳しい園芸の知識が得られたらいいのだけど。 備え付けられているジョウロに水を汲んで、土に軽く水をやった。根腐れという概念くらいなら知っているから 上げすぎないようにして。 「帰ってきた時、枯れてたら悲しいもの」 「…お世話、してあげないとね」 ($1) 2023/09/21(Thu) 3:11:05 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の花 ニコロ「……はは、それもそうか」 全てを投げ出すことが強いのかどうか。 確かに、その点をあげればそうだとも頷けないのかもしれない。 ただ、男にとっては君は"そう"見えた。 他の誰が何を思おうとも……それだけの話だ。 更に強くなる力に、ふっと息を吐くように笑って。 「…そうかい、分かったよ。 それじゃあ俺が逃げ切るか、君が掴み切るかの勝負だね。 せいぜい……お互いに頑張るとしよう」 臆病さは嘘じゃない。逃げたいと思う心もだ。 ただ、今回はそれだけの単純な話ではなくて。 君を想う幼馴染を思うと、 自分よりも……と考えてしまうだけだ。 だけどそれは、口にはしない。 「……後悔、しないといいね。ニコ」 (-111) 2023/09/21(Thu) 3:13:20 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 傷入りのネイル ダニエラいつかの時間。 あなたが今日も見回りに出たなら、見回り中の、どこかで。 「お巡りさんの、ダニエラさん……ですよね」 「少しだけ、お話できませんか? 一般市民のちょっとした相談事を。」 曇り空の下、スニーカーの底が、ざり、と路面を踏んで。 ふと、掛かる声があったかもしれないし、なかったかもしれない。 あなたが振り返ったなら、 そこには少女然とした格好の『一般市民』が居る。 珍しいライムグリーンのウィッグを被ったテディベアを持って。 (-112) 2023/09/21(Thu) 3:33:21 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ「いた」 キィ、と音を立てて開く会議室の扉。 それを潜って貴女の姿を確認すれば、 何を言われるより前に、貴女の隣の椅子を引いて座る。 「食べな〜」 そうして唐突に、持っていた紙袋を1つ机の上に置いた。 中身を出す。ふかふかのボンボローニだった。 「疲れた時と、厳しい時と、とりあえず落ち込んだ時……」 「甘いもんって効きますからね。なんでか知らんけど」 買った時は揚げたてだったんだけどさあ、と 机に頬杖をついて。 「………………………………」 「話は落ち着いてからでいーんで……」 そう言って、貴女の言葉を待っている。 (-113) 2023/09/21(Thu) 3:46:00 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ「ああ。俺にとっての愛はな。だが――……」 首を振る。 「……いいや。それが正しいか間違っているかも、俺にしか決められんことだな」 迷っても彷徨っても、それを定めるのは己である。 アレッサンドロの黒い、堅炭の瞳は決めかねていたが、 それは迷っているわけではなかった。 ――どちらも正しいと、彼の魂が叫んでいた。 燻るその熱を、くろぐろと燃ゆる炉のように胸の内に抱え込んでいる。 「手前勝手に采配しているだけだから、これを一途というのは美化にすぎるかもしれんがね」 鐘の残響のなか、あなたの言葉が耳朶を打つ。 かりかりと、なんとはなしに頬をかいて、 「………笑ってくれるかは分からんし、欲しがるとも思えない。だが、それは得られなかったもので―― …ああ、押しつけだ。 ――俺も、それでいいと思う。思っている」 頷き、墓標に向き直る。 「言葉は――……」 ──だが、顔をそらして。 「──……分からん。そんなに、話してはいないんだ」 (-114) 2023/09/21(Thu) 4:01:08 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ「……」 本当はもっと軽い気持ちで、あなたに会うつもりだった。 気を許している人たちが軒並み捕まったり、いなくなったりして。心細かったから。 けれど今は……無念と、情けなさと、ぐるぐると濁った感情ばかりが渦巻いて。 口角を上げるどころか、目線も合わせられずにいたけれど。 「……わざわざ」 「買ってきてくれたの?」 砂糖がまぶされた、まだ温かいそれを。 言われるままに手に取って。暫く、そのまま見つめている。 少しだけかすれた涙声が、ぽつりとつぶやいた。 「……パンを持っていくと、すごく喜んでくれたの」 「スラムの子も、養育院の子も……」 ボンボローニを真ん中で分ける。中のクリームはまだ熱いだろうから、ふわりと湯気が出て。 ▽ (-115) 2023/09/21(Thu) 4:17:59 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ「……この子達にも、私が救ってもらったように…素敵な未来がありますようにって」 「おもって、たの」 口が、止まらない。落ち着いてから、って言ってくれているのに。 「……私、馬鹿みたい」 「この法律で、子供たちを助けてくれている人に何かあったら……守ってあげようって、言ってたのよ」 「それより前から、あの子達は……苦しんでいたのに……、ッ…」 ひっく。肩が震えて。嗚咽が漏れる。 送り出した子達、ひとりひとりにお別れ会を開いたことも。一緒に遊んだ思い出だって残っている。 なのに。 「送り出した先に未来がないなんて、思わないじゃない……っ」 ぼた、ぼたと。大粒の涙がボンボローニの上に落ちる。 後悔の気持ちは、抑えようもないものだった。 せっかく気を遣ってくれたあなたの前で、みっともなく泣き喚いている。本当に、嫌な女だと思う。 (-116) 2023/09/21(Thu) 4:18:38 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「なぁに、寝ぼけてるの」 知らない名前で呼ばれて、おかしそうに笑う。 考えれば、たまに抱き締めながら眠る時は同じように寝ぼけたような事を言ってたような気もする。 正確には。自分も眠かったから、覚えてはいないのだけど。 「大丈夫かって、聞きたいのは私の方よ」 「……あなたも、ニーノ……フレッドも、捕まったって聞いて…気が気じゃなかったんだから」 わざわざ様子を見に来てあげたのよ、なんて。恩着せがましい言い方はわざとだ。 (-117) 2023/09/21(Thu) 4:23:26 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「まあ、安心しな。そうそう長続きしねえよ、こんな法案。 これでも無駄な被害を出さないよう考慮したんだぜ? …ま、多少の犠牲はやむを得んが」 んん、と大きく伸びをすると、またゆっくりと上体を起こす。 かぎのように曲げた掌で前髪をかきあげて、ベッドの上で片膝をついた。 「刑の決定に効力が及ばないなら、俺の逮捕は不当逮捕。取り調べに答える必要はない。 及んでるなら何言っても無駄だ。いってもかわんねえんだもの。 取り調べを真面目に受けさせるために、法が正当に行使される必要があるんじゃないのかい。 不真面目なのはお前らだろ?」 ──あ、と思いついたように。 「俺はハナからファミリー以外をどうこうするつもりはなかったが、 大分いろいろと埃が出てるみたいじゃないか。 感謝状くらい貰ってもいいと思うがね、俺は。 代理所長殿は別に政治家でもなんでもないだろ? ああいうのの違法性は政治献金に絡む罪だから──……」 …そこまで行って、いやまて、なんて独り言ちる。 「…とはいったが素直な話、マフィアからの金はダメだな。 あのオッサンがそれを知らなかったと言い張れば、詐欺か。中身バレるとやっぱダメだな。 結構頑張って隠したつもりだったが、お前よくわかったな。うちの部下に欲しいわ」 「…あ、この件、お前まだ公表してないだろ? ちゃんとすれら俺を正当に逮捕できるぞ、良かったな」 ──なんだか本当に安心させるような顔で、そう言って笑った。 (1/2) (-118) 2023/09/21(Thu) 4:37:24 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ──そして不満そうな溜息に、どこか意外そうに肩を竦める。 「…なーんでそんなに知りたがるかね。 単なる求知心か? まぁ、お前の友人の内心よりは説明してやりやすいけども」 どこか本当に怪訝そうな様子を見せながら、 「ま、お得意様をガッカリさせて返すのはサービスがなってねえな。 聞いても納得するとは思えんし、お前みてえに賢けりゃそのうち分かることだが。 答えはそう、お前の言った通り、"そうまでして裏切る"理由があるから裏切った。 血の掟は破ればオワリだ。少なくとも、もう元の場所じゃやっていけねえ。 で、警察官さんよ。そんなん3つくらいしか理由ねえだろ? 金、怨恨、女。…まああと頭パーになってたり脅迫されてるパターンもあるが、そういうのは調べりゃ大体何かでてくるから今回はナシとして」 手の腹を見せながら、指折り数えて。 「金は今回のケースでは該当しなさそうだ。金巻いてるもんな。 となると、女か怨恨だ。 …な?」 つまらん答えだろ、と。折っていた指を開く。 「まあつまり、"アリソン"だ。女の復讐。そんでその女のコトなんかにゃ、お前は興味ねえンだろ? 俺にとって大事なだけで、お前はそんなんどーでもいいんだから。 だからこうして語るだに、俺はちょっぴり寂しく不快な思いをする。それがイヤだからあんまり語らない。 はい終わり。以上かい?」 言いたくなさそうなわりにべらべらと喋り、勝手に終わらせようとしたりした。 (2/2) (-119) 2023/09/21(Thu) 4:43:31 |
黒眼鏡は、手放さない。 (c5) 2023/09/21(Thu) 4:48:13 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「わかんねえかなあ、変装していくんだよ。 意外とバレねえかもよ、グラサン外していったらよ」 バカでかい背に目立つ赤髪、ついでに名と顔の知れたカポでは無理だ。 口を閉ざす様子には多分、気が付かず。 「ばあか。子供じゃないつってもな、俺はお前の上司で保護者だ。 他に頼る相手もおらんだろ、そういうまだ面倒見がいがあるやつは…… ………アレか? いるのか? 頼る相手? 俺の知らん間に?」 …子供じゃないあたりのワードを聞きつけたのか、急に前のめりになってくる。 だが結局は、ハハ、といつものように笑って、壁に肩をつくようにもたれた。 「ま。 好きにしろよ。 俺も好きに責任取るから」 嗚呼、勝手な男だ。 (-120) 2023/09/21(Thu) 5:00:46 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「いやここ、寝る以外することねえんだよな。 取り調べも変なのしかこねえし」 ふああ、と大あくびをして、腕を伸ばしたり肩を回したりと軽く体をほぐしだす。 普段運動していなさそうなわりにまだしっかりと太く引き締まった縄のような筋肉が、 動きに合わせて浮かび上がる。 「まあ見ての通り、男前になっただろ?」 ハハハ、なんて笑い声は、牢獄の中で軽く響く。 様子を見に来た、という言葉には、ありがてえ、なんて十字を切ってみたり。 …だがニーノの名前が出れば、少し身を乗り出した。 「らしいな。あいつ大丈夫なのか? 悪ぃが様子みてやってくれよ」 (-121) 2023/09/21(Thu) 5:05:44 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → コピーキャット ペネロペ「んー?」 「はあい。何でしょ ――」 見回りの足を止め、振り返る。 このとき女は珍しく、咄嗟に取り繕うことができなかった。 鮮やかなライムグリーン。 それだけがまず目に留まって。 『一般市民』の姿すら、一時として目に入らない。 (-122) 2023/09/21(Thu) 5:31:57 |
【置】 口に金貨を ルチアーノその男は常に疑うことばかりしてきた。 誰かを信じることが怖かった、次は裏切られる事の無いように いつも周りを見ていなければいけないと思うようになった。 しかし同じ程信じる事ばかりしてきた。 いつまでも疑っていたら怖いからだ、蹲って出ていかなければ暗い部屋のまま。 どうか置いていかないで欲しい、一人にしないで欲しかった。 それでも子供でもない自分に都合よく手なんて伸ばされない。 ほんの少ししかないプライドと意地が見栄を張らせて嘘をついてしまう。 だから、一人でも立って歩かなければいけなかった。 知りに行かねばならない、人などいくら疑ってもキリがない。 安寧の場所を求め彷徨うだけのどら猫が生まれた瞬間だ。 その猫は何でも奪っていくぞ、盗られたくないなら財布の紐は緩めておきな。 一体いつからこうなってしまったのか。 はっきりしたのは五年前、否、十年前からその予兆はあったのだ。 寂しくなかったのに。それまで感じたことの無い寂しさを感じる様になった。 憂いもなかったのに。それまで感じたことの無い悦びを教えこまされていた。 満たされていたのに。それまで感じたことの無い飢えも渇きも願いも抱えて。 何もかも変わった日から、自分の居場所は何処だった? (L0) 2023/09/21(Thu) 6:12:16 公開: 2023/09/21(Thu) 6:15:00 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → マスター エリカ【魔術師ロール】 ファヴィオ・ビアンコが居なくなってから自分はおかしくなった。 まるでそれは親や恋人を無くしたときのような無気力な状態。 それまでも、顔を認識すれば喜んで尻尾は振っていたし、 姿が無ければ不安になって周りを警戒するようになっていたが。 まるで洗脳のように、彼と共にいた五年間はルチアーノの思考を埋めている。 あいつが居ないと何も手につかないだなんて考えたくもなくて無理やり足を動かした。 動かないでいるのが出来損ないに思えてしまって、そのままでいられるはずがなかった。 それでも、時々やはり足は止まりそうになるから。 その時は思い出すように自分を支えてくれた友人たちの顔を思い出して、会いに行かねばと思うのだ。 今日もいつも通りで居てくれるだろうかと、不安を紛らわせに行く。 「―― リヴィオ・アリオスト 」手帳に書かれた名簿、一番最後の名前。 最初は一番に消したかったがそれでも疑いを消し切れなかった。 底が見えないのは、振舞い方が同じ存在に誰が心を開けようか。 だから。 「……スープ旨かったな」 もう話しかけられなくなるかと思うと、少しだけ自分も裏切り者になった気分になった。 (-123) 2023/09/21(Thu) 6:16:25 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡「いやあ。無理があると思いますけどお…。」 それで『冷やかしに来た』とでも言う気だろうか。 1つ分かるのは、その日は定時で帰れそうにないことくらい。 「んー。あー。」 「…まあまあ。それはそれ、これはこれぇ…」 …これは誤魔化す気などなさそうだ。 その気になればいくらでもどうにでもなるのだし。 「……もー。酷い上司ですねえ。」 口を尖らせ、文字通り嘆息。 そうしてその顔の傷がひとつでも増えるだけで、こちらがどんな気持ちになるかなんて考えてもくれないのだ。 「わかりましたあ。…そんなこと、させませんからあ」 「要はあたしがうまくやればいいんですしい…。」 そうして小さな失敗だってできやしなくなる。 …本当に、なんて上司だ。 (-124) 2023/09/21(Thu) 6:22:19 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 無敵の リヴィオ「お」 ふと道を歩いていると、たった今焼きたてのロゼッタが並ぶのを見て思わず衝動買いをしてしまった。好きなパンだ。 ぼおっとしていたので何を言ったか忘れてしまったが、そこにあるパンは一つではない。 「……、今日もいい日になるといいなあ」 おまけを貰ったのに男の顔は晴れない。 手に持った電話を握りしめて一度目を伏せる、今日契約したばかりの最新機種だ。 「Pront、愛しのリヴィオ。――リヴィオ・アリオスト。 俺だ、ルチアーノだ。 後で会えんか? 新しい携帯に猫かお前の写真でも入れておきたいんでね」 男は特に猫が好きなわけではない。 (-125) 2023/09/21(Thu) 6:25:58 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「やってみるもんだって。 終わったらやるから手筈ヨロシク」 多分冗談だが、実際にやるとなればほんとうにやりそうだな気配。 「なぁに〜、どいつだ。今度うちに連れてきなさい」 ビッと親指で床を指さす。牢獄に連れてこさせるつもりだろうか? ──アレッサンドロは放任主義ではあるが、常相手を見ている。 そして自分が放っておいても大丈夫な相手だと思うと、急にポンと放り出すのだ。 「マア俺も、こんな上司は嫌だと思うが」 にやにやとした笑み。いつもの黒眼鏡がないと、胡散臭さの質が変わる。 ぼったくってきそうなうさん臭さから、急にブン殴ってきそうなものに―― ありていにいうと人相が悪いので、あの眼鏡でもかけていて正解なのかもしれない。 「ハハハハ、できる部下を持って俺あ安心だ。 ──ああそうそう。 今の外ン状況がわかんなくてな。 軽く教えてくれ」 やっとマトモな仕事の話だ。 (-126) 2023/09/21(Thu) 6:55:18 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオとん、とん、とん。 そのまま意識を手放した男は、夢も見ない深い眠りについた。 夜明けの時間まで眠り、一度だけ貴方より先に目を開ける。 貴方が安らかに眠れているのであれば、寝ぼけ眼のぱやぱやした頭で 「よかった」 とだけ呟き、己の服が乱れていないか 醜い傷跡を晒していないか 朝が来れば、貴方が買ってきてくれたお土産を朝食にしよう。 今度は味の違う方を、また二人で。 (-127) 2023/09/21(Thu) 6:57:32 |