人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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【人】 知能犯 ルヴァ

>>58 ナフ

貴方は知らない話だが。アマノに『頭と両腕以外ならどこまで傷ついていいか』には、『頭だけ残してもらえればいい』と答えた。

目的を達成するのに、時に命すらいらない。それが今あなたと踊る舞台の由来だし、本当に、お互いよくやることだ。

ただ、少年は楽しんではいない。刺された腕と、全力を使った反動の痛みに苦しんでいる。
それを表情に出すことはなく、あなたと共に笑う。弱みを見せぬように。他の誰にも。

ナイフは外される。傷口が更に開いていき、赤い血が流れ始めていく。

両腕の痛みに耐えながら、息を制御できず粗く肺を揺らし、それを放棄しても壊れていく筋組織を出来る限り制御しつつ、銃をやっと構え直す。

もし間に合ったのなら、笑うあなたの心臓に向けて発砲するだろう。

出来たとしても、発射する前も、したあとの反動も、腕が銃に逆らえず、大きく揺れる。壊れていく腕と共に、傷口が開くのを感じる。命が流れるのを感じる。

それでもにこりと笑う。また来るのなら、また力任せに振り払うだろうという圧をもかけながら。楽しませるために、
出来るなら勝つために。
(59) 2021/10/18(Mon) 0:07:50

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

苦しげな様子を見て、刃を少々ひねる。より苦しくなるように。
そして足元から、掴まれた手に視線を移す。

「やっぱり何か、」
掴まれた手を振り払うついでに刃を引き抜こうとして、捻ったせいか少々引っかかりがある。
引っかかる分、あなたは苦しいだろうが。
あなたの能力が発動する前に振り払うことは成功しない。
冷たいものを触ることは慣れているが、手が氷るのは初めてだ。
ひどい凍傷のような感覚に表情を歪めて、手ではなく腕の力で乱暴に引き抜く。その拍子に包丁は床に転がる。
強く掴まれていたとしても再度腕を回して振り払う。

首を押さえていた手を思わず放し己の凍った手を握れば、まだ止まっていない出血が再開する。
それでも……あなたにだって見えるだろう。あなたの顔を見て満足そうに口角を吊り上げる女の顔が。
「早いとこ終わらせたほうがいいな、なあ」

無事な手が、再度包丁を拾う。
早く済ませるなら、狙うのはやはり首だった。あなたがそこから動かないなら、狙い、突き刺すのは喉の中心だ。
(-59) 2021/10/18(Mon) 0:28:22

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「……ッあ゛ー………、」

受け入れられた。受け入れられるだろうと思っていたが、今この瞬間、それが確定した。悪魔でも人でもなんでも、というあなたの言葉に嘘がないことをやっと男は実感として信じた。こんなことをしなくても、感覚として信じては、いたのだが。

そして、男も。本当にあなたのことが欲しくて堪らず、あなたに他にはない欲を抱き、それを男の中では愛としているんだなと、より深く飲み込んだ。

ぐしゃ、ごしゃ、と硬質なものが砕ける音と、びちゃ、と粘度のある液体や柔らかい物質が立てる音が混ざり合って響く。
あかく、あかく、
全てが濡れていく。あなただったものも、部屋も、男も。
今あなたの目に映っているものが何であろうが、あなたが最後に見た赤色は自分だ。それでいい。あなたが目覚めて一番に認識するのもできればこの目の色であって欲しいが、さて。
男は冷静だ。冷静に、

あなたの反応が完全になくなってから、ふるりと背を震わせた。
ごそ、とあなたの衣服に手をかける。
もっともっと、あなたが欲しい、今すぐに。
(-60) 2021/10/18(Mon) 0:45:20

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

...ア゛ッ ...ぁ 、あ゛ァ 、はッ......げほっ、


口元を覆う手があろうとも、隙間から声が漏れる。中で刃を捻るその感覚に苦痛が増して、耐えきれず顔を 視線を下げた際に涙が零れた。

一度零れてしまえば、目の縁に溜まっていた涙は下へ下へと落ちていく。保とうとしたものが崩れ、緩く頭を振って痛みから逃れようと 逃れたいのだと言葉を紡ごうとするも、咳と苦しげな呼吸と そして血反吐を吐く音のみが喉から鳴る。

「ぅ 、ぁ゛ あ゛ッ......!!」

もはや悲鳴を堪えることすら苦しい。乱暴に引き抜かれた傷跡からは絶えず血が流れ出す。貴方を掴んでいた手で傷を押さえ、肩で息をしながらそちらへ視線を向ければ 満足そうに口角を上げる姿が目に入るのだろう。

死にたくない 早く殺して欲しい


どちらも男の感情で 貴方へ今向けるのは、前者だ。狙われているであろう喉の前へと既に怪我を負っている左腕を出し、狙った箇所へ突き刺さることを防ぐ。

それと同時に傷を押さえていた右手を離し、氷のナイフを手の中へ生成してからそれを貴方の足 大腿を狙って薙ぐように振るう。

ここにきて男は、従順な死を選ぶことをやめた。
(-61) 2021/10/18(Mon) 1:02:47

【人】 不覊奔放 ナフ

>>59 ルヴァ
知らない話だが、知ったらきっと酷く笑っただろう。機嫌良さげに。目的に対して容赦ない様子は好きだ。

男は、あなたが楽しいわけがない、と知っている。ひとに興味がないのだ、自分の楽しみに付き合うのが楽しいはずがない。ひとに興味がないから、痛みも血肉も好きなはずがない。
あなたは頭がいいから、約束を破るより守った方が面倒が少ないと思っている、と思っている。

男がぼんやり抱くのは、律儀だな、という感想のみ。
それも愉悦に押し流されて。

笑みの圧に負けるくらいならば、こんな勝負を仕掛けていない。構え直すまでは数秒くらいあるだろうか?ならば、男にとっては十分な隙だ。
そうでなかったとしても、男は蹈鞴を踏んだ3歩目で跳ね飛ぶ。高く、と思わせて、低く。次には高めに。狙いを付けづらいように。ぱたぱたと血の雨が降る。これには何の効力もないが、ただ重力に従って降っていく。

最終的に着地するのはあなたの眼前。もしそこまでの接近を許してしまえば、近過ぎて腕を振り回すのも困難なのではなかろうか。
男はといえば、横から水平に差し込むように、ナイフをあなたの首へと突き立てようとするだろう。
(60) 2021/10/18(Mon) 1:07:21

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

男だった肉には当然抵抗などは行えず、また、衣服を脱がせる際の協力もできようもない。男の生前に脱がした時よりは若干手間がかかるかもしれないが、あなたが脱がしていくのであればかつてあなたが見た通りの肢体が曝け出されることになる。

いや、正確に言うならば見た通りではない。より正確に言うならば、あなたが先の戦闘で与えた通りの負傷、あるいは損傷がはっきりと残っており、襟足に灯る光は今や完全に消え失せていた。あなたがあれほど熱烈な愛を投げかけた後の身体の割に朱は差しておらず、寧ろ生命活動をやめた身体は熱を失っていく一方だ。

愛を囁くこともなく、しかし愛を受け入れる、先程まで男だったものがそこには在る。あなたはこの"男"に何を与えるだろうか? 
あなたには全てが許される。
男は全てを捧げるとあなたに伝えたのだから。
(-62) 2021/10/18(Mon) 1:22:05

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

イクリールにとって、アンタレスは真面目で、つまらない人間だが、今だけは違った。
防がれた時点で柄から手を離し、退く。太腿を氷が掠る。

「あぁー……どうしようか……?」
絶対に逃げたほうがいい。一対一で、もし真面目に攻撃されれれば勝つ可能性はない。戦いを間近で見たのだから確実だ。
けれども……今を逃したら、彼を食べる機会は来ないだろう。それに、同じものはもう見られないと思うと。

もう一本、先程よりも刃の太い包丁を背から取り出す。
諦めていないことはあなたの目にも明らかだ。
「死んでくれないのか?」
それなのにわざわざあなたに問う。
(-63) 2021/10/18(Mon) 1:34:44

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

はやる気持ちがある。服を脱がせるのがより一層もどかしく感じられて、ボタンを数個引きちぎる羽目になった。

痣が浮く身体、停止した鼓動と機械の駆動音、冷えていく温もり、名前を呼ばない口、こちらを見ない目。

男は、人の反応が好きだ。そうじゃないならものと同じで、ならばどれだって構わなくて、だから死体には興味はない。
ないのに。

「……アマノ」


返事はない。俺がなくした。

あなたと褥で抱き合う時は、全て脱ぎ去って全身で抱き合っていたけれど。今は、自分は前だけを寛げて。
あなたの女の部分は使えるだろうかと触れて、ぬるさに目を伏せる。がっかりしたわけじゃない、
直後熱い息を吐き。


あなたを男として抱くのは、あなたが起きてるときがいいな。

そう思ったから、それ以上濡れもしない熱くもならないあなたの雌を、そそり立った下卑た雄で押し入り、蹂躙する。自分の熱が移っても、熱くなどなりようもない。反応して締め付けることもなく、その上の雄の象徴が硬くなるわけもない。

けれど。なんとも言えず。それに欲情して。

あなただったものに、暴行を加え。精を中に注ぎ込んだ。
ひとりで。
(-64) 2021/10/18(Mon) 1:42:37

【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ

一瞬の遅れ、拘束具──メチャオモティウムを携えた片足を、蹴り上げる。
風切り羽のようにしなるソレは、およそ一般兵の全力の蹴り以上の速度で足元を狙う。

速度さえ保たれているのならば、片足の重量、15tの蹴撃。
当てさえすれば、負傷では済まない。負傷では済まさない事は、後で謝ろう──などと。
余計な思考だ。兵器には。
必要な思考だ。人間には。

「───っ…」
眩い閃光が走る。想起されるのは、この船で出会った人々。
兵器のままでいたのなら、このような幻想を見る事もなかったのだろう。

この死が、人間であることの証左だというのなら。
振り抜いた脚は、光の中に沈んで消え、
この身に届いた雷撃は、身体を、心筋を根を張るように駆け抜ける。

「あ、がっ……………ゥ…ァぁアっ…!!」
心臓が止まるのならば、次は腕の筋肉。収縮させ、広げて、無理やりに血液を循環させる。
腕が痺れるのなら足と、肉の焼け焦げる匂いを感じながら、
生きようと。生きようと。生きようと。生きようと。

───正確には、手に入れようと。
生きるという事、殺すという事。その意味を死の淵にて手に入れようと、腕を伸ばし。
(-65) 2021/10/18(Mon) 1:44:39
メサは、───黒の芥となって崩れおちる。
(a26) 2021/10/18(Mon) 1:45:09

【赤】 金糸雀 キンウ

―――

【はい】
【キンウは犯罪者囚人だから、ここにいるのです】

首を傾ぎ、黒檀の髪がさらりと落ちた。

【傷を作るのですか】
【……いいえ。キンウはわかりません。けれど、わかりたいと思っております】

とん、とん。
まだ覚束無い動作で端末を操作する。

【故に】
【教えてくださいますか、トラヴィス様】
【許されずとも、キンウは知りたいと思うのです】

刑期は元より長かったと記憶している。
あれからどれほど経ったのだったか。
今回の件で幾ら加算されるだろうか。

……それでも、いつかの未来。
こうなれたらいいと、掴みたいと。
思える未来がひとつ、できたのだ。

これは紛れもなく『私』のものだ。
(*20) 2021/10/18(Mon) 1:49:38

【赤】 金糸雀 キンウ

【セファー様……いえ】
【アマノ様】

口を閉ざした狼の名を、呼ぶ。

【あの後、チャンドラ様とお話はしましたか?】

あの後、どちらも慌ただしそうにしたり蘇生されたりしていたから。……少しばかり気になったのだ。
(*21) 2021/10/18(Mon) 1:50:50

【人】 知能犯 ルヴァ

>>60 ナフ

笑うだけで貴方を制圧できないのはわかっていた。とはいえ同じ顔である限り、どれぐらい弱っているか推測がつきにくい、筈だと信じ。

少年は確かに約束をあまり破らない。でも必要があったら容赦なく破るだろう。それでもここで貴方に殺されることを持ちかけた。

この処刑室という場所が命をあげる場所として丁度いいと思ったし、丁度処刑を終わらせた時期が丁度いいと思った。銃弾を今倒れている人を死体にしたとき、もうやることは終わったのと感じたのも大きい。確かにこれでゲームは終わったのだ。
それだけだ。


そして、誘われたのなら勝ってやりたかった。勝って、何事にも勝って、全てにおいて完全へと、否、長年勝てることのなかった暴力に一回でも勝りたくて。その後はわからないけど。


そう、構え直すまで数秒。きっと少年は構え直すまでの正確な時間はわかっていた。それが貴方にとって大きな時間であることも。それでも短縮することは叶わなかった。
その間は撃つことができない。グリップを握った頃にはその間に貴方が入り込んできた。視界には貴方を捉えていても。

まだ腕をあげられない。上げるには0.8秒は足りない。今撃ってもその先は心臓でも脳でもなく、貴方の右の腿だ。

銃声は響かないまま。
少年の首から血が湧き出した。少年は己の命が流れるのを感じた。己の体がどんどん制御を失うのを感じた。寒さを感じた。生理的な恐怖を感じた。又死ぬのだと理解した。

そのまま少年は0.8秒又はそれよりも長い時間を耐えきり、制御を失い始めた視界を頼りに貴方の心臓の前に銃口を恐らく突きつけ、冷たい指でトリガーを
(61) 2021/10/18(Mon) 1:53:15

【人】 模範囚 メサ

>>3:114
──さて、今やその性能を落とし、死に至った兵器。いや、この場では囚人メサと呼ぶべきか。
ともかく。蘇生に際して彼に不可欠なのものにも生憎と、戦いの記憶は含まれており。
つまりはこちらの戦いを思い出して貰う必要があるのだ。

時世が幾分か戻る事になるが、そこはそれ。
つきましては看守の要望により戦う事となった人形軍。
遡りて、看守ダビー殿の号令よりその一幕を綴るものとする。
(62) 2021/10/18(Mon) 1:56:51

【人】 模範囚 メサ

「───」
号令の直後。瞳が、獣のそれに変わった。同時、脚を一歩踏み鳴らす。
ゴゥン、と鈍い音がトレーニングルーム全体に響く。

震脚──と呼べるほど出来のいい物ではなく、またその目的とも異なる。
そのまま跳ねるように前へ。駆ける…否、跳ねた脚は、未だ宙に浮いている。仮想敵は、地の揺れに上体を一瞬沈めている。

手始めに選んだのは、前方の1体。ダミーの中でも、最もニュートラルな重心、態勢。恐らくはオーソドックスな格闘型。
近づけばそれは、脇を固め防御の姿勢をとる。予想通りだ。その虚弱な一般性も。

「        
1つ、

息を吐きつつ腕を払えば、前に出していた腕はミシ、と音をたててありえない方向に曲がる。
──勢いに任せて体を捻り、ゴムのように膝下をしならせる。
直後に迫るそれを守る手段はない。

「        
3つ、

脚が人形の頭部に衝突する音と、吹き飛ばされた"ソレ"が壁に衝突する音は、ほぼ同時に起こった。
蹴り飛ばされた頭部は、その軌道上にあった2体の人形の胴体を貫く。戦闘スタイルはわからずじまいだ。

「        次、」
ようやく崩れ落ちる"1つ目"の身体をひっつかんで、続く4つ目、剣術モデルの抜いた刃に刺さる様に放る。
機能を止めた剣士の懐に潜り込み、食用のカニの足を捥ぐように腕を外す。

「いつ、つ──」
視線を向けようとしたところで、その端に獣。
剣士の頭部を支えに、地を蹴り上げて攻撃から逃れれば、下の肉塊は細切れになる。

降りるわけにもいかず、手を突き放し、浮遊。
上空10m強、残りの敵を俯瞰する。
厄介だ、と次の挙動を思案するところ。ここまでが10秒弱。
(63) 2021/10/18(Mon) 2:02:57
メサは、>>62>>63 を繋げ忘れた。PLのせいです。
(a27) 2021/10/18(Mon) 2:04:15

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

左腕に刺さる包丁を 先の鋏と同じように壁際 床へと放り投げる。どちらも貴方に再度握らせたくないからと 端に寄せた。

右手の甲を口元へと持っていき、1度咳をする。血の混じるそれは男の手を汚すが、今気にかけることは難しい。

壁に凭れ 苦しげに顔を歪めながら、貴方を見つめて。出来ることなら引いて欲しい そう願うけれども、諦めていないことが分かるから 手の中のナイフはまだ消さない。

そして、貴方の問いに答える様子もない。

というよりは、それを行うことさえ苦しい。口を開いたところで咳が邪魔をするし、呼吸をするのも辛いのだから言葉を紡ぐ余裕などこれっぽっちも無いわけだ。

代わりに ナイフを一度 強く握りしめ、揺れる瞳で貴方を睨みつけた。死ぬことは避けられないとしても、貴方に傷を負わせてやるという意志を持って。
(-66) 2021/10/18(Mon) 2:04:37

【赤】 墓守 トラヴィス

「……私はね。傷であることを知られたくなかった。私はそれを気にしていると言いたくなかった。過去に何があるのかも、それが自分にどう影響していたのかも……言いたくなかった。『役割を果たせない』ということを指さされれば、きっと魂ごと死んでしまうと思っていた。傷を自ら切り開くような痛みがあった。傷は弱点だ。辛いことは傷だ」

端末を叩いていた指で、自分のこめかみを叩いた。
少し前のこと。今は少しだけ置いてきた景色。未だ痛みは鮮やかで、振り返るたびに膿んで崩れていくようだった。

「包帯に血が滲む他者の傷を、君は手を出して握ったりはしないだろう。心も、同じだ。傷つけたいのでなければ、不意に突いてはいけない。『その傷を知りたい』と思った時、真っ先に傷を持つ当人に問うことは、それに近い」

ゆるやかにね、と、トラヴィスは囁いた。
ゆるやかに、隣人の治癒を願うことだ。

「……待つことだよ。そして進むことだ。学び、歩み、お前たちの傷が癒えたら。傷を振り撒くような生き方のほかを、選べるようになる。我々はその日を待っている。チャンドラも、私も」
(*22) 2021/10/18(Mon) 2:06:54

【人】 不覊奔放 ナフ

>>61 ルヴァ
もしあなたの考えを知ることがあるなら、もう終わったならよかったのに、なんて言ったかもしれない。持ちかけられた話に待ても出来ず突っ込んだ獣が何を、という話ではあるのだが。

男は約束に頓着しない。他人がつく嘘もどうでもいい。
だから、あなたの命は、キャッシュバックされたら『ラッキー』で、されたので『ラッキーになった』というだけだ。

男は男で。
暴力は頭脳に劣るな、と考えているので。
やっぱりどう足掻いても交わることはなさそうだ。

噴き出す血を浴びて、悪魔が笑う。これほど人並みはずれていても、血の匂いは特に周りと変わらないなと感じた。

あなたの向ける銃口が見える。見えた。あなたの目が濁ってきたのを知っているし、照準は少しばかりずれている気がした。

「……俺なァ、今回、脳味噌でしか死んでねェン、」

呟いた言葉が聞こえるなんて思っちゃいない。
男は少し身を捩り、
あなたの照準に心臓を合わせた。


銃声が聞こえる。有り余る血が噴き出す。常人より多く、さながら作り物のスプラッター映画のように。強すぎる心臓が、止まれと言われてめちゃくちゃに暴れているかのように。

びくん、と一度跳ねて。
その場に倒れ込んだ。 血の海を作りながら。
(64) 2021/10/18(Mon) 2:11:26
ナフは、血の海に沈んでいる。
(a28) 2021/10/18(Mon) 2:12:37

ナフは、呼吸をしていない。
(a29) 2021/10/18(Mon) 2:12:51

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

男は反応を示さない。あなたを避けることはないものの、それだけだ。柘榴色に溺れたまま命尽きた男は四肢を投げ出してそこにある。

女の象徴にあなたが触れても男の身体は跳ねることもないし吐息を零すこともない。あの日の閨であれだけ快楽を求めしかし声を殺そうと手で口元を隠した男は、口元を隠す必要もなく声を失っている。

あなたが押し入った蜜壺はすっかり涸れ、それでも肉が押し引かれ動かされるままに筋が当然そうあるように収縮する。男の持つ雄も、男の腹の上で柔いまま力なく揺れるだけだ。常の男であれば身体の全てで歓喜を示し瞳に強く情欲を滲ませていただろうに、今はそのターコイズもすっかり光を失ったままあなたのことを見ていない。

これ
にあなたがどう欲情したかに関わらず、男の中はまたあなたの白濁で染められた。喜びを示す全ての手段を喪ったまま、そうして愛を受け取って。
あなたが蘇生を申請するまでの間、あるいはあなたが男だったものに何かしらの行為を働くまでの間、男の裸体はそのままそこにあることだろう。
(-67) 2021/10/18(Mon) 2:12:53

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

愛を叩きつけ、内側を汚したのは一度のみ。あとはずるりと雄を引き抜いた。
どうするべきかを少し考えながら、血溜まりにぴちゃぴちゃと指先を浸して遊ぶ。綺麗にした方がいいのだろうかとか、服を着せるべきかとか、そういう。

考えても答えは出なかったので、早々に蘇生を申請した。

あとは、あなたがしっかりと起きて、柘榴色をそのターコイズに映し、自分の名前を呼ぶまで。男は蘇生機のそばにいただろう。
跳ね回りもせずに、退屈な時間をただそこで過ごしたはずだ。
(-68) 2021/10/18(Mon) 2:23:29

【人】 知能犯 ルヴァ

>>64 ナフ

あなたの声は聞こえていた。何を言われたかもなんとか認識した。又は起きれば認識する。少年は死の記憶を忘れない。

身を捩ったのも銃口から感じ取った。どうあれど少年はしっかりと、止められずにトリガーを引いた。それが貴方の快楽からくる手加減であれ。少年は動作を完遂した。

再度反動。それを支えることができずに大きく後ろに倒れ、後頭部を打った。その衝撃が裂けた首を通して腕に伝わり、銃が己の手を離れた気がした。(血の海にはあるだろうから少しは操作はできただろうが、できたとて銃を持ち上げられるわけではない。つまり無意味だ。)

その後少年は青ざめた顔で天井を見上げたまま、動かなくなった。
(65) 2021/10/18(Mon) 2:25:28
ルヴァは、死体の二人目か、三人目となった。
(a30) 2021/10/18(Mon) 2:25:48

【赤】 知情意 アマノ

「……私は結局、まだ。まだ、あれ以降チャンドラと話せてはいないよ。避けているわけではなく、先に話に行くべき相手がいたからというのもあるし……
ジャック以降に死に過ぎている


一日一死ペースで死んでいるのだ、恐らく蘇生室で眠っている時間のほうが長い。会議でほんの少し言葉を交わした程度で、本当にそれだけで。……故に少しばかり目を伏せて。

「君がチャンドラの味方でいてくれたことを嬉しく思っている。これは本当だ。私も……少し合流は遅れるかもしれないが、まだ『ペットちゃん』の任を解かれたわけではない。彼の都合のいい時にでも、話に行きたいと思っているよ」
(*23) 2021/10/18(Mon) 2:27:50
ルヴァは、ホッとしてから気づいたけどもしかしてここに今死体4つあります?
(a31) 2021/10/18(Mon) 2:29:32

【人】 墓守 トラヴィス

一つ一つ。丁寧に。
力任せではなく。持ち込んだ鏡の全て。強化された肉体、その指先を強く押し込む。中指。人差し指。指を中心に硝子が割れ落ちる。また一つ。

「恐れるのではなく、理解せよ」

呟いて、また一枚。
探して歩みゆく。
(66) 2021/10/18(Mon) 2:32:00
アマノは、後追い起きたのかってくらい死体多いな……と思っている死体。
(a32) 2021/10/18(Mon) 2:32:35

アマノは、それでも先に蘇生装置に入れられていた。
(a33) 2021/10/18(Mon) 2:33:48

アマノは、先に蘇生室に消えていくだろうし、目を覚ますのも恐らくそこまで遅くなかったはずだ。
(a34) 2021/10/18(Mon) 2:33:52

トラヴィスは、起きたけど、まだ少しだけ夢の中。
(a35) 2021/10/18(Mon) 2:35:27

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

会話をするためにこれを行っているわけではない。
だからあなたの返事がなくても気分は害さないし、武器を手放さない様子を見て、自分を殺すつもりだと思った。
戦いそのものが好きなわけではなく、得たいのは結果だけだ。あなたの様子は好ましくない。できるなら一回目と二回目のように済ませたいのに。

「……ふ、ふふっ」
そう考える頭とは違って楽し気な笑い声が湧き出し、あなたに届く。

「約束、もうさすがに守る気はないか」
近づいたほうがあなたに有利だろうから、銃でも借りて来ればよかった。
そう思いながら足はあなたに向かっていく。切られた僅かな傷の痛みは気になるレベルではない。
あなたのどこをどうやって切ろうか。……考えて、ナイフを持つあなたの手を狙った。
下から、動きが最小になるように振り上げる。
(-69) 2021/10/18(Mon) 2:43:41

【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス

「おお、そう、なのかな? それなら……、嬉しいな」
「兎は後遺症……、というよりは寛解、に感じるけれど」

紅茶を飲んで笑みを浮かべる墓守、その表情を見る。
墓守が好きな味なのかな?美味しい?どちらにせよ、
好きと美味しいを共有できるのは嬉しい、と知った。

「数十年もの時を生きる生物も……、限られているからね」

前のも美味しかったけれどこっちも美味しいね、と。
いつものような分析ではなく、子供らしい感想を向ける。
尚、墓守の躊躇えばいい、という優しい思想には気付く筈もない。
いつも通り、優しいな〜って感じでいます。

「おお、おお…………、沢山ある、ね?
 兎……、此処に来てお菓子はまだ……ろりぽっぷ?
 しか食べてないや…………、砂糖細工、」

言葉が止まった。見た目が綺麗なそれが気になるらしい。
食べるという行為をあまりしない故か、
見た目、色、形……視覚から楽しみを感じるのかもしれない。
(-70) 2021/10/18(Mon) 3:01:56
アマノは、目を覚ました。それから最後の役目を果たすため、襲撃対象メサの部屋へ。
(a36) 2021/10/18(Mon) 4:22:50

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

楽しげな笑い声に 理解が出来ないというように顔を顰めた。何が楽しいのだろうか、何を思っているのだろう。男には分からない。

何故なら 男は、この行動をイクリールが嫌がるのではないかと そう思っていたから。材料にするのなら、やはり従順にある方が楽なのだから。...だから、分からない わけだが。

そう思うからこそ、2度目は何もせずに耐えていた。


約束については一瞬 目を伏せ、再度貴方へ視線を向ければ 既に足はこちらへと向かっているのが見えた。ならばと 手を狙ってくる貴方に逆に食らわせてやろうかと ナイフを振りかぶろうとして、......。

動きが止まった。


だから、貴方の目論見通り 男の手に傷を作り ナイフを手放させることが叶う。手を放れた氷のナイフは床に落ちる前に消え去った。

男はというと 切られた際は少しだけ顔を歪めるが、それよりもと 痛む左腕を動かし 口元を覆って、何度も咳を繰り返し血反吐を吐いた。壁に凭れた身体は 滑るようにしてずり落ちていく。

「ごホッ......、は 、ヒュッ......、は ッ、......ア、...ふ っ......、」

咳と吐息と下手な呼吸とを繰り返しながら、やがて座り込むようにその場に在るわけだが、貴方に向ける視線はまだ 諦めた色をしていない。

...狙っている 死ぬ前に貴方へ残せる、傷を。
消えてしまうとしても 死にたくないと願った抵抗の形を貴方に贈りたい。
(-71) 2021/10/18(Mon) 4:52:31

【人】 紅月夜 チャンドラ

兎が口ずさむのはもう何処にもない郷の歌だ。

もう遙かに遠くなった思い出の先、僅かに残るそれをなぞる様に、ゆっくりと紡ぐ。

これを知る人ももう居ないのだから、歌い間違えてしまったらそのまま伝わってしまうんだろうな、なんて過ぎれば小さく笑って。朝早くのロビーを見回っている。
(67) 2021/10/18(Mon) 6:50:34
ミズガネは、ロビーでぼんやりしている。
(a37) 2021/10/18(Mon) 10:13:47

キンウは、歌を聞いている。次に鳴く時、それを口ずさむ事でしょう。
(a38) 2021/10/18(Mon) 10:39:34

【秘】 看護生 ミン → 『不死兎』 ニア

「そうやねぇ。ミンはたっくさんの罪を犯した。世の中にはミンのことを恨んでる人がいっぱいおる。だから償いたい。って、そう思ってる」
「……あ、ううん、気にせんといて。あの処刑が怖かったんも事実やけど、そうしてって頼んだんはミンやから。自分のしたことを思ったら、怖いとか痛いとか言うてられへんもん」

彼女の疑問に答えていくことで、自分自身の考えを再認識していく。
当時の自分が、そして今の自分が何を思っているのかを意識しながら、ひとつひとつゆっくりと言葉を返す。

「正しい存在……どうなんやろ。人の痛みを忘れるような人間にはなりたぁないな、って思っとるけど。それが人として正しいことなんやとしたら、そうなんやろうね」
「ええんよ、別に自分がやった罪のことは隠しとらんし。そうやねぇ、ミンは記録上、『教唆犯』……他人に罪を犯すよう唆した共犯者やけど。
被害者もたくさんおるし、いっぱい犯人を作ったんも、『罪のない人に罪を着せた』ってことやからなぁ。法律で決められている量刑より、よっぽど重いことをしたと思っとるよ」

人格矯正手術を受けなければ……犯した罪を悔やむよう、人格を故意に歪められなければ。星に埋められて終わりだったはずの命だ。
自分はそれだけの罪を犯したし、見せしめとして苦しみながら生かされるだけの恨みを買っていると思っている。
(-72) 2021/10/18(Mon) 10:49:08

【秘】 模範囚 メサ → 中堅看守 アンタレス

「おや、アンタレス殿。お疲れ様です」
いつかの時空ならば部屋でいいだろう。
それなりに片付いており、貸与された本やサンドパンの部屋などが並んでいる。
見たところLvは83くらいだ。

「どうかしましたか?」
彼との話はまだそれほど多くない。そわそわしつつ聞く姿勢に。
(-73) 2021/10/18(Mon) 11:57:53
メサは、結構熱心に育てていた。裏でトレーニングルームとか行ってた。
(a39) 2021/10/18(Mon) 11:58:16

ミンは、ロビーに来てあんパンfoodスティックキャンディvilを注文した。
(a40) 2021/10/18(Mon) 12:01:47

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

明らかに躊躇があった気がする。それを疑問には思った。
……やはり約束を守ろう、という気はあるのか?
思ったけれども、座り込み弱り切ったあなたを見て強い警戒は続かない。
どれだけやる気があってもあなたに力はないように見える。

咳の音で、あなたが今どんな苦痛を受けているか分かる。
どんな気持ちだろう?どうせなら話しやすい場所を傷つけたほうがよかったかもしれない。
『次』はそういうところに気をつけようか?

「ほら、そろそろお休みをあげるから。よく見せろ」
凍って動かない手であなたの顎を持ち上げ、包丁は逆手に持ち替えて、あなたの首を一文字に切ろうと動かす。

その動きは悠長なくらいで、油断が見て取れるだろう。
何が起きても、即座に反応はできない。
(-74) 2021/10/18(Mon) 12:14:38
ミズガネは、今日のおやつはシナモンスティックvil
(a41) 2021/10/18(Mon) 13:19:04

メサは、死と生の挟間、どこかの時空にて朝ご飯を食べる。満漢全席foodロリポップvilが出てきた。
(a42) 2021/10/18(Mon) 13:30:35

メサは、死と生の挟間の分際でよく食べている。
(a43) 2021/10/18(Mon) 13:30:57

ミズガネは、満漢全席してるイマジナリーメサを幻視したかもしれない。
(a44) 2021/10/18(Mon) 13:40:42

【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ

静まり返った部屋で、男は何事も発することがない。

あなたの脚が例え焼け焦げようと脚が振り抜かれるのであれば、15tが慣性に従って運動を続けただろう。であればどうなるか。……焼け焦げ脆くなった脚だったものの影響をほぼ受けることなく、脚という枷から解き放たれた15tが飛んでくることになるのだ。

男はあなたが今際に何を思ったのか知る由もない。
しかし、男はあなたがが兵器などではない、人間であることの証左として、あなたに死をもたらして。あなたが生きようとした揺るがぬ事実として、男は脚部にその枷を被弾する。
骨が折れるでは済まない衝撃が脚部から全身へ伝わり、当然逃しきれる衝撃でもないため
男そのものが破壊される。


生きるという事、殺すという事。
あなたがそれを掴めていることを男は願っているし、それがかつてあなたと交わした探し求めている答え、あるいはいつか語ろうと話した夢に繋がればいいと思っている。
それは雷鳴が消えるその瞬間までずっと。そして、再度目を覚ましてからもずっと。
男という命が刈り取られている間だけは、できないけれど。



……生命が存在しなくなった部屋に転がる二つの遺体を、サポートAIが即座に回収し蘇生装置へと放り込んだ。室内修復に務めるために室内になだれ込んだ各マシンを置いて二人の遺体は蘇生室へと向かうことだろう。
(-75) 2021/10/18(Mon) 14:09:20