人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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【秘】 月鏡 アオツキ → ライアー イシュカ


「そうしないといけないんです」

「為さないといけないんですよ」
(-143) 2022/05/08(Sun) 5:53:28

【教】 神経質 フィウクス


この夜を以て監視者は瞼を下ろすことだろう。

くそったれな役目もこれで終わりだ。

取引の下に課せられた役割は果たした。

そしてこれ監視以上に為すべきことを、
(/0) 2022/05/08(Sun) 5:55:10
神経質 フィウクス(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/08(Sun) 5:55:40

【独】 神経質 フィウクス

/*
眠くて眠くてしゃあねえッ
身辺整理ロールは夜にちゃんとしたいが 頼むバグるな睡眠時間
(-144) 2022/05/08(Sun) 5:58:29

【秘】 月鏡 アオツキ → ライアー イシュカ

「はい、先生になるって決めたからですよ〜?。
 こっちの
口調の方が生徒達も話しやすい
ですし、彼らを幸せにする糸口をつかみやすいもんです。
 イシュカはぶっきらぼうですしね?」

君なら知っているだろうか、彼の一人称が僕だったことを。
君なら知っていただろうか、彼は■■と慕っていた先生がいたことを。
君なら、好いた存在を喪ったその先を理解できるだろうか?


「『私はきっといい学園にさせられます。
 生徒達が望むよりよい生活を作りたいんですよ』

 これは、絶対叶えることです。諦めたりしません」

「性格が変わった? ちがいますね。
 ――
不要なもの
を退けたんです」

クロツキ
は死にました。
が殺しました。
 だって
先生
に相応しいのは、
ですから。
 ……これでいいですか〜?」
(-145) 2022/05/08(Sun) 5:59:13
トットは、昼過ぎ。急に現れては、なんでもなかったようにいつも通り。
(c18) 2022/05/08(Sun) 9:05:34

トットは、頭の花飾りは無くなって、代わりに右眼に花が咲いていた。
(c19) 2022/05/08(Sun) 9:06:48

トットは、夢でも見てるかのように、ずっとふわふわと幸せそうに笑っている。
(c20) 2022/05/08(Sun) 9:09:22

【秘】 恋の呪い シャルロッテ → 中等部 バラニ

だって、見た方がわかりやすい。

少年は自分が男性であることをずっと、わかっていた。
心が違っているかと言えばそうでもなくて、自身の性別に違和感を抱いたことはない。

「『シャルロッテ』は、お母さんの名前だったんだって」
「私を生んで、死んじゃったお母さん」
「私が殺したお母さん」
「だから、代わりにならなくちゃって、思って」

お父さんの最愛の人を奪ってしまったのだから、埋め合わせて償わなければならないと、ただずっと、そう思っていた。
少年は『お母さん』にならなければならなくて、けれど、それは『女の子』になりたいと思うのとは違う。違ったはずだ。

「……嫌いになった?」
「うそつきって思った?」

——あなたの隣にいられるのはどちらか、と考えるまでは。

(-146) 2022/05/08(Sun) 10:40:35

【秘】 恋の呪い シャルロッテ → 中等部 バラニ

ぎ——と、ベッドの軋む音がする。
ベッドの端に膝をつき、手をつき、少年はあなたの顔を覗き込む。
あなたの恋した少女のかんばせ。
あなたの知らない少年のからだ。
掠れた声は歌のせいではない。
ただ、自然に迎えた変声期の途上にあるだけ。
治まれば、ソプラノの声は永久に喪われる。
これから身長だってきっと、伸びてゆく。
『少女』の寿命はもう、幾許もない。

「——バラニ」

苦しいな。
『シャルロッテ』をやめて、『お母さん』になることをやめて、あなたのそばにいられたらいいのに。
『少女』でなくなれば、やっぱりそれも叶わないのかもしれない。
(-147) 2022/05/08(Sun) 10:41:19

【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ

素直に頷くことが難しい願いだろうことはわかっていた。
何も言わずに眠らせた方が、事が面倒にはならないのも。
でも、話しておくべきだと思った。
勝手な願望でもせめて幼い協力者には真摯でありたかった。

『全て終わらせるためです』
『あなたを早く解放してあげるには、
 これしか思いつきませんでした』

治療対象になって処置されてしまえば実行者に加わることは暫くなくなる。
断られれば困ってしまうのはそうだろう。
無理やりに連れて行かなければならない。
しかしクロノの体格では、大人達が動員されればすぐに捕まってしまうだろうことも予測できる。

『こわいことかもしれません』
『でも、約束のために』
『治療を受けてはくれませんか』

交わした約束。
もしも、この治療で良くなったのなら、外へ出る日が一歩近づく。
他にも様々な理由はあるけれど、この理由も本物だった。
(-148) 2022/05/08(Sun) 12:28:16

【秘】 司書 エルナト → 王 リアン

「それは」
「そうだけど…………。」

その為に人を傷つけてしまったことも。
血を飲むことに、何一つの抵抗が無くなってる事も。
傷つけたのに、心の底からそれを悪いと思えない自分と。

色んなものが申し訳なく感じて、言葉尻は下がっていく。

いずれ自分は、本当にただの怪物になってしまうのではないか、
そんな不安を、抱えて。

「……うん…………わかった。」
「聞いてみる……けど、今はあんまり喋らないで……」

体の負担だから、とぐっと傷口を抑えて。
多少痛いだろうが、我慢してもらうほかない。
きっと後程大人を呼んで、しっかりとした器具で運んでもらうはずだ。

「……トットくんの血を飲むと、回復力が上がるんだって。」
「だからきっと、それを飲めばすぐよくなると思うんだけど…」

本人から聞いた話。
どの道、今はまだ姿が見えないから、叶わぬ話。
(-149) 2022/05/08(Sun) 12:45:24

【秘】 司書 エルナト → はなわずらいの トット

「……トットくん。」

ちらりと見かけた姿は、昨日とは若干変わっていて。
なんとも華やかな右目になっていた。
人によっては怖さすら感じるビジュアル。

「………大丈夫?」

昨日までは、ころころ表情が変わっていたのに。
今は夢見心地な笑顔だけな君に、声をかけた。
(-150) 2022/05/08(Sun) 12:55:09

【秘】 はなわずらいの トット → 司書 エルナト

「あれえ」


声を掛けられると、ゆっくりそちらを向いた。
緩慢な動作は水にでも浮いているかのようだ。

「エルナトだあ」
「あ〜 あ〜? そだ こないだごめんねえ」
「おはな……あるよお まだ」


そう言って、手に持っていた紙袋を見せた。

「……? あ」
「えへ おれねえ だいじょうぶ! いまふわふわなの んふふ」
「ずっとおはなさいたあとみたい んふ」
(-151) 2022/05/08(Sun) 13:05:45

【秘】 司書 エルナト → はなわずらいの トット

流れのない水たまりに浮いた花弁のような動き。
花の蜜みたいに甘ったるい声。

可愛らしいけど、ちょっぴり不気味。


「うん、昨日帰ってこないから心配してたんだよ。」
「無事………ならいいけど。」

本当に無事かはおいておいて。
掲げられた紙袋に目を向けた。
お腹が減った。


「それは……大丈夫なのかな?」
「……お花の位置も変わってるけれど……」
「その目の花は、抜けないの?」

ちらり、見えてるかもわからない右目に視線を移し。
(-152) 2022/05/08(Sun) 13:10:28

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「あーあ、いやだいやだ。消去法ばっかの人生なんて」

なんて茶化すけども、そうし続けるのは己も同じ。
動物の好みの差はあれど、人に対しては似たようなもので。
それをしてない様に見える相手に言われると怒りだすのが最悪なのだが。

「手ぇ打つってなにすんの。
 まさか、お前も実習生になるとかいいだすわけ?
 ……想像したら僕より不味い気がしてきたな。

 ん、こいつ物怖じしないな。かわいいな…………
 懐かなくても乗ってくれるだけで上出来だ。
 こっちから手出ししない限り襲わないし。
人間と違って


なお、平静を装っているように見えかねないが、実際の声色は余りにも温かい、もとい温くて上擦ってるのを必死に抑えている。
まるで何も隠しきれていない。
本当に貴方が死んでも勝手に引き取るのではと思いかねない程の。


気を取り直して。

「……鴉は嫌いじゃない、が……あと一年、待てるか?
 もっと掛かるかもしれないが。そも何で鴉?」

においを嗅がれている間はじっとしている。
どう見ても触りたいし撫でたいのだが、その辺り無理に頭を撫でたりしないので飼い主適性は何だかんだあるのだろう。
あと肩に乗ってるだけで幸せ。
(-153) 2022/05/08(Sun) 15:39:42

【秘】 はなわずらいの トット → 司書 エルナト

「きのう? きのう……」
「あは んふふ そだねえ! えへー なにしてたかナイショ……」
「……これねえ なんかねー フクハンノー? だって」
「ないてもおはなさいちゃうからなかないでねっていわれた」


自分の右目を抑えてトットはそう言う。
しばらくしたらもどるって、と告げる声には、動揺も感傷も何も含まれていない。
頭に咲いていた花と同じ花。薄桃色がそこにある。

それから、貴方に紙袋を差し出して。

「あげる!」
「おれたち、エルナトにもらってほしーから」
「いる?」
(-154) 2022/05/08(Sun) 16:14:37

【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス

「………………、」

きっと、わたしのことを慮ってそう言うのだろう。
でも、そうなったら。
トットも居なくなった今。
あなたは終わるまで一人で、罪を重ねていくのだろうか。

それは怖いことな気がした。
あなたがそのまま、罪の意識なんかも
分からなくなっちゃったりしないか、なんて。

けれど。
選ばれたのなら───無理にでも、あなたは
わたしを連れてかなきゃいけないんだろうから。
わたしの出来ることなんて。
迷惑かけずに連れてかれるか、
無理矢理連れてかれるか。それしか、ないんだろう。



「…………」

頷くしかないことは、分かってるのに。
声が出なかった。
声が出なくて、
手元のホットミルクを、口元に持ってくる。
それをゆっくりと、飲み下す。
(-155) 2022/05/08(Sun) 16:20:16

【秘】 司書 エルナト → はなわずらいの トット

「副反応………」

と聞くと、最初に思い浮かぶのは薬だが。
何か、されたのだろうなというのだけがわかる。
……気にしても仕方ない、そう思う。
どの道何かしてあげられることもないし。
きっと、望まれてもいない。

「戻るならまぁ、良かったかな。」

片目だけじゃお勉強もしにくいからね、と微笑んで。
それから、差し出された紙袋を受け取って。
ふわっと、花の香り。
大事なご飯。


「うん!ありがとう、すっごく欲しかったんだ。」
「………俺達って、前も言ってたけど。」
「君以外に誰かいるの?」
(-156) 2022/05/08(Sun) 16:25:03

【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ


「俺に教職がやれると思っているのか?」


否である。残るとしても実習生とはまた別の形だ。
となると事務仕事でもやる事になるのだろうか。
あまり考えたくはない、が、考えなければならない……
とはいえ今優先して考えるべきはそこではなく。

「実習生でなくともいい、ここで職を得られるようにさえなれば。
 その選択肢がこの場所の中で予め提示されるようになるべきだ。
 …今のここにはとにかく治して卒業って指針しかないだろ。
 下手に一度外に出すんじゃなく、この場所の中で完結させた方が
 あいつら大人達にとっても多分都合が……
 
うわ……


上擦った声と緩んだ雰囲気につい声が出た。
何もその様子を今初めて見たわけでもないのだろうけど。
つまりはこの反応も今に始まった事ではないということ。

「……さあ、何でだったか。
 随分子供の頃から思ってた事だ。
 もうきっかけなんて覚えてない、そういうものだろ。」

強いて言うなら、何となく身近だった、とか。
きっとそんな理由になるんだろう。
(-157) 2022/05/08(Sun) 16:31:34

【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ


「何も今すぐに飼い始めるってわけじゃない。
 あんたがこれからもこの場所に居続ける事を選ぶなら。
 戻って来たその時に、雛から飼い始めればいいだろう。
 だからもしあんたが乗り気なら、」

「それまでに名前を考えておいてくれ。
 どうにも俺は名前を考えるのは苦手らしい」
(-158) 2022/05/08(Sun) 16:32:09

【墓】 はなわずらいの トット

「んふ ふふふ えへ またそだったねえ」
「がんばってえらいねえ ふふ」


園芸部の受け持つ畑に、ゆらゆらと揺れながら屈んで作物を見ている。
傍らに置かれたジョウロは空。
鼻歌を歌いながら、誰に向けるでもなく話していた。

「いーなー おれたちもかってにさきたいね」
「おれのナイフとられちゃったもんなー」


「どんなきもちなんだろーな」
「いたくもないしきもちよくもないのかな」


ふしぎだなあ、と浮かされたような声音で呟く。
自分の病気は嫌いじゃなかった。人の為になれると思って。
ホントに治ってしまったら、自分なんて何のために在るのかわからない。

おれ、なにされたんだろ。なおったのかな。
よくわかんないけど。
でも、なんだか
しあわせ
だからいっか。
ずっとこのままでもいーや。
(+17) 2022/05/08(Sun) 16:33:35

【置】 神経質 フィウクス


この施設にも体裁というものがある。
きっと自分だけを特別扱いする事はできない。

つまりは、この要望さえ通ってしまえば、或いは。
この場所で生きていく為の選択肢を、
この場所の中に居るままに選ぶ事ができるようになる。
大人達がそれを棄却する理由が少ない事を知っている。

それがいつの事になるかはわからないけれど。
誰もがとはいかないかもしれないけれど。
それでもきっと、今よりはずっと望みがある。
(L2) 2022/05/08(Sun) 16:43:27
公開: 2022/05/08(Sun) 17:00:00

【置】 神経質 フィウクス


病気が治らずとも、病気を治さずとも。
自分達にはあまりにも生きづらい外の世界へと
強引に放り出される事なく、『普通』になれない事で
目に見えない圧力にじわりじわりと絞め殺される事も無く。

生きていく事だけなら、ほんの少しだけ楽になる。
現状維持ができる。
その後にどうするかはそれぞれの決める事。

ここでさえ生きづらいのであれば、変えていくしかない。
紛れもない自分達の手で。
内部から、音も無く、少しずつ。

広すぎる外の世界よりは、ここはきっと変えやすい。
(L3) 2022/05/08(Sun) 16:44:05
公開: 2022/05/08(Sun) 17:00:00
神経質 フィウクス(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/08(Sun) 16:44:29

【秘】 はなわずらいの トット → 司書 エルナト

相変わらずトットはにこにこと笑顔を浮かべている。
にこにこと言うにも力が無く、顔が緩んでいるだけのようにも見える。
見えている左目の焦点も、傍から見れば定かじゃない。
次いで夢遊病でも患ったのではないかと思われても仕方がないくらいだ。

それでもトットは問題なかった。
とっても幸せ
だから。
だからきっと気を遣われたとしても、どうしてなのかわからないだろう。

「んへへ よかったー! あんしん」
「おとどけしたかったので」

「……おれたち?」


トット以外の誰かは、勿論ここには貴方しかおらず。
それでもトットは
「いるよお」
と言う。

「ほら」「ね」


指を差すのは 紙袋。それから、右目。


「おれたち、みんないるよ」「いっぱいいるよ」
「きみにたべてくれてうれしかった」「みんなによろこんでもらってうれしかった」

「おれたちずっとおもってたの みんなのやくにたちたいって」
「みんなのやくにたってみんなのなかにもさくんだ」

「ね」
「おれ おいしかった?」
(-159) 2022/05/08(Sun) 16:48:32

【独】 ライアー イシュカ

PL予想の時間だ!ドコドコドコ!!
今回難しいね……すすやさん、どめさん、紅緒さんと完全にロール初見だからどんなタイプかわからないんですが、何となくお聞きしたり定期に出してるキャラを見ての推測です。自信ないよ。

※敬称略
バラニ:へるつ
シャルロッテ:すすや
バレンタイン:あど
エルナト:あれんだ
トット:音水
ラピス:どめ
クロノ:ルルクス
テラ:ボブ
リアン:紅緒
フィウクス:許
バット:はぐき
アオツキ:とーみん
イシュカ:ぼく


小等部と中等部が悩むけどこうかな 高等部と実習生はラピスちゃん以外は結構ストレートだった気がする……私含めて……

へるつさんは絶対これバラニシャルロッテエルナトトットの中にいるでしょ ルルクスさんあれんださんも挙げた所以外だと全くわかんなかったからお手上げだ〜
(-160) 2022/05/08(Sun) 17:08:58

【秘】 司書 エルナト → はなわずらいの トット

夢見心地、がきっと一番正しい表現。
脳みそまで溶けてしまってるんじゃないかというほどの。
そんな印象を、抱いてしまう。

それで、君の言葉を聞いて。
指すものを見て。
想像することが正しいかどうか、分からないけど。

蛞蝓に寄生して、脳を乗っ取る虫がいるように。
君にとっての花が、そうなのかなとか。
だとしたら、それを食することは。


急に腕の中のものがなんだかおぞましく見えて。
それを。

(-161) 2022/05/08(Sun) 17:09:03

【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ

心まで石になっていく心地がする。
そう思っていた。
けれど、そう思いたかっただけなのかもしれない。
罪の意識に蝕まれないように、心の外側を石で覆っていただけ。
その下にまだ血が巡っていることを、最近知った。

きっとこんな時でも、あなたは自分への負担を考えていてくれるのだろうなと。
それがとても、申し訳なかった。
こんな手段しか選べない自分が情けなかった。

「………」

飲み下されるそれは、無言の肯定だったのだろう。
かつかつと、ゆっくり黒板にまた文字が書かれる。

『ありがとう』
『ごめんなさい』

せめて、苦しみが少なくて済むことを祈るしかできなかった。
(-162) 2022/05/08(Sun) 17:12:20

【秘】 司書 エルナト → はなわずらいの トット

…手放すことが出来ないくらい、
少年はもうずっと、追い込まれているから。



紙袋の中に手を入れて、掴んだ何かも分からない花弁を。
口に運んで、舌先で転がして。
よく噛んで、飲み込む。胃が僅かに満たされる。

「…うん、とっても美味しいよ………」
「…君達の事、大好き…………」


熱っぽい瞳と声でそう告げる。
お腹が減った、満たしたい、満たしたい。

「本当は、その目の花も………」
「君自身も、食べちゃいたいくらい。」


君から出るご飯を、すべて食べたらお腹いっぱいになれるだろうから。
でも、そんな事をしたら気持ち悪く思われる。わかってる。
分かってるから、紙袋のもので我慢しなきゃと、また一つ、口に運ぶのだった。
(-163) 2022/05/08(Sun) 17:14:20

【独】 ライアー イシュカ

音水さんリアンくんかな〜って思ってたんだけどね〜 
突然僕のようにお菓子を作り出し蝉のから揚げしだすから……
ただその場合こう、紅緒さんがどこかわかんないんだ

もう、
シャルロッテトットラピス:すすや紅緒どめのいずれか
リアン:音水

で全部合ってたら正解にならない?だめ?え〜〜ん!!
(-164) 2022/05/08(Sun) 17:16:22

【秘】 哀れな子羊 バラニ → 恋の呪い シャルロッテ

「っ……」

覗き込もうとするあなたから逃れるように顔を隠す。

ふたつの想いの間で激しく揺さぶられる。
今すぐにこの複雑な気持ちに整理など付けられるはずもない。
けれども、この瞬間にだって『少女』としての君はもう……

「私は、ずっと……」
「君の事を、守るべき可憐な女の子だと思っていたけれど……」
「それは……間違い、だったのだね……」

なんとか言葉を紡いで、気持ちを落ち着けようとする。
けれども、君への返事は口から出てくる言葉の中にはなかった。

「──すまない」

ただ一言、謝罪の言葉だけを残してバラニは再び押し黙ってしまう。
何に対する謝罪なのだろうか、バラニはそれ以上語ることはしない。
(-165) 2022/05/08(Sun) 17:39:18

【秘】 王 リアン → 神経質 フィウクス

「これきりにするつもりだ。流石に、身体が保ちそうにないからな」

確実な約束とも言えないが、これ以上の危険に身を晒すことは控えることだろう。
必要でもない限りは。
君をあまり怒らせたくはないし。

「僕の持っている切符で、君も快く受け入れてもらえるだろう。
 君の持っている手段と合わせれば、いくらか自由は効くだろうから…着いたら、好きにするといい」

それこそ、治療の光景を間近で見ることも。
リスクなしで大人の元に向かうことのできる権利だ。
君の心労が、自分を連れていくときくらいは軽くなるといいのだけれど。

「引きずって連れて行ってくれるのか、願ってもないことだな。
 少し血が足りなくて、真っ直ぐ歩けなさそうだったからな。

 君の手を借りるつもりでいた」

手を組んでからというもの、以前より遠慮がなくなったような。
そんな話し方だ。
(-166) 2022/05/08(Sun) 17:52:23

【秘】 ライアー イシュカ → 月鏡 アオツキ

「調べる?手伝い?……
は?嫌だよ。
何で僕が……

 ……僕は、自分が生きるだけで必死で……
 "生徒の為"だなんて、偽善臭いの考えられる訳ない。
 自分がされなかった事を、誰がやるんだ、
よ……?


最初はいつものように腐って、不貞腐れていただけだった。
けれど紡がれた言い切りの言葉に酒に伸ばしかけていた手が止まる。
更には、死んだだの殺しただの余りにも物騒過ぎる言葉で、貴方が表情が殆ど変わらないのも相まって、ひり付くような焦燥感を覚えて。

何より驚いたのは二つの意味がある。一つは言い切りの異質さ。
もう一つは、"自分と同じ""しなければいけない"が"決まってる"こと。

「……なにそれ、まるで
“しないといけない”
のを
 誰かに決められてるみたいな言い方。
……僕と同じで


言いながら思い出している。学生時代の貴方の事を。
その周囲の人間なんて、本来認識なんてしていない。

ただ、例外が一つある。
あなたの“先生”がいるように、イシュカにとっても“先生”がいた。だから生徒なんかより余程、その縁で認識できた。

「……でもなんかそれ、何て言うか……
 それを言い出した教師を好きだから、真似してんの?
 ……僕は、それで自分を平然と
殺せる
……
 そう言い切れるお前が、わからないし理解できない」
(-167) 2022/05/08(Sun) 17:54:01

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「真似事だけはできるだろ。一方的に講義だけする奴。
 
……いや、どうだろう……生徒の存在にすら苛ついたらチョーク割りそうだし……」


いずれにせよあまりにも問題が山積みすぎる。
大学ならまだしもギムナジウムの教職となれば、今だとまだ授業のみでは到底難易度が高そうだ。
耳に痛いのだが。


「なに、大学でも作らせる気か?……なんて。
 ここに残る連中なんざ根本的に教職向いてないからな。
 ……散々苦しめられた"大人の都合"を逆手に取るのは
 いいんじゃないのとは思うけど。僕には浮かばないが」

なお、思い切り
うわ……
とドン引かれたのだが、
あなたが初めてじゃないという事は、こちらも言われ慣れているので涼しい顔で
スッ……
と流している……

「……僕の場合、選ぶんじゃなく"選ばされる"から。
 生き方もコントロールなんてできないし。
 つまり1年後以降に何が突然セットされるか次第で。
 
 ……子供の頃からきっかけ忘れるくらい好きって、逆に特別な気がするけどな。生徒大半に無関心のようなものだ。

 まあ、こいつらが死んじまうより先には考えとくよ。
 飼わないとしてもさ」

肩に乗っていたラットを掌に乗せて、
そっと籠の傍へと降ろしてやった。満足した、の意らしい。
(-168) 2022/05/08(Sun) 18:10:24