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【秘】 暗雲の陰に ニーノ → リヴィオ名を呼んだ貴方に返るのは、少し腫れて赤くなった瞳だった。 今は涙は零れ落ちていない、それでもたくさん泣いたのだろうとは分かるもの。 「……リヴィオ、せんぱい」 身体を動かせばじゃらり、手錠の音が鳴る。 外傷はそこまで多くは無い、異様に腫れた右手を除けば。 近づいていく、貴方を勿論忘れたわけはなかった。 「…………え、っと」 それでもいつものような表情で笑えなかったのは、お互い様だろうか。 向ける双眸がすこしばかり恐怖の色を呈して揺れた。 はく、と動かした唇は一度目、音を為すのを失敗して。 二度目になって、ようやく。 「……取調べ、ですか」 「それとも……面会?」 (-141) 2023/09/24(Sun) 11:34:34 |
【影】 傷入りのネイル ダニエラ自分が捕まった時、波及する人間を考える。 直属の上司。昔馴染み。 1番守りたいのはその2つなのに、それではなんの意味もない。 であれば2つとも、そしてマフィアとも何も関係のない愉快犯として捕まるのが妥当であろう。 …この法案がそれを許してくれるなら、だ。 そしてその秘密を、自分はその後絶対に守り抜き続けなければならなくなる。 (&1) 2023/09/24(Sun) 11:37:08 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 口に金貨を ルチアーノさて、貴方が覗き込んだ牢。 男は眠っておらず、向き合っていた。 食事の乗った皿と。 「…………」 スプーンを右手で持って、呻いて、落とす。 ならばと左手で持ってみて、震えて、落とす。 そんなことを繰り返していたところだから、まあ、覗かれてもおかしくはなかったのかもしれない。 人の気配に気が付けばそちらを見上げて首を傾げた。 知り合い、ではない、一方的に見たことはある、それだけの。 「…………えと」 なんだろう、何か用事かな。 思いつつ、口に出ていたのは。 「……おにーさん、ヒマ……?」 ナンパみたいな言葉だった。 (-142) 2023/09/24(Sun) 11:40:16 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 暗雲の陰に ニーノ「お前のこと見る時間は暇じゃなくても取れるなあ」 何をしていたのだろうと、一つ思い当たることがあったのですぐには問にはされなかった。 そうして返したのはそこそこにナンパみたいな言葉だ。 「ニーノだな、俺はルチアーノだ。 あー……フィオレの上司で、黒眼鏡の部下だ」 これで身分がわかるだろうか、貴方の知り合いの物凄く近い人間であると。 「食わせてやろうか」 あまりその言葉自体に感情はこもっておらず。 中々食べられなさそうだからそう言った、それだけの理由。 (-143) 2023/09/24(Sun) 11:48:43 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 口に金貨を ルチアーノヒマじゃなくても取れるんだ、と言葉そのままに受け取っていた男は。 己の名を一方的に呼ばれると不思議そうに瞬いた。 次いで知った名が紡がれれば少し目を瞠った。 「……ねえさんの上司で、にいさんの部下」 マフィアの人かと。 納得すると同時に改めて思い知る。 近しい人ふたりとも、やっぱり"そう"なのだという事実に。 視線が少し落ちかけ、それでも……ぐう。 どんなときでも腹は勝手に鳴る。 「……お、おねがい、します……」 「もうだめそうで、入ってから何もたべてないから……」 中身を零さないよう気を付けつつ、震える左手で皿を鉄格子前まで移動させて、スプーンも同様に。 そうして向かい合うようにちょこん、座った。 「ルチアーノさんは……つかまっちゃったの?」 にしては随分と自由そうだなあの疑問。 (-144) 2023/09/24(Sun) 11:59:06 |
【墓】 黒眼鏡>>+17 ニーノ 「そうか。ったく、無理すんなよ。 飯はちゃんと出てるだろ? なかったら俺が訴えてやるからちゃんと食えよ」 がしがしと、あなたの髪を持ち上げるように掻く。 乱暴な指先が頭皮にがつがつとぶつかって、けっこう痛く感じるだろう。 「崖は無理だ。3階…いや、4階からならイったことあるが」 大真面目に答えながら、片膝を立てて腰を下ろす。 どすんと乱暴に動くさまは、牢獄暮らしの癖に力がありあまっているようだった。 心なしか血色もよく、あの狭く油臭いカウンターの裏で味気のないパンをかじっている時よりも健康そうだ。 …ここが性に合っているのかもしれない。 「なんで、か。 んー……」 霧の中を悩み探るというより、 つるはしでガンガンと記憶をひっくり返すように 眉間に力を入れてから。 「喧嘩が強かったから…だな!」 グ、と力こぶをひとつ作り、にっと笑った。 #収容所 (+18) 2023/09/24(Sun) 12:08:54 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 暗雲の陰に ニーノ名前を出したのはもうどうせニュースで乗っているのと。 彼らもこれからは明かさないままで過ごすような状況ではなくなったからだ。 本人の口から言わせたほうが良かったかもしれんが、許せ。 「捕まった、今は 金 を使って融通を利かせてもらっててな。明日からはがっちり閉じ込められて出られんかもな」 仲の良い警察がいてな、と軽々と話すのは貴方も知ってる女警官。 そして近づけばこの男は頬を誰かに叩かれ殴られているあとがあるのだが、それをしたのもここの女警官。 他にはエルヴィーノのにテオドロに、リヴィオやニコロも……と。 仲のいい警官の名前を物凄く出すだろう。 本当に仲が良いかは不明だ。 「手を怪我したんだってな。すまんな」 何故か男は貴方に謝った。 そして鉄格子の前に座り、器を抱え丁寧にスープを掬えば貴方の口元に持っていくだろう。 (-145) 2023/09/24(Sun) 12:17:13 |
【墓】 けだもの カンターミネ「あ〜いってえ……」 腹の辺りを抑えながら収容所をよたよた歩く。 「あのバカ野郎マジで蹴りやがったな…… 肋骨とか折れてたらどうすんだっつの…… いや、怪我はお互い様か……」 呟く顔にも傷はあるし、白衣のあちこちに血はついてるし。 包帯は巻いてるし、髪も所々くすんだ赤が付着している。 何をやったのかはさておいて、ふらつく足取りから まあ"それなりに"やりあったのは確実だ。 一応、見知った顔を幾つか見つける度、 両手に嵌められた手錠ごとふりふり手を振った。 #収容所 (+19) 2023/09/24(Sun) 12:18:43 |
【墓】 けだもの カンターミネ>>+20 黒眼鏡 「カフェのマスターは元気そうだな……羨ましいぜ。 散々喋ったんで疲れたんだよ、はーあ……」 手を振り返し、のそのそ寄る。いや、距離は遠いけど。 だってバンバンされたら今流石にキツいし。 「嫁入り前の乙女にこんな傷負わせる奴いるか? 信じられねえよなあぁ〜……」 #収容所 (+21) 2023/09/24(Sun) 12:32:36 |
【人】 リヴィオ>>17 >>18 >>19 ダニエラ こんな口説き文句だけじゃ、 君はきっと落ちてくれないだろうとは考えた。 自分の裏は隠し、『証拠』を突きつけ笑って、 君だけを責めてしまうことは簡単だったが……。 だけどそれが出来なかったからこそ、 まずは真っ直ぐな言葉で伝えるしかなかったんだ。 その後にどうするかなんて、その時考えるしかない。 お姫様抱っこでもして警察署に向かうのも悪くはないけどね。 そうじゃないと、彼の呆れ顔を見ることになってしまう。 まぁ、辿り着く前にお巡りさんへ通報されかねないが。 「……俺個人ではなく、 頼み でもなければ、俺は多分君を見逃してしまっていたんだろう」 誰でも良かった。でも、誰でもいい訳じゃなかった。 知っている人間も、知らない人間も。 誰も彼も、無実の人間はあの狭い場所に行くべきじゃない。 本当はずっと分かっているし、 選ばないってのは責任逃れに過ぎない。 狡い人間なんだ、本当は。 #specchio ▼ (20) 2023/09/24(Sun) 12:34:12 |
【人】 リヴィオ>>17 >>18 >>19 >>20 ダニエラ まぁだから、君が見逃して欲しいと口にするなら、 それもいいかと代わりに俺も見逃してくれと笑って、 きっとその後は自己嫌悪に陥っていたんだろう。 そんな過去も未来も、なかった訳だが。 「…だから、すまないね。見逃されることを諦めてくれ。 君を休ませてやりたいと言った 彼 のためにもね」誰が言ったかまで教える必要はないだろうが、 ヒントくらいはいいだろう。 あとはその当人が後で問い質されればいい。 座る場所はどうにも心地がいいとはいえなさそうだが、 仕事を休むって意味でも悪くはない。 しかしもしも彼女に何かをする輩がいるなら、 俺が殴っても許されるだろう。 彼女に何かを思う人間だった場合は? …どうしようか、特に何も考えていない。 出来ることならそうならなければいいと願うだけ。 代わりに俺を殴る案でどうにかならないだろうか。 別にマゾヒストじゃないが。 #specchio ▼ (21) 2023/09/24(Sun) 12:35:48 |
【人】 リヴィオ>>17 >>18 >>19 >>20 >>21 ダニエラ 問いに誤魔化すことなく頷いて。 「あぁ、そうだよ。 俺達 は俺が最後のひとりだ。だからね、君がこれ以上に頑張る必要はないんだ。 安心していいよ、俺は嘘吐きだが──そういう嘘は吐かない」 自分さえ食い殺したかった凶狼の一匹は笑う。 こんなにも綺麗にひとりになるとは思わなかったな。 最後が俺ってのもどうなんだって話だけどね。 「という訳でだ、ダニエラ君。 『この街の執行役が全員いなくなれば平和だと思わないか』」 だってさ、これも君を座らせたいやつの言葉。 表舞台は残る人間に任せよう。幸い、そこに宛はある。 というか、黙って隠していたからでもあるが、 【A.C.A】のひとりに協力を頼む有能なやつがいるんだ。 それだけじゃなくて、流石にやり過ぎなこの状態じゃ あの目がない代理様も残り僅かの天下になるだろう。 そうなって欲しいからそう願っておく。 #specchio (22) 2023/09/24(Sun) 12:36:56 |
【墓】 けだもの カンターミネ>>+22 黒眼鏡 「よく言うなホントに」 主に現状を指している。 座り込むのにものそのそ、一旦壁に背中をつけてから ずりずりと降りていくようなザマだ。 「俺だって手当したいんだけどねちゃんと。 死ぬ程痛いし。マジで。また腹立ってきたな。 じゃああんたは結婚式には呼んでやらん。」 痛くても軽口を言ってないと死ぬ病にかかっているのかも。 げほ、と咳き込んではいってえ、と呻いている……。 #収容所 (+23) 2023/09/24(Sun) 12:52:31 |
【墓】 暗雲の陰に ニーノ>>+18 黒眼鏡 「飯は今日から食べてるけど……いったいって」 雑な撫で方がなんだか懐かしくて鼻の奥がつんとした。 そういう気遣いもいつもと変わらないから、誤魔化すみたいにやっぱり睨み付けた。 とはいえその手を払い除けたりはしない。 「四階って……」 そして嫌味に対し事実の一つが返ってきたのならじっとりとした視線を向け…… 向けていたら、問いに対しての答えに最後、返る。 作られた力こぶに、満面の笑みに。 「はあ〜〜〜……???」 普段出さない声が出た。 「あ〜〜〜〜〜」 それだけかよ、ああでも。 「……もぉ〜〜〜〜〜〜」 なんだ、それだけか。 [1/2] #収容所 (+24) 2023/09/24(Sun) 12:53:32 |
ニーノは、長い溜息の後、肩を落とした。 (c18) 2023/09/24(Sun) 12:53:51 |
【墓】 口に金貨を ルチアーノ (+25) 2023/09/24(Sun) 12:54:13 |
【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 花浅葱 エルヴィーノ貴方の言葉を、姿勢を。表情を、共感をスカイブルーが見据える。 目を細めたのはどういった感情であるのか、暗い留置所ではわからない。 見定めるかのように、沈黙は長かった。 「ここは取調室ではない。 被疑者の話すペースに飲まれて鵜呑みになんて、するべきではないよ」 背中を壁に凭れて、すっかり脱力したままに男は微笑む。 貴方をいち警察官として見て、そうある姿勢を望むように諭す。 言い含めるような柔らかい口調はやはり、いつかと変わらない。 こんなふうになってしまってもまだ、男は教育者めいた振る舞いをするのだ。 「あまり此処に居れば、自分が怪しまれてしまうだろう。エルヴィーノ」 (-146) 2023/09/24(Sun) 12:54:15 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 口に金貨を ルチアーノ「金」 「……お金でこういうのってなんとかなるんだ」 自分にはない力だなと思った男は別世界を見るような視線を向けた。 そうして次に次にと並べられて行く名には驚くばかり。 己の両腕に手錠が課せられた雨の日の夜を思い出したり。 最早懐かしささえ覚えるせんぱいたちの顔を思い浮かべたり。 あれ、意外とみんなマフィアと仲良いんだな、とかの感想と。 それ程に仲が良い誰かが彼女にいるのなら、少し安心したなとか。 「ん」 「……む」 口元にスープを持ってきてもらえば口を開けて、ぱくり。 久々に味わう食べ物の味は冷めていようが味が薄かろうが、おいしかった。 それをこくりと飲み込んでから。 「……なんでルチアーノさんが謝るの」 素直に聞いた。 (-147) 2023/09/24(Sun) 12:56:41 |
【墓】 黒眼鏡>>+23 カンターミネ 「そう褒めるなよ」 ワハハ、と明るい笑い。収容所で上げるタイプの笑い声ではない。 その様子を見ればまた、あーあー、なんて声。 「ここでひん剥いてよければ手当してやるがね、 俺も紳士だから淑女に対する配慮ってもんを持っているからな。 氷だけでも貰って来てやろうか? ハァ〜、冷たい部下を持って俺は悲しいよ。 部下の結婚式で泣いてやるのが俺の夢だったのに」 軽口をお手玉みたいに飛ばしながら、 それでもあなたが咳き込むと静かに言葉を切って、落ち着くのを待つ。 「寝転んだ方がよければ、シーツひっぺがしてくるぞ」 #収容所 (+27) 2023/09/24(Sun) 12:59:23 |
【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ「最悪でいいさ」 貴方が多くの心を甘やかに満たしてきたことを知るわけではない。 それでも立ち振舞の洗練が、人を惹きつけるだろうことは想像がつく。 その上で、同じものを求めているわけではついぞなかった。 古びた座席の背もたれをネックピローのようにして支えていた首が傾く。 外回りで多少は日に焼けて、年を食って水気も失いつつある肌の下に、 どこか病的なものを思わせる血色が透ける。 「魘されるぐらいの最悪の思い出にして、悟ったつもりになって諦めれば良い」 薄曇りの空を思わせる瞳が貴方の瞳を覗き込む。 海のような深さの奥底へと期待をするのはせいぜいが腹いせくらいで。 印象を良いものにしようなんてはからいは欠片も感じられなかった。 両腕を投げ出し重たく沈み込んで、せいぜい着衣を緩めるのに合わせて体を起こすくらい。 頼み事をしたにしてはひどく非協力的で怠惰な肉の塊が横たわっている。 善かれ悪しかれ何をしようが、男が貴方の指先に抗議することはない。 (-149) 2023/09/24(Sun) 13:06:21 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 暗雲の陰に ニーノ「金でなんとかなるぞー。だが上を疑うなよ。 警察が悪いんじゃなくてなあ、個人の縁だ。 ちょっと休憩時間に目を離しちまうとかな」 貴方は割と純粋なところがありそうだと、丁寧に嫌な世界を教えてやる。 今回の取締法だけは文句を言いたいが、警察が悪いわけでないのを知っている。 「……駒鳥?」 「……飯持ち込めばよかったな、部下に持ってこさせるか」 食べる姿が面白かったらしい。 そして問われた質問には少しだけ悩んでから。 「お前がここに捕まるのを知ってて俺は見逃した。 他人だろうと関係ない。 止められたのに、知ってて止めなかった。 俺の身近なやつの好きなやつを、怪我をするほどの場所に放り込んだことに対する謝罪だ」 本当は怪我をさせないために此処に入れたかったんだが、とは。 とある女とも目的はきっと違った為に言わなかった。 (-150) 2023/09/24(Sun) 13:07:01 |
【墓】 けだもの カンターミネ>>+27 黒眼鏡 「悪いな、俺の口が素直に褒める相手は 可愛げのある奴だけって決めてるんだ。 ちなみにひん剥いたらあんたも食い千切ってやる」 物騒極まりなく、ため息を零す。 「そうか、じゃあ今度存分に泣いてくれ。 盛大にするかはさておき、泣けるようにはしてやるよ」 こっちもお手玉。遠くから見る色男に何見てんだオイ色男、 そんな風な視線を送ってやった。 「いーえ結構。寝過ぎて体中痛いんでね。 あっちの怪我した色男の介護でもしてやったらどうだい」 (+30) 2023/09/24(Sun) 13:07:30 |
【墓】 けだもの カンターミネ「なーにがうわ、だおちびちゃんめ」 自分のせいでそうなっている、という事情は置いといて。 わしゃわしゃされてるのを眺めて、 どいつもこいつもよお、とため息を吐いた。 なんだこの平和な感じは。 もしかして尋問で外れを引いたのは俺だけか? そんな風に肩を落とした。 #収容所 (+31) 2023/09/24(Sun) 13:11:22 |