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カテリーナは、ベルヴァに、一部項目はまじまじと見ないで下さいねぇ! (a0) 2024/04/01(Mon) 22:33:51 |
【赤】 通信士 カテリーナ「……。」 ――ザッ 「……。」 ――ザッザッ――ジッ―― カラ ン 復旧を諦めて、工具を手放します。 「長くは使えないとは思っていましたが、対策が早いですね」 誰にも届かないと分かっていながら、秘匿回線に向けて呟く。 おそらくは……”優しい上司”が”可愛い部下”のために、 通信保守用ロボットを優先してメンテしてくれたのでしょうね。 ”私”としては……喜ぶべきか、困ったというべきか…… 悩ましいところです。 (*1) 2024/04/01(Mon) 22:58:22 |
【秘】 通信士 カテリーナ → バンカー ストレルカ(2日目、2024/04/01(Mon) 16:16:58への返信となります!) 「……。」 いつも賑やかな口も、今は閉じられたまま。 あなたの語る星の話に耳を傾けていた。 「もし、」 ぼんやりとした、静かな声が零れたのは あなたの話が一区切りして。 宙を見上げたまま、ぽつりぽつり。言葉が続く。 「もし、本当にそうなら」 ――生命が星の輝きになれるのなら 「いつか、」 ――どれほど遠くても、 「いつか、着けるでしょうか」 ――あの子がなった、星に きっとそれは答えを求めていない問い。 きっとそれは叶うことのない夢の話だから。 (-16) 2024/04/01(Mon) 23:31:04 |
【秘】 通信士 カテリーナ → バンカー ストレルカ「バックアップですかぁ?はい、もちろん!」 先ほどの様子が嘘のように、いつもの調子に戻って答える。 「そぉですねぇ。今のヴェスペッラは安全じゃないです。 θさんがいつもの調子だったらよかったんですけどねぇ」 数多のデブリが星を覆い隠す天蓋を見て、溜息ひとつ。 そこからまた話は戻り、視線もあなたに戻る。 「今の私を、」 呟くような言葉は僅かな苦笑と共に。 その苦笑を笑顔で覆って尋ねた。 「ストレルカさん! ストレルカさんには今の私、どう見えてますか?」 (-18) 2024/04/01(Mon) 23:31:52 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 通信士 カテリーナ「あなたそうが願う限りは、きっと」 「今輝いて見える星の光が、 既に失われたものであったとしても」 手を伸ばす。天窓の先、 スペースデブリの向こうに輝いて見える星々を掴むように。 「今輝いていることに、変わりはない」 「いつか、光の速ささえも超えて」 「人類は、どこにだって、どこまでだって」 「辿り着けますよ」 カイパーベルト第LXIX工房。 太陽系のもっとも外側にある海王星のさらに外側の領域、 人類が観測した、既知の世界の境界線を越えた、 世界の果てだった場所。 ストレルカはその名前を冠した工房で作られた。 (-50) 2024/04/02(Tue) 2:26:42 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 通信士 カテリーナそっと腕を下ろす。 いつもの調子に戻ったあなたを、まっすぐに見て。 「今の、ですか」 問われれば、暫し思案するような間。 いつも通り、というのはAIにとってひどく曖昧な指標だ。 けれどそれが尊ぶべきものである事は知っている。 「明るく、朗らかで、気配りもできる。 非常に魅力的な方だと思います」 「そうであるように、どこか自分に強いていると」 「そう感じます」 ヴェスペッラがまだ混乱に陥っていなかった頃。 公園であなたと話した、その時から既に違和感はあった。 無理をして表層を取り繕っているような。 「…女性の秘密を公然と明かすのは、マナー違反です」 「私も、それは心得ていますから」 「今だけで構いません」 「あなたの本当を見せてはくださいませんか。」 本当が見えないのに、表層だけを見て判断するなど言語道断。 AIは嘘を吐かない。 ストレルカは例外的に嘘を吐けるけれど、いつだって真実を言う。 (-51) 2024/04/02(Tue) 2:27:16 |
【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ「……これで秘密のお話は終わりです」 「ねぇ、リーナさま」 楽しいお茶会も、賑やかな歌も、ここにはない。 「今度、一緒に出掛けましょう」 「一緒に行きませんか。あのお茶の花がみられる場所も、 私が助けられた場所も、私が知ってること教えます」 私は、誰も信用していない。 だから、誰も疑っていない。 「こんな憂鬱な気分を晴らせる場所に連れて行ってあげます」 いつもの風景の中に、いつもの二人。 当たり前の日々の中に幸せはあると人々は言う。 平穏な日常に、だれかと同じ意志を持つだけで叶うことがある。 だから、こんなに辛くて悲しいのは今だけだ。 「如何でしょうか!」 (-54) 2024/04/02(Tue) 3:27:35 |
【秘】 通信士 カテリーナ → バンカー ストレルカ喪われた光にも、いつか辿り着ける。 そのいつかは今ではないし、 そのいつかには私はきっとフネに乗っていない。 それでも、 その優しさが嬉しくて。ふ、と笑い声が漏れる。 「ストレルカさんって、ロマンチストですね♪ふふっ」 AIなのに、とは言わない。 あの子は、そう区別するのを悲しそうにしていたから。 笑って、頷いて。 「いつか、辿り着けるといいですねぇ」 私以外の、願った誰かが。 (-55) 2024/04/02(Tue) 3:31:52 |
【秘】 通信士 カテリーナ → バンカー ストレルカ「ん〜……そうですかぁ。 ナルさんに似合わないなぁんて言いましたけどぉ。 私の方がよっぽど。向いてない、みたいですねぇ」 くすくすと、笑う。笑う。嗤う。 正直、自信はあった。この船に乗るようになって約7年。 誰にも疑われずに、ここまで来たのだから。 なのに一番大事なところで、ボロを出してしまっている。 もう、笑うしかない。 おそらく何のことか分からないであろうあなたを置いてけぼりに 一頻り笑って、意地の悪い笑みを作る。 「女の素顔を見たい、だなんて簡単に言っちゃダメですよぅ? 化粧の下にあるのは蛇かもしれませんしぃ、 狼かもしれません。もしかしたら、悪魔かも!」 大きな手でGesto delle cornaをしてみせて、また笑う。 「それでも、見たいんですかぁ?」 笑みの形のまま尋ねるその瞳は、 射貫くような力強さであなたを見つめている。 (-56) 2024/04/02(Tue) 3:36:30 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 通信士 カテリーナ「学習データの影響でしょうか」 ロマン主義に傾倒した学習データだとか、 科学にできない事はないという思想でも どこぞで紛れ込んだのやも。 「辿り着けますよ。きっと」 それがあなたであればいい。 それでも、嘘偽りのない言葉として、そう結んで。 (-57) 2024/04/02(Tue) 4:09:02 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 通信士 カテリーナくすくす、忽ち常とは違う意地の悪い笑み。 それがあなたの本当なのだろうか。 それはまだわからないこと。 「──そこにいるものが」 「蛇であっても、狼であっても、悪魔であっても」 「私には関係ありません」 言い切る。 それは無関心ゆえではなく、むしろ。 「『今』は同じ船のクルーであり、 同じファミリーの、大切な仲間です。それが全てです」 裏切者が居るかもしれない、この状況下で。 それでも、ノッテとして過ごした時間は、 その間の感情は、嘘偽りばかりではないはずで。 うわべでも、『今』はノッテファミリーの一員だ。 そんな──AIらしからぬ、屁理屈だった。 「それに、本当にヴルコラカスだったとしたら」 「そうやって、選ばせてはくれませんよ」 射抜くような視線を、穏やかな黒色はただ見ている。 身構えるでもなく、警戒するでもなく、 そう、いつも通りに。 (-58) 2024/04/02(Tue) 4:09:22 |
【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル秘密のお話は終わりと聞いて、ほっとしたような表情。 感じる苦みは未だ消えてはくれないけれど。 それでも名を呼ばれれば、伏せていた目をあなたに向けた。 話しが進むにつれて、表情は淡い憂いを帯びたものから 喜びに満ちたものへと移り変わっていく。 「わぁ!ナルさんは色々なトコ、知ってるんですね! 素敵なお誘い、嬉しいです♪答えは……もちろん!」 「って、言いたいんですけどぉ……。 もし、私がこの約束を、ナルさんとのお話を 忘れるようなことになってたら。 きっと悲しいと思いますから。私も、ナルさんも」 それは逆だったとしても、同じで。 ……いや、悲しみとしては逆の方が深い。 一度は疑われて、信じられて、信じたあなただからこそ。 「だから、答えは今回のお仕事を終えて セントラルコスモスに戻れたら、でもいいですかぁ?」 もし、いつもの風景に揃って戻ることができたら、その時は。 (-59) 2024/04/02(Tue) 4:14:10 |
【秘】 通信士 カテリーナ → バンカー ストレルカ見つめ返す黒色をじっと見つめて。 それでも逸れない瞳に、呆れたような声をあげる。 「もぉ〜、怖いもの知らずなんですからぁ! きっと、後悔しますからねぇ?」 ような、ではなく心底呆れた声と表情。 溜息をひとつ。 それを境に呆れたような表情が すっと波引くように、平坦なものに変わる。 「素の私を見たいだなんて。 こんなつまらない女を知りたいだなんて。 良い趣味ではありませんよ、ストレルカさん」 表情と同じく、平坦な声があなたを呼んだ。 普段を時に柔らかく撫で吹き、 時に花攫うように荒れる春風とすると、 少なくとも表向きはただただ静かな、 凪のように澄ました女がそこに居る。 (-61) 2024/04/02(Tue) 4:38:38 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 通信士 カテリーナAIに恐れというものは存在しない。 精密に再現された感情こそあれ、真の意味で恐れる事は。 後悔という感情とも縁がない。反省と修正があるだけだ。 そして、きっとAIでなくとも恐れも後悔もしなかった。 果たして、そこに居るのは蛇でも狼でも悪魔でもない。 ただの一人の人間だ。 「ふふ」 「いいえ。多少秘密があった方が 男女を問わず、魅力的に見えるものですよ」 あなたと対照的に、穏やかな声は、変わらず。 そして、声色と表情はよりやわらかなものになって。 あなたにとっては少し、予想外かもしれない。 「ありがとうございます。 アソシエーテ カテリーナ様」 「わがままを聞いてくださって」 「飾らないあなたも、同じくらいに素敵ですよ」 「誰かに見せてしまうのが憚られるくらい」 「良い趣味ではないとしたら、やはり 学習データによるものなのでしょうかね」 AIは嘘を吐かない。 その言葉通り、誰にもこの事を教えはしないのだろう。 今この事態が何らかの形で終息しても、ずっと。 (-68) 2024/04/02(Tue) 8:05:41 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 通信士 カテリーナ「カッテリーナ〜? ど〜こだ」 お茶会の後。 ――そしてアウレアが命を落とす前の時間。 いつものトートバッグを持ったまま、 アウレアはぷらぷらと船内を歩いてあなたを探していた。 さて、あなたの姿はどこにあるだろうか。 (-114) 2024/04/02(Tue) 16:30:31 |
【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ「だから知っている事しか知りませんよ〜。 だからその分知っている事を教えてあげたいんです」 沢山教わって覚えて、そして誰かに伝えられるようになりたい。 生まれたての知能は子供のように無邪気だ。 「そうですか、 振られちゃったのなら仕方ありませんね」 故に、嘘をつく、故に、真実を言う。 「いいですよ! 勿論。幾らでも待てますから」 「その間にめいいっぱい仕事をして成果をあげませんと」 あなたのその手に手を伸ばして、両手を包もうとしながら、満面の笑みを向けて笑いかけた。 「嫌ですよ、断っちゃ」 (-172) 2024/04/02(Tue) 21:53:20 |
カテリーナは、崩れ落ちた。 (a9) 2024/04/02(Tue) 21:53:44 |
【秘】 通信士 カテリーナ → バンカー ストレルカ「――……。」 凪の中に僅かなさざ波。 いつか見たものと同じ驚きの表情を浮かべる。 柔らかく笑うあなたと、仮面のような表情の私。 この光景を外から見れば、どちらを人間と思っただろうか。 「そう、かも知れませんね。 あなたに、そう言われるとは思っていませんでしたが」 口の端を上げるだけの僅かな笑み。 隠されたものにこそ興味を持つなんて。 秘されたものを暴こうとするなんて。 まるで―― 「どういたしまして、というべきでしょうか。 そして、ありがとう、とも。 ……でも、それは普段の”私”に言ってほしかったですね。 そう在るようにしているので」 そう見えるように、ではなく。そう在るように。 私が”私”である時は。 (-174) 2024/04/02(Tue) 22:26:45 |
【秘】 通信士 カテリーナ → バンカー ストレルカ「……。」 誰かに見せられては困る、のだけれど。 けれど……それを止めることは、しない。 もう、私は決めたのだから。 その冗談 ――もしかしたら、冗談ではないのかもしれないけれど―― にまた口の端をあげて。 「それでは次はマンジョウさんから 学習データを得ては如何ですか? きっと世界が輝いて見えると思いますよ」 らしくもない冗談を返した。 (-175) 2024/04/02(Tue) 22:28:16 |
【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル「フッちゃいましたぁ、ごめんなさぁい♪」 くすり笑って、あなたの言葉にノる。 浮かべるのはすこし意地悪な笑み。 「ん〜、どうでしょぉ?」 あなたの手が触れる、 「ナルさんが遊びに連れてってくれるだけなら、 それでもいいんですけどぉ」 その温度を感じられないことが、 「もし、デートのお誘いならぁ」 すこし寂しい、 「もっと情熱がほしいなぁ、なぁんて」 だから、 「ワガママ、言ってもいいですかぁ?」 (-176) 2024/04/02(Tue) 22:41:15 |
【秘】 通信士 カテリーナ → 黄金十字 アウレア名を呼ぶ声に聴きなれた足音。 「あれ?アウレアさん!どぉしたんですかぁ?」 眺めていた廊下の舷窓に大きな手をついたまま、 首だけをあなたへ向けた。 (-180) 2024/04/02(Tue) 22:53:00 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 通信士 カテリーナ「あ、いたいた。よーっす」 ひらひら、手を振ってあなたに軽い足取りで近づいていく。 「さっきはサンキュー。ほら、お茶会。 良い感じにチル出来たし……そう、茶が美味かったんだよな! あのフレーバーティどこのか聞きたかったんだよ」 そのまま並び立つように横に来て。 「お話ししたかっただけなんだけどネ。今暇?」 (-196) 2024/04/03(Wed) 0:09:43 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 通信士 カテリーナ「世界は綺麗ですよ」 「いつだって」 やはり、言い切った。 戦争中の星の片方の陣営に武器を卸すという、 汚れ仕事の番をしていたとしても。 「あなたが、あなたたちが居るから 私はこの世界を愛していられるのです」 AIは、人間の為に作られたものだ。 それが人間を愛するのは、至極当然の摂理で。 それでもきっと、世界を綺麗だと思う心は、作り物ではなくて。 AIは人を映す鏡だ。 愛する事を教えてくれた人が居るから、人を愛せるのだ。 ストレルカの人工ニューラルネットワークを ここまで育ててくれたのは、紛れもなくあなた達なのだ。 「普段のあなたも、今のあなたも」 「好きですよ、私は」 「そう在るように、その下に本当があったとして 今までのあなたが嘘になったわけでもないから」 ストレルカは、人間の事が好きだ。 ファミリーの事が好きだ。 たとえその中に裏切者が居たとしても、 あなた達と過ごしてきた8年が嘘になるわけではない。 今輝いて見える星の光が、既に失われたものであったとしても 今輝いていることに、変わりはないように。 (-198) 2024/04/03(Wed) 0:35:50 |
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