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【独】 元魔王 ジャヤート/* こんにちは。 昨晩は眺めるだけで夜が過ぎてしまって申し訳ありません。 そしてあらためてお疲れ様でした。 可愛らしい人たちがたくさんいらっしゃって可愛かったなぁというのと、遅筆が本当に申し訳ない次第。 (-68) 2023/03/26(Sun) 10:38:45 |
【見】 元魔王 ジャヤート―― 過去と願いと ―― [―――…遠い昔。 一つの星が生まれ、燃え尽きるより遥か以前のこと。 混沌揺蕩う世界に、一柱の神が現れた。 原初の一なる神、そして世界そのものである創世の神は 天と地を分け、太陽と大地、水と風、 彼らに仕える小さき神々を生み出し そうして原初の人の子たちと、数多の生き物を生み出した。 それは創世の神の下、眩い光の中生み出された者たち。 それらが生みだされ、やってきた最初の夜。 創世神と太陽とが急速に入り、彼らに付き従うように 生まれてきた人の子たちが眠りについたその瞬間。 私と我が眷属たる魔物たちは、あの世界に生を受けた。 光と対になる存在、人の子の影として。] (@6) 2023/03/26(Sun) 10:57:28 |
【見】 元魔王 ジャヤート[創世神は数多の命の中でも、 小さく弱い人の子たちを殊の外深く愛していた。 否、厳密には人の子が生み出す『物語』を 創世神は深く愛していたのだろう。 悩み、愛し、傷つき、怒り、憎しみ、喜び。 人の子が生きて感じるそれらの全てを創世神は愛していた。 愛しい子の嘆きも苦しみも、創世神や神々にとっては 極上の香辛料であり娯楽であり、糧に違いなかった。 そして、人の子の影であった私は 人の子が増え、豊かな文化を形成し在り方が進歩するごとに 『魔王』として、その形を大きく変えていった。 生きることに絶望し、破滅を願うものにとっての終末装置。 人間たちが打破すべき障害そのもの。 人の子の人生を廻し『物語』を生み出すための舞台装置。 それが『魔王』と呼ばれる者の存在意義。 『人類を滅ぼす悪』と神々に定義された私たちは、 正しくは『人類が立ち向かい滅ぼすための悪』そのもの。 そしてそのために、私たちは数万年、 人の子の歴史と共に転生を繰り返し、 人の子に寄り添う機構として人の子と戦い続けてきた。 世界の変革を望む一人の少女が勇者となり、 世界の機構である『魔王』を斃す際、『魔王』と 私の自我を切り離すまでは] (@7) 2023/03/26(Sun) 10:57:49 |
【見】 元魔王 ジャヤート[それを恨む心はない。 今まで私が成してきたことに悔いもない。 …散っていった幼い勇者たちを 憐れむ心がないと言えばうそになるが。 私は、生まれ落ちたそのときから 在るべき姿で成すべきことを成してきた。 あの世界の人の子たちが私に負の感情を抱くのは ほぼ本能に近いものであり、 私もまた、それを糧として力を高め傷を癒す。 彼らに愛されることは決してなくとも。 あの世界のどの神々よりも深く、 彼らの生に寄り添う存在であったことを 私は、誇りに思っている。] (@8) 2023/03/26(Sun) 10:58:12 |
【見】 元魔王 ジャヤート[――…今の私の自由は、 誰かに与えられたものであるかもしれない。 優しさに生かされている、その温かさを有難くも思います。 それでも、私に自由を与えることが 誰かの物語の理由であってほしくはないとも、 思ってしまうのです。 人の子の『物語』は、人の子の意志で紡がれてほしいと思うから。 …願わくば、幸せを掴んでほしいと思うのです。 苦しくても悲しくても、それでも。 立ち上がって、前を向いてほしいと私は願うのです。 勇気をもって顔を上げた人の子に幸せを掴ませるために、 私は、『魔王』という舞台装置は倒されるのですから。 もはや『魔王』ではない私がこのようなことを願うのは きっと、我儘というものなのでしょうけれど。]* (@9) 2023/03/26(Sun) 10:58:57 |
【秘】 異界の料理人 黒原 フィエ → 元魔王 ジャヤート…ありがとうございます、ジャヤートさん。 あなたとのご縁は、ここでのご縁の中でも多分私にとってひときわ貴重なものでしょう。 それで、その…… 差し出がましいようですが、良ければ一つだけお願いを聞いてはもらえないでしょうか? [と、恐縮しつつ口を開きました。 大したことではないとはいえ、厚かましい願いではあると思ったので*] (-95) 2023/03/26(Sun) 16:48:36 |
【独】 元魔王 ジャヤート/* 今晩は。 直近見えたので、横から少し失礼を。 私個人の意見ですが、 フィエさんがたまおさんの容姿について触れた部分は客観的に見て個人の印象の域を出てはいないかと。 (大柄な体格の男性を見て「熊っぽい人」という印象を抱くのと大差ないと思われます) 私自身がたまおさんの正体にPL視点で気づいていなかったというのもあるかもしれませんが、 >>-16を参照した限りでは「チップや猫舌っぽいロールが見えたから」とのことですので、たまおさんのメモに書かれたNG行為(鏡などをみせるetc)には触れていないと思われます。 相手の気持ちを慮り想像することはできなかったのか、とのことですが、そもそも猫っぽいという印象が偶然正解したというふうに見えているので、そこは少し難しいことかと。 もちろん、ここで重視するべきはたまおさん自身の見解だと私も思っていますが、少し気になったので。 差出がましいとは思いましたが、口を挟ませていただきました。 お目汚し大変失礼いたしました。 (-104) 2023/03/26(Sun) 22:02:25 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 異界の料理人 黒原 フィエ[―――はて、と。 彼女の様子に小さく首を傾げて。 礼を失さぬ程度にその顔を覗き込もうとするだろう。] お願い、ですか? それは、私に叶えられるものでしょうか? [嘗ての、『魔王』そのものの私であれば このような問いかけはしなかっただろう。 考えるまでもなく、人の子の願いを叶えることなど 自身の魔力を考えれば恐らく造作もなかっただろうから。] ……もし、私に叶えられることであるならば。 聞き入れましょう。 [逡巡していた時間はそれほど長くはなかったはず。 まずは願いを聞こうと、彼女のカップに紅茶を注いで 話の続きを促した]* (-112) 2023/03/26(Sun) 23:10:19 |
【秘】 異邦の料理人 フィエ → 元魔王 ジャヤート[覗き込む顔が思ったより近くに見えて、少々どきりとした。] はい。叶えられる…というか、大したことではないんです。 ただ、大分厚かましいお願いになってしまうので、それで。 [カップに注いでもらった紅茶に息を吹きかけ、一口啜り、 それから、髪に留めていた紫の薔薇を外し、ジャヤートさんの前に置きました] これは、私が昔勤めていたお店で身につけていたものなのですが。 預かっておいてもらえませんか。 今はもう必要ないものですし、私が確かに貴方とお話したという思い出の証になるかと。 (-141) 2023/03/27(Mon) 5:46:22 |
【秘】 異邦の料理人 フィエ → 元魔王 ジャヤートそのうえで、何か身につけられるような代わりのものをいただけないでしょうか。 値打ちは全然なくて構いません。 むしろない方がいいんです。 …私もそのうち帰ることになるかもしれませんが、元の場所には多分、ここでは感じなかった悲しみや悩みがあるだろうから。 そういうものがあれば、貴方の今の話を思い出せるかもしれないから。 すみません、一方的な厚かましいお願いですが。 [と、そう伝えました*] (-142) 2023/03/27(Mon) 5:48:00 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 異邦の料理人 フィエ[彼女の黒い髪にとても良く映える紫の薔薇。>>-141] それが私の目の前に置かれる] これは…貴女にとって大切なものなのでは? [必要ないと彼女はいうが、 彼女が勤めていた店で身に着けていたというのなら 重ねた時間の分だけ、思い出もあるだろうと。 そう言い募ろうとしたところで、 口にされた、先程のお願い。>>-142] …。そう、ですね。 [その顔には、苦笑めいた笑みが浮かんでいただろう。 それでも…ほんの少し、朱が差した頬には 今までになく甘やかな色が浮かんでいたかもしれない。] …。 (-170) 2023/03/27(Mon) 23:30:47 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 異邦の料理人 フィエ[口許に手を添えると、親指に犬歯を突き立てて その指先から血を滴らせる。 反対側の掌でその血を受け止めると、 その掌を握りしめて、魔力を込める。 ―――そうして。 ややあってから、その掌を開いてみせれば。 そこにはやや大粒の鉄礬柘榴石。 彼女の元の世界ではアルマンディンガーネットと言った方が わかりやすいかもしれない。 まだ血のそれにそっと指先を這わせると、 結晶状だったそれは、瞬く間に研磨されていく。 最後に、柘榴石に白金の台座と煌びやかな光を放つチェーン、 そして柘榴石に寄り添うように細やかな金剛石を添えれば。 出来上がった柘榴石の首飾りを――彼女に嫌がられなければ、 そっと彼女の首元に寄せる] …急拵えで申し訳ありませんが、此方を貴女に。 この首飾りには私の魔力を込めました。 (-171) 2023/03/27(Mon) 23:32:04 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 異邦の料理人 フィエ貴女がこれから先、苦しみや悩み、 悲しみに見舞われたとしても 立ち向かうことができるように、と。 [そして、もう一つ] ……私も、貴女に叶えてほしい願いが一つ浮かびました。 それは、今ではなく。 いつか、私がもう一つの願いを叶えられたなら そのときに、貴女に叶えてほしいことです。** (-173) 2023/03/27(Mon) 23:34:23 |
【秘】 異邦の料理人 フィエ → 元魔王 ジャヤート[問いかけは至極もっとも。 そして、やはり少々困惑させてしまったことも確か。 苦笑めいた笑みに、少し申し訳なくも思いましたが、 少し朱の差した頬を見ているうちに、 親指に歯を立てて滴らせた血が拳に握り込まれ、 それが次に掌を開いたときに結晶した石の形になるまで。 確かに全て見ていたのに、奇術を見ているみたいで目を離せませんでした。] これは……ガーネットですか?あっ。 [さらに研磨され、台座とチェーン、小さく輝くダイヤまでが取り付けられた、立派なネックレスになるまでを魔法のようと思いながら見ていました。 実際魔法だったのかもしれませんが。] (-197) 2023/03/28(Tue) 13:09:14 |
【秘】 異邦の料理人 フィエ → 元魔王 ジャヤートこれを私に? ……あ、ありがたいですが私、そんなつもりでは… [思ったより高そうなものになってしまったのを申し訳なく思いつつも、首元に寄せられた首飾りはとても綺麗で。] …いえ、ありがとうございます。とても嬉しいです。 きっと、ずっと大事にします。 この先どんなことがあっても、負けずに頑張っていくつもりです。 [掌の上に柘榴石を掬うように置いて見つめてから、ジャヤートさんを見つめて] 私に叶えてほしい願いですか? は、はいっ。私でできる事でしょうか。 ……それはなんですか? [ジャヤートさんの願いを叶えた後に私がするべきこと。 何だろうと不思議に思いつつ、元魔王だった方の言うことだけに想像もつかず、少し瞳に緊張を漂わせて尋ねました*] (-198) 2023/03/28(Tue) 13:09:28 |
【見】 元魔王 ジャヤート―― 続くお茶会の幕間に ―― [続くお茶会のその合間に、私は女王陛下の許へと赴く。 警戒はされたかもしれないが、女王に忠実な兵士たちは 彼女の命に従ったままだったろう] 女王陛下。 此度は素晴らしいお茶会にお招き頂き、 ありがとうございました。 [最初に謁見した時と同じ、 右手を胸元に添えた慇懃な礼をしてみせてから] 私は、此方で失礼いたします。 此方の世界では、本当に善い経験をさせていただきました。 [元居た世界では、 人の子と優しい言葉を交わすなどということ自体 有り得なかったことだ。 敵意も殺意も、凡そあらゆる負の感情と無縁に 穏やかに共存することができたことにあらためて感謝する。] (@39) 2023/03/29(Wed) 5:44:00 |
【見】 元魔王 ジャヤート女王陛下。 私は、私として生きることを決めました。 [それは、本当の意味で 『魔王』としての死を迎えるということ。 そして、舞台装置としてではなく、 自ら舞台の上にのぼり、自分の『物語』を紡ぐということ。 自由とは、決して誰かに与えられるものではなく 自らの在り方を自分の意志で選択できるということ。 そして、私が生きたいと願う世界は、 この世界でも、元居た世界でもなく―――…] (@40) 2023/03/29(Wed) 5:44:26 |
【見】 元魔王 ジャヤート[決断の時間を頂いたことに感謝の意を示して] ……さようなら、陛下。 どうか善き治世を。 そして何より貴女自身のこれからの幸福を 心よりお祈り申し上げます。 [嘗ての、とはいえ魔王であった自分が祈るなどと 烏滸がましいかもしれないが。 それでも、心からの願いと共に微笑んで。 彼女の手の甲に軽く口づけてみせる。 一瞬、兵士たちの殺気立つ気配を感じたが それもすぐに失せたことだろう。 ゆらり、と。 蝋燭の火が風に吹かれて消えるように 私の身体は、夢幻のようにその場から消えた。 ―――そうして。 これが、異なる世界からやってきた 『魔王』と呼ばれ生きてきた者の最期でした。]* (@41) 2023/03/29(Wed) 5:46:13 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 異邦の料理人 フィエ[…時は遡り。 女王陛下にお別れを告げるより少し前の話。] 恥ずかしながら、 私が差し上げられそうな何かというのが 思いつかなかったもので。 [今の私は、身一つでこの世界に来た身の上故。] …ですが、よかった。 とても良く似合っています。 [ほんのりと暗く、そして光沢を帯びた濃い赤色は 文字通り血のように赤く、彼女の首許を彩った。>>-197 白いエプロンももちろん似合うが、 もっと、着飾った姿を見るのも悪くないかもしれない。 白い装束も、あるいは夏の花のような色鮮やかなドレスも 彼女には、似合いそうだ。] (-215) 2023/03/29(Wed) 5:47:21 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 異邦の料理人 フィエ……そんなに身構えないでいただきたい。 [瞳に漂う緊張の色に>>-198 なんだか微笑ましい心持になって自然と目を細めてしまう] このまま、お茶会に付き合っていただいて ついでに私の気がすむまでドレスで着飾らせてほしい、 というのは冗談ですが。 [とはいえ、正直アイデアとしては捨てがたいが。 今は、それよりも。] 短い時間でしたが、貴女やアルレシャ嬢と お話しできたこと、とても得難く忘れ難い思い出になりました。 …いえ、失礼。 今の気持ちを言葉にするならば。 これは忘れ難いというよりも、失えないという想いが とても強いですね。 …。 (-216) 2023/03/29(Wed) 5:47:59 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 異邦の料理人 フィエ[それから。 拒まれなければ、彼女の手をとって その掌に希うように、そっと口づける。] ……いつか、私が。 本当の意味で『魔王』ではなくなったとき 貴女の手を…貴女のお力添えを願いたい。 [『魔王』としてではなく、私自身として生きる。 役割のためではなく、自分の意志で誰かと共に 自分の『物語』を生きる。 私のこの願いを叶えるのに、どれほどの時間がかかるか 代償はどれほどのものになるのか。 それは、わからないけれど。] (-217) 2023/03/29(Wed) 5:48:47 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 異邦の料理人 フィエ…勿論、ご迷惑でなければの話ですが。 ただ、願わくば。 私の願いが叶うならば、私が生きる世界は 貴女の世界の、貴女に近い場所で在りたいのです。* (-219) 2023/03/29(Wed) 5:49:33 |
【独】 元魔王 ジャヤート/* おはようございます。 フィエ嬢には遅くなってしまい申し訳ありません。 そしてそれ以上に結構な無茶振りをしてしまったな、と。 (私自身はやりたいことをして後悔はしていないのですが、ご迷惑でしたらすみません) (-220) 2023/03/29(Wed) 5:51:49 |
【秘】 異邦の料理人 フィエ → 元魔王 ジャヤートあ……ありがとうございます。 [今までのさりげなく存在する黒紫とは違う、嫌が応にも目を引く血のような赤。なるほど、確かにこれは贈り主の事を強く印象づけずにはおかないかもしれません。 これはもしかして、なかなか重いものを受け取ってしまったかもな、とも思いつつ。 私の緊張を見て取ったか、ジャヤートさんが私に向け安心させるように目を細め、それを受けて多少気分も落ち着きました。] ドレスで!? ……あ、ああ。冗談ですね。なるほど。 このご縁がジャヤートさんの思い出になったというのから、嬉しい限りです。 そうですね。失くすには惜しい思い出ですが。ですが… [そう言って、少し口ごもりました。] (-242) 2023/03/29(Wed) 18:03:37 |
【秘】 異邦の料理人 フィエ → 元魔王 ジャヤート正直言うと、私はここに来る直前の事をほとんど覚えていないんです。どうしてここに来たのかも… もしかしたら、帰ったらここの事を忘れてしまうか、そうでなくても夢みたいなものと思って、この記憶も段々思い出せなくなってしまうかもしれません。 だから、どんなお約束も絶対とは言えないかもしれませんが… (-243) 2023/03/29(Wed) 18:09:29 |
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